JP2013193869A - 原稿給送装置及び画像読取装置並びに画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿を積載する原稿トレイの操作性の向上及び多量積載が可能にすること。
【解決手段】給送ローラ71と、リフター板81と、リフトアーム82と、を有し、原稿を給送可能な第1位置と、第1位置から退避させた第2位置と、に回動自在の原稿トレイ8と、ADF本体70に設けられたリフター板駆動モータM1と、駆動モータに駆動連結された入力ギア91と、入力ギア91と歯合する駆動ギア92と、駆動ギア92と係合してリフトアーム82を駆動可能な回転軸93と、回転軸93と駆動ギア92との間で所定の回転角度θの遊びを介して回転軸93と駆動ギア92とを係合させる係脱機構と、を有し、原稿トレイ8が第1位置に回転するに従って遊びが小さくなり、原稿トレイ8が第1位置に位置した状態で、回転軸93と駆動ギア92とが係合して駆動モータの駆動を昇降手段に伝達可能な駆動伝達機構9とを備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、原稿を自動給送可能な原稿給送装置及びこれを備える画像読取装置並びに画像形成装置に関する。
従来、デジタル複写機等の画像形成装置においては、プラテンガラス上を通過する原稿の画像情報をプラテンガラスの下方に配設された光学系で読み取る、いわゆる流し読み可能な画像読取装置を備えた画像形成装置が知られている。このような画像読取装置は、プラテンガラス上に原稿を自動給送する原稿給送装置(ADF)を備えており、原稿給送装置は、プラテンガラス上に直接原稿を載置しても画像を読み取り可能となるように、画像読取置本体に開閉自在に支持されている。
ところで、上述の画像読取装置は、通常、原稿を積載する原稿トレイの下方に、読み取られた原稿を排出する排出トレイが設けられている。そのため、上述の画像読取装置には、原稿トレイを上方に跳ね上げ可能に構成することで、排出された原稿の取り出し易さ等を向上させた画像読取装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、画像読取装置には、原稿トレイに積載された原稿の枚数が減った場合においても積載された最上位の原稿の高さが一定となるように、昇降可能な原稿積載台を有する原稿トレイを備えた画像読取装置がある(特許文献2参照)。特許文献2に記載の画像読取装置は、原稿の有無を検知可能なシート有無検知手段と、最上位の原稿の位置を検知可能なシート位置検知手段とを備えており、例えば、最上位の原稿が給送位置に達したことを検知するまで原稿積載台を上昇させる。これにより、原稿の枚数が減った場合においても、積載された原稿の高さを一定にすることが可能となり、例えば、大量の原稿を予め原稿トレイに積載させることも可能になる。
特開2005−15122号公報 特開2010−13251号公報
ところで、上述したように、特許文献2に記載の画像読取装置は、給送する原稿を多量に原稿トレイに積載可能になるが、給送する原稿が増えると、読み取り済みの排出原稿も増えることにもなる。これに対しては、特許文献1に記載の画像読取装置のように、原稿トレイを跳ね上げ可能に構成して、大量に排出された原稿を取り出し易くすることが考えられる。しかしながら、例えば、原稿積載台を昇降させる昇降機構を昇降機構の駆動源(例えば、駆動モータ)と共に原稿トレイに取り付けると原稿トレイが重くなり、跳ね上げる際の原稿トレイの操作性が低下してしまう。また、例えば、重量バランス等により跳ね上げ時における原稿トレイの安定性を低下させるおそれがある。
そこで、本発明は、原稿を積載する原稿トレイの操作性を低下させることなく、給送可能な原稿の積載量を増加可能な原稿給送装置及びこれを備えた画像読取装置並びに画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、原稿給送装置において、原稿を給送する給送ローラと、前記給送ローラの下方で原稿を支持し、かつ、昇降自在の原稿積載台と、前記原稿積載台を昇降させる昇降手段と、を有し、前記給送ローラに対して原稿を給送可能な第1位置と、前記第1位置から退避させた第2位置と、に装置本体に回動自在に支持された原稿トレイと、前記装置本体に設けられた駆動モータと、前記駆動モータに駆動連結された入力ギアと、前記入力ギアと歯合可能な駆動ギアと、前記駆動ギアと係合することで前記昇降手段を駆動可能な回転軸と、前記回転軸と前記駆動ギアとの間に介在され、所定の回転角度の遊びを介して前記回転軸と前記駆動ギアとを係合させる係脱機構と、を有し、前記原稿トレイが前記第2位置に回動した際には、前記入力ギアと前記駆動ギアとが離間すると共に、前記遊びにより前記駆動ギアと前記回転軸とを非係合状態にし、前記原稿トレイが前記第2位置から前記第1位置に回転するに従って前記駆動ギアと前記入力ギアとの歯合により前記遊びが小さくなり、前記原稿トレイが前記第1位置に位置した状態で、前記回転軸と前記駆動ギアとが係合して前記駆動モータからの駆動を前記昇降手段に伝達可能な駆動伝達機構と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、原稿給送装置において、原稿を給送する給送ローラと、前記給送ローラによって給送される原稿を支持し、かつ、昇降自在の原稿積載台と、前記原稿積載台を昇降させる昇降手段と、を有し、前記給送ローラが原稿を給送可能な第1位置と、前記第1位置から退避させた第2位置との間を回動自在に装置本体に支持された原稿トレイと、前記装置本体に設けられた駆動モータと、前記原稿トレイが前記第1位置にあるときに互いに噛み合い、前記原稿トレイが前記第2位置にあるときに離間する駆動ギアと入力ギアを少なくとも含み、前記駆動モータからの駆動を前記昇降手段に伝達する駆動伝達機構と、を有し、前記駆動伝達機構には、前記駆動モータから駆動が伝達されて回転する回転部と、前記回転部と当接する当接部とが設けられ、前記原稿トレイが前記第2位置にあるときには、前記回転部と前記当接部との間に遊びが介在するように構成され、前記原稿トレイが前記第2位置から前記第1位置に回転するに従って前記駆動ギアと前記入力ギアとの歯合により前記遊びが小さくなり、前記原稿トレイが前記第1位置に位置した状態において、前記駆動モータからの駆動が、前記回転部と前記当接部とが当接することで前記昇降手段に伝達されることを特徴とする。
本発明によれば、原稿を積載する原稿トレイの操作性を低下させることなく、搬送可能な原稿の積載量を増加させることができる。
本発明の実施形態に係る複写機の全体構造を模式的に示す断面図である。 本実施形態に係る画像読取装置の全体構造を模式的に示す断面図である。 図2に示すADFの部分拡大断面図である。 リフター板を昇降させる部材を示す斜視図である。 (a)は、入力ギアと駆動ギアとが離間した状態を示す図であり、(b)は、入力ギアと駆動ギアとが歯合を開始した状態を示す図である。(c)は、駆動ギアと回転軸とが駆動連結した状態を示す図であり、(d)は、リフター板が上昇する状態を示す図である。 (a)は、図5(a)に示すA−A矢視断面図であり、(b)は、駆動ギアを示す平面図である。 ADFの給送ユニットを模式的に示す断面図である。 給送ユニットの給送ローラ及び分離搬送ローラを示す平面図である。 本実施形態に係る画像読取装置のADFを制御するCPU回路部を示す図である。 本実施形態に係る画像読取装置のADFによる原稿給送動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図1から図10を参照しながら説明する。本発明の実施形態に係る画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれら複合機器等、原稿搬送装置により搬送されるシートの画像情報や文字情報等を読み取り可能な画像読取装置を備えた画像形成装置である。以下の実施形態においては、画像形成装置として、電子写真式の複写機(以下、単に「複写機」という)を用いて説明する。
まず、本実施形態に係る複写機1の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る複写機1の全体構造を模式的に示す断面図である。なお、以下においては、ユーザが複写機1に対して各種入力/設定を行う不図示の操作部に臨む手前側を「正面側」、奥側を「背面側」といい、図1は、正面側から見た複写機1の内部構成を示した断面図である。
図1に示すように、複写機1は、シートSを給送するシート給送部2と、シートSに画像を形成する画像形成部3と、シートSに画像を定着させる定着部4と、画像が定着されたシートSを排出する排出部5と、を備えている。また、複写機1は、原稿Dの画像情報を読み取る画像読取装置6を備えている。
シート給送部2は、複写機本体(複写機1から画像読取装置6を除いた部分)10の下部に設けられた第1給送部20及び第2給送部21と、複写機本体10の側方からシートSを手差し給送可能な手差し給送部22と、を備えている。第1給送部20は、シートSを積載する積載トレイ23と、積載トレイ23に積載されたシートSをピックアップするピックアップローラ24と、ピックアップされたシートSを分離給送する分離給送部25と、を備えている。第2給送部21は、第1給送部20の下段に配設されている。なお、第2給送部21は、第1給送部20と構成が同じであるため、第1給送部の説明を援用してその説明は省略する。手差し給送部22は、シートSを積載する手差しトレイ26と、手差しトレイ26に積載されたシートSを分離給送する分離給送部27と、を備えている。
画像形成部3は、シート給送部2の上方に設けられており、トナー像が形成される感光体ドラム30と、感光体ドラム30の表面を一様に帯電させる帯電器31と、レーザ光を照射して感光体ドラム30に静電潜像を形成する露光部32と、を備えている。また、画像形成部3は、静電潜像をトナー像として可視化する現像部33と、トナー像をシートSに転写する転写帯電器34と、シートSを感光体ドラム30から分離させる分離帯電器35と、残留したトナーを除去するクリーナ36と、を備えている。
定着部4は、画像形成部3のシート搬送方向下流側に設けられており、ヒータを内蔵した定着ローラ41と、定着ローラ41に圧接された加圧ローラ42と、を備えている。排出部5は、定着部4のシート搬送方向下流側に設けられており、シートSを複写機本体10の内部から排出する排出ローラ対51と、排出されたシートSを積載する排出トレイ52と、を備えている。画像読取装置6は、複写機本体10の上部に設けられており、原稿Dの画像情報等を読み取り可能な画像読取部60と、原稿Dを画像読取部60に向けて搬送する原稿搬送装置としてのADF(オートドキュメントフィーダ)7と、を備えている。なお、画像読取装置6については、後に詳しく説明する。
次に、上述のように構成された本実施形態に係る複写機1による画像形成処理について説明する。画像形成処理が開始されると、不図示のパソコン又は画像読取装置6から送信された画像情報信号に応じて、露光部32が感光体ドラム30の表面にレーザ光を照射する。これにより、帯電器31によって所定の極性電位に一様に帯電されている感光体ドラム30の表面が露光され、感光体ドラム30の表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム30の表面に静電潜像が形成されると、現像部33が静電潜像を現像し、トナー像として可視化される。
上述のトナー像の形成動作に並行して、シート給送部2により積載トレイ23に積載されたシートSが1枚ずつ分離されて給送される。そして、シート給送部2により給送されたシートSは、シート給送部2のシート搬送方向下流側に配置されたレジストレーションローラ対11により、所定のタイミングで感光体ドラム30と転写帯電器34とのニップNに搬送され、トナー像が転写される。トナー像が転写されたシートSは、分離帯電器35により感光体ドラム30から分離され、定着部4に搬送される。
定着部4に搬送されたシートSは、定着ローラ41及び加圧ローラ42により熱及び圧力を受けることでトナーが溶融され、画像として定着される。その後、画像が定着されたシートは、排出ローラ対51によって排出トレイ52に排出され、画像形成処理が終了する。
なお、シートSの両面に画像を形成する場合は、定着部4でシートSに未定着のトナー像を定着した後、排出ローラ対51によって排出トレイ52に排出される前に、排出ローラ対51を逆回転させて、シートSを両面搬送路12に搬送する。両面搬送路12に搬送されることでシートSは反転し、反転したシートSは両面搬送路12に設けられた複数の搬送ローラ対により画像形成部3に再搬送され、上述が繰り返される。
次に、本実施形態に係る画像読取装置6について、図1に加え、図2から図10を参照しながら説明する。まず、画像読取装置6の構成について、図1から図8を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る画像読取装置6の全体構造を模式的に示す断面図である。図3は、図2に示すADF7の部分拡大断面図である。図4は、リフター板81を昇降させる部材を示す斜視図である。図5(a)は、入力ギア91と駆動ギア92とが離間した状態を示す図である。図5(b)は、入力ギア91と駆動ギア92とが歯合を開始した状態を示す図である。図5(c)は、駆動ギアと回転軸とが駆動連結した状態を示す図である。図5(d)は、リフター板81が上昇する状態を示す図である。図6(a)は、図5(a)に示すA−A矢視断面図である。図6(b)は、駆動ギア92を示す平面図である。図7は、ADF7の給送ユニットを模式的に示す断面図である。図8は、給送ユニットの給送ローラ71及び分離搬送ローラ72を示す平面図である。
図1及び図2に示すように、画像読取装置6は、画像読取部60と、画像読取部60の上方に配設されたADF7と、を備えている。画像読取装置6は、正面側から画像読取部60の後述のプラテンガラス61が開放自在となるように、ADF7が背面側で画像読取部60に回転自在に支持されている。
画像読取部60は、原稿Dを載置するプラテンガラス61と、原稿Dの画像情報を読み取る画像読取ユニット62と、を備えている。画像読取ユニット62は、原稿を照射するランプ63と、ランプ63に照射された光に対応する原稿Dからの反射光を誘導する複数のミラー64a,64b,64cと、複数のミラー64a〜64cによって誘導された反射光を集光するレンズ65と、を備えている。また、画像読取ユニット62は、レンズ65で集光された反射光を光電変換して画像信号として出力するイメージセンサ66を備えている。ランプ63及びミラー64aは、光学キャリッジ67に収容されており、光学キャリッジ67は、不図示の駆動モータにより、図2に示す矢印a方向に移動可能に構成されている。
画像読取部60は、ランプ63で原稿Dに向けて光を照射し、原稿Dから反射された反射光をイメージセンサ66で受光することにより画像が投影され、投影された画像から1ラインずつの画像信号を生成する。そして、光学キャリッジ67が所定の読取位置(図2に示す破線位置)から図2に示す矢印a方向(副走査方向)に移動することで、プラテンガラス61に載置された原稿Dを光学的に走査可能となる(載置原稿読取モード)。また、画像読取部60は、光学キャリッジ67を原稿読取位置の下方(図2に示す実線位置)に停止させ、ADF7により原稿Dを搬送させることで原稿Dの画像情報を読み取ることもできる(原稿流し読みモード)。
図2から図4に示すように、ADF7は、原稿Dを積載する原稿トレイ8と、装置本体としてのADF本体70に配設されたリフター板駆動モータM1と、リフター板駆動モータM1の駆動を原稿トレイ8に伝達させる駆動伝達機構9と、を備えている。また、ADF7は、原稿トレイ8に積載された原稿Dを給送する給送ローラ71と、給送された原稿Dを1枚ずつ分離する分離搬送ローラ72及び分離パッド73と、原稿Dの斜行を補正するレジストレーションローラ対74と、を備えている。また、ADF7は、原稿Dの画像を読み取るコンタクトイメージセンサ75と、読み取り済み原稿D´を排出する排出ローラ対76と、排出された読み取り済み原稿D´を積載する排出トレイ77と、を備えている。
図2に示すように、原稿トレイ8は、回転軸8aを中心に、原稿Dを給送可能な第1位置(図2に示す実線位置)と、第1位置から退避させた第2位置(図2に示す二点鎖線位置)とに移動可能に、ADF本体70に回動自在に支持されている。原稿トレイ8の第1位置及び第2位置は、原稿トレイ8をADF本体70に設けられた不図示の係止部に突き当てることによってそれぞれ決まるようになっている。なお、本実施形態においては、第1位置と第2位置との間の原稿トレイ8の回動操作は、主としてユーザの手動操作により行われるが、原稿トレイ8の操作力を補助するバネ等をADF本体70に設けてもよい。
また、図3に示すように、原稿トレイ8は、給送ローラ71の下方で原稿Dを支持し、昇降可能な原稿積載台としてのリフター板81と、リフター板81を昇降させる昇降手段としての一対のリフトアーム82,82と、を備えている。
リフター板81は、給送ローラ71の下方側が昇降自在となるように、給送ローラ71よりも原稿搬送方向上流側に配設された回転軸81aを中心に、原稿トレイ8のフレーム80に回転自在に支持されている。また、リフター板81には、センサフラグ83及びフォトインタラプタS1が設けられており、センサフラグ83及びフォトインタラプタS1は、リフター板81上の原稿Dの有無を検知する。
一対のリフトアーム82,82は、リフター板81の下方において、原稿Dの幅方向に並設されている。一対のリフトアーム82,82は、基端部が駆動伝達機構9の後述の回転軸93に接続されており、回転軸93の回転によりリフター板81の下流側を給送ローラ71に向けて持ち上げるように上昇させる。なお、一対のリフトアーム82,82の先端部には、リフター板81と接触するコロ85が回転軸85aを中心に回転自在に支持されており、リフター板81を昇降させる際のリフター板81との接触抵抗を減少させている。また、一対のリフトアーム82,82の下方には、ストッパ86が形成されており、一対のリフトアーム82,82がストッパ86に突き当たることで、リフター板81の下死点の位置が決まるようになっている。
図4から図6に示すように、駆動伝達機構9は、不図示の駆動伝達経路を介してリフター板駆動モータM1に駆動連結された入力ギア91と、入力ギア91と歯合可能な駆動ギア92と、を備えている。また、駆動伝達機構9は、駆動ギア92と係合して一対のリフトアーム82,82を駆動可能な回転軸93と、駆動ギア92と回転軸93との間に介在され、所定の回転角度θの遊びを介して駆動ギア92と回転軸93とを係脱させる係脱機構90を備えている。
入力ギア91は、リフター板駆動モータM1に駆動連結された状態でADF本体70に回転自在に支持されている。駆動ギア92は、回転軸93に取り付けた(または設けた)キンテイ96,96(図6(a)参照)により軸方向の移動が規制された状態で、回転軸93に回転可能に支持されている。回転軸93は、原稿トレイ8が第1位置に位置する際に入力ギア91と駆動ギア92とが歯合(係合状態)し、第2位置においては入力ギア91と駆動ギア92とが離間(非係合状態)するように、原稿トレイ8のフレーム80に回転自在に支持されている。また、回転軸93は、原稿トレイ8の第2位置から第1位置への回動の途中で入力ギア91と駆動ギア92とが歯合を開始(接触)するように、原稿トレイ8のフレーム80に回転自在に支持されている。
係脱機構は、回転軸93を中心に所定の回転角度θとなるように駆動ギア92に形成された、所定の回転角度の遊びを構成する一対の扇状の溝部92a,92aと、軸方向と直交する方向から回転軸93に挿着された係合ピン94と、を備えている。また、係脱機構90は、溝部92aと係合ピン94との間に介在される付勢手段としての付勢バネ95を備えている。
溝部92aは、回転軸93から放射方向に伸びる被係合部としての一対の側壁92c,92dを有しており、一対の側壁92c,92dにより所定の回転角度θが形成されている。なお、溝部92aにおける所定の回転角度θは、入力ギア91及び駆動ギア92の仕様や位置関係によって異なるが、20〜50°の範囲内に形成することが好ましく、本実施形態においては、40°に形成している。
係合ピン94は、溝部92aの内部に配設されており、溝部92aの一対の側壁92c,92dと係合可能に形成されている。係合ピン94は、一対の側壁92c,92dと係合することで駆動ギア92の回転角度を規制する。付勢バネ95は、一方が側壁92dの凹部に形成されたボス部92bに挿入され、他方が係合ピン94と当接している。つまり、付勢バネ95は、係合ピン94を側壁92dから離間させる方向(遊びを広げる方向)に付勢している。
ここで、駆動伝達機構9によるリフター板81のリフトアップについて、図5(a)から図5(d)を参照しながら説明する。
図5(a)に示すように、原稿トレイ8が跳ね上げられた状態においては、一対のリフトアーム82,82は、リフター板81の自重によって下方に押圧され、ストッパ86に突き当たることでリフター板81の下死点で固定された状態にある。このとき、回転軸93は、一対のリフトアーム82,82に連結されているため一対のリフトアーム82,82が固定されることで、固定された状態にある。また、駆動ギア92は、入力ギア91と離間(非係合状態)することでフリーな状態ではあるが、付勢バネ95により回転軸93に対して図5(a)に示す矢印a方向に付勢され、係合ピン94が側壁92cに突き当たることで回転が規制されている。つまり、駆動ギア92は付勢バネ95により回転軸93に連結された状態にある。更に、入力ギア91は、リフター板駆動モータM1に駆動連結されることで回転が規制された状態にある。
この状態から原稿トレイ8を第1位置に回動させると、図5(b)に示すように、第1位置に到達する直前(回動の途中)に、まず、入力ギア91と駆動ギア92とが歯合する(歯合を開始する)。ここで、前述したように、入力ギア91はリフター板駆動モータM1に回転が規制されている。そのため、入力ギア91と歯合した駆動ギア92は、入力ギア91により回転が停止される。
この状態から更に原稿トレイ8を回動させると、回転が規制されていない回転軸93のみが原稿トレイ8の回動と連動して回転する(駆動ギア92は、入力ギアに回転が規制されているため動かない)。これにより、側壁92cに突き当たっていた係合ピン94が付勢バネ95の付勢力に抗して回動する。回転軸93は、所定の回転角度θの遊び分、回転する。
図5(c)に示すように、係合ピン94が所定の回転角度θの遊び分、回動すると、付勢バネ95が縮みきって、係合ピン94が側壁92dと当接する。これにより、回転軸93と駆動ギア92とが駆動連結され、入力ギア91の回転に連動して、駆動ギア92が図5(c)に示す矢印方向に回転可能となる。そして、ここが第1位置となる。なお、各部品の公差等を考慮すると、第1位置に位置するに際し、回転部としての側壁92dと、回転部と当接する当接部としての係合ピン94との隙間を0.5〜1.0mm程度設ける構成であってもよい。
図5(d)に示すように、入力ギア91を介してリフター板駆動モータM1の回転駆動力が駆動ギア92に伝達されると、駆動ギア92を介して回転軸93が図5(d)に示す矢印方向に回転し、一対のリフトアーム82,82が回転軸93を中心に回動する。これにより、リフター板81が上昇し、例えば、リフター板81上で支持されていた最上位の原稿の表面が給送ローラと接触する。なお、本実施形態においては、駆動ギア92で原稿トレイ側のリフター板81への駆動伝達を行わせたが、例えば、複数のギアから構成されたギア列を設けてリフター板81への駆動伝達を行わせる構成であってもよい。この場合、原稿トレイ8に設けたギア列の1つギアと、そのギアを支持する軸との間に上述した所定の回転角度θの遊びを設ければよい。また、リフター板駆動モータM1からリフター板81までの駆動伝達のためのギア列の1つギアと、そのギアを支持する軸との間に上述した所定の回転角度θの遊びを設ければよい。例えば、リフター板駆動モータM1からの駆動が、入力ギア91を支持する支持軸に伝達されるように構成し、上記支持軸と入力ギア91との間に所定の回転角度θの遊びを設けるようにしてもよい。また、上記遊びを駆動伝達系を構成するギアとそのギアを支える軸との間に設ける形態を例示しているが、互いに機械的な遊びを介在可能に連結された2部品を備えた駆動伝達系であればギアと軸でなくてもよい。
次に、原稿を給送する給送ユニットについて、図7及び図8を参照しながら説明する。図7及び図8に示すように、給送ローラ71は、回転軸71aに固定支持されており、回転軸71aはアーム78に回転自在に支持されている。アーム78は、回転軸72aに支持されており、回転軸72aは、分離搬送ローラ72を支持すると共に、ADF本体70に回転自在に支持されている。また、アーム78には、リフター板81の上死点(原稿の給送位置)を決める給送位置検知センサS2のアクチュエータ78aが設けられている。
給送位置検知センサS2としては、フォトインタラプタが用いられており、アクチュエータ78aによって光軸を遮られている状態(以下、「センサON」という)のときに、給送可能な状態となる。一方、アクチュエータ78aによって光軸を遮られていない状態(以下、「センサOFF」という)のときは、リフター板81を一対のリフトアーム82,82によって上昇させる必要がある状態となる。
給送ローラ71及び分離搬送ローラ72にまたがって、固定ガイド79a及び揺動ガイド79bが設けられており、固定ガイド79a及び揺動ガイド79bは、給送ローラ71から分離搬送ローラ72へ原稿Dを案内する。揺動ガイド79bは、支点bを中心に揺動可能に形成されており、下流側の先端にマイラー等の弾性部材79cが取り付けられている。
図8に示すように、給送ローラ71には、プーリ71bが設けられ、分離搬送ローラ72には、プーリ72bが設けられており、プーリ71b及びプーリ72bには、タイミングベルト71cが張架されている。タイミングベルト71cがプーリ71b及びプーリ72bに張架されることで駆動モータM2(図7参照)の駆動を給送ローラ71に伝達可能となる。アーム78は、バネクラッチ78bによって付勢されており、駆動モータM2の正転時(給送ローラ71及び分離搬送ローラ72が図7に示す矢印方向に回転し、アーム78が下降)に、給送ローラ71がリフター板81上の原稿に接触し、一定の圧力を付与する。また、逆転時にはアーム78を上昇させるためにロックする。
次に、本実施形態に係る画像読取装置6のADF7の制御部としてのCPU回路部100について、図9を参照しながら説明する。図9は、本実施形態に係る画像読取装置6のADF7を制御するCPU回路部100を示す図である。
図9に示すように、CPU回路部100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、を備えている。CPU回路部100は、通信IC104を介して複写機本体10に設けられたCPU回路部105と電気的に接続されており、CPU回路部105と通信して必要なデータ交換等を行う。また、CPU回路部100は、各種センサ(フォトインタラプタS1、給送位置検知センサS2及び給送センサS3等)から発信される信号を検出可能となっている。更に、CPU回路部100には、ドライバ106が接続されており、ドライバ106は、リフター板駆動モータM1、駆動モータM2及び給送ローラ駆動モータ等を駆動する。CPU回路部100は、CPU回路部105からの指令に基づいて、各種センサが検出した検出信号を検出し、ROM102に格納されているプログラムを実行して、各種モータ等を駆動して、ADF7の制御を行う。
次に、上述のように構成されたADF7による原稿Dの給送動作について、図10を参照しながら説明する。図10は、本実施形態に係る画像読取装置のADF7による原稿給送動作を示すフローチャートである。
図10に示すように、原稿Dをリフター板81上にセットすると(図7の状態)、フォトインタラプタS1によって原稿Dが検知され、ADF7は、動作開始可能なスタンバイ状態となる。これにより、スタートキーの押下などにより、給送開始信号を受けた後に給送動作が開始される。
給送動作が開始されると、まず、給送ローラ71が回転軸72aを中心にアーム78を介して下降を開始する(ステップS1)。給送ローラ71は、給送位置検知センサS2がセンサOFFするまで下降し続ける(ステップS2)。次に、給送位置検知センサS2がセンサOFFを検知すると、給送ローラ71がリフター板81上にある最上位の原稿Dに着地した状態となり、その後、リフター板81は上昇を開始する(ステップS3)。そして、給送位置検知センサS2がセンサONするまで上昇を続ける(ステップS4)。
次に、給送位置検知センサS2よって、原稿Dが給送可能な位置に到達したことが検知されると、リフター板81の上昇を止め(ステップS5)、給送ローラ71及び分離搬送ローラ72を回転させて給送動作を開始する(ステップS6)。次に、分離搬送ローラ72の下流側近傍に設けられた給送センサS3によって原稿Dが到達したかどうかを確認する(ステップS7)。原稿Dの先端が給送センサS3に検知されて所定時間後、次の給送動作のために給送ローラ71を上昇させる(ステップS8)。給送センサS3によって所定時間内に原稿Dの到達を確認できない場合、給送ローラ71及び分離搬送ローラ72の回転を止めて給送動作を一旦停止し、給送ローラ71を上昇させる(ステップS9)。
続いて、給送ローラ71を下降させ、給送ローラ71及び分離搬送ローラ72を回転させて給送動作を再開する(ステップS10)。再開後、再度、給送センサS3によって原稿Dの先端が到達したかどうかを確認し(ステップS11)、所定時間内に到達を確認できなければ、給送動作を停止し、給送ミスと判断してフローを停止する。そして、給送ミスを使用者に伝え(ステップS12)、フローを終了する。
一方、給送ミスがなく、原稿送りが正常に達成された場合は、次の給送動作のために給送ローラを上昇させた状態(ステップ8)で、フォトインタラプタS1を確認して(ステップS13)、原稿の有無を検知する。そして、給送位置検知センサS2でセンサONを検知すると(ステップS14)、給送ローラ71を下降させて(ステップS15)、給送動作を開始する(ステップS6に戻る)。給送位置検知センサS2を確認してセンサOFFを検知すると、給送動作を一旦停止させる。そして、再度、リフター板81を給送位置検知センサS2がセンサONするまで上昇させ続ける(ステップS3に戻る)。その後ステップS4及びステップS5を経て、給送動作を開始する(ステップS6)。更にコピー(原稿送り)が繰り返され、次の給送動作のために給送ローラ71を上昇させた状態(ステップS8)でフォトインタラプタS1が原稿の無を検知すると、原稿Dがなくなったと判断してフローを終了する。
なお、ステップS1〜S5前の動作タイミングは、原稿Dをセットしてから、例えば、10(s)程度の所定時間後に開始することとしてもよい。給送開始信号を受けた後に、リフター板81を持ち上げていたところを、それ以前に動作させたものである。こうすることにより、ファーストコピー時間を短縮することができる。ただし、この場合、リフター板81が上昇動作完了後に原稿を注ぎ足すことができなくなるので、作業者に操作画面を用いる等して知らせることが必要となる。
以上説明したように、本実施形態に係る複写機1は、原稿トレイ8が原稿Dを給送可能な第1位置と、第1位置から退避させた第2位置とに移動可能に、ADF本体70に回動自在に支持されている。そのため、原稿トレイ8を第2位置に回動させることで、排出部としての排出トレイ77の上方の空間が開放されて、排出トレイ77に積載された読み取り済み原稿の取り出しや排出ローラ対76付近でのジャム処理等が容易となる。
また、複写機1は、一対のリフトアーム82,82によりリフター板81が昇降自在に構成されている。そのため、例えば、原稿トレイ8に積載された原稿の枚数が減った場合においても積載された最上位の原稿の高さを一定とすることができる。これにより、例えば、大量の原稿を予め原稿トレイに積載させることが可能になる。
また、複写機1は、原稿トレイ8を上述の第2位置から第1位置に戻す際に、原稿トレイ8が第1位置に位置する直前に入力ギア91と駆動ギア92とを歯合させ、第1位置に位置した際には、入力ギア91と駆動ギア92との歯合が完了するように構成されている。そのため、第1位置に位置するとすぐに、原稿の給送を行うことができる。
また、原稿トレイ8を第2の位置(跳ね上げた位置)から第1位置(閉じた位置)へ回動するときの、駆動ギア92の歯先の軌跡が、入力ギア91の接線に沿うように構成されている。そのため、例えば、入力ギア91と駆動ギア92との歯先同士がぶつかって、駆動ギア92を回転させないと歯合しないということを防止することができる。
また、原稿トレイ8を第2位置から第1位置へセットするときの駆動ギア92の回転方向が駆動ギア92と回転軸93の遊びを減少させる方向であるので、リフター板駆動モータM1の正転によって駆動を速やかに伝達することができる。これにより、リフター板81を速やかに上昇させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されない。
1 複写機(画像形成装置)
3 画像形成部
6 画像読取装置
7 ADF(原稿搬送装置)
8 原稿トレイ
9 駆動伝達機構
60 画像読取部(画像読取手段)
70 ADF本体(装置本体)
71 給送ローラ
81 リフター板(原稿積載台)
82 リフトアーム(昇降手段)
91 入力ギア
92 駆動ギア
92a 溝部
92b 側壁(被係合部)
93 回転軸
94 係合ピン
95 付勢手段(付勢バネ)
100 CPU回路部
M1 リフター板駆動モータ(駆動モータ)
D 原稿

Claims (6)

  1. 原稿を給送する給送ローラと、
    前記給送ローラの下方で原稿を支持し、かつ、昇降自在の原稿積載台と、前記原稿積載台を昇降させる昇降手段と、を有し、前記給送ローラに対して原稿を給送可能な第1位置と、前記第1位置から退避させた第2位置と、に装置本体に回動自在に支持された原稿トレイと、
    前記装置本体に設けられた駆動モータと、
    前記駆動モータに駆動連結された入力ギアと、前記入力ギアと歯合可能な駆動ギアと、前記駆動ギアと係合することで前記昇降手段を駆動可能な回転軸と、前記回転軸と前記駆動ギアとの間に介在され、所定の回転角度の遊びを介して前記回転軸と前記駆動ギアとを係合させる係脱機構と、を有し、前記原稿トレイが前記第2位置に回動した際には、前記入力ギアと前記駆動ギアとが離間すると共に、前記遊びにより前記駆動ギアと前記回転軸とを非係合状態にし、前記原稿トレイが前記第2位置から前記第1位置に回転するに従って前記駆動ギアと前記入力ギアとの歯合により前記遊びが小さくなり、前記原稿トレイが前記第1位置に位置した状態で、前記回転軸と前記駆動ギアとが係合して前記駆動モータからの駆動を前記昇降手段に伝達可能な駆動伝達機構と、を備えた、
    ことを特徴とする原稿給送装置。
  2. 前記係脱機構は、前記回転軸に取り付けられた係合ピンと、前記駆動ギアに設けられ、前記遊びを介して前記係合ピンと係合可能な被係合部と、前記係合ピンと前記被係合部とを離間させる方向に付勢する付勢手段と、を有し、
    前記原稿トレイの前記第2位置から前記第1位置への回動の途中で前記駆動ギアと前記入力ギアとが歯合した状態から前記原稿トレイが更に回動すると、前記回転軸が回転することで前記係合ピンと前記被係合部とが近づいて前記遊びが小さくなり、前記原稿トレイが前記第1位置に到達すると、前記係合ピンと前記被係合部とが前記付勢手段を介して係合する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の原稿給送装置。
  3. 原稿を給送する給送ローラと、
    前記給送ローラによって給送される原稿を支持し、かつ、昇降自在の原稿積載台と、前記原稿積載台を昇降させる昇降手段と、を有し、前記給送ローラが原稿を給送可能な第1位置と、前記第1位置から退避させた第2位置との間を回動自在に装置本体に支持された原稿トレイと、
    前記装置本体に設けられた駆動モータと、
    前記原稿トレイが前記第1位置にあるときに互いに噛み合い、前記原稿トレイが前記第2位置にあるときに離間する駆動ギアと入力ギアを少なくとも含み、前記駆動モータからの駆動を前記昇降手段に伝達する駆動伝達機構と、を有し、
    前記駆動伝達機構には、前記駆動モータから駆動が伝達されて回転する回転部と、前記回転部と当接する当接部とが設けられ、
    前記原稿トレイが前記第2位置にあるときには、前記回転部と前記当接部との間に遊びが介在するように構成され、
    前記原稿トレイが前記第2位置から前記第1位置に回転するに従って前記駆動ギアと前記入力ギアとの歯合により前記遊びが小さくなり、
    前記原稿トレイが前記第1位置に位置した状態において、前記駆動モータからの駆動が、前記回転部と前記当接部とが当接することで前記昇降手段に伝達されることを特徴とする原稿給送装置。
  4. 前記原稿トレイの下方に設けられ、画像が読み取られた原稿が排出される排出部を有し、
    前記原稿トレイが前記第2位置に移動することで前記排出部の空間が開放されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の原稿給送装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の原稿給送装置と、
    前記原稿給送装置により給送される原稿の画像情報を読み取り可能な画像読取手段と、を備えた、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項5に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置により読み取られた画像情報に基づいてシートに画像を形成する画像形成部と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018188231A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 キヤノン株式会社 シート搬送装置、画像読取装置、および画像形成装置

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