JP6882051B2 - シート搬送装置、画像読取装置、および画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、画像読取装置、および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、トレイに載置されたシートを搬送するシート搬送装置、前記シート搬送装置を備えたスキャナなどの画像読取装置、および前記シート搬送装置を備えた複写機やファクシミリ装置、複合機などの画像形成装置に関する。
従来から、複写機やファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置に設けられる画像読取装置には、トレイに載置されたシートを分離給送し、搬送するシート搬送装置を備えたものがある。具体的には、シートを載置する給送トレイからシートを搬送するシート搬送部を経由して、前記給送トレイの下方に設けられた排出トレイにシートを搬送する自動原稿搬送装置(以下、ADF:Auto Document Feederと呼ぶ)と呼ばれるシート搬送装置を備えたものがある。
前記ADFでは、給送トレイに載置したシートを1枚ずつ分離給送することによって、その搬送方向下流側に設けられた画像読取部を経由して、排出トレイまで搬送する。そして、前記ADFによって搬送された読取対象のシートとしての原稿の画像を前記ADFの下方に設けられたリーダーや、ADF内部に設けられた画像読取手段によって読み取る。
近年、自動原稿搬送装置にはユーザーがセットする原稿枚数の増加に伴って、リフター機構を備えたものが存在する(特許文献1)。特許文献1の構成では、給送トレイが給送上トレイと給送下トレイとによって構成されており、給送下トレイにはリフター被駆動ギヤが、本体側にはリフター駆動ギヤが設けられている。そして、モーターからの回転がリフター駆動ギヤからリフター被駆動ギヤに伝達されることによって、リフター機構が作動し、給送トレイにセットされた原稿枚数に応じて、給送下トレイに対して給送上トレイが昇降するというものである。更に、特許文献1の構成では、排出トレイに排出された原稿の取り出し性や、排出部のJAM処理性などのために、給送トレイがADF本体に対して回動する構成となっている。そして、給送トレイをADF本体に対して回動させる際には、前記リフター駆動ギヤとリフター被駆動ギヤは離間する。
特開2013−193869号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、リフター駆動ギヤの位相とリフター被駆動ギヤの位相が一致してしまうと、給送トレイの回動動作の際に、リフター駆動ギヤとリフター被駆動ギヤの歯先が接触し、給送トレイが給送するための給送位置に戻らない場合が発生する。通常、リフター機構を備え、給送トレイがADF本体に対して回動可能な構成においては、給送トレイがADF本体に対して、給送位置にいるかどうかを検知するための給送トレイセンサが設けられている。しかし、前述したようにリフター駆動ギヤとリフター被駆動ギヤの歯先が接触した状態だと、給送トレイが給送位置に戻らず、前記給送トレイセンサがOFFのままになってしまう。その場合、ユーザーが給送トレイに原稿をセットし、シート検知センサがONになっても、リフター機構が作動せず、原稿を搬送することができなくなってしまう。
そこで、本発明の目的は、リフター機構が正常に動作するよう、駆動ギヤと被駆動ギヤとの歯先の接触を解消してギア同士を噛み合わせ、原稿を搬送することができるようにすることである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、シートが載置される載置台と、前記載置台よりも下方に位置し前記載置台を昇降可能に支持する支持部材とからなり、装置本体に回動可能に設けられた給送トレイと、前記給送トレイに載置されたシートを搬送するためのシート搬送手段と、前記給送トレイが給送可能な給送位置にあることを検知するためのトレイ検知手段と、前記給送トレイに載置されたシートの有無を検知するためのシート検知手段と、前記載置台を前記支持部材に対して昇降させるための昇降手段と、を有し、前記昇降手段は、装置本体側に設けられた駆動ギヤと、給送トレイ側に設けられ、前記駆動ギヤからの回転を前記昇降手段に伝達し、前記給送トレイの回動動作に伴って前記駆動ギヤと離間可能な被駆動ギヤと、を備え、前記給送トレイが前記給送位置にないことを前記トレイ検知手段が検知している状態で、前記シート検知手段が前記給送トレイに載置されたシートを検知した場合に、前記駆動ギヤを所定量だけ回転させることを特徴とする。
本発明によれば、給送トレイが給送可能な給送位置にあることをトレイ検知手段が検知していない状態でも、シート検知手段が給送トレイに載置されたシートを検知したタイミングで、駆動ギヤが所定量だけ回転する。そのため、駆動ギヤと被駆動ギヤとの歯先の接触が解消され、ギヤ同士が噛み合う。これにより、給送トレイは給送可能な給送位置となり、それをトレイ検知手段が検知するため、正常通り昇降手段が動作し、給送トレイに載置されたシートを搬送することが可能となる。
実施例1に係るADFの制御動作を示すフローチャート図 画像読取装置を備えた画像形成装置の概要を示す図 画像読取装置の概要を示す外観斜視図 画像読取装置の断面図 リーダーに対してADFが開いた位置を示す斜視図 ADFの開閉カバーが開いた位置を示す斜視図 ADFの給送トレイが開いた位置を示す斜視図 ADFのリフター駆動ギヤとリフター被駆動ギヤを示す斜視図 給送トレイの断面図 (a)、(b)はリフター駆動ギヤとリフター被駆動ギヤの噛合と離間の様子を示す図 リフター駆動ギヤとリフター被駆動ギヤの歯先の接触を示す図 実施例1に係るADFの制御系の概略構成を示すブロック図 (a)、(b)は他の実施例に係るADFの制御動作を示すフローチャート図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
以下で、図1〜図12を参照しながら、実施例1に係るシート搬送装置について説明する。ここでは、シート搬送装置を有する画像読取装置を備えた画像形成装置を例示して説明する。ただし、以下の実施例は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
ここで、図1は実施例1に係るADFの制御動作を示すフローチャート図である。図2は画像読取装置201を備えた画像形成装置200の概要を示す図である。図3は画像読取装置201を構成するADF300とリーダー301の概要を示す図である。図4は図3の画像読取装置201の概略構成を示す断面図である。図5はリーダー301に対してADF300が開いた位置にある状態を示す斜視図である。図6はADF300内の搬送経路を露出可能にするための開閉カバー304が開いた位置にある状態を示す斜視図である。図7はADF300に設けられた回動可能な給送トレイ302を回動させた状態を示す斜視図である。図8はADFのリフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801の概要を示す斜視図である。図9は給送トレイ302の構成を示す断面図である。図10(a)はリフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801が噛合している様子を示す図である。図10(b)は給送トレイ302の回動動作に伴って、リフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801とが離間する様子を示す図である。図11はリフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801の歯先が接触している状態を示す図である。図12は実施例1に係るADFの制御系の概略構成を示すブロック図である。図13(a)、図13(b)は他の実施例に係るADFの制御動作を示すフローチャート図である。
まず、図2を用いて、画像読取装置201を備えた画像形成装置200の概略構成について説明する。なお、画像形成装置200は本発明の実施例の一例に過ぎず、画像読取装置201を備えたファクシミリ装置やインクジェットプリンター、複合機なども本発明に係る画像形成装置200に該当する。また、以下においては、ユーザーが画像形成装置200に対して各種入力/設定を行う不図示の操作部に臨む手前側を「正面側」、奥側を「背面側」といい、図2は、正面側から見た画像形成装置200の外観図である。
図2に示すように、画像形成装置200は、画像形成部本体202と、画像形成部本体202の下部に装着され、記録紙を積載するための給送カセット203と、画像形成部本体202の上部に装着され、原稿の画像を読み取る画像読取装置201とで構成される。
画像形成部本体202は、そのほぼ中央部に、記録対象のシートである記録紙に画像を形成する画像形成手段(不図示)が配置されている。また画像形成部本体202は、その下方に給送カセット203を含む、記録紙を給送するための給送手段が配置されている。また、画像形成部本体202の上方には、読取対象のシートである原稿の画像を読み取るための画像読取手段としてのCCD等を備えた画像読取装置201が配置されている。そして、その画像読取装置201と画像形成部本体202との間には空間が設けられ、画像形成部本体202で搬送された記録紙を排出積載するための本体排出部204が設けられている。
画像形成部本体202において、画像形成手段は従来周知の電子写真方式によるプリントエンジンとして構成され、図示しないレーザ書き込み部、電子写真プロセス部、定着部等を内蔵している。給送手段は給送カセット203に載置された記録紙を分離給送するための図示しない給送ローラ等が内蔵されており、前記画像形成手段に記録紙を一枚ずつ供給する。
次に、図3を用いて、画像読取装置201を構成するADF300とリーダー301の概略構成について説明する。図3に示すように、画像読取装置201には、複数枚の原稿を一枚ずつ分離給送し、後述するリーダー301を経由して、原稿を排出するシート搬送装置としての自動原稿搬送装置(以下、ADF:Auto Document Feederと呼ぶ)300を備えている。ADF300には、これから給送する原稿を載置するための給送トレイ302と、前記給送トレイ302に載置された原稿の有無を検知するためのシート検知センサ(シート検知手段)305と、前記給送トレイ302に載置された原稿を一枚ずつ分離給送して搬送するためのシート搬送手段と、前記シート搬送手段によって搬送された原稿を排出するための排出トレイ303が設けられている。そして、前記ADF300の下方には、前記ADF300によって搬送された原稿の画像を読み取るためのリーダー(画像読取ユニット)301が設けられている。
次に図4を用いて、画像読取装置201の内部構造に関して説明する。ADF300には、シートを搬送するためのシート搬送手段が設けられている。具体的には、前記シート搬送手段として、給送トレイ302に載置された複数枚の原稿Gを分離給送するためのピックアップローラ400、分離ローラ対401と、前記分離ローラ対401によって分離給送された原稿Gを搬送するための複数の搬送ローラ対402,403,404,405,407,409,410と、第1プラテンローラ406、第2プラテンローラ408が設けられている。前記複数の搬送ローラ対において、分離ローラ対401の下流には、分離ローラ対401から搬送された原稿を引き抜くための引抜ローラ対402が設けられている。引抜ローラ対402の下流には引抜ローラ対402によって搬送された原稿Gを搬送するための搬送ローラ対403が設けられている。搬送ローラ対403の下流には、原稿の傾きを矯正するためのレジストローラ対404が設けられている。レジストローラ対404の下流には、原稿を安定的に画像読み取りするための第1リードローラ対405、第1プラテンローラ406、第2リードローラ対407、第2プラテンローラ408、第3リードローラ対409が順に設けられている。第3リードローラ対409の下流には、画像読み取り後の原稿Gを排出トレイ303に排出するための排出ローラ対410が設けられている。
前記ADF300の下方には、読取対象のシートである原稿の画像を読み取る画像読取ユニットとしてのリーダー301が設けられている。リーダー301は、ADF300を開閉可能に支持している。リーダー301の内部には、前記ADF301で搬送した原稿Gの表面画像や、原稿台ガラス413上に載置された原稿の画像を読み取るための第1画像読取手段414が設けられている。第1画像読取手段414は、リーダー301の内部に設けられた図示しないレール上を矢印T方向(副走査方向)へ移動可能に設けられている。前記第1画像読取手段414はADF300によって搬送された原稿Gの表面画像を読み取る(原稿流し読み)際には、前記第1プラテンローラ406の対向側に設けられた第1プラテンガラス411の下方である第1の位置Aに停止して画像読取を行う。一方、前記原稿台ガラス413上に載置された原稿の画像を読み取る(原稿固定読み)際には、前記第1画像読取手段414は第1の位置Aから第2の位置Bまで矢印T方向に移動走査することによって、原稿台ガラス413上の原稿画像の読み取りを行う。更に、前記ADF300の内部には、搬送された原稿の裏面画像を読み取るために、前記第2プラテンローラ408の対向側に第2プラテンガラス412が設けられ、前記第2プラテンガラス412に対応する位置に第2画像読取手段415が設けられている。ADF300によって原稿を搬送する場合には、前記第1画像読取手段414と第2画像読取手段415によって原稿の表裏の画像を読み取ることができる。すなわち、第1画像読取手段414はADF300によって搬送された原稿Gの表面(一方の面)の画像を読み取り、第2画像読取手段415はADF300によって搬送された原稿Gの裏面(他方の面)の画像を読み取る。
次に、図5〜図7を用いてADF300の各部動作について説明する。図5には、リーダー301に対するADF300の開閉動作が示されている。ADF300は、リーダー301に対してヒンジ306によって取り付けられており、開閉可能に支持されている。そして、リーダー301には、ADF300がリーダー301に対して閉じた位置にあるかどうかを検知するためのADF開閉センサ(開閉検知手段)500が設けられている。
図6に示すように、ADF300には、ADF300のシートの搬送経路を露出可能な開閉カバー304が、ADF300本体に対して開閉可能に設けられている。そして、ADF300には、開閉カバー304がADF300に対して閉じた位置にあるかどうかを検知するための開閉カバーセンサ(カバー検知手段)600が設けられている。ADF300のシートの搬送経路にてJAMが生じた場合に、図6に示すように開閉カバー304を開くことで、シートの搬送経路が露出するため、JAM処理が容易に、かつ確実に行える。
図7に示すように、給送トレイ302は、ADF300本体に対して回動可能に設けられている。給送トレイ302を、ADF300に対して、給送可能な正規の位置(図3に示す給送位置)から退避した退避位置(図7に示す位置)に回動させることで、排出部のJAM処理性や、排出トレイ303上に排出された原稿の取り出し性などを向上させることができる。
次に、図8および図9を用いて、給送トレイ302のリフター機構(昇降手段)について説明する。給送トレイ302のユーザーから見て奥側には、リフター駆動ギヤ800と、リフター駆動ギヤ800からの回転を伝達するためのリフター被駆動ギヤ801が設けられている。リフター駆動ギヤ800はADF300本体(装置本体側)に回動可能に固定されており、図12に示すリフター駆動モータ(駆動源)M1からの回転をリフター被駆動ギヤ801に伝達する役割を果たしている。リフター被駆動ギヤ801は、給送トレイ側に設けられており、給送トレイ302の回動動作に伴ってリフター駆動ギヤ800と離間可能な構成となっている。リフター被駆動ギヤ801は、リフター駆動ギヤ800からの回転をリフター軸904に伝達する役割を果たしている。リフター軸904にはリフターアーム905が取り付けられており、リフターアーム905の先端にはリフターコロ906が設けられている。給送トレイ302は、読取対象のシートである原稿を載置する給送上トレイ(載置台)900と、給送上トレイ900よりも下方に位置する給送下トレイ(支持部材)901とによって構成されている。給送上トレイ900は、給送下トレイ901に設けられた給送上トレイ回動軸902を回動中心として、給送下トレイ901に対して昇降可能な構成となっている。給送上トレイ900の原稿載置面とは反対側には、前記リフターコロ906と対応した位置にリフターコロ接触部907が設けられている。前記リフター駆動ギヤ800によってリフター被駆動ギヤ801が回転させられると、それに伴ってリフター軸904が回転し、リフター軸904に設けられているリフターアーム905とリフターコロ906が回動する。そして、リフターコロ906が給送上トレイ900に設けられたリフターコロ接触部907に当接することで、給送上トレイ900は給送下トレイ901に対して昇降することができる。また、給送トレイ302は、ADF300本体に設けられた給送トレイ回動軸903を回動中心として、ADF300本体に対して回動可能な構成となっている。そして、ADF300には、給送トレイ302が給送可能な正規の位置にあることを検知するための給送トレイセンサ(トレイ検知手段)802が設けられている。
次に、図10(a)および図10(b)を用いて、給送トレイ302の回動状態と、リフター駆動ギヤ800、リフター被駆動ギヤ801、給送トレイセンサ802の関係について説明する。
図10(a)は給送トレイ302が給送可能な正規の位置にある状態を示しており、その状態を給送トレイセンサ802が検知している状態である。この状態では、給送トレイ302側に設けられたリフター被駆動ギヤ801とADF300本体側に設けられたリフター駆動ギヤ800は噛み合った状態である。そして、給送トレイ302には給送トレイセンサ802であるフォトインタラプタの光軸803のON、OFFをするための給送トレイフラグ908が設けられている。図10(a)では給送トレイフラグ908が給送トレイセンサ802の光軸803を切っており、この状態で、給送トレイセンサ802は給送トレイ302が給送可能な正規の位置にあることを検知する。一方で、図10(b)は給送トレイ302が回動している状態であり、給送トレイフラグ908は給送トレイセンサ802の光軸803を切っていない。この状態では、給送トレイセンサ802は給送トレイ302が給送可能な正規の位置にあることを検知しておらず、給送トレイ302上のシート検知センサ305がシートの存在を検知しても、リフター機構により給送上トレイ900が昇降することはない。また、図10(b)を見ればわかるとおり、給送トレイ302が回動している状態では、給送トレイ302側に設けられたリフター被駆動ギヤ801と、ADF300本体側に設けられたリフター駆動ギヤ800とは離間している。
次に、図11を用いて、リフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801の歯先が接触している状態を説明する。給送トレイ302はJAM処理時などにユーザーが回動させることが可能であるため、給送トレイ302側に設けられたリフター被駆動ギヤ801が振動や異物との接触などによって回転させられてしまうことが起こりうる。そうすると、給送トレイ302が給送可能な正規の位置に戻ろうとした場合に、リフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801との位相が一致し、ギヤの歯先が接触してしまうことが発生しうる。図11は、まさにリフター駆動ギヤ800の歯先とリフター被駆動ギヤ801の歯先が接触してしまっている状態を表しており、この状態では、給送トレイフラグ908が給送トレイセンサ802の光軸803を切ることができない。この状態をユーザー側から見ると、一見、給送トレイ302は給送可能な正規の位置にあるように見えるため、給送トレイ302に原稿をセットして、図示していない操作パネル上のコピー開始ボタンを押してしまう。しかし、実際には、給送トレイフラグ908は、給送トレイセンサ802の光軸803を切っていないため、給送トレイセンサ802は給送トレイ302が給送可能な正規の位置にあると判断できない。そのため、給送トレイ302上に原稿がセットされ、シート検知センサ305が給送トレイ302上の原稿の存在を検知し、ユーザーがコピー開始ボタンを押しても、リフター機構が動作せず、原稿が給送できない状態となってしまう。
そこで、本実施例では、図12に示す制御系により、図1に示す制御フローに従って、リフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801との歯先の接触を解消する動作を行う。
まず、図12を用いて、本実施例に係る画像読取装置201のADF300の制御部(制御手段)としてのCPU回路部100について説明する。図12は、本実施例に係る画像読取装置201のADF300を制御するCPU回路部100を示す図である。
図12に示すように、CPU回路部100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、を備えている。CPU回路部100は、通信IC104を介して画像形成部本体202に設けられたCPU回路部105と電気的に接続されており、CPU回路部105と通信して必要なデータ交換等を行う。また、CPU回路部100は、各種センサ(給送トレイセンサ802、シート検知センサ305、開閉センサ500、および開閉カバーセンサ600等)から発信される信号を検出可能となっている。更に、CPU回路部100には、ドライバ106が接続されており、ドライバ106は、トレイを昇降するリフターアームを駆動するリフター駆動モータM1、各搬送ローラを駆動する駆動モータM2、第1画像読取手段を走査する駆動モータM3等を駆動する。CPU回路部100は、CPU回路部105からの指令に基づいて、各種センサが検出した検出信号を検出し、ROM102に格納されているプログラムを実行して、各種モータ等を駆動して、ADF300の制御を行う。なお、ここでは、画像読取装置201と画像形成部本体202がそれぞれCPU回路部(制御手段)を有する構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成部本体のみがCPU回路部(制御手段)を有し、画像読取装置は画像形成部本体のCPU回路部により直接制御される構成としてもよい。
次に図1を用いて、リフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801との歯先の接触を解消する制御フローを説明する。図12を用いて説明した制御部により、以下の制御が行われる。
まず、ユーザーが原稿搬送をさせようとしている状況においては、ADF300はリーダー301に対して閉じている必要がある。そのため、ステップS101にてADF開閉センサ500がONとなり、ADF300がリーダー301に対して閉じていることを検知していなければならない。もし、ADF開閉センサ500がOFFとなり、ADF300がリーダー301に対して開いている場合には、ユーザーが原稿台ガラス413上への原稿のセットをしていたり、JAM処理などの作業を行っている可能性があるため、ADF開閉センサ500がONになるまで次に示す制御は実施しない。
次に、ユーザーが原稿搬送をさせようとしている状況においては、開閉カバー304はADF300に対して閉じている必要がある。そのため、ステップS102にて開閉カバーセンサ600がONとなり、開閉カバー304がADF300に対して閉じていることを検知していなければならない。もし、開閉カバーセンサ600がOFFとなり、開閉カバー304がADF300に対して開いている場合には、ユーザーがJAM処理などの作業を行っている可能性があるため、開閉カバーセンサ600がONになるまで次に示す制御は実施しない。
次に、前述したADF開閉センサ500と、開閉カバーセンサ600が共にONとなり、原稿が搬送できる状態となったら、ステップS103にて給送トレイセンサ802の状態を確認する。ここで給送トレイセンサ802がONであれば、給送トレイ302が給送可能な正規の位置にあるため、給送トレイ302上に原稿がセットされ、ステップS104にてシート検知センサ305がONとなれば、ステップS105にて原稿を給送するためにリフトUP動作が行われる。ここで言う、リフトUP動作とは、前述した給送上トレイ900がリフター機構の動作によって、給送下トレイ901に対して昇降する動作のことである。そして、このリフトUP動作が行われる状態が、原稿搬送する際の正常動作である。
一方、ステップS103にて給送トレイセンサ802がOFFの場合には、ユーザーが給送トレイ302を意図的に回動させている場合か、前述したリフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801の歯先の接触が発生している場合が考えられる。そして、更に、給送トレイ302上に原稿がセットされ、ステップS106にてシート検知センサ305がONとなった場合には、前述した歯先の接触が発生している可能性が高いため、図12に示すリフター駆動モータM1を所定パルス数だけ回転させ、それによってリフター駆動ギヤ800を所定量だけ回転させる。ここで言う所定量とは、リフター駆動ギヤ800が1/2歯分だけ回転する回転量である。しかし、実際の装置では、部品公差によるガタや、バックラッシュの影響により、理論上1/2歯分だけ回転するパルス数をリフター駆動モータに与えても、リフター駆動ギヤ800が1/2歯分だけ回転しないことがある。そのため、ここでいう所定量とは、ギヤ列が持つ、部品公差によるガタや、バックラッシュの影響があった場合でも、1/2歯以上回転させることが可能な量である。この所定量は多く見積もっても、リフター駆動ギヤ800を45°以下の範囲で回転させる回転量である。このリフター駆動ギヤ800の回転制御によって、ユーザーが給送トレイ302上に原稿をセットさせた際に、リフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801との歯先の接触が発生していたとしても、それが解消されてギヤ同士が噛み合い、直ちに給送トレイセンサ802がONとなる。これによって、前述したリフトUP動作が行われる。
例外的な状況として、リフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801との歯先の接触が発生していない場合でも、前記給送トレイセンサ802がOFFとなり、シート検知センサ305がONになることがありうる。それは、ユーザーが給送トレイ302を意図的に回動させ、その状態でユーザーが給送トレイ302上のシート検知センサ305に触れることで、シート検知センサ305がONになる場合である。この例外的な状況であっても、本実施例では、リフター駆動ギヤ800を必要以上に回転させるのではなく、前述した所定量に限定しているため、リフター駆動ギヤ800の回転によって、排出トレイ303上の原稿などの異物を巻き込むようなことはない。なお、ユーザーが給送トレイ302を保持していて給送トレイセンサ802がOFFの状態では、シート検知センサ305からの出力がOFFからONに変更される毎にリフター駆動モータM1を所定パルス数だけ回転させるようにCPU回路部100が制御する。言い換えると、給送トレイセンサ802がOFFの状態では、所定量を超えるような連続的なリフター駆動ギヤ800の回転は行われない。
本実施例によれば、給送トレイが給送可能な正規の位置にあることを給送トレイセンサが検知していない状態でも、シート検知センサが給送トレイに載置されたシートを検知したタイミングで、リフター駆動ギヤを所定量だけ回転させる。そのため、リフター駆動ギヤとリフター被駆動ギヤとの歯先の接触が解消され、ギヤ同士が噛み合う。これにより、給送トレイは給送可能な正規の位置となり、それを給送トレイセンサが検知するため、正常通りリフター機構が動作し、給送トレイに載置されたシートを搬送することが可能となる。
〔他の実施例〕
次に、図13(a)および図13(b)を用いて、他の実施例に係るADFの制御動作について説明する。図13(a)は他の実施例に係るADFの制御動作を示すフローチャート図、図13(b)は他の実施例に係るADFの制御動作を示すフローチャート図である。
前述した実施例1では、リフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801との歯先の接触が発生していた場合に、それをユーザーが給送トレイ302に原稿をセットしたタイミングで解消させる制御である。図13(a)および図13(b)に示す他の実施例では、ユーザーが給送トレイ302に原稿をセットするよりも前の段階で前記ギア同士の歯先の接触を解消させる制御である。
まず図13(a)は、電源ON時の制御フローである。まず、ユーザーがADF300を使用するために、ADF300又は、ADF300を備えた装置本体の電源をONにする(ステップS201)。この状況において、ステップS202にて給送トレイセンサ802がOFFの状態である場合、電源投入時の段階(電源がOFFの状態からONの状態に切り替わったタイミング)で、前述したリフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801との歯先の接触が発生している可能性がある。そのため、ステップS203にてリフター駆動ギヤ800を所定量だけ回転させる。
次に図13(b)は、省電力モードからの復帰時の制御フローである。本実施例の制御フローは、図13(a)に示す電源ON時の制御フローと類似している。しかし、図13(a)に示す実施例では装置の電源投入時に制御を実施するのに対して、本実施例では装置がスリープモードから復帰したタイミングで同様の制御を実施する点が異なる。ここで、スリープモードとは、ADF300の電源投入はされているが、一定時間ADF300が使用されない状態になると、ADF300の一部の電源供給を止め、省電力状態にするモードである。このスリープモードからの復帰は、ユーザーが図示しない操作パネルに触れた場合や、ADF300の開閉動作をさせた場合、図示しない人感センサなどが人を検知した場合などに行われ、ADF300が使用可能な状態となる。このようにして、ADF300又は、ADF300を備えた装置本体が、スリープモードから復帰する(ステップS301)。ここで、ステップS302にて給送トレイセンサ802がOFFの場合には、スリープモードから通常動作モードに切り替わったタイミングで、前述したリフター駆動ギヤ800とリフター被駆動ギヤ801との歯先の接触が発生している可能性がある。そのため、ステップS303にてリフター駆動ギヤ800を所定量だけ回転させる。なお、ここでは省電力モードとして、スリープモードを例示しているが、これに限定されるものではなく、省電力状態にするモードであれば他のモードであってもよい。
上述したように、電源投入時または省電力モードからの復帰時に、給送トレイが給送可能な正規の位置にあることを給送トレイセンサが検知していない状態でも、シート検知センサが給送トレイに載置されたシートを検知したタイミングで、リフター駆動ギヤを所定量だけ回転させる。そのため、リフター駆動ギヤとリフター被駆動ギヤとの歯先の接触が解消され、ギヤ同士が噛み合う。これにより、給送トレイは給送可能な正規の位置となり、それを給送トレイセンサが検知するため、正常通りリフター機構が動作し、給送トレイに載置されたシートを搬送することが可能となる。
また前述した実施例では、画像形成装置として複写機を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えばファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置に用いられるシート搬送装置に本発明を適用することで同様の効果を得ることができる。
また前述した実施例では、画像読取装置として複写機における画像読取装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えばファクシミリ装置における画像読取装置や、スキャナなどの単体の画像読取装置であっても良い。これらの画像読取装置に用いられるシート搬送装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した実施例では、原稿などの読取対象のシートを画像読取手段に搬送するシート搬送装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、記録紙などの記録対象のシートを画像形成手段または記録手段に搬送するシート搬送装置に適用しても同様の効果を得ることができる。
M1,M2,M3 …駆動モータ
100,105 …CPU回路部
200 …画像形成装置
201 …画像読取装置
202 …画像形成部本体
300 …ADF(シート搬送装置)
301 …リーダー(画像読取ユニット)
302 …給送トレイ
303 …排出トレイ
304 …開閉カバー
305 …シート検知センサ(シート検知手段)
400 …ピックアップローラ
401 …分離ローラ対
414 …第1画像読取手段
415 …第2画像読取手段
500 …開閉センサ(開閉検知手段)
600 …開閉カバーセンサ(カバー検知手段)
800 …リフター駆動ギヤ(リフター機構)
801 …リフター被駆動ギヤ(リフター機構)
802 …給送トレイセンサ(トレイ検知手段)
900 …給送上トレイ(載置台)
901 …給送下トレイ(支持部材)
902 …給送上トレイ回動軸
903 …給送トレイ回動軸
904 …リフター軸(リフター機構)
905 …リフターアーム(リフター機構)
906 …リフターコロ(リフター機構)
907 …リフターコロ接触部(リフター機構)
908 …給送トレイフラグ

Claims (13)

  1. シートが載置される載置台と、前記載置台よりも下方に位置し前記載置台を昇降可能に支持する支持部材とからなり、装置本体に回動可能に設けられた給送トレイと、
    前記給送トレイに載置されたシートを搬送するためのシート搬送手段と、
    前記給送トレイが給送可能な給送位置にあることを検知するためのトレイ検知手段と、
    前記給送トレイに載置されたシートの有無を検知するためのシート検知手段と、
    前記載置台を前記支持部材に対して昇降させるための昇降手段と、
    を有し、
    前記昇降手段は、装置本体側に設けられた駆動ギヤと、給送トレイ側に設けられ、前記駆動ギヤからの回転を前記昇降手段に伝達し、前記給送トレイの回動動作に伴って前記駆動ギヤと離間可能な被駆動ギヤと、を備え、
    前記給送トレイが前記給送位置にないことを前記トレイ検知手段が検知している状態で、前記シート検知手段が前記給送トレイに載置されたシートを検知した場合に、前記駆動ギヤを所定量だけ回転させることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記シート搬送装置を開閉可能に支持し、シートの画像を読み取る画像読取ユニットと、
    前記シート搬送装置が前記画像読取ユニットに対して閉じた位置にあることを検知するための開閉検知手段と、を備え、
    前記シート搬送装置が閉じた位置にあることを前記開閉検知手段が検知し、前記給送トレイが前記給送位置にないことを前記トレイ検知手段が検知している状態で、前記シート検知手段が前記給送トレイに載置されたシートを検知した場合に、前記駆動ギヤを所定量だけ回転させることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記シート搬送装置が閉じた位置にあることを前記開閉検知手段が検知していない状態では、前記駆動ギヤを回転させないことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 開閉可能に設けられ、シートの搬送経路を露出可能な開閉カバーと、
    前記開閉カバーが閉じた位置にあることを検知するためのカバー検知手段と、
    を有し、
    前記開閉カバーが閉じた位置にあることを前記カバー検知手段が検知し、前記給送トレイが前記給送位置にないことを前記トレイ検知手段が検知している状態で、前記シート検知手段が前記給送トレイに載置されたシートを検知した場合に、前記駆動ギヤを所定量だけ回転させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記開閉カバーが閉じた位置にあることを前記カバー検知手段が検知していない状態では、前記駆動ギヤを回転させないことを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  6. シートが載置される載置台と、前記載置台よりも下方に位置し前記載置台を昇降可能に支持する支持部材とからなり、装置本体に回動可能に設けられた給送トレイと、
    前記給送トレイに載置されたシートを搬送するためのシート搬送手段と、
    前記給送トレイが給送可能な給送位置にあることを検知するためのトレイ検知手段と、
    前記給送トレイに載置されたシートの有無を検知するためのシート検知手段と、
    前記載置台を前記支持部材に対して昇降させるための昇降手段と、
    を有し、
    前記昇降手段は、装置本体側に設けられた駆動ギヤと、給送トレイ側に設けられ、前記駆動ギヤからの回転を前記昇降手段に伝達し、前記給送トレイの回動動作に伴って前記駆動ギヤと離間可能な被駆動ギヤと、を備え、
    電源がOFFの状態からONの状態に切り替わったタイミングで、前記給送トレイが前記給送位置にあることを前記トレイ検知手段が検知していない場合には、前記駆動ギヤを所定量だけ回転させることを特徴とするシート搬送装置。
  7. シートが載置される載置台と、前記載置台よりも下方に位置し前記載置台を昇降可能に支持する支持部材とからなり、装置本体に回動可能に設けられた給送トレイと、
    前記給送トレイに載置されたシートを搬送するためのシート搬送手段と、
    前記給送トレイが給送可能な給送位置にあることを検知するためのトレイ検知手段と、
    前記給送トレイに載置されたシートの有無を検知するためのシート検知手段と、
    前記載置台を前記支持部材に対して昇降させるための昇降手段と、
    を有し、
    前記昇降手段は、装置本体側に設けられた駆動ギヤと、給送トレイ側に設けられ、前記駆動ギヤからの回転を前記昇降手段に伝達し、前記給送トレイの回動動作に伴って前記駆動ギヤと離間可能な被駆動ギヤと、を備え、
    省電力モードから通常動作モードに切り替わったタイミングで、前記給送トレイが前記給送位置にあることを前記トレイ検知手段が検知していない場合には、前記駆動ギヤを所定量だけ回転させることを特徴とするシート搬送装置。
  8. 前記駆動ギヤを所定量だけ回転させる回転量は、前記駆動ギヤの1/2歯以上であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  9. 前記駆動ギヤを所定量だけ回転させる回転量は、45°以下であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のシート搬送装置と、
    シートの画像を読み取る画像読取ユニットと、
    を備えていることを特徴とする画像読取装置。
  11. 前記画像読取ユニットは、シートの一方の面の画像を読み取る第1画像読取手段を有し、
    前記シート搬送装置は、シートの他方の面の画像を読み取る第2画像読取手段を有することを特徴とする請求項10に記載の画像読取装置。
  12. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のシート搬送装置と、
    シートに画像を形成する画像形成手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項10乃至12のいずれか一項に記載の画像読取装置と、
    シートに画像を形成する画像形成手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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