JPH03158008A - マイクロ波周波数逓倍器 - Google Patents

マイクロ波周波数逓倍器

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JPH03158008A
JPH03158008A JP29799589A JP29799589A JPH03158008A JP H03158008 A JPH03158008 A JP H03158008A JP 29799589 A JP29799589 A JP 29799589A JP 29799589 A JP29799589 A JP 29799589A JP H03158008 A JPH03158008 A JP H03158008A
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平岡 孝啓
Tsuneo Tokumitsu
恒雄 徳満
Masami Akaike
赤池 正巳
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A T R KOUDENPA TSUSHIN KENKYUSHO KK
ATR Optical and Radio Communications Research Laboratories
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A T R KOUDENPA TSUSHIN KENKYUSHO KK
ATR Optical and Radio Communications Research Laboratories
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、マイクロ波信号の周波数を2逓倍し、上記周
波数の2倍の周波数を有するマイクロ波信号を出力する
マイクロ波周波数逓倍器に関する。
[従来の技術] 第5図は、従来のバランス形マイクロ波周波数逓倍器の
回路図であり、このマイクロ波周波数逓倍器は、2個の
周波数逓倍器31.32と、各周波数逓倍器31.32
に互いに逆位相の信号を入力するためのハイブリッド回
路30と、出力マイクロ波線路13とインピーダンス整
合を行うための出力整合回路24とを備える。
周波数逓倍器31は、周波数2逓倍用の非線形素子とし
て動作するソース接地の電界効果トランジスタ(以下、
FETという。)llaと、ハイブリッド回路30とF
ET1laとの間のインピーダンス整合を行う入力整合
回路21aと、FET1laと出力整合回路24との間
のインピーダンス整合を行うための出力整合回路22a
と、入力整合回路21aとFET1laとを結合し直流
バイアス成分を遮断するキャパシタ41aと、FET1
laのゲートに接続されるバイアス抵抗42aとを有す
る。また、周波数逓倍器32は同様に、ソース接地のF
ET1lbと、入力整合回路21bと、出力整合回路2
2bと、キャパシタ41bと、バイアス抵抗42bとを
備える。ここで、直流定電圧源90aはバイアス抵抗4
2aを介してFETtlaのゲートに接続され、直流定
電圧源90bはバイアス抵抗42bを介してFETl1
bのゲートに接続される。上記直流定電圧源90aは、
FET1laのゲート・ソース間のバイアス電圧がFE
T1laのピンチオフ電圧となるように、バイアス電圧
Vgaをバイアス抵抗42aに印加し、また、上記直流
定電圧源90bは、FET1lbのゲート・ソース間の
バイアス電圧がFET1lbのピンチオフ電圧となるよ
うに、バイアス電圧Vgbをバイアス抵抗42bに印加
する。
ハイブリッド回路30は、5本の1/4波長のマイクロ
波線路33乃至37と、特性インピーダンスZ0の終端
抵抗38とを備え、特性インピーダンスZ0を有する入
力線路10から入力されるマイクロ波信号を、各出力端
子T、、T、において同振幅でかつ互いに逆位相となる
ように分配する。
ここで、マイクロ波線路33.37は、各線路33.3
7の一端が接地された方向性結合回路を構成し、位相反
転回路として動作する。
各周波数逓倍器31.32のFET11a、11bはそ
れぞれ、人力される基本周波数の信号を、基本波周波数
成分と、上記基本周波数の2倍の周波数成分(以下、逓
倍波成分という。)とを含む信号を、出力整合回路24
を介して出力線路工3に出力する。ここで、上述のよう
に、各周波数逓倍器31.32に入力されるマイクロ波
信号は同振幅であって逆位相の関係にあるので、各周波
数逓倍器31.32から出力される2つの基本波成分は
同振幅であってかつ互いに逆位相となって互いに打ち消
しあい、一方、2つの逓倍波成分は同振幅であって同位
相となって互いに強めあい、これによって、上記逓倍波
成分のマイクロ波信号が出力マイクロ波線路13に出力
される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来のマイクロ波周波数逓倍器に
おいて、各周波数逓倍器31.32内のマイクロ波線路
21a、21b、22a、22bと、ハイブリッド回路
30内のマイクロ波線路33乃至37は、入力されるマ
イクロ波信号の波長に依存する線路長を有する必要があ
るので、当該マイクロ波周波数逓倍器は、入力されるマ
イクロ波信号の波長に比例して大きくなり、当該マイク
ロ波周波数逓倍器を小型化することが難しいという問題
点があった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、従来の回路に比
較し小型化することができるマイクロ波周波数逓倍器を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るマイクロ波周波数逓倍器は、入力マイクロ
波線路に入力される入力マイクロ波信号の基本周波数を
2逓倍し、上記基本周波数の2倍の逓倍周波数を有する
出力マイクロ波信号を出力マイクロ波線路に出力するマ
イクロ波周波数逓倍器において、 上記入力マイクロ波信号に応答して、基本周波数を有す
る信号を所定の利得で増幅しかつ上記入力マイクロ波信
号に対して逆位相で出力するとともに、上記逓倍周波数
を有する信号を増幅し上記入力マイクロ波信号に対して
同位相で出力する第1の能動素子と、 上記入力マイクロ波信号に応答して、基本周波数を有す
る信号を上記利得と実質的に同一の利得で増幅しかつ上
記人力マイクロ波信号に対して同位相で出力するととも
に、上記逓倍周波数を有する信号を増幅し上記入力マイ
クロ波信号に対して同位相で出力する第2の能動素子と
、 上記第1の能動素子から出力される各信号と上記第2の
能動素子から出力される各信号を合成して上記逓倍周波
数を有する出力マイクロ波信号を上記出力マイクロ波線
路に出力する合゛成手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載のマイクロ波周波数逓倍器におい
て、上記第1の能動素子はソース接地の電界効果トラン
ジスタであり、上記第2の能動素子はゲート接tthの
電界効果トランジスタであることを特徴とする。
[作用] 以上のように構成することにより、上記第1の能動素子
は、上記入力マイクロ波信号に応答して、基本周波数を
有する信号を所定の利得で増幅しかつ上記入力マイクロ
波信号に対して逆位相で出力するとともに、上記逓倍周
波数を有する信号を増幅し上記入力マイクロ波信号に対
して同位相で出力し、一方、上記第2の能動素子は、上
記入力マイクロ波信号に応答して、基本周波数を有する
信号を上記利18と実質的に同一の利得で増幅しかつ上
記入力マイクロ波信号に対して同位相で出力するととも
に、上記逓倍周波数を有する信号を増幅し上記入力マイ
クロ波信号に対して同位相で出力する。
さらに、上記合成手段は、上記第1の能動素子から出力
される各信号と上記第2の能動素子から出力される各信
号を合成する。このとき、上記第1と第2の能動素子か
ら出力される基本周波数を有する2つの信号は互いに同
振幅であってかつ逆位相であるので、互いに打ち消しあ
い、また、上記第1と第2の能動素子から出力される上
記逓倍周波数を有する2つの信号は互いに同位相である
ので、互いに強めあう。従って、上記合成手段は、上記
逓倍周波数を有する出力マイクロ波信号のみを上記出力
マイクロ波線路に出力する。
上記第1の能動素子は好ましくはソース接地の電界効果
トランジスタであり、上記第2の能動素子は好ましくは
ゲート接地の電界効果トランジスタである。
[実施例コ 以下、図面を参照して本発明に係る実施例について説明
する。
第1の実施例 第1図は本発明に係る第1の実施例のマイクロ波周波数
逓倍器の回路図であり、第1図において第5図と同一の
ものに同一の符号を付している。
この第1の実施例のマイクロ波周波数逓倍器は、第1の
能動素子であるソース接地のFET12aと第2の能動
素子であるゲート接地のFET12bとを備え、FET
12aの入力端子であるゲートとFET12bの入力端
子であるソースとを共に外部入力マイクロ波線路10に
接続し、FET12aの出力端子であるドレインとFE
T12bの出力端子であるドレインを共に外部出力マイ
クロ波線路13に接続したことを特徴としている。
第1図において、特性インピーダンスZ0を有する入力
マイクロ波線路10が直流バイアス成分遮断用キャパシ
タ17を介してFETI;’aのゲートに接続されると
ともに、ゲート接地のFET12bのソースに接続され
る。FET12a、12bの各ドレインは共に出力端子
T3を介して、特性インピーダンスZ0を有する出力マ
イクロ波線路13に接続される。ここで、FET12a
のソースは接地され、FETl2bのゲートは、高周波
バイパス用キャパシタ19を介して接地される。
FET12aのゲートは、直流バイアス用抵抗18aを
介して直流定電圧源90aに接続され、FET12bの
ゲートは、直流バイアス用抵抗18bを介して直流定電
圧源90bに接続される。
上記直流定電圧源90aは、FET12aのゲート・ソ
ース間のバイアス電圧がFET12aのピンチオフ電圧
となるように、バイアス電圧Vgaをバイアス抵抗18
aに印加し、また、上記直流定電圧源90bは、F、 
E T 12 bのゲート・ソース間のバイアス電圧が
FET12bのピンチオフ電圧となるように、バイアス
電圧Vgbをバイアス抵抗18bに印加する。
上記各FET12a、12bのゲート・ソース間のバイ
アス電圧を上述のように設定するとともに、各FET1
2a、12bの基本波周波数成分及び逓倍波成分に対す
る各利得が実質的に同一となるように設定される。これ
によって、FETl2aは、入力されるマイクロ波信号
(以下、人力信号という。)に応答して基本波成分及び
逓倍波成分を同振幅であってかつ逆位相で出力し、FE
T12bは、入力信号に応答して基本波成分及び逓倍波
成分を同振幅であってかつ同位相で出力する。
以上のように構成されたマイクロ波周波数逓倍器に、入
力マイクロ波線路10を介して基本周波数を有する正弦
波である人力信号が入力された場合の動作について以下
に説明する。
FET12aにおいて、ゲート・ソース間の電圧がピン
チオフ電圧よりも高いとき、ドレイン電流はゲート・ソ
ース間の電圧に比例して流れ、−方、ゲート・ソース間
の電圧がピンチオフ電圧よりも低いとき、ドレイン電流
は流れない。すなわち、入力信号が正弦波の正の半周期
であるとき、FET12aのドレイン電流がゲート・ソ
ース電圧に比例して流れ、て方、負の半周期であるとき
、ドレイン電流が流れない。従って、入力信号がFET
12aによって半波整流され、入力信号に比例しかつ半
波整流されたドレイン電流が流れ、これによって、FE
T12aのドレインにおいて、入力信号の基本波成分の
ほかに、逓倍波成分が生じる。
また、FET12bにおけるドレイン電流は、FET1
2aのそれと同様に流れる。すなわち、入力信号が正弦
波の正の半周期であるとき、FE”!’ 12 bのド
レイン電流がゲート・ソース電圧に比例して流れ、一方
、負の半周期であるとき、ドレイン電流が流れない。従
って、入力信号がFET12bによって半波整流され、
入力信号に比例しかつ半波整流されたドレイン電流が流
れ、これによって、FET12bのドレインにおいて、
入力信号の基本波成分のほかに、逓倍波成分が生じる。
上記FET12a、12bの各ドレイン電流は、半波整
流形状で変化しかつ互いに逆位相である。
従って、出力端子T3における上記各ドレイン電流の和
は、全波整流形状となる。このとき、従来の周波数逓倍
器と同様に、FET12a、12bから出力される2つ
の基本波成分は同振幅であってかつ互いに逆位相となり
、互いに打ち消しあい、一方、2つの逓倍波成分は同振
幅であってかつ同位相となり、互いに強めあい、該逓倍
波成分が出力マイクロ波線路13に出力される。
なお、ゲート接地のFET12bの入力インピーダンス
は一般に、ソース接地のFET12aの入力インピーダ
ンスに比べて低いので、FETl2bを、例えば50Ω
などの比較的低い特性インピーダンスZ0を有する入力
マイクロ波線路lOに対して良好にインピーダンス整合
させることができる。
以上説明したように、第1の実施例のマイクロ波周波数
逓倍器は、第5図の従来の周波数逓倍器のように、信号
の波長に依存する長さをそれぞれ有するマイクo波線路
21a、21b、22a。
22b、33乃至37を備えていないので、信号の波長
に依存した大きさを必要とせず、従来に比較して小型化
することができる。特に例えば、上記周波数逓倍器をマ
イクロ波モノリシック回路(以下、MMICという。)
で構成することにより、上記マイクロ波周波数逓倍器を
従来に比較し大幅に小型化することができる。また、こ
の周波数逓倍器は、比較的低い特性インピーダンスZゆ
を有する入力マイクロ波線路10に対して良好にインピ
ーダンス整合することができるという利点がある。
以上の第1の実施例において、各FET12a。
12bの基本波成分及び逓倍波成分に対する各利得が実
質的に同一となるように設定されているが、これに限ら
ず、各FET12a、!2bから出力される2つの基本
波成分を出力端子T、において実質的に完全に打ち消す
ために、少なくとも各FET12a、12bの基本波成
分に対する各利得が実質的に同一となるように設定して
もよい。
第2の実施例 第2図は本発明に係る第2の実施例のマイクロ波周波数
逓倍器の回路図であり、第2図において第1図と同一の
ものに同一の符号を付している。
この第2の実施例のマイクロ波周波数逓倍器が、第1の
実施例のマイクロ波周波数逓倍器と異なるのは、出力マ
イクロ波線路13と出力端子T、との間に、インピーダ
ンス変換用マイクロ波線路14を挿入したことである。
上記マイクロ波線路14は、逓倍波成分に対するFET
12a、12bの合成出力インピーダンスZoutを、
出力マイクロ波線路13の特性インピーダンスZ0にイ
ンピーダンス変換を行う。
従って、インピーダンス変換用マイクロ波線路14が挿
入された第2の実施例のマイクロ波周波数逓倍器は、逓
倍波成分において良好に出力マイクロ波線路13とイン
ピーダンス整合することができる。
以上説明したように、第2の実施例のマイクロ波周波数
逓倍器は、第1の実施例と同様に、従来に比較して小型
化することができるとともに、出力マイクロ波線路と良
好にインピーダンスU=することかできる。
箪l旦去1! 第3図は本発明に係る第3の実施例のマイクロ波周波数
逓倍器の回路図であり、第3図において第1図と同一の
ものに同一の符号を付している。
この第3の実施例のマイクロ波周波数逓倍器が、第1の
実施例のマイクロ波周波数逓倍器と異なるのは、入力マ
イクロ波線路10とFET12bのソースとの間に特性
インピーダンスZ0を有するリアクタンス素子15を挿
入したことである。
第1の実施例のマイクロ波周波数逓倍器においては、キ
ャパシタ17が挿入されているために、人力信号の周波
数が高くなるにつれて、FET12aのドレイン電流の
位相は、FET12bのそれに比べて遅れるが、第3の
実施例のマイクロ波周波数逓倍器において挿入されたり
アクタンス素子15は、FET12a、12bから出力
される2つの基本波成分が逆位相となり、かつ2つの逓
倍波成分が同位相となるように、上記位相遅れを補償す
ることができる。これによって、上記位相遅れによる出
力端子T、における基本波成分の抑圧量の低下、及び逓
倍波成分の利得の低下を防止することができる。すなわ
ち、入力信号の周波数がこの周波数逓倍器が有する所定
の周波数よりも高(なった場合であっても、良好な逓倍
波成分の利得を得ることができる。
以上説明したように、第3の実施例のマイクロ波周波数
逓倍器は、第1と第2の実施例と同様に、従来に比較し
て小型化することができるとともに、広帯域にわたって
良好な出力周波数特性を得ることができるという利点が
ある。
!土旦実四胴 第4図(A)は本発明に係る第4の実施例であるMMI
 Cで構成されたマイクロ波周波数逓倍器の平面図、第
4図(B)は第4図(A)のA−A′線についての縦断
面図、第4図(C)は第4図(A)のB−B’線につい
ての縦断面図である。
第4図(A)、(B)及び(C)において、第1図と同
一のものに同一の符号を付している。
この第4の実施例のマイクロ波周波数逓倍器は、第1の
実施例の周波数逓倍器におけるFET12a、12bを
それぞれ金属−半導体FET(以下、MESFETとい
う。)61.62で構成し、人出力マイクロ波線路10
.13をそれぞれコプレナー線路301,302で構成
するとともに、MESFET12a、12bの各ゲート
にバイアス電圧を印加するための1個のバイアス電圧印
加用端子60を備えたことを特徴としている。
第4図(A)、(B)及び(C)に示すように、半導体
基板50の図上の略中央位置であって、MESFET6
1,62が形成される位置の上表面からそれぞれ不純物
イオンを注入して、MESFET61,62のための動
作層81.82を形成する。MESFET61のゲート
61gが上記動作層81の略中央位置に形成され、その
ソース6ls及びドレイン61dが上記ゲート61gを
間に挟んでかつそれぞれゲート61gと所定の間隔だけ
離れて形成され、ここで、ゲート61g、ソース61g
、ドレイン61dはそれぞれ接続導体53d1接地導体
51、コプレナー線路302の帯状の中心導体64と一
体的に形成される。これによって、ゲート61g、  
ソース61s及びドレイン61dを有するソース接地の
MESFET61が形成される。
半導体基板50上であって、MESFET61の第4図
(A)の図上上側の動作層82上に、MESFET61
と同様に、ゲート62g、ソース62s及びドレイン6
2dを有するゲート接地のMESFET62が形成され
る。ここで、MESFET62のゲー)62g、ソース
62S1 ドレイン62dはそれぞれ、接続導体54a
5コプレナー線路301の帯状の中心導体63、コプレ
ナー線路302の中心導体64と一体的に形成される。
また、半導体基板50の第4図(A)の図上右上側の縁
端部に、矩形形状の導体からなるバイアス電圧印加用端
子60が形成され、該端子60は、第1の実施例の定電
圧電源90a、90bに対応する定電圧il源90に接
続される。
さらに、半導体基板50上であって第4図(A)の図上
下側に、接地導体51が、コプレナー線路301の中心
導体63、及びコプレナー線路302の中心導体64と
それぞれ所定の間隔だけ離れて形成される。半導体基板
50上であって第4図(A)の図上上側に、接地導体5
2が、コプレナー線路301の中心導体63、及びコプ
レナー線路302の中心導体64とそれぞれ所定の間隔
だけ離れ、かつバイアス電圧印加用端子60と所定の間
隔だけ離れて形成される。中心導体63と接地導体51
.52によって、半導体基板50の第4図(A)の図上
左側にコプレナー線路301が形成され、一方、中心導
体64と接地導体51+52によって、上記半導体基板
50の第4図(A)の図上右側に、コプレナー線路30
2が形成される。
接地導体52の略中央部上に、絶縁体層102を介して
導体53が形成され、接地導体52、絶縁体層102及
び導体53によって、第1の実施例のキャパシタ19に
対応する高周波バイパス用金属−絶縁体−金属キャパシ
タ(以下、MIMキャパシタという。’)103が形成
される。ここで、上記導体53は、接続導体54bを介
してバイパス電圧印加用端子60に接続されるとともに
、接続導体54aを介してMESFET62のゲート6
2gに接続される。
また、同様に、コプレナー線路301の帯状の中心導体
63の長手方向の略中央部上に、絶縁体層101を介し
て導体53cが形成され、中心導体63、絶縁体層10
1及び導体53Cによって、第1の実施例のキャパシタ
17に対応する直流バイアス成分遮断用MIMキャパシ
タ104が形成される。ここで、上記導体53Cは、接
続導体53dを介してMESFET61のゲート61g
に接続される。
さらに、中心導体63と接地導体52との間であって、
上記MIMキャパシタ104の第4図(A)の図上上側
の半導体基板50内に予め不純物イオンが注入され、こ
れによって、第1の実施例におけるバイアス抵抗18a
、18bの並列抵抗に対応するバイアス抵抗18が形成
される。このバイアス抵抗18の一端は、接続導体53
bを介して導体53Cに接続され、一方、バイアス抵抗
18の他端は接続導体53aを介して導体53に接続さ
れる。
以上のように構成された第4の実施例であるマイクロ波
周波数逓倍器のマイクロ波帯における高周波等価回路は
、第1の実施例における定電圧電源90a、90bを1
個の定電圧電源90で置き換え、かつバイアス抵抗18
a、18bを1個のバイアス抵抗18で置き換えたこと
を除いて、第1図に図示された回路のようになり、上述
の第1の実施例の周波数逓倍器と同様の作用と効果を有
する。
以上の第4の実施例において、MESFET61.62
を用いているが、これに限らず、他の種類のFETを用
いてもよい。また、入出力マイクロ波線路として、コプ
レナー線路301,302を用いているが、これに限ら
ず、マイクロストリップ線路、スロット線路等の他の種
類のマイクロ波線路を用いてもよい。
他9去籏世 以上の各実施例において、インピーダンス変換機能及び
周波数逓倍機能を有する能動素子としてFETを用いて
いるが、これに限らず、バイポーラトランジスタ、真空
管等の能動素子を用いてもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、入力マイクロ波信
号に応答して、基本周波数を有する信号を所定の利得で
増幅しかつ入力マイクロ波信号に対して逆位相で出力す
るとともに、基本周波数の2倍の逓倍周波数を有する信
号を増幅し入力マイクロ波信号に対して同位相で出力す
る第1の能動素子と、入力マイクロ波信号に応答して、
基本周波数を有する信号を上記利得と実質的に同一の利
得で増幅しかつ入力マイクロ波信号に対して同位相で出
力するとともに、上記逓倍周波数を有する信号を増幅し
上記入力マイクロ波信号に対して同位相で出力する第2
の能動素子とを備え、上記第1と第2の能動素子から出
力される各信号を合成することにより、入力マイクロ波
信号に応答して、逓倍周波数を有する出力マイクロ波信
号のみを出力マイクロ波線路に出力するマイクロ波周波
数逓倍器を構成することができる。ここで、本発明に係
るマイクロ波周波数逓倍器は、従来例のように周波数に
依存する長さを有するマイクロ波線路などのマイクロ波
素子を備える必要がないので、従来に比較し小型化する
ことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る第1の実施例のマイクロ波周波数
逓倍器の回路図、 第2図は本発明に係る第2の実施例のマイクロ波周波数
逓倍器の回路図、 第3図は本発明に係る第3の実施例のマイクロ波周波数
逓倍器の回路図、 第4図(A)は本発明に係る第4の実施例であるMM[
Cで構成されるマイクロ波周波数逓倍器の平面図、 第4図(B)は第4図(A)のA−A’線についての縦
断面図、 第4図(C)は第4図(A)のB−B’線についての縦
断面図、 第5図は従来のマイクロ波周波数逓倍器の回路図である
。 12a、12b=・FET T、・・・出力端子。 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力マイクロ波線路に入力される入力マイクロ波
    信号の基本周波数を2逓倍し、上記基本周波数の2倍の
    逓倍周波数を有する出力マイクロ波信号を出力マイクロ
    波線路に出力するマイクロ波周波数逓倍器において、 上記入力マイクロ波信号に応答して、基本周波数を有す
    る信号を所定の利得で増幅しかつ上記入力マイクロ波信
    号に対して逆位相で出力するとともに、上記逓倍周波数
    を有する信号を増幅し上記入力マイクロ波信号に対して
    同位相で出力する第1の能動素子と、 上記入力マイクロ波信号に応答して、基本周波数を有す
    る信号を上記利得と実質的に同一の利得で増幅しかつ上
    記入力マイクロ波信号に対して同位相で出力するととも
    に、上記逓倍周波数を有する信号を増幅し上記入力マイ
    クロ波信号に対して同位相で出力する第2の能動素子と
    、 上記第1の能動素子から出力される各信号と上記第2の
    能動素子から出力される各信号を合成して上記逓倍周波
    数を有する出力マイクロ波信号を上記出力マイクロ波線
    路に出力する合成手段とを備えたことを特徴とするマイ
    クロ波周波数逓倍器。
  2. (2)上記第1の能動素子はソース接地の電界効果トラ
    ンジスタであり、上記第2の能動素子はゲート接地の電
    界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1記
    載のマイクロ波周波数逓倍器。
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