JP6885291B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
こうした点火時期制御を実行する内燃機関の制御装置については、特許文献1に開示されているように、いずれかの気筒でのノッキングの発生に基づいてすべての気筒について点火時期を遅角する全気筒制御と、各気筒でのノッキングの発生を検出して気筒毎に点火時期を遅角する気筒別制御と、が知られている。
図1に示すECU10が制御する内燃機関90は、シリンダブロックに複数の気筒を備えている。各気筒の燃焼室91には、吸気通路94が接続されている。吸気通路94には、スロットルバルブ95が設けられている。また、吸気通路94には、燃料噴射弁96が設けられている。内燃機関90では、吸気通路94を通じて空気と燃料からなる混合気が燃焼室91に導入される。
ノッキング検出部11は、ノックセンサ83から入力される信号に基づいて、ノッキングの発生有無を検出する。ノッキング検出部11は、複数の気筒のうち、いずれの気筒でノッキングが発生したかを判別することもできる。
(イ)内燃機関90の暖機が完了した時点からの経過時間が規定時間以上である。
(ロ)内燃機関90の始動が開始されてからの吸入空気量Gaの積算値が規定値以上である。
(ハ)アイドル運転中である。
(ニ)フューエルカット中である。
次に、図3を参照して、点火時期制御の基本的な処理の流れを説明する。この一連の処理は、点火時期制御部12及びノッキング検出部11によって実行される。また、この一連の処理は、内燃機関90の運転中に規定の制御周期毎に繰り返し実行される。なお、点火時期は、圧縮上死点を基準とした進角側へのクランク角で表される。すなわち、点火時期が圧縮上死点よりも進角側であるほど点火時期を示す値は大きくなる。
ステップS202では、点火時期制御部12が、基本点火時期ABSEから限界遅角点火時期AKMFを引いた差を、限界遅角量AKMAXの値として設定する。その後、処理がステップS203に移行する。なお、限界遅角量AKMAXは、点火時期制御における基本点火時期ABSEに対する目標点火時期AOPの遅角量の上限値となっている。
ステップS206では、点火時期制御部12によって、基本点火時期ABSEからの点火時期の遅角量である点火時期遅角量AKNKが算出される。点火時期遅角量AKNKの算出は、限界遅角量AKMAXに、ノック制御量AKCSを加算し、ノック学習値AGKNKを減算することで行われる(AKNK←AKMAX+AKCS−AGKNK)。なお、ノック学習値AGKNKは、クランク角で表され、大きいほど点火時期を進角させる量が大きいことを示す値であり、後述の学習処理において設定される値である。
ステップS304では、点火時期制御部12は、ノック学習値AGKNKの値を規定の量だけ減少させる。なお、ステップS304では、ノック学習値AGKNKの値を規定の量だけ減少させるとともに、ノック制御量AKCSの値も同様に規定の量だけ減少させる。また、ノック学習値AGKNKの初期値は「0」であり、規定の量は、「α」よりも小さい値とされている。こうしてステップS304において、ノック学習値AGKNKの値を更新すると、本処理ルーチンが一旦終了される。
全気筒制御では、図3のステップS203において、ノッキング検出部11によって複数の気筒のうちいずれかの気筒でノッキングが発生しているか否かが判定される。この判定結果に基づいてステップS204以降の処理が実行され、すべての気筒に対して点火時期遅角量AKNKが設定される。
さらに、ECU10で実行される点火時期制御では、ノック学習値AGKNKとして、図5に示すように、共通学習値AGKNKCOMと気筒別学習値AGKNKCYL(n)との和を用いる。なお、「n」は正の整数であり、内燃機関90の気筒の番号と対応している。各気筒では、各気筒に対応した気筒別学習値AGKNKCYL(n)を用いて点火時期制御が行われる。共通学習値AGKNKCOMと気筒別学習値AGKNKCYL(n)は、ECU10が備える記憶領域の別の区画にそれぞれ保存されている。
次に本実施形態にかかるECU10の作用とともに、その効果について説明する。
・上記実施形態において図3及び図4を用いて説明した処理の流れは、点火時期制御の処理の一例である。点火時期制御の具体的な処理の流れは、これに限定されるものではなく適宜変更可能である。
Claims (1)
- 複数の気筒を有する内燃機関に適用され、
前記複数の気筒におけるノッキングの発生有無を気筒毎に検出可能なノッキング検出部と、
前記ノッキング検出部によって検出されるノッキングの発生有無に基づいて点火時期を制御する点火時期制御として、前記複数の気筒のいずれかの気筒におけるノッキングの発生有無に基づいて前記複数の気筒のすべての気筒の点火時期を制御する全気筒制御と、気筒毎のノッキングの発生有無に基づいて各気筒の点火時期を気筒毎に制御する気筒別制御と、を実行する点火時期制御部と、を備える内燃機関の制御装置であって、
内燃機関の始動が開始されてからの規定期間には前記点火時期制御部に前記全気筒制御を実行させ、該全気筒制御の実行後、前記内燃機関がアイドル運転中である、及び前記内燃機関がフューエルカット中であることの少なくとも一方を満たしていることを条件に、前記点火時期制御を前記全気筒制御から前記気筒別制御に移行させる移行部を備える
内燃機関の制御装置。
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