JP6852534B2 - 障害物検知報知装置、方法及びプログラム - Google Patents

障害物検知報知装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、障害物検知報知装置、方法及びプログラムに関する。
車両の運転時にドライバを支援する技術として、車両に設置された複数のカメラで、車両の周辺環境として撮像された画像データに基づいて車両周辺の障害物を検知し、障害物の存在をドライバに報知する技術が提案されている。
例えば、車両周辺に存在する移動体を移動障害物として検知して警報を行ったり、路肩段差、ガードレール、壁等の障害物を検知して警報を行ったりする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5150527号公報
しかしながら、現実的には、自車両と移動障害物との間に壁やガードレール等の障害物が位置し、自車両の走行予定経路には、進入することがあり得ない移動障害物であっても検出されて警報がなされてしまい、警報が頻発してドライバにとっては煩わしい場合もあった。
そこで、自車両の走行予定経路に進入する虞が低く、衝突する虞がないような移動障害物については、警報の実行を抑制することが望まれていた。
上記課題を解決するため、実施形態の障害物検知報知装置は、車両に搭載され、移動障害物の検出時に警報の報知を行う障害物検知報知装置であって、所定の監視領域内における移動障害物を検出する移動障害物検出部と、前記移動障害物の移動予測経路を算出する第1算出部と、自車両の移動予測経路を算出する第2算出部と、前記自車両の移動予測経路に基づいて前記監視領域内であって、前記警報を実行する警報実行領域を設定する設定部と、前記自車両の移動予測経路における移動方向に、当該自車両の移動を規制する自車両移動規制物が位置していることを検出する自車両移動規制物検出部と、前記自車両移動規制物が検出された場合に、前記警報実行領域のうち、前記自車両移動規制物の位置から前記自車両の移動予測経路における移動方向に沿って所定距離以上離間している領域を前記警報実行領域から除外する補正を行う補正部と、前記移動障害物の移動予測経路及び前記自車両の移動予測経路に基づいて、前記補正部により補正された前記警報実行領域に至る可能性が低い前記移動障害物を警報対象移動障害物から除外する除外部と、前記警報対象移動障害物に対し、警報の報知を行う警報部と、を備える。
上記構成によれば、所定の監視領域内に位置している移動障害物であっても、警報実行領域に至る可能性が低い移動障害物を警報対象移動障害物から除外するので、警報が頻発することがなく、かつ、必要とされる警報を確実に行うことができる。
さらに自車両の移動が規制される移動規制物より移動方向前方に位置する移動障害物により警報が実行されることが抑制できる。
ここで、実施形態にかかる障害物検知報知装置において、前記第2算出部は、前記自車両の移動予測経路として、駐車予定位置への自車両の移動経路を算出するようにしてもよい。
上記構成によれば、駐車時において不必要な警報が発生することが無いので、ドライバは、駐車時の運転操作に集中することができる。
また、実施形態にかかる障害物検知報知装置において、前記第2算出部は、車両の駐車支援時の前記車両の誘導経路を前記自車両の移動予測経路として算出するようにしてもよい。
上記構成によれば、駐車支援時に不必要な警報が発生することが無いので、ドライバが駐車支援に従った車両の操作を中断する必要がなく、スムーズに駐車することが可能となる。
また、実施形態にかかる障害物検知報知装置において、前記除外部は、前記警報実行領域に対し、前記移動障害物の移動予測経路が交差しない場合に、前記警報実行領域に至る可能性が低いと判定するようにしてもよい。
上記構成によれば、自車両と移動障害物とが衝突する可能性が低い状態で警報がなされることがない。
また、車両に搭載され、移動障害物の検出時に警報の報知を行う障害物検知報知装置で実行される方法であって、所定の監視領域内における移動障害物を検出する過程と、前記移動障害物の移動予測経路を算出する過程と、自車両の移動予測経路を算出する過程と、前記自車両の移動予測経路に基づいて前記監視領域内であって、前記警報を実行する警報実行領域を設定する過程と、前記自車両の移動予測経路における移動方向に、当該自車両の移動を規制する自車両移動規制物が位置していることを検出する過程と、前記自車両移動規制物が検出された場合に、前記警報実行領域のうち、前記自車両移動規制物の位置から前記自車両の移動予測経路における移動方向に沿って所定距離以上離間している領域を前記警報実行領域から除外する補正を行う過程と、前記移動障害物の移動予測経路及び前記自車両の移動予測経路に基づいて、前記補正を行う過程で補正された前記警報実行領域に至る可能性が低い前記移動障害物を警報対象移動障害物から除外する過程と、前記警報対象移動障害物に対し、警報の報知を行う過程と、を備える。
上記構成によれば、所定の監視領域内に位置している移動障害物であっても、警報実行領域に至る可能性が低い移動障害物を警報対象移動障害物から除外するので、警報が頻発することがなく、かつ、必要とされる警報を確実に行うことができる。
さらに自車両の移動が規制される移動規制物より移動方向前方に位置する移動障害物により警報が実行されることが抑制できる。
また、車両に搭載され、移動障害物の検出時に警報の報知を行う障害物検知報知装置をコンピュータにより制御するためのプログラムであって、前記コンピュータを、所定の監視領域内における移動障害物を検出する手段と、前記移動障害物の移動予測経路を算出する手段と、自車両の移動予測経路を算出する手段と、前記自車両の移動予測経路に基づいて前記監視領域内であって、前記警報を実行する警報実行領域を設定する手段と、前記自車両の移動予測経路における移動方向に、当該自車両の移動を規制する自車両移動規制物が位置していることを検出する手段と、前記自車両移動規制物が検出された場合に、前記警報実行領域のうち、前記自車両移動規制物の位置から前記自車両の移動予測経路における移動方向に沿って所定距離以上離間している領域を前記警報実行領域から除外する補正を行う手段と、前記移動障害物の移動予測経路及び前記自車両の移動予測経路に基づいて、前記補正を行う手段により補正された前記警報実行領域に至る可能性が低い前記移動障害物を警報対象移動障害物から除外する手段と、前記警報対象移動障害物に対し、警報の報知を行う手段と、して機能させる。
上記構成によれば、所定の監視領域内に位置している移動障害物であっても、警報実行領域に至る可能性が低い移動障害物を警報対象移動障害物から除外するので、警報が頻発することがなく、かつ、必要とされる警報を確実に行うことができる。
さらに自車両の移動が規制される移動規制物より移動方向前方に位置する移動障害物により警報が実行されることが抑制できる。
図1は、実施形態の車両の車室の一部が透視された状態が示された例示的な斜視図である。 図2は、実施形態の車両の例示的な平面図(俯瞰図)である。 図3は、実施形態の駐車支援システムの構成の例示的なブロック図である。 図4は、第1実施形態の動作状態説明図である。 図5は、実施形態の動作処理フローチャートである。 図6は、第2実施形態の動作状態説明図である。 図7は、警報実行領域の補正処理の説明図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用、結果、および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能であるとともに、基本的な構成に基づく種々の効果や、派生的な効果のうちの少なくとも一つを得ることが可能である。
本実施形態の車両1は、例えば、不図示の内燃機関を駆動源とする自動車、すなわち内燃機関自動車であってもよいし、不図示の電動機を駆動源とする自動車、すなわち電気自動車や燃料電池自動車等であってもよいし、それらの双方を駆動源とするハイブリッド自動車であってもよいし、他の駆動源を備えた自動車であってもよい。また、車両1は、種々の変速装置を搭載することができるし、内燃機関や電動機を駆動するのに必要な種々の装置、例えばシステムや部品等を搭載することができる。また、車両1における車輪3の駆動に関わる装置の方式や、数、レイアウト等は、種々に設定することができる。
図1は、実施形態の車両の車室の一部が透視された状態が示された例示的な斜視図である。
図2は、実施形態の車両の例示的な平面図(俯瞰図)である。
図1に例示されるように、車体2は、不図示の乗員が乗車する車室2aを構成している。車室2a内には、乗員としてのドライバの座席2bに臨む状態で、操舵部4や、加速操作部5、制動操作部6、変速操作部7等が設けられている。
操舵部4は、例えば、ダッシュボード24から突出したステアリングホイールであり、加速操作部5は、例えば、ドライバの足下に位置されたアクセルペダルであり、制動操作部6は、例えば、ドライバの足下に位置されたブレーキペダルであり、変速操作部7は、例えば、センターコンソールから突出したシフトレバーである。なお、操舵部4や、加速操作部5、制動操作部6、変速操作部7等は、これらには限定されない。
また、車室2a内には、表示出力部としての表示装置8や、音声出力部としての音声出力装置9が設けられている。表示装置8は、例えば、LCD(liquid crystal display)や、OELD(organic electroluminescent display)等である。音声出力装置9は、例えば、スピーカである。また、表示装置8は、例えば、タッチパネル等、透明な操作入力部10で覆われている。乗員は、操作入力部10を介して表示装置8の表示画面に表示される画像を視認することができる。また、乗員は、表示装置8の表示画面に表示される画像に対応した位置において手指等で操作入力部10を触れたり押したり動かしたりして操作することで、操作入力を実行することができる。これら表示装置8や、音声出力装置9、操作入力部10等は、例えば、ダッシュボード24の車幅方向すなわち左右方向の中央部に位置されたモニタ装置11に設けられている。モニタ装置11は、スイッチや、ダイヤル、ジョイスティック、押しボタン等の不図示の操作入力部を有することができる。また、モニタ装置11とは異なる車室2a内の他の位置に不図示の音声出力装置を設けることができるし、モニタ装置11の音声出力装置9と他の音声出力装置から、音声を出力することができる。なお、モニタ装置11は、例えば、ナビゲーションシステムやオーディオシステムと兼用されうる。
また、車室2a内には、表示装置8とは別の表示装置12(図3参照)が設けられている。
図3は、実施形態の駐車支援システムの構成の例示的なブロック図である。
図3に例示されるように、車両1は、少なくとも二つの車輪3を操舵する操舵システム13を有している。操舵システム13は、アクチュエータ13aと、トルクセンサ13bとを有する。操舵システム13は、ECU14(electronic control unit)等によって電気的に制御されて、アクチュエータ13aを動作させる。操舵システム13は、例えば、電動パワーステアリングシステムや、SBW(steer by wire)システム等である。操舵システム13は、アクチュエータ13aによって操舵部4にトルク、すなわちアシストトルクを付加して操舵力を補ったり、アクチュエータ13aによって車輪3を転舵したりする。この場合、アクチュエータ13aは、一つの車輪3を転舵してもよいし、複数の車輪3を転舵してもよい。また、トルクセンサ13bは、例えば、ドライバが操舵部4に与えるトルクを検出する。
また、図2に例示されるように、車体2には、複数の撮像部15として、例えば四つの撮像部15a〜15dが設けられている。撮像部15は、例えば、CCD(charge coupled device)やCIS(CMOS image sensor)等の撮像素子を内蔵するデジタルカメラである。撮像部15は、所定のフレームレートで動画データを出力することができる。撮像部15は、それぞれ、広角レンズまたは魚眼レンズを有し、水平方向には例えば140°〜190°の範囲を撮影することができる。また、撮像部15の光軸は斜め下方に向けて設定されている。よって、撮像部15は、車両1が移動可能な路面や車両1が駐車可能な領域を含む車体2の周辺の外部の環境を逐次撮影し、撮像画像データとして出力する。
撮像部15aは、例えば、車体2の後側の端部2eに位置され、リヤトランクのドア2hの下方の壁部に設けられている。撮像部15bは、例えば、車体2の右側の端部2fに位置され、右側のドアミラー2gに設けられている。撮像部15cは、例えば、車体2の前側、すなわち車両前後方向の前方側の端部2cに位置され、フロントバンパー等に設けられている。撮像部15dは、例えば、車体2の左側、すなわち車幅方向の左側の端部2dに位置され、左側の突出部としてのドアミラー2gに設けられている。ECU14は、複数の撮像部15で得られた画像データに基づいて演算処理や画像処理を実行し、より広い視野角の画像を生成したり、車両1を上方から見た仮想的な俯瞰画像を生成したりすることができる。なお、俯瞰画像は、平面画像とも称されうる。
また、ECU14は、撮像部15の画像から、車両1の周辺の路面に示された区画線等を識別し、区画線等に示された駐車区画を検出(抽出)する。
また、図1及び図2に例示されるように、車体2には、複数の測距部16、17として、例えば四つの測距部16a〜16dと、八つの測距部17a〜17hとが設けられている。測距部16、17は、例えば、超音波を発射してその反射波を捉えるソナーである。ソナーは、ソナーセンサ、あるいは超音波探知器とも称されうる。ECU14は、測距部16、17の検出結果により、車両1の周囲に位置された障害物等の物体の有無や当該物体までの距離を測定することができる。すなわち、測距部16、17は、物体を検出する検出部の一例である。なお、測距部17は、例えば、比較的近距離の物体の検出に用いられ、測距部16は、例えば、測距部17よりも遠い比較的長距離の物体の検出に用いられうる。また、測距部17は、例えば、車両1の前方および後方の物体の検出に用いられ、測距部16は、車両1の側方の物体の検出に用いられうる。
また、図3に例示されるように、駐車支援システム100では、ECU14や、モニタ装置11、操舵システム13、測距部16、17等の他、ブレーキシステム18、舵角センサ19、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、車輪速センサ22等が、電気通信回線としての車内ネットワーク23を介して電気的に接続されている。
車内ネットワーク23は、例えば、CAN(controller area network)として構成されている。ECU14は、車内ネットワーク23を通じて制御信号を送ることで、操舵システム13、ブレーキシステム18等を制御することができる。また、ECU14は、車内ネットワーク23を介して、トルクセンサ13b、ブレーキセンサ18b、舵角センサ19、測距部16、測距部17、アクセルセンサ20、シフトセンサ21、車輪速センサ22等の検出結果や、操作入力部10等の操作信号等を、受け取ることができる。
ECU14は、例えば、CPU14a(central processing unit)や、ROM14b(read only memory)、RAM14c(random access memory)、表示制御部14d、音声制御部14e、SSD14f(solid state drive、フラッシュメモリ)、ECU14に対する指示入力操作を行う操作部14g等を有している。CPU14aは、例えば、表示装置8、12で表示される画像に関連した画像処理や、車両1の移動目標位置の決定、車両1の移動経路の演算、物体との干渉の有無の判断、車両1の自動制御、自動制御の解除等の、各種の演算処理および制御を実行することができる。
CPU14aは、ROM14b等の不揮発性の記憶装置にインストールされ記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムにしたがって演算処理を実行することができる。RAM14cは、CPU14aでの演算で用いられる各種のデータを一時的に記憶する。また、表示制御部14dは、ECU14での演算処理のうち、主として、撮像部15で得られた画像データを用いた画像処理や、表示装置8で表示される画像データの合成等を実行する。また、音声制御部14eは、ECU14での演算処理のうち、主として、音声出力装置9で出力される音声データの処理を実行する。
また、SSD14fは、書き換え可能な不揮発性の記憶部であって、ECU14の電源がオフされた場合にあってもデータを記憶することができる。なお、CPU14aや、ROM14b、RAM14c等は、同一パッケージ内に集積されうる。また、ECU14は、CPU14aに替えて、DSP(digital signal processor)等の他の論理演算プロセッサや論理回路等が用いられる構成であってもよい。また、SSD14fに替えてHDD(hard disk drive)が設けられてもよいし、SSD14fやHDDは、ECU14とは別に設けられてもよい。
ブレーキシステム18は、例えば、ブレーキのロックを抑制するABS(anti-lock brake system)や、コーナリング時の車両1の横滑りを抑制する横滑り防止装置(ESC:electronic stability control)、ブレーキ力を増強させる(ブレーキアシストを実行する)電動ブレーキシステム、BBW(brake by wire)等である。ブレーキシステム18は、アクチュエータ18aを介して、車輪3ひいては車両1に制動力を与える。また、ブレーキシステム18は、左右の車輪3の回転差等からブレーキのロックや、車輪3の空回り、横滑りの兆候等を検出して、各種制御を実行することができる。ブレーキセンサ18bは、例えば、制動操作部6の可動部の位置を検出するセンサである。ブレーキセンサ18bは、制動操作部6の可動部としてのブレーキペダルの位置を検出することができる。ブレーキセンサ18bは、変位センサを含む。
舵角センサ19は、例えば、ステアリングホイール等の操舵部4の操舵量を検出するセンサである。舵角センサ19は、例えば、ホール素子等を用いて構成される。ECU14は、ドライバによる操舵部4の操舵量や、自動操舵時の各車輪3の操舵量等を、舵角センサ19から取得して各種制御を実行する。なお、舵角センサ19は、操舵部4に含まれる回転部分の回転角度を検出する。舵角センサ19は、角度センサの一例である。
アクセルセンサ20は、例えば、加速操作部5の可動部の位置を検出するセンサである。アクセルセンサ20は、加速操作部5可動部としてのアクセルペダルの位置を検出することができる。アクセルセンサ20は、変位センサを含む。
シフトセンサ21は、例えば、変速操作部7の可動部の位置を検出するセンサである。シフトセンサ21は、変速操作部7の可動部としての、レバーや、アーム、ボタン等の位置を検出することができる。シフトセンサ21は、変位センサを含んでもよいし、スイッチとして構成されてもよい。
車輪速センサ22は、車輪3の回転量や単位時間当たりの回転数を検出するセンサである。車輪速センサ22は、検出した回転数を示す車輪速パルス数をセンサ値として出力する。車輪速センサ22は、例えば、ホール素子等を用いて構成されうる。ECU14は、車輪速センサ22から取得したセンサ値に基づいて車両1の移動量等を演算し、各種制御を実行する。なお、車輪速センサ22は、ブレーキシステム18に設けられている場合もある。その場合、ECU14は、車輪速センサ22の検出結果をブレーキシステム18を介して取得する。
なお、上述した各種センサやアクチュエータの構成や、配置、電気的な接続形態等は、一例であって、種々に設定(変更)することができる。
次に実施形態の動作を説明する。
[1]第1実施形態
本第1実施形態の動作説明においては、前進誘導並列後退入庫時の動作を例として説明する。
図4は、第1実施形態の動作状態説明図である。
図5は、実施形態の動作処理フローチャートである。
本第1実施形態においては、自車両である車両1において、区画線PLにより仕切られた駐車スペースPSに対して駐車支援を行っている場合について説明する。
まず、車両1のECU14は、撮像部15で得られた画像データを用い、監視領域AD(図4中、一点鎖線で示す領域)内における移動障害物を検出する(ステップS11)。
この時点では、監視領域AD内において検出された移動障害物は、全て警報対象移動障害物とされる。すなわち、他の車両300A、300Bは、監視領域AD内に少なくとも一部が含まれることとなるので、この時点においては、警報対称移動障害物となる。
また、図4中、点線で示す車両1Vは、駐車支援時に設定された誘導路において最も他の車両側に近づく(図4中、上側)位置を示しており、この位置に到達後、切り返しを行って後退動作に移行することとなる。
この場合において、監視領域ADは、撮像部15a〜15dが撮像可能な車両位置の周辺の領域であって、監視対象として所定距離範囲内の領域とされている。
したがって、撮像部15a〜15dに撮像された移動体であっても、所定距離範囲外に位置していると推定される場合には、移動障害物(及び警報対象移動障害物)としては検出されない。
具体的には、図4の例の場合、移動障害物として他の車両300A及び車両300Bが監視領域AD内を走行しているので、これら2台の車両300A、300Bが移動障害物として検出されることとなる。
続いてECU14は、監視領域AD内に自車両である車両1の移動(進行)を妨げる自車両移動阻害物を検出する(ステップS12)。
この場合において、車両1の移動を妨げるとは、実際に妨げる自車両移動阻害物としては、輪留め、ガードレール、柵、地先境界ブロック、歩車道境界ブロック等が挙げられる。
続いて、ECU14は、ステップS11で検出した移動障害物の移動予想経路を算出する(ステップS13)。
移動予想経路の算出としては、最も単純には、撮像部15a〜15dの撮像画像に基づいて、移動障害物の移動方向を維持したまま進むものとして直線の経路を設定すれば良い。また複数の撮像画像に基づいて、移動軌跡を算出するようにすることも可能である。この場合において、移動速度も検出することで、所定時間経過後の位置を予測するのに用いる。
次にECU14は、自車両である車両1の移動予想経路(本実施形態では、駐車支援時の移動予想経路)を算出し、移動予想経路に沿った警報実行領域AAを設定する(ステップS14)。
ここで、警報実行領域AAとは、移動障害物が当該領域に実際に進入した場合には、移動障害物が自車両である車両1に衝突する可能性がある領域であるとして、移動障害物が警報実行領域AAに浸入することが予測される場合に、ドライバに対して事前に注意を促すべく警報を行うとして設定された領域である。したがって、ステップS13で算出した移動障害物の移動予想経路が警報実行領域AAと交差する場合には、警報がなされることとなる。
続いてECU14は、ステップS14で算出した車両1の移動予想経路に基づいて、車両1の進行方向に自車両移動阻害物が存在するか否かを判別する(ステップS15)。
図4の例の場合には、車両1の進行方向に自車両移動阻害物が存在しないので(ステップS15;No)、ECU14は、自車両である車両1が移動予想経路上を走行し、検出した移動障害物(図4の例の場合、他の車両300A、300B)のうち、移動障害物が当該移動障害物の移動予想経路を移動した場合に、警報実行領域AAに至らない(あるいは、至らない可能性が高い)移動障害物があるか否かを判別する(ステップS17)。
ステップS17の判別において、検出した移動障害物のうち当該移動障害物の移動予想経路を移動した場合に警報実行領域AAに至らない移動障害物がない場合には(ステップS17;No)、処理を後述のステップS19に移行する。
ステップS17の判別において、検出した移動障害物のうち当該移動障害物の移動予想経路を移動した場合に警報実行領域AAに至らない移動障害物がある場合には(ステップS17;Yes)、ECU14は、それらの警報実行領域AAに至らない移動障害物については、全て警報対象移動障害物から除外する(ステップS18)。
具体的には、図4の例の場合、移動予想経路PR−Bに対応する他の車両300Bは、警報実行領域AAには至らないので警報対象移動障害物から除外されるが、移動予想経路PR−Aに対応する他の車両300Aについては、警報実行領域AAに至ることとなるので、警報対象移動障害物とされたままとなる。
続いてECU14は、検出した移動障害物のうち当該移動障害物の移動予想経路を移動した場合に警報実行領域AAに至ることとなる移動障害物である警報対象移動障害物が存在することをドライバに知らせるための警報処理を行う(ステップS20)。
警報処理の具体例としては、警報信号を音声により出力したり、メータパネルのディスプレイにその旨の警告表示を行ったりするようにすればよい。
続いてECU14は、自車両の走行が終了したか否かを判別する(ステップS21)。
ステップS21の判別において自車両の走行が終了していない場合、すなわち、車両1が未だ駐車スペースPSに到達せず、移動を継続している場合には(ステップS21;No)、処理を再びステップS11に移行し、以降同様の処理を繰り返すこととなる。
ステップS21の判別において自車両の走行が終了した場合には(ステップS21;Yes)、処理を終了する。
以上の説明のように、本第1実施形態によれば前進誘導並列後退入庫の場合に、監視領域AD内に位置する移動障害物であっても、誘導経路としての自車両である車両1の移動予想経路に基づいて設定される警報実行領域AAに至らない移動障害物(具体的には、他の車両300B)については、衝突等の可能性が低い移動障害物として、警報対象移動障害物から除外されるため、監視領域AD内に位置する移動障害物であっても警報が実施されないので、ドライバの煩わしさを軽減することが可能となる。
[2]第2実施形態
本第2実施形態の動作説明においては、並列後退入庫時の動作を例として説明する。
本第2実施形態においても、図5の動作処理フローチャートを参照して動作を説明する。
図6は、第2実施形態の動作状態説明図である。
本第2実施形態においては、自車両である車両1において、駐車スペースPSに対して駐車しようとしている場合について説明する。
まず、車両1のECU14は、撮像部15で得られた画像データを用い、監視領域AD(図6中、一点鎖線で示す領域)内における移動障害物を検出する(ステップS11)。
この時点では、監視領域AD内において検出された移動障害物は、全て警報対象移動障害物とされる。すなわち、他の車両300Cは、監視領域AD内に少なくとも一部が含まれることとなるので、この時点においては、警報対称移動障害物とされる。
続いてECU14は、監視領域AD内に自車両である車両1の移動(進行)を妨げる自車両移動阻害物を検出する(ステップS12)。
この場合においては、一対の輪留めVSが、自車両である車両1の駐車時移動方向(図6中下方向)における車両1の移動を阻害する自車両移動阻害物として検出されることとなる。
続いて、ECU14は、ステップS11で検出した移動障害物、すなわち、他の車両300Cの移動予想経路PR−Cを第1実施形態と同様の手法により算出する(ステップS13)。
次にECU14は、自車両である車両1の移動予想経路(本実施形態では、駐車支援時の移動予想経路)PR−Sを算出し、移動予想経路PR−Sに沿った警報実行領域AAを設定する(ステップS14)。
続いてECU14は、ステップS14で算出した車両1の移動予想経路PR−Sに基づいて、車両1の進行方向に自車両移動阻害物が存在するか否かを判別する(ステップS15)。
図6の例の場合には、車両1の進行方向に自車両移動阻害物としての一対の輪留めVSが存在しているので(ステップS15;Yes)、ECU14は、自車両移動阻害物の設置位置に基づいて警報実行領域AAを補正する(ステップS16)。
図7は、警報実行領域の補正処理の説明図である。
図7の例の場合、車両1から見て輪留めVSの手前側の位置P1に対して車両位置の移動方向に距離Lだけ離れた位置P2より先には、自車両移動阻害物である輪留めVSにより車両1が移動することはないものとして、警報実行領域AAのうち、図7中、斜線部で示す領域EAAについては、警報実行領域AAから除外する補正を行う。
この場合において、距離Lは、車両1の車輪(図6及び図7の例の場合、進行方向前側にある後輪)が自車両移動阻害物である輪留めVSに当接した場合に、車両1の後端部(例えば、リアバンパ)が至らないと想定される距離に設定されている。従って、車両1の種類によって、距離Lは適宜設定されている。
続いて、ECU14は、自車両である車両1が移動予想経路上を走行し、検出した移動障害物(図6及び図7の例の場合、他の車両300C)のうち、移動障害物が当該移動障害物の移動予想経路を移動した場合に、補正された警報実行領域AAに至らない(あるいは、至らない可能性が高い)移動障害物があるか否かを判別する(ステップS17)。
ステップS17の判別において、他の車両300Cが移動予想経路PR−Cを移動した場合であっても、図7に示すように、補正された警報実行領域AAには至らないこととなるので(ステップS;No)、ECU14は、処理を後述のステップS19に移行する。
ステップS17の判別において、検出した移動障害物のうち当該移動障害物の移動予想経路を移動した場合に自車両移動阻害物の存在を考慮した補正後の警報実行領域AAに至らない移動障害物がある場合には(ステップS17;Yes)、ECU14は、それらの警報実行領域AAに至らない移動障害物については、全て警報対象移動障害物から除外する(ステップS18)。
具体的には、図6及び図7の例の場合、他の車両300Cは、警報実行領域AAには、至らないので警報対象移動障害物から除外されることとなる。
したがって、図6及び図7の例の場合には、ステップS19の判別において、警報対象移動障害物が存在しないこととなるため(ステップS19;No)、警報処理はなされずにECU14は、自車両の走行が終了したか否かを判別する(ステップS21)。
ステップS21の判別において自車両の走行が終了していない場合、すなわち、車両1が未だ駐車スペースPSに到達せず、移動を継続している場合には(ステップS21;No)、処理を再びステップS11に移行し、以降同様の処理を繰り返すこととなる。
ステップS21の判別において自車両の走行が終了した場合には(ステップS21;Yes)、処理を終了する。
以上の説明のように、本第2実施形態によれば並列後退入庫を行う場合に、監視領域AD内に位置する移動障害物であっても、誘導経路としての自車両である車両1の移動予想経路に基づいて設定される自車両移動阻害物の存在を考慮した補正後の警報実行領域AAに至らない移動障害物(具体的には、他の車両300C)については、衝突等の可能性が低い移動障害物として、警報対象移動障害物から除外されるため、監視領域AD内に位置する移動障害物であっても警報が実施されないので、警報が頻発されてしまうことによるドライバの煩わしさを軽減することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、以上の説明においては、駐車支援システムの場合について説明したが、運転支援システム、自動運転システムであっても同様に適用が可能である。
また、以上の説明においては、領域EAAは、警報実行領域AAのうち車両1の進行方向前方に位置する場合についてのみ説明したが、進行方向側方であっても同様に適用が可能である。
また複数方向に警報実行領域AAから除外する領域EAAを設けるようにすることも可能である。
以上の説明においては、他の車両については、直線的な移動予想経路(例えば、PR−A、PR−B、PR−C)について説明したが、移動障害物である他の車両の位置を複数回検出することにより、曲線状の移動予想経路を設定するように構成することも可能である。
また以上の説明においては、車両の移動を規制する物体として自車両の移動を規制する自車両移動規制物についてのみ説明したが、他の車両が自車両の位置する方向に向かう場合に当該他の車両の移動を規制する他車両移動規制物がある場合であっても、当該他車両移動規制物を自車両移動規制物と同様に取り扱うことにより適用することが可能である。
1…車両(自車両)、14…ECU、15、15a〜15d…撮像部、100…駐車支援システム、300A〜300C…他の車両、AA…警報実行領域、AD…監視領域、EAA…領域、L…距離、PR−A〜PR−C、PR−S…移動予想経路、VS…輪留め(自車両移動阻害物)。

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、移動障害物の検出時に警報の報知を行う障害物検知報知装置であって、
    所定の監視領域内における移動障害物を検出する移動障害物検出部と、
    前記移動障害物の移動予測経路を算出する第1算出部と、
    自車両の移動予測経路を算出する第2算出部と、
    前記自車両の移動予測経路に基づいて前記監視領域内であって、前記警報を実行する警報実行領域を設定する設定部と、
    前記自車両の移動予測経路における移動方向に、当該自車両の移動を規制する自車両移動規制物が位置していることを検出する自車両移動規制物検出部と、
    前記自車両移動規制物が検出された場合に、前記警報実行領域のうち、前記自車両移動規制物の位置から前記自車両の移動予測経路における移動方向に沿って所定距離以上離間している領域を前記警報実行領域から除外する補正を行う補正部と、
    前記移動障害物の移動予測経路及び前記自車両の移動予測経路に基づいて、前記補正部により補正された前記警報実行領域に至る可能性が低い前記移動障害物を警報対象移動障害物から除外する除外部と、
    前記警報対象移動障害物に対し、警報の報知を行う警報部と、
    を備えた障害物検知報知装置。
  2. 前記第2算出部は、前記自車両の移動予測経路として、駐車予定位置への自車両の移動経路を算出する、
    請求項1記載の障害物検知報知装置。
  3. 前記第2算出部は、車両の駐車支援時の前記車両の誘導経路を前記自車両の移動予測経路として算出する、
    請求項2記載の障害物検知報知装置。
  4. 前記除外部は、前記警報実行領域に対し、前記移動障害物の移動予測経路が交差しない場合に、前記警報実行領域に至る可能性が低いと判定する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の障害物検知報知装置。
  5. 車両に搭載され、移動障害物の検出時に警報の報知を行う障害物検知報知装置で実行される方法であって、
    所定の監視領域内における移動障害物を検出する過程と、
    前記移動障害物の移動予測経路を算出する過程と、
    自車両の移動予測経路を算出する過程と、
    前記自車両の移動予測経路に基づいて前記監視領域内であって、前記警報を実行する警報実行領域を設定する過程と、
    前記自車両の移動予測経路における移動方向に、当該自車両の移動を規制する自車両移動規制物が位置していることを検出する過程と、
    前記自車両移動規制物が検出された場合に、前記警報実行領域のうち、前記自車両移動規制物の位置から前記自車両の移動予測経路における移動方向に沿って所定距離以上離間している領域を前記警報実行領域から除外する補正を行う過程と、
    前記移動障害物の移動予測経路及び前記自車両の移動予測経路に基づいて、前記補正を行う過程で補正された前記警報実行領域に至る可能性が低い前記移動障害物を警報対象移動障害物から除外する過程と、
    前記警報対象移動障害物に対し、警報の報知を行う過程と、
    を備えた方法。
  6. 車両に搭載され、移動障害物の検出時に警報の報知を行う障害物検知報知装置をコンピュータにより制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    所定の監視領域内における移動障害物を検出する手段と、
    前記移動障害物の移動予測経路を算出する手段と、
    自車両の移動予測経路を算出する手段と、
    前記自車両の移動予測経路に基づいて前記監視領域内であって、前記警報を実行する警報実行領域を設定する手段と、
    前記自車両の移動予測経路における移動方向に、当該自車両の移動を規制する自車両移動規制物が位置していることを検出する手段と、
    前記自車両移動規制物が検出された場合に、前記警報実行領域のうち、前記自車両移動規制物の位置から前記自車両の移動予測経路における移動方向に沿って所定距離以上離間している領域を前記警報実行領域から除外する補正を行う手段と、
    前記移動障害物の移動予測経路及び前記自車両の移動予測経路に基づいて、前記補正を行う手段により補正された前記警報実行領域に至る可能性が低い前記移動障害物を警報対象移動障害物から除外する手段と、
    前記警報対象移動障害物に対し、警報の報知を行う手段と、
    して機能させるプログラム。
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