JP2003301569A - 接合部の防水構造及び接合部の防水施工方法 - Google Patents

接合部の防水構造及び接合部の防水施工方法

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JP2003301569A
JP2003301569A JP2002109114A JP2002109114A JP2003301569A JP 2003301569 A JP2003301569 A JP 2003301569A JP 2002109114 A JP2002109114 A JP 2002109114A JP 2002109114 A JP2002109114 A JP 2002109114A JP 2003301569 A JP2003301569 A JP 2003301569A
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end portion
adhesive
lower waterproof
seal material
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Shigeru Tanaka
茂 田中
Yasuo Takagi
康夫 高木
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Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水密性が高く、長期に亘って高い水密性を維
持し得る接合部の防水構造を提供する。 【解決手段】 下地11に下側防水シート12の端部1
2aを固定金具14及び固定ピン15を用いて固定し、
次に、固定金具14及び固定ピン15上を覆うと共に、
下側防水シート12の端部12a及び上側防水シート1
3の端部13aの重畳部と、この重畳部の側方に於ける
下側防水シート12上の延伸部分16aとに亘って粘着
シール材16を重畳する。更に、下側防水シート12
と、下側防水シート12上に於ける粘着シール材16の
延伸部分16aと、上側防水シート13の端部13aと
を覆って粘着補強シール材17を重畳する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、接合部の防水構
造及び接合部の防水施工方法に関し、更に詳しくは、建
築構造物の屋上、ベランダ、庇等の防水に適した接合部
の防水構造及び接合部の防水施工方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築構造物の屋上、ベラン
ダ、庇等の防水には、アスファルト、塩化ビニル、未加
硫ゴムシート等の防水材を使用して、下地に貼り付ける
等の施工が行われている。しかし、近年の施工方法の流
れとして、板状又は円板状の止め金具を用いて防水シー
トを下地に固定する機械的施工法が多く行われるように
なってきている。
【0003】図3は、機械的施工法に於ける接合部の防
水構造を示す斜視図であり、図4は図3に於けるIV−IV
線矢視断面図を表している。図3及び図4に示すよう
に、機械的施工法によれば、下側の防水シート12はそ
の端部を円板状の固定金具14及び固定ピン15によっ
てコンクリート等の下地11上に打ち付けることによっ
て固定される。固定金具14及び固定ピン15の上に
は、水密性を向上させるために帯状で定形の粘着シール
材16が貼り付けられ、更に粘着シール材16を覆って
上側の防水シート13の端部が重畳される。この例で
は、上側防水シート13の裏面側に於ける下側防水シー
ト12との重畳部分には接着剤が塗布される。また、粘
着シール材16として自然加硫型のゴムが使用され、こ
れにより時間の経過と共に下側防水シート12と上側防
水シート13とが粘着シール材16を介して接着され、
同時に固定金具14及び固定ピン15の部分の水密状態
が確保される。更に、粘着シール材16のない部分で
は、下側防水シート12と上側防水シート13とが接着
剤の硬化によって接着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな機械的施工法に於いては、図4に示すように、上側
防水シート13の端部20では、粘着シール材16が介
在することなく直接上側防水シート13と下側防水シー
ト12とが接着剤のみによって接着されているため、時
間の経過と共にこの端部20で下側防水シート12と上
側防水シート13との剥離が生じ易くなり、従って水密
性が保たれ難くなるという問題点がある。
【0005】本発明はこのような従来技術の問題点を解
決するものであり、本発明の目的は、水密性が高く、し
かも長期に亘って高い水密性を維持し得る接合部の防水
構造及び接合部の防水施工方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の接合部の防水構
造は、固定手段により下地に固定された下側防水シート
の端部と、前記固定手段上を覆って前記下側防水シート
の端部に接着された粘着シール材と、該粘着シール材を
介して前記下側防水シートの端部に重畳して接着された
上側防水シートの端部とを備えた接合部の防水構造であ
って、前記粘着シール材は、前記下側防水シートの端部
と前記上側防水シートの端部との重畳部から該重畳部の
側方に於ける前記下側防水シート上に延伸しており、前
記下側防水シートと、前記粘着シール材の前記下側防水
シート上の延伸部分と、前記上側防水シートの端部とを
覆って接着された粘着補強シール材を更に備えたことを
特徴とする。
【0007】また、本発明の接合部の防水構造は、下地
に敷設した下側防水シートの端部と、該下側防水シート
の端部に接着された粘着シール材と、前記下側防水シー
トの端部及び前記粘着シール材を前記下地に固定するた
めの固定手段と、該固定手段上及び前記粘着シール材を
覆って前記下側防水シートの端部に重畳して接着された
上側防水シートの端部とを備え、前記粘着シール材は、
前記下側防水シートの端部と前記上側防水シートの端部
との重畳部から該重畳部の側方に於ける前記下側防水シ
ート上に延伸しており、前記下側防水シートと、前記粘
着シール材の前記下側防水シート上の延伸部分と、前記
上側防水シートの端部とを覆って接着された粘着補強シ
ール材を更に備えたことを特徴とする。
【0008】このように、本発明の接合部の防水構造で
は、粘着シール材は、下側防水シートの端部と上側防水
シートの端部との重畳部から下側防水シート上に延伸し
ているので、上側防水シートの端部の全面が下側防水シ
ートの端部上に粘着シール材を介して強固に貼り付けら
れる。従って、粘着シール材を介することなく上側防水
シートと下側防水シートとが直接接着される部分がなく
なり、接合部の水密性を高めることができる。また、下
側防水シートと粘着シール材の延伸部分と上側防水シー
トの端部とに亘って粘着補強シール材が貼り付けられる
ため、更に接合部の水密性を向上させることが可能とな
る。
【0009】前記粘着補強シール材として、補強体の片
面に粘着剤を塗工したものを使用することができ、補強
体として不織布が好適に用いられる。補強体として不織
布を用いると、温度による防水シートの収縮や下地の凹
凸面にも追従することができ、また、接着性も十分に高
くすることができるので、長期に亘って水密性を維持す
ることができる。
【0010】本発明の接合部の防水施工方法は、固定手
段により下地に固定された下側防水シートの端部と、前
記固定手段上を覆って前記下側防水シートの端部に接着
された粘着シール材と、該粘着シール材を介して前記下
側防水シートの端部に重畳して接着された上側防水シー
トの端部とを備えた接合部の防水施工方法であって、下
地に下側防水シートの端部を固定手段により固定し、該
固定手段上を覆うと共に、前記下側防水シートの端部及
び前記上側防水シートの端部の重畳部と該重畳部の側方
に於ける前記下側防水シート上の部分とに亘って粘着シ
ール材を重畳し、前記下側防水シートと、前記粘着シー
ル材の前記下側防水シート上の部分と、前記上側防水シ
ートの端部とを覆って粘着補強シール材を更に重畳する
ことを特徴とする。
【0011】また、本発明の接合部の防水施工方法は、
下地に下側防水シートを敷設し、該下側防水シートの端
部に粘着シール材を設置し、前記下側防水シートの端部
及び前記粘着シール材を固定手段により前記下地に固定
し、該固定手段上を覆うと共に、前記下側防水シートの
端部及び前記上側防水シートの端部の重畳部と該重畳部
の側方に於ける前記下側防水シート上の部分とに亘って
粘着シール材を重畳し、前記下側防水シートと、前記粘
着シール材の前記下側防水シート上の部分と、前記上側
防水シートの端部とを覆って粘着補強シール材を更に重
畳することを特徴とする。
【0012】このように、固定手段上を覆うと共に下側
及び上側防水シートの端部の重畳部と該重畳部の側方の
部分とに亘って粘着シール材を重畳することにより、下
側防水シートの端部と上側防水シートとを粘着シール材
を用いて確実に接着させることができる。また、下側防
水シートと、粘着シール材の下側防水シート上の部分
と、上側防水シートの端部とを覆って粘着補強シール材
を更に重畳することにより、下側防水シートと上側防水
シートとの間の水密性を更に向上させることができる。
【0013】本発明の接合部の防水施工方法に於いて
は、前記粘着補強シール材として、基材シートの片面に
粘着剤を塗工した補強体を使用することができ、補強体
として不織布が好適に用いられる。補強体として不織布
を用いて施工を行うと、温度による防水シートの収縮や
下地の凹凸面にも追従することが可能となり、また、接
着性も十分に高くすることができるので、長期に亘って
水密性を維持することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
接合部の防水構造を示す斜視図であり、図2は図1に於
けるII−II線矢視断面図を表している。図1及び図2に
示すように、本実施形態の接合部の防水構造は、発泡ポ
リエチレン等からなる絶縁シート18等を敷設したコン
クリート等の下地11上に固定された下側防水シート1
2を有している。本実施形態では、下側防水シート12
として基布入りの加硫ゴムシートを使用した。図1に示
すように、下側防水シート12の端部12aは、円板状
の固定金具14と固定ピン15とによって下地11上に
固定されている。本実施形態では、固定金具14及び固
定ピン15が固定手段として機能している。本実施形態
では、固定金具14は、図6の断面図に示すように、中
心部に固定ピン15の打ち込むための穴14aを有する
円板状の形状を有しており、この穴14a近傍の端部1
4b及び周縁部14cの部分は下方に向けて湾曲した構
造を有している。このような穴14b及び周縁部14c
の部分の湾曲構造により、下側防水シート12を下地1
1側に押圧し、下地11からの固定ピン15への水の浸
入を防止して、固定ピン15の錆や腐食を防止すること
が可能となる。
【0015】固定金具14及び固定ピン15の上には、
水密性を向上させるための帯状の粘着シール材16が貼
り付けられ、更に粘着シール材16上には上側防水シー
ト13の端部13aが重畳されている。本実施形態で
は、上側防水シート13として、下側防水シート12と
同様の基布入りの加硫ゴムシートを使用した。ここで、
下側防水シート12と上側防水シート13との重畳部分
の幅は70〜150mm、好ましくは100mm±20
mmである。本実施形態では、粘着シール材16とし
て、室温で徐々に加硫する定形の自然加硫型のゴムが使
用されている。粘着シール材16は、下側防水シート1
2の端部12aと、上側防水シート13の端部13aと
の重畳部から、重畳部の側方に延伸した下側防水シート
12上に位置する延伸部16aを備えている。この粘着
シール材16の全体の幅は80〜160mmであり、延
伸部16aの幅は5〜20mm、好ましくは5〜10m
mである。そして、本実施形態の接合部の防水構造は、
この延伸部分16aの側方に於ける下側防水シート12
上の部分と、下側防水シート12上に於ける粘着シール
材16の延伸部分16aと、上側防水シート13の端部
13aとを覆って接着された粘着補強シール材17を更
に備えている。粘着補強シール材17の幅は30〜10
0mmの範囲が好ましく、50±20mの範囲がより好
ましい。この粘着補強シール材17は、補強体の片面に
粘着剤を塗工したものである。補強体としては、例えば
不織布、ポリエチレン等からなる合成樹脂テープ、紙等
を使用することができるが、温度による防水シートの収
縮や下地の凹凸面にも追従し、また、高い接着性が得ら
れるという点で、不織布が好ましい。また、不織布を使
用することにより、カラーペイントによる塗装による塗
料の接着性も良好で、長期間に亘って外観を維持するこ
とができる。また、粘着剤としては、例えば、粘着性を
有する自然加硫型のブチルゴム等を使用することができ
る。
【0016】このような接合部の防水構造の施工は、以
下のようにして行われる。まず、下地11に絶縁シート
18が敷設され、その上に下側防水シート12を敷設し
てその端部12aが固定金具14及び固定ピン15を用
いて固定される。次に、固定金具14及び固定ピン15
上を覆うと共に、下側防水シート12の端部12a及び
上側防水シート13の端部13aの重畳部と、この重畳
部の側方に於ける下側防水シート12上の延伸部分16
aとに亘って粘着シール材16が接着剤等を介して貼り
付けられる。最後に、下側防水シート12と、粘着シー
ル材16の延伸部分16aと、上側防水シート13の端
部13aとを覆って粘着補強シール材17が更に重畳さ
れる。
【0017】以上の施工により得られる接合部の防水構
造では、粘着シール材16は、下側防水シート12の端
部12aと上側防水シート13の端部13aとの重畳部
から下側防水シート12上に延伸しているので、上側防
水シート13の端部13aの全面が下側防水シート12
の端部12a上に粘着シール材16を介して強固に貼り
付けられる。従って、図4の端部20のように、粘着シ
ール材16を介することなく上側防水シート13と下側
防水シート12とが直接接着される部分がなくなり、接
合部の水密性を高めることができる。また、下側防水シ
ート12と粘着シール材16の延伸部分16aと上側防
水シート13の端部13aとに亘って粘着補強シール材
17が貼り付けられるため、更に接合部の水密性を向上
させることが可能となる。
【0018】図5は本発明の他の実施形態接合部の防水
構造の断面図である。本実施形態の接合部の防水構造
は、前述の図1及び図2の接合部の防水構造とほぼ同様
の構成を有しているが、固定金具14及び固定ピン15
が、下側防水シート12の端部12aのみならず、粘着
シール材16をも固定している点が異なっており、対応
する要素には同じ符号が付してある。
【0019】本実施形態では、図6に示す固定金具14
は下側防水シート12のみならず粘着シール材16をも
下地11側に押圧しているため、下地11からの固定ピ
ン15への水の浸入を更に効果的に防止して、固定ピン
15の錆や腐食を防止する効果が高められている。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の接合部の
防水構造では、粘着シール材は、固定手段上を覆うと共
に、下側防水シートの端部と上側防水シートの端部との
重畳部から下側防水シート上への延伸部分を有している
ので、上側防水シートの端部の全面が下側防水シートの
端部上に粘着シール材を介して強固に貼り付けられ、水
密性の高い接合部の防水構造を得ることができる。ま
た、下側防水シートと粘着シール材の延伸部分と上側防
水シートの端部とを覆って粘着補強シール材が貼り付け
られるため、更に接合部の水密性を向上させることが可
能となる。
【0021】本発明の接合部の防水施工方法では、施工
現場に於いて下側及び上側防水シートの端部の重畳部と
該重畳部の側方の部分とに亘って粘着シール材を重畳す
るだけで、下側防水シートの端部と上側防水シートとを
粘着シール材を用いて確実に接着させることができる。
また、下側防水シートと、粘着シール材の下側防水シー
ト上の部分と、上側防水シートの端部とを覆って粘着補
強シール材を更に重畳するだけで、下側防水シートと上
側防水シートとの間の水密性を更に向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る接合部の防水構造を
示す斜視図である。
【図2】図1に於けるII−II線矢視断面図である。
【図3】従来の機械的施工法に於ける接合部の防水構造
を示す斜視図である。
【図4】図3に於けるIV−IV線矢視断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る接合部の防水構造
を示す断面図である。
【図6】円板状の固定金具の断面を示す図である。
【符号の説明】
11 下地 12 下側防水シート 12a,13a 端部 13 上側防水シート 14 固定金具 15 固定ピン 16 粘着シール材 16a 延伸部分 17 粘着補強シール材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定手段により下地に固定された下側防
    水シートの端部と、前記固定手段上を覆って前記下側防
    水シートの端部に接着された粘着シール材と、該粘着シ
    ール材を介して前記下側防水シートの端部に重畳して接
    着された上側防水シートの端部とを備えた接合部の防水
    構造であって、 前記粘着シール材は、前記下側防水シートの端部と前記
    上側防水シートの端部との重畳部から該重畳部の側方に
    於ける前記下側防水シート上に延伸しており、前記下側
    防水シートと、前記粘着シール材の前記下側防水シート
    上の延伸部分と、前記上側防水シートの端部とを覆って
    接着された粘着補強シール材を更に備えたことを特徴と
    する接合部の防水構造。
  2. 【請求項2】 下地に敷設した下側防水シートの端部
    と、該下側防水シートの端部に接着された粘着シール材
    と、前記下側防水シートの端部及び前記粘着シール材を
    前記下地に固定するための固定手段と、該固定手段上及
    び前記粘着シール材を覆って前記下側防水シートの端部
    に重畳して接着された上側防水シートの端部とを備え、 前記粘着シール材は、前記下側防水シートの端部と前記
    上側防水シートの端部との重畳部から該重畳部の側方に
    於ける前記下側防水シート上に延伸しており、前記下側
    防水シートと、前記粘着シール材の前記下側防水シート
    上の延伸部分と、前記上側防水シートの端部とを覆って
    接着された粘着補強シール材を更に備えたことを特徴と
    する接合部の防水構造。
  3. 【請求項3】 前記粘着補強シール材は、補強体の片面
    に粘着剤を塗工したものである請求項1又は2に記載の
    接合部の防水構造。
  4. 【請求項4】 前記補強体は、不織布であることを特徴
    とする請求項3記載の接合部の防水構造。
  5. 【請求項5】 固定手段により下地に固定された下側防
    水シートの端部と、前記固定手段上を覆って前記下側防
    水シートの端部に接着された粘着シール材と、該粘着シ
    ール材を介して前記下側防水シートの端部に重畳して接
    着された上側防水シートの端部とを備えた接合部の防水
    施工方法であって、 下地に下側防水シートの端部を固定手段により固定し、 該固定手段上を覆うと共に、前記下側防水シートの端部
    及び前記上側防水シートの端部の重畳部と該重畳部の側
    方に於ける前記下側防水シート上の部分とに亘って粘着
    シール材を重畳し、 前記下側防水シートと、前記粘着シール材の前記下側防
    水シート上の部分と、前記上側防水シートの端部とを覆
    って粘着補強シール材を更に重畳することを特徴とする
    接合部の防水施工方法。
  6. 【請求項6】 下地に下側防水シートを敷設し、該下側
    防水シートの端部に粘着シール材を設置し、前記下側防
    水シートの端部及び前記粘着シール材を固定手段により
    前記下地に固定し、 該固定手段上を覆うと共に、前記下側防水シートの端部
    及び前記上側防水シートの端部の重畳部と該重畳部の側
    方に於ける前記下側防水シート上の部分とに亘って粘着
    シール材を重畳し、 前記下側防水シートと、前記粘着シール材の前記下側防
    水シート上の部分と、前記上側防水シートの端部とを覆
    って粘着補強シール材を更に重畳することを特徴とする
    接合部の防水施工方法。
  7. 【請求項7】 前記粘着補強シール材は、補強体の片面
    に粘着剤を塗工したものである請求項5又は6記載の接
    合部の防水施工方法。
  8. 【請求項8】 前記補強体は、不織布であることを特徴
    とする請求項7記載の接合部の防水構造。
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KR20200007337A (ko) * 2018-07-12 2020-01-22 한본인더스트리 주식회사 복합 방수층의 시공방법

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KR102261398B1 (ko) * 2018-07-12 2021-06-07 한본인더스트리 주식회사 복합 방수층의 시공방법

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