JP6964422B2 - 構造物 - Google Patents
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Description
また、突出部がウェブの側面に取り付けられるので、フランジ部の側端に取り付けられる場合と比較して、拡張部の端位置付近に突出部を設けることが容易になる。
また、地震時に梁部材に荷重が掛かった際には、梁部材での荷重分布に順応して梁端部が適切に変形(延伸)するようになる。これにより、地震時の荷重に対する梁部材の靱性が向上する。
また、突出部の各々が梁部材の長手方向に沿って延出している。このような構成であれば、突出部が梁部材の長手方向に沿って延びている分、突出部による効果(強度の不連続変化を緩和させる効果)が適切に発揮されるようになる。
上記の構成では、突出部のうち、被接合部材に近い側の端部をなす第一部分では、突出量が均一となっており、第一部分と隣接する第二部分では、被接合部材から離れるほど突出量が小さくなっている。このような構成であれば、突出部の第二部分が設けられている範囲では、強度の不連続変化を緩和させることが可能となる。また、突出部の第一部分が設けられている範囲では、強度を十分に確保することが可能となる。
あるいは、前記突出部の突出方向における前記第二部分の外側端面は、湾曲面であってもよい。
上記2つの構成のうち、いずれかの構成であれば、被接合部材から離れるほど突出量が小さくなるような形状に第二部分を成形することが容易になる。
上記の構成では、突出部が、梁部材の長手方向において被接合部材に近い側から、第一部分、第二部分及び第三部分を有する。第一部分及び第三部分では、突出量が均一となっている。また、被接合部材に近い第一部分の突出量が、被接合部材から離れた第三部分の突出量よりも大きくなっている。このような構成であれば、梁端部中、突出部が取り付けられている部分において、より被接合部材に近い側で強度を確保することが可能となる。
上記の構成では、拡張部が上面視で矩形形状となっている。このような構成であれば、拡張部の端位置において強度が著しく変化(増加)するので、ウェブ部に突出部を設けて梁端部における強度の不連続変化を緩和するという効果がより有意義に発揮される。
10 形鋼梁(梁部材)
10a 梁端部(長手方向端部)
11 フランジ部
12 ウェブ部
13 スカラップ
14 拡張部
15 リブ(突出部)
15a 前端部(第一部分)
15b 中間部(第二部分)
15c 後端部(第三部分)
20 柱部材(被接合部材)
21 接合プレート
22 ダイヤフラム
35 変形例に係るリブ(突出部)
35a 前端部(第一部分)
35b 前側切り欠き部(第二部分)
35c 後側切り欠き部
35d 後端部
101 梁部材
101a 梁端部
102 柱
103 フランジ部
104 ウェブ部
105 拡張部
Claims (7)
- 一対のフランジ部及びウェブ部を有する梁部材と、該梁部材の長手方向端部が接合される被接合部材と、を有する構造物であって、
前記長手方向端部に位置する前記フランジ部の側端から張り出すように設けられた拡張部と、
前記ウェブ部の側面から突出した突出部と、を有し、
該突出部には、前記梁部材の長手方向において前記被接合部材から離れるほど前記ウェブ部の側面からの突出量が小さくなる部分が設けられ、
前記突出部は、
前記梁部材の幅方向の側面において前記拡張部と同じ側に設けられ、
前記長手方向において前記拡張部が設けられている範囲と隣り合う位置、又は前記拡張部のうち前記被接合部材に遠い側の端部と、前記突出部のうち前記被接合部材に近い側の端部とが重なり合う位置に設けられ、
前記長手方向に沿って延出していることを特徴とする構造物。 - 前記突出部は、前記梁部材の高さ方向における前記ウェブ部の中央を境にして対称となるように一対設けられていることを特徴とする請求項1に記載の構造物。
- 前記突出部は、前記長手方向において前記被接合部材に近い側の端部をなす第一部分と、前記長手方向において前記第一部分と隣接する第二部分と、を有し、
前記第一部分では、前記長手方向における前記第一部分の一端から他端に亘って前記突出量が一定であり、
前記第二部分では、前記長手方向において前記被接合部材から離れるほど前記突出量が小さくなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の構造物。 - 前記突出部の突出方向における前記第二部分の外側端面は、前記長手方向及び前記突出方向の各々に対して傾いた傾斜面であることを特徴とする請求項3に記載の構造物。
- 前記突出部の突出方向における前記第二部分の外側端面は、湾曲面であることを特徴とする請求項3に記載の構造物。
- 前記突出部は、前記長手方向において前記第一部分とは反対側で前記第二部分と隣接する第三部分を更に有し、
該第三部分では、前記長手方向における前記第三部分の一端から他端に亘って前記突出量が一定であり、
前記第一部分の前記突出量が前記第三部分の前記突出量よりも大きいことを特徴とする請求項3又は4に記載の構造物。 - 前記梁部材の高さ方向における前記拡張部の端面は、矩形形状であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の構造物。
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JP2017059415A JP6964422B2 (ja) | 2017-03-24 | 2017-03-24 | 構造物 |
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JP2018162570A JP2018162570A (ja) | 2018-10-18 |
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- 2017-03-24 JP JP2017059415A patent/JP6964422B2/ja active Active
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JP2018162570A (ja) | 2018-10-18 |
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