JP6847761B2 - 配線基板の製造方法 - Google Patents

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Description

配線基板の製造方法に関する。
従来、配線基板に半導体チップを搭載した半導体装置が知られている。そして、半導体チップは、例えばフェースダウン状態にて配線基板に接続される。半導体チップの高集積化により、半導体チップのパッド間隔が狭くなってきている。このため、半導体チップに接続する突起電極を有する配線基板が各種提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2005−101068号公報 特開2008−60122号公報
ところで、配線基板において、突起電極の高さにばらつきがあると、配線基板と半導体チップとの間の接続ばらつきが生じ、接続信頼性が低下する。このため、接続信頼性の低下抑制が求められる。
本発明の一観点によれば、配線基板の製造方法は、互いの研磨面を対向して配置した一対の研磨ヘッドの間に、第1の面と前記第1の面と反対側の第2の面とを有し、前記第1の面に突起電極を有し、前記第2の面に第2の配線層と、前記第2の配線層の下面の一部を露出する開口部を有する第2の保護絶縁層と、保護層を有する配線基板を配設し、前記一対の研磨ヘッドを互いに逆方向に回転させて前記突起電極と前記保護層とを同時に研磨する工程と、前記研磨する工程の後に、前記保護層を除去する工程と、を有する。
本発明の一観点によれば、信頼性の低下を抑制できる。
配線基板の製造方法を示す断面図。 (a)(b)は配線基板の製造方法を示す概略断面図。 (a)(b)は配線基板の製造方法を示す概略断面図。 (a)(b)は配線基板の製造方法を示す概略断面図。 (a)(b)は配線基板の製造方法を示す概略断面図。 (a)は配線基板の製造方法を示す概略断面図、(b)は半導体装置を示す概略断面図。 (a)は比較例の配線基板の製造方法を示す概略断面図、(b)は比較例の半導体装置を示す概略断面図。
以下、添付図面を参照して各実施形態を説明する。
なお、添付図面は、便宜上、特徴を分かりやすくするために特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。また、断面図では、各部材の断面構造を分かりやすくするために、一部の部材のハッチングを梨地模様に代えて示し、一部の部材のハッチングを省略している。
(本実施形態の製造方法)
図1は、突起電極を形成する前段階の配線基板10の断面を示す。
図1に示すように、所定の厚さのコア基板11を用意する。コア基板11の材料は、例えば補強材であるガラスクロス(ガラス織布)にエポキシ樹脂を主成分とする熱硬化性の絶縁性樹脂を含浸させ硬化させた、いわゆるガラスエポキシ基板である。なお、補強材として、ガラスやアラミドの織布や不織布、液晶ポリマ(LCP:Liquid Crystal Polymer)織布やLCP不織布を用いることができる。また、絶縁性樹脂として、エポキシ樹脂に限らず、ポリイミド樹脂やシアネート樹脂を用いることができる。
次に、コア基板11に貫通孔11Xを形成する。貫通孔11Xの形成には、例えばレーザ加工機やドリル機を用いることができる。例えば、レーザ加工機により貫通孔11Xを形成した場合、デスミア処理を行い、貫通孔11X内に残留する樹脂スミア等を除去する。デスミア処理として、例えば過マンガン酸カリウム等を用いることができる。
次に、貫通孔11X内に貫通電極12を形成し、コア基板11の上面と下面とに配線層13,14を形成する。例えば、無電解めっき法(無電解銅めっき法)によりコア基板11の表面にシード層を形成する。そのシード層を給電電極に利用した電解めっき法(電解銅めっき法)により貫通孔11X内に貫通電極12を形成する。そして、例えばサブトラクティブ法により配線層13,14を形成する。なお、導電性ペーストを用いて貫通電極12を形成してもよい。
次に、配線層13,14を覆う絶縁層21,31を形成する。例えば、絶縁層21,31の材料としては、例えば、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂などの有機樹脂、又はこれら樹脂にシリカやアルミナ等のフィラーを混入した樹脂材を用いることができる。絶縁層21,31は、例えば樹脂フィルムを真空ラミネートし、加熱して硬化することにより得られる。なお、ペースト状や液状の樹脂の塗布と加熱により絶縁層21,31を形成してもよい。
次に、絶縁層21の上面の配線層22と、絶縁層31の下面の配線層32とを形成する。絶縁層21,31にそれぞれ開口部を形成し、必要であればデスミア処理した後、例えばセミアディティブ法により配線層22,32を形成する。配線層22は、絶縁層21を厚さ方向に貫通するビア配線と、そのビア配線を介して配線層13に接続された配線パターンとを有する。配線層32は、絶縁層31を厚さ方向に貫通するビア配線と、そのビア配線を介して配線層14に接続された配線パターンとを有する。
次に、配線層22,32を覆う絶縁層23,33を形成する。例えば、絶縁層23,33の材料としては、例えば、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂などの有機樹脂、又はこれら樹脂にシリカやアルミナ等のフィラーを混入した樹脂材を用いることができる。絶縁層23,33は、例えば樹脂フィルムを真空ラミネートし、加熱して硬化することにより得られる。なお、ペースト状や液状の樹脂の塗布と加熱により絶縁層23,33を形成してもよい。
次に、絶縁層23の上面の配線層24と、絶縁層33の下面の配線層34とを形成する。絶縁層23,33にそれぞれ開口部を形成し、必要であればデスミア処理した後、例えばセミアディティブ法により配線層24,34を形成する。配線層24は、絶縁層23を厚さ方向に貫通するビア配線と、そのビア配線を介して配線層22に接続された配線パターンとを有する。配線層34は、絶縁層33を厚さ方向に貫通するビア配線と、そのビア配線を介して配線層32に接続された配線パターンとを有する。
次に、絶縁層23と配線層24の一部を覆うソルダーレジスト層25と、絶縁層33と配線層34の一部を覆うソルダーレジスト層35とを形成する。ソルダーレジスト層25は、配線層24の上面の一部を露出する開口部25Xを有している。ソルダーレジスト層35は、配線層34の下面の一部を露出する開口部35Xを有している。
ソルダーレジスト層25は、例えば、感光性のソルダレジストフィルムをラミネートし、又は液状のソルダーレジストを塗布し、当該レジストをフォトリソグラフィ法により露光・現像して所要の形状にパターニングすることにより得られる。同様に、ソルダーレジスト層35は、例えば、感光性のソルダレジストフィルムをラミネートし、又は液状のソルダーレジストを塗布し、当該レジストをフォトリソグラフィ法により露光・現像して所要の形状にパターニングすることにより得られる。
次に、ソルダーレジスト層25の表面と開口部25Xにより露出する配線層24の上面を覆うシード層(図示略)を形成する。シード層の材料としては、例えば銅や銅合金を用いることができる。シード層は、例えばスパッタ法や無電解めっき法により形成することができる。なお、シード層として複数層により形成することもできる。例えば、チタン(Ti)やクロム(Cr)等の金属層と、銅やニッケル(Ni)や銅ニッケル合金(Cu−Ni)等の金属層とにより構成することもできる。
図2(a)に示すように、レジスト層26,36を形成する。レジスト層26は、次に形成する突起電極に対応する位置に開口部26Xを有している。レジスト層26は、例えば次工程のめっき工程に耐性を有する材料を用いることができる。例えば、レジスト層26としては、例えば感光性のドライフィルムレジスト(例えばノボラック系樹脂やアクリル系樹脂等のドライフィルムレジスト)等を用いることができる。ソルダーレジスト層25と配線層24とを、熱圧着したドライフィルムによりラミネートし、そのドライフィルムをフォトリソグラフィ法によりパターニングして開口部26Xを有するレジスト層26を形成する。
レジスト層36は、ソルダーレジスト層35の表面とソルダーレジスト層35の開口部35Xより露出する配線層34の下面を覆うように形成される。レジスト層36は、例えば次工程のめっき工程に耐性を有する材料を用いることができる。例えば、レジスト層36としては、例えば感光性のドライフィルムレジスト(例えばノボラック系樹脂やアクリル系樹脂等のドライフィルムレジスト)等を用いることができる。ソルダーレジスト層35と配線層34とを、熱圧着したドライフィルムによりラミネートしてレジスト層36を形成する。
図2(b)に示すように、レジスト層26の開口部26X内に、突起電極41を形成する。突起電極41の材料としては、例えば銅(Cu)や銅合金を用いることができる。突起電極41は、例えば、上述のシード層を給電電極に利用した電解めっき法により、レジスト層26の開口部26X内に露出するシード層上にめっき金属を析出成長させて形成することができる。
図3(a)に示すように、レジスト層26,36(図2(b)参照)を除去する。レジスト層26,36は、例えばアッシング処理やアルカリ性の剥離液を用いて除去することができる。
以上の工程により、上面(第1の面)に突起電極41を有する配線基板10aを形成することができる。
上記の工程により形成される配線基板10aにおいて厚さに不均一が生じる。この厚さの不均一性は、各配線層13,14,22,24,32,34における配線の粗密、コア基板11や絶縁層21,23,31,33の厚さの不均一、等の要因により生じる。この厚さの不均一性は、配線基板10aの上面と下面とにそれぞれうねりを生じさせる。配線基板10aに生じるうねりは、配線基板10aに形成した突起電極41の高さにばらつきを生じさせる。この突起電極41の高さのばらつきを低減するため、突起電極41を研磨する。
図3(b)に示すように、配線基板10aの上面(第1の面)と下面(第2の面)とに保護層51,52を形成する。保護層51は、ソルダーレジスト層25の表面を覆い、突起電極41の上端を露出するように形成される。保護層52は、ソルダーレジスト層35の表面と、ソルダーレジスト層35の開口部35Xにて露出する配線層34の表面とを覆う、つまり配線基板10aの面の全体を覆うように形成される。
なお、図2(a)に示すレジスト層26,36を除去せずに継続的に使用して保護層51,52として用いることもできる。この場合、配線基板10aの上面の突起電極41よりも前に配線基板10aの下面(第2の面)の側の保護層(レジスト層36)が形成される。
図4(a)に示すように、一対の研磨ヘッド61,62を有する研磨装置を用いる。一対の研磨ヘッド61,62は、互いの研磨面61a,62aを対向して支持されている。一対の研磨ヘッド61,62の間に、上述のように保護層51,52を形成した配線基板10aを配設する。そして、図示しない駆動源(例えばモータ)により一対の研磨ヘッド61,62を互いに逆方向に回転させ、配線基板10aに向かって相対的に移動させる。例えば、研磨ヘッド62の研磨面62aに保護層52を向けて配線基板10aを載置し、その配線基板10aに向かって研磨ヘッド61を下降させる。これら研磨ヘッド61,62により、配線基板10aの上面側の突起電極41と、配線基板10aの下面側の保護層52とが同時に研磨される。
上述したように配線基板10aの厚さは不均一である。このため、一対の研磨ヘッド61,62により、配線基板10aの厚い部分、つまり最も高い突起電極41の上端と、最も低い保護層52から研磨される。そして、図4(b)に示すように、配線基板10aの多くの突起電極41が、研磨ヘッド61によって研磨される。また、配線基板10aの厚い部分の保護層52が研磨ヘッド62によって研磨される。
このような研磨工程により、多数の突起電極41の上端が研磨された配線基板10bを得る。配線基板10bにおいて、多くの突起電極41の上面41aは、同一の平面上に位置している。なお、研磨前において、ソルダーレジスト層35を覆う保護層52の厚さは、配線基板10aにおける最大研磨量に応じて、保護層52が残存するように設定されることが好ましい、
なお、このような研磨工程において、ソルダーレジスト層25の上面に保護層51が残存し、ソルダーレジスト層35の下面に保護層52が残存することが好ましく、このように研磨工程における処理時間が設定される。配線基板10bにおいて、できるだけ多くの突起電極41の上面が同一平面上にあることが好ましい。しかし、保護層51により被覆されたソルダーレジスト層25が研磨されることは好ましい形態ではない。このため、ソルダーレジスト層25の上面に保護層51が残存するように研磨工程の処理時間が設定される。ソルダーレジスト層25が露出しないように突起電極41を研磨したときの研磨量を最大研磨量とする。このとき、ソルダーレジスト層35の下面に保護層52が残存するように、その保護層52の厚さが設定される。例えば、保護層52の厚さを、保護層51の厚さよりも厚くする。これにより、ソルダーレジスト層35の下面に保護層52を残存させることができる。
図5(b)に示すように、保護層51,52(図5(a)参照)を除去する。保護層51,52は、例えばアッシング処理やアルカリ性の剥離液を用いて除去することができる。
図6(a)に示すように、個片化した配線基板10cを得る。例えば、図5(b)に示す配線基板10bを一点鎖線にて示す位置にて例えばダイシングブレードを用いて切断し、図6(a)に示す個々の配線基板10cを得る。
図6(b)に示すように、図示しないボンディングツール(コレット)に吸着した半導体チップ100をフェースダウンにて配線基板10cに実装する。このとき、半導体チップ100の接続端子には、はんだバンプ101が形成されている。半導体チップ100と配線基板10cとを加熱しながら半導体チップ100を配線基板10cに向かって押圧する。これにより、はんだバンプ101が溶融し、半導体チップ100の端子が突起電極41に接続される。このとき、配線基板10cの複数の突起電極41の上面41aは、面一状態、つまり1つの平面上に位置している。このため、配線基板10aの複数の突起電極41に対して、半導体チップ100の各端子を接続することができる。なお、配線基板10cの複数の突起電極41の上面41aの傾きに応じて、ボンディングツールにより半導体チップ100を傾け、突起電極41の上面41aに対して半導体チップ100が平行とすることもできる。
(作用)
先ず、比較例の製造方法とその製造方法によって形成される配線基板について説明する。なお、上述の実施形態と同じ部材については同じ符号を付し、その説明の一部又は全てを省略する。
(比較例)
図7(a)は、比較例の製造工程を示す。この比較例の研磨装置は、支持台201と研磨ヘッド202とを有する。支持台201は、例えば、配線基板10aを保持する基板吸着ステージである。この支持台201により配線基板10aを吸着固定する。そして、研磨ヘッド202を回転させながら、配線基板10aに向かって下降させる。
上述したように、配線基板10aは、1つの配線基板10aにおいて厚さが不均一である。このため、配線基板10aの上面と下面とにそれぞれうねりが生じている。配線基板10aの下面を支持台201にて吸着保持すると、配線基板10aの上面のうねりが強調される、つまり吸着保持しないときのうねりよりも大きくなる。このようにうねりが強調された配線基板10aでは、研磨ヘッド202により研磨されない突起電極41が多数生じる。配線基板10aの全ての突起電極41を研磨しようとすると、保護層51及びソルダーレジスト層25を研磨してしまう。
図7(b)に示すように、比較例の研磨方法により研磨した配線基板10aを個片化した配線基板10dを得る。そして、個片化した配線基板10dに半導体チップ100を実装する。しかし、この配線基板10dにおいて、複数の突起電極41のうちの一部(図7(b)において右端の突起電極41)は研磨されていない。このため、実装した半導体チップ100のはんだバンプ101は、研磨されていない突起電極41に接続されない場合がある。つまり、この配線基板10dは、接続信頼性が低い。
なお、図7(a)では、基板吸着ステージを支持台201に用いた。これに対し、吸着しない支持台を用いた場合、研磨ヘッド202とともに配線基板10aが回転しないように、研磨ヘッド202によって支持台に向かって配線基板10aを高い押圧力によって固定する必要がある。この場合、研磨ヘッド202による押圧力によって、配線基板10aの下面が支持台201により平坦に矯正される。このため、吸着しない支持台を用いても、上述と同様に、接続信頼性が低い。
上記の配線基板の製造方法による作用を説明する。
本実施形態では、図4(a)及び図4(b)に示すように、一対の研磨ヘッド61,62を互いに逆方向に回転させ、配線基板10aの突起電極41と、突起電極41と反対側の面の保護層52とを研磨する。このため、配線基板10aの下面を平坦に矯正することなく、突起電極41を研磨ヘッド61によって研磨することができる。従って、研磨される突起電極41の数は、比較例よりも多くなる。上面及び下面のうねりが小さい配線基板10aでは、全ての突起電極41を研磨することもできる。このように、本実施形態では、突起電極41を有する配線基板10aにおいて、研磨できる突起電極41の数が増加する。つまり、半導体チップ100の接続に利用できる突起電極41の数が増加する。これにより、半導体チップ100を搭載する場合における接続信頼性を向上できる。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)一対の研磨ヘッド61,62は、互いの研磨面61a,62aを対向して支持されている。一対の研磨ヘッド61,62の間に、突起電極41を有する配線基板10aを配設する。そして、一対の研磨ヘッド61,62を互いに逆方向に回転させ、配線基板10aに向かって相対的に移動させ、配線基板10aの突起電極41を研磨する。このため、配線基板10aの下面を平坦に矯正することなく、突起電極41を研磨ヘッド61によって研磨することができる。従って、研磨される突起電極41の数は、比較例よりも多くなる。つまり、半導体チップ100の接続に利用できる突起電極41の数が増加する。これにより、半導体チップ100を搭載する場合における接続信頼性を向上できる。
(2)配線基板10aのソルダーレジスト層25は、保護層51により覆われている。この保護層51により、ソルダーレジスト層25を保護することができる。また、保護層51により、突起電極41が研磨時に傾くのを抑制することができる。
(3)配線基板10aのソルダーレジスト層35は、保護層52により覆われている。このため、ソルダーレジスト層35を保護することができる。
尚、上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態に対し、配線基板10aの上面側の保護層51を省略することもできる。また、配線基板10aの下面側の保護層52を省略することもできる。
・上記実施形態では、配線基板10bを個片化して個々の配線基板10cを形成し、各配線基板10cに半導体チップ100を搭載したが、配線基板10bに半導体チップ100を搭載した後に個片化するようにしてもよい。
10,10a,10b 配線基板
24 配線層(第1の配線層)
25 ソルダーレジスト層(第1の保護絶縁層)
26 レジスト層(他の保護層)
34 配線層(第2の配線層)
35 ソルダーレジスト層(第2の保護絶縁層)
36 レジスト層(保護層)
41 突起電極
51 保護層(他の保護層)
52 保護層(保護層)
61,62 研磨ヘッド

Claims (6)

  1. 互いの研磨面を対向して配置した一対の研磨ヘッドの間に、第1の面と前記第1の面と反対側の第2の面とを有し、前記第1の面に突起電極を有し、前記第2の面に第2の配線層と、前記第2の配線層の下面の一部を露出する開口部を有する第2の保護絶縁層と、保護層を有する配線基板を配設し、前記一対の研磨ヘッドを互いに逆方向に回転させて前記突起電極と前記保護層とを同時に研磨する工程と、
    前記研磨する工程の後に、前記保護層を除去する工程と、
    を有すること、
    を特徴とする配線基板の製造方法。
  2. 前記保護層は、前記第2の保護絶縁層及び前記第2の保護絶縁層から露出する前記第2の配線層の下面を被覆するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の配線基板の製造方法。
  3. 前記保護層を形成する工程と、
    前記保護層の形成後に前記突起電極を形成する工程と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の配線基板の製造方法。
  4. 前記配線基板は、第1の配線層と、前記第1の配線層の上面の一部を露出する開口部を有する第1の保護絶縁層とを有し、前記突起電極は前記第1の保護絶縁層の前記開口部内に露出する前記第1の配線層に接続され、
    前記研磨する工程の前に、前記第1の保護絶縁層を覆う他の保護層を形成する工程を有し、
    前記研磨する工程の後に、前記他の保護層を除去する工程を有すること、
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の配線基板の製造方法。
  5. 前記保護層は、前記他の保護層よりも厚く形成されていることを特徴とする請求項4に記載の配線基板の製造方法。
  6. 前記突起電極を形成する工程の前に、前記他の保護層を形成する工程を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の配線基板の製造方法。
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