JP2013106109A - 原稿読取装置 - Google Patents

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Hidenori Sunada
秀則 砂田
Kenji Morita
健二 森田
Tetsushi Seki
哲志 関
Yohei Katto
洋平 甲藤
Akiko Sugano
明子 菅野
Asahiro Nakayoshi
朝弘 仲吉
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Abstract

【課題】 照明手段を点灯することにより排出原稿積載手段に原稿があることをユーザに通知するとともに、照明手段の照明によってユーザーがまずしくなることを低減する。
【解決手段】 排出原稿積載手段に向けて照明する照明手段を有する自動原稿搬送部と、自動原稿搬送部の原稿搬送手段によって搬送された原稿を読み取る読取部とを有し、原稿積載手段に積載されている原稿の読み取り開始の指示を受けた後に原稿有無検知手段が原稿有りを検知した場合に照明手段を点灯させ、開閉状態検知手段の検知結果が自動原稿搬送部が開いていることを検知した場合は照明手段の光量が下がるように照明手段の状態を制御する制御手段とを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動原稿搬送部を有する原稿読取装置に関する。
複写機やファクシミリ等のように、原稿の読み取り部と用紙への画像形成部の双方を備える画像形成装置においては、画像形成部の上に一定の空間を設けて読み取り部を配置することで、画像形成部にて画像形成された用紙を画像形成部の上部に排紙積載することを可能にしている。
このような配置にすることで装置の前後左右での用紙の排紙積載スペースを不要として、装置の占有スペースの小型化を実現しているが、排紙積載スペースが装置内部となる為暗くなって用紙の有無が分かりにくくなってしまう。その為、特許文献1にあるように排紙積載スペースに照明を設ける技術が提案されている。
特開平8−339107号公報
原稿の読み取りにおいて、自動原稿搬送装置では、給紙トレイに積載された原稿を画像読み取りセンサ部を経由して排紙トレイに搬送することで、連続して原稿を読み取ることを可能にしている。この時、給紙トレイへの原稿のセットの容易性から給紙トレイが上側、排紙トレイが下側に配置されることが多い。よって、自動原稿搬送装置においても排紙トレイが暗くなって排紙トレイに積載された原稿の取り忘れが想定される。
特許文献1のように自動原稿搬送装置に対して照明を設けると、自動原稿搬送装置はユーザーの視線に近く、かつ自動原稿搬送装置の上げ下げや積載トレイの上げ下げなど可動範囲が大きい為、照射光がユーザーの目に直接入ってまぶしくなりやすくなる。照射光の光量が少なければまぶしくならないが、その代わり照明がついてもユーザーは点灯に気付きにくくなる。
本発明では、排紙トレイへの原稿積載を通知する為の照明を設ける際の上記課題を解決し、ユーザーにとって不快な事象の可能性を減らして利便性を高めた原稿読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の原稿読取装置は、原稿を積載する原稿積載手段と、前記原稿積載手段に積載された原稿を搬送する原稿搬送手段と、前記原稿搬送手段により排出された原稿を積載する排出原稿積載手段と、前記排出原稿積載手段の原稿の有無を検知する原稿有無検知手段と、前記排出原稿積載手段に向けて照明する照明手段とを有する自動原稿搬送部と、前記自動原稿搬送部の原稿搬送手段によって搬送された原稿を読み取る読取部と、前記自動原稿搬送部の開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、前記原稿積載手段に積載されている原稿の読み取り開始の指示を受けた後に前記原稿有無検知手段が原稿有りを検知した場合に前記照明手段を点灯させ、前記開閉状態検知手段の検知結果が前記自動原稿搬送部が開いていることを検知した場合は前記照明手段の光量が下がるように前記照明手段の状態を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、照明手段を点灯することにより排出原稿積載手段に原稿があることをユーザに通知することができるとともに、照明手段の照明によってユーザーがまずしくなることを低減することがきる。
第一の実施形態のADFとリーダを模式的に示す断面図 原稿読み取りシステムの機能ブロック図 ADFを上げた時の概略図 排紙LEDによって排紙トレイを照らす説明図 ADFを上げた時、排紙LEDからの光が視界に入る説明図 第一の実施形態の原稿読み込みにおける排紙LEDに関する制御フロー図 第二の実施形態のADFとリーダを模式的に示す断面図 原稿積載トレイを上げた時に排紙LEDから光が視界に入る説明図 第二の実施形態の原稿読み込みにおける排紙LEDに関する制御フロー図
(第一の実施形態)
図1はADF(自動原稿給紙部)20及びリーダ100(画像読取部)を模式的に示す断面図である。図1は、原稿束Sが原稿トレイ(原稿積載部)10にセットされた直後の状態を示している。図3はADF20を開けた(上げた)状態の画像読取システムの概観図である。
本実施形態の画像読取システムは、図1に示すように、リーダ100、ADF20及びコントローラ部(図1では不図示)から構成されている。そして、図3に示すように、画像読取システムにおける奥側においてADF20とリーダ100とはヒンジによって接続され、ヒンジを中心点としてADF20を画像読取ユニット100に対して上下方向に開閉可能である。
画像読取システムは、画像形成部と接続されて画像形成システムを構成する。画像形成システムは、画像読取システムが読み込んだ原稿の画像のコピーを画像形成部256を用いて作成することができる。
画像読取システムは、原稿を読み取るモードとして、原稿固定読みガラス102に載置された原稿を読み取る原稿固定読みモードと、原稿トレイ10から排出トレイ15に原稿を搬送しながら原稿を読み取る流し読みモードとを有する。固定読みモードの場合は、表面スキャナユニット106を移動させながら原稿固定読みガラス102に載置された原稿を読み取る。流し読みモードの場合は、表面スキャナユニット106を流し読みガラス101の下に固定させ、原稿トレイ10から搬送された原稿が流し読みガラス101を通過する際に表面スキャナユニット106が原稿を読み取る。また、自動原稿給紙ユニットが裏面スキャナユニット17を保持しているので、搬送されている原稿の表面の画像および裏面の画像を同時に読み取ることができる。
本実施形態のADFは、排紙トレイ(排出原稿積載部)15における原稿の取り忘れを防止するために、排紙トレイ15に原稿が積載されていることをユーザに通知する。以下、原稿が排紙トレイに排出されるモードである、ADFを用いた原稿を読み取る流し読みモードにおける制御について主に説明する。
表面スキャナ106を用いて原稿の片面のみを読み取る片面流し読みモードにおける画像読取システムの動作の概略を説明する。
表面スキャナユニット106はLED103、レンズ群104、イメージセンサ105が一体になって構成されている。LED103から光は上側に照射される。照射された光の反射光がレンズ群104を経由してイメージセンサ105に受光され、イメージセンサ105は受光量に応じた画像データを出力する。
ADFを使用した片面原稿読取ジョブが指示されると、最初にADF開閉検知センサ301(図3)の検知結果からADF20からの原稿読取ジョブが実行可能か否か判断する。ADF開閉検知センサ301は、リーダ100の上面部の奥側に取り付けられ、ADF20が閉じられるとスイッチが押されることによりADFが閉じられることを検知し、ADF20が開けられるとスイッチが立ち上がってADFが開けられることを検知する。
図3のようにADF20が上側に上げられていると原稿を正しく搬送出来ない為、ADF開閉検知センサ301の検知結果がADF20が開けられていることを示す場合は、原稿読み取りジョブを行わない。
ADF開閉検知センサ301の検知結果がADF20が閉じられていることを示す場合は、原稿読取ジョブを行うためにスキャナユニットの起動準備を開始する。表面スキャナユニット106が基準白色板107直下の位置まで移動し、シェーディングが実施される。シェーディングは、LED103をOFFした状態(真っ黒)でのイメージセンサ105からの出力値と、LED103をONした状態(真っ白)でのイメージセンサ105からの出力値とを用いて原稿画像読み取り時の読取レベルの正規化する処理である。シェーディング終了後、表面スキャナユニット106は原稿流し読みガラス101直下の位置まで移動し、搬送される原稿が読み取り位置に到達するまで待機する。
表面スキャナユニット106の準備が終了し、ADFからの原稿給紙が可能になると、原稿束Sの原稿面に給紙ローラ1が落下し回転する。これにより、原稿束の最上面の原稿が給紙される。分離ローラ2と分離パッド8は、1枚以上の原稿シートで構成される原稿束Sを積載する原稿トレイ10から最上面の原稿を1枚ずつ給紙搬送する際に、最上面の1枚の原稿以外の原稿が重送されることを規制する
分離ローラ2と分離パッド8によって分離された原稿は、分離後ローラ3のニップ圧により分離後ローラ3時点の搬送速度に加速され、搬送される。原稿が分離後ローラ3に到達するまでは、原稿を分離ローラ2でしか挟持出来ていない為、原稿と分離パッドとの摩擦により応じた速度で搬送されている。
分離後ローラ3の下流側には原稿読取前ローラ4がある。原稿読取前ローラ4により原稿は原稿流し読みガラス101方向へ搬送される。
給紙パスに送られた原稿は、原稿読取ローラ5の近傍にある原稿流し読みガラス101の原稿読取位置まで送られる。なお、原稿流し読みガラス101の原稿読取位置に搬送される際に、原稿読取先端位置を検知するため、リードセンサ14により原稿先端を検知する。リードセンサ14は原稿の有無を検知するセンサである。リードセンサ14の検知結果が原稿無しから原稿有りに変化したタイミングが原稿先端を検知したタイミングとなり、検知結果が原稿有りから原稿無しに変化したタイミングが原稿後端を検知したタイミングとなる。
リードセンサ14が原稿先端を検知したタイミングから、原稿読取ローラ5の駆動源となる搬送モータ(図示せず)の駆動クロックの計数を開始する。本実施形態では、分離後ロータ3、原稿読取前ローラ4および原稿読取ローラ5は同一の搬送モータにて駆動されている。駆動クロック1つあたりの原稿読取ローラ5の回転量は同じである。リードセンサ14が原稿先端を検知したタイミングからの駆動クロック数を用いて原稿先端の位置を推測することができる。よって、原稿先端を検知したタイミングからの駆動クロック数が原稿流し読みガラス101の原稿読み取り位置に対応した所定値に達したタイミングで表面スキャナユニット106による原稿の画像取り込みを開始させる。
原稿流し読みガラス101の原稿読み取り位置を通過した原稿は、基準白色板107の上側にある小さなジャンプ台を通過し原稿読取後ローラ6のニップに突入する。その後、リードセンサ14が原稿後端を検知したタイミングからの駆動クロック数が所定値に達したタイミング(すなわち、原稿後端が原稿読み取り位置を通過したタイミング)で、表面スキャナユニット106による原稿の画像取り込みを終了させる。さらに原稿後端が排紙ローラ7を通過して排紙トレイ15に排出されてから、原稿後端が排紙ローラ7に引っ掛からないように余分に排紙ローラ7を回転させた時点で片面原稿読取シーケンスを終了させる。
排紙トレイ15には、排紙トレイ15における原稿の有無を検知する排紙原稿検知センサ16が設置されている。ADFを用いた原稿読取シーケンスにおいて、排紙原稿検知センサ16にて原稿が検知された場合は、排紙照明LED9を点灯し、原稿トレイ10の影により暗くなっている排紙トレイ15の手前上面を照らす。そして、原稿読取シーケンスが終了後に排紙原稿検知センサ16が原稿を検知しなくなったことに応じて排紙照明LED9を消灯する。このように、本実施形態によれば排紙照明LED9を排紙トレイにむけて照明することにより、ユーザに排紙トレイ15に原稿が有ることを通知することができ、ユーザが排紙トレイ15から原稿を取り忘れることを抑制することができる。
指定された読み取りジョブがADFを使用した両面読み取りであった場合には、表面スキャナユニット106と同様に裏面スキャナユニット17を動作させることで搬送中の原稿の裏面も読み取ることが出来る。裏面スキャナユニット17は表面スキャナユニット106とほぼ同一構成である為、説明を割愛する。
図2は本実施形態の画像形成システムの機能構成図である。
読取用CPU201は、読取用RAM202を作業領域として使用して、読取用ROM203に格納されているプログラムに基づき、リーダ100、ADF20を制御し、画像読取システムの動作を統合して制御する。また、読取用CPU201はADF開閉検知センサ301の検出結果を参照し、ADF20からの原稿読み取りジョブの実行可否を判断する。読取用RAM202は、画像処理部207がシェーディング等の処理を行うために画像データの蓄積や画像読み込み部206にて読み込んだ画像データをコントローラに送信するまでの蓄積といった一時格納領域としても使用される。
原稿搬送部204は、ADF20に載置された原稿を表面スキャナユニット106の画像読み込み位置までの搬送やその後の排出を制御するするために、各種ローラを駆動する搬送モータやリードセンサ14などを制御する。スキャナユニット駆動部205は、表面スキャナユニット106の移動を制御する。たとえば、表面スキャナユニット106をジョブの内容に応じて原稿流し読みガラス101、基準白色板107、原稿固定読みガラス102の直下に移動させている。
画像読み込み部206は表面スキャナユニット106及び裏面スキャナユニット17に含まれるLED103およびイメージセンサ105を制御し、指示された動作モードによる画像の読み込みを実現する。
画像処理部207は、コントローラが画像データを正しく受け取れるように画像データの並び替えや画像読み込み部206で読み込んだ不要な画像領域の画像データの消去、表面スキャナユニット106及び裏面スキャナユニット17のそれぞれで読み込んだ画像データの交互転送の準備等を行っている。そして、画像処理部207によって処理された画像データは、コントローラ通信部208によってコントローラに転送される。排紙LED制御部209は、排紙LED9の点灯を制御する。
コントローラ用CPU251は、コントローラ用RAM252を作業領域として使用して、コントローラ用ROM253に格納されている情報に基づき、画像読取システムを含む画像形成システム全体の様々な制御を行う。
コントローラ用RAM252は、不揮発領域である画像メモリ255に格納するまで一時的に画像データを保持したり、画像メモリ255から取り出して、ネットワーク回線へのI/Fとなる外部I/F258に転送するときにも使用される。
操作部254は、画像読み取りおよび画像形成に関する設定やシステム内の様々な設定に関するユーザ指示を受け付ける。画像メモリ255は、外部I/F258や原稿読取部通信部257が受信した画像データを格納するものであり、HDD等の大容量メモリが使用される。画像形成部256は、画像データに基づく画像を記録紙に印刷する。
[排紙LEDの点灯制御]
図3はADF20を上げた状態の画像読取システムの概観図である。図4は、ADFが下がった状態にける上からの画像読取システムの概観図である。
図3に示されるように、排紙LED9は原稿トレイ10の裏側の手前の位置に配置されている。図4のように、ADF20が下がった状態では、排紙トレイ15は原稿トレイ10の下に隠れてしまい、ユーザは原稿トレイに残っていること原稿に気づきにくい。そこで、排紙トレイ15の中に原稿が残っている場合に、排紙トレイ15の手前側を照らすことにより、排紙トレイ15の中に原稿が残っていることをユーザに通知する。
しかしながら、ADF20を上げた状態で排紙LED9を点灯したままだと、図5のように点灯している排紙LED9の照射光がユーザーの視線に直接入ってしまう。そこで、本実施形態では、ユーザがまぶしくならないようにするために、ADF20を上げた場合は、排紙LEDを点灯させないようにする。
原稿が排紙トレイに排出されるモードである、ADFを用いた原稿を読み取る流し読みモードにおける排紙LEDの点灯制御について図6のフローを用いて説明する。
画像読み取りシステムを用いて原稿の画像を読み込む場合、ユーザーは、まず、原稿トレイガイド11の位置を原稿のサイズに合わせて移動させてから原稿トレイ10に原稿を載置する。そして、ユーザは、操作部254を用いて、原稿読み込み条件の設定をし、原稿読み込みジョブの開始を指示する。
コントローラCPU251は操作部254において原稿読み込みジョブの開始要求を受けると、読み取り用CPU201に原稿読み込み開始の指示を出す。読み取りCPU201は、コントローラCPU251から原稿読み取り通信部257及びコントローラ通信部208を介して原稿読み込み開始の指示を受信する(S601)。
読み取りCPU201は、原稿読み込み開始の指示に応じて、ADF開閉検知センサ301の検知結果を参照し、ADF20が上がっているか否かを判定する(S602)。読み取りCPU201がADF20が上がっていると判定した場合は、コントローラCPU251に原稿読み込み動作が不可能であることを通知し、原稿読み込みジョブを終了する(S603)。
一方、読み取り用CPU201がADF20が下がっていると判定した場合は、以下の処理を行う(S602−No)。スキャナユニット駆動部205が表面スキャナユニット106をスキャナ基準白色板107直下の位置まで移動させる。画像読み込み部206および画像処理部207がシェーディングを実施する。シェーディング終了後に、スキャナユニット駆動部205が、表面スキャナユニット106を原稿流し読みガラス101の直下に移動させる(S604)。その後、原稿搬送部204が原稿トレイ10上に積載された原稿を搬送する。そして、原稿先端を検知したタイミングからの駆動クロック数が原稿流し読みガラス101の原稿読み取り位置に対応した所定値に達したタイミングで画像読み込み部206が原稿の画像の読み込みを開始する(S605)。
ここで、読み取り用CPU201は、読み取り用排紙LEDが点灯しているか否かを判定する(S606)。排紙LEDが点灯していないと判定された場合は(S606−No)、読み取り用CPU201は、排紙原稿検知センサ16の検知結果を参照し、排紙トレイ15に原稿が有るか否かを判定する(S607)。そして、S607において原稿が有ると判定された場合は、排紙LED9を点灯させる(S608)。
一方、S606において排紙LEDが点灯していると判定された場合は(S606−Yes)、原稿の搬送が継続している限り、再び排紙原稿検知センサ16が原稿有りを検知するはずである為、排紙原稿検知センサ16の検知結果を参照せずに排紙LED9を点灯させつづける。また、S607において原稿が無いと判定された場合は、まだ、排紙トレイ15に原稿が排出されていないタイミングであるので、排紙LED9を点灯させない。
S605〜S608の処理を、原稿トレイ10の原稿のすべての読み込み及び排紙トレイ15への排出がおわるまで繰り返す(S609)。
原稿トレイ10上の原稿が全て読み込み及び排紙トレイ15への排出が完了した時点(S609−Yes)で、スキャナユニット内のLEDとイメージセンサをOFFする。そして、原稿搬送部204が表面スキャナユニット106を原稿流し読みガラス101の直下の位置から基準白色板107直下近辺のOFF待機位置に移動させる(S610)。
読み取り用CPU201は、排紙原稿検知センサ16とADF開閉検知センサ301の検知結果を参照する(S611、S612)。
S611において、読み取り用CPU201が排紙原稿検知センサ16の検知結果に基づき排紙トレイ15に原稿が無いと判定した場合は(S611−No)、排紙LED9を消灯する(S613)。このようにすることにより、排紙トレイ15から原稿がとりのぞかれたことに応じて排紙LED9を消灯することができる。
また、S612において、読み取り用CPU201がADF開閉検知センサ301の検知結果からADF20が上がっていると判定した場合は(S612−Yes)、排紙LED9を消灯する(S613)。このようにすることにより、図5に示すように排紙LED9の照射光がユーザーの視線に直接入ってしまうことを防ぐことができる。排紙LED9を消灯した後は、次の原稿読み込み開始の指示が来るのを待機する(S601)。S612−Yesの場合に排紙LED9を消灯し、ADFが閉じられても再点灯しない理由は、原稿トレイ10の原稿のすべての読み込み及び排紙トレイ15への排出が終了したのちにADF20を開けた場合、原稿固定読みモードによって原稿読み込みを開始する可能性が高いからである。
一方、読み取り用CPU201が、S611において排紙トレイに原稿が有ると判定した場合およびS612においてADF20が上がっていると判定した場合は、排紙LED9を点灯しつづけ、ユーザに排紙トレイ15に原稿が有ることを通知しつづける。そして、次の原稿読み込み開始の指示を受けたか否かを判定する(S614)。
次の原稿読み込み開始の指示を受けていない場合は(S614−No)、S611およびS612の処理を繰り返す。つまり、原稿を排紙トレイ15から取り除かれるか、それともADF20が開けられるかするまで、排紙LED9を点灯しつづけユーザに排紙トレイ15に原稿が有ることを通知しつづける。
一方、原稿が排紙トレイ15に残ったまま、次の原稿読み込み開始の指示を受けた場合(S614−Yes)は排紙LED9が点灯したまま、次の原稿読み込みジョブを開始する。この場合、S612の判断によりADFは上がっていないことが確定している為、表面スキャナユニット106の起動から開始する(S604)。
(第二の実施形態)
上述の第一の実施形態では、ADFの開閉状態を元に排紙LED9の点灯/消灯制御を切り替えているが、排紙LED9の位置によっては他の情報も併用して点灯/消灯制御を行っても良い。
図7は第二の実施形態における画像読み取りシステムにおけるADF20及びリーダ100を模式的に示す断面図である。第二の実施形態における画像読み取りシステムの構成において第一の実施形態の画像読み取りシステムと同一の構成については同一の符号をつけ説明を割愛する。第二の実施形態における画像読み取りシステムにおいて、第一の実施携帯の画像読み取りシステムと異なる構成は、以下の3点である。紙トレイ15に積載された原稿を取りやすくする為、原稿トレイ10が回転軸12を中心点として上に上げることが可能になっている。排紙LED9の位置が可動可能な原稿トレイ10の裏面に配置されている。原稿トレイ10が上がっているか検知する為の原稿トレイ開閉検知センサ13を備えている。原稿トレイ10の裏面に排紙LED9を設けることで、給紙ローラ1と排紙ローラ7に至る搬送パスが短い構成においても、排紙トレイ15の手前を照らすのに適した位置に排紙LED9を配置することができる。
図8は原稿トレイ10を上に上げた状態の図である。原稿トレイ10が上がっている為、排紙トレイ15上の原稿はユーザーの視界に十分入ってくる。それと同時に、排紙トレイ1を照らすべき排紙LED9が装置の右側を向いており、このままだとユーザーの立ち位置によっては排紙LED9からの照射光がユーザーの眼に直接入ってくる可能性がある。
そこで、第二の実施形態では、ADF開閉検知センサ301に加えて原稿トレイ開閉検知センサ13を用いて排紙LEDの点灯制御を行う。ADFを用いた原稿を読み取る流し読みモードにおける排紙LEDの点灯制御に関する第二の実施形態の処理フローについて、図9を用いて説明する。図9の処理フローにおいて、図6の処理フローと同一の処理については同一の番号をつけ、説明を割愛する。
読み取り用CPU201は原稿読み取り開始の指示に応じて、ADF開閉検知センサ301の検知結果に加えて原稿トレイ開閉検知センサ13の検知結果を参照(S920)する。そして、ADF20が開いている場合(S602−Yes)および原稿トレイ10が上がっている場合(S920−Yes)は、コントローラCPU251に原稿読み込み動作が不可能であることを通知し、原稿読み込みジョブを終了する(S603)。
原稿トレイ10上の原稿が全て読み込み及び排紙トレイ15への排出が完了し(S610−Yes)、排紙トレイ15に原稿が有ると判定され(S611−Yes)、ADF20が閉じている判定された場合(S612−No)、原稿トレイ開閉検知センサ13の検知結果を参照して読み取り用CPU201が原稿トレイ10が上がっているか否かを判定する(S922)。
原稿トレイ10が上がっていないと判定された場合(S922−No)、排紙トレイ15に排出された原稿が有ることをユーザに通知するために、排紙LED9の光量を通常の量にする。
読み取り用CPU201が排紙LED制御部209の排紙LED制御状態情報を参照することにより排紙LED9の光量が減っているか否かを判定する(S923)。排紙LED光量が減っていた場合は(S923−Yes)、排紙LED9の光量を通常の量に戻すように、読み取り用CPU201が排紙LED制御部209に対して指示する(S924)。排紙LED光量が減っていなかった場合は(S923−No)、光量を調整せずに処理を進める。
一方、ADF20が開いていると判定された場合(S612−Yes)および稿トレイ10が上がっていると判定された場合(S922−Yes)は、排紙LED9からの照射光がユーザーの眼に直接入る量を減らすために、排紙LED9の光量を減らす(S925、S926)。そして、原稿読み込み開始の指示がない場合はS611の処理にもどる。本実施形態では、光量を減らしすぎて、排紙LED9が点灯していることをユーザが気付かなくなることを防ぐために、すでに光量が減っている場合はそれ以上に光量を減らさないようにしている。
S611において、原稿読み込み開始の指示を受けた場合は、ADF20が開いているか、もしくは原稿トレイ10が上がっているので、コントローラCPU251に原稿読み込み動作が不可能であることを通知する(S928)。
本実施形態では、ADF20が開いている場合および原稿トレイが上がっている場合には、排紙LED9の光量を減らす。これにより、ユーザがまぶしくなることを防ぎつつ、排紙トレイ15に原稿があることをユーザに通知しつづけることができる。
なお、上記第一および第二の実施形態におけるADF開閉検知センサ301および原稿トレイ開閉検知センサ13はジャイロを用いてもかまわない。また、上記第一および第二の実施形態においてLEDのかわりに他の照明を用いてもかまわない。また、第一の実施形態ではADFが開いた場合にはLEDを消灯したが、第二の実施形態で説明したように光量を減らすようにしてもかまわない。
1 給紙ローラ
2 分離ローラ
3 分離後ローラ
4 原稿読み取り前ローラ
5 原稿読み取りローラ
6 原稿読み取り後ローラ
7 排紙ローラ
8 分離パッド
9 排紙照明LED
10 原稿トレイ
11 原稿トレイガイド
12 原稿トレイ回転軸
13 原稿トレイ開閉検知センサ
14 リードセンサ
15 排紙トレイ
16 排紙原稿検知センサ
17 裏面スキャナユニット
20 ADF
100 リーダ
101 原稿流し読みガラス
102 原稿固定読みガラス
103 LED
104 レンズ群
105 イメージセンサ
106 表面スキャナユニット
107 基準白色板

Claims (4)

  1. 原稿を積載する原稿積載手段と、前記原稿積載手段に積載された原稿を搬送する原稿搬送手段と、前記原稿搬送手段により排出された原稿を積載する排出原稿積載手段と、前記排出原稿積載手段の原稿の有無を検知する原稿有無検知手段と、前記排出原稿積載手段に向けて照明する照明手段とを有する自動原稿搬送部と、
    前記自動原稿搬送部の原稿搬送手段によって搬送された原稿を読み取る読取部と、
    前記自動原稿搬送部の開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、
    前記原稿積載手段に積載されている原稿の読み取り開始の指示を受けた後に前記原稿有無検知手段が原稿有りを検知した場合に前記照明手段を点灯させ、前記開閉状態検知手段の検知結果が前記自動原稿搬送部が開いていることを検知した場合は前記照明手段の光量が下がるように前記照明手段の状態を制御する制御手段とを有することを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記原稿積載手段に積載されている原稿の読み取り終了後に、前記原稿有無検知手段が原稿無しを検知した場合に、前記照明手段を消灯させ、
    前記開閉状態検知手段の検知結果が前記自動原稿搬送部が開いていることを検知した場合は、前記照明手段を消灯させる
    ことを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
  3. 前記開閉状態検知手段が前記自動原稿搬送部が開いていることを検知した場合は、前記原稿搬手段は前記原稿積載手段に積載された原稿を搬送しないことを特徴とする請求項1または2に記載の原稿読取装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記原稿積載手段に積載されている原稿の読み取り開始の指示を受けた後に、前記原稿有無検知手段が原稿有りを検知した場合に、前記照明手段を点灯させ、
    前記原稿積載手段に積載されている原稿の読み取り終了後に、前記原稿有無検知手段が原稿無しを検知した場合に、前記照明手段を消灯させ、
    前記開閉状態検知手段の検知結果が前記自動原稿搬送部が開いていることを検知した場合は、前記照明手段の光量を下げさせる
    ことを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2020080448A (ja) * 2018-11-12 2020-05-28 シャープ株式会社 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置

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