JP6826851B2 - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自動販売機の商品収納装置に係り、特に、商品通路に収納された商品を下方へ搬出する商品搬出部に対向して通路出口板が配置された自動販売機の商品収納装置に関する。
従来から、自動販売機の商品収納装置において、商品通路に収納された商品を下方へ搬出する商品搬出部に対向して通路出口板が配置されている。この通路出口板は、例えば、図10に示すように、板状部材から形成された出口板本体51と、出口板本体51の左右の縁部52から突出する6つの係合突起部53とを有する。出口板本体51を左右両側から挟むように配置される一対の側板の係合孔に係合突起部53が係合することで一対の側板に通路出口板が固定される。そして、係合突起部53の係合位置を一対の側板に沿って変更することにより、出口板本体51が移動して商品通路の幅を調整することができる。
一般的に、通路出口板は1枚の板状部材から形成されるため、出口板本体51と係合突起部53は一体に同じ厚みで形成されることになる。ここで、通路出口板を支持する係合突起部53には出口板本体51と比較して大きな負荷がかかるため、通路出口板の厚みは係合突起部53に要求される強度に応じて決定される。このため、出口板本体51を薄く形成することが困難であった。
そこで、出口板本体を薄く形成する技術として、例えば、特許文献1には、変形することなく円滑に前後方向に動かすことができる自動販売機の商品収納装置が開示されている。この商品収納装置は、通路規制板の略上端に設けた係合部が通路規制板の端部を折り曲げてカーリングされているので、係合部の強度を維持しつつ通路規制板の一部を薄く形成することができる。
特許第5315924号公報
しかしながら、特許文献1の商品収納装置は、通路規制板を折り曲げて形成するため、その折り曲げ部分において無用な材料が使用されて厚みも大きくなるといった問題があった。また、通路規制板の形状が複雑であるため、製造工程が増加して、その製造に大きな労力を要していた。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、通路出口板において係合突起部の強度を維持しつつ出口板本体を全体的に薄く形成した自動販売機の商品収納装置を提供することを目的とする。また、商品通路側からの圧力に対する通路出口板自体の強度を向上した自動販売機の商品収納装置を提供することも目的とする。
この発明に係る自動販売機の商品収納装置は、上下方向に延びる一対の側板の間に商品通路が形成され、商品通路に収納された商品を下方へ搬出する商品搬出部に対向して通路出口板が配置された自動販売機の商品収納装置であって、通路出口板は、一対の側板に両側から挟まれるように配置された出口板本体と、出口板本体において側板に対向する縁部から突出して、対向する側板に係合する複数の係合突起部とを有し、複数の係合突起部のうち少なくとも1つは、出口板本体とは別体で形成されて出口板本体に取り付けられた突起形成部からなるものである。
ここで、突起形成部は、出口板本体の表面に当接しつつ所定方向に延びるように形成された延在部を有することが好ましい。
また、突起形成部は、出口板本体の縁部において上下方向に離れた位置に2つの係合突起部を形成し、延在部が出口板本体の縁部に沿って上下方向に延びるように形成されて2つの係合突起部を架橋することができる。
また、2つの係合突起部は、延在部の上端部近傍と下端部近傍に形成することができる。
また、突起形成部は、出口板本体より大きな厚みで係合突起部を形成することが好ましい。
また、延在部は、出口板本体において商品通路の反対側の表面に配置することが好ましい。
また、出口板本体は、商品通路に突出する凸部を形成するために商品通路の反対側に凸部に対応する凹部が形成され、延在部は、凹部に渡すように配置することが好ましい。
また、突起形成部は、出口板本体の一対の側板に対向する縁部において上下方向に同じ位置に2つの係合突起部を形成し、延在部が上下方向と直交する方向に延びるように形成されて2つの係合突起部を架橋することができる。
また、一対の側板に対向する縁部の間において中間部近傍を出口板本体の表面に当接しつつ上下方向に延びるように形成された補助部材をさらに有することができる。
また、複数の係合突起部は、出口板本体の一対の側板に対向する縁部において上下方向に同じ位置に同形状で形成することができる。
この発明によれば、複数の係合突起部のうち少なくとも1つが出口板本体とは別体で形成されて出口板本体に取り付けられた突起形成部からなるので、通路出口板において係合突起部の強度を維持しつつ出口板本体を全体的に薄く形成した自動販売機の商品収納装置を提供することが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る商品収納装置を備えた自動販売機の構成を示す図である。 実施の形態1に係る商品収納装置の内部の構成を示す図である。 実施の形態1に係る商品収納装置の外部の構成を示す図である。 実施の形態1の通路出口板の構成を示す斜視図である。 実施の形態1の通路出口板を製造する様子を示す図である。 実施の形態2の通路出口板の構成を示す斜視図である。 実施の形態2の通路出口板を製造する様子を示す図である。 実施の形態3に係る通路出口板の構成を示す斜視図である。 ビードが形成された突起形成部の構成を示す図である。 従来の通路出口板の構成を示す斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1に、この発明の実施の形態1に係る商品収納装置を備えた自動販売機の構成を示す。この自動販売機は、いわゆるサーペンタイン式の自動販売機であり、前部を開閉する扉部1と、扉部1の内側に配置された複数の商品収納装置2と、商品収納装置2の下方に設けられた傾斜部3とを有する。
扉部1は、自動販売機の前部に開閉可能に取り付けられ、下部近傍には商品Mを取り出すための取出口1aが形成されている。
傾斜部3は、商品収納装置2から下方に搬出された商品Mを扉部1の取出口1aに導くもので、後部から前部に向かって下方に傾斜するように配置されて、前部が取出口1aに接続されている。
商品収納装置2は、例えば缶、ビン、およびペットボトルなどの商品Mを収納するためのもので、自動販売機に対して前後方向および左右方向に並べて配置されている。商品収納装置2は、それぞれ、上部に配置されたガイド板4と、下部に配置された商品搬出部5と、ガイド板4と商品搬出部5とを接続するように上下方向に延びるシュート部6とを有する。
図2に、商品収納装置2の構成を詳細に示す。
この商品収納装置2は、自動販売機に並べて配置される複数の商品収納装置2のうち、最も前部側に配置されるものである。なお、図2では、商品搬出部5は省略されている。
ガイド板4は、商品Mを所定の位置へガイドするもので、前部から後部へ向かって下方に傾斜するように配置されている。具体的には、5つのガイド板4が、上下方向D1に互いに間隔を空けて並べて配置されており、ガイド板4の間に6つの投入口4aが形成される。
シュート部6は、商品Mを下方へ導くもので、3つのシュート部6が前後方向D2に互いに間隔を空けて並べて配置されている。シュート部6は、それぞれ、上下方向D1に連接された複数のシュート板7と、シュート板7に取り付けられた複数のフラッパ8と、シュート板7の下方に配置された通路出口板10とを有する。
シュート板7は、それぞれ湾曲形状を有し、湾曲方向を同じにして上下方向D1に順次連接されている。ここで、前後方向D2に隣り合うシュート部6は、シュート板7の配列ピッチが上下方向D1にほぼ半ピッチずれるように配置されている。これにより、隣り合うシュート部6の間に、蛇行しつつ上下方向D1に延びる商品通路9が形成される。この時、シュート部6は、商品通路9が投入口4aに連通するように、ガイド板4に対応して配置される。
フラッパ8は、シュート板7から商品通路9内へ突出するように配置されている。このフラッパ8は、シュート板7に対して上下方向D1に回動可能に取り付けられると共に上方へ向けて付勢されている。
通路出口板10は、商品通路9の下部において前部側または後部側の側壁を形成するもので、1つの商品通路9に対して1つの通路出口板10が配置されている。この通路出口板10は、前後方向D2に移動可能に形成されており、これにより商品通路9の下部の前後方向D2の幅が調整される。
商品搬出部5は、図1に示すように、2つの通路出口板10の中間部において隣り合う2つの商品通路9を隔てるように配置されている。このため、通路出口板10は、商品通路9を挟んで商品搬出部5に対向するように配置されることになる。商品搬出部5は、商品通路9において最も下方に位置する商品Mを下側から支持し、その支持を解除することで商品Mを順次下方に搬出するものである。
さらに、商品収納装置2は、図3に示すように、ガイド板4、シュート部6および商品搬出部5を左右方向D3から挟むように配置された一対の側板12を有する。この側板12は、ガイド板4、シュート部6および商品搬出部5を係合して支持するものである。側板12の下部近傍には、通路出口板10を係合するための係合孔13が形成されている。
次に、通路出口板10の構成を詳細に説明する。
図4に示すように、通路出口板10は、出口板本体14と、複数の係合突起部20a、20b、21a、21b、22aおよび22bとを有する。
出口板本体14は、上部近傍を商品通路9に突出させるための段部16と、下半部において商品通路9に突出する凸部17と、上下方向D1に延びるように形成された複数のビード18とを有する。
段部16は、出口板本体14において左右方向D3にわたって形成されており、これにより出口板本体14の上部近傍が商品通路9に突出される。出口板本体14の上部近傍が突出することにより、商品通路9の下部において蛇行形状が維持されると共に出口板本体14の強度が向上される。
凸部17は、商品Mを商品搬出部5側へガイドするもので、出口板本体14において左右方向D3にわたって形成されている。ここで、凸部17は、商品通路9に突出するように出口板本体14を折り曲げて形成されており、商品通路9の反対側の表面には凸部17に対応する凹部19が形成されることになる。
係合突起部20a、20b、21a、21b、22aおよび22bは、出口板本体14において上下方向D1に延びる一対の縁部14aおよび14b、すなわち一対の側板12に対向する縁部14aおよび14bから左右方向D3に突出するように形成されている。この時、係合突起部20aと係合突起部20b、係合突起部21aと係合突起部21b並びに係合突起部22aと係合突起部22bは、それぞれ、一対の縁部14aおよび14bにおいて上下方向に同じ位置に同形状で形成されている。具体的には、係合突起部20aおよび20bは一対の縁部14aおよび14bにおいて上部近傍に配置され、係合突起部21aおよび21bは一対の縁部14aおよび14bにおいて中央部近傍に配置され、係合突起部22aおよび22bは一対の縁部14aおよび14bにおいて下部近傍に配置されている。
ここで、係合突起部20aおよび20bは、出口板本体14と一体に形成、すなわち出口板本体14と同じ板状部材から形成されている。このため、係合突起部20aおよび20bは、出口板本体14と同じ厚みで形成されることになる。また、係合突起部20aおよび20bは、出口板本体14とほぼ同一面内に位置するように形成されており、その中央部には左右方向D3に延びるビード23が形成されている。
一方、係合突起部21a、21b、22aおよび22bは、出口板本体14とは別体で形成されて出口板本体14に取り付けられた突起形成部24aおよび24bから形成されている。
突起形成部24aは、出口板本体14の縁部14aにおいて上下方向に離れた位置に係合突起部21aおよび22aを形成する。この突起形成部24aは、出口板本体14の縁部14aに沿って上下方向に延びて係合突起部21aおよび22aを架橋する延在部25aを有する。
延在部25aは、平板形状を有し、出口板本体14において商品通路9の反対側の表面に当接しつつ上下方向D1に延びるように形成されている。ここで、延在部25aは、出口板本体14に形成された凹部19を上下方向D1に渡すように配置される。
係合突起部21aおよび22aは、延在部25aの上端部近傍と下端部近傍に一体に形成されている。係合突起部21aおよび22aと延在部25aとの間には段部が設けられており、係合突起部21aおよび22aは出口板本体14とほぼ同一面内に配置されている。
同様に、突起形成部24bは、出口板本体14の縁部14bにおいて上下方向に離れた位置に係合突起部21bおよび22bを形成する。この突起形成部24bは、出口板本体14の縁部14bに沿って上下方向に延びて係合突起部21bおよび22bを架橋する延在部25bを有する。
延在部25bは、平板形状を有し、出口板本体14において商品通路9の反対側の表面に当接しつつ上下方向D1に延びるように形成されている。ここで、延在部25bは、出口板本体14に形成された凹部19を上下方向D1に渡すように配置される。
係合突起部21bおよび22bは、延在部25bの上端部近傍と下端部近傍に一体に形成されている。係合突起部21bおよび22bと延在部25bとの間には段部が設けられており、係合突起部21bおよび22bは出口板本体14とほぼ同一面内に配置されている。
ここで、突起形成部24aおよび24bは、出口板本体14より大きな厚みを有し、これにより係合突起部21a、21b、22aおよび22bは出口板本体14より大きな厚みで形成される。例えば、出口板本体14を0.7mmの厚みで形成し、係合突起部21a、21b、22aおよび22bを1.6mmの厚みで形成することができる。
このように、出口板本体14の一対の縁部14aおよび14bから突出する係合突起部21a、21b、22aおよび22bは、図3に示すように、出口板本体14を挟むように配置された一対の側板12に設けられた係合孔13に係合される。係合孔13は、前後方向D2に延びるように形成されており、係合孔13に沿って係合突起部21a、21b、22aおよび22bの係合位置を変更することにより出口板本体14を前後方向D2に変位させて商品通路9の幅が調整される。
次に、この実施の形態1の動作について説明する。
まず、図1に示す自動販売機において、扉部1が開かれて、投入口4aから商品Mが順次投入される。投入口4aから投入された商品Mは、ガイド板4により商品通路9へ導かれて、商品通路9を蛇行しつつ下方に落下する。
そして、商品Mは、商品通路9の下部に到達し、通路出口板10に沿って下方へ導かれる。この時、通路出口板10は、図4に示すように、出口板本体14の上部近傍が段部16により商品通路9に突出している。これにより、商品通路9の下部において蛇行形状が維持されており、商品Mを安定して下方へ案内することができる。
このようにして、出口板本体14に沿って下方へ案内された商品Mは、商品搬出部5により下側から支持される。これにより、商品Mは、商品通路9に沿って積み上がるように収納される。そして、商品Mは、商品搬出部5の支持が順次解除されることにより1つずつ下方へ搬出される。この時、出口板本体14には商品通路9に突出するように凸部17が形成されており、この凸部17により商品Mがガイドされて商品搬出部5側に順次移動される。これにより、商品Mが商品搬出部5の近傍に位置するため、商品Mを商品搬出部5により確実に支持することができる。
ここで、通路出口板10は、商品通路9を落下する商品Mまたは商品通路9に収納された商品Mからの荷重に対して変形しないような強度を有する必要がある。特に、通路出口板10の下部近傍に設けられた係合突起部22aおよび22bと中間部近傍に設けられた係合突起部21aおよび21bは、商品Mから大きな荷重がかかる傾向がある。
従来、図10に示すように、係合突起部53と出口板本体51とが一体に形成されていたため、出口板本体51のみを薄く形成することが困難であった。すなわち、係合突起部53は商品Mからの荷重に耐えるように厚みを所定の大きさに維持する必要があり、これに応じて出口板本体51の厚みも大きく形成されていた。
本発明においては、係合突起部21a、21b、22aおよび22bは、突起形成部24aおよび24bにより出口板本体14とは別体で形成されて出口板本体14に取り付けられている。このため、係合突起部21a、21b、22aおよび22bのみを商品Mからの荷重に応じた厚みで形成することができ、係合突起部21a、21b、22aおよび22bの強度を維持しつつ出口板本体14を全体的に薄く形成することができる。
例えば、出口板本体14の厚みを0.7mmで形成すると共に係合突起部21a、21b、22aおよび22bの厚みを1.6mmで形成することができる。これにより、係合突起部21a、21b、22aおよび22bと出口板本体14は、図10に示す通路出口板を1.6mmの厚みで形成した時とほぼ同等の強度を有することができる。
なお、係合突起部20aおよび20bには、ビード23が形成されており、これにより係合突起部20aおよび20bの強度が向上されている。
さらに、突起形成部24aおよび24bは、延在部25aおよび25bが出口板本体14の表面に当接しつつ上下方向D1に延びるように形成されている。これにより、出口板本体14を支持することができ、出口板本体14を薄く形成してもその強度を高く維持することができる。
特に、出口板本体14は、凸部17が商品Mにより常に押圧されるため、強度が低い場合には凹部19が拡がるように上下方向D1に変形するおそれがある。本発明においては、延在部25aおよび25bが、出口板本体14において凹部19に渡すように配置されており、出口板本体14の変形を抑制することができる。
なお、出口板本体14には、複数のビード18が形成されており、これにより出口板本体14自体の強度を向上することができる。
また、延在部25aおよび25bは、出口板本体14において商品通路9の反対側の表面に配置されている。さらに、係合突起部21a、21b、22aおよび22bは、出口板本体14とほぼ同一面内に配置されている。このため、突起形成部24aおよび24bは、商品通路9内に配置されておらず、接触により商品Mが損傷することを抑制することができる。
このようにして、商品搬出部5から搬出された商品Mは、傾斜部3により扉部1の取出口1aに導かれて、取出口1aから取り出される。
このように、係合突起部20a、20b、21a、21b、22aおよび22bのうち係合突起部21a、21b、22aおよび22bは、出口板本体14とは別体で形成されて出口板本体14に取り付けられた突起形成部24aおよび24bからなるため、係合突起部21a、21b、22aおよび22bの強度を維持しつつ出口板本体14を全体的に薄く形成することができる。
次に、通路出口板10の製造方法について説明する。
まず、図5(a)に示すように、平らな板状部材を変形して出口板本体14が形成される。出口板本体14は、例えば、プレス加工などにより板状部材を変形して形成することができる。出口板本体14としては、例えば、冷間圧延鋼板などの金属から構成することが好ましい。
また、図5(b)に示すように、平らな板状部材を変形して突起形成部24aおよび24bが形成される。突起形成部24aおよび24bは、出口板本体14と同様に、プレス加工などにより形成することができる。突起形成部24aおよび24bとしては、出口板本体14と同じ材料から構成することが好ましい。
このように、突起形成部24aおよび24bは、出口板本体14とは別体で形成される。これにより、出口板本体14の厚みを突起形成部24aおよび24bより薄く形成することができ、出口板本体14に用いられる材料の量を低減することができる。
続いて、突起形成部24aおよび24bは、出口板本体14の所定の位置に配置されて出口板本体14に取り付けられる。突起形成部24aおよび24bは、例えば、溶接および加締めなどにより出口板本体14に固定することができる。
このようにして、図4に示す通路出口板10を製造することができる。このように、別体で形成された突起形成部24aおよび24bを出口板本体14に取り付けるだけで通路出口板10を製造することができ、通路出口板10を少ない工程で容易に製造することができる。
なお、突起形成部24aおよび24bは、出口板本体14に板状部材を配置した後で、プレス加工などにより変形して形成することもできる。
実施の形態2
実施の形態1では、突起形成部24aが上下方向に離れた位置に2つの係合突起部21aおよび22aを形成すると共に突起形成部24bが上下方向に離れた位置に2つの係合突起部21bおよび22bを形成したが、係合突起部20a、20b、21a、21b、22aおよび22bのうち少なくとも1つが出口板本体14とは別体で形成されて出口板本体14に取り付けられた突起形成部から構成されていればよく、これに限られるものではない。
例えば、図6に示すように、実施の形態1において、突起形成部24aおよび24bに変えて突起形成部26aおよび26bを配置すると共に出口板本体14に固定部27を形成することができる。
突起形成部26aは、出口板本体14の一対の縁部14aおよび14bの中央部近傍において上下方向D1に同じ位置に2つの係合突起部21aおよび21bを形成する。突起形成部26aは、上下方向D1に直交する左右方向D3に延びるように形成された延在部28aを有し、この延在部28aにより2つの係合突起部21aおよび21bが架橋されている。
突起形成部26bは、出口板本体14の一対の縁部14aおよび14bの下部近傍において上下方向D1に同じ位置に2つの係合突起部22aおよび22bを形成する。突起形成部26bは、左右方向D3に延びるように形成された延在部28bを有し、この延在部28bにより2つの係合突起部22aおよび22bが架橋されている。
このように、係合突起部20a、20b、21a、21b、22aおよび22bのうち係合突起部21a、21b、22aおよび22bは、出口板本体14とは別体で形成されて出口板本体14に取り付けられた突起形成部26aおよび26bからなるため、係合突起部21a、21b、22aおよび22bの強度を維持しつつ出口板本体14を全体的に薄く形成することができる。
次に、実施の形態2に係る通路出口板10の製造方法について説明する。
まず、図7(a)に示すように、平らな板状部材を変形して出口板本体14が形成される。出口板本体14は、例えば、プレス加工などにより板状部材を変形して形成することができる。この時、出口板本体14には、例えば切り起こしなどにより、挿通孔を有する固定部27が形成される。この固定部27は、出口板本体14の中央部近傍において左右方向D3に離れた2箇所と、出口板本体14の下部近傍において左右方向D3に離れた2箇所に形成される。また、固定部27の挿通孔は、左右方向D3に開口するように形成されている。出口板本体14としては、例えば、冷間圧延鋼板などの金属から構成することが好ましい。
続いて、図7(b)に示すように、細長く延びる平らな2つの板状部材29aおよび29bを固定部27の挿通孔に挿通する。そして、固定部27の挿通孔に挿通された状態で2つの板状部材29aおよび29bが変形されることで、突起形成部26aおよび26bを形成すると共に固定部27が押し付けられて加締められ突起形成部26aおよび26bを出口板本体14に固定する。なお、突起形成部26aおよび26bは、プレス加工などにより形成することができる。突起形成部26aおよび26bとしては、出口板本体14と同じ材料から構成することが好ましい。
なお、突起形成部26aおよび26bは、出口板本体14に溶接により固定することもできる。例えば、板状部材29aおよび29bを固定部27の挿通孔に挿通した後、板状部材29aおよび29bを溶接して固定部27に固定する。その後、プレス加工などにより板状部材29aおよび29bを変形して突起形成部26aおよび26bを形成することができる。
このようにして、図6に示す通路出口板10を製造することができる。このように、別体で形成された突起形成部26aおよび26bを出口板本体14に取り付けるだけで通路出口板10を製造することができ、その製造工程が少なく、通路出口板10を容易に製造することができる。
実施の形態3
実施の形態1および2において、通路出口板10は、出口板本体14の一対の縁部14aおよび14bの間において中間部近傍を出口板本体14の表面に当接しつつ上下方向D1に延びるように形成された補助部材をさらに有することができる。
例えば、図8に示すように、実施の形態1において、突起形成部24aと突起形成部24bとの間に補助部材31を配置することができる。この補助部材31は、延在部25aおよび25bと同様に、平板形状を有し、出口板本体14の表面に当接しつつ上下方向D1に延びるように形成され、凹部19に渡すように配置されている。補助部材31は、例えば溶接および加締めなどにより出口板本体14に取り付けることができる。
このように、補助部材31が、出口板本体14の中間部近傍において表面に当接しつつ上下方向D1に延びるように形成されるため、出口板本体14をより強固に支持することができ、出口板本体14をさらに薄く形成することができる。
なお、実施の形態1〜3において、突起形成部により形成される係合突起部には、ビードが形成されることが好ましい。例えば、図9に示すように、実施の形態1において、突起形成部24aは、係合突起部21aおよび22aにビード41を有することができる。同様に、突起形成部24bは、係合突起部21bおよび22bにビード41を有することができる。これにより、係合突起部21a、21b、22aおよび22bの強度が向上されるため、突起形成部24aおよび24bを薄く形成することができる。
1 扉部、1a 取出口、2 商品収納装置、3 傾斜部、4 ガイド板、4a 投入口、5 商品搬出部、6 シュート部、7 シュート板、8 フラッパ、9 商品通路、10 通路出口板、12 側板、13 係合孔、14 出口板本体、20a,20b,21a,21b,22a,22b 係合突起部、16 段部、17 凸部、18,23,41 ビード、19 凹部、24a,24b,26a,26b 突起形成部、25a,25b,28a,28b 延在部、27 固定部、29a,29b 板状部材、31 補助部材、D1 上下方向、D2 前後方向、D3 左右方向、M 商品。

Claims (2)

  1. 上下方向に延びる一対の側板の間に商品通路が形成され、前記商品通路に収納された商品を下方へ搬出する商品搬出部に対向して通路出口板が配置された自動販売機の商品収納装置であって、
    前記通路出口板は、
    前記一対の側板に両側から挟まれるように配置された出口板本体と、
    前記出口板本体において前記側板に対向する縁部から突出して、対向する前記側板に係合する複数の係合突起部と
    を有し、
    前記複数の係合突起部のうち少なくとも1つは、前記出口板本体とは別体で形成されて前記出口板本体に取り付けられた突起形成部からなり、
    前記突起形成部は、
    前記出口板本体の表面に当接しつつ所定方向に延びるように形成された延在部を有し、
    前記出口板本体の縁部において上下方向に離れた位置に2つの係合突起部を形成し、前記延在部が前記出口板本体の縁部に沿って上下方向に延びるように形成されて前記2つの係合突起部を架橋する自動販売機の商品収納装置。
  2. 上下方向に延びる一対の側板の間に商品通路が形成され、前記商品通路に収納された商品を下方へ搬出する商品搬出部に対向して通路出口板が配置された自動販売機の商品収納装置であって、
    前記通路出口板は、
    前記一対の側板に両側から挟まれるように配置された出口板本体と、
    前記出口板本体において前記側板に対向する縁部から突出して、対向する前記側板に係合する複数の係合突起部と
    を有し、
    前記複数の係合突起部のうち少なくとも1つは、前記出口板本体とは別体で形成されて前記出口板本体に取り付けられた突起形成部からなり、
    前記突起形成部は、
    前記出口板本体の表面に当接しつつ所定方向に延びるように形成された延在部を有し、
    前記延在部は、前記出口板本体において前記商品通路の反対側の表面に配置され、
    前記出口板本体は、前記商品通路に突出する凸部を形成するために前記商品通路の反対側に前記凸部に対応する凹部が形成され、
    前記延在部は、前記凹部に渡すように配置される自動販売機の商品収納装置。
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