JP2948612B2 - ディジタル制御発振器 - Google Patents
ディジタル制御発振器Info
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- JP2948612B2 JP2948612B2 JP4515390A JP4515390A JP2948612B2 JP 2948612 B2 JP2948612 B2 JP 2948612B2 JP 4515390 A JP4515390 A JP 4515390A JP 4515390 A JP4515390 A JP 4515390A JP 2948612 B2 JP2948612 B2 JP 2948612B2
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- Japan
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- signal
- output
- frequency
- control signal
- flip
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、制御入力信号に応じて、任意に周波数と位
相とを変化することができるディジタル制御発振器に関
する。
相とを変化することができるディジタル制御発振器に関
する。
[従来の技術] 第5図は、従来のディジタル制御発振器の一例を示す
図である。
図である。
この従来のディジタル制御発振器は、高安定な固定発
振器1と、低周波信号発生部2と、90゜電力分配器3
と、ミキサ4、5と、電力結合器6とを有し、90゜電力
分配器3は信号9、10を出力し、低周波信号発生部2
は、周波数変化量Δfdを示す信号7と位相変化量Δφd
を示す信号8とを入力し、信号11、12を出力する。
振器1と、低周波信号発生部2と、90゜電力分配器3
と、ミキサ4、5と、電力結合器6とを有し、90゜電力
分配器3は信号9、10を出力し、低周波信号発生部2
は、周波数変化量Δfdを示す信号7と位相変化量Δφd
を示す信号8とを入力し、信号11、12を出力する。
この従来例において、固定発振器1の入力信号A
(t)をa′sin(2πf0+φ0′)とすると、90゜電
力分配器3の出力9、10は、それぞれ、次の(1)、
(2)式で与えられる。
(t)をa′sin(2πf0+φ0′)とすると、90゜電
力分配器3の出力9、10は、それぞれ、次の(1)、
(2)式で与えられる。
a sin(2πf0+φ0) ……(1) a cos(2πf0+φ0) ……(2) ここで、f0は、固定発振器1の出力信号周波数であ
り、a、φ0は、固定発振器1の信号振幅a′と位相定
数φ0′とによって定まる値である。
り、a、φ0は、固定発振器1の信号振幅a′と位相定
数φ0′とによって定まる値である。
また、所望の周波数変化量Δfdを示す信号7と位相変
化量Δφdを示す信号8とが低周波信号発生部2に与え
られると、次の(3)、(4)式に示す信号11、12を低
周波信号発生部2が出力する。
化量Δφdを示す信号8とが低周波信号発生部2に与え
られると、次の(3)、(4)式に示す信号11、12を低
周波信号発生部2が出力する。
b cos(2πΔft+Δφ) ……(3) b sin(2πΔft+Δφ) ……(4) 以上によって、出力信号13は次の(5)式に示すよう
になる。
になる。
B(t)=ab{sin(2πf0t+φ0)cos(2πΔft+Δφ) +cos(2πf0t+φ0)sin(2πΔft+Δφ)} =ab sin{2π(f0+Δf)t+(φ0+Δφ)} ……(5) このようにして、所望の周波数変化量Δfと位相変化
量Δφとを有する信号を得られる。
量Δφとを有する信号を得られる。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来例においては、信号発生部2を除き、電力分
配器3、ミキサ4、5、電力結合器6はアナログ回路で
構成されている。したがって、回路製作時の調整と、経
年変化、温度変化による性能の劣化とを考慮する必要が
あるという問題がある。
配器3、ミキサ4、5、電力結合器6はアナログ回路で
構成されている。したがって、回路製作時の調整と、経
年変化、温度変化による性能の劣化とを考慮する必要が
あるという問題がある。
本発明は、回路製作時の調整と、経年変化、温度変化
による性能の劣化とを考慮する必要がないディジタル制
御発振器を提供することを目的とするものである。
による性能の劣化とを考慮する必要がないディジタル制
御発振器を提供することを目的とするものである。
[課題を解決する手段] 本発明は、周波数制御信号と位相制御信号とに応じ
て、低周波信号発生部が出力する直交したディジタルの
2信号と直交した高周波信号とをディジタル的に演算す
ることによって、周波数と位相とを任意に制御して発振
するものである。
て、低周波信号発生部が出力する直交したディジタルの
2信号と直交した高周波信号とをディジタル的に演算す
ることによって、周波数と位相とを任意に制御して発振
するものである。
[作用] 本発明は、周数数制御信号と位相制御信号とに応じ
て、低周波信号発生器が出力する直交したディジタルの
2信号と直交した高周波信号とをディジタル的に演算す
ることによって、周波数と位相とを任意に制御して発振
するので、回路製作時の調整と、経年変化、温度変化に
よる性能の劣化とを考慮する必要がない。
て、低周波信号発生器が出力する直交したディジタルの
2信号と直交した高周波信号とをディジタル的に演算す
ることによって、周波数と位相とを任意に制御して発振
するので、回路製作時の調整と、経年変化、温度変化に
よる性能の劣化とを考慮する必要がない。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。
る。
この実施例は、周波数制御信号7と位相制御信号8と
によって周波数と位相とを変化可能な低周波信号発生部
18と、Dフリップフロップ19、20と、データセレクタ2
1、22、23と、D/A変換器24と、低域通過フィルタ25と、
タイミング制御回路30とを有する。
によって周波数と位相とを変化可能な低周波信号発生部
18と、Dフリップフロップ19、20と、データセレクタ2
1、22、23と、D/A変換器24と、低域通過フィルタ25と、
タイミング制御回路30とを有する。
タイミング制御回路30は、周波数f3のクロックを発生
する固定発振器14と、4分の1周波数分周回路15と、2
分の1周波数分周回路16と、反転回路17とを有する。ま
た、タイミング制御回路30は、直交する高周波信号cos
(2πf0tk)、sin(2πf0tk)をπ/2位相毎にディジ
タル量として出力する高周波信号発生部の一例である。
する固定発振器14と、4分の1周波数分周回路15と、2
分の1周波数分周回路16と、反転回路17とを有する。ま
た、タイミング制御回路30は、直交する高周波信号cos
(2πf0tk)、sin(2πf0tk)をπ/2位相毎にディジ
タル量として出力する高周波信号発生部の一例である。
低周波信号発生部18は、周波数制御信号Δfと位相制
御信号Δφとに応じて周波数と位相とが変化ししかも直
交する2つの信号cos(2πΔftk+Δφ)、sin(2π
Δftk+Δφ)をディジタル量で出力するものの例であ
る。ただし、tkは、処理単位となる時間である。
御信号Δφとに応じて周波数と位相とが変化ししかも直
交する2つの信号cos(2πΔftk+Δφ)、sin(2π
Δftk+Δφ)をディジタル量で出力するものの例であ
る。ただし、tkは、処理単位となる時間である。
Dフリップフロップ19とデータセレクタ21とは、低周
波信号発生部の出力と高周波信号とをそれぞれディジタ
ル乗算し、sin(2πf0tk)cos(2πΔftk+Δφ)の
信号を発生させる第1ディジタル乗算回路の一例であ
る。
波信号発生部の出力と高周波信号とをそれぞれディジタ
ル乗算し、sin(2πf0tk)cos(2πΔftk+Δφ)の
信号を発生させる第1ディジタル乗算回路の一例であ
る。
Dフリップフロップ20とデータセレクタ22とは、低周
波信号発生部の出力と高周波信号とをそれぞれディジタ
ル乗算し、cos(2πf0tk)sin(2πΔftk+Δφ)の
信号を発生させる第2ディジタル乗算回路の一例であ
る。
波信号発生部の出力と高周波信号とをそれぞれディジタ
ル乗算し、cos(2πf0tk)sin(2πΔftk+Δφ)の
信号を発生させる第2ディジタル乗算回路の一例であ
る。
データセレクタ23は、第1ディジタル乗算回路の出力
と第2ディジタル信号乗算回路の出力とをディジタル加
算し、信号sin{2π(f0+Δf)tk+Δφ}を発生さ
せる加算回路の一例である。
と第2ディジタル信号乗算回路の出力とをディジタル加
算し、信号sin{2π(f0+Δf)tk+Δφ}を発生さ
せる加算回路の一例である。
低域通過フィルタ25は、D/A変換器の出力の不要波を
除去するフィルタである。
除去するフィルタである。
なお、上記実施例においては、Dフリップフロップ1
9、20とデータセレクタ21、22、23とは8系列を備えて
いる。
9、20とデータセレクタ21、22、23とは8系列を備えて
いる。
次に、上記実施例の動作について説明する。
まず、所望の周波数変化量Δfと位相変化量Δφとを
それぞれ与える制御信号7、8を低周波信号発生部18へ
入力し、これらの制御信号7、8に基づいて、次の
(6)、(7)式に示す信号26、27を低周波信号発生部
18がディジタル量として出力する。
それぞれ与える制御信号7、8を低周波信号発生部18へ
入力し、これらの制御信号7、8に基づいて、次の
(6)、(7)式に示す信号26、27を低周波信号発生部
18がディジタル量として出力する。
d cos(2πΔftk+Δφ) ……(6) d sin(2πΔftk+Δφ) ……(7) ただし、tkは、処理単位となる時間であり、固定発振
器14の周波数f3の逆数である。つまり、tk=kΔT(k
=…、−1,0,1,2,3,…であり、ΔT=1/(4f0))であ
る。
器14の周波数f3の逆数である。つまり、tk=kΔT(k
=…、−1,0,1,2,3,…であり、ΔT=1/(4f0))であ
る。
第2図は、上記実施例において、低周波信号発生部18
の構成の一例を示すブロック図である。
の構成の一例を示すブロック図である。
低周波信号発生部18は、ROM18b、18cと制御回路18aと
を有している。ROM18b、18cは、周波数変化量Δfと位
相変換量Δφとをそれぞれ与える制御信号7、8に基づ
いて波形データを記憶するメモリであり、制御回路18a
は、ROM18b、18cのアドレスを生成する回路である。そ
して、ROM18b、18cは、上記(6)、(7)式で示すデ
ータを発生し、この場合、上記(6)、(7)式はアナ
ログ量であるので8ビットのディジタル量に変換して出
力する。
を有している。ROM18b、18cは、周波数変化量Δfと位
相変換量Δφとをそれぞれ与える制御信号7、8に基づ
いて波形データを記憶するメモリであり、制御回路18a
は、ROM18b、18cのアドレスを生成する回路である。そ
して、ROM18b、18cは、上記(6)、(7)式で示すデ
ータを発生し、この場合、上記(6)、(7)式はアナ
ログ量であるので8ビットのディジタル量に変換して出
力する。
第1図に戻って、低周波信号発生部18が出力するパラ
レルデータ26、27は、それぞれ、8系列のDフリップフ
ロップ19、20、データセレクタ21、22によって、次の
(8)、(9)式に示す信号28、29になる。
レルデータ26、27は、それぞれ、8系列のDフリップフ
ロップ19、20、データセレクタ21、22によって、次の
(8)、(9)式に示す信号28、29になる。
sin(2πt0tk)d cos(2πΔftk+Δφ) ……(8) cos(2πf0tk)d sin(2πΔftk+Δφ) ……(9) ここで、tk=kΔTであり、ΔT=1/(4f0)である
ので、(8)式のうちで、sin(2πf0tk)はsin(2π
/4)kになり、k=…,−1,0,1,2,3,…であるので、si
n(2πf0tk)は「0、1、0、−1」を繰り返すもの
である。また、(9)式のうちで、cos(2πf0tk)はc
os(2π/4)kになり、cos(2πf0tk)は「1、0、
−1、0」を繰り返すものである。
ので、(8)式のうちで、sin(2πf0tk)はsin(2π
/4)kになり、k=…,−1,0,1,2,3,…であるので、si
n(2πf0tk)は「0、1、0、−1」を繰り返すもの
である。また、(9)式のうちで、cos(2πf0tk)はc
os(2π/4)kになり、cos(2πf0tk)は「1、0、
−1、0」を繰り返すものである。
なお、(8)式の信号28は、k=4m+1、4m+3のと
きにのみsin(2πf0tk)が有効であり、つまり、sin
(2πf0tk)は、クロック毎に「−1、1、1、−1」
を繰り返す。また、(9)式の信号29は、k=4m、4m+
2のときにのみcos(2πf0tk)が有効であり、つま
り、cos(2πf0tk)は、クロック毎に「1、1、−
1、−1」を繰り返す。
きにのみsin(2πf0tk)が有効であり、つまり、sin
(2πf0tk)は、クロック毎に「−1、1、1、−1」
を繰り返す。また、(9)式の信号29は、k=4m、4m+
2のときにのみcos(2πf0tk)が有効であり、つま
り、cos(2πf0tk)は、クロック毎に「1、1、−
1、−1」を繰り返す。
そして、タイミング制御回路30が、高周波信号sin
(2πf0tk)をπ/2移送毎にディジタル量として発生し
(f0は1/4分周回路15の出力周波数である)、Dフリッ
プフロップ19とデータセレクタ21とが、低周波信号発生
器18の出力信号26と高周波信号sin(2πf0tk)とをデ
ィジタル乗算し、sin(2πf0tk)cos(2πΔftk+Δ
φ)の信号を発生させ、上記のようにsin(2πf0tk)
は、π/2位相毎に変化し、「−1、1、1、−1」を繰
り返す。
(2πf0tk)をπ/2移送毎にディジタル量として発生し
(f0は1/4分周回路15の出力周波数である)、Dフリッ
プフロップ19とデータセレクタ21とが、低周波信号発生
器18の出力信号26と高周波信号sin(2πf0tk)とをデ
ィジタル乗算し、sin(2πf0tk)cos(2πΔftk+Δ
φ)の信号を発生させ、上記のようにsin(2πf0tk)
は、π/2位相毎に変化し、「−1、1、1、−1」を繰
り返す。
また、タイミング制御回路30が高周波信号sin(2πf
0tk)をπ/2位相毎にディジタル量とし発生し、Dフリ
ップフロップ20とデータセレクタ22とが、低周波信号発
生部18の出力信号27と高周波信号cos(2πf0tk)とを
ディジタル乗算し、cos(2πf0tk)sin(2πΔftk+
Δφ)の信号を発生させ、上記のようにcos(2πf
0tk)はπ/2位相毎に変化し「1、1、−1、−1」を
繰り返す。
0tk)をπ/2位相毎にディジタル量とし発生し、Dフリ
ップフロップ20とデータセレクタ22とが、低周波信号発
生部18の出力信号27と高周波信号cos(2πf0tk)とを
ディジタル乗算し、cos(2πf0tk)sin(2πΔftk+
Δφ)の信号を発生させ、上記のようにcos(2πf
0tk)はπ/2位相毎に変化し「1、1、−1、−1」を
繰り返す。
さらに、データセレクタ23は、(8)式の信号28と
(9)式の信号29とに基づいて、次の(10)式に示す信
号30を出力する。
(9)式の信号29とに基づいて、次の(10)式に示す信
号30を出力する。
d sin{2π(f0+Δf)tk+Δφ} ……(10) つまり、データセレクタ21の出力信号とデータセレク
タ22の出力信号とをディジタル加算し、信号sin{2π
(f0+Δf)tk+Δφ}を発生させる。
タ22の出力信号とをディジタル加算し、信号sin{2π
(f0+Δf)tk+Δφ}を発生させる。
第3図は、上記実施例の動作を示すタイムチャートで
ある。
ある。
低周波信号発生部18からはtk単位でデータが出力され
る。つまり、Ckを8ビットパラレルデータで表現した信
号26と、Skを8ビットパラレルデータで表現した信号27
とが低周波信号発生部18から出力される。そして、信号
26、27がそれぞれDフリップフロップ19、20に送られ
る。ここで、f3の1/2の周期のクロックで(Dフリップ
フロップ19とDフリップフロップ20とは互いに逆相で)
ラッチされるので、Dフリップフロップ19の出力とDフ
リップフロップ20の出力とは第3図に示すようになる。
る。つまり、Ckを8ビットパラレルデータで表現した信
号26と、Skを8ビットパラレルデータで表現した信号27
とが低周波信号発生部18から出力される。そして、信号
26、27がそれぞれDフリップフロップ19、20に送られ
る。ここで、f3の1/2の周期のクロックで(Dフリップ
フロップ19とDフリップフロップ20とは互いに逆相で)
ラッチされるので、Dフリップフロップ19の出力とDフ
リップフロップ20の出力とは第3図に示すようになる。
これを、データセレクタ21、22によって、Q出力とそ
の反転出力とを交互に取り出し、セレクタ23の出力デー
タ30が図示のようになる。
の反転出力とを交互に取り出し、セレクタ23の出力デー
タ30が図示のようになる。
出力信号30は8ビットであり、D/A変換器24によって
アナログ量に変換され、低周波通過フィルタ25によって
不要波を除去することによって、所望の周波数変化量Δ
fと位相変換量Δφとを有する正弦波信号出力を得られ
る。
アナログ量に変換され、低周波通過フィルタ25によって
不要波を除去することによって、所望の周波数変化量Δ
fと位相変換量Δφとを有する正弦波信号出力を得られ
る。
第4図は、上記実施例における出力信号波形図であ
り、D/A変換器24の出力信号波形と低域通過フィルタ25
の出力信号の波形とを示したものである。この図におい
て、D/A変換器24の出力信号S0、C1、−S2、−C3、S4、
………、−S18、……は、一定の間隔(固定発振器14が
出力するクロックの間隔)で発生するが、低域通過フィ
ルタ25が出力する正弦波の周波数は、Δfづつ変化し、
またその位相もΔφづつ変化する。
り、D/A変換器24の出力信号波形と低域通過フィルタ25
の出力信号の波形とを示したものである。この図におい
て、D/A変換器24の出力信号S0、C1、−S2、−C3、S4、
………、−S18、……は、一定の間隔(固定発振器14が
出力するクロックの間隔)で発生するが、低域通過フィ
ルタ25が出力する正弦波の周波数は、Δfづつ変化し、
またその位相もΔφづつ変化する。
上記実施例によれば、回路製作時の調整と、経年変
化、温度変化による性能の劣化とを考慮する必要がな
く、従来例と比較すると、LSI化に適した回路構成であ
る。
化、温度変化による性能の劣化とを考慮する必要がな
く、従来例と比較すると、LSI化に適した回路構成であ
る。
なお、上記実施例においては、低周波信号発生器18の
出力信号が8ビットであるが、8ビット以外のNビット
パラレルの信号であってもよい。この場合は、Dフリッ
プフロップ19、20、データセレクタ21、22、23として、
N系列のものを使用する。
出力信号が8ビットであるが、8ビット以外のNビット
パラレルの信号であってもよい。この場合は、Dフリッ
プフロップ19、20、データセレクタ21、22、23として、
N系列のものを使用する。
[発明の効果] 本発明によれば、回路製作時の調整と、経年変化、温
度変化による性能の劣化とを考慮する必要がないという
効果を奏する。
度変化による性能の劣化とを考慮する必要がないという
効果を奏する。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。 第2図は、上記実施例において、低周波信号発生部18の
構成の一例を示すブロック図である。 第3図は、上記実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。 第4図は、上記実施例における出力信号波形図である。 第5図は、従来のディジタル制御発振器の構成を示す図
である。 14……固定発振器、 18……低周波信号発生部、 19、20……Dフリップフロップ、 21、22、23……データセレクタ、 24……D/A変換器、 25……低域通過フィルタ。
構成の一例を示すブロック図である。 第3図は、上記実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。 第4図は、上記実施例における出力信号波形図である。 第5図は、従来のディジタル制御発振器の構成を示す図
である。 14……固定発振器、 18……低周波信号発生部、 19、20……Dフリップフロップ、 21、22、23……データセレクタ、 24……D/A変換器、 25……低域通過フィルタ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−60501(JP,A) 特開 平2−312320(JP,A) 特開 昭60−113505(JP,A) 特開 昭63−185105(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03B 28/00 G06F 1/02
Claims (1)
- 【請求項1】周波数制御信号△fと位相制御信号△φと
に応じて周波数と位相とが変化ししかも直交する2つの
信号cos(2πΔftk+Δφ)、sin(2πΔftk+Δφ)
(ただし、tkは、処理単位となる時間)をディジタル量
で出力する低周波信号発生部と; 周波数4f0の高周波信号を発生し、分周し、また、周波
数2f0の第1のタイミング制御信号と、上記第1のタイ
ミング制御信号の反転信号である第2のタイミング制御
信号と、周波数f0の第3のタイミング制御信号とを出力
する高周波信号およびタイミング制御信号発生部と; 上記低周波信号発生部が出力するデジタル信号のビット
数に対応した数の複数の第1のDフリップフロップと、
上記第1のDフリップフロップのそれぞれに接続されて
いる同数の第1のデータセレクタとによって構成され、
上記第1のDフリップフロップのそれぞれが上記cos
(2πΔftk+Δφ)信号のパラレルデータのそれぞれ
を入力し、上記第1のタイミング制御信号によってラッ
チされ、上記第1のデータセレクタのそれぞれが上記第
3のタイミング制御信号によって、上記第1のDフリッ
プフロップのそれぞれのラッチ出力から信号を選択し、
sin(2πf0tk)cos(2πΔftk+Δφ)の信号を発生
する第1ディジタル乗算回路と; 上記低周波信号発生部が出力するデジタル信号のビット
数に対応した数の複数の第2のDフリップフロップと、
上記第2のDフリップフロップのそれぞれに接続されて
いる同数の第2のデータセレクタとによって構成され、
上記第2のDフリップフロップのそれぞれが上記sin
(2πΔftk+Δφ)信号のパラレルデータのそれぞれ
を入力し、上記第2のタイミング制御信号によってラッ
チされ、上記第2のデータセレクタのそれぞれが上記第
3のタイミング制御信号によって、上記第2のDフリッ
プフロップのそれぞれのラッチ出力から信号を選択し、
cos(2πf0tk)sin(2πΔftk+Δφ)の信号を発生
する第2ディジタル乗算回路と; 上記第1ディジタル乗算回路の出力と上記第2ディジタ
ル乗算回路の出力とを入力とし、上記第1のタイミング
制御信号で駆動される第3のデータセレクタによって構
成され、上記第1ディジタル乗算回路の出力と上記第2
ディジタル乗算回路の出力とをディジタル加算し、信号
sin{2π(f0+Δf)tk+Δφ}を発生する加算回路
と; この加算回路の出力をアナログ量に変換するD/A変換器
と; このD/A変換器の出力の不要波を除去する低域通過フィ
ルタと; を有することを特徴とするディジタル制御発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4515390A JP2948612B2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | ディジタル制御発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4515390A JP2948612B2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | ディジタル制御発振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03247103A JPH03247103A (ja) | 1991-11-05 |
JP2948612B2 true JP2948612B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=12711326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4515390A Expired - Fee Related JP2948612B2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | ディジタル制御発振器 |
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JP (1) | JP2948612B2 (ja) |
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1990
- 1990-02-26 JP JP4515390A patent/JP2948612B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH03247103A (ja) | 1991-11-05 |
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