JP4904958B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、スキャナなどに用いられる画像読み取り装置に関するものである。
原稿台上に置かれた原稿の画像や、自動原稿送り装置が設けられこの自動原稿送り装置により送られてきた原稿の画像を読み取る画像読み取り装置が知られている。この画像読み取り装置においては、環境保護、省エネルギーの観点から、一定時間使用されない場合に電力の供給を停止し節電状態とする場合がある。
また、画像読み取り装置において、原稿台上に置かれた原稿を押さえるための圧板の開放や自動原稿送り装置への原稿のセットが検知された際に節電状態を解除するとともに、RAMから既に調整が行われた増幅率等を読み出しこの読み出された増幅率等を利用する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。そして、本技術により不要な待ち時間を最小限にとどめて早期に画像読み取り等を行うことが可能となる。
特開2001−53937号公報
ところで、原稿は、節電状態や電源がオフされた電源オフ状態において原稿台上にセットされる場合がある。このような状態下においては、原稿の有無を検出する検出部に対して電力が供給されていないために原稿が置かれたことを認識することができない。原稿の存在自体を認識することができないと、後に読み取り等の開始指示を受け付けたとしても原稿の存在自体が認識されていないためにサイズ検知も困難となり、読み取りが開始できなかったり開始された読み取りが中断したりする場合がある。このような不具合に対し、圧板の開放検知等により節電状態を解除し上記検出部に電力を供給する態様も考えられる。しかしながら、早期の画像読み取りを可能とするためには検出部以外の制御部や機構部に対しても電力を供給する必要があり、この場合消費電力が増大し省エネルギー等の観点からは好ましくないものとなる。
本発明は、以上の背景からなされたものであり、その目的とするところは、電力の消費を抑制しつつ原稿の有無を検出可能な画像読み取り装置を提供することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像読み取り装置は、原稿が置かれる原稿台と、原稿台に対して開閉可能に配設され、原稿台に置かれた原稿を押さえる押さえ部材と、原稿台に対する押さえ部材の開閉動作を検知する検知手段と、原稿台に置かれた原稿の画像を読み取る読み取り手段と、原稿台上の原稿の有無を検出する有無検出手段と、読み取り手段および有無検出手段に対する給電が行われていない状態で原稿台に対する押さえ部材の開動作または閉動作が検知手段により検知された場合に、有無検出手段に対して給電を行う第一の給電手段と、原稿台に対する押さえ部材の開動作または閉動作が検知手段により検知された後所定の入力を受け付けた場合に読み取り手段および有無検出手段に対して給電を行う第二の給電手段と、を有する。
ここで、有無検出手段により原稿の存在が検出された場合に原稿の存在を通知する通知手段を更に備えたことを特徴とすることができる。また、通知手段は、第二の給電手段による読み取り手段および有無検出手段に対する給電が停止される際に原稿の存在を通知することを特徴とすることができる。さらに、第二の給電手段による読み取り手段および有無検出手段に対する給電が停止される際、有無検出手段による検出結果を不揮発性メモリに格納する格納手段を更に備えたことを特徴とすることができる。また、第二の給電手段による読み取り手段および有無検出手段に対する給電が再開された際、不揮発性メモリから読み出された情報に基づき所定の通知を行う通知手段を更に備えたことを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される画像読み取り装置は、原稿が置かれる原稿台と、原稿台に対して開閉可能に配設され、原稿台に置かれた原稿を押さえる押さえ部材と、原稿台に対する押さえ部材の開閉動作を検知する検知手段と、原稿台上の状態を読み取った読み取り結果に基づいて原稿の有無を検出する有無検出手段と、読み取り結果に対して所定の画像処理を施す処理手段と、有無検出手段および処理手段への給電が停止された節電モードにおいて、原稿台に対する押さえ部材の開動作または閉動作が検知手段にて検知された場合に、処理手段に対しての給電を停止した状態で有無検出手段に対して給電を行う給電手段と、を有する。
ここで、処理手段は、読み取り結果に対してシェーディング補正を施し、有無検出手段は、処理手段によるシェーディング補正が施されていない読み取り結果に基づいて原稿の有無を検出することを特徴とすることができる。また、処理手段は、有無検出手段により原稿の有無の検出がなされる際には給電手段による給電がなされていないことを特徴とすることができる。さらに、読み取り結果に基づき原稿台に置かれた原稿のサイズを検出するサイズ検出手段を更に備え、処理手段は、読み取り結果に対してシェーディング補正を施し、給電手段は、サイズ検出手段に給電を行い、サイズ検出手段は、給電手段により給電が行われた処理手段にてシェーディング補正が施された読み取り結果に基づいて原稿のサイズを検出することを特徴とすることができる。
また、読み取り結果に基づき原稿台に置かれた原稿のサイズを検出するサイズ検出手段を更に備え、有無検出手段に供される読み取り結果が取得される際の読み取り性能は、サイズ検出手段に供される読み取り結果が取得される際の読み取り性能よりも低いことを特徴とすることができる。さらに、給電手段は、蓄電池を備え、蓄電池の電力残量を把握する把握手段と、把握手段により把握された電力残量に応じて有無検出手段における検出モードを設定する設定手段と、を更に備えたことを特徴とすることができる。
請求項1記載の発明によれば、電力の消費を抑えつつ原稿の有無を検出可能な画像読み取り装置を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、原稿の取り忘れを抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、原稿の取り忘れを抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、給電が停止された後も原稿の有無に関する情報を保持しておくことが可能となり後にこの情報を利用することが可能となる。
請求項5記載の発明によれば、例えば、原稿送り装置等が使用されるために原稿の有無がユーザにより確認されない状況であっても原稿が取り忘れられていることをユーザに知らせることが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、電力消費を抑えつつ原稿の有無を検出可能な画像読み取り装置を提供することができる。
請求項7記載の発明によれば、電力の消費を抑えることができる。
請求項8記載の発明によれば、電力の消費を抑えることができる。
請求項9記載の発明によれば、原稿のサイズを精度よく検出することが可能となる。
請求項10記載の発明によれば、電力の消費を抑えることが可能となる。
請求項11記載の発明によれば、電力残量に応じた適切な検出モードを設定することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、画像読み取り装置を概略的に示した概略構成図である。本画像読み取り装置は、積載された原稿束から原稿を順次搬送する原稿送り部10と、スキャンによって画像を読み取る読み取り部30とから構成されている。なお、原稿送り部10は、第1プラテンガラス32A上に置かれた原稿を押さえる押さえ部材としても機能する。
まず、原稿送り部10は、複数枚の原稿からなる原稿束を積載する原稿積載部11と、この原稿積載部11の下方に設けられ読み取りが終了した原稿を積載する排紙部12とを備える。また、原稿送り部10は、原稿積載部11の原稿を取り出して搬送する搬送ロール13と、搬送ロール13の原稿搬送方向下流側に設けられフィードロールおよびリタードロールによって用紙を一枚ずつに捌く捌き機構14とを備えている。また、原稿が搬送される搬送路21には、原稿搬送方向上流側から順に、プレレジロール15、レジロール16、プラテンロール17、アウトロール18、および排出ロール19が設けられる。
プレレジロール15は、一枚ずつに捌かれた原稿を下流側のロールに向けて搬送すると共に原稿のループ形成を行う。レジロール16は、回転し一旦停止した後にタイミングを合わせて回転を再開し、下流側にレジストレーション調整を施しながら原稿を供給する。プラテンロール17は、読み取り部30にて読み込み中の原稿搬送をアシストする。アウトロール18は、読み取り部30にて読み込まれた原稿をさらに下流に搬送する。排出ロール19は、アウトロール18から搬送されてきた原稿を排紙部12へ排出する。
一方、読み取り部30は、原稿送り部10によって搬送される原稿や、後述する第1プラテンガラス32A上に置かれる原稿の読み取りを行う。
読み取り部30は、筐体を形成する装置フレーム31を備え、この装置フレーム31により原稿送り部10を開閉可能に支持している。また、読み取り部30は、原稿送り部10の開閉を検知する不図示の開閉検知センサを備えている。
さらに読み取り部30は、静止させた状態で原稿がセットされる原稿台としての第1プラテンガラス32A、原稿送り部10によって搬送される原稿を読み取るための光の開口部を有する第2プラテンガラス32Bを備えている。また、読み取り部30は、第1プラテンガラス32A上における原稿が定形サイズであるか否かを検出する検出部の一例としてのサイズ検出センサ41を備えている。このサイズ検出センサ41は、後述するように第1プラテンガラス32A上における原稿の有無を検出するために用いることもできる。なお、このサイズ検出センサ41は、例えば、発光素子及び受光素子から構成される。発光素子から光を照射し照射箇所からの反射光を受光素子で受光することで照射箇所における原稿の有無を検出する。
また、読み取り部30は、第2プラテンガラス32Bの下に静止し、あるいは第1プラテンガラス32Aの全体にわたってスキャンして画像を読み込むフルレートキャリッジ33と、フルレートキャリッジ33から得られた光を結像部へ供給するハーフレートキャリッジ34とを備えている。フルレートキャリッジ33には、原稿に光を照射する照明ランプ33aと、原稿から得られた反射光を受光するミラー33bとが設けられている。
さらに、読み取り部30は、結像用レンズ38およびCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ39を備えている。結像用レンズ38は、得られた光学像を光学的に縮小する。また、CCDイメージセンサ39は、結像用レンズ38によって結像された光学像を光電変換する。なお、図示は省略するが、このCCDイメージセンサ39は、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色用の1次元のラインセンサが3列一組で配置されて構成されており、各色毎に1ライン分を同時に処理している。各ラインセンサは、フォトダイオードPDを主走査方向にn個直線上に並べた構成となっている。
また、読み取り部30は、制御・画像処理ユニット40を備えている。制御・画像処理ユニット40は、原稿送り部10および読み取り部30の駆動制御を行い、また読み取り部30によって読み込まれた画像信号を処理する。
さらに、読み取り部30は、第1プラテンガラス32A上に原稿が残っている場合に、警告音を発しユーザに対し取り除かれていない原稿についての所定の通知を行うブザー42を備えている。
また、読み取り部30は、ユーザによる各種情報の入力や各種設定を受け付けるとともにユーザに対して所定の情報を表示するコントロールパネル43を備えている。このコントロールパネル43には、不図示の節電モードボタンが設けられており、ユーザによる押圧を受け付けることで節電モード/非節電モードの切換が可能となっている。さらに、コントロールパネル43には、スタートボタン(不図示)が設けられており、ユーザによる押圧を受け付けることで、読み取り(スキャン)が開始される。さらに、読み取り部30には、メインスイッチ44が設けられている。ユーザによる操作を受け付けることで、後述する主電源部70(図2参照)から各部への電力供給がオンオフされる。
次に、読み取り部30に設けられた制御・画像処理ユニット40について詳細に説明する。
図2は、制御・画像処理ユニット40の機能構成を説明するためのブロック図である。本ブロック図を図1とともに説明する。同図に示す制御・画像処理ユニット40は、ユニット本体部51と、時間管理部52とから構成される。
ユニット本体部51には、補助電源部60と、開閉検知部61と、読み取り制御部62とが設けられている。また、ユニット本体部51には、ランプ制御部63と、サイズ検出センサ制御部64と、CCD制御部65と、エッジ検出部66と、メイン制御部67と、残量把握部68と、通知制御部69とが設けられている。
また、ユニット本体部51には、さらに主電源部70と、シェーディング補正部71と、GAP補正部72と、フィルタ処理部73と、画像処理部74と、モータ制御部75と、FAN制御部76と、節電モード受付部77と、オプション基板制御部78と、コントロールパネル受付部79と、メインスイッチ受付部80とが設けられている。
第1の給電手段の一例としての補助電源部60は、主電源部70からの電力供給を受けるとともに充電可能な蓄電池である。従って、補助電源部60は、メインスイッチ44がオフ状態であり、主電源部70からの電力供給が無い場合であっても独立して電力供給が可能である。補助電源部60は、開閉検知部61により原稿送り部10の開動作が検知された際に、制御・画像処理ユニット40内に設けられた複数の制御部等のうちの一部に対して電力供給を行う。具体的には、補助電源部60は、読み取り制御部62、ランプ制御部63、サイズ検出センサ制御部64、CCD制御部65、エッジ検出部66、およびメイン制御部67へ電力の供給を行う。
開閉検知部61は、上記読み取り部30に設けられた不図示のセンサからの出力を受け原稿送り部10の開閉を検知する。また、開閉検知部61は、スイッチ機能を備えている。開閉検知部61は、後述する節電モード状態、電源オフ状態において原稿送り部10の開動作を検知した場合に、スイッチ機能をオンすることで補助電源部60から読み取り制御部62等への電力供給を開始する。なお、上記開閉検知部61および不図示のセンサに対しては原稿送り部10の開閉の有無にかかわらず補助電源部60から電力が供給されており、節電状態または電源オフ状態であっても原稿送り部10の開閉動作を検知可能となっている。
読み取り制御部62は、クロック制御部、ライン同期信号制御部およびページ同期信号制御部としての機能を備え、CCDイメージセンサ39(図1参照)による読み取りが行われる際のタイミング、周期などを制御する。
クロック制御部は、画像読み取り動作の基準となるクロックを発生する。このクロックは、ライン同期信号制御部およびページ同期信号制御部に出力される。このクロックの周期は、後述するライン周期に対し十分に小さい値に設定される。
また、ライン同期信号制御部は、ライン同期信号を発生する。このライン同期信号は、CCDイメージセンサ39が原稿の主走査方向1ライン分の画像データを取得する周期(ライン周期)毎に瞬間的にアサートされる。そして、本実施の形態ではクロック発生部から入力されるクロックのカウント値が所定の設定値と一致する毎にライン同期信号がアサートされるようになっている。
さらに、ページ同期信号制御部は、ページ同期信号を発生する。このページ同期信号は、読み取り対象となる原稿1枚分の読み取り期間だけアサートされる。そして、本実施の形態では、フルレートキャリッジ33による読み取り位置が第1プラテンガラス32Aの端部に到達したときにページ同期信号をアサートし、この時点から計数が開始されるライン同期信号のカウント値が所定の設定値と一致したときにページ同期信号をネゲートしている。
ランプ制御部63は、フルレートキャリッジ33に設けられた照明ランプ33aの点灯制御を行う。また、サイズ検出センサ制御部64は、読み取り部30に設けられたサイズ検出センサ41の動作制御を行う。さらに、CCD制御部65は、読み取り部30に設けられたCCDイメージセンサ39の制御を行う。また、エッジ検出部66は、CCDイメージセンサ39により読み取られた画像データに基づいて原稿のエッジ(端部)検出を行う。
メイン制御部67は、読み取り部30に設けられた各種制御部等の制御等を行うCPU(Central Processing Unit)67aと、所定の処理を行うためのプログラムが予め記録されたROM(Read Only Memory)67bと、各種データを一時的に記憶しておくRAM(Random Access Memory)67cと、電力供給がない場合であってもデータを記憶可能なNVM(Non Volatile Memory、不揮発性メモリ)67dとを備えている。
残量把握部68は、補助電源部60における電力の残量を把握する。把握された残量情報は、メイン制御部67に提供される。通知制御部69は、ブザー42や、コントロールパネル43における表示機能の制御を行う。
なお、本実施形態においては、読み取り制御部62、ランプ制御部63、CCD制御部65、エッジ検出部66、およびメイン制御部67により有無検出手段が構成される。
また、本実施形態においては、読み取り制御部62、ランプ制御部63、CCD制御部65、エッジ検出部66、およびメイン制御部67によりサイズ検出手段が構成される。
さらに、メイン制御部67、通知制御部69およびブザー42等により通知手段が構成される。また、メイン制御部67および残量把握部68により把握手段が構成される。
第2の給電手段の一例としての主電源部70は、電力の供給を要する全ての制御部等および補助電源部60に対し電力を供給する。補助電源部60が一部の制御部等に電力を供給するのに対し、主電源部70は読み取り部30の全体に対し電力を供給する。
シェーディング補正部71は、予め記憶されたシェーディングデータに基づき、CCDイメージセンサ39にて読み取られた画像データに対してシェーディング補正を施す。
GAP補正部72は、シェーディング補正部71から出力された画像データに対して所定の補正処理を施す。具体的には、R、G、Bの3色用に3列一組で構成されたラインセンサの副走査方向における位置のずれに起因してR、G、Bの各画像データ間に生じる読み取り時間差を補正する。
フィルタ処理部73は、GAP補正部72から出力された画像の鮮鋭度を調整する。
画像処理部74は、フィルタ処理部73からの出力に対して所定の画像処理を施す。具体的には、例えば、入力されてくる画像信号に対して拡大・縮小、平滑化、コントラスト調整、地肌除去、および2値化等を行う。画像処理部74からの出力は、例えばプレンタ等の画像出力装置や、コンピュータ等のホストシステムへ出力される。
モータ制御部75は、フルレートキャリッジ33やハーフレートキャリッジ34を駆動させるモータ(不図示)や、原稿送り部10に設けられた搬送ロール13等を駆動させるモータ(不図示)の駆動制御を行う。FAN制御部76は、読み取り部30内部の冷却を行うファン(不図示)の駆動制御を行う。節電モード受付部77は、コントロールパネル43上に設けられた節電モードボタン(不図示)における入力を受け付ける。なお、この節電モード受付部77には、節電モードにある場合であってもユーザからの節電解除を受け付けるため主電源部70からの電力供給がなされている。
オプション基板制御部78は、本画像読み取り装置にオプションを付加するオプション基板が設けられた場合に、このオプション基板の制御を行う。コントロールパネル受付部79は、コントロールパネル43に対してユーザからの入力があった場合に、このユーザからの入力を受け付ける。メインスイッチ受付部80は、メインスイッチ44に対するユーザの操作を受け付ける。
なお、本実施形態においては、メイン制御部67、読み取り制御部62、ランプ制御部63、CCD制御部65、およびモータ制御部75等により読み取り手段が構成される。
また、本実施形態においては、シェーディング補正部71、GAP補正部72、フィルタ処理部73、および画像処理部74により処理手段が構成される。
一方、時間管理部52は、内部に現在時刻を把握可能な時計機能を有している。また、所定の基準時からの経過時間をカウントするカウント機能を有している。
次に、具体的な処理手順について説明するが、本実施形態における画像読み取り装置においては、原稿が第1プラテンガラス32A上に置かれる際の電力の供給状態に関し次のような状態が考えられる。
まず、メインスイッチ44がオフ状態とされた電源オフ状態、および、メインスイッチ44がオン状態とされた電源オン状態が考えられる。さらに、電源オン状態の場合には、節電モードボタン(不図示)の押圧等により主電源部70からの電力供給が停止されている節電モード状態と、節電モード状態ではなく通常どおり主電源部70から電力供給がなされている非節電モード状態とが考えられる。即ち、原稿が第1プラテンガラス32A上に置かれる際の電力の供給状態として、(1)節電モード状態、(2)電源オフ状態、(3)非節電モード状態の3態様が挙げられる。
ところで、上記節電モード状態や電源オフ状態から立ち上がり後すぐに読み取りを行えることは、ユーザの満足度を向上させるカギである。しかしながら、節電モードが解除または電源がオンされスタートボタンが押圧された場合に、読み取り動作が開始しない場合がある。その理由は、上記のとおり、節電モードの解除前や電源がオンされる前に原稿が置かれた場合、原稿が置かれたことを認識できず、原稿のサイズを検知することができないからである。
このような状態から読み取りを行わせる場合、サイズの検出のためのサイズ入力や原稿送り部10の再開閉およびスタートボタン(不図示)の最押圧をユーザに強いることになる。この結果、ユーザ満足度を低下させてしまう。
さらに、原稿が置かれたことを認識できないと、そのまま原稿が置き忘れられてしまった場合に、原稿の取り忘れに関する警告(コーション)を行うことができない。
そこで、本実施形態においては、このような不具合の発生を抑制するため、上記(1)〜(3)の態様において次のような処理を行っている。
まず、(1)節電モード状態から実行される処理について説明する。
図3は、節電モード状態において原稿送り部10が操作された場合に実行される処理を示したフローチャートである。本フローチャートを図1、図2とともに説明する。
まず、開閉検知部61は、原稿送り部10の開動作があるか否かを検知する(ステップ101)。原稿送り部10の開動作を検知しなかった場合は、ステップ101に戻る。
一方、原稿送り部10の開動作が検知された場合、開閉検知部61は、開閉検知部61自身が有するスイッチ機能をオンすることで、補助電源部60からの所定の制御部等に対する給電を開始する(ステップ102)。なお、この所定の制御部等とは、読み取り制御部62、ランプ制御部63、サイズ検出センサ制御部64、CCD制御部65、エッジ検出部66、およびメイン制御部67である。この電力供給により第1プラテンガラス32A上の原稿の有無検出を行うことが可能となる。なお、詳細は後述するがこのステップ102においては補助電源部60における電力量の残量把握等も行っている。
次に、補助電源部60からの給電を受けたメイン制御部67は、開閉検知部61からの出力に基づき原稿送り部10が閉じられたか否かを判断する(ステップ103)。原稿送り部10が閉じられていないと判断された場合は、ステップ103に戻る。一方、原稿送り部10が閉じられたと判断された場合、原稿の有無検出処理が実行される(ステップ104)。具体的には、メイン制御部67は、ランプ制御部63に照明ランプ33aの点灯動作を行わせ、また、CCD制御部65にCCDイメージセンサ39による読み取りを行わせる。その後、メイン制御部67は、エッジ検出部66にCCDイメージセンサ39にて読み取られた読み取りデータに対するエッジ検出処理を実行させる。そして、メイン制御部67は、エッジ検出部66における検出結果に基づき原稿の有無を認識する。より具体的には、メイン制御部67は、エッジ検出部66においてエッジが検出された場合に原稿が存在すると認識し、エッジが検出されなかった場合に原稿は存在しないと認識する。なお、上記CCDイメージセンサ39による読み取りは、所定のサンプリング数および所定周期のライン同期信号にて行われる。
また、ステップ104において行われる読み取りの際に、メイン制御部67は、CCDイメージセンサ39による読み取りに加えて、サイズ検出センサ制御部64を介しサイズ検出センサ41に対しても検出を行わせることができる。サイズ検出センサ41による検出結果はRAM67cに格納される。なお、ステップ104にて読み取りが行われる際、フルレートキャリッジ33は、第1プラテンガラス32A下方の所定位置に停止した状態にある。その後、メイン制御部67は、ステップ104にて実行された原稿の有無検出処理の処理結果に基づき、原稿の有無を判断する(ステップ105)。なお、ステップ105において、メイン制御部67は、エッジの検出処理の結果に変えてサイズ検出センサ41による検出結果に基づいて原稿の有無を判断することができる。また、メイン制御部67は、エッジ検出処理の処理結果にサイズ検出センサ41による検出結果を加えて原稿の有無を判断することができる。
ステップ105にて原稿が存在すると判断された場合、メイン制御部67におけるCPU67aは、原稿の存在情報をRAM67cに格納する(ステップ106)。なお、この原稿存在情報とは、例えば、原稿が存在するとの情報や、ステップ105において原稿の有無を判断した際の判断時刻が挙げられる。なお、この判断時刻は、CPU67aにより時間管理部52から取得される。
一方、ステップ105にて原稿が存在しないと判断された場合、メイン制御部67は、補助電源部60からの読み取り制御部62等に対する給電を停止させ(ステップ115)、処理を終了する。
次に、メイン制御部67は、節電モード受付部77を介して節電モードの解除を受け付ける(ステップ107)。そして、ステップ107にて節電モードの解除を受けつけた場合、メイン制御部67は、それまで給電を停止していた主電源部70からのユニット本体部51内に配設された全ての制御部、処理部等に対する給電を開始する。また、ステップ107にて節電モードの解除を受け付けた場合、メイン制御部67は、補助電源部60からの読み取り制御部62等に対する給電を停止するとともに、主電源部70からの補助電源部60に対する充電を開始する。
なお、上記においては、ステップ102において電力の供給を開始した補助電源部60は、ステップ107において節電モードが解除されるまで、読み取り制御部62等に給電を行っていたが、補助電源部60は、ステップ104における原稿の有無検出処理が終了した後は読み取り制御部62等への給電を停止することもできる。
即ち、メイン制御部67は、ステップ104c(図5参照)にて原稿の有無を認識した後、補助電源部60からの読み取り制御部62、ランプ制御部63、サイズ検出センサ制御部64、CCD制御部65、およびエッジ検出部66に対する給電を停止することができる。
次に、原稿のサイズ検出処理が実行される(ステップ108)。具体的には、メイン制御部67は、ランプ制御部63に照明ランプ33aの点灯動作を行わせ、また、CCD制御部65にCCDイメージセンサ39を用いての読み取りを行わせる。その後、メイン制御部67は、この読み取られたデータに基づいて原稿のサイズを決定する。上記読み取りは、所定のサンプリング数および所定周期のライン同期信号で行われる。なお、ステップ108における処理については後述する。
ところで、ステップ108においては、主電源部70から電力供給がなされているため、電力量不足等が生じるおそれはないが、ステップ104においては蓄電池で構成された補助電源部60により電力供給がなされる。このため、ステップ104における読み取りにおいては、消費電力を抑えることが望ましい。
このため、本実施形態においてはステップ104にて読み取りが行われる際の読み取り性能を、ステップ108にて読み取りが行われる際の読み取り性能よりも低下させている。
具体的には、ステップ104にて読み取りが行われる際に照明ランプ33aから照射される光の照射光量を、ステップ108にて読み取りが行われる際に照明ランプ33aから照射される光の照射光量よりも少なくなるように設定している。また、ステップ104にて読み取りが行われる際のサンプリング数を、ステップ108にて読み取りが行われる際のサンプリング数よりも少なくなるように設定している。さらに、ステップ104にて読み取りが行われる際のライン同期信号の周期を、ステップ108にて読み取りが行われる際のライン同期信号の周期よりも長くなるように設定している。なお、これらの設定を行うかどうかはNVM67dで指定することができる。
次に、メイン制御部67は、コントロールパネル受付部79を介してスキャンの開始を受け付けた場合に、読み取り制御部62、ランプ制御部63、CCD制御部65、モータ制御部75等にスキャンを実施させ、原稿上の画像読み取りを行わせる(ステップ109)。具体的には、メイン制御部67は、モータ制御部75に不図示のモータを駆動させることでフルレートキャリッジ33およびハーフレートキャリッジ34を副走査方向に移動させることでスキャン動作を実行させ原稿の読み取りを行わせる。
読み取られた画像データは、シェーディング補正部71、GAP補正部72、フィルタ処理部73、および画像処理部74にて所定の処理が施され、例えばプリンタ等の画像出力装置や、コンピュータ等のホストシステムへ出力される。
そして、ステップ109において行われたスキャン動作から所定時間経過した後に、メイン制御部67は、原稿が第1プラテンガラス32A上から除去されたか否かを判断する(ステップ110)。
原稿が取り除かれていないと判断された場合、即ち、RAM67cに原稿存在情報がある場合、メイン制御部67は、通知制御部69に警告音の発生を行わせる(ステップ111)。この警告音の発生は、ブザー42により行われる。なお、この警告音に換えて、またはこの警告音に加えて、メイン制御部67は、通知制御部69にコントロールパネル43における所定の表示を行わせることもできる。その後、メイン制御部67は、原稿が第1プラテンガラス32A上から除去されたか否かを再度判断する(ステップ112)。
なお、ステップ110およびステップ112における原稿除去の判断は、例えば、読み取り部30に設けられた原稿送り部10の開閉を検知するセンサ(不図示)からの出力により行うことができる。例えば、このセンサにより原稿送り部10の開動作が検知された場合に、メイン制御部67は、原稿が取り除かれたと判断することができる。また、例えば、ステップ104、105における動作を再度実行することでも原稿の除去の判断を行うことができる。さらに、サイズ検出センサ41を動作させ、サイズ検出センサ41からの出力に基づいて、メイン制御部67は原稿の有無を判断することもできる。このように、サイズ検出センサ41等によっても原稿有無検出手段を構成することができる。
ステップ110又はステップ112にて原稿が除去されたと判断された場合、メイン制御部67におけるCPU67aは、ステップ106にてRAM67cに格納された原稿存在情報をクリアする(ステップ116)。そして、その後の所定時間内に所定の操作が行われなかった場合、メイン制御部67は、主電源部70からの各制御部等に対する給電を停止することで節電モード状態とし(ステップ114)、処理を終了する。
一方、ステップ112において原稿が除去されていないと判断された場合、格納手段の一例としてのCPU67aは、RAM67cに格納された原稿存在情報をNVM67dに格納する(ステップ113)。なお、この原稿存在情報は、再度節電モードが解除される場合等に利用される。その後、メイン制御部67は、主電源部70からの各制御部等に対する給電を停止することで節電モード状態とし(ステップ114)、処理を終了する。
次に、上記で説明した処理についてより詳細に説明する。
まず、ステップ102における処理について説明する。
図4は、ステップ102にて実行される処理を示したフローチャートである。順に説明すると、ステップ101(図3参照)にて開閉検知部61が原稿送り部10の開動作を検知した場合、上記のとおり開閉検知部61は、補助電源部60からの読み取り制御部62等に対する給電を開始する(ステップ102a)。次に、メイン制御部67は、残量把握部68を介して補助電源部60における電力の残量を把握する(ステップ102b)。そして、設定手段の一例としてのメイン制御部67は、把握された電力の残量に基づいて原稿の有無を検出する際の検出モードを設定する(ステップ102c)。より詳細には、メイン制御部67は、読み取りモードや読み取りデータの処理モードを設定する。
ところで、補助電源部60は、蓄電池により構成されているため保持できる電力量に限度がある。このため、保持されている電力量を考慮せずに読み取り等を行うと、電力量不足のために読み取り等が不可能となったり、読み取り等は可能であるものの電力を著しく消費してしまったりするおそれがある。一方で、補助電源部60における電力量が十分確保されている場合は、各制御部に対して十分電力を供給することが可能であり、読み取り等の精度を向上させることも可能である。このため、上記のように補助電源部60における電力量を把握した上で読み取りモード等を設定する構成としている。
ステップ102cにて設定されるモードとしては、例えば、ステップ104(図3参照)にてCCDイメージセンサ39により読み取りが行われる際のサンプリング数が挙げられる。サンプリング数を減らせば電力消費を減らすことができ、サンプリング数を増やせば読み取り精度を向上させることができる。
また、例えば、ライン同期信号がアサートされる間隔、即ちライン同期信号が立ち上がる周期間隔が挙がられる。ライン同期信号の周期間隔を長くすれば所定時間内における画像の読み取り回数が減少するため消費電力を抑えることができる。一方、周期間隔を短くすれば画像の読み取り回数が増加するため読み取り精度を向上させることができる。
なお、メイン制御部67は、ステップ102cにて設定される上記モードのうち最も電力消費量の少ないモードの組み合わせを選択することもできる。
次に、ステップ104における処理について詳細に説明する。
図5は、ステップ104にて実行される処理を示したフローチャートである。ステップ104においては、次の処理が行われる。
まず、開閉検知部61にて原稿送り部10の閉動作が検知されると、この検知結果を受けたメイン制御部67は、読み取り制御部62、CCD制御部65等に第1プラテンガラス32A上の読み取り処理を開始させる(ステップ104a)。そして、メイン制御部67は、エッジ検出部66にCCDイメージセンサ39により読み取られた読み取りデータに対してのエッジ検出処理を実行させる(ステップ104b)。その後、メイン制御部67は、エッジ検出処理の結果に基づいて原稿の有無を認識する(ステップ104c)。
ところで、ステップ104aにて読み取られた読み取りデータに対してシェーディング補正を行い、シェーディング補正後のデータに対してエッジ検出処理を行うこともできる。即ち、上記ステップ102(図3参照)にて補助電源部60からシェーディング補正部71に対しても電力供給をすることで、読み取りデータに対しシェーディング補正することが可能となる。シェーディング補正後のデータに対してエッジ検出処理を行えばエッジ検出処理の精度を向上させることができる
ところが、シェーディング補正を行うとエッジ検出の際の精度を向上させることができるもののその分電力消費量が増すという問題がある。特に、蓄電池としての補助電源部60から電力を供給するような場合消費電力はより小さくすることが望ましくなる。また、ステップ105における原稿の有無判断においては、ある程度の精度で読み取りデータが取得されていればその判断を行うことは可能である。そこで、本フローチャートにおいては、シェーディング補正部71に電力供給をせずに、即ちシェーディング補正を施さずに原稿の有無を判断することとしている。なお、シェーディング補正を行うか否かはNVM67dで指定することができる。
次に、ステップ108における処理について詳細に説明する。
図6は、ステップ108にて実行される処理を示したフローチャートである。
まず、メイン制御部67は、ステップ107(図3参照)にて節電モードの解除を受け付けた後、主電源部70からのシェーディング補正部71を含む全ての制御部等に対する給電を開始する(ステップ108a)。なお、この給電が開始される際には、メイン制御部67は、読み取り制御部62等への電力の供給源を補助電源部60から主電源部70へと切り換える。
その後、メイン制御部67は、CCD制御部65にCCDイメージセンサ39による第1プラテンガラス32A上の読み取りを開始させる(ステップ108b)。読み取られた画像データは、シェーディング補正部71に出力される。次に、シェーディング補正部71は、入力されてきた画像データに対してシェーディング補正を実行し(ステップ108c)、エッジ検出部66に出力する。その後、エッジ検出部66は、シェーディング補正後のデータに基づいてエッジの検出処理を行い(ステップ108d)、検出結果をメイン制御部67に出力する。
メイン制御部67は、入力されてきた検出結果に基づき、具体的には検出されたエッジの位置に基づき原稿のサイズを決定する(ステップ108e)。なお、このサイズ検出の際には、サイズ検出センサ41により取得されたデータを加えて原稿のサイズを決定することもできる。
ところで、原稿のサイズ検出を行う際には、原稿の有無検出に比べ精度が要求される。このため、シェーディング補正後のデータに基づいてサイズ検出を行うことが望ましい。この場合に、補助電源部60から電力が供給されたシェーディング補正部71にてシェーディング補正を施すことも考えられるが、上記のとおり補助電源部60から電力を供給する場合、消費電力は小さくなる方が好ましい。このため、本実施形態においては、主電源部70から電力が供給されたシェーディング補正部71にてシェーディング補正を行っている。
次に、(2)電源オフ状態から実行される処理について説明する。
図7は、電源オフ状態において原稿送り部10が操作された場合に実行される処理を示したフローチャートである。本フローチャートを図1、図2とともに説明する。なお、基本的な処理は、上述の処理と同様であるため異なる処理を中心に説明する。
まず、ステップ201〜ステップ206、ステップ216における処理は、図3で示したステップ101〜ステップ106、ステップ115における処理と同様である。このため、ステップ207以降について説明する。
メインスイッチ44がユーザにより操作されメインスイッチ44がオンされると(ステップ207)、このメインスイッチ44のオンをメインスイッチ受付部80が受け付ける。そして、このメインスイッチ受付部80からの出力を受け付けたメイン制御部67は、主電源部70からのシェーディング補正部71等を含む全ての制御部等に対する給電を開始する。その後、メイン制御部67は、原稿のサイズ検出処理を実行する(ステップ208)。なお、このステップ208においては、図6で示した処理と同様の処理が実行される。その後、メイン制御部67は、CCD制御部65等に対しスキャンを実施させ、原稿上の画像読み取りを行わせる(ステップ209)。
なお、図3における処理においては、節電モードで終了する態様を示したが、本実施形態においてはメインスイッチ44が操作され電源がオフされる場合の処理について説明する。
ステップ209にてスキャン終了後、メインスイッチ44がユーザにより操作され電源オフが選択された場合、メイン制御部67は、メインスイッチ受付部80を通じてメインスイッチ44がオフされたことを受け付ける(ステップ210)。
その後、図3で示した処理と同様の処理が行われる。即ち、メイン制御部67は、第1プラテンガラス32A上における原稿が除去されたか否かを判断する(ステップ211)。原稿が除去されていないと判断された場合、メイン制御部67は、通知制御部69に警告音の発生等を行わせる(ステップ212)。そして、メイン制御部67は、再度原稿が除去されたかの判断を行う(ステップ213)。ステップ213においても原稿の除去が確認されない場合、CPU67aは、RAM67cにおける原稿存在情報をNVM67dに格納する(ステップ214)。一方、ステップ211、ステップ213にて原稿が除去されたと判断された場合、CPU67aは、RAM67cにおける原稿存在情報をクリアする(ステップ217)。その後、メイン制御部67は、主電源部70からの各制御部等に対する給電を停止する(ステップ215)。
次に、(3)非節電モード状態から実行される処理について説明する。
図8は、非節電モード状態において原稿送り部10が操作された場合に実行される処理を示したフローチャートである。本フローチャートを図1、図2とともに説明する。なお、基本的な処理は、上述の処理と同様であるため異なる点を中心に説明する。また、非節電モードにおいては、主電源部70から制御・画像処理ユニット40に設けられた全ての制御部等に電力が供給されている状態にある。
この状況下において、まずメイン制御部67は、原稿送り部10が閉じられたか否かを判断し(ステップ301)、閉じられたと判断された場合に、メイン制御部67は、原稿の有無検出処理を実行する(ステップ302)。なお、詳細は後述するが、このステップ302においては、節電モードおよび電源オフ状態における処理と異なる処理を行っている。また、図3等における処理においては、原稿送り部10の開動作により補助電源部60から読み取り制御部62等に対し電力供給処理を行っていたが、本処理においては、主電源部70からの電力供給が既になされているため、このような処理は省略される。
次に、メイン制御部67は、原稿の有無を判断する(ステップ303)。原稿が存在しないと判断されその後所定時間内に所定の操作が何ら行われなかった場合、メイン制御部67は、節電モード状態とし(ステップ311)、処理を終了する。一方、原稿が存在すると判断された場合、CPU67aは、原稿存在情報をRAM67cに格納する(ステップ304)。そして、メイン制御部67は、原稿のサイズ検出処理を実行する(ステップ305)。その後、メイン制御部67は、CCD制御部65等に対しスキャンを実施させ(ステップ306)、原稿上の画像読み取りを行わせる。
その後、メイン制御部67は、原稿が除去されたか否かを判断し(ステップ307)、除去されていないと判断した場合は、通知制御部69に警告音の発生等を行わせる(ステップ308)。そして、メイン制御部67は、再度原稿が除去されたか否かを判断する(ステップ309)。ステップ309においても原稿が除去されていないと判断された場合、CPU67aは、RAM67cの原稿存在情報をNVM67dに格納する(ステップ310)。その後、メイン制御部67は、節電モード状態とする(ステップ311)。一方、ステップ307、ステップ309にて原稿が除去されたと判断された場合、CPU67aは、RAM67cの原稿存在情報をクリアする(ステップ312)。その後所定の操作が所定時間行われなかった場合、メイン制御部67は節電モード状態とする(ステップ311)。
ここで、ステップ302における処理を詳細に説明する。
図9は、ステップ302にて行われる処理を示したフローチャートである。
非節電モードにおいては、主電源部70からシェーディング補正部71に対して電力の供給が既になされているため、図5で示した処理とは異なる処理が実行される。
まず、ステップ301(図8参照)にて原稿送り部10が閉じられたと判断されると、メイン制御部67は、CCD制御部65にCCDイメージセンサ39による読み取りを行わせる(ステップ302a)。CCDイメージセンサ39により読み取られた読み取りデータはシェーディング補正部71に出力され、シェーディング補正部71はこの読み取りデータに対してシェーディング補正を実行する(ステップ302b)。
そして、シェーディング補正後の読み取りデータは、エッジ検出部66に出力され、エッジ検出部66は、エッジの検出処理を実行する(ステップ302c)。その後、CPU67aは、エッジ検出処理の処理結果をRAM67cに格納する(ステップ302d)。そして、メイン制御部67はエッジ検出処理の処理結果に基づき原稿の有無を認識する(ステップ302e)。
本処理においては、上記のとおり主電源部70からシェーディング補正部71に対して電力が供給されているため、図5で説明した処理とは異なり、シェーディング補正が実行された後、シェーディング補正後のデータに対してエッジ検出処理が実行され原稿の有無が認識される。また、ステップ305(図8参照)においては、ステップ302dにてRAM67cに格納されたシェーディング補正後の読み取りデータを読み出し、このデータに基づいて原稿のサイズ検出が実行される。
以上、原稿送り部10が開閉される場合に実行される処理について説明したが、次に原稿の取り忘れをユーザに対し通知する際の処理を説明する。
図10は、節電モードが解除される場合に実行される処理を示したフローチャートである。
ところで、第1プラテンガラス32A上に原稿が置き忘れられた場合、通常原稿送り部10により第1プラテンガラス32Aは覆われている状態にあることから、原稿が忘れられていることを外部から認識することができない。
また、近年では自動原稿送り装置を用いた画像読み取り装置が増えている。自動原稿送り装置を用いて読み取りを行う場合に、プラテンガラス(本実施形態でいう第1プラテンガラス32Aに相当)に原稿を搬送する方式ではなく、別搬送路用い上記プラテンガラスとは異なる部分(本実施形態でいう第2プラテンガラス32Bに相当)で流し読む方式が多く採用されている。このような場合、自動原稿送り装置を開けなくても原稿の読み取りが可能となる。このため、プラテンガラス上に原稿が置き忘れられていてもこの原稿の存在が気付かれない場合がある。このため、原稿がプラテンガラス上に何日もの間放置されずっと忘れられたままになってしまうケースが近年増加している。そこで、本実施形態においては原稿送り部10の開動作が無くても、置き忘れられている原稿に関する通知を行うようにしている。以下、詳細に説明する。
まず、メイン制御部67は、節電モード受付部77を介して節電モードが解除されたか否かを判断する(ステップ401)。解除されていないと判断した場合、ステップ401に戻る。一方、節電モードが解除されたと判断された場合、メイン制御部67は、開閉検知部61を通じて節電モード解除後の所定時間内に原稿送り部10の開動作があるか否かを判断する(ステップ402)。原稿送り部10の開動作があると判断された場合、処理を終了する。なお、処理を終了するのは、原稿送り部10が開けられた場合には、第1プラテンガラス32A上における原稿の有無がユーザにより把握されるため、仮に原稿が残っていたとしてもユーザにより除去されるためである。
一方で、原稿送り部10の開動作が所定時間内に無いと判断された場合、読み出し手段の一例としてのCPU67aが、NVM67dからデータの読み出し処理を行う(ステップ403)。次いで、メイン制御部67は、読み出されたデータに原稿存在情報があるか否かを判断する(ステップ404)。そして、原稿存在情報が存在しないと判断された場合、処理を終了する。一方、原稿存在情報があると判断された場合は、メイン制御部67は、まず時間管理部52から現在時刻を把握する(ステップ405)。
そして、原稿存在情報に原稿が第1プラテンガラス32A上に置かれた日時(原稿の存在を認識した日時や、原稿の存在を判断した日時)が含まれる場合は、メイン制御部67は、この日時(時間情報)を取得するとともに、現在時刻に基づき経過時間に関する情報を取得する(ステップ406)。なお、この経過時間に関する情報としては、例えば、上記原稿が第1プラテンガラス32A上に置かれた日時や、この日時から現在までの経過時間などが挙げられる。
その後、メイン制御部67は、通知制御部69に、原稿の存在および経過時間に関する
コントロールパネル43上へ表示を行わせる(ステップ407)。単に原稿の存在だけを通知する場合、ユーザはその原稿がいつから置き忘れられていたかを把握することができない。そこで、本実施形態においては、ステップ407において経過時間に関する情報を通知することとしている。
なお、このステップ407においては、ブザー42により所定の警告を発することも可能である。また、本フローチャートでは、節電モードが解除される場合について説明したが、電源がオンされる場合は、ステップ401において電源がオンされたか否かが判断される。
画像読み取り装置を概略的に示した概略構成図である。 制御・画像処理ユニットの機能構成を説明するためのブロック図である。 節電モード状態において原稿送り部が操作された場合に実行される処理を示したフローチャートである。 ステップ102にて実行される処理を示したフローチャートである。 ステップ104にて実行される処理を示したフローチャートである。 ステップ108にて実行される処理を示したフローチャートである。 電源オフ状態において原稿送り部が操作された場合に実行される処理を示したフローチャートである。 非節電モード状態において原稿送り部が操作された場合に実行される処理を示したフローチャートである。 ステップにて行われる処理を示したフローチャートである。 節電モードが解除される場合に実行される処理を示したフローチャートである。
符号の説明
10…原稿送り部、32A…第1プラテンガラス、42…ブザー、60…補助電源部、61…開閉検知部、62…読み取り制御部、63…ランプ制御部、65…CCD制御部、66…エッジ検出部、67…メイン制御部、67a…CPU、67d…NVM、68…残量把握部、69…通知制御部、70…主電源部、71…シェーディング補正部、72…GAP補正部、73…フィルタ処理部、74…画像処理部、75…モータ制御部

Claims (8)

  1. 原稿が置かれる原稿台と、
    前記原稿台に対して開閉可能に配設され、前記原稿台に置かれた原稿を押さえる押さえ部材と、
    前記原稿台に対する前記押さえ部材の開閉動作を検知する検知手段と、
    前記原稿台に置かれた原稿の画像を読み取る読み取り手段と、
    前記原稿台上の原稿の有無を検出する有無検出手段と、
    前記原稿台上の原稿のサイズを検出するサイズ検出手段と、
    節電モードあるいは電源スイッチがオフの状態にて、前記原稿台に対する前記押さえ部材の開動作が前記検知手段により検知された場合に、前記有無検出手段に対して蓄電池から給電を行う第一の給電手段と、
    節電モードの解除に用いられるボタンがユーザにより操作されることにより行われる節電モードの解除を受け付ける受け付け部と、
    前記ボタンがユーザにより操作され前記受け付け部にて節電モード解除を受け付けた場合に、または、ユーザによって前記電源スイッチがオンされた場合に、前記読み取り手段、前記有無検出手段、および前記サイズ検出手段に対して電源から給電を行う第二の給電手段と、
    を備え、
    前記第一の給電手段による給電がなされているときに前記有無検出手段によりその存在が検出された原稿のサイズの検出は、前記第二の給電手段による前記給電がなされた後に行なわれるとともに、当該第二の給電手段により給電がなされた前記サイズ検出手段によって行われることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 節電モードの解除がなされた前記画像読み取り装置が当該節電モードへ再び移行する際、あるいは、オフ状態からオンされた前記電源スイッチが再びオフ状態とされる際、前記有無検出手段による検出結果を保持する保持手段と、
    前記保持手段による検出結果の保持がなされた後であって、節電モードの解除あるいは前記電源スイッチのオンが再びなされた際に、当該保持手段により保持された当該検出結果に基づき、前記原稿台上の原稿の有無を判定する判定手段と、
    前記原稿台上に原稿が存在すると前記判定手段により判定された場合に、ユーザに対して当該原稿の存在を通知する通知手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 前記有無検出手段は、前記読み取り手段による原稿の画像の読み取りがなされた後、前記原稿台上における原稿の有無の検出を再度行い、
    前記有無検出手段による再度の前記検出にて前記原稿台上に原稿が存在すると検出された場合に、当該原稿の存在をユーザに通知する通知手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  4. 前記保持手段は、不揮発性メモリにより構成されていることを特徴とする請求項2記載の画像読み取り装置。
  5. 原稿が置かれる原稿台と、
    前記原稿台に対して開閉可能に配設され、前記原稿台に置かれた原稿を押さえる押さえ部材と、
    前記原稿台に対する前記押さえ部材の開閉動作を検知する検知手段と、
    前記原稿台上に置かれた原稿の画像を読み取る画像読み取り部による読み取り結果に基づいて原稿の有無を検出する有無検出手段と、
    前記読み取り結果に対してシェーディング補正を施す処理手段と、
    前記有無検出手段および前記処理手段への給電が停止された節電モードにおいて、前記原稿台に対する前記押さえ部材の開動作が前記検知手段にて検知された場合に、前記処理手段に対しての給電を停止した状態で前記有無検出手段に対して給電を行う給電手段と、
    を備え、
    前記有無検出手段は、前記処理手段によるシェーディング補正が施されていない前記読み取り結果に基づいて原稿の有無を検出することを特徴とする画像読み取り装置。
  6. 原稿が置かれる原稿台と、
    前記原稿台に対して開閉可能に配設され、前記原稿台に置かれた原稿を押さえる押さえ部材と、
    前記原稿台に対する前記押さえ部材の開閉動作を検知する検知手段と、
    前記原稿台上に置かれた原稿の画像を読み取る画像読み取り部による読み取り結果に基づいて原稿の有無を検出する有無検出手段と、
    前記読み取り結果に対してシェーディング補正を施す処理手段と、
    前記読み取り結果に基づき前記原稿台に置かれた原稿のサイズを検出するサイズ検出手段と、
    前記画像読み取り部、前記有無検出手段、前記処理手段、および、前記サイズ検出手段への給電が停止された節電モードにおいて、前記原稿台に対する前記押さえ部材の開動作が前記検知手段にて検知された場合に、前記処理手段および前記サイズ検出手段に対しての給電を停止した状態で前記画像読み取り部および前記有無検出手段に対して蓄電池から給電を行う第一の給電手段と、
    節電モードの解除に用いられるボタンがユーザにより操作されることにより行われる節電モードの解除を受け付ける受け付け部と、
    前記ボタンがユーザにより操作され前記受け付け部にて節電モード解除を受け付けた場合に、前記画像読み取り部、前記有無検出手段、前記処理手段、および、前記サイズ検出手段に対して電源から給電を行う第二の給電手段と、
    を備え、
    前記有無検出手段による原稿の有無の検出は、前記第一の給電手段による当該有無検出手段への給電がなされているときに行われ、
    前記有無検出手段によりその存在が検出された原稿の、前記サイズ検出手段によるサイズの検出は、前記第二の給電手段による前記給電がなされた後に行なわれるとともに、当該第二の給電手段により給電された前記画像読み取り部による読み取り結果であって、当該第二の給電手段により給電された前記処理手段にてシェーディング補正が行われた当該読み取り結果に基づいて行われることを特徴とする画像読み取り装置。
  7. 原稿が置かれる原稿台と、
    前記原稿台に対して開閉可能に配設され、前記原稿台に置かれた原稿を押さえる押さえ部材と、
    前記原稿台に対する前記押さえ部材の開閉動作を検知する検知手段と、
    前記原稿台上に置かれた原稿の画像を読み取る画像読み取り部による読み取り結果に基づいて原稿の有無を検出する有無検出手段と、
    前記読み取り結果に対してシェーディング補正を施す処理手段と、
    前記読み取り結果に基づき前記原稿台に置かれた原稿のサイズを検出するサイズ検出手段と、
    前記画像読み取り部、前記有無検出手段、前記処理手段、および、前記サイズ検出手段への給電が停止された節電モードにおいて、前記原稿台に対する前記押さえ部材の開動作が前記検知手段にて検知された場合に、前記処理手段および前記サイズ検出手段に対しての給電を停止した状態で前記画像読み取り部および前記有無検出手段に対し蓄電池から給電を行う第一の給電手段と、
    節電モードの解除に用いられるボタンがユーザにより操作されることにより行われる節電モードの解除を受け付ける受け付け部と、
    前記ボタンがユーザにより操作され前記受け付け部にて節電モード解除を受け付けた場合に、前記画像読み取り部、前記有無検出手段、前記処理手段、および、前記サイズ検出手段に対し、電源から給電を行う第二の給電手段と、
    を備え、
    前記画像読み取り部は、前記第一の給電手段による給電が行われているときに前記原稿台上の原稿の画像の読み取りを行うとともに、前記第二の給電手段による給電が行われているときに当該原稿の画像の読み取りを再度行い、
    前記有無検出手段は、前記第一の給電手段による給電が行われているときに前記画像読み取り部が原稿の画像を読み取ることにより得られた読み取り結果に基づき、原稿の有無を検出し、
    前記サイズ検出手段は、前記第二の給電手段による前記給電が行われた後に原稿のサイズを検出するとともに、当該第二の給電手段による当該給電がなされた前記画像読み取り部が原稿の画像を読み取ることにより得られた読み取り結果であって、当該第二の給電手段による当該給電がなされた前記処理手段がシェーディング補正を行った当該読み取り結果に基づき原稿のサイズを検出し、
    前記有無検出手段に供される前記読み取り結果が取得される際の前記画像読み取り部の読み取り性能は、前記サイズ検出手段に供される前記読み取り結果が取得される際の当該画像読み取り部の読み取り性能よりも低いことを特徴とする画像読み取り装置。
  8. 原稿が置かれる原稿台と、
    前記原稿台に対して開閉可能に配設され、前記原稿台に置かれた原稿を押さえる押さえ部材と、
    前記原稿台に対する前記押さえ部材の開閉動作を検知する検知手段と、
    前記原稿台上に置かれた原稿の画像を読み取る画像読み取り部による読み取り結果に基づいて原稿の有無を検出する有無検出手段と、
    前記読み取り結果に対して所定の画像処理を施す処理手段と、
    前記有無検出手段および前記処理手段への給電が停止された節電モードにおいて、前記原稿台に対する前記押さえ部材の開動作が前記検知手段にて検知された場合に、前記処理手段に対しての給電を停止した状態で前記有無検出手段に対し蓄電池から給電を行う給電手段と、
    前記蓄電池の電力残量を把握する把握手段と、
    前記把握手段により把握された前記電力残量に応じて前記有無検出手段における検出モードを設定する設定手段と、
    を備える画像読み取り装置。
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