JP4281829B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4281829B2 JP4281829B2 JP2007210101A JP2007210101A JP4281829B2 JP 4281829 B2 JP4281829 B2 JP 4281829B2 JP 2007210101 A JP2007210101 A JP 2007210101A JP 2007210101 A JP2007210101 A JP 2007210101A JP 4281829 B2 JP4281829 B2 JP 4281829B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- cylinder
- fuel injection
- injector
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/06—Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
- F02D41/062—Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up for starting
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/3094—Controlling fuel injection the fuel injection being effected by at least two different injectors, e.g. one in the intake manifold and one in the cylinder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
請求項1に記載した発明では、内燃機関の吸気系に燃料を噴射する吸気噴射用インジェクタと、燃焼室に燃料を直接噴射する筒内噴射用インジェクタとを備える内燃機関の機関始動時における燃料噴射を制御する燃料噴射制御装置において、機関始動開始時に前記筒内噴射用インジェクタによる燃料噴射、及び前記吸気噴射用インジェクタによる燃料噴射を実行し、前記吸気噴射用インジェクタから噴射された燃料が燃焼室に到達するタイミング以降、前記筒内噴射用インジェクタによる燃料噴射を停止する制御手段を備えることをその要旨とする。
以下、この発明にかかる内燃機関の燃料噴射制御装置を具体化した第1の実施形態について、図1〜図5を併せ参照して説明する。
同図1に示されるように、この装置は4サイクル4気筒の内燃機関11を中心として構成されている。この内燃機関11は、第1気筒#1〜第4気筒#4を備えており、これら各気筒12(図1ではそのうちの1つのみを図示)内にはピストン13が備えられている。ピストン13は、内燃機関11の出力軸であるクランクシャフト15にコンロッド14を介して連結され、そのコンロッド14によりピストン13の往復運動がクランクシャフト15の回転運動に変換されるようになっている。
まずはじめに、本実施形態における燃料噴射の制御態様を図2に示す。同図2に示すように、本実施形態では、内燃機関11の機関回転速度NE及び機関負荷Lによって吸気噴射用インジェクタ22を用いるか、筒内噴射用インジェクタ17を用いるか、あるいはこれら双方を用いるかが設定される。なお、ここで内燃機関11の機関負荷Lとは、例えば同内燃機関11の1回転あたりの吸入空気量等によって定義される量である。
すなわち、吸気噴射用インジェクタ22を用いると筒内噴射用インジェクタ17を用いる場合と比較して混合気の均質性を促進しやすい。このため、低負荷から中負荷の運転領域においては、吸気噴射用インジェクタ22を用いることで、混合気の均質性を確保することができる。一方、筒内噴射用インジェクタ17を用いて燃料噴射を行う場合には吸気噴射用インジェクタ22を用いて燃料噴射を行う場合と比較して、気化潜熱により混合気の温度を低下させすい。このため、高負荷運転領域においては、筒内噴射用インジェクタ17を用いることで吸気の充填効率が増大され、機関出力の向上が図られる。
ステップS130では、筒内噴射用噴射割合Rd及び基本燃料噴射量Qbに基づいて次式(2)から、筒内噴射用インジェクタ17による筒内噴射用燃料噴射量Qdが算出される。なお、補正係数Kは内燃機関11の冷却水温や空燃比制御等に基づいて設定される各種補正項である。
この式(2)に示されるように、筒内噴射用噴射割合Rdが大きくなるほど、筒内噴射用インジェクタ17から噴射される燃料噴射量は増大される。
他方、上記ステップS200の処理において、第n気筒の筒内噴射用インジェクタ17についてその初回噴射が終了している旨判断されると(S200:YES)、すなわち初回噴射フラグFFn=「1」である場合には、第n気筒の吸気噴射用インジェクタ22による燃料噴射(ポート噴射)が実行される(S230)。このときには上記筒内噴射用噴射割合Rdが「0」に設定されるとともに、ポート噴射用噴射割合Rpが「1」に設定される。そして、機関始動時に対応したマップを参照して上記基本燃料噴射量Qb、燃料噴射時期、及び燃料噴射期間が設定され、先の図3に示したような一連の燃料噴射制御が行われる。なお、本実施形態では、機関始動時における吸気噴射用インジェクタ22の燃料噴射が、当該吸気噴射用インジェクタ22に対応する気筒の排気行程中に実行されるよう上記マップを構築しているが、例えば吸気行程中に実行されるようにしてもよい。
(1)機関始動開始時に筒内噴射用インジェクタ17による燃料噴射を実行し、その後、吸気噴射用インジェクタ22による燃料噴射に切り替えるようにしている。そのため、機関始動開始時において、速やかに初爆が起きるようになる。そしてその後、吸気噴射用インジェクタ22による燃料噴射に切り替えられることにより、先の初爆をきっかけとして初爆以降における混合気の連続した燃焼、すなわち完爆が起きるようになる。このように上記実施形態によれば、機関始動時において、速やかに初爆を生じさせてこれを完爆につなげることができ、もって良好な機関始動性を確保することができるようになる。
次に、この発明にかかる内燃機関の燃料噴射制御装置を具体化した第2の実施形態について、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
電子制御装置30は、現在の機関運転状態が機関始動開始時であること、及び現在のクランクシャフト15の位相角、すなわちクランク角が確定していること等を条件に、このフローチャートに示される処理を所定周期毎に繰り返し実行する。
まず、機関始動が開始されて(時刻t0)、クランク角の確定がなされると(時刻t1)、第1気筒#1〜第4気筒#4といった各気筒に対応して設けられた筒内噴射用インジェクタ17及び吸気噴射用インジェクタ22からは、上記設定される燃料噴射時期及び燃料噴射期間による燃料噴射が実行される。そして、吸気噴射用インジェクタ22から噴射された燃料が燃焼室16に到達すると、そのタイミング以降、筒内噴射用インジェクタ17による燃料噴射は停止される。(この一例ではクランク角確定後、最初に吸気ポート20aに噴射された燃料、すなわち第3気筒#3に対応した吸気噴射用インジェクタ22から噴射された燃料が、第1気筒#1と第3気筒#3において筒内噴射が行われた後、燃焼室16に到達している。そしてこの燃料到達以降の筒内噴射、すなわち第4気筒#4や第2気筒#2における筒内噴射は停止されている。)
このようにして実行される機関始動時の燃料噴射制御によれば、機関始動開始時において、まず、筒内噴射用インジェクタ17による燃料噴射が実行されることにより、燃料噴射後速やかに初爆が起きる(時刻t2)。そしてその後、吸気ポート20aに噴射された燃料が燃焼室16に到達すると、この初爆をきっかけとして完爆が起きる(時刻t3以降)。ここで、本実施形態では、機関始動開始時において吸気噴射用インジェクタ22による燃料噴射を予め実行するようにしている。そのため、第1の実施形態と比較して、吸気ポート20aに噴射された燃料はより早い時期に燃焼室16へ到達するようになり、機関始動開始から完爆までの時間はより短縮されるようになる。従って、本実施形態によれば、機関始動時において、初爆及び完爆を速やかに生じさせることができるようになり、さらに良好な機関始動性が確保されるようになる。
(1)機関始動開始時に筒内噴射用インジェクタ17による燃料噴射、及び吸気噴射用インジェクタ22による燃料噴射を実行し、吸気噴射用インジェクタ22から噴射された燃料が燃焼室16に到達するタイミング以降、筒内噴射用インジェクタ17による燃料噴射を停止するようにしている。そのため、機関始動開始時において、速やかに初爆が起きるようになる。そしてその後、吸気ポート20aに噴射された燃料が燃焼室16に到達することにより、その初爆をきっかけとして完爆が起きるようになる。ここで、上記実施形態では、機関始動開始時において吸気噴射用インジェクタ22による燃料噴射を予め実行するようにしている。そのため、第1の実施形態と比較して、吸気ポート20aに噴射された燃料はより早い時期に燃焼室16へ到達するようになり、機関始動開始から完爆までの時間をより短縮することができるようになる。従って機関始動時において、初爆及び完爆を速やかに生じさせることができるようになり、さらに良好な機関始動性を確保することができるようになる。
・第1の実施形態では、機関始動開始時にあって内燃機関11の気筒毎における初回の燃料噴射のみ、筒内噴射用インジェクタ17による燃料噴射を実行するようにした。他方、機関始動開始時にあって各気筒に対応して設けられた個々の筒内噴射用インジェクタ17による燃料噴射、すなわち筒内噴射を実行する。そして個々の筒内噴射用インジェクタ17について、連続した燃料噴射の回数を測定し、この回数が予め設定された値(例えば2回)に達したときに、筒内噴射用インジェクタ17による燃料噴射を吸気噴射用インジェクタ22による燃料噴射に切り替えるようにしてもよい。この場合であっても、第1の実施形態に類した効果を得ることができる。
・上記吸気噴射用インジェクタ22は、吸気ポート20aにそれぞれ設けられたインジェクタであったが、これを例えば吸気通路20の途中に設けられるサージタンクに取り付けられるインジェクタとすることや、機関始動時のみ吸気通路20に燃料を噴射するインジェクタ、いわゆるコールドスタートインジェクタとすることもできる。要は、内燃機関の吸気系に燃料を噴射するインジェクタであればよい。
Claims (2)
- 内燃機関の吸気系に燃料を噴射する吸気噴射用インジェクタと、燃焼室に燃料を直接噴射する筒内噴射用インジェクタとを備える内燃機関の機関始動時における燃料噴射を制御する燃料噴射制御装置において、
機関始動開始時に前記筒内噴射用インジェクタによる燃料噴射、及び前記吸気噴射用インジェクタによる燃料噴射を実行し、前記吸気噴射用インジェクタから噴射された燃料が燃焼室に到達するタイミング以降、前記筒内噴射用インジェクタによる燃料噴射を停止する制御手段を備える
ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 前記制御手段は、前記タイミングを機関運転状態に基づいて算出する
請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007210101A JP4281829B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007210101A JP4281829B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004128607A Division JP4253613B2 (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007327498A JP2007327498A (ja) | 2007-12-20 |
JP4281829B2 true JP4281829B2 (ja) | 2009-06-17 |
Family
ID=38928098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007210101A Expired - Fee Related JP4281829B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4281829B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106930875A (zh) * | 2017-01-18 | 2017-07-07 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 甲醇发动机燃料供给系统及启动控制方法 |
JP6638668B2 (ja) * | 2017-02-14 | 2020-01-29 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料噴射制御装置 |
JP7152915B2 (ja) * | 2018-09-18 | 2022-10-13 | 日立Astemo株式会社 | 燃料噴射制御装置及び燃料噴射制御方法 |
EP3978743B1 (en) * | 2019-05-24 | 2023-01-04 | NISSAN MOTOR Co., Ltd. | Internal combustion engine control method and control device |
-
2007
- 2007-08-10 JP JP2007210101A patent/JP4281829B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007327498A (ja) | 2007-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4253613B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
JP4052230B2 (ja) | 内燃機関のノッキング判定装置 | |
JP4423816B2 (ja) | 筒内噴射式内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
GB2398889A (en) | A method of controlling the fuel injection to an ic engine particularly during start up | |
JP4019570B2 (ja) | 筒内噴射式内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
JP3991809B2 (ja) | 内燃機関の始動時燃料噴射装置 | |
JP4281829B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
JP4085901B2 (ja) | 筒内噴射式内燃機関の始動制御装置 | |
JP2018071485A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2002227706A (ja) | 筒内噴射式内燃機関の制御装置 | |
JP2006291939A (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP2005201186A (ja) | 直噴火花点火式内燃機関の制御装置 | |
JP3216456B2 (ja) | 燃料噴射制御装置 | |
JP2009257100A (ja) | 内燃機関の噴射制御装置 | |
JP3695182B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2006291940A (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP4135419B2 (ja) | 筒内噴射式内燃機関の制御装置 | |
JP7047597B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP4220736B2 (ja) | 火花点火式内燃機関の始動制御装置 | |
JP2019108824A (ja) | 燃料噴射制御装置 | |
WO2008059663A1 (fr) | Procédé de commande de moteur à combustion interne | |
JP2006226151A (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
JP5341680B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP5267947B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2020007932A (ja) | 内燃機関の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090224 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090309 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |