JP2004150245A - 排水機構 - Google Patents
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Abstract
【発明の目的】この発明は、流し台、浴槽等の使用後における排水時において排水管内に積極的に渦流を生ぜしめ排水を円滑迅速化とすると共に該排水の渦流作動によって排水管内に付着せる水垢等を自然的に排除し常時清潔にて衛生的な環境を期待求めようとするをその主な目的としている。
【構成】排水口1の下方内部に嵌装してなる目皿3内の各流水孔a.a.aの孔縁部分を斜傾状縁b.b.bに形成、または片側孔縁に斜傾状の水流案内片を一体的に付設し、該流水孔a.a.aより排水管4内に落下する水流に積極的に渦流を生ぜしめることを特徴とする。
【選択図】 図1
【構成】排水口1の下方内部に嵌装してなる目皿3内の各流水孔a.a.aの孔縁部分を斜傾状縁b.b.bに形成、または片側孔縁に斜傾状の水流案内片を一体的に付設し、該流水孔a.a.aより排水管4内に落下する水流に積極的に渦流を生ぜしめることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、流し台、浴槽等の使用後における排水時において排水管内に積極的に渦流を生ぜしめ排水を円滑迅速化とすると共に該排水の渦流作動によって排水管内に付着せる水垢等を自然的に排除し常時清潔にて衛生的な環境を期待求めることをその主な目的とする排水機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、流し台、浴槽等の槽底部には排水用としての排水口が開設され、該排水口に開閉自在の排水栓が嵌装設けられ、且つ下方に排水管が一体的に連通せる排水機構が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに永年使用中において上記、排水管の内壁面に水垢等の不純物が付着積層する等して円滑な排水が求め得られず、更に排水時に落下水が該排水管内壁面に付着せる水垢等の凹凸が原因にて水流内に真空空間が発生する等して流水が一時停止する現象が生じ、なお且つ槽内の大量の排水が排水管内に一挙に流入するがために完全に除水するまでには相当の時間を要する等の問題点があった。
特に、上記、水垢の付着により周辺に悪臭と放散する等し非常に不衛生的な欠点を有していたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記欠点に鑑みて、その発明の概略は遠隔操作によって上下に可動し排水口1を開閉を行わしめる弁蓋2及び上記排水口1の下方内部に異物排除用目皿5を備え、且つ下方に排水管4を連設してなる排水機構において、上記目皿5の下方に各流水孔a.a.aを斜傾状に開孔設けてなる目皿3を嵌装し、該流水孔a.a.aを通して排水管4内に落下する水流に積極的に渦流現象を生ぜしめ、上記排水時に排水管内壁面に付着する水垢等の異物の付着を完全に防止し、槽内の汚水を短時間に流出行わしめるべく構成してなる排水機構を提供しようとするものである。
【0005】
【実施例と作用】
以下、この発明の実施例を図面について説明すると、1は槽底部に開口せる排水口、該排水口1には下方に支持軸6を一体的に伸延すると共に下端部にはウエート7が取付けられた弁蓋2が上下開閉自在に嵌装されている。
4は排水管にて弁蓋2下方管内に網状皿または多数の流水孔を開孔せる異物排除用目皿5が脱着自在に嵌装取付けられ、更に上記、目皿5の下方には多数の流水孔a.a.aを斜傾状に開孔設けてなる目皿3を嵌装行わしめると共に該上下両目皿3,5を介して上記弁蓋2の開閉支持軸6を垂直状に支承行わしめる。
この発明は上記、排水機構にて構成されているものであって、上記目皿3の各流水孔a.a.aを斜傾状に形成設けてあるから、該斜傾孔に添って排水管4内に落下する水流に積極的に渦流を生じしめ排水全体を渦巻き状に渦流行わしめながら下方に流下する作用を有している。
【0006】
なお上記流水孔a.a.aを斜傾孔とする以外に各流水孔a.a.aの片側孔縁面を斜傾状に切削した形状、孔間片c.c.cの各片全体を捻曲状に形成した形状、各流水孔a.a.aの片側孔縁部下辺に斜傾状の水流案内片を一体的に付設する等いかなる形状とすることも可能である。
【0007】
【発明の効果】
この発明は上記の如く、目皿3の流水孔a.a.aの形状を各斜傾孔に形成してなるものであるから、排水管4内を落下する水流が直行し落下することなく積極的に渦流を付勢し、かかる水流の渦流作用によって次の各効果を確実に期待求めることが出来得たのである。
(1)水流が渦流であるから直流に比して速度が急勢すると共に水流内の真空部分発生の懸念を完全に解決すると共に排水能率を高めることを可能とした。
(2)水流を渦流とすることによって排水管4内壁に水垢等の不純物の付着を未然に防止行わしめるは勿論、先に付着層積せる水垢をも自然的に排除し常時円滑な水流状体を求め得ることが出来得る。
(3)しかも排水作業が上記、渦流作動にて迅速に行われるから槽内の大量の汚水を短時間にて排水することが出来得、よって汚水に残存せる悪臭発生をも同時に抑制し衛生的に汚水を排水することが出来得る。
(4)排水管内壁面に水垢等の不純物の付着が防止出来得るので排水管の腐触防止等経済的な利点をも併せ有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る排水機構の全体断面図、
【図2】同上、要部の平面図である。
【符号の説明】
1 排水口
2 弁蓋
3 目皿
a 流水孔
4 排水管
5 異物排除用目皿
6 支持軸
7 ウエート
【産業上の利用分野】
この発明は、流し台、浴槽等の使用後における排水時において排水管内に積極的に渦流を生ぜしめ排水を円滑迅速化とすると共に該排水の渦流作動によって排水管内に付着せる水垢等を自然的に排除し常時清潔にて衛生的な環境を期待求めることをその主な目的とする排水機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、流し台、浴槽等の槽底部には排水用としての排水口が開設され、該排水口に開閉自在の排水栓が嵌装設けられ、且つ下方に排水管が一体的に連通せる排水機構が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに永年使用中において上記、排水管の内壁面に水垢等の不純物が付着積層する等して円滑な排水が求め得られず、更に排水時に落下水が該排水管内壁面に付着せる水垢等の凹凸が原因にて水流内に真空空間が発生する等して流水が一時停止する現象が生じ、なお且つ槽内の大量の排水が排水管内に一挙に流入するがために完全に除水するまでには相当の時間を要する等の問題点があった。
特に、上記、水垢の付着により周辺に悪臭と放散する等し非常に不衛生的な欠点を有していたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記欠点に鑑みて、その発明の概略は遠隔操作によって上下に可動し排水口1を開閉を行わしめる弁蓋2及び上記排水口1の下方内部に異物排除用目皿5を備え、且つ下方に排水管4を連設してなる排水機構において、上記目皿5の下方に各流水孔a.a.aを斜傾状に開孔設けてなる目皿3を嵌装し、該流水孔a.a.aを通して排水管4内に落下する水流に積極的に渦流現象を生ぜしめ、上記排水時に排水管内壁面に付着する水垢等の異物の付着を完全に防止し、槽内の汚水を短時間に流出行わしめるべく構成してなる排水機構を提供しようとするものである。
【0005】
【実施例と作用】
以下、この発明の実施例を図面について説明すると、1は槽底部に開口せる排水口、該排水口1には下方に支持軸6を一体的に伸延すると共に下端部にはウエート7が取付けられた弁蓋2が上下開閉自在に嵌装されている。
4は排水管にて弁蓋2下方管内に網状皿または多数の流水孔を開孔せる異物排除用目皿5が脱着自在に嵌装取付けられ、更に上記、目皿5の下方には多数の流水孔a.a.aを斜傾状に開孔設けてなる目皿3を嵌装行わしめると共に該上下両目皿3,5を介して上記弁蓋2の開閉支持軸6を垂直状に支承行わしめる。
この発明は上記、排水機構にて構成されているものであって、上記目皿3の各流水孔a.a.aを斜傾状に形成設けてあるから、該斜傾孔に添って排水管4内に落下する水流に積極的に渦流を生じしめ排水全体を渦巻き状に渦流行わしめながら下方に流下する作用を有している。
【0006】
なお上記流水孔a.a.aを斜傾孔とする以外に各流水孔a.a.aの片側孔縁面を斜傾状に切削した形状、孔間片c.c.cの各片全体を捻曲状に形成した形状、各流水孔a.a.aの片側孔縁部下辺に斜傾状の水流案内片を一体的に付設する等いかなる形状とすることも可能である。
【0007】
【発明の効果】
この発明は上記の如く、目皿3の流水孔a.a.aの形状を各斜傾孔に形成してなるものであるから、排水管4内を落下する水流が直行し落下することなく積極的に渦流を付勢し、かかる水流の渦流作用によって次の各効果を確実に期待求めることが出来得たのである。
(1)水流が渦流であるから直流に比して速度が急勢すると共に水流内の真空部分発生の懸念を完全に解決すると共に排水能率を高めることを可能とした。
(2)水流を渦流とすることによって排水管4内壁に水垢等の不純物の付着を未然に防止行わしめるは勿論、先に付着層積せる水垢をも自然的に排除し常時円滑な水流状体を求め得ることが出来得る。
(3)しかも排水作業が上記、渦流作動にて迅速に行われるから槽内の大量の汚水を短時間にて排水することが出来得、よって汚水に残存せる悪臭発生をも同時に抑制し衛生的に汚水を排水することが出来得る。
(4)排水管内壁面に水垢等の不純物の付着が防止出来得るので排水管の腐触防止等経済的な利点をも併せ有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る排水機構の全体断面図、
【図2】同上、要部の平面図である。
【符号の説明】
1 排水口
2 弁蓋
3 目皿
a 流水孔
4 排水管
5 異物排除用目皿
6 支持軸
7 ウエート
Claims (4)
- 上下に可動し排水口1を開閉を行わしめる弁蓋2及び該排水口1の下方内部に毛髪、埃塵等の異物排除用目皿5を脱着自在に嵌装設け、且つ下方に排水管4を連設してなる排水機構において、上記目皿5の下方に多数の流水孔a.a.aを各斜傾方向に開孔形成してなる目皿3を嵌装設け、上記流水孔a.a.aより排水管4内に落下する水流に積極的に渦流作用を付成せしめるべく構成せしめたことを特徴とする排水機構。
- 上記請求項1項記載の排水機構において、上記目皿3内の各流水孔a.a.aの片縁を斜傾状縁に切削形成せしめたことを特徴とする排水機構。
- 上記請求項1項記載の排水機構において、上記目皿3内の各流水孔a.a.aの孔間片の各片を斜傾状に捻曲形成せしめたことを特徴とする排水機構。
- 上記請求項1項記載の排水機構において、上記目皿3内の各流水孔a.a.aの片側孔縁部分に斜傾状の水流案内片を各付設せしめたことを特徴とする排水機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002351797A JP2004150245A (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | 排水機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002351797A JP2004150245A (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | 排水機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004150245A true JP2004150245A (ja) | 2004-05-27 |
Family
ID=32463188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002351797A Pending JP2004150245A (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | 排水機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004150245A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010046358A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Japan Organo Co Ltd | 空気浄化装置 |
JP2019015057A (ja) * | 2017-07-05 | 2019-01-31 | Toto株式会社 | 浴槽排水部構造 |
JP2020020101A (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | 株式会社日本アルファ | 排水栓装置 |
-
2002
- 2002-10-28 JP JP2002351797A patent/JP2004150245A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010046358A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Japan Organo Co Ltd | 空気浄化装置 |
JP2019015057A (ja) * | 2017-07-05 | 2019-01-31 | Toto株式会社 | 浴槽排水部構造 |
JP2020020101A (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | 株式会社日本アルファ | 排水栓装置 |
JP7072856B2 (ja) | 2018-07-30 | 2022-05-23 | 株式会社日本アルファ | 排水栓装置 |
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