JP6884574B2 - 粉体粒子表面の改質方法 - Google Patents
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すなわち、上記第1の課題を解決する本発明は、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化鉛及び酸化錫から選ばれる金属酸化物を含む粉体粒子を、分子構造中に酸素原子を有する油剤に浸漬させることを特徴とする、粉体粒子表面の改質方法である。
従来技術では、任意の乳化状態を有するエマルションを得るために目的の表面特質を有する粉体粒子を得るためには、まず表面処理剤を選択し、これと粒子を反応させるという煩雑な手間が必要であった。しかし、本発明の粉体粒子表面の改質方法によれば、このような煩雑な工程を踏むことなく、簡易に酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化鉛及び酸化錫から選ばれる金属酸化物を含む粉体粒子表面を改質することができる。
本発明により酸化チタンを含む粉体粒子の表面を改質することにより、紫外線防御能を有し、かつ安定なピッカリングエマルションを得ることが可能となる。
粉体粒子をシリコーン油に浸漬させることで、より簡易に粒子の表面を改質することができる。
環状シリコーン油は、一般的にサンスクリーン剤等の皮膚外用剤の油剤として用いられる。そのため、粉体粒子を環状シリコーン油に浸漬させることにより、皮膚外用剤への応用が可能な粉体粒子を提供することができる。
浸漬させる工程を室温以上で行うことで、粉体粒子の表面を改質するための浸漬時間を短縮することができる。
本発明の乳化状態の調整方法によれば、簡易にエマルションの乳化状態を調整することができる。
本発明のピッカリングエマルションの製造方法によれば、様々な形態のエマルションを容易に製造することができる。
本発明の粉体粒子表面の改質方法は、有機粉体、無機粉体のいずれの粉体粒子にも適用することができる。
無機粉体としては、金属、金属塩、金属酸化物、金属水酸化物又は鉱物等が例示できる。
有機粉体としては、有機高分子粉体が例示できる。
ここで、「粉体粒子表面が全部若しくは部分的に被覆された」とは、粉体粒子の表面に表面処理剤が物理的に付着することにより被覆された状態だけではなく、粉体粒子表面に露出している官能基に化合物が共有結合している状態も含む。
「粉体粒子表面に水酸基を有する粉体粒子」としては、例えば、金属酸化物やシリカ等の表面水酸基を有する粉体や、水溶性高分子等の構造式上で水酸基を有する分子からなる粉体が挙げられる。
ここで、シラノール基とは、孤立シラノール基、ビシナルシラノール基及びジェミナルシラノール基等の何れのシラノール基も含む。
このような複合粒子は、本発明の改質方法により容易に粒子表面の改質をすることができる。また、シリカ粒子は、ピッカリングエマルションの乳化粉体として通常用いられるものであり、安定性が高いピッカリングエマルションを形成することができるため好ましい。さらに、シリカ粒子は人体に対して無毒であるため、シリカ粒子を用いて製造したピッカリングエマルションは、化粧料、食品又は医薬等に応用することができる。
乾式シリカ粉末としては、例えばAerosilシリーズ(日本アエロジル株式会社)、CAB−O−SILシリーズ(キャボットコーポレーション)、HDKシリーズ(旭化成ワッカーシリコーン株式会社)、湿式シリカ粉末としては、例えばNipsilシリーズ(東ソー・シリカ株式会社)、HI−SILシリーズ(PPG)等の市販品の市販品を用いることができる。
金属酸化物としては、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化鉛又は酸化錫等が好ましく例示でき、酸化チタンがより好ましく例示できる。
一般的に、ピッカリングエマルションを製造するための粉体粒子として、金属酸化物を含むものを用いることは少ないが、本発明の粉体粒子表面の改質方法を適用させることにより、金属酸化物を含む粉体粒子をピックリングエマルションに容易に適用させることができる。
さらに、本発明は金属酸化物を主たる成分として含み、かつ、シリカ粒子を従たる成分として含む複合粒子に適用することが好ましい。
この場合、複合粒子全体における、シリカ粒子の含有量は、特に制限されないが、粉体粒子の表面の改質にかかる時間を短縮する観点から、下限値は、好ましくは7質量%以上、さらに好ましくは12質量%以上、さらに好ましくは15質量%以上、さらに好ましくは18質量%以上とすることが好ましい。
この場合、複合粒子全体における、酸化アルミ粒子の含有量は、特に制限されないが、粉体粒子の表面の改質にかかる時間を短縮する観点から、下限値は、好ましくは0.1質量%以上、さらに好ましくは1質量%以上、さらに好ましくは2質量%以上、さらに好ましくは3質量%以上とすることが好ましい。
他方、複合粒子全体における、酸化アルミ粒子の含有量の上限値は特に制限されず、好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下を目安とすることができる。
本発明の粉体粒子表面の改質方法で用いる分子構造中に酸素原子を有する油剤としては、分子構造中にヒドロキシ基、アルデヒド基、カルボニル基、カルボキシ基、ニトロ基及びスルホ基等の官能基を有する油剤、又はシロキサン結合、エーテル結合、エステル結合等の結合を有する油剤が挙げられる。
シリコーン油を用いることで、より簡易に粉体粒子表面を改質することができる。
環状シリコーン油は、サンスクリーン剤の油剤として一般的に用いられている。本発明の粉体粒子表面の改質方法において、前記油剤として環状シリコーン油を用いることで、化粧品等の皮膚外用剤への応用が容易となる。
本発明の粉体粒子表面の改質方法によれば、粉体粒子を分子構造中に酸素原子を有する油剤に浸漬させることにより、粉体粒子の表面を改質、より具体的には、粉体粒子の表面の疎水化度を向上させることができる。ここで、「粉体粒子を分子構造中に酸素原子を有する油剤に浸漬させる」とは、粉体粒子表面の全体を前記油剤に接触させることをいう。
つまり、ある粉体粒子に本発明の改質方法を適用し、適用後の粉体粒子を用いてピッカリングエマルションを調製すれば、適用前の同粉体粒子を用いて調製したピッカリングエマルションと異なる乳化状態を示すものとなる。
上記温度範囲とすることで、短い浸漬時間で粒子の表面を改質することができる。
本発明は、上述した粉体粒子表面の改質方法を用いて粉体粒子表面を改質する工程と、油と水の割合を調整する工程とを備える乳化状態の調整方法にも関する。
本発明の乳化状態の調整方法によれば、粒子の浸漬時間及び水相と油相の割合を調整することで、ピッカリングエマルションを様々な乳化状態に調整することができる。
本発明の乳化状態の調整方法によれば、適切な表面処理剤を選択し被覆するという煩雑な手間を要せずに、ピッカリングエマルションの乳化状態を調整することができる。
ステップS3については、<3>で述べた粉体粒子表面の改質方法を用いる。
ステップS4については、常法により水相と油相の割合を調整する。
図示はしないが、ステップS2の後に、スッテプS3及びS4と並列して、粉体粒子を選択する工程を設けてもよい。より具体的には、ピッカリングエマルションの調製に複合粒子を用いる場合には、その複合粒子を構成する粉体粒子の割合を調整する工程を設けてもよい。
本発明のピッカリングエマルションの製造方法によれば、<3>で述べた粉体粒子表面の改質方法を用いて、粒子の表面を改質し、該表面が改質された粒子を用いて乳化を行うことで、様々な形態及び粒子径のピッカリングエマルションを得ることができる。
本発明は上述の製造方法により製造されたピッカリングエマルションにも関する。すなわち、本発明は、分子構造中に酸素原子を有する油剤に浸漬させた粉体粒子を含むことを特徴とする、ピッカリングエマルションである。
本発明においては、環状シリコーン油に浸漬させた粉体粒子を含む実施の形態とすることが特に好ましい。
このような形態とすることにより、界面活性剤による皮膚刺激を抑制し、使用時のべたつきを軽減し、化粧持ち及び安定性を向上することができる。
特に、化粧料に用いることが好ましく、日焼け止め、化粧下地等とすることが好ましい。
後述する試験例1〜3において用いた粉体粒子の調製及びその表面の改質、並びにピッカリングエマルションの製造は、下の(1)及び(2)に記載の通りに行った。
(1)粉体粒子の調製
表1に記載の組成にて粉体粒子を混合し、粒子1〜9の9つの粒子を作製した。
この粉体粒子を、ガラス瓶に入っているデカメチルシクロペンタシロキサンに、一定の温度で一定時間浸漬した。デカメチルシクロペンタシロキサン中の粉体粒子の重量分率は、0.0125となるように調整した。
粉体粒子を分子構造中に酸素原子を有する油剤に一定時間浸漬させた後、粉体粒子が浸漬している状態の前記油剤へ、適当な量の水を加え、超音波装置(Vibracell VCX130、歯先円直径3mm、Sonics&Material社製)を用いて、5分間、20kHzの条件下で乳化を行った。
形成したエマルションの形態を評価するために、水相にエオジンブルーを加え、着色した。
粒子3及び粒子9を、25℃で0分〜30日の間シクロペンタシロキサンに浸漬させ、ピッカリングエマルションを製造した。水は、水と油の全重量に対して、水の重量分率(φw)が0.10〜0.80になるように加えた。製造したエマルションを、光学顕微鏡観察により観察し、評価した。粒子3の結果を表2(実施例1)、粒子9の結果を表3(実施例2)に示す。
これらの結果から、粉体粒子を分子構造中に酸素原子を有する油剤へ浸漬させることで、粒子の疎水化度が向上していき、粉体粒子表面を改質することができることがわかった。また、浸漬時間と水と油の重量分率を調整することで、ピッカリングエマルションの乳化状態を調整できることがわかった。
粒子3(実施例3)及び粒子9(実施例4)を用いて調製したピッカリングエマルション(Ts:12時間〜120日、φw:0.2)の乳化粒子径を、光学顕微鏡を用いて測定した。結果を図2に示す。
また、実施例4の結果から、浸漬時間0日のエマルション(浸漬させずに乳化させた場合のエマルション)に見られた小さい乳化粒子が、浸漬時間120日のエマルションには見られなかった。
粒子1〜8を、デカメチルシクロペンタシロキサンに80℃で一定時間浸漬させた。その後、φwが0.2となるように水を加え、エマルションを製造し、それぞれエマルションの形態を光学顕微鏡により観察し、評価した。結果を表4に示す(実施例5〜12)。
この結果から、粒子を分子構造中に酸素原子を有する油剤に浸漬する際の温度を高くすることで、粉体粒子表面の改質に要する浸漬時間を短縮できることがわかった。
この結果は、粉体粒子はピッカリングエマルション中、水相と油相の界面に吸着している状態においては、その表面の一部が油相に接触していることをもって、表面特性が改質されないということを示している。
Claims (15)
- 酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化鉛及び酸化錫から選ばれる金属酸化物を含む粉体粒子を、分子構造中に酸素原子を有する50℃以上の油剤に浸漬させて、前記粉体粒子の表面を改質する工程と、
前記油剤から表面が改質された粉体粒子を分離し、該粉体粒子を用いて、別途調製した油相と水相を乳化する工程とを備える、
ピッカリングエマルションの製造方法。 - 前記粉体粒子が、酸化チタンを含む粉体粒子であることを特徴とする、請求項1に記載のピッカリングエマルションの製造方法。
- 前記粉体粒子が、前記金属酸化物を主たる成分として含む粉体粒子であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のピッカリングエマルションの製造方法。
- 前記粉体粒子が、酸化チタンを主たる成分として含む粉体粒子であることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載のピッカリングエマルションの製造方法。
- 前記粉体粒子が、酸化アルミ粒子を従たる成分として含む粉体粒子であることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のピッカリングエマルションの製造方法。
- 前記油剤が、分子構造中にヒドロキシ基、アルデヒド基、カルボニル基、カルボキシ基、ニトロ基及びスルホ基のうち、少なくともひとつの官能基を有する油剤、又はシロキサン結合、エーテル結合、エステル結合のうち、少なくともひとつの結合を有する油剤である、請求項1〜5の何れか一項に記載のピッカリングエマルションの製造方法。
- 前記油剤が、シリコーン油であることを特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載のピッカリングエマルションの製造方法。
- 前記油剤が、環状シリコーン油であることを特徴とする、請求項1〜7の何れか一項に記載のピッカリングエマルションの製造方法。
- ピッカリングエマルションの乳化状態の調整方法であって、
(1)酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化鉛及び酸化錫から選ばれる金属酸化物を含む粉体粒子を用いて調整対象のピッカリングエマルションを製造する工程と、
(2)前記調整対象のピッカリングエマルションについて、乳化の種類及び/又は乳化粒子径を評価する工程と、
(3)前記(2)の工程の評価結果に基づき、下記(i)〜(iii)の何れかを指標として、前記粉体粒子を分子構造中に酸素原子を有する油剤に浸漬させる浸漬時間を設定する工程と、
(4)前記(3)の工程で設定した浸漬時間で、前記粉体粒子を前記油剤に浸漬して前記粉体粒子の表面を改質する工程と、
(5)前記調整対象のピッカリングエマルションに含まれる粉体粒子に代えて、前記(4)の工程で改質された前記粉体粒子を用いて、ピッカリングエマルションを製造する工程と、
を備える、乳化状態の調整方法。
(i)前記調整対象のピッカリングエマルションが油中水型である場合、前記粉体粒子の前記油剤への浸漬時間を長くするほど、前記調整対象のピッカリングエマルションに含まれる前記粉体粒子に代えて、浸漬後の前記粉体粒子を用いて調製したピッカリングエマルションの乳化粒子径を大きく調整することができる。
(ii)前記調整対象のピッカリングエマルションが水中油型である場合、前記粉体粒子の前記油剤への浸漬時間を長くするほど、前記調整対象のピッカリングエマルションに含まれる前記粉体粒子に代えて、浸漬後の前記粉体粒子を用いて調製したピッカリングエマルションの乳化粒子径を小さく調整することができる。
(iii)前記調整対象のピッカリングエマルションが水中油型である場合、一定時間を超えて前記粉体粒子を前記油剤へ浸漬すると、前記調整対象のピッカリングエマルションに含まれる前記粉体粒子に代えて、浸漬後の前記粉体粒子を用いて調製したピッカリングエマルションを油中水型に調整することができる。 - 前記油剤が、分子構造中にヒドロキシ基、アルデヒド基、カルボニル基、カルボキシ基、ニトロ基及びスルホ基のうち、少なくともひとつの官能基を有する油剤、又はシロキサン結合、エーテル結合、エステル結合のうち、少なくともひとつの結合を有する油剤である、請求項9に記載の乳化状態の調整方法。
- 前記油剤が、分子構造中にシロキサン結合を有する油剤である、請求項9又は10に記載の乳化状態の調整方法。
- 前記(3)の工程において、以下の(iv)を指標として、前記粉体粒子を前記油剤に浸漬させる温度及び浸漬時間を設定する、請求項9〜11の何れか一項に記載の調整方法。
(iv)前記調整対象のピッカリングエマルションが水中油型である場合、前記粉体粒子を前記油剤に浸漬する際の油剤の温度を高くするほど、前記調整対象のピッカリングエマルションに含まれる前記粉体粒子に代えて、浸漬後の前記粉体粒子を用いて調整したピッカリングエマルションを油中水型に調整するために必要な浸漬時間が短くなる。 - 前記調整対象のピッカリングエマルションが水中油型である場合、(3)の工程において、前記粉体粒子の前記油剤への浸漬時間を、前記調整対象のピッカリングエマルションに含まれる前記粉体粒子の前記油剤への浸漬時間よりも長く設定し、(5)の工程で製造するピッカリングエマルションの乳化粒子径を小さく調整する、請求項9〜12の何れか一項に記載の乳化状態の調整方法。
- 前記調整対象のピッカリングエマルションが水中油型である場合、(3)の工程において、前記粉体粒子の前記油剤への浸漬時間を、前記調整対象のピッカリングエマルションに含まれる前記粉体粒子の前記油剤への浸漬時間よりも長く設定し、(5)の工程で製造するピッカリングエマルションを油中水型に調整する、請求項9〜12の何れか一項に記載の乳化状態の調整方法。
- 前記調整対象のピッカリングエマルションが油中水型である場合、(3)の工程において、前記粉体粒子の前記油剤への浸漬時間を、前記調整対象のピッカリングエマルションに含まれる前記粉体粒子の前記油剤への浸漬時間よりも長く設定し、(5)の工程で製造するピッカリングエマルションの乳化粒子径を大きく調整する、請求項9〜12の何れか一項に記載の乳化状態の調整方法。
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