JP2009257100A - 内燃機関の噴射制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料噴射弁からの燃料噴射量を変化させることなく、噴孔へのデポジットの堆積を抑制することができる内燃機関の噴射制御装置を提供する。
【解決手段】筒内噴射型の燃料噴射弁3と、噴孔56へのデポジットの堆積量を推定する堆積量推定手段21と、燃料噴射弁からの燃料噴射を制御する噴射制御手段30とを具備する。噴射制御手段は、堆積量推定手段によって推定されたデポジットの堆積量が基準堆積量以上である場合には、デポジットの堆積量が基準堆積量よりも少ない場合に比べて、燃料噴射期間中における燃料噴射弁の噴孔を通る燃料の平均流速が速くなるようにする。
【選択図】図4

Description

本発明は内燃機関の噴射制御装置に関する。
内燃機関の筒内に燃料を直接噴射する筒内噴射型の燃料噴射弁は、燃焼室内において高温・高圧の燃料ガスに晒されることから、その噴孔にはデポジット(カーボン等)が付着・堆積し易いことが知られている。このように燃料噴射弁の噴孔にデポジットが堆積すると、このデポジットが燃料噴射弁の噴孔からの燃料噴射の妨げとなり、燃料噴射量の減少を招いてしまう場合がある。
このような事態を回避するためには、筒内噴射型の燃料噴射弁の噴孔に堆積したデポジットを除去する必要がある。このため、例えば、内燃機関の吸気ポートに燃料を噴射するポート噴射型の燃料噴射弁と筒内噴射型の燃料噴射弁とを具備すると共に機関運転状態に応じてこれら燃料噴射弁からの噴射量を制御する内燃機関では、筒内噴射型の燃料噴射弁の噴孔へのデポジットの堆積量が多いときには、ポート噴射型の燃料噴射弁から燃料を噴射すべき機関運転状態であっても筒内噴射型の燃料噴射弁から燃料噴射を行うこととしている(例えば、特許文献1、2参照)。このように筒内噴射型の燃料噴射弁から燃料噴射を行う機会を増やすことで、筒内噴射型の燃料噴射弁の噴孔に堆積したデポジットを吹き飛ばす頻度を増やすことができ、よって噴孔にデポジットが多量に堆積してしまうのを抑制することができる。
特開2005−120852号公報 特開2005−201083号公報 特開2006−37743号公報 特表2005−504213号公報
ところで、燃料噴射弁の噴孔にデポジットが堆積していてこのデポジットを吹き飛ばそうとした場合、デポジットの吹き飛ばしは燃料噴射弁の噴孔を通る燃料の流量が多いほど効果的に行われると考えられる。上記特許文献1及び特許文献2に開示されたような二つの燃料噴射弁を有する噴射制御装置では、デポジットの堆積量が多いときには筒内噴射型の燃料噴射弁のみから燃料を噴射させることによって、筒内噴射型の燃料噴射弁からの燃料噴射量、すなわち噴孔を通る燃料の流量を増大させている。
ところが、例えば筒内噴射型の燃料噴射弁のみを有する内燃機関では、噴孔へのデポジットの堆積量が多くなったときに燃料噴射弁からの燃料噴射量を増大させてしまうと、燃焼室内の混合気の空燃比が変化してしまい、混合気の燃焼や排気エミッションを適切に制御するのが困難となる。
そこで、本発明の目的は、燃料噴射弁からの燃料噴射量を変化させることなく、噴孔へのデポジットの堆積を抑制することができる内燃機関の噴射制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明では、筒内噴射型の燃料噴射弁と、該燃料噴射弁の噴孔へのデポジットの堆積量を推定する堆積量推定手段と、上記燃料噴射弁からの燃料噴射を制御する噴射制御手段とを具備する内燃機関の噴射制御装置において、上記噴射制御手段は、上記堆積量推定手段によって推定されたデポジットの堆積量が基準堆積量以上である場合には、該デポジットの堆積量が基準堆積量よりも少ない場合に比べて、燃料噴射期間中における燃料噴射弁の噴孔を通る燃料の平均流速が速くなるようにする。
デポジットの吹き飛ばしは、噴孔を流れる燃料の流量が多い場合に加えて、噴孔を流れる燃料の流速が速い場合にも効果的に行われる。第1の発明によれば、デポジットの堆積量が多いときには噴孔を流れる燃料の平均流速が速められるため、噴孔に堆積しているデポジットを効果的に吹き飛ばすことができる。
上記課題を解決するために、第2の発明では、筒内噴射型の燃料噴射弁と、該燃料噴射弁の噴孔へのデポジットの堆積量を推定する堆積量推定手段と、上記燃料噴射弁からの燃料噴射を制御する噴射制御手段とを具備する内燃機関の噴射制御装置において、上記噴射制御手段は、上記堆積量推定手段によって推定されたデポジットの堆積量が基準堆積量以上である場合には、該デポジットの堆積量が基準堆積量よりも少ない場合に比べて、1サイクルにおいて燃料噴射弁の噴孔を通る燃料の流速が最大となっている期間が長くなるようにする。
上記課題を解決するために、第3の発明では、1サイクルにおいて燃料噴射を複数回行うマルチ噴射と1サイクルにおいて燃料噴射を1回行うシングル噴射とを実行可能な筒内噴射型の燃料噴射弁と、該燃料噴射弁の噴孔へのデポジットの堆積量を推定する堆積量推定手段と、機関運転状態に応じてマルチ噴射とシングル噴射とを切り替えるように上記燃料噴射弁からの噴射を制御する噴射制御手段とを具備する内燃機関の噴射制御装置において、上記噴射制御手段は、上記堆積量推定手段によって推定されたデポジットの堆積量が基準堆積量以上である場合には、機関運転状態に関わらずにマルチ噴射を禁止する。
第4の発明では、第3の発明において、上記噴射制御手段は、上記噴射制御手段は、上記堆積量推定手段によって推定されたデポジットの堆積量が基準堆積量以上である場合であっても、内燃機関の暖機完了前には上記マルチ噴射の禁止を実行しない。
本発明によれば、デポジットの堆積量が多いときには、噴孔を流れる燃料の平均流速が速められたり、噴孔を流れる燃料の流速が最大となっている期間が長くされたりするため、噴孔に堆積しているデポジットを効果的に吹き飛ばすことができ、よって噴孔へのデポジットの堆積を抑制することができる。
以下、図面を参照して本発明について詳細に説明する。以下の説明では、同様な構成要素については同一の符号を付す。
図1は、本発明の内燃機関の噴射制御装置を搭載した筒内噴射型火花点火式内燃機関を示している。なお、本発明の内燃機関の噴射制御装置は筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁を有していれば、圧縮自着火式内燃機関等、如何なる内燃機関に搭載することも可能である。
図1を参照すると、1は機関本体、2は各気筒の燃焼室、3は各燃焼室2内にそれぞれ燃料を噴射するための筒内噴射型の燃料噴射弁、4は点火プラグ、5は吸気マニホルド、6は排気マニホルドをそれぞれ示す。吸気マニホルド4は吸気管7を介してエアクリーナ8に連結される。吸気管7内にはステップモータにより駆動されるスロットル弁9が配置される。一方、排気マニホルド6は排気管10を介して排気浄化触媒(例えば、三元触媒)11を内蔵したケーシング12に連結される。
各燃料噴射弁3は燃料リザーバ13に連結される。この燃料リザーバ13は燃料供給管14を介して燃料タンク15に接続される。燃料供給管14には電子制御式の吐出量可変な燃料ポンプ16が配置され、この燃料ポンプ16によって燃料タンク15内の燃料が燃料リザーバ13に供給される。
本実施形態では、燃料噴射弁3から噴射される燃料を制御する噴射制御装置として電子制御ユニット(ECU)30が用いられる。ECU30はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス31によって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ランダムアクセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセッサ)34、入力ポート35および出力ポート36を具備する。吸気管7には吸気管7内を通過する空気の流量を検出するエアフロメータ20が取り付けられ、また排気管10には排気ガスの空燃比を検出するための空燃比センサ21が取付けられる。これらエアフロメータ20及び空燃比センサ21の出力信号は対応するAD変換器37を介して入力ポート35に入力される。
また、アクセルペダル40にはアクセルペダル40の踏込み量に比例した出力電圧を発生する負荷センサ41が接続され、負荷センサ41の出力電圧は対応するAD変換器37を介して入力ポート35に入力される。さらに入力ポート35にはクランクシャフトが例えば15°回転する毎に出力パルスを発生するクランク角センサ42が接続され、このクランク角センサ42により機関回転数が検出される。一方、出力ポート36は対応する駆動回路38を介して燃料噴射弁3、スロットル弁9駆動用のステップモータ、及び燃料ポンプ16に接続される。
図2は、燃料噴射弁3の先端部の断面図である。図2に示したように、燃料噴射弁3は、内部に中空空間を有するほぼ円筒状のノズルボディ51と、このノズルボディ51の中空空間内で摺動(移動)するほぼ円柱形のニードル弁52とを具備する。ノズルボディ51とニードル弁52とはこれらの軸線が同軸になるように配置される。ノズルボディ51の内壁面とニードル弁52との間には燃料が流れる環状流路53が画成され、この環状流路53は燃料リザーバ13に接続され、燃料リザーバ13から環状流路53に燃料が供給される。ノズルボディ51の先端部54はほぼ円錐状であり、この先端部54にはサック部55が形成されると共にノズルボディ51を貫通する複数の噴孔56が設けられる。これら噴孔56は環状流路53と連通している。
ニードル弁52はノズルボディ51の中空空間内で摺動可能であり、これにより燃料噴射弁3からの燃料噴射が制御せしめられる。すなわち、ニードル弁52の先端部57がノズルボディ51の内壁面と接触すると環状流路53が遮断されて噴孔56まで燃料が流れなくなり、よって噴孔56から燃料が噴射されない。一方、ニードル弁52がリフトしてニードル弁52の先端部57がノズルボディ51の内壁面から離れていると、ニードル弁52とノズルボディ51の内壁面との間に環状隙間58が形成され、この環状隙間58を通って燃料が流れるようになり、よって噴孔56から燃料が噴射される。したがって、ニードル弁52のリフト量が零のときには燃料が噴射されず、ニードル弁52がリフトされると燃料が噴射される。
本実施形態の内燃機関では、燃焼室2内において主に二つの燃焼形態、すなわち均質燃料燃焼と成層燃焼とにより混合気の燃焼が行われる。均質燃焼は、吸気行程中又は圧縮行程初期に燃料を噴射して燃焼室2全体に亘って混合気の空燃比をほぼ均一にしてから混合気に点火することにより行われる燃焼であり、燃焼室2全体の混合気の空燃比はほぼ理論空燃比となっている状態で燃焼が行われる。均質燃焼は、大きな出力トルクを得やすいため、機関高負荷運転時等に行われる。
一方、成層燃焼は、点火直前の圧縮行程中に燃料を噴射して、燃焼室2内において点火プラグ4近傍のみに燃料を偏在させた状態で混合気に点火することにより行われる燃焼であり、燃焼室2全体の混合気の空燃比はリーンとなっている状態で燃焼が行われる。成層燃焼では、燃料噴射量の少ない機関低負荷運転時においてもスロットルの絞りを小さくすることができ、よってポンピング損失を低減することができる。また、燃焼は主に点火プラグ4近傍のみで行われるため、冷却損失も低減でき、ひいては燃費性能を大幅に向上させることができる。
図3は、吸気下死点付近から圧縮上死点付近にかけての各燃焼室2への燃料噴射弁3からの噴射量の推移を示す図である。均質燃焼を行う場合には、燃焼室2内への燃料噴射を行ってから点火プラグ4による点火が行われるまでの間に燃焼室2内の空気と燃料が均一に混合するように、比較的早く燃料噴射を行う必要がある。図示した実施形態では、図3(A)に示したように、吸気下死点付近において燃料噴射弁3から燃焼室2内への燃料噴射が行われる。
一方、成層燃料を行う場合には、燃料噴射弁3から噴射した燃料が燃焼室5内で拡散する前に点火プラグ4による点火が行われるように、比較的遅く燃料噴射を行う必要がある。図示した実施形態では、図3(B)に示したように、圧縮上死点付近において圧縮行程中に燃料噴射弁3から燃焼室2内への燃料噴射が行われる。
また、本実施形態の内燃機関では、燃焼室2内に供給された混合気の空燃比が機関運転状態に応じて定められる目標空燃比AFTに一致するように、排気管10内に配置された空燃比センサ21の出力に基づいて算出される出力空燃比AFを用いてフィードバック制御されている。以下では、このフィードバック制御について簡単に説明する。
燃料噴射弁3からの燃料噴射量は下記式(1)に基づいて算出される最終燃料噴射量Qfinに基づいて行われ、これにより最終燃料噴射量Qfinに対応した量の燃料が燃料噴射弁3からの燃料噴射によって燃焼室2内に供給される。なお、下記式(1)において、Qbseは基本燃料噴射量、FAFはフィードバック補正係数、KGは空燃比学習値、Aはその他の補正係数をそれぞれ示している。
Qfin=Qbse・FAF・KG・A …(1)
上記式(1)の基本燃料噴射量Qbseは、機関回転数、機関負荷、これらに基づいて定められた目標空燃比AFT等の機関運転状態に基づいて算出される。こうして算出される基本燃料噴射量Qbseは、負荷センサ41によって検出される機関負荷が高くなるほど多くされる。上記式(1)のフィードバック補正係数FAFは、内燃機関の空燃比が機関運転状態に基づいて定められた目標空燃比AFTへと近づくようにフィードバック制御すべく燃焼噴射量を補正するための値である。空燃比センサ21の出力空燃比AFが目標空燃比AFTよりもリッチ側の値であるかリーン側の値であるかに応じて、「1.0」を中心に増減せしめられる。すなわち、フィードバック補正係数FAFは、空燃比センサ21の出力空燃比AFが目標空燃比AFTよりもリッチ側の値であるときには燃料噴射量を減量補正すべく所定量だけ小さくされ、リーン側の値であるときには燃料噴射量を増量補正すべく所定量だけ大きくされる。
上記式(1)の空燃比学習値KGは、上記フィードバック制御中にフィードバック補正係数FAF(正確には、その平均値FAFAV)が、「1.0」を中心とする所定範囲内に収束するように燃料噴射量を補正すべく増減する値である。上記平均値FAFAVは、空燃比センサ21の出力空燃比がリーン側からリッチ側へ又はその逆へ反転した時のフィードバック補正係数FAFと、その次に出力空燃比が反転した時のフィードバック補正係数FAFとを平均した値である。空燃比学習値KGは、平均値FAFAVが上記所定範囲から増大側に外れているときには徐々に大きくされ、逆に平均値FAFAVが上記所定範囲から減少側に外れているときには徐々に小さくされる。このように平均値FAFAVに基づいて空燃比学習値KGを増減させることで、平均値FAFAVが上記所定範囲内に収束するようになる。そして、平均値FAFAVが所定範囲内に収束したときの空燃比学習値KGは、機関本体1の実際の空燃比の目標空燃比に対するずれ量に対応する値として学習される。
ところで、本実施形態の内燃機関では、図3(A)、図3(B)に示したように1サイクルにおいて燃料噴射を1回行うシングル噴射に加えて、図3(C)に示したように1サイクルにおいて燃料噴射を複数回行うマルチ噴射を行うことができる。なお、図3(C)に示した例では、吸気下死点付近で1回目の噴射を行い、圧縮上死点付近で2回目の噴射を行っているが、マルチ噴射における各燃料噴射を行う時期は図3(C)に示したような時期には限られない。また、図3(C)に示した例では、燃料噴射を2回行うマルチ噴射を示しているが、複数回噴射していれば3回以上に分けて噴射してもよい。
次に、このようなマルチ噴射を行う時期について説明する。例えば、燃料噴射弁3から燃料噴射を連続的に行うと、燃料噴射弁3から噴射された燃料により燃焼室2内の空気に運動量が与えられ、空気が燃焼室2内を旋回し易くなる。内燃機関の冷間始動時、特に機関本体1が十分に暖機されていない時に、このような燃焼室2内での空気の旋回が生じると、燃料がボアに付着し易くなる。したがって、燃料によるオイル希釈が生じ易くなってしまう。ここで、燃料噴射弁3からの燃料噴射を断続的に行えば、すなわちシングル噴射ではなくマルチ噴射を行えば、燃料のボアへの付着を抑制することができ、よって燃料によるオイル希釈を抑制することができる。
また、内燃機関の冷間始動時、特に排気浄化触媒11が十分に暖機されていない時には、排気浄化触媒11を暖機させるために点火時期を大幅に遅角して、機関本体1から排出される排気ガスを昇温する必要がある。このように点火時期を大幅に遅角した場合には、均質燃焼を行おうとしても混合気に着火しにくいため、成層燃焼を行う必要がある。このとき噴射すべき燃料の全量を点火直前に噴射すると、燃料が十分に空気と混合しないことによりスモークが発生してしまうことがある。ここで、噴射すべき燃料の全量を点火直前に噴射しなければ、すなわちマルチ噴射を行って噴射すべき燃料の一部を先に噴射しておけばスモークの発生を抑制することができる。
そこで、本実施形態の内燃機関では、内燃機関の冷間始動時、すなわち機関本体1及び排気浄化触媒11の暖機中においては、燃料によるオイル希釈及びスモークの発生を抑制すべく、マルチ噴射を行うこととしている。
また、筒内噴射型の内燃機関では、機関回転数が高い(中高回転)ときには燃焼室2内の空気に乱れが生じているため噴射された燃料と空気は混ざり易いが、機関回転数が低い(低回転)ときには、燃焼室2内に生じる空気の乱れが小さい。さらに、機関低負荷運転時には燃料噴射量が少ないため燃料と空気は混ざり易いが、機関中高負荷運転時には噴射量が多いため燃料と空気は混ざりにくい。したがって、低回転中高負荷運転時には燃料と空気が混ざりにくく、空気中の燃料の均質性が低くなり、よって燃焼の悪化を招いてしまう場合がある。そこで、本実施形態の内燃機関では、低回転中高負荷運転時には、マルチ噴射を行うことで、燃料と空気が混ざり易くなるようにしている。
ところで、内燃機関の燃焼室2内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁3では、燃料噴射弁3の噴孔56が燃焼室2内の燃焼ガス等に直接晒されるため、噴孔56にはデポジットが付着・堆積し易い。このように噴孔56にデポジットが堆積すると、噴孔56からの燃料噴射の妨げとなるため、燃料噴射弁3からの実際の燃料噴射量が目標噴射量よりも減少してしまう場合があり、これによって燃焼状態の悪化や、失火等を招いてしまうおそれがある。
ここで、このように燃料噴射弁3の噴孔56にデポジットが堆積した場合に、堆積しているデポジットを除去する方法として、燃料噴射弁3からの噴射燃料により堆積しているデポジットを吹き飛ばすことが考えられる。このようなデポジットの吹き飛ばしは、噴孔56を通る燃料の流量が多いほど、且つ噴孔56を通る燃料の流速が速いほど効果的に行われる。
しかしながら、噴孔56を通る燃料の流量、すなわち燃料噴射弁3からの燃料噴射量は、機関負荷等に応じて定まるものであり、燃料噴射弁3の噴孔56へのデポジットの堆積量に応じて変更することはできない。そこで、本実施形態では、燃料噴射弁3の噴孔56へのデポジットの堆積量が多くなった場合に、デポジットの堆積量が少ない場合に比べて燃料噴射弁3の噴孔56内を通る燃料の流速を速めるようにしている。
より詳細には、本実施形態では、噴孔56へのデポジットの堆積量が多くなった場合に、1サイクルにおいて燃料噴射弁3が開弁している期間中における燃料噴射弁3の噴孔56内を通る燃料の平均流速を速めることとしている。或いは、本実施形態では、噴孔56へのデポジットの堆積量が多くなった場合に、1サイクルにおいて燃料噴射弁3のニードル弁52のリフト量が最大となっている期間、すなわち噴孔56内を通る燃料の流速が最大となっている状態で燃料噴射を行っている期間が長くなるようにしている。
具体的には、本実施形態では、デポジットの堆積量を検出又は推定する堆積量推定手段によって推定された噴孔56へのデポジットの堆積量が基準堆積量以上である場合には、マルチ噴射を禁止する。したがって、斯かる場合には、マルチ噴射を実行すべき機関運転状態であったとしてもシングル噴射が実行される。なお、基準堆積量は、例えば、それ以上噴孔56へのデポジットの堆積量が多くなると機関運転状態の悪化を招くような堆積量とされ、予め実験等により設定される値である。
図4は噴孔56内を通る燃料の流速の推移を示す図であり、図4(A)はシングル噴射を行った場合、図4(B)はマルチ噴射を行った場合をそれぞれ示している。なお、図4(A)及び図4(B)は、燃料噴射量が同一となっている場合を示している。
図4から分かるように、シングル噴射を行った場合(図4(A))には、マルチ噴射を行った場合(図4(B))に比べて、噴孔56を通る燃料の流速が最大となっている期間(すなわち、ニードル弁52のリフト量が一定のリフト量以上となっている期間)が長い。図示した例では、シングル噴射時(図4(A))に燃料の流速が最大となっている期間Xは、マルチ噴射時(図4(B))の1回目の燃料噴射における燃料の流速が最大となっている期間Yと、2回目の燃料噴射における燃料の流速が最大となっている期間Zとの合計期間の倍程度の期間となっている(X>Y+Z)。
また、図4中の破線は、1サイクルにおいて燃料噴射弁3が開弁している期間中、すなわち1サイクルにおいて燃料噴射弁3から燃焼室2内へと燃料噴射が行われている期間中における燃料噴射弁3の噴孔56内を通る燃料の平均流速を示している。図から分かるように、シングル噴射が行われている場合における平均流速αはマルチ噴射が行われている場合における平均流速βよりも速い。
このように、シングル噴射を行っている場合には、1サイクルにおいて噴孔56を通る燃料の流速が最大となっている期間が長く且つ1サイクルにおいて燃料噴射弁3が開弁している期間中における燃料噴射弁3の噴孔56を通る燃料の平均流速も速いため、マルチ噴射を行っている場合に比べて、噴孔56に堆積しているデポジットを吹き飛ばし易い。したがって、デポジットの堆積量を検出又は推定する堆積量推定手段によって推定された噴孔56へのデポジットの堆積量が所定量以上である場合にマルチ噴射を禁止することによって、噴孔56に堆積しているデポジットを迅速に吹き飛ばすことができるようになり、その結果、噴孔56にデポジットが堆積するのを抑制することができる。
次に、本実施形態におけるデポジットの堆積量を検出又は推定する堆積量推定手段によるデポジットの堆積量の推定方法について説明する。噴孔56へのデポジットの堆積量が増加すると、噴孔56を通過する燃料の流量が減少し、ニードル弁52のリフト量に対する燃料噴射量が減少することになる。このように燃料噴射量が減少すると、排気ガスの空燃比は目標空燃比よりもリーンになり、これによってフィードバック補正係数FAFが大きくされると共に、それに伴って空燃比学習値KGが大きくされる。すなわち、噴孔56へのデポジットの堆積量が増加すると、空燃比学習値KGが大きくされる。
したがって、本実施形態では、堆積量推定手段は、空燃比学習値KGに基づいて噴孔56へのデポジットの堆積量を推定する。すなわち、空燃比学習値KGの値が大きくなるほど噴孔56へのデポジットの堆積量が増大したものと推定する。
なお、上記実施形態では、堆積量推定手段として空燃比学習値KGに基づいてデポジットの堆積量を推定するものが用いられているが、これに限らずデポジットの堆積量と相関を有する内燃機関1の機関運転状態を示すパラメータに基づいて堆積量を推定することができれば如何なる方法で堆積量を推定してもよい。
ところで、上述したように、機関冷間始動時においては、シングル噴射を行うと燃料によるオイル希釈やスモークの発生を招いてしまう。そこで、本実施形態では、機関冷間始動時、すなわち機関冷却水の温度が低いときには、噴孔56へのデポジットの堆積量が多いときでもマルチ噴射を行うこととしている。これにより、燃料によるオイル希釈やスモークの発生を抑制することができる。
図5は、燃料の噴射形態(シングル噴射及びマルチ噴射)を制御する噴射形態制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。図示した制御ルーチンは各サイクル毎に行われる。
図5に示したように、まずステップS11では、空燃比センサ21の出力に基づいて空燃比学習値KGが算出される。次いで、ステップS12では、ステップS11で算出された空燃比学習値KGに基づいて噴孔56へのデポジットの堆積量DMが算出される。
次いで、ステップS13及びステップS14では、ステップS12で算出されたデポジットの堆積量DMが基準堆積量DMSよりも少ないか否か、及び機関冷却水温WTが基準冷却水温TWS以上であるか否か、すなわち機関本体1及び排気浄化触媒11の暖機が完了したか否かが判定される。ステップS13及びS14において、デポジットの堆積量DMが基準堆積量DMSよりも少ないと判定された場合、又は機関冷却水温WTが基準冷却水温WTSよりも低いと判定された場合にはステップS15へと進む。ステップS15では、予め実験等によって求められたマップにより機関運転状態に応じて噴射回数が決定され、ステップS17へと進む。
一方、ステップS13及びS14において、デポジットの堆積量DMが基準堆積量DMS以上であり且つ機関冷却水温WTが基準冷却水温WTS以上であると判定された場合には、ステップS16へと進む。ステップS16ではマルチ噴射が禁止される。したがって、マルチ噴射を実行すべき機関運転状態であってもマルチ噴射は実行されない。次いで、ステップS17へと進む。ステップS17では、ステップS15又はステップS16で設定された形態で燃料噴射が実行される。
なお、ニードル弁52のリフト速度(上昇速度)を変更可能な燃料噴射弁3を用いて機関運転状態に応じて燃料噴射弁3のニードル弁52のリフト速度を変更している内燃機関では、噴孔56へのデポジットの堆積量が基準堆積量以上となった場合に、機関運転状態と無関係にニードル弁52のリフト速度が最大となるようにしてもよい。これにより、1サイクルにおいて燃料噴射弁3が開弁している期間中における燃料噴射弁3の噴孔56を通る燃料の平均流速を速めることができると共に、噴孔56を通る燃料の流速が最大となっている期間を長くすることができ、よって噴孔56へのデポジットの堆積を抑制することができる。
次に、図6を参照して本発明の第二実施形態の噴射制御装置について説明する。第二実施形態の噴射制御装置の構成は基本的に第一実施形態の噴射制御装置の構成と同様であるが、第二実施形態の噴射制御装置の搭載される内燃機関は筒内噴射型の燃料噴射弁3に加えて、ポート噴射型の燃料噴射弁25が設けられている。
図6に示したように、各ポート噴射型の燃料噴射弁25は燃料リザーバ26に連結される。この燃料リザーバ26は燃料供給管27を介して燃料タンク15に接続される。燃料供給管27には電子制御式の吐出量可変な燃料ポンプ28が配置され、この燃料ポンプ28によって燃料タンク15内の燃料が燃料リザーバ26に供給される。また、ポート噴射型の燃料噴射弁25及び燃料ポンプ28は対応する駆動回路38を介して出力ポート36に接続される。
本実施形態の内燃機関では、基本的に機関負荷に応じて筒内噴射型の燃料噴射弁3とポート噴射型の燃料噴射弁25からの燃料噴射量を調整している。すなわち、機関高負荷運転時には均質燃焼を行う必要があるためポート噴射型の燃料噴射弁25からの燃料噴射量が多くされ、機関低負荷運転時には成層燃焼を行う必要があるため筒内噴射型の燃料噴射弁3からの燃料噴射量が多くされる。
ところで、上述したように、噴孔56にデポジットが堆積すると、筒内噴射型の燃料噴射弁3からの実際の燃料噴射量が減少してしまう。そこで、本実施形態では、噴孔56へのデポジットの堆積量が多くなるほど両燃料噴射弁3、25からの目標燃料噴射量が多くなるように目標燃料噴射量を増量補正することとしている。これにより、噴孔56にデポジットが堆積することによる燃料噴射弁3からの燃料噴射量の減少分を補償することができる。
図7は、本実施形態における燃料噴射量の補正について説明するための図である。図中のケースAは、目標燃料噴射量の増量補正を行うにあたって筒内噴射型の燃料噴射弁3からの燃料噴射量(以下「筒内噴射量」という)とポート噴射型の燃料噴射弁25からの燃料噴射量(以下「ポート噴射量」という)とを均等に増量補正する場合を示している。図中のケースBは、目標燃料噴射量の増量補正を行うにあたって、ポート噴射量を増量補正することなく、筒内噴射量のみを増量補正する場合を示している。この場合、筒内噴射量の増量補正分は、ケースAの場合における筒内噴射量の増量補正分aとポート噴射量の増量補正分bとを合計した量(a+b)に等しい。
図中のケースCは、目標燃料噴射量の増量補正を行うにあたって、ポート噴射量を減量補正すると共に、筒内噴射量をポート噴射量の減量補正分を考慮して大幅に増量補正する場合を示している。この場合、筒内噴射量の増量補正分は、ケースBの場合における筒内噴射量の増量補正分(a+b)と、ポート噴射量の減量補正分cとを合計した量(a+b+c)に等しい。
本実施形態では、ケースCに示したように両燃料噴射弁3、25からの燃料噴射量の補正が行われる。このように、筒内噴射量を多くすることにより、噴孔56を通る燃料の流量が多くなり、よって噴孔56に堆積したデポジットを効果的に吹き飛ばすことができるようになる。
ただし、噴孔56へのデポジットの堆積量が上述した基準堆積量以上となった場合には、ポート噴射型の燃料噴射弁25からの燃料噴射を禁止して、筒内噴射型の燃料噴射弁3のみから燃料噴射を行う。これにより、デポジットが多量に噴孔56に堆積した場合には、迅速にデポジットを吹き飛ばすことができるようになる。
図8は、両燃料噴射弁3、25からの噴射比率を制御する噴射比率制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。図示した制御ルーチンは各サイクル毎に行われる。
ステップS21及びS22は、図5に示したステップS11及びS12と同様であるため説明を省略する。ステップS23では、予め実験等によって求められたマップにより機関運転状態に基づいて筒内噴射量とポート噴射量との比率が算出される。次いで、ステップ24では、機関冷却水温WTが基準冷却水温TWSよりも低いか否かが判定される。機関冷却水温WTが基準冷却水温TWSよりも低いと判定された場合にはステップS28へと進む。
一方、ステップS24において機関冷却水温WTが基準冷却水温TWS以上であると判定された場合にはステップS25へと進む。ステップS25では、デポジットの堆積量DMが基準堆積量DMSよりも少ないか否かが判定される。デポジットの堆積量DMが基準堆積量DMSよりも少ないと判定された場合にはステップS26へと進む。ステップS26では、図7のケースCに示したように、燃料噴射量の補正量が算出されると共に、算出された補正量を用いてステップS23で算出された噴射比率が補正され、ステップS28へと進む。
一方、ステップS25において、デポジットの堆積量DMが基準堆積量DMS以上であると判定された場合にはステップS27へと進む。ステップS27では、ステップS23で算出された噴射比率に関わらずにポート噴射が禁止される。ステップS28では、ステップS23、S26又はS27において定められた両燃料噴射弁3、25からの燃料噴射量に基づいて、所定の燃料噴射時期に両燃料噴射弁3、25、或いは一方の燃料噴射弁のみから燃料噴射が行われる。
本発明の内燃機関の噴射制御装置を搭載した筒内噴射型火花点火式内燃機関を示す図である。 燃料噴射弁の先端部の断面図である。 吸気下死点付近から圧縮上死点付近にかけての各燃焼室への燃料噴射弁からの噴射量の推移を示す図である。 噴孔内を通る燃料の流速の推移を示す図である。 燃料の噴射形態(シングル噴射及びマルチ噴射)を制御する制御ルーチンのフローチャートである。 本発明の第二実施形態の内燃機関の噴射制御装置を搭載した火花点火式内燃機関を示す図である。 燃料噴射量の補正について説明するための図である。 両燃料噴射弁からの噴射比率を制御する制御ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
1 機関本体
2 燃焼室
3 筒内噴射型の燃料噴射弁
4 点火プラグ
5 吸気マニホルド
6 排気マニホルド
20 エアフロメータ
21 空燃比センサ
25 ポート噴射型の燃料噴射弁
30 電子制御ユニット(ECU)

Claims (4)

  1. 筒内噴射型の燃料噴射弁と、該燃料噴射弁の噴孔へのデポジットの堆積量を推定する堆積量推定手段と、上記燃料噴射弁からの燃料噴射を制御する噴射制御手段とを具備する内燃機関の噴射制御装置において、
    上記噴射制御手段は、上記堆積量推定手段によって推定されたデポジットの堆積量が基準堆積量以上である場合には、該デポジットの堆積量が基準堆積量よりも少ない場合に比べて、燃料噴射期間中における燃料噴射弁の噴孔を通る燃料の平均流速が速くなるようにする、噴射制御装置。
  2. 筒内噴射型の燃料噴射弁と、該燃料噴射弁の噴孔へのデポジットの堆積量を推定する堆積量推定手段と、上記燃料噴射弁からの燃料噴射を制御する噴射制御手段とを具備する内燃機関の噴射制御装置において、
    上記噴射制御手段は、上記堆積量推定手段によって推定されたデポジットの堆積量が基準堆積量以上である場合には、該デポジットの堆積量が基準堆積量よりも少ない場合に比べて、1サイクルにおいて燃料噴射弁の噴孔を通る燃料の流速が最大となっている期間が長くなるようにする、噴射制御装置。
  3. 1サイクルにおいて燃料噴射を複数回行うマルチ噴射と1サイクルにおいて燃料噴射を1回行うシングル噴射とを実行可能な筒内噴射型の燃料噴射弁と、該燃料噴射弁の噴孔へのデポジットの堆積量を推定する堆積量推定手段と、機関運転状態に応じてマルチ噴射とシングル噴射とを切り替えるように上記燃料噴射弁からの噴射を制御する噴射制御手段とを具備する内燃機関の噴射制御装置において、
    上記噴射制御手段は、上記堆積量推定手段によって推定されたデポジットの堆積量が基準堆積量以上である場合には、機関運転状態に関わらずにマルチ噴射を禁止する、噴射制御装置。
  4. 上記噴射制御手段は、上記堆積量推定手段によって推定されたデポジットの堆積量が基準堆積量以上である場合であっても、内燃機関の暖機完了前には上記マルチ噴射の禁止を実行しない、請求項3に記載の内燃機関の噴射制御装置。
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