JP6833349B2 - トレイ、アダプタトレイ、記録装置、情報処理装置、記録方法、情報処理方法、および記憶媒体 - Google Patents

トレイ、アダプタトレイ、記録装置、情報処理装置、記録方法、情報処理方法、および記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、インクによって画像が縁なし記録される記録媒体を保持するトレイ、そのトレイを用いる記録装置、情報処理装置、記録方法、情報処理方法その情報処理方法を実行するためのプログラムコードが記憶された記憶媒体、およびアダプタトレイに関するものである。
特許文献1には、プリンタブルディスクにインクを付与して画像を記録するために、プリンタブルディスク専用のトレイを用いるインクジェット記録装置が記載されている。プリンタブルディスクは、例えば、CD(Compact Disc)およびDVD(Digital Versatile Disc)などである。
特開2004−338338号公報 特開2005−104112号公報
特許文献1には、プリンタブルディスクなどの記録媒体に画像を縁なし記録するための構成についての記載がない。縁なし記録は、記録媒体の少なくともの一部の縁部に、余白(マージン)を形成しないように画像を記録する方法であり、記録媒体から外側にはみ出した領域に対してもインクが付与されることになる。
仮に、特許文献1に記載の記録装置によって縁なし記録を実施した場合には、記録媒体の外側に付与されたインクがプリンタブルディスク専用のトレイに付着し、そのインクが利用者の手に付着するおそれがある。そのため、特許文献1に記載の記録装置によっては、縁なし記録を実施することができない。一般に、プリンタブルディスク専用のトレイは、プラスチックなどの硬質材料によって形成されていてインクをはじきやすく、このようなトレイを用いて縁なし記録を実施した場合には、そのトレイ上のインクが利用者の手に付着しやすい。
本発明の目的は、トレイに保持された記録媒体に対するインクによる縁なし記録に好適なトレイ、記録装置、記録方法、情報処理装置、情報処理方法記憶媒体、およびアダプタトレイを提供することにある。
本発明のトレイは、搬送手段による搬送を伴いながら記録手段からインクが付与されることによって記録が行われる記録媒体を保持可能なアダプタトレイを保持するためのトレイであって、光ディスクを取り付け可能な取り付け部と、前記記録媒体を保持可能な保持領域と、前記保持領域に隣接する位置に配されたインクの吸収部と、を有するアダプタトレイを、前記吸収部が前記記録手段側に露出するように着脱可能に保持するアダプタトレイ保持部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、縁なし記録時にトレイに付着したインクを吸収部により吸収して、トレイに付着したインクの影響を小さく抑えることができる。
実施形態の情報処理装置の基本構成の説明図である。 実施形態の記録装置の基本構成の説明図である。 実施形態の情報処理装置と記録装置の基本構成を説明するための機能ブロック図である。 (a)は、実施形態のトレイの基本構成の説明図、(b)は、情報処理装置の具体例の説明図である。 本発明の第1の実施形態におけるトレイの説明図である。 (a)は、本発明の第2の実施形態におけるトレイの説明図、(b)は、本発明の第3の実施形態におけるトレイの説明図、(c)は、本発明の第4の実施形態におけるトレイの説明図である。
まず、本発明の実施形態の説明に先立ち、情報処理装置および記録装置の基本構成について説明する。
(基本構成)
<情報処理装置のハードウェア構成>
図1は、情報処理装置100のハードウェアの構成例を説明するためのブロック図である。制御バス/データバス101は、情報処理装置100の各構成部とCPU102(中央演算装置)とを接続する。CPU102は、後述する情報処理方法をプログラムにしたがって実行する。ROM103には、CPU102により実行されるプログラムが記憶される。RAM104は、CPU102によるプログラムの実行時に、各種情報を一時的に記憶するためのメモリを提供する。ハードディスク等の2次記憶装置105は、画像ファイルおよび画像解析結果を含むデータベースなどを保存するための記憶媒体である。ディスプレイ(表示部)106は、処理結果をユーザに提示するための装置である。情報処理装置100には、処理の指示等をユーザが入力するためのマウス107、および文字等を入力するキーボード108などのユーザインターフェース(UI)も備えられている。マウス107およびキーボード108の代わりに、ディスプレイ106にタッチパネル機能を備え、タッチパネルの操作によって処理の指示および文字入力等を行ってもよい。また、内部撮像デバイス112を備えてもよい。この内部撮像デバイス112によって撮像された画像は、所定の画像処理を経た後、2次記憶装置105に保存される。
画像データはインターフェース(IF)110を介して接続された外部撮像デバイス113から、読み込むこともできる。さらに、無線LAN(Local Area Network)111を備えてもよく、その無線LAN111は、インターネット115に接続されている。そのインターネットに接続された外部サーバー116から、画像データを取得することもできる。
画像を記録するための記録装置(プリンタ)114は、IF109を介して接続されている。記録装置700は、さらにインターネット上に接続されており、無線LAN111を経由して記録データの入出力が可能である。また、電波発生装置117は、情報処理装置100から送信される電力により磁界を作り出し、電波を発生させてデータ通信等を行う。電波発生装置117は、例えば、NFCなどの近距離無線通信機能を有している。情報処理装置100が内蔵されている装置は、例えば、スマートフォン、タブレットパソコンのようなモバイルコンピュータ端末である。また、情報処理装置100が内蔵されている装置としては、デジタルカメラ、ビデオカメラ、テレビ、スピーカー等、電波発生装置が内蔵されている装置も含まれる。
<記録装置のハードウェア構成>
図2(a)は、記録装置700の構成例を説明するための模式図である。本例の記録装置700は、いわゆるシリアルスキャン方式の記録装置であり、矢印Xの主走査方向に移動するキャリッジに、記録ヘッド201と、インクを充填したインク部202と、が搭載される。本例のインク部202には、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)のインクが充填されており、記録ヘッド201は、それらのインクを吐出する。インクの種類は、このような4色のみに特定されず、何色であってもよい。制御回路部203は、記録ヘッド201を駆動するために必要な記憶部、演算部、および通信部を含む。記録ヘッド201は、制御回路部203から記録信号と制御信号を受信し、その制御信号にしたがってインクを吐出する。記録媒体204は、不図示の搬送ローラによって矢印Yの副走査方向に搬送される。記録ヘッド201が主走査方向に移動しつつインクを吐出する動作と、記録媒体204の副走査方向の搬送動作と、を交互に繰り返すことによって、記録媒体204上に画像が記録される。
図2(b)は、制御回路部203の構成を説明するためのブロック図である。制御回路部203は、入力インターフェース301、CPU302、出力インターフェース303、ROM304、およびRAM305を含む。入力インターフェース301は、不図示の操作部および外部のコンピュータ等から、記録するべき画像データ、および記録ヘッド201を駆動するための制御信号の入力を受け付ける。入力インターフェース301は、それらの画像データおよび制御信号をRAM305とCPU302に送る。その際、CPU302は、不揮発性メモリであるROM304に記憶されている制御プログラムを実行して、画像データを信号処理する。信号処理された画像データは、記録データとして制御信号と共に、出力インターフェース303から出力される。その出力された記録データと制御信号とによって記録ヘッド201が駆動され、記録媒体204に画像が記録される。
図2(a),(b)は、記録装置700のハードウェア構成の一部を示し、トレイの搬送を伴って画像を記録する方法としては、例えば、特許文献2に記載されているような公知の方法を用いることができる。特許文献2の記録装置は、下記のような給送部(給紙部)A、搬送部(送紙部)B、排出部(排紙部)C、キャリッジ部D、回復機構部E(クリーニング部)、記録部F(ヘッド)、およびCD搬送部Gを備えている。
(給送部A)
給送部Aは、シート状の記録媒体を積載する圧板、その記録媒体を給送する給送ローラを備えている。また、記録媒体としてのプリンタブルディスクを圧板に積載し、給送ローラによって、圧板と共にプリンタブルディスクを給送する。
(搬送部B)
搬送部Bは、記録媒体を搬送する搬送ローラと、PEセンサと、を備えている。搬送ローラの回転時に負荷を与えて、搬送動作を安定させるために、軸受と搬送ローラとの間にテンションばねが設けられている。テンションばねによって搬送ローラを付勢することにより、搬送ローラに所定の負荷が与えられる。
(排出部C)
排出部Cは、2つの排出ローラと、それらの排出ローラに所定圧で当接することによって従動回転する拍車と、搬送ローラの駆動を排出ローラに伝達するためのギア列と、を備えている。排出ローラは、プラテンに取り付けられている。搬送方向上流側の排出ローラは、金属軸に複数のゴム部が設けられている。搬送方向下流側の排出ローラは、樹脂の軸に複数の絵ラストマー等の弾性体が取り付けられている。コイルばねが棒状に設けられた拍車ばねによって、拍車ホルダへの拍車の取り付け、および排紙ローラへの拍車の圧接等が行われる。拍車は、主として記録時におけるシートなどの記録媒体の搬送力を生じさせるものと、主として記録時におけるシートなどの記録媒体の浮き上がりを阻止するものと、を含む。
2つの排出ローラの間には、紙端サポートが備えられている。紙端サポートは、記録媒体としてのシートの両端を持ち上げて、そのシートを排出ローラの先で保持することにより、先に排出されたシート上の記録画像が擦れることによる記録画像の劣化、および記録品位の低下を抑制する。紙端サポートは、樹脂部材を紙端サポートばねにより付勢して、所定の押圧力によってコロをシートに押し付けることにより、シートの両端を持ち上げて、そのシートの腰を作って、そのシートを保持する。
(キャリッジ部D)
キャリッジ部Dはキャリッジを備え、そのキャリッジには、吐出口からインクを吐出可能な記録ヘッド(インクジェット記録ヘッド)が搭載される。このキャリッジは、記録媒体の搬送方向と交差(本例の場合は、直交)する主走査方向に延在するガイドシャフトおよびガイドレールによって、主走査方向に往復移動可能にガイドされる。ガイドレールは、キャリッジの後端を保持することによって、記録ヘッドと記録媒体との隙間(紙間)を適正な距離に維持する。ガイドシャフトは、記録装置本体のシャーシに取り付けられており、ガイドレールは、そのシャーシと一体に形成されている。
(回復機構部E)
回復機構部Eは、記録ヘッドのインクの吐出性能を維持および回復するための吸引回復処理を行う吸引ポンプと、吐出口が形成される記録ヘッドの吐出口面の保護および乾燥防止のためのキャップと、が備えられている。また、回復機構部Eには、記録ヘッドの吐出口面における吐出口の周辺部分の付着物(インクおよびほこり等)を拭掃除去するためのワイパーブレードが備えられている。
(記録部F)
記録部には、インクジェット記録ヘッドが備えられている。この記録ヘッドには、インク色毎のインクタンクが交換可能に装着される。記録ヘッドは、電気熱変換素子(ヒータ)またはピエゾ素子などの吐出エネルギー発生素子を用いて、吐出口からインクを吐出する。電気熱変換素子を用いた場合には、記録データに基づいて電気熱変換素子を発熱させ、その発熱によってインクを発泡させたときの発泡エネルギーを利用して、吐出口からインクを吐出させる。吐出口から吐出されたインクを記録媒体上に着弾させることにより、記録媒体上に画像が記録される。
(CD搬送部G)
CD搬送部Gには、スライドカバー、トレイガイド、およびアームが備えられている。アームの先端には傾斜部が形成されており、記録装置にCD搬送部を装着した状態において、アームを記録装置の本体方向に突出(前進)させることにより、アームはプラテンと拍車ホルダとの間に円滑に入り込む。このようなアームの挿入により、プラテンと拍車ホルダとの間に、記録媒体としてのCD(CD−R等)が装填されたトレイが通過するためのスペースが形成される。アームは、プラテンと拍車ホルダとの間に挿入された状態で位置決めされ、突出(前進)前のトレイガイドに収納された状態においては、そのトレイガイドに対してガタを持って収納される。スライドカバーを記録装置の本体方向へ移動させない状態においては、CD搬送部の開口部が閉じられているため、トレイを挿入することはできない。スライドカバーを記録装置の本体方向へ移動させることにより、スライドカバーが斜め上方向に移動して、スライドカバーとトレイガイドとの間にトレイ挿入用の開口部が形成される。これにより、そのトレイ挿入用の開口部から、CDを装填したトレイを挿入して、それを所定位置にセットすることができる。
(トレイ)
トレイは、例えば、板厚2〜3mm程度の樹脂板によって構成される。トレイには、CD取り付け部、トレイの出し入れに際して操作者が掴む操作部、位置検出マーク、CD取り出し用穴、トレイ挿入位置合わせ用マーク、側圧コロ逃げ部、およびメディア有無検知マークが設けられている。さらに、トレイの先端には、搬送ローラとピンチローラとの間へのトレイの進入(噛み込み)を確実なものとするために、トレイシートが取り付けられている。トレイシートは、厚みが0.1〜0.3mm程度のPET等からなるシート材によって形成されており、所定の摩擦係数と硬度を有する。トレイの先端部にはテーパー部が設けられている。
搬送ローラとピンチローラとの間にトレイシートが噛みこまれることにより、トレイシートの搬送力が生じる。その後、トレイの先端のテーパー部がピンチローラを持ち上げることによって、厚みのあるトレイが搬送ローラとピンチローラとの間に挟持されて、トレイの正確な搬送が可能となる。
位置検出マークは、互いに隣り合うピンチローラの間に対応する位置に設けられており、これにより、位置検出マークはピンチローラと当接せず、位置検出マークの表面に傷が付くことが防止される。位置検出マークは、トレイにおけるCD取り付け部分の先端側の2箇所と、その反対側の1箇所と、に設けられている。位置検出マークは、3〜10mm程度の正方形の領域に、反射性能の高い部材が設けられている。位置検出マークの周囲には凹部が設けられており、樹脂部品の位置検出マーク部分の形状に対応するように、反射材料を形成することができる。また、位置検出マークの周囲の凹部における底部は、高い表面性を有し、かつ所定角度を持って形成されている。そのため、キャリッジに設けられたトレイ位置センサの発光が、位置検出マーク以外にて反射されたとしても、その反射光はトレイ位置センサの受光部に戻らない。したがって、トレイの位置検出時における誤検知が防止される。
CD搬送部Gは、特許文献2においては記録装置に取り付けて利用するように構成されている。しかし、これには限定されず、CD搬送部Gは記録装置に装着されている形態であってもよい。また、CD搬送部Gは、CDを記録媒体とする構成のみに限定されない。また、トレイを用いて記録される記録媒体はCDのみに限定されず、搬送可能なトレイを用いて記録可能な種々の記録媒体を含む。トレイを用いて記録媒体に画像を記録する構成は、特許文献2に記載の構成のみに限定されず、トレイに記録媒体を嵌め込み、その記録媒体と共にトレイを搬送して記録媒体に画像を記録する構成であればよい。
<ソフトウェア構成>
図3(a)は、情報処理装置100のソフトウェアの構成例を説明するためのブロック図である。情報処理装置100は、例えば、パーソナルコンピューター、スマートフォン、タブレットPCなどの形態として構成されており、画面表示処理および通信処理を含む端末装置である。
トレイ情報401は、記録装置において用いられるトレイに関する情報である。記録装置は、前述したように、記録媒体を嵌め込んだトレイを搬送して、その記録媒体に画像を記録する。トレイ情報401は、記録媒体のサイズ、形状、トレイに対する嵌め込み位置などに関する情報を含む。また、トレイ情報401は、トレイを判別するための情報をも含み、その情報に基づいて、情報処理装置100は、使用するトレイを選択することができる。図4(a)はディスクレーベル専用のトレイ500とカード専用トレイ501を示す。ディスクレーベル専用トレイ500は、CDやDVDなどの記録領域が円形の記録媒体のためのトレイであり、領域502に記録媒体が嵌め込まれる。カード専用トレイ501は、カードや名刺などの記録領域が長方形の記録媒体用のトレイであり、領域503,504に記録媒体が嵌め込まれる。このような異なる形状の記録媒体に画像を記録するために用いられるトレイの種類は、ID番号などによってトレイ情報401として保持される。また、トレイ情報401として、トレイの種類に応じた記録可能領域のサイズ、嵌め込み可能な記録媒体の数、記録開始位置、および非記録可能領域などに関する情報も保持される。
トレイ情報取得部402は、トレイ情報401を取得して情報処理装置100内のメモリに保持する。トレイ情報401は、情報処理装置100の外部から取得する他、予め情報処理装置100のメモリに保持しておいてもよい。またトレイ情報401は、通信回線を通して、サーバーのメモリに保存されている情報であってもよい。トレイ情報取得部402は、予め、トレイ情報401の取得先の装置を設定しておいてもよい。例えば、トレイ情報401が情報処理装置100内のメモリに保存されている場合には、そのメモリにデータアクセスを行って、トレイ情報401を取得する。また、情報処理装置100と通信回線により接続されるサーバーにトレイ情報401が保存されている場合には、通信回線を通してサーバーにアクセスする。そして、トレイ情報401を保持しているファイルにアクセスしてトレイ情報ファイルを取得し、そのトレイ情報ファイルからトレイ情報401を取得する。
また、情報処理装置100と通信回線により接続される記録装置にトレイ情報401が保存されている場合には、通信回線を通して記録装置にアクセスする。そして、情報処理装置100から記録装置に対してトレイ情報401の要求があったときに、記録装置に保持されているトレイ情報401が情報処理装置100に送信されることにより、情報処理装置100がトレイ情報401を取得する。
表示処理部403は、記録対象となる画像および文字情報などを表示する。また表示処理部403は、記録対象となる画像および文字情報などを選択するためのボタンなどが配置された画面の表示機能を有する。また表示処理部403は、記録条件などを設定するための記録設定リストを表示し、さらに、記録設定リストの中から記録条件を選択するためのボタンなどが配置された画面の表示機能を有する。また表示処理部403は、トレイ情報取得部402が取得したトレイ情報401の表示機能を有する。
図4(b)は、情報処理装置100の一例としてのスマートフォン600を示す。スマートフォン600のディスプレイ上に、トレイ選択ボタン601、記録設定ボタン602、および画面選択ボタン603が表示される。トレイ選択ボタン601を選択することにより、トレイ選択ダイアログが立ち上がって、取得した複数のトレイ情報が表示される。例えば、トレイの形状をイメージした情報が表示される。記録設定ボタン602を選択することにより、記録設定ダイアログが立ち上がり、登録されている記録装置に関する情報が表示されることにより、記録用紙(記録媒体)などの選択ができる。画面選択ボタン603を選択することにより、画像選択ダイアログが立ち上がり、スマートフォン600に保存されている画像、およびカメラにより撮影した画像などに関する情報が表示されることにより、記録対象の画像が選択できる。
表示処理部403は、更に、選択されたトレイ、設定された記録条件、および選択された記録対象の画像に基づいて、記録対象の画像をトレイに嵌め込んだイメージ図をプレビュー画面604に表示する。画像を選択してトレイに嵌め込む際には、ディスプレイ上において、画像の移動、変倍、および形状の変更をしてから、表示されたトレイ情報の記録領域内のイメージに、その画像に嵌め込む。このように、表示処理部403は、記録媒体をトレイに嵌め込んで記録する処理に関連する情報を表示する。
記録指示部404は、記録装置の記録条件を情報処理装置100から指示する。例えば、図4(b)の記録設定ボタン602が選択されることにより、記録設定ダイアログ画面が立ち上がる。その記録設定ダイアログ画面においては、例えば、ネットワークに接続されている記録装置の名称を表示することにより、使用する記録装置を選択することができる。また記録設定ダイアログ画面において、CD、A4およびL判などの記録媒体のサイズ(用紙サイズ)、記録部数、および記録媒体の種類(普通紙、光沢紙、CD専用紙など)などの記録設定情報を指定することができる。
また、記録設定ダイアログ画面には記録ボタンが表示され、その記録ボタンが選択されることにより、記録設定情報に基づいて、選択された記録装置に対する記録実行処理を行う。記録実行処理においては、レンダリング部405によって記録用データを作成し、その記録用データをデータ送信部406から記録装置に送信する。記録設定情報は、予めスマートフォンなどのモバイル端末に保持しておいてもよく、あるいは、ネットワークを通してサーバーまたは記録装置からダウンロードしてもよい。
記録指示部404は、表示処理部403により表示されたリストから、記録の実行に必要な情報を選択して記録設定情報として指定する。レンダリング部405は、記録指示部404において選択された記録設定情報を利用して、トレイ情報401と、表示処理部403において選択されて表示された画像および文字情報と、から記録データを生成する。例えば、トレイ情報401における記録領域に、画像が1つ配置されるように画像処理をする。トレイ情報401は、記録領域を示す記録コンテンツ領域に関する情報を含む。記録領域を示す情報として、例えば、SVG(Scalable Vecgor Graphics)を利用する。SVGは、Web標準言語で利用可能な、グラフィックを表示するための記述方法の一つである。
<svg width=”印刷コンテンツの横幅” height=”印刷コンテンツの縦幅”>
<image xlink:href=”画像ファイルの指定”
Width=”写真の横幅”
height=”写真の縦幅”
x=”写真のx座標”
y=”写真のy座標” />
</svg>
上記のように、SVGは、グラフィックの描画コマンドが列挙された文字列であり、これがインタプリタで解釈されることにより、UIに表示される。上記の印刷コンテンツを記録するためには、記録装置の記録エンジンの要求に応じて、一般的には高解像度画像データ(いわゆるビットマップデータ)へ変換する必要がある。この処理がレンダリング処理である。レンダリング処理された高解像度画像データが記録データである。
このようなレンダリング処理は、公知の技術を利用して、画像や文字をコンテンツ領域に配置した画像を取得できればよく、SVGのみに限定されない。例えば、公知であるHTML(Hyper Text Markup Language)やCSS(Cascading Style Sheets)の技術を用いてレンダリングして、画面キャプチャするような方法でもよい。また、高解像度画像データをJPEG(Joint Photographic Experts Group)のフォーマットに変換したデータを記録データとしてもよい。また、公知であるPDF(Portable Document Format)の技術を用いて、PDFのフォーマットに変換したデータを記録データとしてもよい。
データ送信部406は、通信回路によって記録装置(記録処理装置)に接続され、記録データを記録装置が受け取り可能なフォーマットに変換して、その記録データ407を記録装置に送信する。例えば、情報処理装置100と記録装置とは公知の無線WiFi技術によって接続される。情報処理装置100は、記録設定情報を記録コマンドとして記録装置に送信する。また、情報処理装置100は、記録コマンドに応じて記録するための記録データとして、例えば、レンダリング処理後のJPEGファイルを記録装置に送信する。
情報処理装置から記録装置に記録データを送信する方法は、本例の方法に限定されず、公知の方法を用いることができる。例えば、情報処理装置100と記録装置をUSBポートによって接続し、情報処理装置100側において、プリンタドライバにより記録装置にて記録可能なラスターデータに変換する。この記録可能なラスターデータを、USBポートによって記録装置に送信する。記録装置は、受け取ったラスターデータを記録可能なデータに変換して記録する。
図3(b)は、記録装置(記録処理装置)700におけるソフトウェア構成のブロック図である。記録装置700は、例えば、インクジェット記録装置または複写機などであり、記録データを受信して記録処理を実行する。
データ受信部701は、情報処理装置100から送信される記録データを受信する。例えば、記録マンドと、レンダリング処理後のJPEG画像と、を受信する。データ受信部701は、受信した記録コマンドを解析し、記録媒体のサイズ(例えば、用紙サイズ)および記録媒体の種類などに関する記録設定情報を画像処理部702に送る。またデータ受信部701は、受信したJPEGファイルを復号化処理して画像データに変換し、その変換後の画像データを画像処理部702に送る。
画像処理部702は、データ受信部701から受け取った記録設定情報と画像データ(入力画像データ)とに基づいて、画像変換処理により出力画像データを生成する。例えば、データ受信部701から受け取った入力画像データが1000×1000画素、記録設定情報としての用紙サイズがDVDサイズ120×120mm、記録解像度が600dpiである場合、出力画像データは、2834×2834画素となる。画像処理部702は、データ受信部701から受け取った入力画像データ(1000×1000画素)を変倍処理して、出力画像データ(2834×2834画素)とする。その変倍処理の方法としては、ニアレストネイバー、バイリニア、バイキュービック法などが存在し、処理の特性および処理速度を考慮して、適宜選択することができる。
このように画像処理部702は、記録設定情報に基づいて、入力画像データを記録用の出力画像データへ変換する。記録設定情報に補正処理情報が含まれている場合、画像処理部702は、入力画像データもしくは出力画像データに補正処理を施す。その画像の補正処理としては、画像全体の色を明るく、または暗くする明度調整、コントラスト調整、カラーバランスの調整の他、写真の記録を想定した逆光補正および赤目補正などの様々な補正が挙げられる。
記録処理部703は、画像処理部702から受け取った出力画像データを記録データに変換する。記録処理部703は、記録装置700において記録される画像が好適な色となるような変換処理を施す。記録データに変換する方法は、画面表示に利用する画像フォーマットから、記録用のインク色に変換する公知の色変換処理であればよく、種々の方法を採用することができる。例えば、記録装置700において用いるインクとして、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)および、ブラック(K)の4色のインクを想定する。その場合、記録処理部703は、画像処理部702において生成されレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3色の画像データをC,M,Y,Kの4色のインク色に対応する記録データに変換する。このような変換には、色分解テーブルを用いる。色分解テーブルは、R,G,Bの3つの濃度値をC,M,Y,Kのインク色の濃度値に変換するためのテーブルである。記録データの画素毎に色分解テーブルを利用して、R,G,Bの濃度値をC,M,Y,Kのインク色の濃度値を変換する。
記録処理部703は、ルックアップテーブルなどの画像処理パラメータを用いる出力階調補正およびハーフトーニングなどの画像処理によって、画像データを記録データに変換する。さらに記録処理部703は、変換された記録データに基づいて、記録媒体にインクを吐出して画像を記録する。
(第1の実施形態)
以下、上述した基本構成を含む本発明の第1実施形態について説明する。本実施形態においては、上述した基本構成を前提として、画像が記録された記録物を提供する。本実施形態においては、トレイに嵌め込んだ記録媒体に画像を縁なし記録する。以下においては、このような縁なし記録に用いるトレイの構成について説明する。
<トレイの構成>
図5は、上記のようなCD,DVDなどのプリンタブルディスクに対する縁なし記録に用いるトレイの説明図であり、そのトレイは、搬送用トレイ800とアダプタトレイ804とを含む。図5(a)は搬送用トレイ800の平面図であり、搬送用トレイ800は、アダプタトレイ804が交換可能に嵌め込まれる嵌め込み部801と、位置調整用の反射板802,803と、を有する。図5(b)は、搬送用トレイ800に嵌め込まれるアダプタトレイ804の平面図であり、アダプタトレイ804は、CD,DVDなどの記録媒体806が嵌め込まれる嵌め込み部805を有する。嵌め込み部805は、記録媒体806を所定の保持領域に保持する保持部を構成する。図5(c)は、アダプタトレイ804の嵌め込み部に嵌め込まれる記録媒体806の平面図である。図5(d)は、アダプタトレイ804の断面図である。
記録装置700には、前述した基本構成と同様にトレイ搬送部が設けられており、搬送用トレイ800が差し込まれることにより、その搬送用トレイ800上の記録媒体806に画像を記録することができる。前述した基本構成の場合と同様に、搬送用トレイ800が搬送ローラとピンチローラとの間に噛みこまれることによって、搬送用トレイ800の搬送力が生じる。そのため、搬送用トレイ800は、その搬送に耐えられる構成となっていなければならず、例えば、厚みがあるプラスチックなどの硬質部材によって構成される。
アダプタトレイ804は、縁なし記録によってインクが記録媒体806から外れたトレイ上に吐出された場合に、そのインクを吸収可能な素材によって構成されている。例えば、アダプタトレイ804の表面の素材は、コート紙や光沢紙などのインクジェット記録紙とする。
本例のアダプタトレイ804は、図5(d)のように、コート層901とベース層902との層構成となっている。コート層901の主成分は、多孔性粒子系および高分子系などであり、多孔性粒子系としては、例えば、シリカゲル(siica gel)が挙げられる。また、高分子系としては、例えば、ゼラチン(gelatin)が挙げられる。
コート層901は、多孔性粒子系のコート紙素材とすることができる。多孔性粒子系のコート紙素材は、粒子間の隙間にインクを吸収して浸透させる素材である。コート層901にインクを吸収すること、アダプタトレイ804の表面におけるインクの膨潤を少なくすることができる。ベース層902は、木材または草などから抽出したパルプ、あるいは化学合成繊維などによるいわゆる印画紙とすることができる。ベース層902は、必ずしもインクを吸収する素材でなくてもよい。ベース層902は、記録媒体806が嵌め込まれる嵌め込み部805を形成するため、嵌め込まれた記録媒体806が大きく歪まないように、ある程度の強度をもつ素材、例えば、紙を重ねた積層構造の厚紙などによって形成する。アダプタトレイ804は、少なくとも1つ以上の記録媒体の嵌め込み部805を有すればよい。また、嵌め込み部805の周辺領域におけるアダプタトレイ804の表面の層は、インクを吸収可能な素材であればよく、本例の素材のみに限定されない。
また、本例においては、インクを吸収可能な素材によって、アダプタトレイ804の全表面にインクの吸収部が形成されている。しかし、インクの吸収部は、少なくとも保持領域に隣接する位置に備わればよい。例えば、縁なし記録によって、記録媒体806の周縁部の一部分においてのみ余白(マージン)を形成せずに画像を記録する場合には、その一部分に隣接する位置にインクの吸収部を備えればよい。つまり、記録媒体806の保持領域の少なくとも一部と隣接する位置に、インクの吸収部を備えればよい。また、縁なし記録によって、記録媒体806の周縁部の全周部分において余白を形成せずに画像を記録する場合には、その全周部分と隣接する位置にインクの吸収部を備える。つまり、記録媒体806の保持領域の周囲にインクの吸収部を備える。
このように本実施形態においては、搬送用トレイにアダプタトレイが嵌め込まれ、そのアダプタトイレには、記録媒体を嵌め込むための領域が形成されている。さらに、アダプタトレイにおいて、記録媒体が嵌め込まれる領域の少なくとも周辺は、インク吸収層を形成する素材によって形成されている。このようなアダプタトレイを備えることにより、搬送用トレイの搬送精度の低下を抑えつつ、その搬送用トレイ上において、記録媒体に縁なし画像を記録(縁なし記録)することができる。
(第2の実施形態)
以下、上述した基本構成を含む本発明の第2実施形態について説明する。前述した第1の実施形態においては、アダプタトレイがインク吸収層を備えている。しかしながら、縁なし記録によってアダプタトレイ自体にインクが吐出されるため、縁なし記録を繰り返し実施した場合に、アダプタトレイのインク吸収層がインクを吸収できなくなるおそれがある。仮に、縁なし記録を実施する毎に、アダプタトレイを交換した場合には、縁なし記録に要するコストの上昇を招くおそれがある。
本実施形態は、縁なし記録に要するコストの削減を図るものであり、以下、本実施形態を図6(a)に基づいて説明する。前述した第1の実施形態と同様な部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図6(a)は、本実施形態におけるアダプタトレイ804の断面図である。このアダプタトレイ804は、コート層901(1)、ベース層902、コート層901(2)層構成であり、アダプタトレイ804には、その両面に記録媒体806を嵌め込み可能な嵌め込み部805が形成されている。この嵌め込み部805は、アダプタトレイ804の両面のそれぞれに個別に形成してもよい。また、嵌め込み部805は、アダプタトレイの一方の面に記録媒体806を嵌め込み可能な嵌め込み部と、アダプタトレイの一方の面に記録媒体806を嵌め込み可能な嵌め込み部と、の少なく一部が共通するように形成してもよい。
本例のアダプタトレイ804は、ベース層902の両面のそれぞれにインク吸収層を形成するコート層が形成されており、一方の面側のコート層をコート層901(1)とし、他方の面側のコート層をコート層901(2)とする。このようにアダプタトレイ804の両面に、コート層901(1),901(2)によってインク吸収層が形成されているため、それらのコート層を用いて、縁なし記録時のインクを吸収することができる。すなわち、まず、一方のコート層にインクを吸収させるように縁なし記録を実施し、そのコート層がインクを吸収できなくなったときに、搬送用トレイ800上においてアダプタトレイ804を裏返する。これにより、他方のコート層にインクを吸収させるように縁なし記録を実施することができる。
このように、複数の記録媒体806に対する縁なし記録を繰り返す場合に、アダプタトレイ804を裏返して利用することができる。アダプタトレイ804を裏返しても記録媒体806が搬送用トレイ800上の同じ位置となるように、嵌め込み部801,805が形成されている。したがって記録装置は、アダプタトレイ804の裏返しの如何に拘わらず、同じ記録位置において記録媒体806に画像を縁なし記録することができる。また、アダプタトレイ804の少なくとも一方の面に、複数の同形状の嵌め込み部805、あるいは複数の異なる形状の嵌め込み部805を設けることにより、1つのアダプタトレイ804を用いて、複数の記録媒体に対して画像を縁なし記録することができる。
(第3の実施形態)
次に、上述した基本構成を含む本発明の第3実施形態を図6(b)に基づいて説明する。前述した第1の実施形態と同様な部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図6(b)のように、アダプタトレイ804の少なくとも一方の表面に、縁なし記録の実施回数に関する情報を記録するための記録回数判定領域(記録部)1102を設けてもよい。この領域1102には、アダプタトレイ804を利用して縁なし記録を実施した場合に、縁なし記録の実施回数に関する情報が記録される。1つのアダプタトレイ804を用いて実施可能な縁なし記録の回数は、記録媒体の材質、インクの成分、およびインクの吐出量などに基づいて、予め設定しておく。
例えば、1つのアダプタトレイ804の縁なし記録の実施回数が4回と設定されている場合を想定する。この場合には、領域1102は、実施回数の4回に対応する大きさの記録予定領域を含み、縁なし記録を1回実施する毎に、その縁なし記録時に、記録予定領域の4分の1の領域をインクによって埋める。縁なし記録を4回繰り返されたときには、領域1102の全てがインクによって埋められる。これにより、仮に、同じアダプタトレイ804を用いて5回目の縁なし記録を実施した場合に、アダプタトレイ804からインクが溢れるおそれがあることを知らせることができる。すなわち、アダプタトレイ804を使用するユーザは、領域1102を見ることによって、アダプタトレイ804を用いた実施済みの縁なし記録の回数、および縁なし記録の残りの実施可能回数を認知することができる。
前述した第2の実施形態のように、アダプタトレイ804の両面を用いて縁なし記録が実施可能な場合には、アダプタトレイ804の両面の少なくとも一方に、領域1102を設定することができる。
(第4の実施形態)
前述した第3の実施形態においては、縁なし記録の実施回数に応じて、記録回数判定領域(情報記録部)1102をインクによって埋めることにより、縁なし記録可能な回数を認知させる。しかし、領域1102を用いて縁なし記録可能な回数を認知させる方法は、このような方法のみに限定されない。
この第4の実施形態においては、図6(c)のように、記録回数判定領域1102に対して、予め、縁なし記録可能な回数が数値によって記載されている。例えば、1つのアダプタトレイ804によって実施可能な縁なし記録の回数が4回の場合には、領域1102に、4,3,2,1の数値を予め記載しておく。そして、縁なし記録を実施する毎に、数値の4,3,2,1の順にしたがって、1つの数値の上にバツ(×)を記録する。ユーザは、バツ(×)を記録されていない領域1102の数値を確認することにより、縁なし記録が可能な残りの回数を認知することができる。
第3および第4の実施形態においては、縁なし記録を実施する毎に、領域1102に対する記録位置が変更される。そのため、例えば、領域1102に対する記録の前に、光学センサによってアダプタトレイ804の領域1102の画像を読み取り、その読み取った画像を解析して、領域1102において既に記録されている領域を判定する。そして、その判定結果に基づいて、縁なし記録の実施時に、領域1102内において既に記録されている領域以外の領域に対して、予め設定されている順序にしたがって記録をすることができる。
また、光学センサによって領域1102の記録情報を読み取り、縁なし記録の実施回数が既に最大となっていて、仮に、さらなる縁なし記録を実施した場合には、アダプタトレイがインクを吸収できないおそれがあると判断することができる。このような状況にある場合には、その状況を記録装置700においてメッセージとして表示してもよい。このように、領域1102を利用して縁なし記録の実施可能な回数を認知させる方法として、種々の方法を採用することができる。
このように本実施形態におけるアダプタトレイは、縁なし記録の実施可能な回数を示す記録回数判定領域を有するため、ユーザに縁なし記録の実施可能な回数を認知させることができる。例えば、記録装置に備えた情報処理部によって、1つのトレイを用いて実施可能な縁なし記録の実施可能回数から、その1つのトレイを用いて実施された縁なし記録の実施回数を減じて、残りの実施可能回数を算出する。そして、記録装置に備えた表示部によって、その算出した残りの実施可能回数、および領域1102に記録された情報のうちの少なくとも一方を表示する。
(他の実施形態)
本発明は、シリアルスキャン方式のインクジェット記録装置に対してのみならず、インクによって縁なし記録が可能な種々の記録方式の記録装置に対して広く適用することができる。要は、インクを付与することによって縁なし記録が可能な記録装置であればよく、例えば、フルライン方式の記録装置であってもよい。
上述した実施形態は本発明の効果を得るための一手段であり、類似の別手法を用いたとしても、異なるパラメータを用いたとしても、本発明と同等の効果が得られる場合は、本発明の範疇に含まれる。また本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ(読取装置)、プリンタ(記録装置)等)から構成されるシステムにも適用することができる。また本発明は、1つの機器からなる装置(例えば、プリンタ(記録装置)、複写機、ファクシミリ装置等)にも適用することができる。
また、本発明の目的は、以下の構成によっても達成することができる。すなわち、まずは、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を用意し、それをシステムあるいは装置に供給する。次に、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現し、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。また、前述した実施形態の機能は、読み出したプログラムコードをコンピュータが実行する以外によっても実現することができる。例えば、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現することもできる。このような構成も本発明に含まれる。
また、本発明の目的は、以下の構成によっても達成することができる。すなわち、まずは、コンピュータに挿入された機能拡張カード、あるいはコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを書き込む。その後、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張カードあるいは機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能を実現する。このような構成も本発明に含まれる。
100 情報処理装置
700 記録装置
800 搬送用トレイ
801 嵌め込み部
804 アダプタトレイ
805 嵌め込み部(保持部)
1102 記録回数判定領域(情報記録部)

Claims (35)

  1. 搬送手段による搬送を伴いながら記録手段からインクが付与されることによって記録が行われる記録媒体を保持可能なアダプタトレイを保持するためのトレイであって、
    光ディスクを取り付け可能な取り付け部と、
    前記記録媒体を保持可能な保持領域と、前記保持領域に隣接する位置に配されたインクの吸収部と、を有するアダプタトレイを、前記吸収部が前記記録手段側に露出するように着脱可能に保持するアダプタトレイ保持部と、
    を備えることを特徴とするトレイ。
  2. 前記アダプタトレイは前記記録媒体を嵌め込み可能な嵌め込み部を有し、前記保持領域は前記嵌め込み部内の領域であることを特徴とする請求項1に記載のトレイ。
  3. 前記吸収部は、前記保持領域の周囲に位置することを特徴とする請求項1または2に記載のトレイ。
  4. 前記保持領域は、前記アダプタトレイの一方の面の第1保持領域と、前記トレイの他方の面の第2保持領域と、を含み
    前記吸収部は、前記第1保持領域および前記第2保持領域の各々に隣接する位置に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のトレイ。
  5. 前記アダプタトレイは、縁なし記録の実施回数に関する情報を記録可能な情報記録部を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のトレイ。
  6. 前記情報記録部は、1つのアダプタトレイを用いて実施可能な前記縁なし記録の実施可能回数に関する情報と、前記1つのアダプタトレイを用いて実施された前記縁なし記録の実施回数に関する情報と、の記録が可能であることを特徴とする請求項5に記載のトレイ。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のトレイと、前記記録手段と、前記搬送手段とを有し、
    前記アダプタトレイに保持された記録媒体に、前記記録手段によって画像を縁なし記録することを特徴とする記録装置。
  8. 請求項5または6に記載のトレイと、
    前記アダプタトレイに保持された記録媒体に、インクよって画像を縁なし記録する記録部と、
    前記情報記録部に記録された前記情報を読み取る読み取り部と、
    を備えることを特徴とする記録装置。
  9. 前記記録部は、前記読み取り部によって読み取られた前記情報に基づいて、前記縁なし記録を実施する毎に、前記縁なし記録の実施回数に関する情報を前記情報記録部に記録することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 前記情報記録部には、1つのアダプタトレイを用いて実施可能な前記縁なし記録の実施可能回数に関する情報と、前記1つのアダプタトレイを用いて実施された前記縁なし記録の実施回数に関する情報と、が記録され、
    前記読み取り部は、前記情報記録部から、前記実施可能回数に関する情報と前記実施回数に関する情報を読み取り、
    前記記録装置は、前記実施可能回数から前記実施回数を減じた残りの実施可能回数に関する情報を算出する情報処理部をさらに備えることを特徴とする請求項8または9に記載の記録装置。
  11. 前記情報記録部に記録された前記情報、および前記残りの実施可能回数に関する情報のうちの少なくとも一方を表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の記録装置。
  12. 請求項10または11に記載の記録装置に接続される情報処理装置であって、
    前記記録装置から、前記実施可能回数に関する情報、および前記実施回数に関する情報を取得する情報取得部と、
    前記実施可能回数から前記実施回数を減じた残りの実施可能回数に関する情報を算出する情報処理部と、
    前記情報記録部に記録された前記情報、および前記残りの実施可能回数に関する情報のうちの少なくとも一方を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  13. 記録媒体を保持可能な保持領域と、前記保持領域に隣接する位置に配されたインクの吸収部と、を有するアダプタトレイを、前記吸収部を露出させるようにトレイの位置検出マークが設けられた第1の面側の前記位置検出マークと異なる領域に設けられたアダプタトレイ保持部に装着する工程と、
    前記トレイが搬送手段によって搬送可能となるように前記トレイを設置する工程と、
    前記第1の面と前記記録媒体に記録をおこなう記録手段が対向するように設置された前記トレイを搬送手段によって搬送し、前記記録手段側から前記位置検出マークを利用して前記トレイの位置を検出する工程と、
    前記搬送手段を用いて前記トレイの所定方向の搬送を伴いながら、前記保持領域に保持された前記記録媒体に前記吸収部が露出する方向からインクを付与することによって、前記保持領域に保持された前記記録媒体に縁なし記録を行う工程と、
    を含むことを特徴とする記録方法。
  14. 搬送手段による搬送を伴いながら記録手段からインクが付与されることによって記録が行われる記録媒体を保持可能な保持領域と、前記保持領域に隣接して位置するインクの吸収部と、縁なし記録の実施回数に関する情報を記録可能な情報記録部と、を備えるアダプタトレイの前記情報記録部から、1つのアダプタトレイを用いて実施可能な前記縁なし記録の実施可能回数に関する情報と、前記1つのアダプタトレイを用いて実施された前記縁なし記録の実施回数に関する情報と、を読み出す工程と、
    前記実施可能回数から前記実施回数を減じた残りの実施可能回数に関する情報を算出する算出工程と、
    前記情報記録部に記録された前記情報、および前記残りの実施可能回数に関する情報のうちの少なくとも一方を表示する表示工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  15. 請求項14に記載の情報処理方法を実行するためのプログラムコードが記憶された記憶媒体。
  16. 搬送手段によって搬送される搬送トレイに着脱可能であり、前記搬送手段による前記搬送トレイの前記搬送を伴いながら記録手段からインクが付与されることによって記録が行われる記録媒体を保持するアダプタトレイであって、
    前記記録媒体を保持するための保持領域と、前記保持領域に隣接する位置に配されたインクの吸収部と、を備え
    前記保持領域は、前記アダプタトレイの一方の面の位置する第1保持領域に前記記録媒体を保持する第1保持部と、前記アダプタトレイの一方の面の裏の他方の面の位置する第2保持領域に前記記録媒体を保持する第2保持部と、を含み
    前記吸収部は、前記第1保持領域および前記第2保持領域の少なくとも一方に隣接して位置することを特徴とするアダプタトレイ。
  17. 前記アダプタトレイは、前記記録媒体を嵌め込み可能な嵌め込み部を有し、前記保持領域は前記嵌め込み部内の領域であることを特徴とする請求項16に記載のアダプタトレイ。
  18. 前記吸収部は、前記保持領域の周囲に設けられていることを特徴とする請求項16または17に記載のアダプタトレイ。
  19. 前記アダプタトレイは、複数の記録媒体を保持するための前記保持領域を有し、
    前記吸収部は、前記複数の記録媒体各々の保持領域の間に設けられていることを特徴とする請求項16から18のいずれか1項に記載のアダプタトレイ。
  20. 前記保持領域に保持された記録媒体を有することを特徴とする請求項16から19のいずれか1項に記載のアダプタトレイ。
  21. 前記アダプタトレイは、縁なし記録の実施回数の情報を記録可能な情報記録部を備えることを特徴とする請求項16から20のいずれか1項に記載のアダプタトレイ。
  22. 前記情報記録部は、1つのアダプタトレイを用いて実施可能な前記縁なし記録の実施可能回数に関する情報と、前記1つのアダプタトレイを用いて実施された前記縁なし記録の実施回数に関する情報と、の記録が可能であることを特徴とする請求項21に記載のアダプタトレイ。
  23. 前記情報記録部は、所定のサイズ記録領域を含み、
    前記情報記録部は、前記縁なし記録を実施する毎に前記実施回数に関する情報を記録可能な記録領域を含み、
    前記記録領域は、前記実施可能回数分の情報の記録が可能なサイズであることを特徴とする請求項22に記載のアダプタトレイ。
  24. 前記情報記録部は、前記実施可能回数に関する情報が記録された記録領域を含み、
    前記記録領域は、前記縁なし記録を実施する毎に前記実施回数に関する情報を記録可能な領域を含むことを特徴とする請求項22に記載のアダプタトレイ。
  25. 搬送手段によって搬送される搬送トレイに着脱可能であり、前記搬送手段による前記搬送トレイの前記搬送を伴いながら記録手段からインクが付与されることによって記録が行われる記録媒体を保持するアダプタトレイであって、
    前記記録媒体を保持するための保持領域と、前記保持領域に隣接する位置に配されたインクの吸収部と、縁なし記録の実施回数の情報を記録可能な情報記録部と、を備えることを特徴とするアダプタトレイ。
  26. 前記アダプタトレイは、前記記録媒体を嵌め込み可能な嵌め込み部を有し、前記保持領域は前記嵌め込み部内の領域であることを特徴とする請求項25に記載のアダプタトレイ。
  27. 前記吸収部は、前記保持領域の周囲に設けられていることを特徴とする請求項25または26に記載のアダプタトレイ。
  28. 前記アダプタトレイは、複数の記録媒体を保持するための前記保持領域を有し、
    前記吸収部は、前記複数の記録媒体各々の保持領域の間に設けられていることを特徴とする請求項25から27のいずれか1項に記載のアダプタトレイ。
  29. 前記保持領域に保持された記録媒体を有することを特徴とする請求項25から28のいずれか1項に記載のアダプタトレイ。
  30. 前記情報記録部は、1つのアダプタトレイを用いて実施可能な前記縁なし記録の実施可能回数に関する情報と、前記1つのアダプタトレイを用いて実施された前記縁なし記録の実施回数に関する情報と、の記録が可能であることを特徴とする請求項25から29のいずれか1項に記載のアダプタトレイ。
  31. 搬送手段による搬送を伴いながら記録手段からインクが付与されることによって記録が行われる記録媒体を保持可能なアダプタトレイを保持するためのトレイであって、
    前記記録媒体を保持可能な保持領域と、前記保持領域に隣接する位置に配されたインクの吸収部と、をアダプタトレイの一方の面と他方の面にそれぞれ設けられている前記アダプタトレイを、前記吸収部が前記記録手段側に露出するように着脱可能に保持するアダプタトレイ保持部を備えることを特徴とするトレイ。
  32. 搬送手段による搬送を伴いながら記録手段からインクが付与されることによって記録が行われる記録媒体を保持可能なアダプタトレイを保持するためのトレイであって、
    前記記録媒体を保持可能な保持領域と、前記保持領域に隣接する位置に配されたインクの吸収部と、縁なし記録の実施回数に関する情報を記録可能な情報記録部と、を有する前記アダプタトレイを、前記吸収部が前記記録手段側に露出するように着脱可能に保持するアダプタトレイ保持部を備えることを特徴とするトレイ。
  33. 搬送手段による搬送を伴いながら記録手段からインクが付与されることによって記録が行われる記録媒体を保持可能なアダプタトレイを保持するためのトレイであって、
    前記記録媒体を保持可能な保持領域と、前記保持領域に隣接する位置に配された前記記録手段によって吐出されたインクの吸収部と、を有するアダプタトレイを、前記吸収部が露出するように着脱可能に保持するアダプタトレイ保持部と、
    前記搬送手段による搬送において、前記記録手段側の検出手段によって前記記録手段と対向する前記トレイの位置を光の反射を利用して検出するための反射性能を有する部材から成る位置検出マークと、
    を備え、
    前記位置検出マークと前記アダプタトレイ保持部とは、前記トレイの同じ面において異なる領域に設けられることを特徴とするトレイ。
  34. 前記位置検出マークは、前記トレイが搬送される際に前記搬送手段と接触しない位置に設けられることを特徴とする請求項33に記載のトレイ。
  35. 請求項29または30に記載のトレイと、前記搬送手段と、検出手段を有し、
    前記搬送手段は、対のローラであり、
    前記対のローラが前記トレイを噛み込んだ後に前記検出手段によって前記トレイの位置検出マークを検出することによって前記トレイの位置を検出することを特徴とする記録装置。
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