JP6825742B1 - 施設利用管理システム、施設利用管理方法、及びプログラム - Google Patents

施設利用管理システム、施設利用管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】施設を利用予約した利用者に対して、施設のスタッフが介在することなく利用者に対してロッカー装置の利用に用いられるロッカーキーを発行することにより、施設のスタッフの業務負荷を軽減することを可能にするシステムを提供する。【解決手段】宿泊施設チェックインシステム100においてロッカーキー発行処理が実行されるため、前記ロッカー利用手続きを開始する利用開始操作が受け付けられた場合に、利用者の宿泊者情報が予約検索情報として入力され、前記宿泊者情報に基づいて前記予約照合処理が行われることによって、前記ロッカー利用手続きを行った利用者の宿泊予約があるか否かが判定される。【選択図】図10

Description

本発明は、施設利用管理システム、施設利用管理方法、及びプログラムに関する。
近年、ホテル、旅館等の宿泊施設において、フロントの省人化及びチェックイン手続きの効率化を図るために、利用者がフロント付近に設置されたチェックイン端末を自ら操作して前記チェックイン手続きを行うチェックインシステムが利用されている(例えば特許文献1参照)。
事前に宿泊予約をした利用者は、チェックインが可能な時刻を過ぎると、前記チェックイン端末を操作することにより、チェックイン手続を行うことができる。具体的には、前記チェックイン端末において、宿泊者の予約確認などが完了すると、前記チェックイン端末は、例えばカードタイプのルームキー(カードキー)を排出する。利用者は、前記チェックイン端末から前記カードキーを受け取って、所定の客室を解錠する。
ところで、前記宿泊施設では、宿泊者に対するサービスとして、チェックイン時刻前に施設に到着した利用者の荷物を一時的に預かるサービスを行っている。例えば、所謂コインロッカーを敷地内に有する宿泊施設においては、従来、利用者からの要請を受けて、フロントスタッフがフロント端末を操作し、当該利用者が宿泊予約者であるかどうか確認し、宿泊予約者である場合に限り、フロントスタッフが前記コインロッカーのロッカーキーを発行して、利用者に手渡している。
特開2019−32749号公報
しかしながら、チェックイン時刻前に利用者にロッカーの使用を許可する場合、上述したように、フロントスタッフが、利用を求める利用者の対応や、利用者が宿泊予約者であるか否かの確認作業を行う必要がある。また、ロッカーキーの発行処理、ロッカーキーを利用者に渡す作業などもフロントスタッフが行うため、宿泊施設のフロント業務の負荷が増加し、フロントスタッフの負担が大きいという問題がある。このような問題は、宿泊施設に限らず、前記コインロッカーなどのロッカー装置を設置しているスポーツ施設や、空港などにおいても生じ得る。
本発明の目的は、ホテルなどの施設を利用予約した利用者に対して、施設のスタッフが介在することなく利用者に対してロッカー装置の利用に用いられるロッカーキーを発行することにより、施設のスタッフの業務負荷を軽減することを可能にする施設利用管理システム、施設利用管理方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の一の局面に係る施設利用管理システムは、施設を利用予約した利用者の前記施設に対するチェックイン手続を受け付けるチェックイン装置と、物品を収容可能な複数のロッカーを有するロッカー装置を管理するロッカー管理装置と、を備える。
前記チェックイン装置は、第1受付処理部と、第2受付処理部と、ロッカーキー発行処理部と、を備える。
前記第1受付処理部は、前記ロッカー装置の利用手続に関する操作入力を受け付ける。前記第2受付処理部は、前記操作入力が受け付けられた場合に、前記利用者の予約情報を検索するための予約検索情報の入力を受け付ける。前記ロッカーキー発行処理部は、前記第2受付処理部によって受け付けられた前記予約検索情報に基づいて前記利用者の前記利用予約に関する予約情報があると判定された場合に、前記ロッカー装置の利用に必要なロッカーキーを発行する。
このように構成されているため、利用者によるロッカー装置の利用申請にあたり、施設のスタッフが介在することなく利用者に対してロッカー装置の利用に用いられるロッカーキーを発行することが可能となる。これにより、施設のスタッフの業務負荷を軽減することができる。
本発明に係る施設利用管理システムでは、前記ロッカーキー発行処理部は、前記操作入力の受付日の前記利用予約に関する前記予約情報があると判定された場合に、前記ロッカーキーを発行する。
この構成であれば、前記操作入力の受付日に宿泊予約をしていない利用者に対してロッカーキーが発行されず、前記受付日に宿泊予約をしている利用者に対してロッカーキーが発行される。これにより、前記受付日に宿泊予約をしていない利用者によるロッカー装置の使用を制限することができる。
本発明に係る施設利用管理システムでは、前記ロッカーキー発行処理部は、現在時刻が前記利用者のチェックインを受付可能なチェックイン可能時刻よりも前である場合に前記ロッカーキーを発行し、前記現在時刻が前記チェックイン時刻を過ぎている場合に前記ロッカーキーを発行しない。
この構成であれば、前記操作入力が受け付けられている時刻(現在時刻)が前記チェックイン可能時刻を過ぎている場合のロッカーキーの発行が禁止される。チェックイン可能時刻以降は、利用者は、チェックイン手続きを完了してルームキーを発行すれば、利用者自身の客室に荷物を保管することができる。そのため、前記現在時刻が前記チェックイン可能時刻を過ぎている場合は、前記ロッカーキーの発行を禁止することにより、ロッカー装置のロッカーの空きが確保される。
前記チェックイン装置は、前記現在時刻が前記チェックイン可能時刻を過ぎている場合に、前記チェックイン装置の表示部に前記チェックイン手続を促すメッセージを表示する第1表示処理部を更に備える。
この構成であれば、前記現在時刻が前記チェックイン時刻を過ぎている場合に、利用者に対してチェックイン手続きを勧めることができる。
前記チェックイン装置は、問い合わせ処理部を更に備える。前記問い合わせ処理部は、前記利用者の前記予約情報があると判定された場合に、前記ロッカー管理装置に未使用ロッカーがあるか否かを問い合わるせる問い合わせ要求を送信する。前記ロッカーキー発行処理部は、前記問い合わせ処理部による前記問い合わせ要求に応じて前記ロッカー管理装置から前記未使用ロッカーに関する未使用情報を受信した場合に、前記未使用情報に対応する前記未使用ロッカーの前記ロッカーキーを発行する。
この構成であれば、ロッカー装置に未使用ロッカーがある場合に限り、ロッカーキーが発行される。
前記チェックイン装置は、第2表示処理部と、第3受付処理部と、を更に備える。前記第2表示処理部は、前記未使用情報を受信した場合に、前記未使用ロッカーの識別情報及び収容容積を前記チェックイン装置の表示部に表示する。前記第3受付処理部は、前記未使用ロッカーを選択する選択操作の入力を受け付ける。
この構成であれば、ロッカー装置に未使用ロッカーがあり、且つ、利用者によって前記未使用ロッカーが選択された場合に限り、前記ロッカーキーが発行される。
本発明に係る施設利用管理システムでは、前記第2表示処理部は、前記未使用情報が複数の前記未使用ロッカーに関する情報である場合に、前記複数の未使用ロッカーそれぞれの前記識別情報及び前記収容容積を前記チェックイン装置の表示部に表示する。また、前記ロッカーキー発行処理部は、前記複数の未使用ロッカーのいずれかを選択する前記選択操作が前記第3受付処理部によって受け付けられた場合に、前記選択操作に対応する前記未使用ロッカーの前記ロッカーキーを発行する。
この構成であれば、ロッカー装置に複数の未使用ロッカーがあり、且つ、利用者によっていずれか一つの未使用ロッカーが選択された場合に限り、前記ロッカーキーが発行される。これにより、利用者は、所望するロッカーを任意に選択することができる。
前記チェックイン装置は、前記施設に対する前記利用者のチェックイン処理を実行するチェックイン処理部を更に備える。また、前記チェックイン処理部は、前記ロッカーキー発行処理部によって発行された前記ロッカーキーに対応する前記ロッカーが使用中である場合に前記チェックイン処理を中断し、前記ロッカーキーに対応する前記ロッカーの使用が終了した場合に、前記チェックイン処理を継続する。
この構成であれば、利用者がロッカー装置のロッカーを使用中である場合は、その利用者に対するチェックイン処理が中断される。一方、利用者がロッカーの使用を終了している場合は、チェックイン処理が継続される。これにより、ロッカーから荷物が取り出された場合だけチェックイン処理が継続されるため、ロッカーの空きを確保することができる。
前記ロッカーキー発行処理部は、前記ロッカーキーを発行した場合に、当該ロッカーキーに対応する前記ロッカーの識別情報を前記ロッカー管理装置に送信する。また、前記ロッカー管理装置は、ステータス記憶部と、ステータス変更処理部と、を備える。前記ステータス記憶部は、前記複数のロッカーの使用状態を示すステータス情報を記憶する。前記ステータス変更処理部は、前記ロッカーの識別情報を受信した場合に、前記ロッカーの前記ステータス情報を未使用から使用予約中に変更する。
この構成であれば、本発明に係る施設利用管理システムが複数のチェックイン装置を備えている場合に、他のチェックイン装置による重複したロッカーキーの発行を防止することができる。
本発明の他の局面に係る施設利用管理方法は、施設を利用予約した利用者のチェックイン処理を実行するチェックインステップを含むであって、ロッカー装置の利用手続に関する操作入力を受け付ける第1受付ステップと、前記操作入力が受け付けられた場合に、前記施設の利用予約に関する前記利用者の予約情報を検索するための予約検索情報の入力を受け付ける第2受付ステップと、前記第2受付ステップによって受け付けられた前記予約検索情報に基づいて前記利用者の前記利用予約に関する予約情報があると判定された場合に、前記ロッカー装置の利用に必要なロッカーキーを発行するロッカーキー発行ステップと、を一又は複数のプロセッサにより実行する施設利用管理方法である。
本発明の他の局面に係るプログラムは、前記施設利用管理方法の各ステップを一又は複数のプロセッサに実行させるためのプログラム、又は、このようなプログラムを非一時的に記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として捉えることもできる。当該プログラムは、施設を利用予約した利用者のチェックイン処理を実行するチェックインステップを含み、ロッカー装置の利用手続に関する操作入力を受け付ける第1受付ステップと、前記操作入力が受け付けられた場合に、前記施設の利用予約に関する前記利用者の予約情報を検索するための予約検索情報の入力を受け付ける第2受付ステップと、前記第2受付ステップによって受け付けられた前記予約検索情報に基づいて前記利用者の前記利用予約に関する予約情報があると判定された場合に、前記ロッカー装置の利用に必要なロッカーキーを発行するロッカーキー発行ステップと、を一又は複数のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ホテルなどの施設を利用予約した利用者に対して、施設のスタッフが介在することなく利用者に対してロッカー装置の利用に用いられるロッカーキーを発行することにより、施設のスタッフの業務負荷を軽減することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムの構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムで利用される予約情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムで利用されるチェックイン情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末の一例を示す外観図である。 図6は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのロッカー装置の一例を示す外観図である。 図7は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される操作画面(トップ画面)の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される操作画面(ロッカー選択画面)の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのロッカー装置に表示される操作画面(受付画面)の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムにおいて実行されるロッカーキー発行処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムにおいて実行されるロッカー制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図12は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムにおいて実行されるチェックイン処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される各実施形態は、本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
〈第1実施形態〉
[宿泊施設チェックインシステム100]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステム100は、本発明の施設利用管理システムの一例であり、管理装置10と、一又は複数のチェックイン端末20(本発明のチェックイン装置の一例)と、ロッカー装置3を管理及び制御するロッカー制御装置40(本発明のロッカー管理装置の一例)とを含む。宿泊施設チェックインシステム100は、ホテル、旅館等の宿泊施設に導入される。
管理装置10は、例えば、宿泊施設のフロントや事務室などに配置され、利用者の予約情報を管理する。宿泊施設の管理者、従業員などのスタッフは、管理装置10を操作することが可能である。
チェックイン端末20は、宿泊客である利用者に操作される操作端末の一例である。チェックイン端末20は、例えば、宿泊施設のフロント付近に設置され、利用者によるチェックイン手続き及びチェックアウト手続きなどの操作を受け付ける。また、チェックイン端末20は、チェックイン前における利用者のロッカー利用手続きの操作を受け付ける。
ロッカー装置3は、宿泊施設内に設置されており、例えば、宿泊施設のフロント付近に設置される。ロッカー装置3は、複数のロッカー300(収容部)と、ロッカー制御装置40とを有する。ロッカー制御装置40は、ロッカー装置3に対する利用手続きの受入処理や、各ロッカー300の施錠及び解錠に伴う処理を実行する。
管理装置10、チェックイン端末20、及びロッカー装置3は、宿泊施設に設置される有線LAN又は無線LANなどの通信網N1を介して相互に通信可能である。チェックイン端末20は、1台設置されてもよいし複数台設置されてもよい。図1は、一例として、2台のチェックイン端末20を示している。なお、管理装置10は、宿泊施設の外部に配置され、通信網N1を介してチェックイン端末20と通信してもよい。
ここで、宿泊施設の利用者は、自身の利用者端末(不図示)を使用して、例えば、前記宿泊施設が運営又は管理するWEBサイトの宿泊予約ページにアクセスして宿泊予約を行う。管理装置10は、宿泊予約された予約内容を含む予約情報を取得して、当該予約情報を管理する。なお、上述した宿泊予約は、管理装置10で実行されてもよいし、管理装置10に通信網N1を介して接続された予約サーバ(不図示)で実行されてもよい。例えば前記予約サーバは、利用者から予約要求を受け付けて前記宿泊予約に伴う予約処理を実行し、予約が完了した場合に前記予約情報を管理装置10に送信する。前記利用者端末及び管理装置10は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網を介して通信可能である。
宿泊予約を行った利用者は、宿泊日に前記宿泊施設を訪れ、チェックイン端末20を操作してチェックイン手続きを行う。また、利用者は、必要に応じて、チェックイン端末20を操作して、ロッカー装置3のロッカー300を使用するためのロッカー利用手続きを行う。また、利用者は、必要に応じて、チェックイン端末20を操作してチェックアウト手続きを行う。また、利用者は、チェックイン手続き又はチェックアウト手続きにおいて、利用代金の決済手続きを行う。また、ロッカー300の利用料が発生する場合、利用者はロッカー利用手続きにおいて、利用代金の決済手続きを行う。
[管理装置10]
図2に示すように、管理装置10は、制御部11、記憶部12、操作表示部13、通信インターフェース14などを備える。管理装置10は、例えばパーソナルコンピュータ又はタブレット端末のような情報処理装置であってもよい。また、管理装置10は、所謂ホテル管理システム(Property Management System)を構築する情報処理装置又はクラウドサーバであってもよい。管理装置10は、宿泊予約を管理する予約管理機能に加えて、客室管理、会計管理、及び顧客管理などの各機能を備えてもよい。また、管理装置10は、利用者が使用するロッカー装置3のロッカー300の番号(ロッカー番号)や、ロッカー300を解錠するためのロッカーキーを含むロッカー情報を管理する機能(ロッカー情報管理機能)を備えてもよい。なお、前記ロッカー番号は、ロッカー300の識別情報である。
通信インターフェース14は、管理装置10を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介してチェックイン端末20及びロッカー制御装置40との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行する。また、通信インターフェース14は、管理装置10を有線又は無線で所定の通信網に接続し、当該通信網を介して前記利用者端末(不図示)などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行する。
操作表示部13は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザインターフェースである。
記憶部12は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶部である。記憶部12には、後述のロッカーキー発行処理(図10参照)や、ロッカー制御処理(図11参照)、チェックイン処理(図12参照)などの各処理を制御部11に実行させるための制御プログラムが記憶されている。これらの制御プログラムは、コンピュータ読取可能なCD又はDVDなどの記録媒体に非一時的に記録されており、管理装置10に電気的に接続されるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて、記憶部12に記憶される。
また、記憶部12には、前記利用者端末から受け付けた宿泊予約の情報(予約情報)を含む予約管理データ121(図3参照)と、利用者のロッカー利用に関する情報(ロッカー利用情報)を含むロッカー利用管理データ122(図4参照)とが記憶される。なお、予約管理データ121及びロッカー利用管理データ122は、管理装置10に所定の通信網を介して接続されるデータサーバ(不図示)に含まれてもよい。
予約管理データ121は、複数の予約情報を含むデータベースである。予約管理データ121は、各予約情報に含まれる利用者名(宿泊者名)などの宿泊者情報に対してキーワード(本発明の予約検索情報の一例)による検索処理や照合処理が可能なように、記憶部12に格納されている。なお、本実施形態では、予約管理データ121は、チェックイン後の利用者の宿泊状況の情報(宿泊情報)を示す宿泊客管理データを兼ねている。したがって、予約管理データ121には、利用者がチェックインしたか否かを示すチェックイン状況や、客室番号、発行済みのルームキーの識別情報など宿泊情報が前記予約情報とともに含まれる。なお、図3では、前記宿泊情報として前記チェックイン状況が示され予約管理データ121が例示されている。
ロッカー利用管理データ122は、複数の利用者のロッカー利用情報を含むデータベースである。ロッカー利用管理データ122は、各ロッカー利用情報に含まれる利用者名(宿泊者名)に対してキーワードによる検索処理や照合処理が可能なように、記憶部12に格納されている。なお、前記ロッカー利用情報は、前記予約情報とともに予約管理データ121に登録されていてもよい。
図3は、予約管理データ121の一例を示す図である。図3には、一例として、20XX年YY月1日以降に宿泊施設を利用する複数の利用者(宿泊者)それぞれの予約情報が登録された予約管理データ121が示されている。つまり、予約管理データ121には、利用者(P1,P2,P3,・・・)の宿泊予約の内容(予約内容)を含む予約情報が、管理番号(不図示)ごとに分けて複数登録されている。
前記予約情報には、宿泊日(宿泊予約日)、チェックイン可能時刻、予約者名、宿泊者名、客室数(部屋数)などの利用者属性を示す情報(利用者属性情報)が含まれている。なお、前記利用者属性情報として、利用人数や、利用者が宿泊日に宿泊施設に到着する予定の時刻(到着予定時刻)、利用者が宿泊施設に持参する利用者端末(スマートフォンなど)に設定されるメールアドレスなどの情報が前記予約情報に含まれていてもよい。
図4は、ロッカー利用管理データ122の一例を示す図である。図4には、一例として、宿泊日当日の利用者のロッカー利用に関する複数のロッカー利用情報が登録されたロッカー利用管理データ122が示されている。図4に示す例では、宿泊日当日(例えば20XX年YY月1日)の現在時刻における前記ロッカー利用情報が利用者ごとに示されている。
前記ロッカー利用情報には、宿泊日当日の利用者名、宿泊者名、ロッカー使用状態、ロッカー番号、及び発行済みのロッカーキーの識別情報(ロッカーキー識別情報)などのロッカー属性を示す情報(ロッカー属性情報)が含まれている。
ここで、前記ロッカー使用状態は、宿泊施設内に設置されたロッカー装置3に対する利用者の利用状況のことであり、そのステータス情報としては、ロッカー装置3の利用申請をしていないことを示す「未申請」、ロッカーキー発行済みであるがまだロッカー装置3を使用していない状況を示す「キー発行済み」、所定のロッカー300を現在使用していることを示す「使用中」、既に荷物(物品)が取り出されて使用が終了したことを示す「使用終了」などがある。前記ロッカー使用状態を示す前記ステータス情報は、後述のチェックイン処理(図12参照)において参照される。
前記ロッカー番号は、ロッカー装置3を利用するためのロッカー利用手続きにおいて利用者によって指定(選択)されたロッカー300の番号である。
前記ロッカーキー識別情報は、前記ロッカー利用手続きにおいて生成されるものであり、前記ロッカー利用手続き時に利用者によって指定されたロッカー300の施錠及び解錠に用いられるロッカーキーを特定するための情報である。本実施形態では、前記ロッカーキーとして、前記ロッカーキー識別情報を含む二次元コードや一次元コードなどの情報コードが用いられる。前記情報コードは、紙媒体などのシートに印刷されて、利用者に提供される。なお、前記ロッカーキーは、前記情報コード又は前記情報コードを含むシートに限られず、例えば、前記ロッカーキー識別情報を含む非接触ICカード(カードキー)であってもよい。前記ロッカーキーは、後述のロッカーキー発行処理(図10参照)が行われることにより発行される。
図4に示す例では、利用者P1〜P3については、前記ロッカー利用手続きが既に行われて、使用予定のロッカー300に対応するロッカーキーが発行されている状況が示されている。また、利用者P4については、ロッカーの利用申請が行われていない状況が示されている。また、利用者P5については、前記ロッカーキーが既に発行されて、前記ロッカーキーを用いてロッカー300を使用している状況が示されている。また、利用者P6及びP7については、使用していたロッカー300から荷物が取り出されて、既に使用を終了している状態が示されている。
制御部11は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。そして、制御部11は、前記ROM又は記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより管理装置10を制御する。
図2に示すように、制御部11は、予約処理部111、予約照合処理部112、更新処理部113などの各種の処理部を含む。予約照合処理部112は、予約判定処理部の一例である。制御部11は、前記CPUで前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。なお、制御部11に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。また、前記制御プログラムは、複数のプロセッサを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
予約処理部111は、前記利用者端末において宿泊予約の操作が行われた場合に、予約可能であるか否かを判定し、予約可能である場合に予約処理を実行する。予約処理が完了した場合、予約処理部111は、前記利用者端末に予約完了通知を送信し、前記宿泊者情報を含む前記予約情報を予約管理データ121(図3参照)に登録する。
なお、本実施形態では、管理装置10において予約処理が行われる例について説明するが、例えば、管理装置10と前記利用者端末との間に、利用者からの予約要求に応じて予約処理を実行する予約処理システムが介在してもよい。この場合、管理装置10は、前記予約処理システムから送られてきた予約情報を予約管理データ121に登録して管理する。
予約照合処理部112は、ロッカー利用手続き又はチェックイン手続きに用いられるチェックイン端末20から予約検索用のキーワード(予約検索情報)が入力された場合に、入力されたキーワードに基づいて、予約照合処理を実行する。前記予約照合処理は、予約管理データ121に登録されている複数の前記予約情報に前記キーワードに一致する情報を含む予約情報があるか否かを判定する処理である。前記予約照合処理は、チェックイン端末20を操作している利用者を認証する処理でもある。具体的には、予約照合処理部112は、入力された前記キーワードと前記予約管理データ121に含まれる複数の予約情報とを照合する。この場合、前記予約照合処理において、前記キーワードが入力された当日(手続き日、受付日)を宿泊日程に含む予約情報と前記キーワードとが照合される。
前記予約照合処理において、前記キーワードが利用者(予約者、宿泊者)の名称である場合に、前記予約情報に含まれる複数の利用者名それぞれが、前記キーワードと順次照合される。ここで、前記キーワードは、利用者の予約情報を特定することができる利用者固有の情報であり、具体的には、利用者の氏名を示すワードである。なお、前記予約情報に、利用者の予約情報を特定するための予約番号、電話番号、メールアドレスなどが含まれる場合は、これらの情報が前記キーワードとして用いられてもよい。これらの情報は、いずれも、宿泊施設の予約時に利用者によって提示された情報或いは管理装置10によって発行された情報である。チェックイン端末20に、前記キーワードとして利用者の氏名(人名)が入力され、そして、チェックイン端末20から送られてきた前記人名を示す情報(人名情報)を管理装置10が受け取ると、予約照合処理部112は、前記予約照合処理を実行し、前記人名情報と予約管理データ121の予約情報に含まれる利用者名(予約者名、宿泊者名)とを照合する。
前記予約照合処理によって前記キーワードに一致している人名情報があると判定されると、予約照合処理部112は、チェックイン端末20を操作した利用者を認証する。この場合、予約照合処理部112は、前記人名情報と前記予約情報とを関連付け、その後、前記人名情報に関連付けられた宿泊者名を含む予約情報を予約管理データ121から取得し、チェックイン端末20に送信する。
なお、チェックイン端末20において、チェックイン手続きに利用可能なQRコード(登録商標)などの情報コードが読み取られた場合は、前記情報コードに含まれるユーザID、予約番号などを上述した予約検索用のキーワードとして用いることも可能である。この場合、予約照合処理部112は、チェックイン端末20の読取部26で読み取られた前記情報コードから前記ユーザIDや前記予約番号を取得し、前記ユーザID又は前記予約番号を用いて前記予約照合処理を行う。なお、前記情報コード或いは前記情報コードに含まれる前記ユーザIDや前記予約番号は、本発明の予約検索情報の一例である。
また、チェックイン端末20において、宿泊施設が利用者に対して発行している会員カードが不図示の読取装置によって読み取られた場合は、前記会員カードに含まれる、ユーザID、会員の氏名(会員名)などを上述した予約検索用のキーワードとして用いることも可能である。この場合、予約照合処理部112は、前記会員カードから前記ユーザIDや前記会員名を取得し、前記ユーザID又は前記会員名を用いて前記予約照合処理を行う。なお、前記会員カードに含まれる前記ユーザIDや前記会員名は、本発明の予約検索情報の一例である。
また、チェックイン端末20において、チェックイン手続き時に読取部26によって旅券画像が読み取られた場合は、当該旅券画像の画像データをOCR処理することによって得られる氏名情報を上述した予約検索用のキーワードとして用いることも可能である。この場合、予約照合処理部112は、チェックイン端末20の読取部26で読み取られた前記旅券画像から前記氏名情報を取得し、前記氏名情報を用いて前記予約照合処理を行う。なお、前記旅券画像から取得された前記氏名情報は、本発明の予約検索情報の一例である。
更新処理部113は、宿泊施設における利用者のチェックイン手続きが完了した場合に、予約管理データ121(図3参照)を更新する。例えば、更新処理部113は、後述のロッカーキー発行処理(図10参照)や、ロッカー制御処理(図11参照)、チェックイン処理(図12参照)において、予約管理データ121やロッカー利用管理データ122に登録されていない情報がチェックイン端末20から送信されてきた場合、或いは、各管理データ121,122に登録されている情報とは異なる情報が送信されてきた場合に、各管理データ121,122に登録されている情報を更新する。
具体的には、更新処理部113は、後述のロッカーキー発行処理においてロッカーキーが発行された場合は、当該ロッカーキーの識別情報、及び利用予定のロッカー300の番号をロッカー利用管理データ122に登録し、前記ロッカー使用状態のステータス情報を「未申請」から「キー発行済」に更新する。また、後述のロッカー利用更新処理においてロッカーの利用開始を示す使用開始通知が送信されてきた場合は、ロッカー利用管理データ122における前記ロッカー使用状態のステータス情報を「使用中」に更新し、ロッカーの利用終了を示す使用終了通知が送信されてきた場合は、ロッカー利用管理データ122における前記ロッカー使用状態のステータス情報を「使用終了」に更新する。また、更新処理部113は、後述のチェックイン処理においてルームキーが発行されると、利用者のチェックインが完了したことを示す情報やチェックイン時刻などを予約管理データ121に登録する。
[チェックイン端末20]
図2に示すように、チェックイン端末20は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、カードキー発行部24、ロッカーキー発行部25、読取部26、通信インターフェース27、カメラ28(図5参照)などを備える。チェックイン端末20は、例えばパーソナルコンピュータのような情報処理装置であってもよい。
図5は、チェックイン端末20の一例を示す外観図である。チェックイン端末20において、利用者は操作表示部23をタッチ操作することが可能となっている。利用者は、操作表示部23に表示される操作画面を操作しながら、ロッカー利用手続き、チェックイン手続き、又はチェックアウト手続きを行う。カメラ28は、チェックイン端末20の上部に設けられており、例えば利用者の顔画像を撮像する。チェックイン端末20には、クレジットカードなどのカード類を挿入するカード挿入部、硬貨及び紙幣を投入する金銭投入部なども含まれる。
通信インターフェース27は、チェックイン端末20を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して管理装置10及びロッカー制御装置40との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザインターフェースである。
カメラ28は、利用者の画像を撮像してデジタル画像データとして出力するデジタルカメラである。カメラ28は、ネットワークカメラであってもよい。また、カメラ28は、チェックイン端末20の前の人を検知するセンサ機能を備えてもよい。
読取部26は、二次元コードや一次元コードなどの情報コードを読み取る。また読取部26は、利用者の旅券(パスポート)、宿泊施設が発行する会員カード、身分証明書などをスキャンする機能を備えてもよい。読取部26によって読み取られた情報は、制御部21によって管理装置10に送られて、管理装置10の記憶部12に記憶される。
カードキー発行部24は、ルームキーであるカードキー(物理キー)を発行(排出)する。チェックイン端末20における前記チェックイン手続き中に、カードキー発行部24は、制御部21の指示に基づいて前記カードキーを発行する。例えば、カードキー発行部24は、前記チェックイン手続きにおいて利用者が認証されると、当該利用者に対応する情報(客室ID、宿泊日情報など)を記憶させたICカード型の前記カードキーをチェックイン端末20から排出する。
前記カードキーは、前記客室の入口に設けられた解錠装置(通信装置)との間の通信処理を介して前記客室の解錠を行うICカードキーである。前記通信処理は、例えば非接触ICカードを利用した近距離無線通信手段が利用可能である。例えば、利用者は前記カードキーを前記解錠装置に近接させると、前記解錠装置が前記通信処理を介して前記カードキーの識別情報(客室IDなど)の照合を行い、照合に成功すると前記客室を解錠する。前記カードキーは、ICカードに限定されず、磁気カード、情報コードが紙媒体等に印刷された情報コードキー、鍵穴に挿入して施錠及び解錠を行うキーなどの物理キーであればどのようなタイプのものであってもよい。
ロッカーキー発行部25は、ロッカー装置3のロッカー300に用いられるロッカーキーを発行(排出)する。チェックイン端末20における前記ロッカー利用手続き中に、ロッカーキー発行部25は、制御部21の指示に基づいて前記ロッカーキーを発行する。例えば、カードキー発行部24は、前記ロッカー利用手続きにおいて利用者が認証されると、利用者が使用しようとするロッカー300に対応するロッカーキー識別情報を生成し、前記ロッカーキー識別情報を含む前記情報コードを紙媒体などのシートに印刷して、前記ロッカーキーとしてチェックイン端末20から排出する。前記ロッカーキーに含まれるロッカーキー識別情報が、ロッカー制御装置40に設けられた読取部44(図2参照)に読み取られると、ロッカー制御装置40は、前記ロッカーキー識別情報に対応するロッカー300を解錠する。
なお、前記ロッカーキーは、前記情報コードが印刷されたシートに限定されず、前記ロッカーキー識別情報が記憶されたICカード、磁気カードなどであってもよい。なお、前記情報コードは、必ずしも紙媒体などのシートに印刷される必要はなく、例えば、チェックイン端末20の操作表示部23に前記情報コードを表示させ、利用者が所有するスマートフォンなどの携帯端末に前記情報コードを画像として取り込ませるようにしてもよい。
記憶部22は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部22には、後述のロッカーキー発行処理(図10参照)や、ロッカー制御処理(図11参照)、チェックイン処理(図12参照)などの各処理を制御部21に実行させるための制御プログラムが記憶されている。これらの制御プログラムは、コンピュータ読取可能なCD又はDVDなどの記録媒体に非一時的に記録されており、チェックイン端末20に電気的に接続されるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて、記憶部22に記憶される。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりチェックイン端末20を制御する。
具体的に、制御部21は、図2に示すように、受付処理部211、表示処理部212、チェックイン処理部213、ルームキー発行処理部214、ロッカーキー発行処理部215、問い合わせ処理部216などの各種の処理部を含む。受付処理部211は、本発明の第1受付処理部、第2受付処理部、第3受付処理部の一例である。表示処理部212は、本発明の第1表示処理部、第2表示処理部の一例である。チェックイン処理部213は、本発明のチェックイン処理部の一例である。ロッカーキー発行処理部215は、本発明のロッカーキー発行処理部の一例である。また、問い合わせ処理部216は、本発明の問い合わせ処理部の一例である。制御部21は、前記CPUで前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。なお、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。また、前記制御プログラムは、複数のプロセッサを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受付処理部211は、宿泊施設の利用者がチェックイン端末20の操作表示部23を操作することにより入力された操作入力を受け付けるものであり、当該操作入力によって入力された入力情報を取得する。
例えば、受付処理部211は、本発明の第1受付処理部として、ロッカー装置3を利用するための前記ロッカー利用手続きに関する操作入力を受け付ける。具体的には、利用者が、図7に示すトップ画面23A(受付画面)において前記ロッカー利用手続きを開始する利用開始操作を行うと、受付処理部211は、前記ロッカー利用手続きをスタートするトリガ信号を取得する。ここで、前記利用開始操作は、利用者が、トップ画面23Aに表示されるロッカー利用ボタン61をタッチ操作することである。
また、受付処理部211は、本発明の第2受付処理部として、前記操作入力が受け付けられた場合に、利用者の予約情報を検索するための前記キーワード(予約検索情報)の入力を受け付ける。具体的には、トップ画面23Aに表示されるロッカー利用ボタン61がタッチ操作されると、利用者の氏名を入力するための入力欄を含む入力画面(不図示)が操作表示部23に表示される。そして、利用者の予約情報を検索するためのキーワードとして利用者の氏名が前記入力画面に入力されて、OKボタン(不図示)がタッチ操作されると、受付処理部211は、利用者の氏名を取得する。取得された利用者の氏名は、管理装置10に送信されて、その利用者の宿泊予約があるか否かを判定する前記予約照合処理に用いられる。
前記入力画面は、利用者の宿泊予約に関する他の情報、例えば、予約番号、電話番号、住所などの宿泊者情報が入力可能に構成されていてもよい。
なお、本実施形態では、受付処理部211が、前記入力画面が操作されることによって入力された利用者の氏名を予約検索用の前記キーワードとして受け付ける処理例について説明するが、本発明はこの処理例に限られない。例えば、ロッカー利用ボタン61がタッチ操作された後に、利用者が前記利用者端末(携帯端末)に表示された情報コードを読取部26(図5参照)に翳した場合に、受付処理部211が、読取部26によって読み取られた前記情報コードに含まれる前記宿泊者情報を前記キーワードとして取得してもよい。また、チェックイン端末20の読取部26が、利用者の旅券や前記会員カードに含まれる利用者の氏名などの情報を読み取る機能を備えている場合は、受付処理部211は、読取部26によって読み取られた情報(氏名情報、ユーザID、会員名など)を前記キーワードとして取得してもよい。
表示処理部212は、各種の情報を操作表示部23に表示させる。例えば、表示処理部212は、ロッカー利用手続きやチェックイン手続きに必要な情報を入力させるための各画面を操作表示部23に表示させる。具体的には、表示処理部212は、上述したトップ画面23A(図7参照)や、後述するロッカー選択画面23B(図8参照)などを操作表示部23に表示する処理を実行する。
また、表示処理部212は、その他の各種メッセージを操作表示部23に表示させる。具体的には、表示処理部212は、後述するロッカーキー発行処理において、操作表示部23に、前記チェックイン手続きを促すメッセージを表示する。本実施形態では、表示処理部212は、トップ画面23Aのロッカー利用ボタン61がタッチ操作されて、前記ロッカー利用手続きに関する操作入力が受け付けられると、現在時刻がチェックイン手続き可能な時刻(チェックイン可能時刻)を過ぎている場合に、前記チェックイン手続きを促すメッセージを操作表示部23に表示する。ここで、制御部21は、予約管理データ121を参照して、予約管理データ121に登録されている前記チェックイン可能時刻と前記現在時刻とを比較することによって、前記現在時刻が前記チェックイン可能時刻を過ぎているか否かを判定する。
チェックイン処理部213は、前記チェックイン手続きにおいてチェックイン端末20に入力される情報に基づいて、利用者の認証を行う。具体的には、受付処理部211によって利用者の予約情報を検索するための前記キーワードの入力が受け付けられると、チェックイン処理部213は、前記キーワードを管理装置10に送信し、管理装置10の予約照合処理部112に上述した予約照合処理を実行させる。そして、前記予約照合処理において、利用者が入力した前記キーワードが予約管理データ121に登録されているいずれかの予約情報に一致する場合に、チェックイン処理部213は、当該利用者を認証し、当該利用者の宿泊を許可する。なお、チェックイン処理部213は、受付処理部211によって前記キーワードの入力が受け付けられた場合に、管理装置10に記憶される予約管理データ121(図3参照)を参照して、前記予約照合処理を実行してもよい。
また、チェックイン処理部213は、利用者によるチェックインに必要な情報の入力が完了し、利用者の認証に成功した場合に、宿泊料金の支払い関する決済を行う。例えば、利用者がクレジットカードをチェックイン端末20のカード挿入部(不図示)に挿入すると、チェックイン処理部213は、利用者が利用する決済事業者の決済サーバに決済要求を送信して決済処理を実行する。
ルームキー発行処理部214は、宿泊施設の客室の解錠を行うルームキーをチェックイン端末20から発行させる。具体的には、ルームキー発行処理部214は、例えば前記チェックイン手続きにおいて前記決済処理が完了すると前記ルームキーを発行するルームキー発行処理を実行する。これにより、カードキー発行部24から1枚のカードキーが排出される。利用者がチェックイン端末20からカードキーを受け取ると、チェックイン処理部213は、前記チェックイン手続きを終了させ、表示処理部212は、手続き終了画面(不図示)を操作表示部23に表示させる。その後、表示処理部212が図7に示すトップ画面23Aを表示させて、受付処理部211は、他の利用者の手続きの操作を受け付ける。
ロッカーキー発行処理部215は、前記予約照合処理によって利用者の予約情報が予約管理データ121にあると判定されると、ロッカー装置3の利用に必要なロッカーキーを発行するロッカーキー発行処理(図10参照)を実行する。前記ロッカーキー発行処理において、ロッカーキー発行処理部215は、ロッカー装置3のロッカー300(301〜317)の解錠に必要なロッカーキーをチェックイン端末20から発行させる。これにより、ロッカーキー発行部25から1枚のロッカーキーが排出される。前記ロッカーキーが発行されると、ロッカーキー発行処理部215は、手続き終了画面(不図示)を操作表示部23に表示させる。その後、表示処理部212が図7に示すトップ画面23Aを表示させて、受付処理部211は、他の利用者の手続きの操作を受け付ける。
ロッカーキー発行処理部215は、例えば、所定の乱数生成アルゴリズムに基づいて、英数字を組み合わせた所定長さのランダムな文字列コードからなる前記ロッカーキー識別情報(図4参照)を生成し、前記ロッカーキー識別情報を含む情報コードが印刷されたシートを前記ロッカーキーとして発行する。なお、前記ロッカーキー識別情報は、前記ロッカーキーが発行された後にロッカー制御装置40に送信される。ロッカー制御装置40では、受信した前記ロッカーキー識別情報は、対応するロッカー300のロッカー番号と関連付けられた状態で記憶部42(図2参照)に記憶されて、後述の荷物受入処理又は荷物取り出し処理におけるキー照合処理に用いられる。
本実施形態では、前記予約照合処理によって、前記ロッカー利用手続きに関する前記操作入力を受け付けた受付日の予約情報があると判定された場合に、ロッカーキー発行処理部215は、前記ロッカーキーを発行する。言い換えると、ロッカーキー発行処理部215は、前記ロッカー利用手続きを行う当日(手続き日、受付日)の予約情報があると判定された場合に限り、前記ロッカーキーを発行する。
また、ロッカーキー発行処理部215は、受付処理部211によって前記ロッカー利用手続きに関する操作入力が受け付けられると、現在時刻が前記チェックイン可能時刻よりも前である場合に、前記ロッカーキーを発行する。一方、前記現在時刻が前記チェックイン可能時刻を過ぎている場合、ロッカーキー発行処理部215は、前記ロッカーキーを発行しない。また、既にチェックイン手続きが完了してルームキーが発行されている場合も、ロッカーキー発行処理部215は、前記ロッカーキーを発行しない。ここで、制御部21は、予約管理データ121を参照して、予約管理データ121に登録されている前記チェックイン可能時刻と前記現在時刻とを比較することによって、前記現在時刻が前記チェックイン可能時刻を過ぎているか否かを判定する。また、制御部21は、予約管理データ121に登録されている前記予約情報のチェックイン状況(図3参照)を参照して、チェックイン済みか否かを判定する。
問い合わせ処理部216は、前記予約照合処理によって利用者の予約情報が予約管理データ121にあると判定された場合に、ロッカー制御装置40に対して、空きロッカー(未使用ロッカー)があるか否かを問い合わるせる処理(問い合わせ処理)を実行する。具体的には、問い合わせ処理部216は、前記空きロッカーがあるか否かを問い合わせる要求(問い合わせ要求)をロッカー制御装置40に送信する。ロッカー制御装置40は、前記問い合わせ要求を受信すると、複数のロッカー300の空き状況が登録された空き状況管理データ421(図2参照)を参照して、前記空きロッカーの有無に関する情報をチェックイン端末20に送信する。例えば、ロッカー制御装置40は、前記空きロッカーがある場合に、前記空きロッカーのロッカー番号や収容容積(サイズ)などを含むロッカー空き情報(未使用情報)をチェックイン端末20に送信し、前記空きロッカーが無い場合は、前記空きロッカーが無いことを示す満情報をチェックイン端末20に送信する。この場合、ロッカーキー発行処理部215は、前記空きロッカーがあることを示す前記ロッカー空き情報を受信した場合に、前記ロッカー空き情報に含まれる前記ロッカー番号に対応する前記空きロッカーのロッカーキーを発行する。
なお、問い合わせ処理部216は、ロッカー制御装置40の記憶部42にアクセスして、空き状況管理データ421(図2参照)を参照し、前記ロッカー空き情報を取得してもよい。
本実施形態では、チェックイン端末20が前記ロッカー空き情報を受信すると、表示処理部212は、空きロッカー300のロッカー番号とその収容容積(サイズ)とを含むロッカー選択画面23B(図8参照)を操作表示部23に表示する。ここで、ロッカー選択画面23Bは、利用者が使用したいと希望するロッカー300を選択(指定)するための入力画面である。ロッカー選択画面23Bには、図8に示すように、ロッカー装置3における各ロッカー300(301〜317)の位置と、各ロッカー300のサイズとを一見して把握できるイラスト71と、所望するロッカー300を指定するためのプルダウンメニュー72とが含まれている。図8の例では、空きロッカー301〜303,313と、使用中のロッカー300とが区別されたイラスト71が示されている。また、空きロッカー301〜303,313だけを選択可能に表示されたプルダウンメニュー72が示されている。言い換えると、ロッカー選択画面23Bには、空きロッカー300のロッカー番号(301〜303,313)と、空きロッカー300の収容容積(サイズ)とが、イラスト71によって示されている。
前記ロッカー選択画面23Bが表示されるため、利用者は、希望するサイズのロッカー300を容易に指定することができる。
前記ロッカー選択画面23Bには、プルダウンメニュー72で選択したロッカー300を確定するためのOKボタン73と、キャンセルボタン74とが設けられている。利用者は、希望するサイズのロッカー300がある場合、利用者によって、プルダウンメニュー72からそのロッカー番号が選択され、その後、OKボタン73が押し操作される。この場合、受付処理部211は、本発明の第3受付処理部として、空きロッカー300に対する選択操作の入力を受け付け、当該操作入力によって入力されたロッカー番号の情報を取得する。なお、前記ロッカー選択画面23Bにおいて、キャンセルボタン74が押し操作されると、前記ロッカー利用手続きがキャンセルされて、操作表示部23にトップ画面23A(図7参照)が表示される。
なお、前記ロッカー選択画面23Bにイラスト71は必須ではない。例えば、イラスト71の表示に替えて、プルダウンメニュー72に空きロッカー300の番号とともに、各空きロッカー300のサイズ情報が表示されていてもよい。
前記受付処理部211によって、空きロッカー300に対する選択操作の入力が受け付けられると、ロッカーキー発行処理部215は、当該操作入力によって入力されたロッカー番号に対応するロッカー300のロッカーキーを発行する。
また、ロッカーキー発行処理部215は、前記ロッカーキーを発行すると、当該ロッカーキーに対応するロッカーのロッカー番号(識別情報)をロッカー制御装置40に送信する処理を実行する。ロッカー制御装置40が前記ロッカー番号を受信すると、ロッカー制御装置40の制御部41は、記憶部42内の空き状況管理データ421における前記ロッカー番号に対応するロッカー300の使用状態を、「使用予約中」に変更する。ここで、前記「使用予約中」は、ロッカーキーが発行済みであるが、対応するロッカー300がまだ使用されていない状態を示す。
また、本実施形態では、ロッカー300の空きを確保するため、利用者がチェックイン前にロッカー300を利用している場合は、その利用者のチェックイン処理が実行されないように制限される。具体的には、チェックイン処理部213は、ロッカー制御装置40から送信されてきた後述の使用開始通知を受信した場合に、前記チェックイン処理を実行せず、或いは実行中のチェックイン処理を中断する。一方、チェックイン処理部213は、ロッカー制御装置40から送信されてきた後述の使用終了通知を受信した場合に、前記チェックイン処理を実行し、或いは実行中のチェックイン処理を継続する。
[ロッカー制御装置40]
図2に示すように、ロッカー制御装置40、制御部41、記憶部42、操作表示部43、読取部44、通信インターフェース45などを備える。ロッカー制御装置40は、ロッカー装置3と一体に設けられたパーソナルコンピュータのような情報処理装置であってもよい。
図6は、ロッカー制御装置40が組み込まれたロッカー装置3の一例を示す外観図である。ロッカー装置3は、荷物を収容可能な複数のロッカー300(301〜317)を備えている。ロッカー制御装置40は、ロッカー装置3を管理する装置であり、詳細には、ロッカー装置3の各ロッカー300に対する利用手続きの受入処理や、各ロッカー300の解錠に伴う処理を実行する。
通信インターフェース45は、ロッカー制御装置40を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して管理装置10及びロッカー制御装置40との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部43は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザインターフェースである。操作表示部43は、利用者によるタッチ操作を受け付け可能に構成されている。
操作表示部43には、制御部41によって、図9に示す受付画面43Aが表示される。受付画面43Aにおいて、荷物を預け入れる手続き、或いは、荷物を取り出す手続きを開始する操作が行われると、制御部41は、これらの操作に応じて、後述の荷物受入処理又は荷物取り出し処理を実行する。例えば、受付画面43Aに表示される預け入れボタン81が押し操作されると、前記荷物受入処理が実行される。また、取り出しボタン82が押し操作されると、前記荷物取り出し処理が実行される。
読取部44は、前記ロッカーキーの情報コードを読み取る。上述したように、利用者は、前記ロッカー利用手続きを行うことにより、ロッカー装置3の空きロッカー300のロッカーキーをチェックイン端末20から取得することができる。その利用者が、前記ロッカーキーを読取部44に翳すと、読取部44によって前記ロッカーキーに含まれる前記ロッカーキー識別情報が読み取られる。
記憶部42は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部22には、複数のロッカー300(301〜317)それぞれの使用状態(空き状態)及び各収容容積(サイズ)などが登録された空き状況管理データ421が記憶されている。記憶部42は、本発明のステータス記憶部の一例である。また、記憶部42には、チェックイン端末20から送信された前記空きロッカーの前記ロッカーキー識別情報が記憶されている。前記空き状況管理データ421に登録されている各情報は、後述のロッカー制御処理(図11参照)に用いられる。
また、記憶部42には、後述のロッカー制御処理を制御部41に実行させるための制御プログラムが記憶されている。前記制御プログラムは、コンピュータ読取可能なCD又はDVDなどの記録媒体に非一時的に記録されており、ロッカー制御装置40に電気的に接続されるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて、記憶部42に記憶される。
制御部41は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。そして、制御部41は、前記ROM又は記憶部42に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりロッカー制御装置40を制御する。
具体的に、制御部41は、図2に示すように、キー照合処理部411、更新処理部412、送信処理部413などの各種の処理部を含む。前記更新処理部412は、本発明のステータス変更処理部の一例である。制御部41は、前記CPUで前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。なお、制御部41に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。また、前記制御プログラムは、複数のプロセッサを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
キー照合処理部411は、読取部44によって前記ロッカーキーに含まれる前記ロッカーキー識別情報(以下、入力キー情報と称する。)が読み取られた場合に、当該入力キー情報と、記憶部42に記憶されている前記ロッカーキー識別情報とを照合するキー照合処理を実行する。前記キー照合処理は、荷物を預け入れる際に行われる前記荷物受入処理、及び、荷物を取り出す際に行われる前記荷物取り出し処理のいずれにおいても実行される。
更新処理部412は、チェックイン端末20から発行済みのロッカーキーに対応するロッカーのロッカー番号やロッカーキー識別情報を受信すると、空き状況管理データ421を更新する。具体的には、他のチェックイン端末20によるロッカー300の重複利用を防止するため、更新処理部412は、空き状況管理データ421における前記ロッカー番号に対応するロッカー300の使用状態を「未使用」から「使用予約中」に変更する。また、当該ロッカー番号に対応する識別情報の欄に前記ロッカーキー識別情報を登録する。前記「使用予約中」は、ロッカーキーが発行済みであるがまだ使用されていない状態を示し、前記使用状態が「使用予約中」に変更されたロッカー300については、空きロッカーと判断されなくなる。これにより、上述した重複利用が防止される。
また、更新処理部412は、前記入力キー情報が読取部44によって読み取られると、空き状況管理データ421における前記ロッカー番号に対応するロッカー300の使用状態を「使用予約中」から「使用中」に変更する。
送信処理部413は、チェックイン端末20から前記問い合わせ要求を受信すると、空き状況管理データ421(図2参照)を参照して、前記空きロッカーの有無に関する情報をチェックイン端末20に送信する。具体的には、送信処理部413は、空き状況管理データ421を参照して、前記空きロッカーがあると判定した場合に、ロッカー番号及び収容容積を含む前記ロッカー空き情報を送信する。一方、空き状況管理データ421を参照して、空きロッカーが無いと判定した場合は、前記空きロッカーが無いことを示す満情報を送信する。なお、送信処理部413は、ロッカー番号や収容容積を含んでおらず、少なくとも空きロッカーがある旨を示す情報を含むロッカー空き情報をチェックイン端末20に送信してもよい。
また、送信処理部413は、チェックイン端末20において発行された前記ロッカーキーに対応するロッカー300の使用状態を示すステータス情報を管理装置10及びチェックイン端末20それぞれに送信する処理を実行する。例えば、発行済みの前記ロッカーキーに対応するロッカー300に荷物が預け入れられて当該ロッカー300の利用が開始されると、送信処理部413は、使用開始通知を管理装置10及びチェックイン端末20に送信する。ここで、前記使用開始通知は、当該ロッカー300が使用中であることを示す第1通知情報である。一方、前記ロッカーキーに対応するロッカー300から荷物が取り出されて当該ロッカー300の利用が終了すると、送信処理部413は、使用終了通知を管理装置10及びチェックイン端末20に送信する。ここで、前記使用終了通知は、当該ロッカー300の使用が終了したことを示す第2通知情報である。
前記使用開始通知又は前記使用終了通知が管理装置10で受信されると、管理装置10の制御部11の更新処理部113は、前記使用開始通知又は前記使用終了通知に基づいて、ロッカー利用管理データ122のロッカー使用状態のステータス情報を更新する。例えば、更新処理部113は、前記使用開始通知を受信すると、前記ロッカー使用状態のステータス情報を「使用中」に更新する。また、更新処理部113は、前記使用終了通知を受信すると、前記ロッカー使用状態のステータス情報を「使用終了」に更新する。
また、前記使用開始通知又は前記使用終了通知がチェックイン端末20で受信されると、前記使用開始通知又は前記使用終了通知の各通知情報が記憶部22に記憶される。
以下、図10乃至図12を参照しつつ、宿泊施設チェックインシステム100において実行されるロッカーキー発行処理、ロッカー制御処理、及びチェックイン処理の各手順の一例とともに、本発明の施設利用管理方法について説明する。なお、以下に説明する各処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。また、各処理における各ステップは、同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、以下に説明する各処理は、処理実行主体である制御部11、制御部21、又は制御部41に対応するプロセッサによって各処理における各ステップが実行されてもよく、或いは、各制御部11,21,41のいずれか複数に対応する複数のプロセッサによって前記各処理における各ステップが分散して実行されてもよい。
[ロッカーキー発行処理]
前記ロッカーキー発行処理は、図10に示す手順にしたがって、チェックイン端末20の制御部21により実行される。例えば、制御部21は、利用者がチェックイン端末20において前記ロッカーキー利用手続きを開始する操作を行う度に記憶部22内の制御プログラム(ロッカーキー発行処理プログラム)の実行を開始することによって、前記ロッカーキー発行処理の実行を開始する。なお、本発明は、前記ロッカーキー発行処理に含まれる一又は複数のステップを実行するロッカーキー発行方法(本発明の施設利用管理方法の一例)の発明として捉えることができる。
図10に示すように、ステップS11において、チェックイン端末20の制御部21は、チェックイン端末20のトップ画面23A(図7参照)において利用者から前記ロッカー利用手続きを開始する操作(利用開始操作)を受け付けたか否かを判定する。具体的には、ロッカー利用ボタン61がタッチ操作された場合に、制御部21は、前記利用開始操作を受け付けたと判定する。ステップS11において、制御部21は、前記利用開始操作を受け付けるまで待機する。ステップS11において前記利用開始操作が受け付けられると、制御部21は、処理を次のステップS12に移行させる。なお、ステップS11は、本発明の第1受付ステップの一例である。
前記利用開始操作を受け付けると、制御部21は、利用者の宿泊者情報を入力するための入力画面(不図示)を操作表示部23に表示する。そして、ステップS12において、制御部21は、前記入力画面(不図示)において利用者から宿泊者情報の入力操作を受け付ける。例えば、制御部21は、前記入力画面において、利用者の氏名、予約番号、電話番号、住所などの宿泊者情報を入力する操作を受け付ける。ステップS12において前記宿泊者情報が入力されると、制御部21は、処理を次のステップS13に移行させる。なお、ステップS12は、本発明の第2受付ステップの一例である。
次のステップS13では、ステップS12において入力された宿泊者情報に基づいて、上述の予約照合処理が実行される。具体的には、制御部21は、前記宿泊者情報を含む予約照合要求を管理装置10に送信する。管理装置10の制御部11は、前記予約照合要求を受信すると、前記宿泊者情報を予約検索用のキーワード(予約検索情報)として認識し、前記宿泊者情報に基づいて前記予約照合処理を実行する。詳細には、制御部11は、入力された前記宿泊者情報と予約管理データ121(図3参照)に含まれる複数の予約情報とを照合し、複数の前記予約情報に前記宿泊者情報と一致する情報を含む予約情報があるか否かを判定する。本実施形態では、前記予約照合処理における照合対象は、ステップS11において前記利用開始操作が受け付けられた受付日(手続き日)を宿泊日程に含む予約情報である。なお、ステップS13は、本発明の予約判定ステップの一例である。
制御部11による前記予約照合処理が終了すると、制御部11は、その照合結果をチェックイン端末20に送信する。例えば、制御部11は、一致する予約情報が無かった場合は、予約が無いことを示す情報(予約無し情報)を送信し、一致する予約情報があった場合は、当日の予約があることを示す情報(予約有り情報)とともに、予約管理データ121に登録されている前記予約情報をチェックイン端末20に送信する。
なお、ステップS13の前記予約照合処理は、上述した処理例に限られない。例えば、前記予約照合処理は、制御部21が管理装置10の記憶部12にアクセスして、予約管理データ121(図3参照)を参照し、制御部21が前記宿泊者情報と予約管理データ121に含まれる複数の予約情報とを照合するものであってもよい。
次のステップS14では、制御部21は、前記ステップS13の前記予約照合処理による照合結果に基づいて、当日の予約があるか否かを判定する。制御部21は、前記予約無し情報を受信した場合に予約無しと判定し、前記予約有り情報を受信した場合に予約有りと判定する。ステップS14において、当日の予約が無いと判定された場合(S14:No)、制御部21は、ロッカーの利用ができない旨のメッセージ(利用不可メッセージ)を操作表示部23に表示する(S27)。本実施形態では、当日の宿泊予約がある場合に限り、ロッカー装置3の利用を許可するべく、当日の予約が無いと判定された場合は、制御部21は、ロッカーキーを発行せずに、前記利用不可メッセージを操作表示部23に表示し、その後、前記ロッカーキー発行処理を終了する。
一方、ステップS14において、当日の予約があると判定された場合(S14:Yes)、制御部21は、処理を次のステップS15に移行させる。
ステップS15では、制御部21は、当日予約があると判定された利用者の前記宿泊情報に基づいて、チェックイン済みであるか否かを判定する。例えば、制御部21は、管理装置10の記憶部12にアクセスして、予約管理データ121における前記利用者の宿泊情報(チェックイン状況など)を参照することにより、チェックイン済みであるか否かを判定する。或いは、管理装置10から前記予約有り情報とともに前記宿泊情報が送信されてきた場合は、制御部21は、受信した前記宿泊情報に基づいてチェックイン済みか否かを判定してもよい。
ステップS15において、チェックイン済みと判定された場合(S15:Yes)、制御部21は、ロッカーの利用ができない旨のメッセージ(利用不可メッセージ)を操作表示部23に表示する(S27)。チェックイン済みであれば、利用者は、自身の客室に荷物を保管することができる。そのため、本実施形態では、他の利用者のためにロッカー装置3のロッカー300の空きを確保するために、チェックイン済みと判定された場合は、制御部21は、ロッカーキーを発行せずに、前記利用不可メッセージを操作表示部23に表示し、その後、前記ロッカーキー発行処理を終了する。
一方、ステップS15において、チェックイン済みではないと判定された場合(S15:No)、制御部21は、処理を次のステップS16に移行させる。
ステップS16では、制御部21は、現在時刻が当該利用者のチェックイン可能時刻よりも前であるか否かを判定する。制御部21は、前記予約有り情報とともに送信されてきた前記予約情報に含まれる前記チェックイン可能時刻と現在時刻とを比較することにより、当該判定処理を行う。ステップS16において、現在時刻が前記チェックイン可能時刻よりも後であると判定されると(S16:No)、制御部21は、利用者に対してチェックイン手続きを促すメッセージを操作表示部23に表示する(S17)。当日の宿泊予約がある場合でも、チェックイン可能な状態であれば、チェックイン後に利用者自身の客室に荷物を保管してもらうようにすれば、ロッカー装置3のロッカー300の空きを確保することができる。このため、例えば、宿泊施設で規定されている時刻や他の利用者のチェックイン時刻よりも早くにチェックイン可能な利用者である場合は、制御部21は、ロッカーキーを発行せずに、前記メッセージを操作表示部23に表示し、その後、前記ロッカーキー発行処理を終了する。
一方、ステップS16において、現在時刻が当該利用者のチェックイン可能時刻よりも前であると判定された場合(S16:Yes)、制御部21は、処理を次のステップS18に移行させる。
ステップS18では、ロッカー制御装置40に対して、空きロッカーがあるか否かを問い合わせる問い合わせ処理が実行される。具体的には、制御部21は、前記空きロッカーがあるか否かを問い合わせる要求(問い合わせ要求)をロッカー制御装置40に送信する。ロッカー制御装置40の制御部41は、前記問い合わせ要求を受信すると、制御部41は、空き状況管理データ421(図2参照)を参照して空きロッカーの有無を判定する。そして、制御部41は、前記空きロッカーがある場合はそのロッカー番号及び収容容積(サイズ)を含む前記ロッカー空き情報(未使用情報)をチェックイン端末20に送信し、空きロッカーが無い場合は満情報をチェックイン端末20に送信する。ここで、ステップS18は、問い合わせステップの一例である。
次のステップS19では、制御部21は前記ロッカー空き情報を受信したか否かを判定する。ステップS19において、前記ロッカー空き情報を受信したと判定されると、制御部21は、処理をステップS22に移行させる。
一方、制御部21は、ステップS20において前記満情報を受信したと判定すると、次のステップS21において、空きロッカーが無いためロッカーの利用ができない旨のメッセージ(利用不可メッセージ)を操作表示部23に表示する(S21)。その後、制御部21は、ロッカーキーを発行せずに、前記ロッカーキー発行処理を終了する。
次のステップS22では、制御部21は、ロッカー選択画面23B(図8参照)を操作表示部23に表示する。
次のステップS23では、制御部21は、ロッカー選択画面23Bにおいて、空きロッカー300に対する選択操作を受け付けたか否かを判定する。具体的には、プルダウンメニュー72において所定の空きロッカー300のロッカー番号が選択され、その後、OKボタン73がタッチ操作された場合に、制御部21は、前記選択操作を受け付けたと判定する。ステップS23において、前記選択操作を受け付けたと判定されると、制御部21は、処理をステップS25に移行させる。ここで、ステップS23は、第3受付ステップの一例である。
一方、制御部21は、ステップS24においてキャンセル操作を受け付けると、操作表示部にトップ画面23Aを表示して、その後、ロッカーキーを発行せずに、前記ロッカーキー発行処理を終了する。
ステップS25では、制御部21は、ステップS23で受け付けられた選択操作に対応する空きロッカー300のロッカーキーを発行する。具体的には、制御部21は、文字列コードからなる前記ロッカーキー識別情報(図4参照)を生成し、前記ロッカーキー識別情報を含む情報コードが印刷されたシートを出力(排出)する。なお、ステップS25は、本発明のロッカーキー発行ステップの一例である。
その後、ステップS26において、制御部21は、ロッカーキーを発行したこと、発行したロッカーキーの識別情報(ロッカーキー識別情報)、及びロッカー番号を管理装置10に送信し、ロッカー制御装置40、及び管理装置10に送信する。前記ロッカーキー識別情報等は、後述のロッカー制御処理(図11参照)に用いられる。また、前記ロッカーキー識別情報等を受信した管理装置10の制御部11は、ロッカー利用管理データ122を更新する。
[ロッカー制御処理]
前記ロッカー制御処理は、図11に示す手順にしたがって、ロッカー制御装置40の制御部41により実行される。
図11に示すように、ステップS41において、チェックイン端末20から送信されてきた前記問い合わせ要求(S18参照)を受信すると、ロッカー制御装置40の制御部41は、空き状況管理データ421(図2参照)を参照して、前記空きロッカーの有無を確認する処理を実行する(S42)。
ステップS42の確認処理が行われ、前記空きロッカーがあると判定されると(S43:Yes)、制御部41は、前記ロッカー空き情報をチェックイン端末20に送信する(S45)。一方、前記空きロッカーが無いと判定されると(S43:No)、制御部41は、前記満情報をチェックイン端末20に送信する(S44)。
次のステップS46において、制御部41は、チェックイン端末20から送信されてきた前記ロッカーキー識別情報及び前記ロッカー番号(S26参照)を受信すると、制御部41は、空き状況管理データ421(図2参照)を更新する(S47)。具体的には、制御部41は、空き状況管理データ421において、前記ロッカー番号に対応するロッカー300の使用状態を、「未使用」から「使用予約中」に変更する。また、制御部41は、当該ロッカー300に対応する識別情報の欄に前記ロッカーキー識別情報を登録する。
次のステップS48において、制御部41は、ロッカー制御装置40の受付画面43A(図9参照)において利用者からロッカー300への荷物の預け入れを開始する操作(預け入れ操作)を受け付けたか否かを判定する。具体的には、預け入れボタン81がタッチ操作された場合に、制御部41は、前記預け入れ操作を受け付けたと判定する。ステップS48において前記預け入れ操作が受け付けられると、制御部41は、処理を次のステップS49に移行させる。
ステップS48において前記預け入れ操作が受け付けられず、ステップS53において、ロッカー300から荷物を取り出す操作(取り出し操作)が受け付けられると、制御部41は、処理を次のステップS54に移行させる。なお、ステップS53では、制御部41は、取り出しボタン82がタッチ操作された場合に、前記取り出し操作を受け付けたと判定する。
ステップS49では、制御部41は、前記預け入れ操作が受け入れられたことを条件に、荷物を預け入れのためのロッカーキーが入力されたか否かを判定する。制御部41は、読取部44によって前記ロッカーキーの情報コードが読み取られた場合に、ロッカーキーが入力されたと判定する。
ステップS49において前記ロッカーキーが入力されたと判定されると、制御部41は、荷物受入処理を実行する(S50)。具体的には、前記ロッカーキーの情報コードに含まれる前記ロッカーキー識別情報と、空き状況管理データ421に登録されている情報とを照合するキー照合処理を実行し、一致するロッカー300がある場合に、当該ロッカー300の扉のロックを解除する。これにより、利用者は、ロッカー300の扉を開けて、荷物を内部に保管することができるようになる。その後、ロッカー300の扉が閉められるか、或いは、扉が閉められた後に扉をロックする指示が入力されると、制御部41は、扉を再びロックする。
ステップS50の前記荷物受入処理が完了すると、制御部41は、空き状況管理データ421において、前記ロッカー300に対応する使用状態を、「使用予約中」から「使用中」に変更し(S51)、ロッカー300が使用中であることを示す使用開始通知を管理装置10及びチェックイン端末20に送信する(S52)。これにより、前記ロッカー制御処理が終了する。
ステップS54では、制御部41は、前記取り出し操作が受け入れられたことを条件に、荷物を取り出すためのロッカーキーが入力されたか否かを判定する。制御部41は、読取部44によって前記ロッカーキーの情報コードが読み取られた場合に、ロッカーキーが入力されたと判定する。
ステップS54において前記ロッカーキーが入力されたと判定されると、制御部41は、荷物取り出し処理を実行する(S55)。具体的には、前記ロッカーキーの情報コードに含まれる前記ロッカーキー識別情報と、空き状況管理データ421に登録されている情報とを照合するキー照合処理を実行し、一致するロッカー300がある場合に、当該ロッカー300の扉のロックを解除する。これにより、利用者は、ロッカー300の扉を開けて、保管していた荷物を取り出すことができるようになる。その後、ロッカー300の扉が閉められるか、或いは、扉が閉められた後に扉をロックする指示が入力されると、制御部41は、扉を再びロックする。
ステップS55の前記荷物取り出し処理が完了すると、制御部41は、空き状況管理データ421において、前記ロッカー300の使用状態を、「使用中」から「使用終了」に変更し(S56)、ロッカー300の使用が終了したことを示す使用終了通知を管理装置10及びチェックイン端末20に送信する(S57)。これにより、前記ロッカー制御処理が終了する。
[チェックイン処理]
前記チェックイン処理は、図12に示す手順にしたがって、チェックイン端末20の制御部21及び管理装置10の制御部11により実行される。例えば、制御部11,21は、利用者がチェックイン端末20において前記チェックイン手続きを開始する操作を行う度に記憶部12又は記憶部22内の制御プログラムの実行を開始することによって、前記チェックイン処理の実行を開始する。なお、本発明は、前記チェックイン処理に含まれる一又は複数のステップを実行するチェックイン方法(本発明の施設利用管理方法の一例)の発明として捉えることができる。
また、以下においては、図12に示す具体例を挙げて前記チェックイン処理について説明する。なお、前記チェックイン処理に含まれる各ステップは、本発明のチェックインステップに含まれる。
図12に示すように、ステップS61において、チェックイン端末20の制御部21は、チェックイン端末20のトップ画面23A(図7参照)において利用者から前記チェックイン手続きを開始する操作(チェックイン操作)を受け付けたか否かを判定する。具体的には、チェックインボタン62がタッチ操作された場合に、制御部21は、前記チェックイン操作を受け付けたと判定する。ステップS61において、制御部21は、前記チェックイン操作を受け付けるまで待機する。ステップS61において前記チェックイン操作が受け付けられると、制御部21は、処理を次のステップS62に移行させる。
前記チェックイン操作を受け付けると、制御部21は、利用者の宿泊者情報を入力するための入力画面(不図示)を操作表示部23に表示する。そして、ステップS12において、制御部21は、前記入力画面(不図示)において利用者から前記宿泊者情報の入力操作を受け付ける。例えば、制御部21は、前記入力画面において、利用者の氏名、予約番号、電話番号、住所などの宿泊者情報を入力する操作を受け付ける。
ステップS62において前記宿泊者情報が入力されると、制御部21は、処理を次のステップS65に移行させる。また、ステップS62において前記宿泊者情報が入力されなかった場合は、制御部21は、処理を次のステップS63に移行させる。
ステップS65では、上述したステップS13と同様の処理、つまり、前記予約照合処理が実行される。その後、制御部21は、処理をステップS66に移行させる。
また、ステップS63では、制御部21は、ロッカー装置3で用いられるロッカーキーが入力されたか否かを判定する。制御部41は、読取部26によって前記ロッカーキーの情報コードが読み取られた場合に、ロッカーキーが入力されたと判定する。
次のステップS64において、制御部21は、ステップS63で入力された前記ロッカーキーの情報コードに含まれる前記ロッカーキー識別情報(以下、入力キー情報と称する。)と、ロッカー利用管理データ122(図4参照)に登録されているロッカーキー識別情報とを照合するキー照合処理を実行する。その後、制御部21は、処理をステップS66に移行させる。
ステップS64では、制御部21は、前記入力キー情報を含むキー照合要求を管理装置10に送信する。管理装置10の制御部11は、前記キー照合要求を受信すると、前記入力キー情報を検索用のキーワードとして認識し、前記入力キー情報に基づいてキー照合処理を実行する。詳細には、制御部11は、前記入力キー情報とロッカー利用管理データ122(図4参照)に含まれる複数のロッカーキー識別情報とを照合し、前記入力キー情報と一致するものがあるか否かを判定する。本実施形態では、前記キー照合処理における照合対象は、ステップS61においてチェックイン操作が受け付けられた受付日に発行されたロッカーキーの識別情報である。制御部11による前記キー照合処理が終了すると、制御部11は、その照合結果をチェックイン端末20に送信する。
ステップS66では、制御部21は、ステップS65の前記予約照合処理による照合結果、又は、ステップS64の前記キー照合処理の照合結果に基づいて、当日の予約があるか否かを判定する。なお、上述した前記ロッカーキー発行処理(図10参照)において既に予約照合処理(S13)が実行されているため、制御部21は、ロッカー利用管理データ122に前記入力キー情報があると判定された場合に、当日の予約があると判定する。この場合、利用者は、ロッカーキーを読取部26に読み取らせるだけで、前記宿泊者情報を重複して入力することなく、予約の照合を行うことができる。
ステップS66において、当日の予約が無いと判定された場合(S66:No)、チェックイン端末20におけるチェックイン手続きを停止して、利用者をフロントへ案内するメッセージなどを操作表示部23に表示する。その後、前記チェックイン処理は終了する。
一方、ステップS66において、当日の予約があると判定された場合(S66:Yes)、制御部21は、処理を次のステップS68に移行させる。
ステップS68において、制御部21は、ロッカー300が利用者によって使用中であるか否かを判定する。具体的には、制御部21は、ロッカー利用管理データ122のロッカー使用状態のスタータス情報を参照することにより、当該判定処理を行う。
ロッカー300の前記ステータス情報が「使用中」であると判定された場合(S68:Yes)、制御部21は、荷物をロッカー300から取り出すことを促すメッセージを操作表示部23に表示する(S69)。その後、制御部21は、ルームキーを発行せずに、前記チェックイン処理を終了する。利用者が宿泊施設にチェックインするのであれば、チェックイン後に利用者自身の客室に荷物を保管してもらうようにすれば、ロッカー装置3のロッカー300の空きを確保することができる。このため、ロッカー300をまだ使用中の利用者のチェックイン処理において、制御部21は、荷物がロッカー300から取り出されるまでルームキーの発行を禁止する。
ステップS68において、ロッカー300の前記ステータス情報が「使用終了」であると判定された場合(S68:No)、制御部21は、宿泊料金の支払い関する決済処理を実行する(S70)。なお、前記決済処理は、前記チェックイン処理に含まれず、チェックアウト時に行われるチェックアウト処理に含まれてもよい。
次に、ステップS71において、制御部21は、前記ルームキーを発行するルームキー発行処理を実行する。つまり、制御部21は、客室IDなどの識別情報が記録されたカードキーを作成して、カードキー発行部24から排出する。その後、前記チェックイン処理は終了する。
以上説明したように、本実施形態では、宿泊施設チェックインシステム100においてロッカーキー発行処理が実行されるため、前記ロッカー利用手続きを開始する利用開始操作が受け付けられた場合に、利用者の宿泊者情報が予約検索用のキーワード(予約検索情報)として入力され、前記宿泊者情報に基づいて前記予約照合処理が行われることによって、前記ロッカー利用手続きを行った利用者の宿泊予約があるか否かが判定される。そして、前記宿泊予約があると判定されると、ロッカー300のロッカーキーが発行される。このため、宿泊施設のスタッフが介在することなく、利用者に対してロッカー300の利用に用いられるロッカーキーを発行することが可能となる。その結果、宿泊施設のスタッフの業務負荷を軽減することができる。
また、上述の実施形態では、前記利用開始操作を行った当日(受付日)に宿泊予約をしていない利用者に対して前記ロッカーキーが発行されず、前記当日に宿泊予約をしている利用者に対して前記ロッカーキーが発行される。このため、前記当日に宿泊予約をしていない利用者によるロッカー300の使用が制限され、宿泊予約をしている利用者に優先的にロッカー300の使用を許可することができる。
なお、上述の実施形態において、利用者から前記ロッカー利用手続きを開始する操作(利用開始操作)が受け付けられた場合にステップS12(図10参照)において表示される前記入力画面に、利用を希望するロッカー数(利用希望数)を入力する入力欄を設けてもよい。この場合、制御部21は、ステップS18において、前記入力欄に入力された前記利用希望数を含む前記問い合わせ要求をロッカー制御装置40に送信する。なお、前記入力欄は、上述の予約照合処理によって照合された前記予約情報が、複数部屋の宿泊予約を含む場合、或いは、1室に複数人が宿泊する宿泊予約を含む場合に限り前記入力画面に表示させるようにしてもよい。この場合、前記入力欄は、部屋数に応じた数、或いは宿泊する人数に応じた数を上限として前記利用希望数を入力に構成されていることが好ましい。この構成において、ロッカー制御装置40では、ステップS42において、前記利用希望数の空きが有るかどうかの確認が行われる。
また、上述の実施形態では、ロッカー選択画面23B(図8参照)において選択された一つのロッカー300に対してロッカーキーを発行する処理例について説明したが、本発明はこのような処理例に限られない。例えば、ロッカー選択画面23Bが、複数のロッカーを選択可能なものであってもよい。例えば、上述の予約照合処理によって照合された前記予約情報が、複数部屋の宿泊予約を含む場合、或いは、1室に複数人が宿泊する宿泊予約を含む場合に、制御部21は、部屋数に応じた数、或いは宿泊する人数に応じた数の空きロッカーを選択可能なロッカー選択画面23Bを操作表示部23に表示してもよい。
また、上述の実施形態におけるロッカーキー発行処理(図10参照)では、制御部21が前記ロッカー空き情報を受信した場合に、ロッカー選択画面23B(図8参照)を操作表示部23に表示させて、利用者に空きロッカー300の番号を選択させる処理例について説明したが、本発明はこのような処理例に限られない。例えば、前記問い合わせ要求に対してロッカー制御装置40からロッカー番号や収容容積を含まないロッカー空き情報を受信した場合、チェックイン端末20の制御部21は、ステップS25において、不特定の空きロッカーを解錠可能なロッカーキーを発行する。具体的には、制御部21は、特定の空きロッカーに対応する前記ロッカーキー識別情報を含む前記識別コードを発行するのではなく、ロッカー装置3における空きロッカーの利用許可を示す情報を含む情報コードをロッカーキーとして発行する。この場合、利用者がロッカー装置3の読取部44に前記情報コードを入力すると、ロッカー制御装置40の制御部41は、空きロッカーのロッカー番号を選択可能なように操作表示部43に表示し、何れかのロッカー番号が選択された場合にその空きロッカーを解錠する。これにより、利用者は、ロッカー装置3において、実際の空きロッカーの位置やサイズなどを確認しながら希望するロッカーを選択することができる。
また、本発明の他の実施形態として、管理装置10の制御部11に含まれる各処理部がチェックイン端末20の制御部21に含まれてもよい。また、チェックイン端末20の制御部21に含まれる各処理部が管理装置10の制御部11に含まれてもよい。
また、本発明の施設利用管理システムは、管理装置10及びチェックイン端末20で構成されてもよいし、管理装置10及びチェックイン端末20のいずれか一方の単体で構成されてもよい。また、管理装置10、チェックイン端末20、及びロッカー制御装置40のいずれか二つの装置によって本発明の施設利用管理システムが構成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、本実施形態では、管理装置10、チェックイン端末20、及びロッカー制御装置40が通信網N1を介して相互に通信可能な構成について例示するが、本発明はこの構成に限られない。例えば、上述した宿泊施設チェックインシステム100において、チェックイン端末20が管理装置10のみに接続されており、また、ロッカー装置3が管理装置10のみに接続されている場合は、チェックイン端末20とロッカー装置3との間の通信が、管理装置10を中継して行われてもよい。
また、上述の実施形態では、ホテルなどの宿泊施設に適用される例について説明したが、本発明は宿泊施設に限られず、例えば、ロッカー装置3が設置されているスポーツ施設や空港施設などのように、情報端末を介してチェックイン手続きや受付手続きを行う施設にも適用可能である。
3 :ロッカー装置
10 :管理装置
11 :制御部
12 :記憶部
13 :操作表示部
14 :通信インターフェース
20 :チェックイン端末
21 :制御部
22 :記憶部
23 :操作表示部
23A :トップ画面
23B :ロッカー選択画面
24 :カードキー発行部
25 :ロッカーキー発行部
26 :読取部
27 :通信インターフェース
28 :カメラ
40 :ロッカー制御装置
41 :制御部
42 :記憶部
43 :操作表示部
43A :受付画面
44 :読取部
45 :通信インターフェース
61 :ロッカー利用ボタン
62 :チェックインボタン
71 :イラスト
72 :プルダウンメニュー
73 :OKボタン
74 :キャンセルボタン
81 :預け入れボタン
82 :取り出しボタン
100 :宿泊施設チェックインシステム
111 :予約処理部
112 :予約照合処理部
113 :更新処理部
121 :予約管理データ
122 :ロッカー利用管理データ
211 :受付処理部
212 :表示処理部
213 :チェックイン処理部
214 :ルームキー発行処理部
215 :ロッカーキー発行処理部
216 :問い合わせ処理部
300 :ロッカー
411 :キー照合処理部
412 :更新処理部
413 :送信処理部
421 :空き状況管理データ

Claims (8)

  1. 施設を利用予約した利用者の前記施設に対するチェックイン手続を受け付けるチェックイン装置と、物品を収容可能な複数のロッカーを有するロッカー装置を管理するロッカー管理装置と、を備える施設利用管理システムであって、
    前記チェックイン装置は、
    前記ロッカー装置の利用手続に関する操作入力を受け付ける第1受付処理部と、
    前記操作入力が受け付けられた場合に、前記利用者の予約情報を検索するための予約検索情報の入力を受け付ける第2受付処理部と、
    前記第2受付処理部によって受け付けられた前記予約検索情報に基づいて前記利用者の前記利用予約に関する予約情報があると判定され、現在時刻が前記利用者のチェックインを受付可能なチェックイン可能時刻よりも前であると判定された場合に、前記ロッカー装置の利用に必要なロッカーキーを発行し、前記現在時刻が前記チェックイン可能時刻を過ぎている場合に前記ロッカーキーを発行しないロッカーキー発行処理部と、を備える、施設利用管理システム。
  2. 施設を利用予約した利用者の前記施設に対するチェックイン手続を受け付けるチェックイン装置と、物品を収容可能な複数のロッカーを有するロッカー装置を管理するロッカー管理装置と、を備える施設利用管理システムであって、
    前記チェックイン装置は、
    前記ロッカー装置の利用手続に関する操作入力を受け付ける第1受付処理部と、
    前記操作入力が受け付けられた場合に、前記利用者の予約情報を検索するための予約検索情報の入力を受け付ける第2受付処理部と、
    前記第2受付処理部によって受け付けられた前記予約検索情報に基づいて前記利用者の前記利用予約に関する予約情報があると判定された場合に、前記ロッカー装置の利用に必要なロッカーキーを発行するロッカーキー発行処理部と、
    現在時刻が前記利用者のチェックインを受付可能なチェックイン可能時刻を過ぎている場合に、前記チェックイン装置の表示部に前記チェックイン手続を促すメッセージを表示する表示処理部と、を備える、施設利用管理システム。
  3. 前記チェックイン装置は、
    前記施設に対する前記利用者のチェックイン処理を実行するチェックイン処理部を更に備え、
    前記チェックイン処理部は、
    前記ロッカーキー発行処理部によって発行された前記ロッカーキーに対応する前記ロッカーが使用中である場合に前記チェックイン処理を中断し、前記ロッカーキーに対応する前記ロッカーの使用が終了した場合に、前記チェックイン処理を継続する、請求項1又は2に記載の施設利用管理システム。
  4. 前記ロッカーキー発行処理部は、前記ロッカーキーを発行した場合に、当該ロッカーキーに対応する前記ロッカーの識別情報を前記ロッカー管理装置に送信し、
    前記ロッカー管理装置は、
    前記複数のロッカーの使用状態を示すステータス情報を記憶するステータス記憶部と、
    前記ロッカーの識別情報を受信した場合に、前記ロッカーの前記ステータス情報を未使用から使用予約中に変更するステータス変更処理部と、を備える、請求項1から3のいずれかに記載の施設利用管理システム。
  5. 施設を利用予約した利用者のチェックイン処理を実行するチェックインステップを含む施設利用管理方法であって、
    ロッカー装置の利用手続に関する操作入力を受け付ける第1受付ステップと、
    前記操作入力が受け付けられた場合に、前記施設の利用予約に関する前記利用者の予約情報を検索するための予約検索情報の入力を受け付ける第2受付ステップと、
    前記第2受付ステップによって受け付けられた前記予約検索情報に基づいて前記利用者の前記利用予約に関する予約情報があると判定され、現在時刻が前記利用者のチェックインを受付可能なチェックイン可能時刻よりも前であると判定された場合に、前記ロッカー装置の利用に必要なロッカーキーを発行し、前記現在時刻が前記チェックイン可能時刻を過ぎている場合に前記ロッカーキーを発行しないロッカーキー発行ステップと、
    を一又は複数のプロセッサにより実行する施設利用管理方法。
  6. 施設を利用予約した利用者のチェックイン処理を実行するチェックインステップを含み、
    ロッカー装置の利用手続に関する操作入力を受け付ける第1受付ステップと、
    前記操作入力が受け付けられた場合に、前記施設の利用予約に関する前記利用者の予約情報を検索するための予約検索情報の入力を受け付ける第2受付ステップと、
    前記第2受付ステップによって受け付けられた前記予約検索情報に基づいて前記利用者の前記利用予約に関する予約情報があると判定され、現在時刻が前記利用者のチェックインを受付可能なチェックイン可能時刻よりも前であると判定された場合に、前記ロッカー装置の利用に必要なロッカーキーを発行し、前記現在時刻が前記チェックイン可能時刻を過ぎている場合に前記ロッカーキーを発行しないロッカーキー発行ステップと、
    を一又は複数のプロセッサに実行させるためのプログラム。
  7. 施設を利用予約した利用者のチェックイン処理を実行するチェックインステップを含む施設利用管理方法であって、
    ロッカー装置の利用手続に関する操作入力を受け付ける第1受付ステップと、
    前記操作入力が受け付けられた場合に、前記施設の利用予約に関する前記利用者の予約情報を検索するための予約検索情報の入力を受け付ける第2受付ステップと、
    前記第2受付ステップによって受け付けられた前記予約検索情報に基づいて前記利用者の前記利用予約に関する予約情報があると判定された場合に、前記ロッカー装置の利用に必要なロッカーキーを発行するロッカーキー発行ステップと、
    現在時刻が前記利用者のチェックインを受付可能なチェックイン可能時刻を過ぎている場合に、チェックイン装置の表示部にチェックイン手続を促すメッセージを表示する表示ステップと、
    を一又は複数のプロセッサにより実行する施設利用管理方法。
  8. 施設を利用予約した利用者のチェックイン処理を実行するチェックインステップを含み、
    ロッカー装置の利用手続に関する操作入力を受け付ける第1受付ステップと、
    前記操作入力が受け付けられた場合に、前記施設の利用予約に関する前記利用者の予約情報を検索するための予約検索情報の入力を受け付ける第2受付ステップと、
    前記第2受付ステップによって受け付けられた前記予約検索情報に基づいて前記利用者の前記利用予約に関する予約情報があると判定された場合に、前記ロッカー装置の利用に必要なロッカーキーを発行するロッカーキー発行ステップと、
    現在時刻が前記利用者のチェックインを受付可能なチェックイン可能時刻を過ぎている場合に、チェックイン装置の表示部にチェックイン手続を促すメッセージを表示する表示ステップと、
    を一又は複数のプロセッサに実行させるためのプログラム。
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