JP6844708B2 - 接着芯地及び積層複合材料 - Google Patents

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Description

本発明の一側面は、接着芯地及び積層複合材料に関する。
衣服を縫製する際の型崩れを防止して保型性を高めたり、作業性を向上させたりするための接着芯地(基布に生地接着用の接着剤を付着させたもの)が知られている(例えば、特許文献1)。厚手で重さのある衣料品(重衣料)向けに、ボリューム感があり、かつ軽量でソフトなタイプの接着芯地が求められている。このようなニーズに応えるため、例えば、織組織を工夫したり、相対的に糸の番手を太くしたり、又は表面を起毛させたりする等、基布として用いる織物の構造に改良を加えて接着芯地を製造したり、または、基布として用いられる織物に代えて、ボリューム感がある不織布を用い、この不織布そのものに生地接着用の接着剤を付着させたものを用いて接着芯地を製造することが行われている。
特開2015−121009号公報
しかしながら、上記従来の前者の方法では、十分なボリューム感を得ることができない。また、上記従来の後者の方法では、一定のボリューム感を得ることができるものの、接着剤の使用により風合いが堅くなりソフトさが損なわれる。
そこで、本発明の一側面の目的は、ボリューム感があり、かつ軽量で風合いがソフトな接着芯地及び積層複合材料を提供することにある。
本発明の一側面に係る接着芯地は、第一の面と、第一の面とは反対側の第二の面と、を有し、第一の面に樹脂からなる接着部が形成されている基布と、基布の第二の面に一体的に積層されている不織布と、を備え、基布と不織布との複合体の厚みを複合体の目付で除した値が、15以上100以下である。
この構成の接着芯地では、ボリューム感を確保するために不織布が用いられるので、基布そのものを、織組織を工夫したり、相対的に糸の番手を太くしたり、表面を起毛させたりする等の方法によりボリューム感を確保しようとすることに比べ、軽量にしつつ、また、基布と不織布との複合体の厚みを複合体の目付で除した値を15以上100以下とするふっくらとしたボリューム感を出すことができる。また、生地接着用の接着剤は基布に設けられ、不織布そのものに生地接着用の接着剤を付着させることもないので、ソフトな風合いを維持することができる。この結果、ボリューム感があり、かつ軽量で風合いがソフトな接着芯地とすることができる。
本発明の一側面に係る接着芯地では、基布の厚みに対する複合体の厚みの比が、10以上150以下としてもよい。この構成の接着芯地では、不織布のふっくらとしたボリューム感を出すことができるので、よりソフトな風合いとすることができる。
本発明の一側面に係る接着芯地は、第一の面と、第一の面とは反対側の第二の面と、を有し、第一の面に樹脂からなる接着部が形成されている基布と、基布の第二の面に一体的に積層されている不織布と、を備え、基布の厚みに対する基布と不織布との複合体の厚みの比が、10以上150以下であってもよい。
この構成の接着芯地では、ボリューム感を確保するために不織布が用いられるので、基布そのものを、織組織を工夫したり、相対的に糸の番手を太くしたり、表面を起毛させたりする等の方法によりボリューム感を確保しようとすることに比べ、軽量にしつつ、また、基布の厚みに対する複合体の厚みの比を、10以上150以下とするふっくらとしたボリューム感を出すことができる。また、不織布そのものに生地接着用の接着剤を付着させることもないので、ソフトな風合いを維持することができる。この結果、ボリューム感があり、かつ軽量で風合いがソフトな接着芯地とすることができる。
本発明の一側面に係る接着芯地では、不織布は、基布の第二の面に交絡された状態で配置されていてもよい。この構成の接着芯地では、基布と不織布とを一体的に積層する際に、接着剤を用いることと比べ、不織布のふっくらとしたボリューム感を維持することができる。
本発明の一側面に係る接着芯地では、複合体の厚みを複合体の目付で除した値が、20以上90以下であってもよい。この結果、より風合いがソフトな接着芯地とすることができる。
本発明の一側面に係る接着芯地では、複合体の厚みを複合体の目付で除した値が、30以上80以下であってもよい。この結果、より風合いがソフトな接着芯地とすることができる。
本発明の一側面に係る接着芯地では、基布の厚みに対する複合体の厚みの比が、10以上70以下であってもよい。この結果、より風合いがソフトな接着芯地とすることができる。
本発明の一側面に係る接着芯地では、基布の厚みに対する複合体の厚みの比が、15以上60以下であってもよい。この結果、より風合いがソフトな接着芯地とすることができる。
本発明の一側面に係る積層複合材料では、第一の面と第一の面とは反対側の第二の面とを有する基布と、基布の第二の面に一体的に積層されている不織布と、を備え、基布と不織布との複合体の厚みを複合体の目付で除した値が、15以上100以下である。
本発明の一側面に係る積層複合材料では、基布の厚みに対する基布と不織布との複合体の厚みの比が、10以上150以下であってもよい。
本発明の一側面に係る積層複合材料では、第一の面と第一の面とは反対側の第二の面とを有する基布と、基布の第二の面に一体的に積層されている不織布と、を備え、基布の厚みに対する基布と不織布との複合体の厚みの比が、10以上150以下である。
これらの構成の積層複合材料では、例えば、不織布が配置されている側と反対側の面に、接着用の樹脂を配置した材料を接合するだけの簡単な工程で、ボリューム感があり、かつ軽量で風合いがソフトな接着基材を製造することができる。
本発明の一側面によれば、ボリューム感があり、かつ軽量でソフトなタイプの接着芯地を提供することができる。
一実施形態に係る接着芯地の概略断面図である。 図1の接着芯地を備えた衣料品の概略断面図である。 図1の接着芯地の製造方法の一例を示す斜視図である。 実施例及び比較例で用いた基布の特性を示した図表である。 実施例及び比較例で用いた不織布の特性を示した図表である。 実施例及び比較例で製造した複合体の特性を示した図表である。
以下、図面を参照して一実施形態に係る接着芯地1について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
図1に示されるように、接着芯地1は、基布3と、基布3の第一の面3aに固着した樹脂R1からなる下層樹脂部4と、この下層樹脂部4の表面に固着した樹脂R2からなる接着樹脂部(接着部)5と、基布3の第二の面3bに交絡された不織布11と、を備えている。ここでいう交絡とは、基布3を形成する繊維と不織布11を形成する繊維とが互いに絡み付いている状態をいう。
基布3は、織編物であり、例えば織物の場合は経糸及び緯糸を用いて製織された布帛である。基布3の経糸及び緯糸は、捲縮糸から成されていてもよい。捲縮糸の例には、仮撚り加工糸が含まれる。仮撚り加工糸は、仮撚り機で加工された加工糸である。仮撚り加工糸は、捲縮加工糸の主流であり、仮撚り糸ともいう。
基布3は、芯地として必要な強度を備えたものであれば、どのような素材、組織でも良い。素材の例には、綿、麻、絹、羊毛等の天然繊維、レーヨン、キュプラ等の再生繊維、アセテート、トリアセテート等の半合成繊維、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ウレタン、ポリプロピレン、ポリエチレン、及びポリ塩化ビニル等の合成繊維が含まれ、好ましくは、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、又はアクリル繊維のフィラメントである。布組織の例は、上記素材から作られた織物(平織物、綾織物、朱子織物等)、編物等が含まれる。本実施形態では基布3の目付は、7(g/m)〜150(g/m)程度であり、好ましくは8(g/m)〜120(g/m)、より好ましくは8(g/m)〜100(g/m)である。基布3の厚みT2は、0.050(mm)〜1.00(mm)程度であり、好ましくは0.060(mm)〜1.00(mm)、より好ましくは0.07(mm)〜1.00(mm)である。
下層樹脂部4は、樹脂R1によって形成される。樹脂R1の例には、ポリウレタン、アクリル、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、EVA系樹脂及びPVA系樹脂等が含まれる。下層樹脂部4は、平面視において円形に形成されている。下層樹脂部4は、基布3に対して樹脂R2から形成される接着樹脂部5を良好に固着させるために設けられる。
樹脂R1は、熱により架橋する熱架橋性樹脂がより好ましい。熱架橋性樹脂としては、例えば、アクリル又はポリウレタンにエポキシ系架橋剤を添加したもの等が挙げられ、消費段階における洗濯耐久性の観点からN−メチロールアクリルアミドが添加されているものが特に好ましい。なお、樹脂R1には、必要に応じて、重合開始剤、架橋剤、顔料、染料、乾燥抑制剤、及びその他改質剤の少なくとも一つが含まれていてもよい。
下層樹脂部4は、ロールスクリーン等で基布3の第一の面3aに転写する方法等によりドット形状に設けられ、その後の加熱等によって固着される。下層樹脂部4のドット径は、0.1(mm)〜2.0(mm)である。下層樹脂部4のドット数は、1.3(個/cm)〜500(個/cm)である。下層樹脂部4のドット質量は、1.0(g/m)〜20(g/m)である。
接着樹脂部5は、樹脂R2から形成される。樹脂R2は、通常ホットメルト樹脂と呼ばれる、熱により可塑化されて冷却後に接着能力を発揮する熱可塑性樹脂が用いられる。接着樹脂部5は、平面視において円形に形成されている。図2に示されるように、接着樹脂部5は、接着芯地1を表生地2に貼り合わせるために設けられる。
樹脂R2の例には、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン及び変性エチレン酢酸ビニル共重合体等が含まれる。なお、樹脂R2には、必要に応じて、重合開始剤、架橋剤、顔料、染料、乾燥抑制剤、及びその他改質剤の少なくとも1つが含まれていてもよい。
接着樹脂部5は、後段にて詳述するように、基布3の第一の面3aに下層樹脂部4が配置された部材に樹脂R2の粉末(樹脂パウダー)を散布し、加熱してその一部を下層樹脂部4の表面4aに固着させることによって形成される。接着樹脂部5の質量は、1.0(g/m)〜20(g/m)である。
不織布11は、基布3の第二の面3bに一体的に積層されている。本実施形態では、不織布11は、基布3の第二の面3bに交絡された状態で配置されている。すなわち、基布3と不織布11とは、基布3を形成する繊維と不織布11を形成する繊維とが互いに絡み付いた状態で重ねられている。不織布11とは、繊維シート、ウェブ又はバットで、繊維が一方向またはランダムに配向しており、交絡、及び/又は融着、及び/又は接着によって繊維間が結合されたものであり、紙、織物、編物、タフト及び縮絨フェルトを除いたものをいう(JIS L 0222)。不織布11は、綿、羊毛、麻、パルプ、絹及び鉱物繊維等の天然繊維、又はレーヨン、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、アクリル繊維、ビニロン、アラミド繊維等の化学繊維等からなるものを使用することができる。本実施形態では不織布11は、ポリエステルからなる不織布11であり、その目付は、40(g/m)〜400(g/m)程度であり、好ましくは40(g/m)〜300(g/m)、より好ましくは50(g/m)〜300(g/m)である。その厚みT2は、2.0(mm)〜30(mm)であり、好ましくは3.0(mm)〜30(mm)であり、より好ましくは3.0(mm)〜20(mm)である。
不織布11は、長繊維でも短繊維でもよい。不織布11の製造方法は特に制限はないが、ボリューム感を持たせやすいという観点からケミカルボンド、サーマルボンド、ニードルパンチ又はスパンレースが望ましく、ボリューム感があり風合いが柔らかい(ソフト)という観点からニードルパンチが特に好ましい。
本実施形態では、基布3と不織布11との複合体(積層複合材料)20の厚みT0を複合体20の目付で除した値が、15以上100以下、かつ、基布3の厚みT1に対する複合体20の厚みT0の比が、10以上150以下となるように、基布3の厚みT1、不織布11の厚みT2、基布3の目付、及び不織布11の目付が選択される。なお、本明細書における基布の厚み及び基布の目付は、JIS L 1086:2013 接着芯地及び接着布試験方法による数値である。また、本明細書における不織布の厚み、不織布の目付、複合体の厚み、及び複合体の目付は、JIS L 1913:2010 一般不織布試験方法による数値である。
次に、上述した構成の接着芯地1を製造する方法について説明する。一実施形態の接着芯地1の製造方法では、まず、基布3と、下層樹脂部4を形成する樹脂R1と、下層樹脂部4の表面4aに配置される接着樹脂部5を形成する樹脂R2と、を準備する。
次に、基布3の第一の面3aに樹脂R1を固着させることにより下層樹脂部4を形成した後、当該下層樹脂部4の表面4aに樹脂R2を固着する。具体的には、基布3の第一の面3aにペースト状の下層樹脂部4となる樹脂R1をドット状に付着させる。樹脂R1は、所定の回転軸回りに回転する円筒状のスクリーンを用いて基布3の第一の面3aにドット状に付着させる。スクリーンの周面には、樹脂R1を通過させるための貫通孔がドットの個数に対応して複数形成されている。
スクリーン内には、樹脂R1を供給するスキージが設けられている。スキージから供給された樹脂R1は、スクリーンの貫通孔を通過して押し出され、基布3の第一の面3aに付着する。スクリーンとバックロールとの間に挟まれて、搬送されている基布3に対して、樹脂R1が転写される。
次に、樹脂R1が転写された基布3の第一の面3aに熱可塑性樹脂である樹脂R2の粉末が散布される。これにより、樹脂R1に樹脂R2を付着させる。具体的には、樹脂R2の粉末(粉砕物)を散布するためのホッパー(スキャッター)を用いて、樹脂R2を樹脂R1が付着している基布3の第一の面3aに散布し、樹脂R2を樹脂R1の表面4aに付着させる。その後、基布3に散布された余分な樹脂R2の粉末を振い落としたり、吹き飛ばしたりしてもよい。例えば、空気を噴出させるエアーブローにより、基布3上の余分な樹脂R2を吹き飛ばす。吹き飛ばされた樹脂R2は、サクションノズルによって吸い込まれることにより回収される。
次に、基布3の第二の面3bに、不織布11を一体的に積層させる。具体的には、図3に示されるように、基布3の第二の面3bに不織布11を配置し、基布3と不織布11とを交絡させることにより、基布3の第二の面3bに、不織布11を一体的に積層する。基布3と不織布11との交絡は、ニードルパンチ等により実施される。具体的には、ニードルパンチ機における金属製ニードルの往復運動によって、ニードルが不織布11の繊維を引っ掛け、不織布11の繊維が基布3内に押し込まれることによって、交絡がなされる。交絡の際に、打圧が弱すぎると基布と不織布との間の強力が弱くなって使用中に剥離が生じる場合があり、反対に打圧が強すぎると不織布密度が高くなりすぎ風合いが硬くため、適度な打圧を持たせることが必要である。
上述したような方法により、基布3の第二の面3bに、不織布11が一体的に積層されている接着芯地1が形成される。
上記実施形態の接着芯地1における作用効果について説明する。上記実施形態の接着芯地1及び上記実施形態の製造方法により製造された接着芯地1では、ボリューム感を確保するために不織布11が用いられるので、基布3そのものを、織組織を工夫したり、相対的に糸の番手を太くしたり、表面を起毛させたりする等の方法によりボリューム感を確保しようとすることに比べ、軽量にしつつ、また、基布3と不織布11との複合体20の厚みTを複合体20の目付で除した値を15以上100以下とするふっくらとしたボリューム感を出すことができる。また、不織布11そのものに生地接着用の接着剤(本実施形態では、下層樹脂部4及び接着樹脂部5)を付着させることもないので、ソフトな風合いを維持することができる。この結果、ボリューム感があり、かつ軽量で風合いがソフトな接着芯地1とすることができる。なお、基布3と不織布11との複合体20の厚みTを複合体20の目付で除した値を、好ましくは20以上90以下、より好ましくは30以上80以下とすれば、ボリューム感を更に出すことができると共にソフトな風合いの接着芯地1とすることができる。
更に、上記実施形態の接着芯地1では、基布3の厚みT1に対する複合体20の厚みT0の比が、10以上150以下である。このため、不織布11のふっくらとしたボリューム感を出すことができるので、よりソフトな風合いとすることができる。なお、基布3の厚みT1に対する複合体20の厚みT0の比を、好ましくは10以上70以下、より好ましくは15以上60以下とすれば、より一層のボリューム感を出すことができると共に、より一層ソフトな風合いの接着芯地1とすることができる。
上記実施形態では、基布3と不織布11とをニードルパンチにより物理的に交絡させている。これにより、厚みがあり、かつ密度の低い不織布11の状態を維持することができる。なお、基布3と不織布11とを水流交絡させる方法では、不織布11のほぼ全面に高圧の水流を噴射するので、不織布11が圧縮されてしまいボリューム感を維持することができない。
従来、厚みのある不織布そのものにドット状に接着剤を付着させる(転写させる)場合は、シングルドット法(不織布に生地接着用の接着剤を直接付着させる方法)では加工時の圧力により不織布が圧縮され風合いが硬くなってしまうことに加え、ドット状での転写が難しかった。また、ダブルドット法(不織布に下層樹脂を付着させ、その下層樹脂に生地接着用の接着剤を付着させる方法)の場合は下層樹脂が不織布の内部に過浸透してしまい風合いが硬くなると共にドットがつながってしまうという問題があり接着力も得られ難かった。この点、上記実施形態では、基布3に生地接着用の接着剤(下層樹脂部4及び接着樹脂部5)が設けられているので、綿状の不織布11そのものに生地接着用の接着剤を設ける場合には従来できなかった下層樹脂部4及び接着樹脂部5のドット状配置をきれい且つ安定的に実現することができる。これにより、ソフトな風合いをもたせることができる。
次に、本実施形態の接着芯地1が、ボリューム感があり、かつ軽量でソフトな風合いにすることができる点について、図4〜図6を用いて、実施例1〜8及び比較例1〜7に基づいて説明する。なお、図6に示す評価の記号が示す意味は、下記のとおりである。
A:極めてソフトな風合いを有する
B:ソフトな風合いを有する
C:ソフトな風合いを得られない
<実施例1>
(1)基布の準備
図4に示されるように、番手が12.0(dtex)及びフィラメント数が12のポリエステル仮撚り加工糸を用いて製織された平織物(経糸密度101(本/25.4mm)、緯糸密度66(本/25.4mm)、総本数167(本/25.4mm)、目付16(g/m))を通常知られた方法により精練した後、通常知られた方法により防縮処理等を行い、基布3を作成した。このときの基布3の厚みT1は、140(μm)であった。
次に、このようにして得られた基布にドット加工を行った。具体的には、アクリル酸エステル共重合体(R1:第1樹脂)を用いて下層樹脂部4を形成し、ポリアミド系のホットメルト(R2:第2樹脂)を用いて接着樹脂部5を形成し、上述したような図1に示される接着芯地1を作成した。
(2)不織布の準備
次に、図5に示されるように、番手が6.6(dtex)、長さが64(mm)、目付100(g/m)、1インチ平方(25.4×25.4mm)当たりの本数が1527(本)のポリエステルからなる不織布を準備した。
(3)接着芯地の製造
次に、基布3と不織布11とを交絡させることにより、基布3の第二の面3bに不織布11を一体的に積層させた。図6に示されるように、基布3と不織布11との交絡は、ニードルパンチにより行った。
(4)接着芯地1の評価
上記の通り得られた接着芯地1(複合体20)の厚みT0は、6000(μm)であり、複合体20の目付が116(g/m)となった。また、当該接着芯地1において、複合体20の厚みT0を複合体20の目付で除した値(以下、「第一評価値」とも称する。)は52であり、基布3の厚みT1に対する複合体20の厚みT0の比(以下、「第二評価値」とも称する。)は43であった。このような第一評価値及び第二評価値を有する接着芯地1の風合いを評価したところ、A評価となった。
<実施例2>
次に、実施例2について説明する。実施例2は、基布3の番手が22.0(dtex)、厚みT1が170(μm)であり、目付が28(g/m)であることが、実施例1と異なっている。この場合、複合体20の目付が128(g/m)となり、第一評価値が47となり、第二評価値が35となった。このような第一評価値及び第二評価値を有する接着芯地1の風合いを評価したところ、A評価となった。
<実施例3>
次に、実施例3について説明する。実施例3は、基布3の番手が22.0(dtex)、厚みT1が170(μm)、目付が28(g/m)であり、不織布11の番手が3.0(dtex)、長さが51(mm)、及び1インチ平方(25.4×25.4mm)当たりの本数が4217(本)であることが、実施例1と異なっている。この場合も、複合体20の目付が128(g/m)となり、第一評価値が47、第二評価値が35となった。このような第一評価値及び第二評価値を有する接着芯地1の風合いを評価したところ、A評価となった。
<実施例4>
次に、実施例4について説明する。実施例4は、基布3の番手が22.0(dtex)、厚みT1が170(μm)、目付が(g/m)であり、不織布11の番手が1.5(dtex)、長さが51(mm)、目付100(g/m)、及び1インチ平方(25.4×25.4mm)当たりの本数が8433(本)であることが、実施例1と異なっている。この場合、複合体20の厚みT0は、10000(μm)であり、複合体20の目付が128(g/m)となり、第一評価値が78、第二評価値が59となった。このような第一評価値及び第二評価値を有する接着芯地1の風合いを評価したところ、B評価となった。
<実施例5>
次に、実施例5について説明する。実施例5は、基布3の番手が22.0(dtex)、厚みT1が170(μm)、目付が28(g/m)であり、不織布11がケミカルボンドにより形成され、不織布11の1インチ平方(25.4×25.4mm)当たりの本数が1602(本)であることが、実施例1と異なっている。この場合、複合体20の厚みT0は、5500(μm)であり、複合体20の目付が128(g/m)となり、第一評価値が43、第二評価値が32となった。このような第一評価値及び第二評価値を有する接着芯地1の風合いを評価したところ、A評価となった。
<実施例6>
次に、実施例6について説明する。実施例6は、基布3の番手が83.3(dtex)及びフィラメント数が36であり、ポリエステル仮撚り加工糸を用いて製織された平織物(経糸密度52(本/25.4mm)、緯糸密度44(本/25.4mm)、総本数96(本/25.4mm)、目付52(g/m))を通常知られた方法により精練したこと、及び厚みT1が300(μm)であることが、実施例1と異なっている。この場合、複合体20の厚みT0は、6200(μm)であり、複合体20の目付が152(g/m)となり、第一評価値が41、第二評価値が21となった。このような第一評価値及び第二評価値を有する接着芯地1の風合いを評価したところ、B評価となった。
<実施例7>
次に、実施例7について説明する。実施例7は、基布3の番手が綿番手60番手(147.6(dtex))の紡績糸である綿の紡績糸を用いて製織された平織物(経糸密度55(本/25.4mm)、緯糸密度44(本/25.4mm)、総本数99(本/25.4mm)、目付66(g/m))を通常知られた方法により精練したこと、及び厚みT1が300(μm)であることが実施例1と異なっている。この場合、複合体20の厚みT0は、6200(μm)であり、複合体20の目付が166(g/m)となり、第一評価値が37、第二評価値が21となった。このような第一評価値及び第二評価値を有する接着芯地1の風合いを評価したところ、B評価となった。
<実施例8>
次に、実施例8について説明する。実施例8は、基布3の番手が綿番手40番手(196.8(dtex))である綿紡績糸を用いて製織された平織物(経糸密度40(本/25.4mm)、緯糸密度30(本/25.4mm)、総本数70(本/25.4mm)、目付57(g/m))を通常知られた方法により精練したこと、及び厚みT1が450(μm)であることが実施例1と異なっている。この場合、複合体20の厚みT0は、6400(μm)であり、複合体20の目付が157(g/m)となり、第一評価値が41、第二評価値が14となった。このような第一評価値及び第二評価値を有する接着芯地1の風合いを評価したところ、B評価となった。
以上、実施例1〜8の結果において、極めてソフトな風合いを得られる(A評価)観点から、第一評価値の範囲としては42〜64、第二評価値の範囲としては27〜50であることが好ましい。
<比較例1>
比較例1では、実施例3で使用した基布3及び不織布11と同じものを用い、ニードルパンチではなく、水流交絡によって、基布3と不織布11とを一体的に積層した。この場合、第一評価値及び第二評価値が目的とする値を得ることができず、ソフトな風合いが得られなかった(C評価)。また、乾燥工程で接着芯地1の接着樹脂部5に溶着が発生した。
<比較例2>
比較例2では、実施例2で使用した基布3及び不織布11と同じものを用い、ニードルパンチではなく、水流交絡によって、基布3と不織布11とを一体的に積層した。この場合、第一評価値及び第二評価値が目的とする値を得ることができず、ソフトな風合いが得られなかった(C評価)。また、乾燥工程で接着芯地1の接着樹脂部5に溶着が発生した。
<比較例3>
比較例3では、実施例2で使用した基布3及び不織布11と同じものを用い、互いに交絡させることにより基布3と不織布11とを一体的に積層するのではなく、サーマルボンドにより基布3と不織布11とを一体的に積層した。この場合、積層時のサーマルボンドの熱によって、接着芯地1の接着樹脂部5に溶着が発生した。また、第一評価値及び第二評価値が目的とする値を得ることができず、ソフトな風合いが得られなかった(C評価)。
<比較例4>
比較例4では、実施例2で使用した基布3及び不織布11と同じものを用い、互いに交絡させることにより基布3と不織布11とを一体的に積層するのではなく、ケミカルボンドにより基布3と不織布11とを一体的に積層した。この場合、ケミカルボンドによって不織布11が面接着に近い状態となり、第一評価値及び第二評価値が目的とする値を得ることができず、ソフトな風合いが得られなかった(C評価)。
<比較例5>
比較例5では、実施例2で使用した基布3と、番手が3.0(dtex)、長さが51(mm)、目付270(g/m)、1インチ平方(25.4×25.4mm)当たりの本数が11385(本)のポリエステルからなる不織布11を準備した。基布3と不織布11とは、ニードルパンチによって互いに交絡させた。この場合、第一評価値及び第二評価値が目的とする値を得ることができず、ソフトな風合いが得られなかった(C評価)。不織布11の厚みが大き過ぎることにより、衣料用途で用いられるレベルを超えてしまい、ソフトな風合いが得られなかったと考えられる。
<比較例6>
比較例6では、実施例2で使用した基布3と、番手が3.0(dtex)、長さが51(mm)、1インチ平方(25.4×25.4mm)当たりの本数が4217(本)のポリエステルを水流交絡して得られる目付100(g/m)の不織布11を準備した。基布3と不織布11とは、ニードルパンチによって互いに交絡させた。この場合、第一評価値及び第二評価値が目的とする値を得ることができず、ソフトな風合いが得られなかった(C評価)。この場合、基布3の単位体積当たりの繊維本数が多く高密度であるために、綿ではなく紙のような状態になりせん断が硬くなってしまったので、ソフトな風合いが得られなかったと考えられる。
<比較例7>
比較例7では、実施例2で使用した基布3と、番手が6.6(dtex)、長さが64(mm)、目付が30(g/m)、1インチ平方(25.4×25.4mm)当たりの本数が481(本)のポリエステルからなる不織布11を準備した。基布3と不織布11とは、ニードルパンチによって互いに交絡させた。この場合、第一評価値及び第二評価値が目的とする値を得ることができず、ソフトな風合いが得られなかった(C評価)。この場合、不織布11の厚みが小さ過ぎることにより、目的とするボリューム感が得られず、ソフトな風合いが得られなかったと考えられる。
以上、一実施形態について説明したが、本発明の一側面は、上記実施形態に限られない。発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
不織布11として、ケミカルボンドで製造された不織布等、不織布を構成する繊維間の結合力が弱い不織布を用いる場合には、不織布11における基布3との界面側である第一の面に、不織布11の風合いを大きく損ねない限りにおいて、樹脂(ホットメルトを除く)からなるコーティング層を形成することもできる。コーティング層は、例えば、アクリルエマルジョン処理を実施することにより形成される。不織布11の第一の面にコーティング層を設けた場合には、不織布11と基布3とを交絡させる際に、不織布を構成する繊維間の結合力が弱い不織布に綿ずれ等の不具合が発生することを抑制可能である。
上記実施形態又は変形例では、不織布11は、基布3の第二の面3bに交絡された状態で配置されている例を挙げて説明したが、不織布11の風合いを大きく損ねない限りにおいて、ケミカルボンドによって、基布3の第二の面3bに不織布11を一体的に積層することもできる。
上記実施形態又は変形例の基布3の構成に加えて、基布3の第二の面3bに目止め用の樹脂部を形成してもよい。
上記実施形態又は変形例では、接着芯地1の例を挙げて説明したが、基布3に設けられた接着樹脂部(接着部)5を備えない構成の複合体(積層複合材料)であってもよい。この構成の積層複合材料では、不織布11が配置されている側と反対側の面に、接着用の樹脂を配置した材料を接合するだけの簡単な工程で、ボリューム感があり、かつ軽量で風合いがソフトな接着基材とすることができる。
1…接着芯地、2…表生地、3…基布、3a…基布の第一の面、3b…基布の第二の面、4…下層樹脂部、5…接着樹脂部(接着部)、11…不織布、20…複合体(積層複合材料)。

Claims (5)

  1. 第一の面と、前記第一の面とは反対側の第二の面と、を有し、前記第一の面に樹脂からなる接着部が形成されている基布と、
    前記基布の第二の面に一体的に積層されており、ポリエステルからなる不織布と、を備え、
    前記基布の第二の面において、前記不織布を形成する繊維が、前記基布を形成する繊維に押し込まれた状態で交絡されており、
    前記基布と前記不織布との複合体の厚みを前記複合体の目付で除した値が、37以上78以下であり、
    前記不織布の目付は100g/m 〜400g/m であり、
    前記基布は、緯糸密度が44本/25.4mm〜66本/25.4mmの織物である、接着芯地。
  2. 前記基布の厚みに対する前記複合体の厚みの比が、10以上150以下である、請求項1記載の接着芯地。
  3. 前記接着部が、前記基布の第一の面に固着した下層樹脂部と、前記下層樹脂部の表面に固着した接着樹脂部と、を備え、
    前記下層樹脂部が、熱架橋性樹脂により形成されている、請求項1又は2記載の接着芯地。
  4. 前記基布の厚みに対する前記複合体の厚みの比が、10以上70以下である、請求項1〜3の何れか一項記載の接着芯地。
  5. 前記基布の厚みに対する前記複合体の厚みの比が、15以上60以下である、請求項1〜4の何れか一項記載の接着芯地。
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