JP6880332B1 - 逓倍波発生器 - Google Patents

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B19/00Generation of oscillations by non-regenerative frequency multiplication or division of a signal from a separate source

Abstract

高周波を出力する発振器(1)と、発振器(1)から出力された高周波を、位相がN(Nは、2以上の整数)分の360度ずつずれているN相の高周波に分配するN相分配器(2)と、N相分配器(2)により分配されたそれぞれの高周波と、それぞれの高周波に基づいて生成された2次以上の高調波とからなる、高次高調波を出力するN個の高調波発生器(3−1)〜(3−N)と、N個の高調波発生器(3−1)〜(3−N)から出力された高次高調波を合成する電力合成器(4)とを備えるように、逓倍波発生器を構成した。

Description

この発明は、逓倍波発生器に関するものである。
例えば、レーダ装置に実装される高周波発振器では、位相雑音が低い高周波を発振することが望ましい。高周波発振器から出力される高周波に、高い位相雑音が含まれている場合、レーダ装置における目標の検知性能が劣化するからである。
以下の非特許文献1には、低位相雑音の高周波を発振することが可能な発振器として、注入される基準波に同期して、角周波数ωの高周波を発振する注入同期発振器が開示されている。
J. Lee他, "Study of Subharmonically Injection-Locked PLLs," IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS, 2009.
非特許文献1に開示されている注入同期発振器では、注入される基準波の角周波数が例えばω/4であれば、所望波として角周波数がωの高周波を発振するほかに、角周波数がω/4、2ω/4、3ω/4、5ω/4、6ω/4、7ω/4、2ω、9ω/4、10ω/4、11ω/4、3ω、13ω/4、…等の不要波(以下、スプリアスと称する)を出力してしまうという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、角周波数が、所望波の角周波数ωの整数倍(ω、2ω、3ω、・・・)である高周波を抑圧せずに、角周波数が、所望波の角周波数ωの整数倍(ω、2ω、3ω、・・・)を除く、基準波の角周波数の整数倍(ω/4、2ω/4、3ω/4、5ω/4、6ω/4、7ω/4、9ω/4、10ω/4、11ω/4、13ω/4、・・・)であるスプリアスを抑圧することができる逓倍波発生器を得ることを目的とする。
この発明に係る逓倍波発生器は、高周波を出力する発振器と、発振器から出力された高周波を、発振器と同じ周波数で、かつ、逆相関係のみではないN分の(n−1)×360度(nは、1,2,3,・・・,N)のN相の高周波にN分配するN相分配器(Nは、3以上の整数)と、N相分配器によりN分配されたそれぞれの高周波と、それぞれの高周波に基づいて生成された、隣り合う次数間の位相がN分の(n−1)×360度ずれた2次以上の任意次数の高調波とからなる、高次高調波を出力するN個の高調波発生器と、N個の高調波発生器から出力された高次高調波をアナログ的に合成する電力合成器とを備えるようにしたものである。
この発明によれば、角周波数が、所望波の角周波数の整数倍である高周波を抑圧せずに、角周波数が、所望波の角周波数ωの整数倍(ω、2ω、3ω、・・・)を除く、基準波の角周波数の整数倍であるスプリアスを抑圧することができる。
実施の形態1に係る逓倍波発生器を示す構成図である。 N=4である場合の逓倍波発生器を示す構成図である。 N=3である場合の逓倍波発生器を示す構成図である。 N=5である場合の逓倍波発生器を示す構成図である。 高調波発生器5−1〜5−Nが、非線形素子、又は、逓倍器によって実現されている逓倍波発生器を示す構成図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る逓倍波発生器を示す構成図である。
図1において、発振器1は、高周波として、角周波数ω/Nの基準波を発振し、基準波をN相分配器2に出力する。Nは2以上の整数であり、ωは所望の角周波数である。
図1に示す逓倍波発生器の動作について説明する。
N相分配器2は、発振器1から出力された基準波を、位相がN分の360度ずつ異なるN相の基準波に分配する。なお、N相分配器2は、発振器1から出力された基準波を、等電力でN相の基準波に分配する。
N相分配器2は、分配したそれぞれの基準波を高調波発生器3−1〜3−Nのそれぞれに出力する。
具体的には、N相分配器2は、位相が(ωt/N+0°)の基準波を高調波発生器3−1に出力し、位相が(ωt/N+1×360°/N)の基準波を高調波発生器3−2に出力し、位相が(ωt/N+2×360°/N)の基準波を高調波発生器3−3に出力し、位相が(ωt/N+(N−1)×360°/N)の基準波を高調波発生器3−Nに出力する。tは時間である。
高調波発生器3−1〜3−Nは、例えば、注入同期発振器によって実現される。高調波発生器3−1〜3−Nは、同一構成の発振器である。
高調波発生器3−n(n=1,2,3,・・・,N)は、N相分配器2により分配された基準波に基づいて、1次以上の高調波である高次高調波と、それぞれの高周波に基づいて生成された2次以上の高調波とからなる、高次高調波を電力合成器4に出力する。高次高調波は、N相分配器2により分配された基準波と、基準波の高調波とを含んでいる。基準波は、1次の高調波であり、基準波の高調波は、2次以上の高調波である。
なお、N相分配器2から高調波発生器3−nに出力された基準波の位相は、(ωt/N+(n−1)×360°/N)である。また、高調波発生器3−1〜3−Nは同一構成であるため、高調波発生器3−1〜3−Nから、互いに等電力の高次高調波が出力される。高調波発生器3−1〜3−Nから、例えば、互いに等電力の2次高調波が出力され、互いに等電力の3次高調波が出力される。
具体的には、高調波発生器3−1は、角周波数がω/Nで、位相が(ωt/N+0°)の基準波に基づいた高次高調波を電力合成器4に出力する。当該高次高調波の角周波数は、ω/Nの整数倍である。当該高次高調波の位相は、以下の[1_1]〜[1_(3N+1)] …となる。[1_N]は所望波の位相であり、[1_1]〜[1_(N−1)]のそれぞれ、及び[1_(N+1)]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[1_1] :(1/N)×ωt+1×0°
[1_2] :(2/N)×ωt+2×0°
[1_3] :(3/N)×ωt+3×0°

[1_(N−1)] :((N−1)/N)×ωt+(N−1)×0°
[1_N] :ωt+N×0°
[1_(N+1)] :((N+1)/N)×ωt+(N+1)×0°

[1_(2N−1)]:(2N−1)/N)×ωt+(2N−1)×0°
[1_2N] : 2ωt+2N×0°
[1_(2N+1)]:((2N+1)/N)×ωt+(2N+1)×0°

[1_(3N−1)]:(3N−1)/N)×ωt+(3N−1)×0°
[1_3N] : 3ωt+3N×0°
[1_(3N+1)]:((3N+1)/N)×ωt+(3N+1)×0°
高調波発生器3−2は、角周波数がω/Nで、位相が(ωt/N+1×360°/N)の基準波に基づいた高次高調波を電力合成器4に出力する。当該高次高調波の角周波数は、ω/Nの整数倍である。当該高次高調波の位相は、以下の[2_1]〜[2_(3N+1)] …となる。[2_N]は所望波の位相であり、[2_1]〜[2_(N−1)]のそれぞれ、及び[2_(N+1)]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[2_1] :(1/N)×ωt+1×1×360°/N
[2_2] :(2/N)×ωt+2×1×360°/N
[2_3] :(3/N)×ωt+3×1×360°/N

[2_(N−1)] :((N−1)/N)×ωt+(N−1)×1×360°/N
[2_N] :ωt+N×1×360°/N
[2_(N+1)] :((N+1)/N)×ωt+(N+1)×1×360°/N

[2_(2N−1)]:(2N−1)/N)×ωt+(2N−1)×1×360°/N
[2_2N] :2ωt+2N×1×360°/N
[2_(2N+1)]:(2N+1)/N)×ωt+(2N+1)×1×360°/N

[2_(3N−1)]:(3N−1)/N)×ωt+(3N−1)×1×360°/N
[2_3N] :3ωt+3N×1×360°/N
[2_(3N+1)]:(3N+1)/N)×ωt+(3N+1)×1×360°/N

高調波発生器3−3は、角周波数がω/Nで、位相が(ωt/N+2×360°/N)の基準波に基づいた高次高調波を電力合成器4に出力する。当該高次高調波の角周波数は、ω/Nの整数倍である。当該高次高調波の位相は、以下の[3_1]〜[3_(3N+1)] …となる。[3_N]は所望波の位相であり、[3_1]〜[3_(N−1)]のそれぞれ、及び[3_(N+1)]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[3_1] :(1/N)×ωt+1×2×360°/N
[3_2] :(2/N)×ωt+2×2×360°/N
[3_3] :(3/N)×ωt+3×2×360°/N

[3_(N−1)] :((N−1)/N)×ωt+(N−1)×2×360°/N
[3_N] :ωt+N×2×360°/N
[3_(N+1)] :((N+1)/N)×ωt+(N+1)×2×360°/N

[3_(2N−1)]:(2N−1)/N)×ωt+(2N−1)×2×360°/N
[3_2N] :2ωt+2N×2×360°/N
[3_(2N+1)]:(2N+1)/N)×ωt+(2N+1)×2×360°/N

[3_(3N−1)]:(3N−1)/N)×ωt+(3N−1)×2×360°/N
[3_3N] :3ωt+3N×2×360°/N
[3_(3N+1)]:(3N+1)/N)×ωt+(3N+1)×2×360°/N

高調波発生器3−nは、角周波数がω/Nで、位相が(ωt/N+(n−1)×360°/N)の基準波に基づいた高次高調波を電力合成器4に出力する。当該高次高調波の角周波数は、ω/Nの整数倍である。当該高次高調波の位相は、以下の[n_1]〜[n_(3N+1)] …となる。[n_N]は所望波の位相であり、[n_1]〜[n_(N−1)]のそれぞれ、及び[n_(N+1)]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[n_1] :(1/N)×ωt+1×(n−1)×360°/N
[n_2] :(2/N)×ωt+2×(n−1)×360°/N
[n_3] :(3/N)×ωt+3×(n−1)×360°/N

[n_(N−1)] :((N−1)/N)×ωt+(N−1)×(n−1)×360°/N
[n_N] :ωt+N×(n−1)×360°/N
[n_(N+1)] :((N+1)/N)×ωt+(N+1)×(n−1)×360°/N

[n_(2N−1)]:((2N−1)/N)×ωt+(2N−1)×(n−1)×360°/N
[n_2N] :2ωt+2N×(n−1)×360°/N
[n_(2N+1)]:((2N+1)/N)×ωt+(2N+1)×(n−1)×360°/N

[n_(3N−1)]:((3N−1)/N)×ωt+(3N−1)×(n−1)×360°/N
[n_3N] :3ωt+3N×(n−1)×360°/N
[n_(3N+1)]:((3N+1)/N)×ωt+(3N+1)×(n−1)×360°/N

電力合成器4は、高調波発生器3−1〜3−Nから出力された高次高調波を合成し、高次高調波の合成波を外部に出力する。
例えば、高調波発生器3−1〜3−Nから出力された角周波数(m/N)×ω(mは、1以上の整数)の電力合成を考える。高調波発生器3−nから出力される角周波数(m/N)×ωの位相は、{(m/N)×ω)+m×(n−1)×360°/N}である。したがって、高調波発生器3−nと異なる高調波発生器から出力される角周波数(m/N×ω)とのベクトル合成を考える場合、位相としては{m×(n−1)×360°/N}を考えればよい。このとき、高調波発生器3−1〜3−Nから出力される高次高調波は、m/Nが非整数の場合、0〜360度の範囲において、位相が{m×360°/N}の間隔で互いにずれている複数のベクトル成分を有している。例えば、N=4の場合、当該高次高調波は、例えば、位相が0度のベクトル成分と、位相が90度のベクトル成分と、位相が180度のベクトル成分と、位相が270度のベクトル成分とを有する。したがって、ベクトル合成の結果、高調波発生器3−1〜3−Nから出力される高次高調波が相殺されて、電力合成器4から出力されない。m/Nが整数の場合、高調波発生器3−1〜3−Nから出力される高次高調波は、位相が360度の倍数となるベクトル成分しか有しないため、高調波発生器3−1〜3−Nから出力される高次高調波が同相合成となり、電力合成器4から出力される。
ここでは、説明の簡単化のために、N=4である場合の逓倍波発生器の動作について説明する。
図2は、N=4である場合の逓倍波発生器を示す構成図である。
N相分配器2は、発振器1から出力された基準波ω/4を、位相が4分の360度ずつ異なる4相の基準波に分配する。なお、N相分配器2は、発振器1から出力された基準波を、等電力で4相の基準波に分配する。
N相分配器2は、分配したそれぞれの基準波を高調波発生器3−1〜3−4のそれぞれに出力する。
具体的には、N相分配器2は、位相が(ωt/4+0°)の基準波を高調波発生器3−1に出力し、位相が(ωt/4+90°)の基準波を高調波発生器3−2に出力し、位相が(ωt/4+180°)の基準波を高調波発生器3−3に出力し、位相が(ωt/4+270°)の基準波を高調波発生器3−4に出力する。
高調波発生器3−n(n=1,2,3,4)は、N相分配器2から出力された基準波に基づいた高次高調波を電力合成器4に出力する。当該高次高調波の角周波数は、ω/4の整数倍である。このとき、高調波発生器3−nに入力される基準波の位相は、(ωt/4+(n−1)×90°)である。
具体的には、高調波発生器3−1は、位相が以下の[1_1]〜[1_13]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[1_4]は所望波の位相であり、[1_1]〜[1_3]のそれぞれ、及び[1_5]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[1_1] :( 1/4)×ωt+ 1×0°
[1_2] :( 2/4)×ωt+ 2×0°
[1_3] :( 3/4)×ωt+ 3×0°
[1_4] : ωt+ 4×0°
[1_5] :( 5/4)×ωt+ 5×0°
[1_6] :( 6/4)×ωt+ 6×0°
[1_7] :( 7/4)×ωt+ 7×0°
[1_8] : 2ωt+ 8×0°
[1_9] :( 9/4)×ωt+ 9×0°
[1_10] :(10/4)×ωt+10×0°
[1_11] :(11/4)×ωt+11×0°
[1_12] : 3ωt+12×0°
[1_13] :(13/4)×ωt+13×0°
高調波発生器3−2は、位相が以下の[2_1]〜[2_13]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[2_4]は所望波の位相であり、[2_1]〜[2_3]のそれぞれ、及び[2_5]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[2_1] :( 1/4)×ωt+ 1×90°
[2_2] :( 2/4)×ωt+ 2×90°
[2_3] :( 3/4)×ωt+ 3×90°
[2_4] : ωt+ 4×90°
[2_5] :( 5/4)×ωt+ 5×90°
[2_6] :( 6/4)×ωt+ 6×90°
[2_7] :( 7/4)×ωt+ 7×90°
[2_8] : 2ωt+ 8×90°
[2_9] :( 9/4)×ωt+ 9×90°
[2_10] :(10/4)×ωt+10×90°
[2_11] :(11/4)×ωt+11×90°
[2_12] : 3ωt+12×90°
[2_13] :(13/4)×ωt+13×90°
高調波発生器3−3は、位相が以下の[3_1]〜[3_13]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[3_4]は所望波の位相であり、[3_1]〜[3_3]のそれぞれ、及び[3_5]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[3_1] :( 1/4)×ωt+ 1×180°
[3_2] :( 2/4)×ωt+ 2×180°
[3_3] :( 3/4)×ωt+ 3×180°
[3_4] : ωt+ 4×180°
[3_5] :( 5/4)×ωt+ 5×180°
[3_6] :( 6/4)×ωt+ 6×180°
[3_7] :( 7/4)×ωt+ 7×180°
[3_8] : 2ωt+ 8×180°
[3_9] :( 9/4)×ωt+ 9×180°
[3_10] :(10/4)×ωt+10×180°
[3_11] :(11/4)×ωt+11×180°
[3_12] : 3ωt+12×180°
[3_13] :(13/4)×ωt+13×180°
高調波発生器3−4は、位相が以下の[4_1]〜[4_13]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[4_4]は所望波の位相であり、[4_1]〜[4_3]のそれぞれ、及び[4_5]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[4_1] :( 1/4)×ωt+ 1×270°
[4_2] :( 2/4)×ωt+ 2×270°
[4_3] :( 3/4)×ωt+ 3×270°
[4_4] : ωt+ 4×270°
[4_5] :( 5/4)×ωt+ 5×270°
[4_6] :( 6/4)×ωt+ 6×270°
[4_7] :( 7/4)×ωt+ 7×270°
[4_8] : 2ωt+ 8×270°
[4_9] :( 9/4)×ωt+ 9×270°
[4_10] :(10/4)×ωt+10×270°
[4_11] :(11/4)×ωt+11×270°
[4_12] : 3ωt+12×270°
[4_13] :(13/4)×ωt+13×270°
電力合成器4は、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波を合成し、高次高調波の合成波を外部に出力する。
電力合成器4が、それぞれの角周波数毎に、高次高調波を合成することを考えると、ω/4に関しては、[1_1]に示す位相と[3_1]に示す位相とが逆相であり、[2_1]に示す位相と[4_1]に示す位相とが逆相である。このため、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波のうち、角周波数がω/4の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
2ω/4に関しては、[1_2]に示す位相と[2_2]に示す位相とが逆相であり、[3_2]に示す位相と[4_2]に示す位相とが逆相である。このため、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波のうち、角周波数が2ω/4の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
3ω/4に関しては、[1_3]に示す位相と[3_3]に示す位相とが逆相であり、[2_3]に示す位相と[4_3]に示す位相とが逆相である。このため、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波のうち、角周波数が3ω/4の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
5ω/4に関しては、[1_5]に示す位相と[3_5]に示す位相とが逆相であり、[2_5]に示す位相と[4_5]に示す位相とが逆相である。このため、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波のうち、角周波数が5ω/4の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
6ω/4に関しては、[1_6]に示す位相と[2_6]に示す位相とが逆相であり、[3_6]に示す位相と[4_6]に示す位相とが逆相である。このため、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波のうち、角周波数が6ω/4の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
7ω/4に関しては、[1_7]に示す位相と[3_7]に示す位相とが逆相であり、[2_7]に示す位相と[4_7]に示す位相とが逆相である。このため、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波のうち、角周波数が7ω/4の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
9ω/4に関しては、[1_9]に示す位相と[3_9]に示す位相とが逆相であり、[2_9]に示す位相と[4_9]に示す位相とが逆相である。このため、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波のうち、角周波数が9ω/4の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
10ω/4に関しては、[1_10]に示す位相と[2_10]に示す位相とが逆相であり、[3_10]に示す位相と[4_10]に示す位相とが逆相である。このため、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波のうち、角周波数が10ω/4の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
11ω/4に関しては、[1_11]に示す位相と[3_11]に示す位相とが逆相であり、[2_11]に示す位相と[4_11]に示す位相とが逆相である。このため、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波のうち、角周波数が11ω/4の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
13ω/4に関しては、[1_13]に示す位相と[3_13]に示す位相とが逆相であり、[2_13]に示す位相と[4_13]に示す位相とが逆相である。このため、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波のうち、角周波数が13ω/4の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
一方で、ωに関しては、[1_4]に示す位相と、[2_4]に示す位相と、[3_4]に示す位相と、[4_4]に示す位相とは、互いに同相である。このため、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波のうち、角周波数がωの高次高調波については、電力合成器4によって同相合成されて、電力合成器4から出力される。
また、2ωに関しては、[1_8]に示す位相と、[2_8]に示す位相と、[3_8]に示す位相と、[4_8]に示す位相とは、互いに同相である。このため、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波のうち、角周波数が2ωの高次高調波については、電力合成器4によって同相合成されて、電力合成器4から出力される。
また、3ωに関しては、[1_12]に示す位相と、[2_12]に示す位相と、[3_12]に示す位相と、[4_12]に示す位相とは、互いに同相である。このため、高調波発生器3−1〜3−4から出力された高次高調波のうち、角周波数が3ωの高次高調波については、電力合成器4によって同相合成されて、電力合成器4から出力される。
以上より、角周波数ω、2ω、3ω、・・・の高次高調波は、同相合成されて、電力合成器4から出力される。角周波数ω/4、2ω/4、3ω/4、5ω/4、6ω/4、7ω/4、9ω/4、10ω/4、11ω/4、13ω/4・・・の高次高調波は、逆相合成されて、電力合成器4から出力されない。したがって、図2に示す逓倍波発生器は、角周波数が、所望波の角周波数ωの整数倍(ω、2ω、3ω、・・・)である高周波を抑圧せずに、角周波数が、基準波の角周波数ω/4の整数倍であるスプリアス(ω/4、2ω/4、3ω/4、5ω/4、6ω/4、7ω/4、9ω/4、10ω/4、11ω/4、13ω/4、・・・)を抑圧することができる。
上記は、N=4の例を示したが、Nは、2以上の整数であればよく、N=3、N=5、N=6等であってもよい。
図3は、N=3である場合の逓倍波発生器を示す構成図である。
N相分配器2は、発振器1から出力された基準波ω/3を、位相が3分の360度ずつ異なる3相の基準波に分配する。なお、N相分配器2は、発振器1から出力された基準波を、等電力で3相の基準波に分配する。
N相分配器2は、分配したそれぞれの基準波を高調波発生器3−1〜3−3のそれぞれに出力する。
具体的には、N相分配器2は、位相が(ωt/3+0°)の基準波を高調波発生器3−1に出力し、位相が(ωt/3+120°)の基準波を高調波発生器3−2に出力し、位相が(ωt/3+240°)の基準波を高調波発生器3−3に出力する。
高調波発生器3−n(n=1,2,3)は、N相分配器2から出力された基準波に基づいた高次高調波を電力合成器4に出力する。当該高次高調波の角周波数は、ω/3の整数倍である。このとき、高調波発生器3−nに入力される基準波の位相は、(ωt/3+(n−1)×120°)である。
具体的には、高調波発生器3−1は、位相が以下の[1_1]〜[1_9]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[1_3]は所望波の位相であり、[1_1]〜[1_2]のそれぞれ、及び[1_4]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[1_1] :(1/3)×ωt+1×0°
[1_2] :(2/3)×ωt+2×0°
[1_3] :(3/3)×ωt+3×0°
[1_4] :(4/3)×ωt+4×0°
[1_5] :(5/3)×ωt+5×0°
[1_6] :(6/3)×ωt+6×0°
[1_7] :(7/3)×ωt+7×0°
[1_8] :(8/3)×ωt+8×0°
[1_9] :(9/3)×ωt+9×0°
高調波発生器3−2は、位相が以下の[2_1]〜[2_9]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[2_3]は所望波の位相であり、[2_1]〜[2_2]のそれぞれ、及び[2_4]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[2_1] :(1/3)×ωt+1×120°
[2_2] :(2/3)×ωt+2×120°
[2_3] :(3/3)×ωt+3×120°
[2_4] :(4/3)×ωt+4×120°
[2_5] :(5/3)×ωt+5×120°
[2_6] :(6/3)×ωt+6×120°
[2_7] :(7/3)×ωt+7×120°
[2_8] :(8/3)×ωt+8×120°
[2_9] :(9/3)×ωt+9×120°
高調波発生器3−3は、位相が以下の[3_1]〜[3_9]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[3_3]は所望波の位相であり、[3_1]〜[3_2]のそれぞれ、及び[3_4]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[3_1] :(1/3)×ωt+1×240°
[3_2] :(2/3)×ωt+2×240°
[3_3] :(3/3)×ωt+3×240°
[3_4] :(4/3)×ωt+4×240°
[3_5] :(5/3)×ωt+5×240°
[3_6] :(6/3)×ωt+6×240°
[3_7] :(7/3)×ωt+7×240°
[3_8] :(8/3)×ωt+8×240°
[3_9] :(9/3)×ωt+9×240°
電力合成器4は、高調波発生器3−1〜3−3から出力された高次高調波を合成し、高次高調波の合成波を外部に出力する。
電力合成器4が、それぞれの角周波数毎に、高次高調波を合成することを考えると、ω/3に関しては、[1_1]に示す位相と、[2_1]に示す位相と、[3_1]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が120度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−3から出力された高次高調波のうち、角周波数がω/3の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
2ω/3に関しては、[1_2]に示す位相と、[2_2]に示す位相と、[3_2]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が120度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−3から出力された高次高調波のうち、角周波数が2ω/3の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
4ω/3に関しては、[1_4]に示す位相と、[2_4]に示す位相と、[3_4]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が120度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−3から出力された高次高調波のうち、角周波数が4ω/3の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
5ω/3に関しては、[1_5]に示す位相と、[2_5]に示す位相と、[3_5]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が120度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−3から出力された高次高調波のうち、角周波数が5ω/3の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
7ω/3に関しては、[1_7]に示す位相と、[2_7]に示す位相と、[3_7]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が120度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−3から出力された高次高調波のうち、角周波数が7ω/3の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
8ω/3に関しては、[1_8]に示す位相と、[2_8]に示す位相と、[3_8]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が120度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−3から出力された高次高調波のうち、角周波数が8ω/3の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
一方で、ωに関しては、[1_3]に示す位相と、[2_3]に示す位相と、[3_3]に示す位相とは、互いに同相である。このため、高調波発生器3−1〜3−3から出力された高次高調波のうち、角周波数がωの高次高調波については、電力合成器4によって同相合成されて、電力合成器4から出力される。
また、2ωに関しては、[1_6]に示す位相と、[2_6]に示す位相と、[3_6]に示す位相とは、互いに同相である。このため、高調波発生器3−1〜3−3から出力された高次高調波のうち、角周波数が2ωの高次高調波については、電力合成器4によって同相合成されて、電力合成器4から出力される。
また、3ωに関しては、[1_9]に示す位相と、[2_9]に示す位相と、[3_9]に示す位相とは、互いに同相である。このため、高調波発生器3−1〜3−3から出力された高次高調波のうち、角周波数が3ωの高次高調波については、電力合成器4によって同相合成されて、電力合成器4から出力される。
以上より、角周波数ω、2ω、3ω、・・・の高次高調波は、同相合成されて、電力合成器4から出力される。角周波数ω/3、2ω/3、4ω/3、5ω/3、7ω/3、8ω/3、・・・の高次高調波は、相殺されて、電力合成器4から出力されない。したがって、図3に示す逓倍波発生器は、角周波数が、所望波の角周波数ωの整数倍(ω、2ω、3ω、・・・)である高周波を抑圧せずに、角周波数が、所望波の角周波数ωの整数倍(ω、2ω、3ω、・・・)を除く、基準波の角周波数ω/3の整数倍(ω/3、2ω/3、4ω/3、5ω/3、7ω/3、8ω/3、・・・)であるスプリアスを抑圧することができる。
図4は、N=5である場合の逓倍波発生器を示す構成図である。
N相分配器2は、発振器1から出力された基準波ω/5を、位相が5分の360度ずつ異なる5相の基準波に分配する。なお、N相分配器2は、発振器1から出力された基準波を、等電力で5相の基準波に分配する。
N相分配器2は、分配したそれぞれの基準波を高調波発生器3−1〜3−5のそれぞれに出力する。
具体的には、N相分配器2は、位相が(ωt/5+0°)の基準波を高調波発生器3−1に出力し、位相が(ωt/5+72°)の基準波を高調波発生器3−2に出力し、位相が(ωt/5+144°)の基準波を高調波発生器3−3に出力する。また、N相分配器2は、位相が(ωt/5+216°)の基準波を高調波発生器3−4に出力し、位相が(ωt/5+288°)の基準波を高調波発生器3−5に出力する。
高調波発生器3−n(n=1,2,3,4,5)は、N相分配器2から出力された基準波に基づいた高次高調波を電力合成器4に出力する。当該高次高調波の角周波数は、ω/5の整数倍である。このとき、高調波発生器3−nに入力される基準波の位相は、(ωt/5+(n−1)×72°)である。
具体的には、高調波発生器3−1は、位相が以下の[1_1]〜[1_11]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[1_5]は所望波の位相であり、[1_1]〜[1_4]のそれぞれ、及び[1_6]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[1_1] :(1/5)×ωt+1×0°
[1_2] :(2/5)×ωt+2×0°
[1_3] :(3/5)×ωt+3×0°
[1_4] :(4/5)×ωt+4×0°
[1_5] :(5/5)×ωt+5×0°
[1_6] :(6/5)×ωt+6×0°
[1_7] :(7/5)×ωt+7×0°
[1_8] :(8/5)×ωt+8×0°
[1_9] :(9/5)×ωt+9×0°
[1_10] :(10/5)×ωt+10×0°
[1_11] :(11/5)×ωt+11×0°
高調波発生器3−2は、位相が以下の[2_1]〜[2_11]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[2_5]は所望波の位相であり、[2_1]〜[2_4]のそれぞれ、及び[2_6]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[2_1] :(1/5)×ωt+1×72°
[2_2] :(2/5)×ωt+2×72°
[2_3] :(3/5)×ωt+3×72°
[2_4] :(4/5)×ωt+4×72°
[2_5] :(5/5)×ωt+5×72°
[2_6] :(6/5)×ωt+6×72°
[2_7] :(7/5)×ωt+7×72°
[2_8] :(8/5)×ωt+8×72°
[2_9] :(9/5)×ωt+9×72°
[2_10] :(10/5)×ωt+10×72°
[2_11] :(11/5)×ωt+11×72°
高調波発生器3−3は、位相が以下の[3_1]〜[3_11]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[3_5]は所望波の位相であり、[3_1]〜[3_4]のそれぞれ、及び[3_6]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[3_1] :(1/5)×ωt+1×144°
[3_2] :(2/5)×ωt+2×144°
[3_3] :(3/5)×ωt+3×144°
[3_4] :(4/5)×ωt+4×144°
[3_5] :(5/5)×ωt+5×144°
[3_6] :(6/5)×ωt+6×144°
[3_7] :(7/5)×ωt+7×144°
[3_8] :(8/5)×ωt+8×144°
[3_9] :(9/5)×ωt+9×144°
[3_10] :(10/5)×ωt+10×144°
[3_11] :(11/5)×ωt+11×144°
高調波発生器3−4は、位相が以下の[4_1]〜[4_11]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[4_5]は所望波の位相であり、[4_1]〜[4_4]のそれぞれ、及び[4_6]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[4_1] :(1/5)×ωt+1×216°
[4_2] :(2/5)×ωt+2×216°
[4_3] :(3/5)×ωt+3×216°
[4_4] :(4/5)×ωt+4×216°
[4_5] :(5/5)×ωt+5×216°
[4_6] :(6/5)×ωt+6×216°
[4_7] :(7/5)×ωt+7×216°
[4_8] :(8/5)×ωt+8×216°
[4_9] :(9/5)×ωt+9×216°
[4_10] :(10/5)×ωt+10×216°
[4_11] :(11/5)×ωt+11×216°
高調波発生器3−5は、位相が以下の[5_1]〜[5_11]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[5_5]は所望波の位相であり、[5_1]〜[5_4]のそれぞれ、及び[5_6]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[5_1] :(1/5)×ωt+1×288°
[5_2] :(2/5)×ωt+2×288°
[5_3] :(3/5)×ωt+3×288°
[5_4] :(4/5)×ωt+4×288°
[5_5] :(5/5)×ωt+5×288°
[5_6] :(6/5)×ωt+6×288°
[5_7] :(7/5)×ωt+7×288°
[5_8] :(8/5)×ωt+8×288°
[5_9] :(9/5)×ωt+9×288°
[5_10] :(10/5)×ωt+10×288°
[5_11] :(11/5)×ωt+11×288°
電力合成器4は、高調波発生器3−1〜3−5から出力された高次高調波を合成し、高次高調波の合成波を外部に出力する。
電力合成器4が、それぞれの角周波数毎に、高次高調波を合成することを考えると、ω/5に関しては、[1_1]に示す位相と、[2_1]に示す位相と、[3_1]に示す位相と、[4_1]に示す位相と、[5_1]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が72度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−5から出力された高次高調波のうち、角周波数がω/5の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
2ω/5に関しては、[1_2]に示す位相と、[2_2]に示す位相と、[3_2]に示す位相と、[4_2]に示す位相と、[5_2]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が72度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−5から出力された高次高調波のうち、角周波数が2ω/5の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
3ω/5に関しては、[1_3]に示す位相と、[2_3]に示す位相と、[3_3]に示す位相と、[4_3]に示す位相と、[5_3]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が72度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−5から出力された高次高調波のうち、角周波数が3ω/5の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
4ω/5に関しては、[1_4]に示す位相と、[2_4]に示す位相と、[3_4]に示す位相と、[4_4]に示す位相と、[5_4]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が72度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−5から出力された高次高調波のうち、角周波数が4ω/5の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
6ω/5に関しては、[1_6]に示す位相と、[2_6]に示す位相と、[3_6]に示す位相と、[4_6]に示す位相と、[5_6]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が72度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−5から出力された高次高調波のうち、角周波数が6ω/5の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
7ω/5に関しては、[1_7]に示す位相と、[2_7]に示す位相と、[3_7]に示す位相と、[4_7]に示す位相と、[5_7]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が72度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−5から出力された高次高調波のうち、角周波数が7ω/5の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
8ω/5に関しては、[1_8]に示す位相と、[2_8]に示す位相と、[3_8]に示す位相と、[4_8]に示す位相と、[5_8]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が72度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−5から出力された高次高調波のうち、角周波数が8ω/5の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
9ω/5に関しては、[1_9]に示す位相と、[2_9]に示す位相と、[3_9]に示す位相と、[4_9]に示す位相と、[5_9]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が72度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−5から出力された高次高調波のうち、角周波数が9ω/5の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
11ω/5に関しては、[1_11]に示す位相と、[2_11]に示す位相と、[3_11]に示す位相と、[4_11]に示す位相と、[5_11]に示す位相とは、0〜360度の範囲において、位相が72度の間隔で互いにずれている。このため、高調波発生器3−1〜3−5から出力された高次高調波のうち、角周波数が11ω/5の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
一方で、ωに関しては、[1_5]に示す位相と、[2_5]に示す位相と、[3_5]に示す位相と、[3_5]に示す位相と、[4_5]に示す位相とは、互いに同相である。このため、高調波発生器3−1〜3−5から出力された高次高調波のうち、角周波数がωの高次高調波については、電力合成器4によって同相合成されて、電力合成器4から出力される。
また、2ωに関しては、[1_10]に示す位相と、[2_10]に示す位相と、[3_10]に示す位相と、[3_10]に示す位相と、[4_10]に示す位相とは、互いに同相である。このため、高調波発生器3−1〜3−5から出力された高次高調波のうち、角周波数が2ωの高次高調波については、電力合成器4によって同相合成されて、電力合成器4から出力される。
高調波発生器3−1〜3−5から出力された高次高調波のうち、角周波数が3ωの高次高調波についても、ω及び2ωと同様に、電力合成器4によって同相合成されて、電力合成器4から出力される。
以上より、角周波数ω、2ω、3ω、・・・の高次高調波は、同相合成されて、電力合成器4から出力される。角周波数ω/5、2ω/5、4ω/5、6ω/5、・・・の高次高調波は、相殺されて、電力合成器4から出力されない。したがって、図4に示す逓倍波発生器は、角周波数が、所望波の角周波数ωの整数倍(ω、2ω、3ω、・・・)である高周波を抑圧せずに、角周波数が、所望波の角周波数ωの整数倍(ω、2ω、3ω、・・・)を除く、基準波の角周波数ω/5の整数倍(ω/5、2ω/5、4ω/5、6ω/5、・・・)であるスプリアスを抑圧することができる。
N=2の場合、N相分配器2は、発振器1から出力された基準波ω/2を、位相が2分の360度ずつ異なる2相の基準波に分配する。なお、N相分配器2は、発振器1から出力された基準波を、等電力で2相の基準波に分配する。
N相分配器2は、分配したそれぞれの基準波を高調波発生器3−1〜3−2のそれぞれに出力する。
具体的には、N相分配器2は、位相が(ωt/2+0°)の基準波を高調波発生器3−1に出力し、位相が(ωt/2+180°)の基準波を高調波発生器3−2に出力する。
高調波発生器3−n(n=1,2)は、N相分配器2から出力された基準波に基づいた高次高調波を電力合成器4に出力する。当該高次高調波の角周波数は、ω/2の整数倍である。このとき、高調波発生器3−nに入力される基準波の位相は、(ωt/2+(n−1)×180°)である。
具体的には、高調波発生器3−1は、位相が以下の[1_1]〜[1_5]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[1_2]は所望波の位相であり、[1_1]及び[1_3]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[1_1] :(1/2)×ωt+1×0°
[1_2] :(2/2)×ωt+2×0°
[1_3] :(3/2)×ωt+3×0°
[1_4] :(4/2)×ωt+4×0°
[1_5] :(5/2)×ωt+5×0°
高調波発生器3−2は、位相が以下の[2_1]〜[2_5]…となる高次高調波を電力合成器4に出力する。[2_2]は所望波の位相であり、[2_1]及び[2_3]以降のそれぞれはスプリアスの位相である。

[2_1] :(1/2)×ωt+1×180°
[2_2] :(2/2)×ωt+2×180°
[2_3] :(3/2)×ωt+3×180°
[2_4] :(4/2)×ωt+4×180°
[2_5] :(5/2)×ωt+5×180°
電力合成器4は、高調波発生器3−1〜3−2から出力された高次高調波を合成し、高次高調波の合成波を外部に出力する。
電力合成器4が、それぞれの角周波数毎に、高次高調波を合成することを考えると、ω/2に関しては、[1_1]に示す位相と、[2_1]に示す位相とが逆相である。このため、高調波発生器3−1〜3−2から出力された高次高調波のうち、角周波数がω/2の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
3ω/2に関しては、[1_3]に示す位相と、[2_3]に示す位相とが逆相である。このため、高調波発生器3−1〜3−2から出力された高次高調波のうち、角周波数が3ω/2の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
5ω/2に関しては、[1_5]に示す位相と、[2_5]に示す位相とが逆相である。このため、高調波発生器3−1〜3−2から出力された高次高調波のうち、角周波数が5ω/2の高次高調波については、電力合成器4でのベクトル合成により相殺され、電力合成器4から出力されない。
一方で、ωに関しては、[1_2]に示す位相と、[2_2]に示す位相とは、互いに同相である。このため、高調波発生器3−1〜3−2から出力された高次高調波のうち、角周波数がωの高次高調波については、電力合成器4によって同相合成されて、電力合成器4から出力される。
また、2ωに関しては、[1_4]に示す位相と、[2_4]に示す位相とは、互いに同相である。このため、高調波発生器3−1〜3−2から出力された高次高調波のうち、角周波数が2ωの高次高調波については、電力合成器4によって同相合成されて、電力合成器4から出力される。
高調波発生器3−1〜3−3から出力された高次高調波のうち、角周波数が3ωの高次高調波についても、ω及び2ωと同様に、電力合成器4によって同相合成されて、電力合成器4から出力される。
以上より、角周波数ω、2ω、3ω、・・・の高次高調波は、同相合成されて、電力合成器4から出力される。角周波数ω/2、3ω/2、5ω/2、・・・の高次高調波は、相殺されて、電力合成器4から出力されない。したがって、逓倍波発生器は、角周波数が、所望波の角周波数ωの整数倍(ω、2ω、3ω、・・・)である高周波を抑圧せずに、角周波数が、基準波の角周波数ω/5の整数倍であるスプリアス(ω/2、3ω/2、5ω/2、・・・)を抑圧することができる。
以上の実施の形態1では、高周波を出力する発振器1と、発振器1から出力された高周波を、位相がN(Nは、2以上の整数)分の360度ずつずれているN相の高周波に分配するN相分配器2と、N相分配器2により分配されたそれぞれの高周波と、それぞれの高周波に基づいて生成された2次以上の高調波とからなる、高次高調波を出力するN個の高調波発生器3−1〜3−Nと、N個の高調波発生器3−1〜3−Nから出力された高次高調波を合成する電力合成器4とを備えるように、逓倍波発生器を構成した。したがって、逓倍波発生器は、角周波数が、所望波の角周波数の整数倍である高周波を抑圧せずに、角周波数が、所望波の角周波数ωの整数倍(ω、2ω、3ω、・・・)を除く、基準波の角周波数の整数倍であるスプリアスを抑圧することができる。
実施の形態1では、高調波発生器3−1〜3−Nが注入同期発振器によって実現されている逓倍波発生器を示している。
しかし、これは一例に過ぎず、高調波発生器3−1〜3−Nが、非線形素子によって実現されていてもよいし、逓倍器によって実現されていてもよい。非線形素子としては、ダイオード又はトランジスタ等が考えられる。
図5は高調波発生器5−1〜5−Nが、非線形素子、又は、逓倍器によって実現されている逓倍波発生器を示す構成図である。図5に示す逓倍波発生器の動作は、図1に示す逓倍波発生器の動作と同様である。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明は、逓倍波を出力する逓倍波発生器に適している。
1 発振器、2 N相分配器、3−1〜3−N 高調波発生器、4 電力合成器、5−1〜5−N 高調波発生器。

Claims (5)

  1. 高周波を出力する発振器と、
    前記発振器から出力された高周波を、前記発振器と同じ周波数で、かつ、逆相関係のみではないN分の(n−1)×360度(nは、1,2,3,・・・,N)のN相の高周波にN分配するN相分配器(Nは、3以上の整数)と、
    前記N相分配器によりN分配されたそれぞれの高周波と、それぞれの高周波に基づいて生成された、隣り合う次数間の位相がN分の(n−1)×360度ずれた2次以上の任意次数の高調波とからなる、高次高調波を出力するN個の高調波発生器と、
    前記N個の高調波発生器から出力された高次高調波をアナログ的に合成する電力合成器と
    を備えた逓倍波発生器。
  2. 前記N個の高調波発生器のそれぞれは、注入同期発振器であることを特徴とする請求項1記載の逓倍波発生器。
  3. 前記N個の高調波発生器のそれぞれは、2次以上の任意次数の高調波を発生する非線形素子であることを特徴とする請求項1記載の逓倍波発生器。
  4. 前記N個の高調波発生器のそれぞれは、逓倍器であることを特徴とする請求項1記載の逓倍波発生器。
  5. 前記電力合成器は、前記N個の高調波発生器から出力された高次高調波のうち、角周波数が、前記発振器から出力された高周波の角周波数のN倍である高次高調波を同相合成することを特徴とする請求項1記載の逓倍波発生器。
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