JP6829975B2 - 構造物 - Google Patents
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Description
また、本発明の他の目的は、地震時に梁部材に掛かる荷重の分布を考慮して梁部材の変形能力を向上させることである。
また、拡張部の高さ方向における端面が矩形形状であるとき、拡張部の端位置において梁部材の断面性能が著しく変化する。したがって、梁端部における断面性能の不連続変化を緩和するという本発明の効果がより際立って発揮されるようになる。
上記の構成では、プレート材のうち、接合箇所により近い部分(第二部分)では、長手方向において接合箇所に近付くほど、当該第二部分の断面係数が線形状に増加する。これにより、長手方向においてプレート材の第二部分が存する範囲では、梁部材の強度が線形状に変化するようになる。このような傾向を踏まえて梁部材を設計すれば、地震時に梁部材に掛かる荷重の大きさが梁部材の長手方向における位置に応じて変化することに対応させて、梁部材の強度を適切に設定することが可能となる。具体的に説明すると、地震時に梁部材に荷重が掛かったとき、上記の構成であれば、荷重分布に対応しながら梁部材が変形(延伸)するようになる。この結果、地震時の荷重に対する梁部材の強度(靱性)が向上する。
また上記の構成では、第二部分の中央部分に切り欠き部が設けられている。このような切り欠き部を形成することで、プレート材において、接合箇所からの距離に応じて断面係数が線形状に変化する部分(第二部分)をより容易に設けることが可能となる。つまり、上記の構成では、プレート材中に第二部分を設けることによる効果(具体的には、地震時の荷重に対する梁部材の強度を向上させるという効果)を比較的簡単に得ることが可能となる。
このような構成であれば、プレート材中の第二部分において、接合箇所からの距離に応じて断面係数を線形状に変化させることがより容易となる。つまり、上記の構成では、プレート材中に第二部分を設けることによる効果(具体的には、地震時の荷重に対する梁部材の強度を向上させるという効果)をより一層簡単に得ることが可能となる。
上記の構成では、プレート材が溶接にて梁部材のウェブ部に固定されている。このような構成の下では、プレート材の端部(接合箇所により近い側の端部)に切り欠き部を設けることがより有利となる。具体的に説明すると、プレート材の端部に切り欠き部を設けることで、切り欠き部の形成によってプレート材の縁が増加する。その分、より大きな溶接しろ(溶接長)が確保されるため、プレート材がより強固にウェブ部に固定されるようになる。
上記の構成では、頂点部から延出する二つの外縁部の各々が直線状に延出している。これにより、高さ方向における外縁部とウェブ部の中央との距離が徐々に変化するという構成を、より容易に実現することが可能となる。
上記の構成では、プレート材がウェブ部の中央を境界として上下対称な形状となっている。このような構成であれば、プレート材がより単純な形状となるため、成形し易いものとなる。また、頂点部の位置がより明確となるため、当該頂点部をウェブ部の中央部に配置することがより容易になる。
また、本発明の構造物によれば、地震時に梁部材に掛かる荷重の分布を考慮して梁部材の強度(変形能力)を適切に設定し、これにより地震時の荷重に対する梁部材の強度(靱性)を向上させることが可能となる。
第一実施形態について図1、図2A及び図2Bを参照しながら説明する。図1は、第一実施形態に係る躯体中の一部を示す斜視図である。図2A及び図2Bは、第一実施形態に係る梁部材(具体的には、後述する形鋼梁10)を示す図であり、図2Aは、上面図であり、図2Bは、側面図である。なお、梁部材の形状は、その長手方向中央を境にして対称的な形状となっているため、図2A及び図2Bでは、梁部材のうち、長手方向一端側半分のみを図示している。
また、柱部材20の外表面に形鋼梁10の長手方向端面を突き当てた状態で溶接にて形鋼梁10を柱部材20に接合させてもよい。かかる接合方式を採用した場合には、柱部材20の外表面に形鋼梁10を溶接した箇所が、形鋼梁10と柱部材20との接合箇所に該当する。
第二実施形態について図5及び図6を参照しながら説明する。図5は、第二実施形態に係る形鋼梁10の側面図である。図6は、図5中のプレート材16周辺の拡大図である。なお、第二実施形態に係る形鋼梁10の形状は、その長手方向中央を境にして対称形状となっているため、図5では、当該形鋼梁10のうち、長手方向一端側半分のみを図示している。
以上までに本発明の構造物、具体的には梁端部接合構造について具体例を挙げて説明してきたが、その内容は、あくまでも一例に過ぎず、特に、プレート材の形状については上述した形状以外にも考えられる。例えば、上述の実施形態では、プレート材15,16の頂点部15a、16dから延出した外縁部15b、16eが直線状に延出していることとしたが、図10に示すように、外縁部17bが頂点部17aから曲線状(弧状)に延出してもよい。図10は、第一の変形例に係るプレート材17の形状を示す図である。
10 形鋼梁(梁部材)、11 フランジ部
12 ウェブ部、13 スカラップ
14 拡張部、15 プレート材
15a 頂点部、15b 外縁部
16 プレート材
16a 第一部分、16b 第二部分
16c 切り欠き部、16d 頂点部
16e 外縁部
17 プレート材
17a 頂点部、17b 外縁部
18 プレート材
18a 板片、18b 頂点部、18c 外縁部
20 柱部材(被接合部材)
21 接合プレート、22 ダイヤフラム
100 梁部材、101 柱
102 フランジ部、103 拡張部
Claims (6)
- フランジ部とウェブ部とを有する梁部材と、該梁部材の長手方向端部が接合される被接合部材とを有する構造物であって、
前記長手方向端部に位置する前記フランジ部には、前記梁部材の幅方向において前記フランジ部の端から張り出して前記長手方向端部の幅を拡張させる拡張部が設けられ、
該拡張部の高さ方向における端面は、矩形形状であって、
前記ウェブ部にプレート材が固定されており、
前記梁部材の長手方向において前記プレート材のうち、前記長手方向端部と前記被接合部材との接合箇所により近い側の端が、前記拡張部の前記接合箇所からより離れている側の端と同じ位置にあり、又は、前記長手方向において前記プレート材の一部が、前記拡張部が設けられている範囲と重なり合う位置にあり、
前記プレート材のうち、前記長手方向において前記接合箇所からより離れている側の端部は、前記梁部材の高さ方向において前記ウェブ部の中央に配置された頂点部と、前記長手方向において前記頂点部から前記接合箇所側に延出した外縁部と、を備え、
前記高さ方向における前記外縁部と前記ウェブ部の中央との距離が、前記頂点部から離れるほど長くなっていることを特徴とする構造物。 - 前記プレート材は、前記長手方向において前記接合箇所からより離れている第一部分と、前記長手方向において前記接合箇所により近く前記第一部分と連続している第二部分とを有し、
前記第二部分には、前記高さ方向における前記第二部分の中央部を前記長手方向において前記第一部分側とは反対側から切り欠くことで、前記第一部分と前記第二部分が連続した状態で切り欠き部が形成され、
該第二部分は、前記長手方向における前記第二部分の前記接合箇所からより離れている側の端から前記接合箇所により近い側の端に向かうにつれて、前記長手方向を法線方向とする前記プレート材の断面の断面係数が線形状に増加するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の構造物。 - 前記切り欠き部は、前記第二部分の中央部を、前記長手方向において前記第一部分側の端を頂点とし、前記第一部分側とは反対側の端を辺とする三角形状に切り欠くことで形成されていることを特徴とする請求項2に記載の構造物。
- 前記プレート材は、前記ウェブ部に溶接にて固定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の構造物。
- 前記頂点部から二つの前記外縁部が延出しており、
二つの前記外縁部のうちの一方は、前記高さ方向において前記ウェブ部の中央よりも上方に位置し、他方は、前記高さ方向において前記ウェブ部の中央よりも下方に位置し、
二つの前記外縁部の各々は、直線状に延出していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の構造物。 - 前記プレート材は、前記高さ方向における前記ウェブ部の中央を境界として対称な形状となっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の構造物。
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