JP6847564B1 - 水垢防止用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸水素材を使って成型した、洗面や手洗い場等の洗面器内の排水口周りに、排水口内へ流れ落ちきれずに滞留する水の水はけをよくする事で、排水口周りにできる水垢やカビを軽減する為の、排水口の水垢防止用具を提供する。【解決手段】スポンジ等の吸水素材を使った水垢防止用具(4)であり、水が流れる面側の、洗面器(11)と丸鉢排水金具(10)との境界にできる溝(13)にかかる位置の吸水先端部(1)から延長して、前記溝(13)に隣接する丸鉢排水金具(10)のフランジ部(14)に重なる吸水接面部(2)と、前記吸水接面部(2)から延長して排水口(12)の水が流れ落ちる方向に突起部(3)を設けるように成型した事を特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、吸水素材を使って成型した、洗面や手洗い場等の洗面器内の排水口周りに、排水口内へ流れ落ちきれずに滞留する水の水はけをよくする事で、排水口周りにできる水垢やカビを軽減する為の、排水口の水垢防止用具に関するものである。
従来、洗面や手洗い場等の洗面器の排水口には、洗面器と排水管とを接続する丸鉢排水金具が設置されていて、水が流れる面側の、丸鉢排水金具と洗面器との境界にできる溝から、丸鉢排水金具のフランジ部にかけて、水を流した時に、排水口内へ流れ落ちきれずに滞留する水があり、その水が蒸発する事で水垢ができる。水を流す度に、蒸発した部分に水垢が蓄積して、石のように結晶化した水垢や、黄色く変色した水垢がこびりつく為、取り除く掃除が困難で、また、水が滞留する為、カビが発生し、見た目にも悪かった。従来技術として、フランジを有する薄板のワッシャーを設置して、排水口のフランジの外周を延展させて溝を塞ぎ覆う事で、溝に水が入り込みにくくしたものがある。(例えば特許文献1参照。)。
特開2012−197659
しかし、特許文献1に記載の発明では、丸鉢排水金具と洗面器との境界にできる溝に水が入り込みにくくするだけで、水の滞留を防げない。そこで本発明は、このような問題を解決しようとするものであり、掃除の手間の軽減と、見た目の清潔感の保持を目的とした。
スポンジ等の吸水素材を使って、水が流れる面側の、洗面器(11)と丸鉢排水金具(10)との境界にできる溝(13)にかかる位置の吸水先端部(1)から延長して、前記溝(13)に隣接する丸鉢排水金具(10)のフランジ部(14)に重なる吸水接面部(2)と、前記吸水接面部(2)から延長して排水口(12)の水が流れ落ちる方向に突起部(3)を設けるように成型した。
本発明は、以上の構成よりなる排水口の水垢防止用具である。
本発明の排水口の水垢防止用具は、丸鉢排水金具に重ねて使用する事で、水の表面張力と毛細管現象によって、丸鉢排水金具と洗面器との境界にできる溝と、溝に隣接する丸鉢排水金具のフランジ部とに滞留する水を、水と水垢防止用具との接部より吸収し、水の重みで自然に排水口内へ流れ落ちるよう導く役割を果たす突起部を設けた事で、滞留する水が無くなり、水垢やカビの発生が軽減される結果、掃除が楽になり、見た目の清潔感が保たれる。
本発明の実施例1の斜視図である。 本発明の実施例1の使用時の、洗面器と丸鉢排水金具と水垢防止用具の断面図である。 本発明の実施例1の使用時の、洗面器と丸鉢排水金具と水垢防止用具の斜視図である。 本発明を応用した実施例2の正面図である。 本発明を応用した実施例3の斜視図である。 本発明を応用した実施例4の正面図である。 本発明を応用した実施例5の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1の通り、実施例1の水垢防止用具(4)は、厚みのあるスポンジ等の吸水素材を使って成型された、排水口(12)の周囲の取り付け部にかかる吸水先端部(1)と、前記吸水先端部(1)から排水口(12)に向けて延長して、排水口(12)の周囲の少なくとも一部に接するように設けた吸水接面部(2)と、前記吸水接面部(2)から排水口(12)の水が流れ落ちる方向に延長された突起部(3)とを設けたものである。
本発明は、以上のような構造である。
次に、実施例1の水垢防止用具(4)を、丸鉢排水金具(10)に使用する時について説明する。図2、図3に示す通り、丸鉢排水金具(10)は、排水口(12)周囲のフランジ部(14)が取り付け部となっており、洗面器(11)に取り付けられている。ここで、フランジ部(14)にかかる吸水先端部(1)を、水が流れる面側の、丸鉢排水金具(10)のフランジ部(14)と洗面器(11)との境界にできる溝(13)付近に位置させ、吸水接面部(2)を、前記溝(13)に隣接する丸鉢排水金具(10)のフランジ部(14)に接するように重ねると、突起部(3)は排水口(12)の中に入り、水垢防止用具(4)は、吸水接面部(2)に支えられ、倒れる事なく自立する。洗面器(11)に水を流すと、吸水先端部(1)や吸水接面部(2)で水を素早く吸収し、突起部(3)を伝って排水口(12)内へ流れ落ちる。特に、吸水先端部(1)の角度(A)を鋭角にして、吸水先端部(1)付近の、水を吸収できる体積を少なくすれば、吸収された水は、水を吸収できる体積の大きな方向である突起部(3)に向かって浸透する事になる為、溝(13)付近の吸水がスムーズになる。また、突起部(3)をV字状にすれば排水口(12)へ差し込みやすく、また、突起部(3)は、V字状やW状にすれば、水垢防止用具(4)が吸収した水を先端に集めて水切りをする役割を果たす為、水垢防止用具(4)自体の乾燥を早める。
本発明は、単純な構造である事から、スポンジや珪藻土等の様々な吸水素材を使って容易に成型する事ができる。水垢防止用具(4)の吸水先端部(1)、吸水接面部(2)、又は突起部(3)の位置や長さ、角度、厚みを調整すれば、様々な排水口(12)の形状に合わせて加工できる。例えば、実施例1では、吸水先端部(1)は、溝(13)にかかる位置としているが、これに限らず滞留する水を吸収できるような位置であればよい。又、吸収された水が排水口(12)内へ流れ落ちれば、突起部(3)を設けなくてもよい。
次に、本発明の他の実施例について説明する。図4の実施例2に示すように、吸水接面部(2)を波形に加工して、フランジ部(14)との接触面積を少なくする事で、水の流れを妨げず、接触部分にできる水垢やカビのできる面積を減らす事ができ、また図5の実施例3に示すように、吸水接面部(2)を円盤状にして、フランジ部(14)との接触面積を多くする事で、より素早い吸水ができ、また、排水口(12)内へ流れ落ちるゴミをキャッチする事もできる。また図6の実施例4に示すように、屋根部(5)や突起部(3)を、飾りになるような形(例えばカエル、うさぎ、魚、星等)にカットすればインテリアにもなり、屋根部(5)は持ちやすくなる。また、成型する吸水素材に、予め香りを染み込ませておけばフレグランス用品としても使用でき、また、防カビ剤等の薬剤を染み込ませておけば、排水口(12)周りの清潔感がより一層保たれる。
また、図7の実施例5に示すように、図5の実施例3の円盤状の吸水接面部(2)を波形に加工すれば、水の流れを妨げず、素早い吸水と、排水口(12)内へ流れ落ちるゴミをキャッチする事ができる上に、図5の実施例3と比較した場合、より少ない接触面積で、接触部分にできる水垢やカビのできる面積を減らす事ができる。図4、図7の吸水接面部(2)の波形は、吸水接面部(2)付近で吸収された水が、排水口(12)内へ流れ落ちる形状や配列であればよい。
1 吸水先端部
2 吸水接面部
3 突起部
4 水垢防止用具
5 屋根部
10 丸鉢排水金具
11 洗面器
12 排水口
13 溝
14 フランジ部
A 吸水先端部の角度

Claims (2)

  1. 吸水素材を使って成型された、排水口の周囲の取り付け部にかかる吸水先端部(1)と、前記吸水先端部(1)から排水口に向けて延長して、排水口の周囲の少なくとも一部に接するように設けた、吸水素材を使って成型された吸水接面部(2)とを設けた事を特徴とする水垢防止用具。
  2. 前記吸水接面部(2)から排水口の水が流れ落ちる方向に延長された突起部(3)を設けた事を特徴とする、請求項1に記載の水垢防止用具。
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