JP6868837B2 - 信号処理装置及び工具 - Google Patents

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Description

本開示は、駆動装置により与えられた打撃により回転する回転体を備えた工具のための信号処理装置と、そのような信号処理装置を備えた工具とに関する。
インパクトドライバー及びインパクトレンチなど、駆動装置により与えられた打撃により回転する回転体を備えた工具(以下、「インパクト回転工具」ともいう)が知られている。
特許文献1は、ハンマーをモータで回転駆動し、ハンマーによる打撃トルクを締付対象物に加えて締付トルクを発生させるインパクト回転工具を開示している。
特開2009−083002号公報
インパクト回転工具には、回転体にかかるトルクに基づいてモータなどの駆動装置を制御するものがある。しかしながら、インパクト回転工具に内蔵されたトルクセンサにより回転体にかかるトルクを測定するとき、トルクを示すトルク値信号は、インパクト回転工具の回転体に与えられる打撃に起因するノイズ成分(トルク値に寄与しない成分)を含む可能性がある。このノイズ成分に起因して、駆動装置を正確に制御できなくなるおそれがある。従って、インパクト回転工具の回転体にかかるトルクを測定するとき、正確なトルク値信号を得ることが求められる。
本開示の目的は、駆動装置により与えられた打撃により回転する回転体にかかるトルクを示す、従来よりも正確なトルク値信号を得ることが可能な信号処理装置を提供することにある。本開示の目的はまた、そのような信号処理装置を備えた工具を提供することにある。
本開示の一態様に係る信号処理装置によれば、
駆動装置により与えられた打撃により回転する回転体を備えた工具のための信号処理装置において、
前記回転体にかかるトルク値を示すトルク値信号を受信し、当該トルク値信号をフィルタリングするフィルタと、
前記回転体に与えられた打撃数に基づいて前記フィルタのフィルタ係数を設定する演算回路と、
前記フィルタによりフィルタリングされた前記トルク値信号に基づいて、前記回転体に与える打撃を制御する制御回路とを備える。
本開示の一態様に係る信号処理装置によれば、従来よりも正確なトルク値信号を得ることができる。
第1の実施形態に係る工具の構成を示す概略図である。 図1の信号処理装置10の構成を示すブロック図である。 図2の演算回路23の動作を決める学習装置30の構成を示すブロック図である。 図2の演算回路23及び図3の演算回路32で使用されるニューラルネットワークの例を示す図である。 第1の実施形態に係るカットオフ周波数の決定方法を説明するためのグラフである。 1打目におけるトルク信号の波形を示すグラフである。 44打目におけるトルク信号の波形を示すグラフである。 84打目におけるトルク信号の波形を示すグラフである。 第1の実施形態に係るトルク値信号のフィルタリングを示すグラフである。 第1の実施形態に従って決定されたカットオフ周波数を用いてフィルタリングされたトルク値信号と、実測されたトルク値信号とを比較するグラフである。 第2の実施形態に係る工具におけるトルク値信号のカットオフ周波数の決定方法を説明するためのグラフであり、1打目におけるトルク信号の周波数スペクトルを示すグラフである。 第2の実施形態に係る工具におけるトルク値信号のカットオフ周波数の決定方法を説明するためのグラフであり、5打目におけるトルク信号の周波数スペクトルを示すグラフである。 第2の実施形態に係る工具におけるトルク値信号のカットオフ周波数の決定方法を説明するためのグラフであり、10打目におけるトルク信号の周波数スペクトルを示すグラフである。 第2の実施形態に係る工具におけるトルク値信号のカットオフ周波数の決定方法を説明するためのグラフであり、20打目におけるトルク信号の周波数スペクトルを示すグラフである。 第2の実施形態に係る工具におけるトルク値信号のカットオフ周波数の決定方法を説明するためのグラフであり、30打目におけるトルク信号の周波数スペクトルを示すグラフである。 第2の実施形態に係る工具におけるトルク値信号のカットオフ周波数の決定方法を説明するためのグラフであり、40打目におけるトルク信号の周波数スペクトルを示すグラフである。
以下、図面を参照して、本開示の実施形態について説明する。
第1の実施形態.
図1は、第1の実施形態に係る工具の構成を示す概略図である。図1の工具は、モータ1、減速機構2、ハンマー3、アンビル4、シャフト5、トルクセンサ6、衝撃センサ7、スプリットリング8、信号処理装置10、入力装置11、及び表示装置12を備える。図1の工具は、駆動装置により与えられた打撃により回転する回転体を備えたインパクトドライバーである。
アンビル4及びシャフト5は一体的に形成される。シャフト5の先端(アンビル4とは逆の端部)には、ドライバービットを収容するビットホルダ(図示せず)が設けられる。減速機構2は、モータ1によって発生された回転を減速してハンマー3に伝達する。ハンマー3は、アンビル4に打撃力を与えることによりアンビル4及びシャフト5を回転させる。
シャフト5には、トルクセンサ6及び衝撃センサ7が固定される。トルクセンサ6は、シャフト5にかかるトルクを検出し、検出されたトルクを示すトルク値信号を出力する。トルクセンサ6は、例えば、歪みセンサ又は磁歪センサなどを含む。衝撃センサ7は、アンビル4及びシャフト5に与えられた打撃によりシャフト5にかかる衝撃を検出し、検出された衝撃をパルスとして示す衝撃パルスを出力する。衝撃センサ7は、例えば、加速度センサ又はマイクロホンなどを含む。
スプリットリング8は、トルク値信号及び衝撃パルスを、シャフト5から、工具の非可動部分に設けられた信号処理装置10に伝達する。
入力装置11は、工具の動作に関する追加パラメータを示すユーザ設定値をユーザから受けて信号処理装置10に送る。追加パラメータは、例えば、工具のソケットの種類、締結対象物の種類、及びボルト直径のうちの少なくとも1つを含む。ソケットの種類は、例えば、40mm、250mmなどのソケット長を含む。締結対象物の種類は、例えば、ハードジョイント及びソフトジョイントを含む。ボルト直径は、例えば、M8、M12、M14などを含む。表示装置12は、工具の状態、例えば、入力されたユーザ設定値、シャフト5にかかるトルク、などを表示する。信号処理装置10は、トルク値信号、衝撃パルス、及びユーザ設定値に基づいてモータ1を制御する。モータ1は、信号処理装置10の制御下でアンビル4及びシャフト5に打撃を与える。
本開示において、アンビル4、シャフト5、及びビットホルダ(図示せず)を「回転体」ともいう。また、本開示において、モータ1、減速機構2、及びハンマー3を「駆動装置」ともいう。
図2は、図1の信号処理装置10の構成を示すブロック図である。信号処理装置10は、カウンタ21、フィルタ22、演算回路23、及び制御回路24を備える。カウンタ21は、衝撃パルスに基づいて、アンビル4及びシャフト5に与えられた打撃数をカウントする。フィルタ22は、トルク値信号を受信し、当該トルク値信号をフィルタリングする。フィルタ22は、可変なカットオフ周波数よりも高い周波数成分を少なくとも低減する、低域通過フィルタ又は帯域通過フィルタである。演算回路23は、打撃数及びユーザ設定値に基づいてフィルタ22のフィルタ係数を設定する。フィルタ係数は、例えば、フィルタ22のカットオフ周波数である。制御回路24は、フィルタ22によりフィルタリングされたトルク値信号に基づいて、モータ1によりアンビル4及びシャフト5に与える打撃を制御する。例えば、制御回路24は、フィルタリングされたトルク値信号によって表される、シャフト5にかかるトルクが予め決められた値に達したとき、モータ1を停止する。
トルク値信号において、ノイズ成分は、関心対象の信号成分の周波数よりも高い周波数を有すると考えられる。従って、トルク値信号からノイズ成分を低減するために、フィルタ22にカットオフ周波数を設定することが有効であると期待される。しかしながら、本願の発明者らは、ある1つのネジ又はボルトをインパクトドライバーにより締結するとき、締結開始時からカウントした打撃数が増大するにつれて、トルク値信号におけるより高域側の周波数成分が次第に増大することを発見した。この理由は、打撃数が増大するにつれて、ネジ又はボルトが次第に固く締結されるようになるからと考えられる。このため、フィルタ22に固定値のカットオフ周波数を設定した場合、締結の開始から終了までの過程全体においてノイズ成分を適切に低減できないおそれがある。本開示では、演算回路23は、打撃数に応じてカットオフ周波数を変化させる。演算回路23はさらに、ユーザ設定値に基づいてカットオフ周波数を設定する。言い換えると、演算回路23には、打撃数及びユーザ設定値に基づいてカットオフ周波数を決定する算出関数が設定されている。このようにフィルタ22のカットオフ周波数を設定することにより、信号処理装置10は、締結の開始から終了までの過程全体において、ノイズ成分を適切に低減するようにフィルタリングされた正確なトルク値信号を得ることができる。
カットオフ周波数の算出関数は、例えば、機械学習によって演算回路23に設定される。
図3は、図2の演算回路23の動作を決める学習装置30の構成を示すブロック図である。工具に学習装置30を接続し、工具によりテスト用のネジ又はボルトを締結する。このとき、学習装置30には、工具のトルクセンサ6及び衝撃センサ7によって検出されたトルク値信号及び衝撃パルスが入力される。学習装置30には、さらに、工具に設定されたものと同じユーザ設定値が入力される。学習装置30は、FFT処理回路31及び演算回路32を備える。FFT処理回路31は、トルク値信号の周波数スペクトル及びカットオフ周波数の少なくとも一方を算出して演算回路32に送る。演算回路32は、トルク値信号及び衝撃パルスと、カットオフ周波数とを互いに関連付ける。
演算回路23及び演算回路32のそれぞれは、例えば、ニューラルネットワークを備える。
図4は、図2の演算回路23及び図3の演算回路32で使用されるニューラルネットワークの例を示す図である。ニューラルネットワークは、入力層41のノードN1−1〜N1−Pと、少なくとも1層の中間層42のノードN2−1〜N2−Q,…,N(M−1)−1〜N(M−1)−Rと、出力層43のノードNM−1〜NM−Sとを備える。学習装置30の演算回路32の入力層41には、打撃数及び追加パラメータが設定される。演算回路32の出力層43には、トルク値信号の周波数スペクトル及びカットオフ周波数の少なくとも一方が設定される。学習装置30の演算回路32で学習された中間層42の重み係数は、工具の演算回路23の中間層42に設定される。演算回路23の入力層41には、打撃数及び追加パラメータが入力される。演算回路23の出力層43からは、トルク値信号の周波数スペクトル及びカットオフ周波数の少なくとも一方が出力される。
学習装置30の演算回路32で学習された中間層42の重み係数は、同じ機種である複数の工具の演算回路23の中間層42にそれぞれ設定可能である。
演算回路23がトルク値信号の周波数スペクトルのみを出力する場合には、演算回路23の後段において、周波数スペクトルに基づいてカットオフ周波数を決定する回路が追加される。
図5は、第1の実施形態に係るカットオフ周波数の決定方法を説明するためのグラフである。第1の実施形態では、カットオフ周波数は、トルク値信号の周波数スペクトルのピークに対して予め決められた信号レベル、図5の例では16dBだけ低下するときの周波数に設定される。前述のように、ある1つのネジ又はボルトをインパクトドライバーにより締結するとき、締結開始時からカウントした打撃数が増大するにつれて、トルク値信号におけるより高域側の周波数成分が次第に増大する。従って、打撃数が増大するにつれて、カットオフ周波数も増大する。
図6は、1打目におけるトルク信号の波形を示すグラフである。図7は、44打目におけるトルク信号の波形を示すグラフである。図8は、84打目におけるトルク信号の波形を示すグラフである。図6〜図8の場合、ユーザ設定値として、ソケット種類「ソケット長40mm」、締結対象物「ハードジョイント」、及びボルト直径「M14」を使用した。図6〜図8によれば、打撃数が増大するにつれて、衝撃継続時間が短くなることがわかる。また、このとき、打撃数が増大するにつれて、トルク値信号におけるより高域側の周波数成分が次第に増大している。
図9は、第1の実施形態に係るトルク値信号のフィルタリングを示すグラフである。上述のように決定されたカットオフ周波数を用いて、ノイズ成分を低減するようにフィルタリングされたトルク値信号が得られる。
図10は、第1の実施形態に従って決定されたカットオフ周波数を用いてフィルタリングされたトルク値信号と、実測されたトルク値信号とを比較するグラフである。図10のグラフは、毎秒40回の打撃をアンビル4及びシャフト5に与えたときのトルク値信号の値を示す。実線は、外部の測定器により実測されたトルク値を示す。三角形のプロットは、10打目、20打目、…、90打目におけるフィルタリングされたトルク値信号の値を示す。破線は、フィルタリングされたトルク値信号の値の近似式:y=a×ln(x)+bを示す。ここで、xは時間(打撃数に対応する)を示し、yは電圧を示し、a及びbは追加パラメータに応じて変化する係数を示す。図10によれば、フィルタリングされたトルク値信号の値は、実測されたトルク値によく一致していることがわかる。
信号処理装置10は、上述のように決定されたカットオフ周波数を用いてフィルタリングされたトルク値信号に基づいて、モータ1によりアンビル4及びシャフト5に与える打撃を制御する。信号処理装置10は、フィルタリングされたトルク値信号によって表される、シャフト5にかかるトルクを、表示装置12に表示してもよい。
第1の実施形態に係る工具によれば、打撃数に応じてカットオフ周波数を変化させることにより、ノイズ成分を適切に低減するようにフィルタリングされた正確なトルク値信号を得ることができる。
演算回路23は、ニューラルネットワークに代えて、トルク値信号及び衝撃パルスと、カットオフ周波数とを互いに関連付けたテーブルを備えてもよい。
演算回路23は、カットオフ周波数以外のフィルタ係数をフィルタ22に設定してもよい。例えば、フィルタ22が帯域通過フィルタである場合、演算回路23は、上限周波数及び下限周波数をフィルタ22に設定してもよい。
カウンタ21は、信号処理装置10に設けられることに代えて、衝撃センサ7と一体化されてもよい。また、カウンタ21は、信号処理装置10及び衝撃センサ7とは別個に設けられてもよい。
第1の実施形態に係る信号処理装置及び工具は、以下の構成を備えたことを特徴とする。
第1の実施形態に係る信号処理装置によれば、駆動装置により与えられた打撃により回転する回転体を備えた工具のための信号処理装置10は、フィルタ22、演算回路23、及び制御回路24を備える。フィルタ22は、回転体にかかるトルク値を示すトルク値信号を受信し、当該トルク値信号をフィルタリングする。演算回路23は、回転体に与えられた打撃数に基づいてフィルタ22のフィルタ係数を設定する。制御回路24は、フィルタ22によりフィルタリングされたトルク値信号に基づいて、回転体に与える打撃を制御する。
このように、回転体に与えられた打撃数に基づいてフィルタ22のフィルタ係数を設定することにより、ノイズ成分を適切に低減するようにフィルタリングされた正確なトルク値信号を得ることができる。
第1の実施形態に係る信号処理装置によれば、フィルタ係数はフィルタ22のカットオフ周波数であってもよい。
これにより、ノイズ成分を適切に低減するようにフィルタリングされた正確なトルク値信号を得ることができる。
第1の実施形態に係る信号処理装置によれば、カットオフ周波数は、トルク値信号の周波数スペクトルのピークに対して予め決められた信号レベルだけ低下するときの周波数に設定されてもよい。
これにより、回転体に与えられた打撃数に基づいてカットオフ周波数を適切に設定することができる。
第1の実施形態に係る工具は、回転体、トルクセンサ6、カウンタ21、信号処理装置10、及びモータ1を備える。トルクセンサ6は、回転体にかかるトルクを検出してトルクを示すトルク値信号を生成する。カウンタ21は、回転体に与えられた打撃数をカウントする。モータ1は、信号処理装置10の制御下で回転体に打撃を与える。
これにより、正確なトルク値信号に基づいて、モータ1を適切に制御することができる。
第1の実施形態に係る工具によれば、信号処理装置10の演算回路23は、工具のソケットの種類、締結対象物の種類、及びボルト直径のうちの少なくとも1つを含む追加パラメータにさらに基づいてフィルタ22のフィルタ係数を設定してもよい。
これにより、追加パラメータに基づいてカットオフ周波数を適切に設定することができる。
第1の実施形態に係る工具によれば、追加パラメータを示すユーザ設定値を受ける入力装置11をさらに備えてもよい。
これにより、追加パラメータに基づいてカットオフ周波数を適切に設定することができる。
第1の実施形態に係る工具によれば、演算回路23は、入力層41と、少なくとも1層の中間層42と、出力層43とを有するニューラルネットワークを備える。入力層41には、打撃数及び追加パラメータが入力される。出力層43からは、トルクセンサ6によって生成されるトルク値信号の周波数スペクトル及びカットオフ周波数の少なくとも一方が出力される。
これにより、回転体に与えられた打撃数及び追加パラメータに基づいて、カットオフ周波数を適切に設定することができる。
第2の実施形態.
フィルタ22のカットオフ周波数は、上述したものとは異なる基準により決定されてもよい。
図11〜図16は、第2の実施形態に係る工具におけるトルク値信号のカットオフ周波数の決定方法を説明するためのグラフである。図11は、1打目におけるトルク信号の周波数スペクトルを示すグラフである。図12は、5打目におけるトルク信号の周波数スペクトルを示すグラフである。図13は、10打目におけるトルク信号の周波数スペクトルを示すグラフである。図14は、20打目におけるトルク信号の周波数スペクトルを示すグラフである。図15は、30打目におけるトルク信号の周波数スペクトルを示すグラフである。図16は、40打目におけるトルク信号の周波数スペクトルを示すグラフである。前述のように、ある1つのネジ又はボルトをインパクトドライバーにより締結するとき、締結開始時からカウントした打撃数が増大するにつれて、トルク値信号におけるより高域側の周波数成分が次第に増大する。第2の実施形態では、カットオフ周波数は、トルク値信号の周波数スペクトルにおいて低域から高域に探索して信号レベルが最初の極小値になるときの周波数に設定される。
第2の実施形態に係る工具でもまた、第1の実施形態と同様に、打撃数に応じてカットオフ周波数を変化させることにより、ノイズ成分を適切に低減するようにフィルタリングされた正確なトルク値信号を得ることができる。
第2の実施形態に係る信号処理装置及び工具は、以下の構成を備えたことを特徴とする。
第2の実施形態に係る信号処理装置及び工具によれば、カットオフ周波数は、トルク値信号の周波数スペクトルにおいて低域から高域に探索して信号レベルが最初の極小値になるときの周波数に設定される。
このように、打撃数に応じてカットオフ周波数を変化させることにより、ノイズ成分を適切に低減するようにフィルタリングされた正確なトルク値信号を得ることができる。
本開示の各実施形態は、インパクトドライバーに限らず、インパクトレンチなど、駆動装置により与えられた打撃により回転する回転体を備えた他の工具にも適用可能である。
1…モータ、
2…減速機構、
3…ハンマー、
4…アンビル、
5…シャフト、
6…トルクセンサ、
7…衝撃センサ、
8…スプリットリング、
10…信号処理装置、
11…入力装置、
12…表示装置、
21…カウンタ、
22…フィルタ、
23…演算回路、
24…制御回路、
31…FFT処理回路、
32…演算回路、
41…入力層、
42…中間層、
43…出力層。

Claims (8)

  1. 駆動装置により与えられた打撃により回転する回転体を備えた工具のための信号処理装置において、
    前記回転体にかかるトルク値を示すトルク値信号を受信し、当該トルク値信号をフィルタリングするフィルタと、
    前記回転体に与えられた打撃数に基づいて前記フィルタのフィルタ係数を設定する演算回路と、
    前記フィルタによりフィルタリングされた前記トルク値信号に基づいて、前記回転体に与える打撃を制御する制御回路とを備える、
    信号処理装置。
  2. 前記フィルタ係数は前記フィルタのカットオフ周波数である、
    請求項1記載の信号処理装置。
  3. 前記カットオフ周波数は、前記回転体を所定の打撃数の打撃により回転させたときの前記トルク値信号の周波数スペクトルのピークから、予め決められた信号レベルだけ低下するときの周波数に設定される、
    請求項2記載の信号処理装置。
  4. 前記カットオフ周波数は、前記回転体を所定の打撃数の打撃により回転させたときの前記トルク値信号の周波数スペクトルにおいて低域から高域に探索して信号レベルが最初の極小値になるときの周波数に設定される、
    請求項2記載の信号処理装置。
  5. 回転体と、
    前記回転体にかかるトルクを検出して前記トルクを示すトルク値信号を生成するトルクセンサと、
    前記回転体に与えられた打撃数をカウントするカウンタと、
    請求項1〜4のうちの1つに記載の信号処理装置と、
    前記信号処理装置の制御下で前記回転体に打撃を与える駆動装置とを備える、
    工具。
  6. 前記信号処理装置の演算回路は、前記工具のソケットの種類、締結対象物の種類、及びボルト直径のうちの少なくとも1つを含む追加パラメータにさらに基づいて前記フィルタのフィルタ係数を設定する、
    請求項5記載の工具。
  7. 前記追加パラメータを示すユーザ設定値を受ける入力装置をさらに備える、
    請求項6記載の工具。
  8. 前記演算回路は、
    前記打撃数及び前記追加パラメータが入力される入力層と、
    少なくとも1層の中間層と、
    前記トルクセンサによって生成されるトルク値信号の周波数スペクトル及びカットオフ周波数の少なくとも一方が出力される出力層とを有するニューラルネットワークを備える、
    請求項6又は7記載の工具。
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