JP6864365B2 - 物品保管システム及び物品保管方法 - Google Patents

物品保管システム及び物品保管方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6864365B2
JP6864365B2 JP2018037311A JP2018037311A JP6864365B2 JP 6864365 B2 JP6864365 B2 JP 6864365B2 JP 2018037311 A JP2018037311 A JP 2018037311A JP 2018037311 A JP2018037311 A JP 2018037311A JP 6864365 B2 JP6864365 B2 JP 6864365B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
delivery
information
operator server
information terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018037311A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019153041A (ja
Inventor
早人 松崎
早人 松崎
Original Assignee
株式会社トランク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トランク filed Critical 株式会社トランク
Priority to JP2018037311A priority Critical patent/JP6864365B2/ja
Publication of JP2019153041A publication Critical patent/JP2019153041A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6864365B2 publication Critical patent/JP6864365B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、通信ネットワークを介して一時的に使用する予定のない不用品(即ち、使わないけど捨てられないモノ)等の物品の保管を行う物品保管システム及び物品保管方法に関する。
近年、住宅事情により自宅で全ての荷物を保管するのは困難であり、生活空間を快適にするために季節物ではない物をレンタルのトランクルームに預けるユーザが多くなっている。
しかし、一般的なレンタルトランクルームの場合、サービス業者は単にトランクルームのスペースを貸与するだけで、荷物の出し入れ、物品の管理はユーザ自身で行わなければならない。また、保管品の内容の確認は、現場に赴けないと行うことができない。これらを解決するためにウェブ(Web)を介して集荷依頼、保管品の内容確認及び所望の品の返却要求を行うことができる保管依頼アイテム寄託システムが提案されている(特許文献1)。
特許文献1において、ユーザ端末と運用業者サーバと、倉庫端末と、配送業者端末とを備えている。利用者は、ウェブを介して運用業者サーバに会員登録申請をし、運用業者サーバに保管依頼アイテムを梱包する梱包箱の購入依頼をし、保管依頼アイテムの入庫依頼をし、自らの保管依頼アイテムの詳細確認をし、また、保管依頼アイテムのうちの所望の品の返却要求をすることができる。運用業者サーバは利用者からの会員登録申請、保管依頼アイテムの入庫要求、保管依頼アイテムの詳細確認要求、及び、保管依頼アイテムのうちの所望の品の返却要求を受け付けて処理する。また、倉庫端末は運用業者サーバから送信される、少なくとも利用者の氏名・住所・電話番号・得意先コード、梱包箱の種類・数、箱保管か個品保管かの指定、作業予定日を含む入庫指示情報を受信し、それを配送業者端末に転送する。
特許第5578581号公報
しかしながら、特許文献1に記載の保管依頼アイテム寄託システムにおいては、保管依頼アイテムの保管場所は、運用業者所有の倉庫であり、配送業者は、指定された配送業者であるため、保管依頼者の住所が遠方の場合は、固定の倉庫まで配送することはコスト及び時間がかかるという問題点があった。また、保管依頼アイテムの特性によって、保管場所(倉庫)の温度、湿度等の条件が適しない場合があり、保管依頼アイテムにダメージ等を与える可能性があるという問題点があった。
本発明は従来技術の上述した問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、保管利用者からの情報に基づいて、最も適した配送業者、配送方法及び保管場所で物品を配送、管理を行うことができる物品保管システム及び物品保管方法を提供することにある。
本発明によれば、物品保管システムは、運用業者サーバと、保管依頼する物品の預け入れ要求を保管利用者が運用業者サーバに行うための保管利用者情報端末と、予め登録された複数の配送業者にそれぞれ所有され、運用業者サーバから送信される集荷及び入庫指示情報を受信する複数の配送業者情報端末と、物品を個別に撮影し、撮影した画像データを運用業者サーバに保存するようにした撮像装置と、予め登録された物品を保管するための複数の保管場所にそれぞれ所有され、物品の管理を行う複数の保管場所情報端末とを備え、運用業者サーバは、少なくとも保管利用者情報端末からの情報に基づいて、予め登録された複数の保管場所のうち、保管利用者及び物品に最も適した保管場所を選択し、かつ、予め登録された複数の配送業者から保管利用者及び物品に最も適した配送業者及び配送方法を選択し、配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信するように構成されている。
運用業者サーバは、通信ネットワークを介して保管利用者情報端末から送られた情報に基づいて、予め登録された複数の保管場所のうち、保管利用者及び物品に最も適した保管場所を選択し、かつ、予め登録された複数の配送業者から保管利用者及び物品に最も適した配送業者及び配送方法を選択し、配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信することにより、最も適した配送業者、配送方法及び保管場所で物品を配送、管理を行うことができる。
運用業者サーバは、保管利用者情報端末からの集荷場所、集荷日を含む情報、及び物品に関する情報に基づいて、予め登録された複数の配送業者から最も適した配送業者及び配送方法を選択し、配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信するように構成されていることが好ましい。
運用業者サーバは、配送料金、及び過去の配送に対して保管利用者の評価に基づいて、予め登録された複数の配送業者から最も適した配送業者及び配送方法を選択し、配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信するように構成されていることも好ましい。
運用業者サーバは、複数の保管場所のうち、保管利用者が指示された集荷場所との距離が近くかつ空きのある保管場所、さらに物品の特性に適した保管場所を選択し、入庫指示を行うように構成されていることも好ましい。
運用業者サーバは、保管利用者が既に保管されている物品の有無に基づいて、複数の保管場所のうち、物品に適した保管場所を選択し、入庫指示を行うように構成されていることがより好ましい。
複数の保管場所は、倉庫及び空きスペースを含み、複数の配送業者は、配送業務を請け負う会社及び個人を含むことも好ましい。
本発明によれば、物品保管方法は、保管利用者情報端末が、保管依頼する物品の預け入れ要求を運用業者サーバに行い、運用業者サーバが、預け入れ要求を受け付けて処理すると共に、予め登録された複数の配送業者情報端末に集荷及び入庫指示を行い、物品を個別に撮影し、撮影した画像データを運用業者サーバに保存し、撮影後の物品を予め登録された複数の保管場所のうち指定された保管場所に搬入し当該保管場所に所有されている保管場所情報端末にて保管管理を行うようにした物品保管方法であって、保管依頼が保管利用者情報端末から運用業者サーバに行われた場合に、運用業者サーバは、少なくとも保管利用者情報端末からの情報に基づいて、予め登録された複数の保管場所のうち、保管利用者及び物品に最も適した保管場所を選択し、かつ、予め登録された複数の配送業者から保管利用者及び物品に最も適した配送業者及び配送方法を選択し、配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信する。
運用業者サーバにより、通信ネットワークを介して保管利用者情報端末から送られた保管依頼が受け付けられて処理される。その際に、少なくとも保管利用者情報端末からの情報に基づいて、予め登録された複数の保管場所のうち、保管利用者及び物品に最も適した保管場所を選択し、かつ、予め登録された複数の配送業者から保管利用者及び物品に最も適した配送業者及び配送方法を選択する。このため、最も適した配送業者、配送方法及び保管場所で物品を配送、管理を行うことができる。
運用業者サーバが、保管利用者情報端末からの集荷場所、集荷日を含む情報、及び物品に関する情報に基づいて、予め登録された複数の配送業者から最も適した配送業者及び配送方法を選択し、配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信することも好ましい。
運用業者サーバが、配送料金、及び過去の配送に対して保管利用者の評価に基づいて、予め登録された複数の配送業者から最も適した配送業者及び配送方法を選択し、配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信することが好ましい。
運用業者サーバが、複数の保管場所のうち、保管利用者が指示された集荷場所との距離が近くかつ空きのある保管場所、さらに物品の特性に適した保管場所を選択し、入庫指示を行うことも好ましい。
用業者サーバは、保管利用者が既に保管されている物品の有無に基づいて、複数の保管場所のうち、物品に適した保管場所を選択し、入庫指示を行うことも好ましい。
この場合、複数の保管場所は、倉庫及び空きスペースを含み、複数の配送業者は、配送業務を請け負う会社及び個人を含むことも好ましい。
本発明によれば、通信ネットワークを介して保管利用者情報端末から送られた保管依頼を受け付けて処理する。その際に、少なくとも保管利用者情報端末からの情報に基づいて、予め登録された複数の保管場所のうち、保管利用者及び物品に最も適した保管場所を選択し、かつ、予め登録された複数の配送業者から保管利用者及び物品に最も適した配送業者及び配送方法を選択するように構成されていることで、人工知能(AI)により最も適した配送業者、配送方法及び保管場所で物品を配送、管理を行うことができる。
本発明の一実施形態における物品保管システムの全体構成を概略的に示す図である。 図1に示した物品保管システムにおける運用業者サーバの構成を概略的に示す図である。 図1に示した物品保管システムを用いた保管依頼の業務手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示した物品保管システムを用いた保管依頼した物品の取り出しの業務手順の一例を示すフローチャートである。 保管を依頼する場合の保管利用者情報端末の処理動作例を示すフローチャートである。 取り出しを依頼する場合の保管利用者情報端末の処理動作例を示すフローチャートである。 保管を依頼される場合の運用業者サーバの処理動作例を示すフローチャートである。 保管場所を選定する際、運用業者サーバの処理動作例を示すフローチャートである。 配送業者を選定する際、運用業者サーバの処理動作例を示すフローチャートである。 取り出し依頼があった場合の運用業者サーバの処理動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る物品保管システム及び物品保管方法の実施形態を、図を参照して説明する。
図1は本実施形態における物品保管システム100の全体構成の一例を示しており、図2はこの物品保管システム100における運用業者サーバ20の構成を示している。
図1に示すように、本実施形態の物品保管システム100は、保管利用者情報端末10と、運用業者サーバ20と、複数の配送業者情報端末30と、撮像装置40と、複数の保管場所情報端末50と、情報を送受信するための通信ネットワーク60とを備えている。
保管利用者情報端末10は、ユーザが所有する携帯端末であり、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ等からなる。この保管利用者情報端末10は、通信ネットワーク70を介して運用業者サーバ20、又は外部のアプリケーション専用サイトにアクセスし、物品保管システム100の専用アプリケーションをダウンロードすることができる。保管利用者情報端末10において、保管利用者(ユーザ)は、ダウンロードした専用アプリケーションを利用し必要な情報を入力してユーザ登録(会員登録)を行う。ユーザ登録が完了すると、運用業者サーバ20からユーザIDが発行され、このユーザIDを用いて専用アプリケーションを介して保管依頼する物品(以下、アイテムという)を収納する専用ボックスの発送申し込みを行うことができ、保管依頼したアイテム(以下、保管依頼アイテム)収納された専用ボックス又は自前の段ボール等の収納ボックス(又は、家具等のボックスに収納できない個品のアイテム)の預け入れ申込みを行うことができる。また、専用アプリケーションを介して保管依頼アイテムの一覧及びアイテム画像を表示すること、保管依頼アイテムのうちの所望のアイテムの返却要求を運用業者サーバ20に送信することができる。なお、保管利用者情報端末10として、ノート型又はデスクトップ型コンピュータを用いても良い。この場合は、Webからアクセスし、ユーザ登録等を行うことができる。
また、保管利用者情報端末10は、アイテムの保管を依頼する際に、保管依頼アイテムの特性、大きさ等に関する情報を運用業者サーバ20に送信することが可能である。
運用業者サーバ20は、物品保管システム100を運営する会社の端末であり、保管依頼アイテムの管理に関する情報処理を行うものである。この運用業者サーバ20は、図2に示すように、表示手段21と、送信手段22と、受信手段23と、入力手段24と、出力手段25と、格納手段26と、処理手段27と、制御手段28とを備えるコンピュータから構成されている。
表示手段21は、CRT(Cathode−Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、又はELディスプレイ(Electroluminescence Display)等からなり、文字又は画像から構成されたメッセージ情報等を表示するように構成されている。
送信手段22は、通信ネットワーク70を介して、ユーザID、保管依頼アイテムリスト、及び決済等に関連する情報を保管利用者情報端末10に送信し、保管依頼アイテムの集荷、入庫及び出荷指示情報を配送業者情報端末30及び関連する保管場所情報端末50に送信するように構成されている。
受信手段23は、保管利用者情報端末10から送信された登録情報、専用ボックス申し込み情報、及び入出庫申し込み情報等を受信するように、また、配送業者情報端末30から送信された入庫情報を受信するように、また、撮像装置40から送信された画像データを受信するように構成されている。この受信手段23により取得したデータは、格納手段26に記憶される。
入力手段24は、キーボード又はタッチパネル等からなり、配送業者及び保管場所の登録情報、送受信アドレス、処理動作開始指令、その他必要な情報等を入力するためのものである。なお、入力手段24として、FD(フロッピー(登録商標)ディスク)、CDROM(コンパクトディスク)、MO(光磁気ディスク)、又はDVD(デジタルビデオディスク)等の媒体の読み取り装置に格納した情報を読み取り、入力するように構成しても良い。
出力手段25は、保管依頼アイテムリスト等の情報等を、表示手段21、記録手段26、若しくは送信手段23に出力するか、又はプリンタに出力して紙等に印刷するように構成されている。
格納手段26は、ハードデスク(HDD)、並びにRAM及びROMのメモリから主として構成される。この格納手段26は、制御用プログラム格納部26a、ユーザ情報格納部26b、保管依頼アイテム画像格納部26c、保管場所登録情報格納部26d、配送業者登録情報格納部26e及び評価情報格納部26fが設けられている。制御用プログラム格納部26aには、運用業者サーバ20の動作を制御するためのプログラムが格納されている。ユーザ情報格納部26bには、物品保管システム100を利用するユーザのユーザID、パスワード、保管利用者(ユーザ)の氏名、住所、電話番号、Eメールアドレス、クレジットカード情報等のユーザを特定する情報が、アイテム情報(アイテムコード等)と関連付けられ、アイテム情報を介してそのユーザの荷物を保管する保管場所の位置を特定する保管場所IDと関連付けられて格納されている。また、ユーザ情報格納部26bには、保管利用者情報端末10から送信された保管依頼アイテムの特性、大きさ等に関する情報が格納されている。保管依頼アイテム画像格納部26cには、各保管依頼アイテムの画像がユーザID及びアイテムコードと関連付けられて格納されている。保管場所登録情報格納部26dには、予め登録された複数の保管場所としての倉庫、空きスペース等の位置情報、保管能力、設備、保管条件(温度、湿度、寸法等)等に関する情報が格納されている。配送業者登録情報格納部26eには、予め登録された複数の配送業者としての運送会社、個人運送者の位置情報、運送能力、運送手段(車両の種類等)等に関する情報が格納されている。評価情報格納部26fには、保管利用者から保管場所及び配送業者に対して過去に利用した際の評価結果が数値化されて格納されている。
処理手段27は、ユーザ登録処理手段27aと、保管依頼アイテム情報処理手段27bと、決済処理手段27cと、保管場所選択手段27dと、配送業者選択手段27eと、入出庫情報処理手段27fと、ボックス内容管理手段27gとを備えている。
ユーザ登録管理手段27aは、受信手段23により受信した保管利用者情報端末10から送信されたユーザ情報を確認し、ユーザID及びパスワードを発行する処理を行うように構成されている。保管依頼アイテム情報処理手段27bは、保管利用者情報端末10からの閲覧要求があった場合、閲覧要求されたアイテムの画像を保管依頼アイテム画像格納部26cから抽出し、保管利用者情報端末10に送信するよう構成されている。決済処理手段27cは、初期登録費用、保管費用及び配送費用等の決済を行うように構成されている。また、保管依頼アイテムの保管を開始することにより月額使用料を計算し、月額使用料を登録したクレジットカード情報に基づいて決済する。
保管場所選択手段27dは、保管利用者情報端末10からの情報(例えば、集荷場所、集荷日、及び保管依頼アイテムの特性等に関する情報)に基づいて、保管場所登録情報格納部26dを参照して保管利用者及び保管依頼アイテムに最も適した保管場所を選択するように構成されている。配送業者選択手段27eは、保管利用者情報端末10からの情報(例えば、集荷場所、集荷日、及び保管依頼アイテムの特性、大きさ等に関する情報)に基づいて、配送業者登録情報格納部26e及び評価情報格納部26fを参照して保管利用者及び保管依頼アイテムに最も適した配送業者を選択するように構成されている。
入出庫情報処理手段27fは、保管利用者情報端末10からの入出庫申し込み情報からの出庫申し込み情報を処理し、保管依頼アイテムの集荷、入庫及び出荷指示情報を選択された配送業者情報端末30及び保管場所情報端末50に送信するように管理する。ボックス内容管理手段27gは、ボックス内のアイテムを取り出した場合は、このアイテムに対応する区画を空き情報とし、ボックスの保管契約者の当該ボックス内の内容情報を書き換え、このボックス内の全てのアイテムが取り出された場合、保管利用者の当該ボックスの保管契約が終了となるように管理する。なお、ボックスではなく、個品のアイテムの場合は、アイテム毎に個別に管理する。
制御手段28は、CPU(Central Processing Unit)を備え、制御用プログラムに従って運用業者サーバ20の全体動作を制御するためのものである。
複数の配送業者情報端末30は、予め登録された配送業者(配送業務を請け負う運送会社及び個人を含む)にそれぞれ所有されている情報端末であり、運用業者サーバ20から送信される集荷、入庫及び出庫指示情報を受信し、集荷、配送完了情報を運用業者サーバ20に送信するものである。各配送業者情報端末30は、入力手段と、記録手段と、データ処理手段と、制御手段と、表示手段と、送信手段と、受信手段と、出力手段とを備えるコンピュータから構成されている。なお、配送業者情報端末30として、携帯端末、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ等を用いても良い。
撮像装置40は、撮影センタに設置された撮影機器であり、例えば、デジタルカメラ等から構成されている。この撮像装置40は、撮影した画像をユーザID及びアイテムコードと関連付けて有線又は無線通信手段を介して運用業者サーバ20に転送するように構成されている。
複数の保管場所情報端末50は、予め登録された複数の保管場所(異なる地域にある倉庫及び空きスペースを含む)にそれぞれ所有されている情報端末であり、運用業者サーバ20から送信される入庫及び出庫指示情報を受信し、入庫及び出庫完了情報を運用業者サーバ20に送信するものである。各保管場所情報端末50は、入力手段と、記録手段と、データ処理手段と、制御手段と、表示手段と、送信手段と、受信手段と、出力手段とを備えるコンピュータから構成されている。また、保管場所情報端末50は、倉庫管理用アプリケーションを利用して保管依頼アイテムの管理を行う。なお、保管場所情報端末50として、携帯端末、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ等を用いても良い。
通信ネットワーク60は、インターネット、又はLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等、種々のネットワークによって実現可能である。
以下、本実施形態における物品保管システム100を用いて物品保管及び物品流通を行う際の処理手順の一例について、図3〜図4を参照して説明する。図3は保管依頼から入庫保管までの業務手順の一例を示しており、図4は保管依頼アイテム(又は所望のアイテム)を取り出す際の業務手順の一例を示している。
図3に示すように、保管依頼アイテムの保管依頼を行う際は、まず、保管利用者情報端末10で専用アプリケーションをダウンロードし、この専用アプリケーションを起動させてユーザ登録する。ユーザ登録は、例えば、SNS(例えば、Facebook(登録商標)又はTwitter(登録商標)等)で登録又はメールアドレス等で登録を選択することが可能である。運用業者サーバ20において、SNSの登録情報又はメールアドレスに送信した認証コードで認証を行い、登録処理をする。ユーザ登録後、保管利用者情報端末10により、専用アプリケーションのマイページにログインし、保管プランを選択する。ここで、運用業者の専用ボックスを利用するか自前の段ボール(又は、個品のアイテム)を使用するかを選択できる。専用ボックスを利用する場合は、必要な専用ボックスの数及び届け先を入力し、申し込みを行う。なお、保管利用者情報端末10としてコンピュータを用いる場合は、Webからアクセスし、ユーザ登録等を行うことになる。
運用業者サーバ20が専用ボックス配送指示を配送業者情報端末30に送信すると、配送業者が資材保管場所から専用ボックスを保管利用者に配送する。一方、自前の段ボールを使用する場合は、保管利用者情報端末10により、自前の段ボール(又は、個品のアイテム)の数及び集荷先を入力し、申し込みを行う。運用業者サーバ20は、次に、保管利用者情報端末10から入力されたクレジットカード情報を基に、初期手数料(登録手数料)の決済を行う。専用ボックスを受け取った後、保管利用者情報端末10から集荷申し込みをすると、運用業者サーバ20は、複数の保管場所のうち、保管利用者との距離が近くかつ空きのある保管場所、又は/及び保管依頼アイテムの特性に適した保管場所を選択し、集荷、入庫指示を配送業者情報端末30に送信する。配送業者は集荷住所から保管依頼アイテムを受け取り、撮像装置40が設けられた撮影センタに配送する。撮影センタの撮像装置40により、保管依頼アイテムを1品(各アイテム)毎に撮影し、画像データを運用業者サーバ20に送信する。次いで、撮影後の保管依頼アイテムを指定の保管場所に搬送する。保管場所に搬送された保管依頼アイテムについては、保管場所情報端末40が倉庫管理アプリケーションを介して管理する。また、運用業者サーバ20は、画像データ及びユーザIDに基づいて保管依頼アイテムリスト等の保管依頼アイテム情報を作成し、保存する。保管利用者情報端末10から閲覧の要求があった場合、この保管依頼アイテム情報を保管利用者情報端末10に送信する。
図4に示すように、保管依頼アイテムの一部又は全てを取り出す際は、まず、保管利用者情報端末10で専用アプリケーションを起動し、専用アプリケーションのマイページにログインする。次に、保管依頼アイテムリストから所望のアイテム(又はボックス)を選択し、取り出しリストに追加する。次に、アイテム取り出しの申し込み(届け先、配達日時指定等)を運用業者サーバ20に送信すると、運用業者サーバ20において、取り出しアイテムの出庫指示を配送業者情報端末30及び保管場所情報端末40に送信すると共に、取り出し送料の決済を行う。保管場所情報端末40において、取り出しアイテムをピッキングし、配送業者情報端末30に配送用送り状を発行するように指示をする。配送業者は保管場所から取り出しアイテムを引き受け、保管利用者に配送する。運用業者サーバ20は、配送業者情報端末30から配送完了を受信すると、この保管利用者の保管依頼アイテム情報を更新し、保管利用者情報端末10に送信する。
以下、物品保管システム100を用いて保管依頼、取り出しをする際に、保管利用者情報端末10及び運用業者サーバ20の具体的な処理動作について、図5〜図10を参照して説明する。ここで、図5は保管を依頼する場合の保管利用者情報端末10の処理動作の一例を示しており、図6は取り出しを依頼する場合の保管利用者情報端末10の処理動作の一例を示しており、図7は保管依頼があった場合の運用業者サーバ20の処理動作の一例を示しており、図8は保管場所を選定する際、運用業者サーバ20の処理動作の一例を示しており、図9は配送業者を選定する際、運用業者サーバ20の処理動作の一例を示しており、図10は取り出し依頼があった場合の運用業者サーバ20の処理動作の一例を示している。
保管利用者情報端末10において、保管を依頼する場合、図5に示すように、まず、専用アプリケーションをダウンロードし(ステップS1)。この専用アプリケーションを起動する(ステップS2)。次いで、専用アプリケーションのユーザ登録画面を表示し(ステップS3)、ユーザ登録を選択する(ステップS4)。ユーザ登録後、専用アプリケーションのマイページにログインする(ステップS5)。
次いで、運用業者の専用ボックスを使用するか否かを判断する(ステップS6)。専用ボックスを使用する場合(YESの場合)は、専用ボックスの数及び届け先等を入力し運用業者サーバ20に送信する(ステップS7)。一方、専用ボックスを使用しない場合(NOの場合)は、自前の段ボール(又は、個品のアイテム)の数及び集荷先を入力し運用業者サーバ20に送信する(ステップS8)。次いで、クレジットカード情報を入力して送信し(ステップS9)、初期手数料の決済完了通知を受信する(ステップS10)。次いで、保管依頼アイテムの集荷申し込みを運用業者サーバ20に送信する(ステップS11)。集荷後、運用業者サーバ20からの保管依頼アイテム情報を受信し(ステップS12)、保管依頼アイテムリストを表示する(ステップS13)。これにより、保管依頼アイテムを確認できる。次いで、動作を終了するか否かを確認する(ステップS14)。終了指示があった場合(YESの場合)は、動作を終了する。終了指示がない場合(NOの場合)は、保管依頼アイテムを取り出す処理(ステップS20)に進む。
保管利用者情報端末10において、保管依頼アイテムの取り出しを依頼する場合、図6に示すように、まず、専用アプリケーションを起動し(ステップS21)、専用アプリケーションのマイページにログインする(ステップS22)。次いで、保管依頼アイテムリストから取り出し予定のアイテムを選択し(ステップS23)、選択したアイテムを取り出しリストに追加する(ステップS24)。次いで、取り出し申し込みを運用業者サーバ20に送信して(ステップS25)、取り出し送料の決済完了通知を受信する(ステップS26)。取り出し後、運用業者サーバ20から更新された保管依頼アイテム情報を受信し(ステップS27)、保管依頼アイテムリストを表示する(ステップS28)。これにより、取り出し後の保管されている保管依頼品を確認できる。
運用業者サーバ20において、保管依頼に関する処理の場合は、図7に示すように、まず、ユーザ登録申し込みがあったか否かを判断する(ステップS30)。ユーザ登録申し込みがなかったと判断された場合(NOの場合)は、繰り返し判断を行い、一方、ユーザ登録申し込みがあったと判断された場合(YESの場合)は、ユーザ登録処理を行う(ステップS31)。次いで、登録完了通知を保管利用者情報端末10に送信し(ステップS32)、専用ボックス申し込みがあったか否かを判断する(ステップS33)。専用ボックス申し込みがあったと判断された場合(YESの場合)は、専用ボックス配送指示を配送業者情報端末30に送信する(ステップS34)。一方、専用ボックス申し込みがなかったと判断された場合(NOの場合)は、即ち、自前の段ボールを使用する場合、保管利用者情報端末10からの自前の段ボール(又は、個品のアイテム)の数、集荷先を受信する(ステップS35)。
次いで、クレジットカード情報を受信し確認を行い(ステップS36)、初期手数料の決済を行い(ステップS37)、初期手数料決済完了通知を保管利用者情報端末10に送信する(ステップS38)。次いで、集荷申し込みがあったか否かを判断する(ステップS39)。集荷申し込みがあったと判断された場合(YESの場合)は、保管依頼アイテムを保管する保管場所を選定する(ステップS40)。保管場所の選定方法について、図8にて後述する。次いで、保管依頼アイテムを集荷、配送する配送業者を選定する(ステップS50)。配送業者の選定方法について、図9にて後述する。次いで、集荷・入庫指示を配送業者情報端末30及び保管場所情報端末40に送信し(ステップS61)、撮影センタからの保管依頼アイテムの画像データを受信する(ステップS62)。次いで、配送業者情報端末30及び保管場所情報端末40から配送、入庫完了通知を受信し(ステップS63)、保管依頼アイテムリスト等の情報を保管利用者情報端末10に送信する(ステップS64)。次いで、保管依頼アイテムの取り出し申し込みがあったか否かを判断する(ステップS65)。取り出し申し込みがあったと判断された場合(YESの場合)は、ステップS70へ進む。一方、取り出し申し込みがないと判断された場合(NOの場合)は、ステップS30に戻り、上述した動作を繰り返す。
運用業者サーバ20において、ステップS40で保管依頼アイテムの保管場所を選定する場合、図8に示すように、まず、保管利用者情報端末10からの集荷場所、保管依頼アイテムの特性、大きさ等の情報、及び予め登録された保管場所の条件に基づいて、予め登録された複数の保管場所から対応可能な保管場所をピックアップする(ステップS41)。次いで、ピックアップした保管場所が複数であるか否かを判断する(ステップS42)。ここで、ピックアップした保管場所が複数ではないと判断された場合は、ステップS47へ進む。一方、ピックアップした保管場所が複数であると判断された場合は、当該依頼者は保管中のアイテムがあるか否かを判断する(ステップS43)。ここで、保管中のアイテムがあると判断された場合は、ステップS47へ進む。一方、保管中のアイテムがないと判断された場合は、ステップS44で、集荷場所との距離を算出する。次いで、算出された距離を比較する(ステップS45)。次いで、各保管場所の保管料を比較する(ステップS46)。そして、距離と保管料を総合的に判断し、保管場所を決定する(ステップS47)。例えば、最短距離でかつ保管料の安い保管場所を選択する。なお、ここで、他の条件も考量して総合的に判断し、保管場所を決定するようにしても良い。
運用業者サーバ20において、ステップS50で保管依頼アイテムを集荷、配送する配送業者を選定する場合、図9に示すように、まず、保管利用者情報端末10からの集荷場所、保管依頼アイテムの特性、大きさ等の情報、及び予め登録された配送業者の条件に基づいて、予め登録された複数の配送業者から対応可能な配送業者をピックアップする(ステップS51)。次いで、ピックアップした配送業者が複数であるか否かを判断する(ステップS52)。ここで、ピックアップした配送業者が複数ではないと判断された場合は、ステップS57へ進む。一方、ピックアップした配送業者が複数であると判断された場合は、ステップS53で、集荷場所との距離を算出する。次いで、算出された距離を比較する(ステップS54)。次いで、各配送業者の運送料を比較する(ステップS55)。次いで、過去の配送に対して保管利用者の評価結果を比較する(ステップS56)。そして、距離、運送料及び評価結果を総合的に判断し、配送業者を決定する(ステップS57)。例えば、最短距離で、保管料の安い、かつ評価の良い配送業者を選択する。なお、ここで、他の条件も考量して総合的に判断し、配送業者を決定するようにしても良い。
運用業者サーバ20において、保管依頼アイテムを取り出す際の処理は、例えば、図7のステップS65で保管依頼アイテムの取り出し申し込みがあったと判断された場合、図10に示すように、まず、取り出しアイテム又は取り出しボックスの出庫、配送指示を配送業者情報端末30及び保管場所情報端末40に送信する(ステップS71)。次いで、取り出し送料の決済を行い、決済完了通知を保管利用者情報端末10に送信し(ステップS72)、配送業者情報端末30及び保管場所情報端末40から出庫、配送完了通知を受信する(ステップS73)。次いで、保管依頼アイテム情報を更新して(ステップS74)、保管依頼アイテム情報を保管利用者情報端末10に送信する(ステップS75)。次いで、ボックス内の内容情報を更新し(ステップS76)、取り出し後、ボックスが空きになったか否かを判断する(ステップS77)。ボックスが空きではないと判断された場合(NOの場合)は、図7のステップS65に戻り、上述した動作を繰り返す。一方、ボックスが空きになったと判断された(YESの場合)は、このボックスを解約する(ステップS78)、即ち、ボックスの保管契約を終了とする。
以上説明したように、本実施形態における物品保管システム100は、保管利用者情報端末10と、運用業者サーバ20と、複数の配送業者情報端末30と、撮像装置40と、複数の保管場所情報端末50と、情報を送受信するための通信ネットワーク60とを備えている。保管依頼が保管利用者情報端末10から運用業者サーバ20に行われた場合に、運用業者サーバ20が、保管利用者情報端末10から送られた情報に基づいて、予め登録された複数の保管場所のうち、保管利用者及び物品に最も適した保管場所を選択し、かつ、予め登録された複数の配送業者から保管利用者及び保管依頼アイテムに最も適した配送業者及び配送方法を選択し、配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信することにより、最も適した配送業者、配送方法及び保管場所で保管依頼アイテムを配送、管理を行うことができる。
また、運用業者サーバ20は、保管利用者情報端末10からの集荷場所、集荷日を含む情報、及び保管依頼アイテムに関する情報、さらに配送料金、及び過去の配送に対して保管利用者の評価に基づいて、予め登録された複数の配送業者から最も適した配送業者及び配送方法を選択することで、より適する配送業者、配送方法及び保管場所で保管依頼アイテムを配送、管理を行うことができる。
運用業者サーバ20は、複数の倉庫のうち、保管利用者との距離が近くかつ空きのある倉庫、又は保管依頼アイテムの特性に適した保管場所を選択することで、運送コストを削減することができる。
運用業者サーバ20は、保管利用者が保管中のアイテムの有無に基づいて、複数の保管場所のうち、保管依頼アイテムに適した保管場所を選択することで、同一保管利用者のアイテムが同じ場所で保管することができる。
本発明の他の実施形態としての物品保管システム100を用いた物品保管方法は、通信ネットワーク60を介して一時的に使用する予定のない不用品等のアイテムの保管依頼、及び保管中のアイテムの取り出しを簡単に行うことができる。結果的に、移動作業を省く、かつ倉庫のスペースを有効に利用することができる。
なお、上述した実施形態に係る物品保管システム100においては、撮像装置40は、撮影センタに設置され、撮影した画像を有線又は無線通信手段を介して運用業者サーバ20に転送する例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、撮像装置40は、運用業者サーバ20と同じ場所、又は保管場所(倉庫又は空きスペース)に設置されても良い。
また、上述した実施形態に係る物品保管システム100において、初期手数料(登録手数料)の決済を行う例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。初期手数料をなくし、初期手数料の決済を行わなくても良い。
さらに、上述した実施形態に係る物品保管システム100において、クレジットカードで決済を行う例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。銀行口座から引き落とし(振替)、仮想通貨等の決済方法を用いても良い。この場合、クレジットカード情報の代わりに、口座情報等を登録することが必要となる。
以上述べた実施形態は本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
本発明は、一時的に使用する予定のない不用品(即ち、使わないけど捨てられないモノ)等のアイテムの保管依頼、及び保管しているアイテムの取り出しを行う物品保管業務に利用できる。
10 保管利用者情報端末
20 運用業者サーバ
21 表示手段
22 送信手段
23 受信手段
24 入力手段
25 出力手段
26 格納手段
26a 制御用プログラムの格納部
26b ユーザ情報格納部
26c 保管依頼アイテム画像格納部
26d 保管場所登録情報格納部
26e 配送業者登録情報格納部
26f 評価情報格納部
27 処理手段
27a ユーザ登録処理手段
27b 保管依頼アイテム情報処理手段
27c 決済処理手段
27d 保管場所選択手段
27e 配送業者選択手段
27f 入出庫情報処理手段
27g ボックス内容管理手段
28 制御手段
30 配送業者情報端末
40 撮像装置
50 保管場所情報端末
60 通信ネットワーク
100 物品保管システム

Claims (10)

  1. 運用業者サーバと、保管依頼する物品の預け入れ要求を保管利用者が前記運用業者サーバに行うための保管利用者情報端末と、予め登録された複数の配送業者にそれぞれ所有され、前記運用業者サーバから送信される集荷及び入庫指示情報を受信する複数の配送業者情報端末と、前記物品を個別に撮影し、撮影した画像データを前記運用業者サーバに保存するようにした撮像装置と、予め登録された前記物品を保管するための複数の保管場所にそれぞれ所有され、前記物品の管理を行う複数の保管場所情報端末とを備え、
    前記運用業者サーバは、少なくとも前記保管利用者情報端末からの情報及び前記保管利用者が既に保管されている前記物品の有無に基づいて、予め登録された複数の保管場所のうち、前記保管利用者及び前記物品に最も適した保管場所を選択し、かつ、予め登録された複数の配送業者から前記保管利用者及び前記物品に最も適した配送業者及び配送方法を選択し、前記配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信するように構成されていることを特徴とする物品保管システム。
  2. 前記運用業者サーバは、前記保管利用者情報端末からの集荷場所、集荷日を含む情報、及び前記物品に関する情報に基づいて、予め登録された前記複数の配送業者から最も適した配送業者及び配送方法を選択し、前記配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の物品保管システム。
  3. 前記運用業者サーバは、配送料金、及び過去の配送に対して前記保管利用者の評価に基づいて、予め登録された前記複数の配送業者から最も適した配送業者及び配送方法を選択し、前記配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の物品保管システム。
  4. 前記運用業者サーバは、前記複数の保管場所のうち、前記保管利用者が指示された集荷場所との距離が近くかつ空きのある保管場所、さらに前記物品の特性に適した保管場所を選択し、入庫指示を行うように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の物品保管システム。
  5. 前記複数の保管場所は、倉庫及び空きスペースを含み、
    前記複数の配送業者は、配送業務を請け負う会社及び個人を含むことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の物品保管システム。
  6. 保管利用者が所有する保管利用者情報端末が、保管依頼する物品の預け入れ要求を運用業者サーバに行い、前記運用業者サーバが、前記預け入れ要求を受け付けて処理すると共に、予め登録された複数の配送業者情報端末に集荷及び入庫指示を行い、前記物品を個別に撮影し、撮影した画像データを前記運用業者サーバに保存し、前記撮影後の前記物品を予め登録された複数の保管場所のうち指定された保管場所に搬入し当該保管場所に所有されている保管場所情報端末にて保管管理を行うようにした物品保管方法であって、
    保管依頼が前記保管利用者情報端末から前記運用業者サーバに行われた場合に、前記運用業者サーバは、少なくとも前記保管利用者情報端末からの情報及び前記保管利用者が既に保管されている前記物品の有無に基づいて、予め登録された複数の保管場所のうち、前記保管利用者及び前記物品に最も適した保管場所を選択し、かつ、予め登録された複数の配送業者から前記保管利用者及び前記物品に最も適した配送業者及び配送方法を選択し、前記配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信することを特徴とする物品保管方法。
  7. 前記運用業者サーバが、前記保管利用者情報端末からの集荷場所、集荷日を含む情報、及び前記物品に関する情報に基づいて、予め登録された前記複数の配送業者から最も適した配送業者及び配送方法を選択し、前記配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信することを特徴とする請求項に記載の物品保管方法。
  8. 前記運用業者サーバが、配送料金、及び過去の配送に対して前記保管利用者の評価に基づいて、予め登録された前記複数の配送業者から最も適した配送業者及び配送方法を選択し、前記配送業者情報端末に集荷及び入庫指示情報を送信することを特徴とする請求項に記載の物品保管方法。
  9. 前記運用業者サーバが、前記複数の保管場所のうち、前記保管利用者が指示された集荷場所との距離が近くかつ空きのある保管場所、さらに前記物品の特性に適した保管場所を選択し、入庫指示を行うことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の物品保管方法。
  10. 前記複数の保管場所は、倉庫及び空きスペースを含み、
    前記複数の配送業者は、配送業務を請け負う会社及び個人を含むことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の物品保管方法。
JP2018037311A 2018-03-02 2018-03-02 物品保管システム及び物品保管方法 Active JP6864365B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018037311A JP6864365B2 (ja) 2018-03-02 2018-03-02 物品保管システム及び物品保管方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018037311A JP6864365B2 (ja) 2018-03-02 2018-03-02 物品保管システム及び物品保管方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019153041A JP2019153041A (ja) 2019-09-12
JP6864365B2 true JP6864365B2 (ja) 2021-04-28

Family

ID=67946488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018037311A Active JP6864365B2 (ja) 2018-03-02 2018-03-02 物品保管システム及び物品保管方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6864365B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7485285B2 (ja) 2020-08-31 2024-05-16 株式会社ジェイテクト 集荷システム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002324117A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 A I Corp:Kk 荷物の配送依頼受付および運送業者への集配業務割当て処理システム
JP2002338048A (ja) * 2001-05-11 2002-11-27 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 資産管理システム
JP5464629B1 (ja) * 2013-08-02 2014-04-09 京極アセット&ストラテジー合同会社 在庫管理システム、在庫管理サーバー、在庫管理方法及び在庫管理プログラム
JP5919351B2 (ja) * 2014-09-22 2016-05-18 寺田倉庫株式会社 保管依頼品寄託方法及び寄託システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019153041A (ja) 2019-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11205216B2 (en) Delivery service system, delivery service method, server for delivery service, and deliverer terminal for delivery service
JP2004220464A (ja) エリア限定コンテンツ配信方法及びシステム
US7227662B2 (en) Contents managing system, contents managing method, and program
JP5864629B2 (ja) 在庫管理に関する電子商取引との連携システム、連携方法、在庫管理サーバー及び在庫管理プログラム
JP6477992B1 (ja) 管理プログラム、管理装置および管理方法
CN112079021B (zh) 拣选复核装置、方法和系统
JP2011051721A (ja) 倉庫管理システム及び倉庫管理プログラム
JP6864365B2 (ja) 物品保管システム及び物品保管方法
WO2004061682A1 (ja) データ保管システム、データ管理方法、データ保管サービス装置、データの受け渡し方法
JP2008210274A (ja) 通信販売システム
JP6149525B2 (ja) 電子新聞提供システム、新聞ポータルサイトのサーバ装置、新聞社サーバ装置
JP6144110B2 (ja) 支払処理システムおよびその方法
JP6749876B2 (ja) 物品保管システム及び物品保管方法
JP7070944B2 (ja) 情報処理装置
JP2002211760A (ja) 荷物保管管理装置、方法、荷物保管管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び荷物保管管理を実行させるためのプログラム
JP7243673B2 (ja) 配送サーバ、決済システム、プログラムおよび送信方法
JP7387279B2 (ja) 運送計画支援装置、運送計画支援システム及び運送計画支援方法
JP2020034971A (ja) 仲介業務支援システムおよび紹介シート
JP5982231B2 (ja) 荷物管理システム
JP6883307B1 (ja) 商品販売管理プログラム、情報処理装置及び商品販売管理システム
KR102461813B1 (ko) 프로그램 인터페이스 원격 관리 및 프로비저닝
JP7215879B2 (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
JP2023023801A (ja) 商品配達支援装置、商品配達支援方法、およびプログラム
JP2002338048A (ja) 資産管理システム
JP2006114032A (ja) データ管理サービスシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200904

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200904

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6864365

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250