JP6877596B2 - 制御装置一体型回転電機 - Google Patents

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Description

本願は、回転電機と回転電機を制御するための制御装置とを一体化した制御装置一体型回転電機に関するものである。
従来から、回転電機を制御するための制御装置と回転電機とが一体化され、車両に搭載される制御装置一体型回転電機は知られている。例えば特許文献1には、回転電機のフレームの内周面に回転電機の固定子が保持され、固定子の内側に回転子が設置されていることが開示されている。
国際公開2014/188803号公報
車両に搭載される制御装置一体型回転電機には燃費向上のため軽量化の要求がある。また、エンジンルーム内に設置されて使用されることも多く、温度変化及び振動等に対する耐久性が要求されている。さらに、エンジンルーム内では設置できる空間に限りがあるため、回転電機の径方向の寸法の小型化も要求されている。回転電機の固定子はフレームの内周面に固定されるが、所定の保持力を得るためにフレームの内径よりも外径を大きくしてフレームで締付ける必要がある。フレームをアルミニウム系材料等で構成すれば安価に軽量化を図れるが、固定子は電磁鋼板等を積層して形成されるため、フレームとの接触面には積層による段差があり、固定子を固定する際にフレームに直接圧入すると硬度の低いアルミニウム系材料が削れてフレームを損傷させる問題があった。固定子を直接圧入せず焼嵌めを用いることが可能であるが、設備費等により製造コストが増加する問題があった。また、強度の低いアルミニウム系材料で保持力を高めようとするとフレームを肉厚にする必要があり径方向の寸法が増大する問題があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、フレームを損傷することなく固定子をフレームに圧入可能な制御装置一体型回転電機を提供することを目的とする。
本願に開示される制御装置一体型回転電機は、回転子軸に固定された回転子と、電磁鋼板を積層して形成され前記回転子と離間してかつ囲むように配置された固定子と、前記固定子に巻装された固定子巻線と、前記固定子に接して配置された円筒形状部材と、前記円筒形状部材に接して配置され前記固定子を保持するフレームと、前記フレームに内接するヒートシンクを有し前記固定子巻線に電力を供給する制御装置とを備え、前記円筒形状部材は一端にフランジ部を有し、前記フレームの内部において前記フランジ部が前記フレームの内部の段差部と前記ヒートシンクとに挟持され、軸方向に固定されているものである。
以上のように構成されたので、フレームを損傷することなく固定子をフレームに圧入可能な制御装置一体型回転電機を提供することができる。
実施の形態1に係る制御装置一体型回転電機の構成を示す断面図である。 実施の形態1に係る制御装置一体型回転電機の円筒形状部材を示す斜視図である。 実施の形態2に係る制御装置一体型回転電機の構造を示す断面図である。 実施の形態2に係る制御装置一体型回転電機の組立工程の一部を示す断面図である。 実施の形態3に係る制御装置一体型回転電機の別の円筒形状部材を示す斜視図である。 実施の形態4に係る制御装置一体型回転電機の円筒形状部材を示す斜視図である。 実施の形態4に係る制御装置一体型回転電機の円筒形状部材の製造工程の一部を示す図である。 実施の形態4に係る制御装置一体型回転電機の円筒形状部材の製造工程の一部を示す図である。 実施の形態4に係る制御装置一体型回転電機の円筒形状部材の製造工程の一部を示す図である。 実施の形態4に係る制御装置一体型回転電機の円筒形状部材の製造工程の一部を示す図である。 実施の形態4に係る制御装置一体型回転電機の別の円筒形状部材を示す斜視図である。
以下、本願で開示される制御装置一体型回転電機の好適な実施の形態について図を参照して説明する。なお、各図中、同一符号は、同一または相当部分を示すものとする。以下に示す図面においては、理解の容易のため、各部材の縮尺が実際とは異なる場合があり、また、本開示の特徴に関係しない構成の図示は省略する。
実施の形態1.
以下に、本実施の形態1に係る制御装置一体型回転電機を図1および図2に基づいて説明する。本実施の形態では、制御装置一体型回転電機を車両に搭載する電動パワーステアリングに適用した例を示しており、車両のステアリングの操舵力をアシストする回転電機本体と回転電機を制御するための制御装置から構成される。
図1は実施の形態1に係る制御装置一体型回転電機100の断面図である。
図において、制御装置一体型回転電機100は、フレーム2の内部に回転電機1本体と制御装置40とを備える。フレーム2の内周部に接するように円筒形状部材3が設置され、円筒形状部材3の内周面に接して固定子4が設置されている。フレーム2は安価で軽量なアルミニウム合金で形成されており、円筒形状部材3は炭素鋼で形成されており、固定子4は電磁鋼板を積層して形成されている。円筒形状部材3および固定子4はともにフレーム2に圧入されて固定されている。
円筒形状部材3の全体構造については後述するが、円筒形状部材3のリア方向の端部にフランジ部18が形成されている。図中円A内で示されるように、フランジ部18がフレーム2の段差部に載り、フレーム2と軸受ホルダ14および制御装置40の構成部材であるヒートシンク41とに挟み込まれて軸方向に固定されている。ヒートシンク41もフレーム2に圧入され、フレーム2に内接し設置されている。
固定子4には絶縁体であるインシュレータ5を介して固定子巻線6が巻装され、制御装置40からの電流を固定子巻線6に供給するためのターミナル7とターミナル7を固定するためのホルダ8が設置されている。
回転子軸9には回転子10が固定されており、回転子10には磁石11が設置されている。回転子軸9は軸受12および軸受13によって回転可能に支持されている。回転子軸9のリア方向には回転子10の回転状態を検出する回転角度検出センサ(図示せず)が設置されている。また、回転電機1のフロント方向の端部には車両側と組付けるためのボス16等が設置されている。なお、固定子4は回転子10と離間してかつ回転子10を囲むように配置されている。
なお、制御装置40の構成は簡略に示しているが、固定子巻線6と外部の直流電力との間の電力変換を行い固定子巻線6に電力を供給する電力変換回路42と、この電力変換回路42を制御するための制御回路(図示せず)とを具備する。電力変換回路42はパワー半導体素子等を有しており、冷却のためにヒートシンク41に接して配置されている。
図2は図1の円筒形状部材3示した斜視図である。円筒形状部材3は胴体部17とフランジ部18とを備えている。フランジ部18は円筒形状部材3の端部の全周に亘って形成されている。固定子4の外周面と円筒形状部材3の胴体部17の内周面が接し、円筒形状部材3の胴体部17の外周面とフレーム2の内周面とが接して、固定子4、円筒形状部材3の胴体部17がフレーム2に対して圧入された関係となる。
また、円筒形状部材3のフランジ部18は軸受ホルダ14とともに、フレーム2とフレーム2に圧入されたヒートシンク41とに挟み込まれて軸方向に固定される(図1中円A内参照)。本実施の形態では、まず、炭素鋼の鋼板を深絞り加工によりフランジ部18が形成されたカップ状の部材を作成し、フランジ部18とは反対側の底部を削除して円筒形状部材3を形成した。
以上のとおり、実施の形態1によれば、固定子4の積層による段差部は硬度の高い炭素鋼で形成した円筒形状部材3の内周面と接触し、フレーム2の内周面は表面が平滑な円筒形状部材3の外周面と接触するため、固定子4および円筒形状部材3を、直接アルミニウム合金のフレーム2に圧入してもフレーム2の損傷を防止できる。また、焼嵌めを行うことがないため、焼嵌め費用を不要にできる。
また、円筒形状部材3のフランジ部18がフレーム2とヒートシンク41とで挟持されて軸方向に固定されているため、固定子4をフレーム2による径方向(図1中円B内参照)からの保持する力に軸方向(図1中円A内参照)の保持力も加わり、全体として保持力が向上するため、フレーム2を薄肉化でき回転電機の径方向寸法の小型化が可能となる。
実施の形態2.
以下に、本実施の形態2に係る制御装置一体型回転電機を図3および図4に基づいて説明する。本実施の形態2も実施の形態1と同様、車両に搭載する電動パワーステアリングに適用した例を示しており、回転電機本体と制御装置とを備えている制御装置一体型回転電機である。
図3は実施の形態2に係る制御装置一体型回転電機の構造を示した断面図である。円筒形状部材30には、胴体部17の内径より内径の大きい固定子導入部19がフランジ部18側に形成されている。円筒形状部材30の固定子導入部19は、胴体部17が固定子4と接している部位よりリア方向に延在して、胴体部17とフランジ部18との間に形成される。すなわち、固定子導入部19を形成することで、フランジ部18の形成された円筒形状部材30の端部における内径は、胴体部17の内径より大きくなっている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
図4は、図3の制御装置一体型回転電機において円筒形状部材30に固定子4を圧入する工程を示した断面図である。組み立て後の固定子4と円筒形状部材30とが圧入関係となるように、組み立て前の固定子4の外径は円筒形状部材3の胴体部17の内径よりも大きい。そのため、固定子4を円筒形状部材30のフランジ部側から圧入する際、固定子4の外周端部の底面及び角部と円筒形状部材30のフランジ部18と接触し、フランジ部18を変形等損傷させる虞がある。円筒形状部材30の固定子4と接する胴体部17よりリア方向側に固定子4の外径よりも内径の大きい固定子導入部19を形成しておくことで、固定子4を円筒形状部材30に圧入する際のフランジ部18の損傷を防止できる。
フランジ部の損傷を防止することで、円筒形状部材3のフランジ部18をフレーム2とヒートシンク41で挟み込んだ固定部が堅実となる。
図4では矢印方向に示すように、保持された円筒形状部材30に固定子4を圧入したが、固定子4を保持し、固定子4に円筒形状部材30を圧入してもよい。また、フレーム2に円筒形状部材3を圧入した後、固定子4を円筒形状部材3に圧入することもできる。いずれの場合も、円筒形状部材30に固定子導入部19が形成されている方が、圧入工程でのフランジ部18の損傷を防止できる。
以上のとおり、実施の形態2では、実施の形態1と同様の効果を有する。さらに、制御装置一体型回転電機の製造時の圧入工程において、円筒形状部材30のフランジ部の損傷を防止でき、円筒形状部材3のフランジ部18をフレーム2とヒートシンク41で挟み込んだ固定部が堅固となるという効果を有する。
実施の形態3.
実施の形態1および2に係る制御装置一体型回転電機の円筒形状部材は切れ目のない筒状であったが、本実施の形態3では、軸方向に切欠き部を有する円筒形状部材の例について説明する。
図5は、本実施の形態3に係る円筒形状部材31の構造を示した斜視図で、例えば、実施の形態1および2で例示した制御装置一体型回転電機に用いられる。
円筒形状部材31は、軸方向に貫通する切欠き部20を有する。すなわち、切欠き部20は円筒形状部材31の両端に亘って軸方向に形成されている。制御装置一体型回転電機の製造時に、フレーム2に円筒形状部材31を圧入するが、円筒形状部材31の径を縮小する方向に荷重をかけながら圧入することで、圧入力を下げることが可能となり組立が容易となる効果が得られる。
なお、図5は実施の形態1の図2で示した円筒形状部材3に切欠き部20を設けたものを例示したが、実施の形態2の図4で示される、固定子導入部19の形成された円筒形状部材30に軸方向に切欠き部を設けてもよい。
以上のように、本実施の形態3によれば、実施の形態1および2と同様の効果を奏するとともに、組立が容易になるという効果が得られる。
実施の形態4.
実施の形態1から3に係る制御装置一体型回転電機の円筒形状部材はフランジ部が円筒形状部材の端部の周囲に亘って形成されていた。本実施の形態4では、端部の周囲の一部にフランジ部を有する円筒形状部材の例について説明する。
図6は、本実施の形態4に係る円筒形状部材32の構造を示した斜視図で、例えば、実施の形態1および2で例示した制御装置一体型回転電機に用いられる。
円筒形状部材32は、炭素鋼の鋼板を加工して形成されており、リア方向側の端部に設けられるフランジ部18aが複数の箇所に分割して形成されている。
また、円筒形状部材32は、後述する工程により、炭素鋼板を加工して形成されるため、溶接部21を有する。
図7Aから図7Dは、図6の円筒形状部材32の製造工程の一例を示すものである。
図7Aにおいて、円筒形状部材32を形成する炭素鋼板22を準備する。図7Bにおいて、胴体部17を形成する部位22aの一辺に、打ち抜き加工あるいは切断加工によりフランジ部18aとなる部位22bを複数形成する。図7Cに示すように、部位22aを円筒状に加工して部位22aの二つの短辺を溶接する。図7Dに示すように、部位22bを折り曲げてフランジ部18aを形成する。
以上の構成によれば、円筒形状部材32の端部の周囲の一部にフランジ部18aを形成しているので、実施の形態1と同様の効果を有する。すなわち、固定子4および円筒形状部材32を、直接アルミニウム合金のフレーム2に圧入してもフレーム2の損傷を防止できる。また、焼嵌めを行うことがないため、焼嵌め費用を不要にできる。
また、円筒形状部材32のフランジ部18aをフレーム2とヒートシンク41で挟み込んで軸方向に固定し、固定子4をフレーム2による径方向からの保持に加えて、軸方向でも保持するので、全体として保持力が向上するため、フレーム2を薄肉化でき回転電機の径方向寸法の小型化が可能となる。
図8は本実施の形態4に係る円筒形状部材の別の例を示す斜視図である。図において、円筒形状部材33はリア方向側の端部に胴体部17の内径よりも内径の大きい固定子導入部19aが複数の箇所に分割して形成され、それぞれの固定子導入部19aの先端にフランジ部18aが形成されている。
この円筒形状部材33は、先に説明した図7Aから図7Dと同様な製造工程にて製造することができる。図7Bで、部位22bの形状は固定子導入部19aを考慮して加工される。また、図7Dで、固定子導入部19aとフランジ部18aの形状は部位22bを二段階に折り曲げて形成する。
以上の構成によれば、実施の形態1および実施の形態2と同様の効果を有する。さらに円筒形状部材3を形成する鋼板の面積が低減して、軽量化が可能となる。
本実施の形態では、円筒形状部材32、33に固定子4を圧入することを前提に説明したが、固定子4に円筒形状部材32、33を圧入してもよい。また、フレーム2に円筒形状部材32、33を圧入した後に固定子4を円筒形状部材32、33に圧入することもできる。
フレーム2に円筒形状部材32、33を圧入する場合には、図7Cにおいて、円筒形状部材32、33を炭素鋼の鋼板から形成する際、部位22aの二つの短辺を溶接しないでおくとよい。円筒形状部材32、33の径を縮小する方向に荷重をかけながら圧入することができ、圧入力を下げて組立を容易とする効果が得られる。
以上のとおり、実施の形態4で示した円筒形状部材を実施の形態1または2に例示した制御装置一体型回転電機に適用すれば、実施の形態1から3と同様の効果を有する。すなわち、制御装置一体型回転電機の製造工程で、フレームと固定子との間に円筒形状部材を介して圧入するため、圧入時にはフレームの内周面は表面が平滑な円筒形状部材の胴体部の外周面と接触することになる。これにより、フレーム2が軽量なアルミニウム系材料であっても損傷することなく、焼嵌めによる圧入が不要となり設備費用を削減できる。さらに、円筒形状部材のフランジ部をフレームとヒートシンクで挟み込んで固定しているため、保持力が向上してフレームの薄肉化が可能となり、回転電機の径方向寸法を小型化できる。
さらに、実施の形態4では、実施の形態1から3の円筒形状部材より軽量化できる。
なお、各実施の形態を組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1:回転電機、 2:フレーム、 3、30、31、32、33:円筒形状部材、 4:固定子、 5:インシュレータ、 6:固定子巻線、 7:ターミナル、 8:ホルダ、 9:回転子軸、 10:回転子、 11:磁石、 12:軸受、 13:軸受、 14:軸受ホルダ、 16:ボス、 17:胴体部、 18、18a:フランジ部、 19、19a:固定子導入部、 20:切欠き部、 21:溶接部、 22:鋼板、 22a:胴体部形成部位、 22b:フランジ部形成部位、 40:制御装置、 41:ヒートシンク、 42:電力変換回路、 100:制御装置一体型回転電機。

Claims (7)

  1. 回転子軸に固定された回転子と、電磁鋼板を積層して形成され前記回転子と離間してかつ囲むように配置された固定子と、前記固定子に巻装された固定子巻線と、前記固定子に接して配置された円筒形状部材と、前記円筒形状部材に接して配置され前記固定子を保持するフレームと、前記フレームに内接するヒートシンクを有し前記固定子巻線に電力を供給する制御装置とを備え、前記円筒形状部材は一端にフランジ部を有し、前記フレームの内部において前記フランジ部が前記フレームの内部の段差部と前記ヒートシンクに挟持され、軸方向に固定されていることを特徴とする制御装置一体型回転電機。
  2. 前記フランジ部は前記円筒形状部材の端部の全周に亘って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の制御装置一体型回転電機。
  3. 前記フランジ部は前記円筒形状部材の端部に複数箇所に分割して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の制御装置一体型回転電機。
  4. 前記円筒形状部材の胴体部の内径よりも前記フランジ部を形成する端部の内径の方が大であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置一体型回転電機。
  5. 前記円筒形状部材の両端に亘って軸方向に切欠き部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の制御装置一体型回転電機。
  6. 前記ヒートシンク及び前記円筒形状部材は前記フレームに圧入されて固定されている請求項1から5のいずれか一項に記載の制御装置一体型回転電機。
  7. 前記回転子軸を回転可能に支持する軸受を固定する軸受ホルダを有し、前記フレームの内部において前記軸受ホルダは前記フランジ部とともに前記フレームの内部の段差部と前記ヒートシンクとに挟持され、軸方向に固定されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置一体型回転電機。
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