JP6854510B2 - ルーフドレン及び養生カバー - Google Patents
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Description
排水口が形成されると共に現場打ちのコンクリート下地に打ち込まれる本体部と、前記排水口を表側から囲う状態で前記本体部に取り付けられるストレーナと、が備えられ、かつ、前記本体部における前記排水口の周囲に、前記コンクリート下地を防水するシート状の防水材が張り掛けられるフランジ部が設けられたルーフドレンであって、
前記フランジ部のうち前記防水材が張り掛けられる表側部分を覆う養生カバーが備えられ、
前記養生カバーに、前記フランジ部のうち、前記表側部分以外の箇所に固定される固定部と、前記表側部分に接着されていない状態で前記固定部に連結されて前記表側部分を覆い、かつ、前記固定部への連結を解除することで前記フランジ部から取り外されて前記表側部分を露出させる剥離部と、が備えられていることを特徴とする。
前記養生カバーは、熱収縮性素材で構成され、
前記固定部は、前記フランジ部の外周縁部が差し込まれる袋状に形成され、前記剥離部の外周部に沿って設けられていると好適である。
前記養生カバーに、前記排水口に対応する開口が形成されていると好適である。
排水口が形成されると共に現場打ちのコンクリート下地に打ち込まれる本体部と、前記排水口を表側から囲う状態で前記本体部に取り付けられるストレーナと、が備えられ、かつ、前記本体部における前記排水口の周囲に、前記コンクリート下地を防水するシート状の防水材が張り掛けられるフランジ部が設けられたルーフドレンに用いられる養生カバーであって、
前記フランジ部のうち前記防水材が張り掛けられる表側部分を覆うように構成され、
前記フランジ部のうち、前記表側部分以外の箇所に固定される固定部と、前記表側部分に接着されていない状態で前記固定部に連結されて前記表側部分を覆い、かつ、前記固定部への連結を解除することで前記フランジ部から取り外されて前記表側部分を露出させる剥離部と、が備えられていることを特徴とする。
熱収縮性素材で構成され、
前記固定部は、前記フランジ部の外周縁部が差し込まれる袋状に形成され、前記剥離部の外周部に沿って設けられていると好適であり、また、
前記排水口に対応する開口が形成されていると好適である。
図6に示すように、ルーフドレン1は、現場打ちの鉄筋コンクリート造の建物の屋上部(陸屋根)において、屋上スラブSLとパラペットPWとによって形成される入隅部分に形成された排水溝Cに設置される。本実施形態のルーフドレン1は、いわゆる横引き用のコーナードレンである。屋上スラブSLの上面(排水溝Cの底部)及びパラペットPWの屋上側面には、塩化ビニル等の合成樹脂製の防水シートWP(本発明の『防水材』に相当)が敷設され、屋上スラブSL等に固定される。防水シートWPの固定については、公知の絶縁工法や接着工法が用いられる。
図1、図2、及び、図3に示すように、ルーフドレン1には、養生カバー5が備えられている。単体の養生カバー5は、図1における右上の図に示されている。養生カバー5は、全体的に断面L字形状に構成され、かつ、養生カバー5における排水口21に対応する箇所に開口55が形成されると共に、養生カバー5における上述の本体部2の窪み部分に対応する箇所に凹部54が形成されている。図1の白抜き矢印で示すように養生カバー5を本体部2に取り付けると、図1における左下の図のように、養生カバー5は、本体部2の表面形状にある程度ぴったりと沿う。即ち、養生カバー5は、本体部2の表面にある程度密接する。これにより、養生カバー5は、フランジ部23のうちの防水シートWPが張り掛けられる上述の『表側部分23f』をしっかりと覆う。
本実施形態では、固定部51の裏面とフランジ部23の外周縁部の表面との間にも、接着材は使用していない。養生カバー5は、例えば、熱収縮性を有する合成樹脂素材によって薄膜状に構成されており、単体では簡単に形状変更ができる程度に軟らかく、かつ、多少の弾性変形が可能である。養生カバー5を本体部2に取り付ける際には、養生カバー5を全体的に少し引き伸ばして、本体部2に覆い被せるように取り付ける。そして、養生カバー5を取り付けた本体部2に、ヒータ等による直接加熱や温風・熱風の吹付等によって養生カバー5を加熱する。この結果、養生カバー5は、熱収縮して本体部2にフィットする。詳細に説明すると、固定部51は表裏両側からフランジ部23の外周縁部しっかり把持し、かつ、養生カバー5全体が中心側に熱収縮することで、外周縁部に対する固定部51の引っ掛かりが強くなる。これにより、固定部51はフランジ部23に固定されている。
以下、図4、図5、及び、図6に基づいて、ルーフドレン1の施工要領を説明する。
1.本体部2の設置
ルーフドレン1のうち本体部2は、鉄筋工事と型枠工事とが完了した後に、ストレーナ4等に先行して設置される。ルーフドレン1が設置される排水溝C周辺では、図4に示すように、屋上スラブSLのスラブ筋SRと、外壁部W及びパラペットPWの壁筋WRとが配筋され、これらの周りにスラブ型枠SM及び建物外周側の壁型枠WMが建て込まれている。
コンクリートが硬化したら、図5に示すように、型枠を解体し、接続部22のネジに横引き管HPを接続する。カバー部には開口55が形成されているため、屋上の雨水を、排水口21を通じて排水することができる。その後、防水シートWPを施工する時期が来たら、剥離部52をミシン目53に沿って固定部51から切り離し、表側部分23f(コーティング層26)を露出させる。そして、防水シートWPを表側部分23fにまで敷設し、防水シートWPの端部をめくりあげた状態で、熱風溶接機DRによって、防水シートWPの端部の裏面と表側部分23fのコーティング層26とを加熱して溶融する。そして、防水シートWPを表側部分23fに伏せ込み、シート上から冷却パッド等によって押圧して、防水シートWPの端部を表側部分23fに溶着する。
最後に、図6に示すように、シート押え部3を取付ボルト24に通してナットNで固定する。シート押え部3は、表側部分23fに張り掛けられた防水シートWPの端部を押え込むものであり、シート押え部3と表側部分23fとによって防水シートWPの端部が挟持され、防水シートWPの端部のめくれ上がりが防止される。さらに、シート押え部3の上から、排水口21を覆うようにストレーナ4を被せ、ビスSによってシート押え部3に固定する。以上の要領で、ルーフドレン1の設置が完了する。なお、パラペットPWの建物外周側部分において、横引き管HPの外周にはシールSEが施される。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、発明の範囲を逸脱しない限り、例えば下記に示すように、各種形態を採用である。
PW パラペット(コンクリート下地)
WP 防水シート(防水材)
1 ルーフドレン
2 本体部
4 ストレーナ
5 養生カバー
21 排水口
23 フランジ部
23f 表側部分
51 固定部
52 剥離部
55 開口
Claims (6)
- 排水口が形成されると共に現場打ちのコンクリート下地に打ち込まれる本体部と、前記排水口を表側から囲う状態で前記本体部に取り付けられるストレーナと、が備えられ、かつ、前記本体部における前記排水口の周囲に、前記コンクリート下地を防水するシート状の防水材が張り掛けられるフランジ部が設けられたルーフドレンであって、
前記フランジ部のうち前記防水材が張り掛けられる表側部分を覆う養生カバーが備えられ、
前記養生カバーに、前記フランジ部のうち、前記表側部分以外の箇所に固定される固定部と、前記表側部分に接着されていない状態で前記固定部に連結されて前記表側部分を覆い、かつ、前記固定部への連結を解除することで前記フランジ部から取り外されて前記表側部分を露出させる剥離部と、が備えられているルーフドレン。 - 前記養生カバーは、熱収縮性素材で構成され、
前記固定部は、前記フランジ部の外周縁部が差し込まれる袋状に形成され、前記剥離部の外周部に沿って設けられている請求項1に記載のルーフドレン。 - 前記養生カバーに、前記排水口に対応する開口が形成されている請求項1または2に記載のルーフドレン。
- 排水口が形成されると共に現場打ちのコンクリート下地に打ち込まれる本体部と、前記排水口を表側から囲う状態で前記本体部に取り付けられるストレーナと、が備えられ、かつ、前記本体部における前記排水口の周囲に、前記コンクリート下地を防水するシート状の防水材が張り掛けられるフランジ部が設けられたルーフドレンに用いられる養生カバーであって、
前記フランジ部のうち前記防水材が張り掛けられる表側部分を覆うように構成され、
前記フランジ部のうち、前記表側部分以外の箇所に固定される固定部と、前記表側部分に接着されていない状態で前記固定部に連結されて前記表側部分を覆い、かつ、前記固定部への連結を解除することで前記フランジ部から取り外されて前記表側部分を露出させる剥離部と、が備えられている養生カバー。 - 熱収縮性素材で構成され、
前記固定部は、前記フランジ部の外周縁部が差し込まれる袋状に形成され、前記剥離部の外周部に沿って設けられている請求項4に記載の養生カバー。 - 前記排水口に対応する開口が形成されている請求項4または5に記載の養生カバー。
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