JP2011034238A - ロッカー予約システム - Google Patents

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昭 森口
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俊之 堤
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Abstract

【課題】使用開始予定時刻を指定して予約することのできるロッカーの利用率または収益性を向上させる。
【解決手段】本発明に係るロッカー予約システムは、ロッカーの予約時刻から使用開始予定時刻までの間は当該ロッカーを他のユーザに対して使用不可とするとともに、予約時刻から使用開始予定時刻までの時間分を予約者に課金する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロッカー予約システムに関するものである。
鉄道駅構内には、手荷物などを一時的に保存する施設として、コインロッカーが提供されている。従来のコインロッカーの場合、利用者は、鍵を用いて施錠と解錠を行い、使用料金を硬貨で支払う。
下記特許文献1では、携帯電話やICカードを用いてロッカーを施錠および解錠し、さらにはロッカーの使用料金を決済することのできるシステムが開示されている。このシステムでは、携帯電話もしくはICカードのIDを荷物預け入れ時に読み取らせておき、同時に携帯電話もしくはICカードの電子マネーにより、ロッカーの使用料金を決済する。荷物引き取り時に、携帯電話もしくはICカードのIDによって利用者の認証を行い、ロッカーを解錠する。
一方、下記特許文献2では、駅構内のコインロッカーを、インターネットを介して事前に予約するシステムが開示されている。この予約システムでは、各地に設置されたロッカーがホストコンピュータによって管理されており、ユーザPC(パーソナルコンピュータ)からインターネットを介して所望のロッカーの利用状況を確認することができる。ユーザは、PCの画面上から空きロッカーのユーザID及びパスワードを入力することで、ロッカーを予約する。
特開2005−316688号公報 特開2002−128239号公報
上記特許文献1に記載の技術では、利用者は構内を歩きながら空きロッカーを探す必要がある。さらに、空きロッカーがない場合は、駅構外や別の駅で別の空きロッカーを探すか、もしくはロッカーの利用そのものをあきらめなければならない。
また、上記特許文献2に記載の技術では、ロッカーが予約された後、実際に使用が開始されるまでの間は、そのロッカーを予約者に専有させる必要がある。
例えば、10:00AMの時点で、予約者が07:00PMからロッカーの使用を開始する旨を予約したと仮定する。このロッカーは、07:00PM以降は予約者が使用することが予定されているものの、それまでの時間帯は他のユーザが使用しても支障はないはずである。しかし、他のユーザに07:00PMまでの使用を許可したとしても、当該他のユーザが07:00PMに当該ロッカーを開放するとは限らない。
使用開始予定時刻である07:00PMの時点で、当該ロッカーを強制的に開放するわけにはいかないので、結局のところ、07:00PM以降に予約者が当該ロッカーを確実に使用できるようにするためには、予約時刻から使用開始予定時刻まで、当該ロッカーを予約者に専有させざるを得ない。この専有時間の間は、当該ロッカーが実際には使用されていないにも関わらず、他のユーザが使用することができないので、ロッカー事業者の収益性の観点から好ましくない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、使用開始予定時刻を指定して予約することのできるロッカーの利用率または収益性を向上させることを目的とする。
本発明に係るロッカー予約システムは、ロッカーの予約時刻から使用開始予定時刻までの間は当該ロッカーを他のユーザに対して使用不可とするとともに、予約時刻から使用開始予定時刻までの時間分を予約者に課金する。
本発明に係るロッカー予約システムによれば、ロッカーの予約時刻から使用開始予定時刻までの間は当該ロッカーを他のユーザに対して使用不可とするので、予約者は使用開始予定時刻以降に当該ロッカーを確実に使用開始することができる。また、予約時刻から使用開始予定時刻までの時間分を予約者に課金するので、当該ロッカーの実質的な稼働率を下げることなく、上記機能を提供することができる。これにより、ロッカーの実質的な利用率または収益性を向上させることができる。
実施の形態1に係るロッカー予約システム1000の構成図である。 予約管理サーバ300の機能ブロック図である。 ロッカー使用状況管理データベース350の構成とデータ例を示す図である。 ロッカー群400の機能ブロック図である。 予約者がロッカー群400を予約する際の各機器の動作を示すシーケンス図である。 ロッカー検索条件入力画面の画面構成例を示す図である。 検索結果表示画面の画面構成例を示す図である。 予約内容確認画面の画面構成例を示す図である。 実施の形態2に係る予約管理サーバ300の機能ブロック図である。 実施の形態2におけるロッカー使用状況管理データベース350の構成とデータ例を示す図である。 メール通知サービス管理データベース370の構成とデータ例を示す図である。 予約者がロッカー群400を予約する際の各機器の動作を示すシーケンス図である。 メール通知部360の処理を説明するシーケンス図である。 メール通知サービス申し込み画面の画面構成例を示す図である。 予約者に配信する通知電子メールの内容例を示す図である。 通知電子メールを受け取った予約者がロッカーの仮確保を確定する手順を説明するシーケンス図である。 仮確保ロッカー検索画面の画面構成例を示す図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係るロッカー予約システム1000の構成図である。ロッカー予約システム1000は、携帯端末100、駅構内ロッカー予約端末200、予約管理サーバ300、ロッカー群400a、400b、400cを備える。ロッカー群400a〜400cの構成は同様であるため、以後これらを総称するときは、ロッカー群400と呼ぶ。
携帯端末100は、携帯電話キャリアネットワーク510を介してインターネット520に接続され、さらにインターネット520を介して予約管理サーバ300に接続されている。
駅構内ロッカー予約端末200、ロッカー群400は、駅構内ネットワーク530を介してインターネット520に接続され、さらにインターネット520を介して予約管理サーバ300と接続されている。
携帯端末100は、ネットワークを介してロッカー群400を予約するためにユーザが用いるロッカー予約端末であり、表示部110、入力部120、ICチップ130、通信部140を備える。また、図示しないロッカー予約プログラムを搭載している。
携帯端末100のユーザ(予約者)は、入力部120を用いてロッカーの検索条件(ロッカーの場所、使用開始予定時刻など)を入力し、表示部110でその結果を確認しながら、希望条件に合致するロッカー群400を予約すべき旨を指示する。通信部140は、その指示を予約管理サーバ300に送信する。また、ICチップ130は電子マネー機能を備え、予約料金の決済を行うことができる。
駅構内ロッカー予約端末200は、ICチップ130を備えた携帯端末100を保持していないユーザが、駅構内でロッカー群400の予約を行うためのロッカー予約端末である。駅構内ロッカー予約端末200は、表示部210、入力部220、ICカードリーダライタ230、通信部240を備える。
駅構内ロッカー予約端末200のユーザ(予約者)は、携帯端末100を使用する場合と同様の手順により、ロッカー群400を予約すべき旨を指示する。通信部240は、その指示を予約管理サーバ300に送信する。なお、携帯端末100と異なり、予約料金の決済は、電子マネー機能を備えたICカード231を用いて行う。ICカードリーダライタ230は、ICカード231と通信し、予約料金を決済する。
図2は、予約管理サーバ300の機能ブロック図である。予約管理サーバ300は、ロッカー群400の使用状況および予約状況を管理する管理サーバであり、通信部310、ロッカー使用状況管理部320、ロッカー予約部330、予約料金算出部340、ロッカー使用状況管理データベース350を備える。
通信部310は、インターネット520を介して、携帯端末100、駅構内ロッカー予約端末200、ロッカー群400と通信する。
ロッカー使用状況管理部320は、通信部310を介してロッカー群400の使用状況を取得し、ロッカー使用状況管理データベース350にその使用状況を格納する。ロッカー群400に対して使用状況を問い合わせ、その返信に基づき当該ロッカー群400の使用状況を取得してもよいし、ロッカー群400が自発的に予約管理サーバ300に対し使用状況を報告するようにしてもよい。
ロッカー予約部330は、通信部310を介して予約者が指定するロッカー予約希望条件を取得し、その予約希望条件を用いて、ロッカー使用状況管理データベース350から条件に合致する空きロッカーを特定し、予約要求元(携帯端末100または駅構内ロッカー予約端末200)に返信する。
予約料金算出部340は、ロッカーを予約する時刻から使用開始予定時刻までの時間分に相当する予約料金の金額を算出し、通信部310を介して予約要求元(携帯端末100または駅構内ロッカー予約端末200)にその金額を送信する。
ロッカー使用状況管理データベース350は、ロッカー使用状況管理部320が収集した各ロッカー群400の使用状況を保持するデータベースである。ロッカー使用状況管理データベース350の詳細は、後述の図3で説明する。
ロッカー使用状況管理部320、ロッカー予約部330、予約料金算出部340は、これらの機能を実現する回路デバイスのようなハードウェアを用いて構成することもできるし、CPU(Central Processing Unit)のような演算装置とその動作を規定するソフトウェアを用いて構成することもできる。
ロッカー使用状況管理データベース350は、HDD(Hard Disk Drive)のような書き込み可能な記憶装置と、情報を記録するデータファイルなどを用いて構成することができる。
図3は、ロッカー使用状況管理データベース350の構成とデータ例を示す図である。ロッカー使用状況管理データベース350は、テーブル形式のデータベースであり、「設置駅名」列、「駅内場所」列、「ロッカー番号」列、「サイズ」列、「使用状況」列、「使用開始予定時刻」列、「予約者識別番号」列を有する。
「設置駅名」列は、ロッカー群400が設置されている駅名を保持する。
「駅内場所」列は、「設置駅名」列で特定される駅内のロッカー群400が設置されている場所名を保持する。通常は、1つの「駅内場所」列に対して1つのロッカー群400が対応するが、必ずしもこれに限られず、1つの「駅内場所」列に対して複数のロッカー群400が存在していてもよい。
「ロッカー番号」列は、後述の図4で説明する各ロッカー470の識別番号を保持する。図3では、同一の「設置駅名」列の値に対して重複しない「ロッカー番号」列の値を割り当て、別の設置駅では改めてロッカー番号を割り当て直す例を示した。そのため、ロッカー番号「1001」はロッカー使用状況管理データベース350内で重複しているが、「設置駅名」列の値で各ロッカーを識別すればよい。ロッカーの識別番号の割り当て方はこれに限られず、例えばロッカー使用状況管理データベース350全体で一意の識別番号を割り当ててもよい。
「サイズ」列は、各ロッカー470のサイズを保持する。
「使用状況」列は、各ロッカー470の現在の使用状況を保持する。
「使用開始予定時刻」列は、各ロッカー470が予約されているとき、その使用開始予定時刻を保持する。予約されていないロッカーについては、「無」を保持する。
「予約者識別番号」列は、各ロッカー470が予約されているとき、その予約者の識別情報(ICチップ130のID、またはICカード231のICチップのID)を保持する。予約されていないロッカーについては、「無」を保持する。
図4は、ロッカー群400の機能ブロック図である。ロッカー群400は、使用開始予定時刻を指定して予約することのできるロッカーであり、通信部410、使用状況管理部420、予約部430、認証部440、施錠部450、解錠部460、ロッカー470を備える。
通信部410は、駅構内ネットワーク530、インターネット520を介して、予約管理サーバ300と通信する。
使用状況管理部420は、ロッカー470の使用状況を取得し、通信部410を介して予約管理サーバ300に送信する。予約管理サーバ300からロッカー470の使用状況を送信するよう要求された時点で使用状況を取得してもよいし、例えば所定時間間隔などで自発的に使用状況を取得してもよい。
予約部430は、ロッカー470を予約すべき旨と使用開始予定時刻を、通信部410を介して予約管理サーバ300より受け取り、その使用開始予定時刻までロッカー470を施錠不可状態にする。また、予約者の識別情報を併せて受け取り、その識別情報を用いる場合のみ、使用開始予定時刻以前であってもロッカー470を施錠できるようにする。予約者の識別情報は、図示しないメモリなどの記憶装置に格納する。
認証部440は、予約されているロッカー470を施錠しようとするユーザを認証する機能を有する。具体的には、認証部440はICカードリーダ機能を備え、予約者が保持するICカードに記録されている識別情報(当該ICカードのICチップのIDなど)を読み取って、予約部430が先に予約管理サーバ300より受け取った識別情報と照合する。これにより、認証部440は、その者が正当な予約者であるか否かを認証する。
施錠部450、解錠部460は、それぞれロッカー470の施錠、解錠を行う。
ロッカー470は、ロッカー400が備える個々のロッカーである。ロッカー470の個数は任意でよいし、個々のロッカー470のサイズがそれぞれ異なっていてもよい。
以上、ロッカー予約システム1000の構成について説明した。次に、ロッカー予約システム1000の動作を説明する。
図5は、予約者がロッカー群400を予約する際の各機器の動作を示すシーケンス図である。以下、図5の各ステップについて説明する。
(図5:ステップS501)
予約者は、携帯端末100または駅構内ロッカー予約端末200(以下、必要に応じて予約端末と呼ぶ)を用いて予約管理サーバ300にアクセスし、後述の図6で説明するロッカー検索条件入力画面を呼び出す。予約者は、予約したいロッカーの設置駅名、サイズ、使用開始予定時刻を検索条件として入力する。予約端末は、予約者が入力した検索条件を予約管理サーバ300に送信する。
(図5:ステップS502)
予約管理サーバ300のロッカー予約部330は、通信部310を介して検索条件を受信する。ロッカー予約部330は、ロッカー使用状況管理データベース350より、検索条件に合致する空きロッカーを検索する。
(図5:ステップS503)
ロッカー予約部330は、通信部310を介して、検索結果を予約端末へ送信する。
(図5:ステップS504)
予約端末は、通信部を介して検索結果を受信し、後述の図7で説明する検索結果表示画面を表示部に表示する。予約者は、検索結果のなかから希望条件に合致するロッカーを選択する。予約端末は、その選択結果を予約管理サーバ300に送信する。希望条件に合致するロッカーが見つからなかった場合や、さらに検索条件を絞り込む場合などは、ステップS501に戻って同様の手順を繰り返す。
(図5:ステップS505)
予約管理サーバ300の予約料金算出部340は、通信部310を介して選択結果を受信する。予約料金算出部340は、予約者が選択したロッカーの設置駅名、駅内場所、使用開始予定時刻、および現在時刻を用いて、予約料金を算出する。算出手法としては、例えばサイズの大きいロッカーや都心部の駅内に設置されているロッカーは時間単位料金を高く設定しておき、現在時刻から使用開始予定時刻までの時間に応じて時間課金する、などの手法が考えられる。予約料金算出部340は、通信部310を介して、算出結果を予約端末へ送信する。
(図5:ステップS506)
算出結果を受信し、後述の図8で説明する予約内容確認画面を表示部に表示する。予約者が予約内容確認画面上で予約内容を承諾すると、予約端末は、ICチップ130またはICカード231を用いて予約料金を決済する。
(図5:ステップS507)
予約端末は、通信部を介して、予約料金の決済が完了した旨、およびICチップ130またはICカード231のICチップのIDを予約管理サーバ300に送信する。このIDは、予約者を識別する識別情報としての役割を果たすことになる。
(図5:ステップS508)
予約管理サーバ300のロッカー予約部330は、通信部310を介して予約者のICチップのIDを受信する。ロッカー予約部330は、予約者が予約したロッカーを有するロッカー群400に、当該ロッカーを予約すべき旨の指示、使用開始予定時刻、および予約端末より受信したIDを送信する。また、ロッカー予約部330は、ロッカー使用状況管理データベース350の該当するレコードに、当該ロッカーの使用開始予定時刻とIDを、それぞれ「使用開始予定時刻」列と「予約者識別番号」列に格納する。
(図5:ステップS509)
ロッカー群400の予約部430は、通信部410を介して、予約管理サーバ300より上記指示、使用開始予定時刻、およびIDを受信する。予約部430は、図示しないメモリなどに、予約するよう指示を受けたロッカー470の使用開始予定時刻とIDを格納する。
(図5:ステップS510)
予約部430は、予約するよう指示を受けたロッカー470を、使用開始予定時刻まで施錠不可とする。ただし、予約者のIDとステップS509で受信したIDが合致した場合は、施錠を許可する。これについてはステップS513で改めて説明する。以上でロッカー470の予約が完了する。
(図5:ステップS510:補足)
予約部430は、使用開始予定時刻までに予約者が当該ロッカーの使用を開始しない場合は、予約者以外でも当該ロッカーを使用できるように、施錠可状態に戻すとともに、予約管理サーバ300にその旨を通知する。予約管理サーバ300のロッカー使用状況管理部320は、ロッカー使用状況管理データベース350の該当するレコードにおける「使用開始予定時刻」列と「予約者識別番号」列をクリアする。
(図5:ステップS511)
予約者は、ロッカー470を予約したときに用いた携帯端末100またはICカード231を持って、予約したロッカー470を有するロッカー群400の設置場所まで移動する。予約者は、ロッカー群400の認証部440に、ロッカー470を予約したときに用いた携帯端末100またはICカード231をかざす。
(図5:ステップS512)
ロッカー群400の認証部440は、ICチップ130またはICカード231のICチップのIDを読み取り、ステップS509で受信したIDと照合することにより、当該IDを認証する。
(図5:ステップS513)
ロッカー群400の認証部440は、認証結果を予約部430に通知する。予約部430は、認証部440が認証に成功した場合は、そのIDを用いて予約されたロッカー470を施錠可に設定する。
図6は、ロッカー検索条件入力画面の画面構成例を示す図である。ロッカー検索条件入力画面は、ロッカー設置駅名入力欄601、ロッカーサイズ選択欄602、ロッカー使用開始予定時刻入力欄603、検索開始ボタン604を有している。
予約者は、携帯電話100の入力部120、または駅構内ロッカー予約端末200の入力部220を用いて、予約を希望するロッカー470の設置駅名、サイズ、使用開始予定時間を選択または文字入力し、検索開始ボタン604を押下する。
予約者が、図6のロッカー検索条件入力画面に示されているように、ロッカー設置駅名601入力欄に「A」を入力し、ロッカーサイズ選択欄602で「小」を選択し、使用開始予定時刻入力欄603に「1月23日20:00」を入力したと仮定する。
現在の各ロッカーの使用状況が、図3に示すロッカー使用状況管理データベース350のデータ例の状態であると仮定する。予約管理サーバ300のロッカー予約部330は、「設置駅名=A」、「使用状況=空き」のロッカーを検索する。図3のデータ例では、「サイズ=小」のロッカーのうち、「ロッカー番号=1001、1002、1006」のロッカーが予約可能である。
「ロッカー番号=1009」のロッカーは、「使用状況=使用中」であり、いつ開放されるか不確定であるため予約することができない。「ロッカー番号=1005」のロッカーは、使用開始予定時刻の値が設定されており、同列の値が指定する時刻までは予約を行なった者意外は施錠不可となっているため、予約することができない。
図7は、検索結果表示画面の画面構成例を示す図である。検索結果表示画面は、予約管理サーバ300のロッカー予約部330が検索結果として得た、予約可能なロッカー群400の一覧を表示する。予約者の便宜のため、当該駅の構内図とともに、予約可能なロッカー群400の位置をアイコン等の画像で表示し、予約者が予約するロッカーを選択しやすいようにしてもよい。
図3のデータ例および図6の検索条件例によれば、駅Aの北口ロッカーと南口ロッカーが選択可能であるため、これらのロッカーが選択可能である旨が、矢印によって示されている。利用者は、携帯端末100の入力部120、もしくは駅構内ロッカー予約端末200の入力部220を用いて、予約を希望するロッカーを選択する。
図8は、予約内容確認画面の画面構成例を示す図である。予約内容確認画面は、設置駅名表示欄801、駅内場所表示欄802、サイズ表示欄803、使用開始予定時刻表示欄804、予約料金表示欄805を有する。
設置駅名表示欄801、サイズ表示欄803、使用開始予定時刻表示欄804の表示内容には、予約者が図5のステップS501で入力した予約対象ロッカーの設置駅名、サイズ、使用開始予定時刻がそれぞれ記載される。駅内場所表示欄802の表示内容は、予約者が図5のステップS504で選択したロッカーの駅内場所を用いる。予約料金表示欄805の表示内容は、予約料金算出部340が算出した予約料金の金額を用いる。
図8において、予約者は予約を1月23日の17:00に行っていると仮定する。この場合、使用開始予定時刻(20:00)までのロッカー専有時間は3時間である。ロッカー予約システム1000は、予約料金を100円/1時間と設定しているので、予約者が支払う予約料金は300円となる。予約者は、これらの内容に承諾する場合はOKボタン806を押下し、キャンセルする場合はCancelボタン807を押下する。
予約者が駅構内ロッカー予約端末200を用いてロッカーを予約する場合、表示部210は、ICカード231をICカードリーダライタ230にかざすよう予約者に促す表示を画面表示する。予約料金が300円であれば、ICカード231が備えるICチップにチャージされている電子マネーから300円分を引き落とす。また、ICカードリーダライタ230はICチップのIDを読み取り、予約管理サーバ300に送信する。
予約者が携帯端末100を用いてロッカーを予約する場合、予約者が図8のような予約内容確認画面でOKボタンを押すと、ICチップ130にチャージされている電子マネーから300円が引き落とされ、ICチップ130のIDが読み取られ、予約管理サーバ300に送信される。
以上、本実施の形態1に係るロッカー予約システム1000の動作を説明した。
以上のように、本実施の形態1によれば、予約料金算出部340は、現在時刻、使用開始予定時刻、予約対象のロッカー種別などに基づき、予約者がロッカーを予約する時点から使用を開始する時点までの予約料金を算出する。予約端末はその予約料金を決済する。ロッカー群400は、予約されたロッカーをその時点から使用開始予定時刻まで、予約者以外は施錠不可にする。これにより、使用開始予定時刻になっても他の使用者がロッカーを専有している状況が発生しないので、予約者は使用開始予定時刻に確実にロッカーを使用開始することができる。また、予約完了から予約開始予定時刻までの時間分を予約料金として課金するので、その時間帯は実質的に当該ロッカーが使用されているのと同様の状態となり、ロッカーの実質的な稼働率、収益性を向上させることができる。
また、本実施の形態1によれば、予約端末は、予約料金を決済する際に使用するICチップのIDを予約管理サーバ300に送信する。予約対象のロッカーは予約管理サーバ300を介してそのIDを受け取って記憶するとともに、使用開始予定時刻までの時間帯は当該IDを認証した場合のみ当該ロッカーを施錠できるようにする。これにより、予約料金の決済と予約対象ロッカーの施錠/解錠を、同一のICカード231または携帯端末100で行なうことができるので、予約者にとって便宜である。さらには、ICチップのIDは容易に複製することができないので、セキュリティの観点からも好ましい。
<実施の形態2>
実施の形態1では、予約者が希望する条件のロッカーが見つからなかったときは、検索条件を変更して再度検索を行なうこととした。本発明の実施の形態2では、予約者が希望する条件のロッカーが見つからなかったときは、当該ロッカーが開放された時点でその旨を予約者に電子メールで通知し、予約者の便宜を図る。電子メールの通知に係る構成以外は実施の形態1と概ね同様であるため、以下では差異点を中心に説明する。
図9は、本実施の形態2に係る予約管理サーバ300の機能ブロック図である。本実施の形態2において、予約管理サーバ300は、実施の形態1の図2で説明した構成に加えて新たにメール通知部360とメール通知サービス管理データベース370を備える。
メール通知部360は、予約者が予約することができなかったロッカーが開放されたとき、その予約者にその旨を電子メールで通知する。また、電子メールで予約者に通知してから所定時間(例えば30分程度)の間、当該ロッカーを施錠不可として仮確保する。これは、予約者が電子メールを読むまでのタイムラグに配慮したものである。予約者は、この時間以内に再予約(仮予約確定)を完了するように促されることになる。メール通知部360の動作の詳細は、後述の図13〜図15で改めて説明する。
メール通知サービス管理データベース370は、予約者が予約することができなかったロッカーの検索条件と、当該予約者の連絡先電子メールアドレスとを格納する。ロッカー使用状況管理データベース350と一体的に構成することもできる。詳細は後述の図11で改めて説明する。
メール通知部360は、その機能を実現する回路デバイスのようなハードウェアを用いて構成することもできるし、CPUのような演算装置とその動作を規定するソフトウェアを用いて構成することもできる。
メール通知サービス管理データベース370は、HDDのような書き込み可能な記憶装置と、情報を記録するデータファイルなどを用いて構成することができる。
図10は、本実施の形態2におけるロッカー使用状況管理データベース350の構成とデータ例を示す図である。本実施の形態2において、ロッカー使用状況管理データベース350は、実施の形態1の図3で説明した構成に加え、新たに「仮確保終了予定時刻」列を有する。
「仮確保終了予定時刻」列は、予約することができなかったロッカーが開放された旨をメール通知部360が予約者に通知する際における、当該ロッカーを仮確保する期限を保持する。
図10のデータ例に示す状態において、予約者が図6のような検索条件を予約管理サーバ300に送信したと仮定する。ロッカー予約部330は、「設置駅名=A」、「使用状況=空き」のロッカーを検索し、「ロッカー番号=1001、1006」のロッカーが予約可能であると判断する。
「ロッカー番号=1002」のロッカーは、「仮確保終了予定時刻」列の値がセットされているので、現時点では当該ロッカーは予約することができない。なお、「予約者識別番号」の値は、仮確保したロッカーを予約することのできるユーザを特定するための識別子である。これについては後述の図15で改めて説明する。
図11は、メール通知サービス管理データベース370の構成とデータ例を示す図である。メール通知サービス管理データベース370は、テーブル形式のデータベースであり、「設置駅名」列、「サイズ」列、「使用開始予定時刻」列、「連絡先電子メールアドレス」列を有する。
「設置駅名」列、「サイズ」列、「使用開始予定時刻」列は、予約者が予約を希望したが予約することができなかったときのロッカー検索条件の各条件値を保持する。これらは、予約者が図6の画面で選択ないし入力した、ロッカー設置駅名入力欄601、ロッカーサイズ選択欄602、ロッカー使用開始予定時刻入力欄603の各値に相当する。これらの列に加えて「駅内場所」列を設けてもよいが、本データベースの各列は図6に示す各検索条件と対応することが望ましいので、ここでは省略した。
「連絡先電子メールアドレス」列は、予約することができなかったロッカーが開放された際にその旨を連絡すべき宛先電子メールアドレスを保持する。一般には、予約者の個人電子メールアドレス、例えば携帯端末100の電子メールアドレスを保持することが多いと思われる。
図12は、予約者がロッカー群400を予約する際の各機器の動作を示すシーケンス図である。同シーケンス図は、実施の形態1の図5で説明したものと概ね同様であるが、メール通知部360に係る処理が異なる。以下、図12の各ステップについて説明する。
(図12:ステップS501〜S502)
これらのステップは図5の同ステップと同様であるが、ステップS502の次はステップS1001に進む。また、ステップS502において、「仮確保終了予定時刻」列の値が設定されているロッカーは、検索対象から除外する。
(図12:ステップS1001)
空きロッカーがあればステップS503へ進み、なければステップS1002へ進む。
(図12:ステップS1002)
メール通知部360は、後述の図13で説明する処理を実行する。
(図12:ステップS503〜)
以後のステップは、図5のステップS503以降と同様である。
図13は、メール通知部360の処理を説明するシーケンス図である。以下、図13の各ステップについて説明する。
(図13:ステップS1301)
予約端末は、後述の図14で説明するメール通知サービス申し込み画面を表示部に表示する。予約者は、同画面上で自己の連絡先電子メールアドレスを入力する。予約端末は、予約管理サーバ300にその電子メールアドレスを送信する。なお、図14では予約希望条件を表示していないが、先のステップS501で予約者が入力した条件を予約管理サーバ300側で保持するか、もしくは図14の画面内に非表示で埋め込んでおく(例えばHTMLのhiddenタグやcookie内に記載する)などして、先に入力された条件を引き継いでおく。
(図13:ステップS1302)
予約管理サーバ300のメール通知部360は、通信部310を介して、予約者の連絡先電子メールアドレス(および予約希望条件)を受信する。メール通知部360は、メール通知サービス管理データベース370に、予約者の連絡先電子メールアドレスと予約希望条件を格納する。
(図13:ステップS1303)
ロッカー群400の使用状況管理部420は、ロッカー470が開放される(解錠される)と、当該ロッカー470の設置駅名、駅内場所、サイズ、ロッカー番号などの、当該ロッカー470を識別することのできる情報を、予約管理サーバ300に通知する。
(図13:ステップS1304)
予約管理サーバ300のメール通知部360は、開放された旨の通知を受けたロッカー470が、メール通知サービス管理データベース370に格納されている予約希望条件と合致するか否かを確認する。合致する場合はステップS1305に進み、合致しない場合は本ステップを繰り返す。
(図13:ステップS1305)
メール通知部360は、ロッカー使用状況管理データベース350の該当するロッカーの「仮確保終了予定時刻」列に、当該ロッカーの仮確保が終了する時刻(例えば現在時刻から30分後)を記録する。また、「予約者識別番号」列に、一意の仮確保検索パスワード(例えばランダム文字列)を記録する。メール通知部360は、予約者がメール通知サービスを申し込んだ場合は、後述の図15で説明する通知電子メールを予約者に送信する。また、メール通知サービス管理データベース370から当該予約者に関するレコードを削除する。通知電子メールには、予約者が予約しようとしたロッカーが開放された旨が記載されている。また、メール通知部360は、当該ロッカーを仮確保すべき旨を、当該ロッカーを有するロッカー群400に通知する。
(図13:ステップS1305:補足)
ステップS1304において、複数のロッカーが予約希望条件に合致した場合は、いずれか1つのロッカーのみ仮確保してもよいし、2つ以上のロッカーを仮確保してもよい。
(図13:ステップS1306)
ロッカー群400の予約部430は、通信部410を介して、予約管理サーバ300より上記指示を受信する。予約部430は、仮確保するよう指示を受けたロッカー470を仮確保終了予定時刻まで施錠不可とする。
図14は、メール通知サービス申し込み画面の画面構成例を示す図である。メール通知サービス申し込み画面は、連絡先電子メールアドレス入力欄1401を有する。予約者は、メール通知サービスを利用する場合は、連絡先電子メールアドレス入力欄1401に、自己の連絡先電子メールアドレスを入力し、送信ボタン1402を押下する。メール通知サービスを利用しない場合は、希望しないボタン1403を押下する。
図15は、予約者に配信する通知電子メールの内容例を示す図である。通知電子メールは、予約することが可能になったロッカー470の希望予約条件1501、同ロッカーの仮確保終了予定時刻1502、仮確保検索パスワード1503を記載している。
希望予約条件1501は、開放されたロッカーの設置駅名とサイズを記述する。さらに駅内場所を記述してもよい。仮確保終了予定時刻1502は、ロッカー使用状況管理データベース350における当該ロッカーの「仮確保終了予定時刻」列の値と一致する。ここでは図10の「ロッカー番号=1002」のロッカーを仮確保した例を示した。
仮確保検索パスワード1503には、ロッカー使用状況管理データベース350における当該ロッカーの「予約者識別番号」列の値が記述されている。このパスワードについては、図16で説明する。
図16は、通知電子メールを受け取った予約者がロッカーの仮確保を確定する手順を説明するシーケンス図である。以下、図16の各ステップについて説明する。
(図16:ステップS1601)
予約者は、予約端末を用いて予約管理サーバ300にアクセスし、後述の図17で説明する仮確保ロッカー検索画面を呼び出す。予約者は、通知電子メールに記載されている仮確保検索パスワード1503を入力する。予約端末は、予約者が入力した仮確保検索パスワードを予約管理サーバ300に送信する。
(図16:ステップS1602)
予約管理サーバ300のロッカー予約部330は、通信部310を介して仮確保検索パスワードを受信する。ロッカー予約部330は、ロッカー使用状況管理データベース350より、「予約者識別番号」列の値がその仮確保検索パスワードと合致するロッカーを検索する。
(図16:ステップS503〜)
以後のステップは、図5のステップS503以降と同様である。ただし、仮確保を確定する際に、「仮確保終了予定時刻」列の値をクリアする必要がある。
図17は、仮確保ロッカー検索画面の画面構成例を示す図である。仮確保ロッカー検索画面は、仮確保検索パスワード入力欄1701、確定ボタン1702、Cancelボタン1703を有する。
予約者は、通知電子メールの仮確保検索パスワード1503に記述されている仮確保検索パスワードを、仮確保検索パスワード入力欄1701に入力し、確定ボタン1702を押下する。仮確保を行なわない場合は、Cancelボタン1703を押下する。
以上のように、本実施の形態2によれば、予約者が予約を希望するロッカーが見つからなかった場合、後にそのロッカーが開放された時点で予約者にその旨を即座に通知することができる。これにより、予約者が改めて希望条件に合致するロッカーを検索し直すための負担を軽減することができ、予約者にとって便宜である。
また、本実施の形態2によれば、メール通知部360は、予約者が予約を希望するロッカーが開放されると、所定時間が経過するまでそのロッカーを施錠不可にする。これにより、他の者がそのロッカーの使用を開始してしまうことを防ぎ、予約者は確実にそのロッカーを予約することができる。
また、本実施の形態2によれば、メール通知部360は、予約者が予約を希望するロッカーが開放されると、ロッカー使用状況管理データベース350の当該ロッカーの「予約者識別番号」列に一意の識別情報(仮確保検索パスワード)を記録し、通知電子メールにその仮確保検索パスワードを記載して送信する。予約者は、仮確保検索パスワードを予約管理サーバ300に送信することにより、自己が仮確保対象の予約者であることを証明することができる。
また、ロッカー予約部330は、ロッカー検索条件入力画面から空きロッカーを検索する場合は、「仮確保終了予定時刻」列の値が設定されているロッカーは検索対象から除外し、仮確保確定画面から仮確保検索パスワードを指定した場合のみ、そのロッカーを検索対象とする。これにより、仮確保対象の予約者以外は仮確保されているロッカーを予約することができなくなるので、仮確保対象者は確実に仮確保ロッカーを予約することができる。
<実施の形態3>
以上の実施の形態1〜2において、図6のロッカー検索条件入力画面では、設置駅名、サイズ、使用開始予定時刻を入力または選択して空きロッカーを検索することを説明したが、これ以外の検索条件、例えば駅内場所を検索条件として指定できるようにすることもできる。
また、図6のロッカー検索条件入力画面では、単一の設置駅名と単一のサイズを指定するようにしたが、複数の設置駅名またはサイズを指定できるようにしてもよい。この場合、検索条件として指定したいずれかの設置駅名またはいずれかのサイズに合致する空きロッカーが検索されることになる。
また、図6のロッカー検索条件入力画面において、必ずしも全ての項目を入力する必要はなく、一部の項目のみ必須入力項目としてもよい。
<実施の形態4>
以上の実施の形態1〜3では、ICカード231のICチップのIDや、携帯端末のICチップ130のIDを用いて、予約者の識別および予約料金の決済を行なうことを説明した。予約者の識別手法や決済手段はこれに限られるものではなく、その他の識別手法や決済手段を用いることもできる。
例えば、予約者がロッカーを予約する時点で、図6のロッカー検索条件入力画面上で任意のパスワードを入力し、予約管理サーバ300を介して空きロッカーに送信することが考えられる。この場合、ロッカー使用状況管理データベース350の「予約者識別番号」列には、そのパスワードが記録される。また、当該空きロッカーを有するロッカー群400には、そのパスワードが送信される。予約者が、ロッカー群400の認証部440にそのパスワードを入力すると、予約した空きロッカーを施錠することができる。
実施の形態1〜3では、予約者の識別手段と決済手段を、ICチップで兼用することとしたが、決済手段については、予約者の識別情報を特定する手段とは別に構成することもできる。例えば、駅構内ロッカー予約端末200を用いて予約する場合は、予約料金を現金で駅構内ロッカー予約端末200に投入することで決済を行なうようにしてもよい。あるいは、携帯端末100で決済を行なう場合は、携帯電話キャリアの決済サービスを利用するように構成してもよい。
100:携帯端末、110:表示部、120:入力部、130:ICチップ、140:通信部、200:駅構内ロッカー予約端末、210:表示部、220:入力部、230:ICカードリーダ、240:通信部、300:予約管理サーバ、310:通信部、320:ロッカー使用状況管理部、330:ロッカー予約部、340:予約料金算出部、350:ロッカー使用状況管理データベース、400a、400b、400c:ロッカー群、410:通信部、420:使用状況管理部、430:予約部、440:認証部、450:施錠部、460:解錠部、470:ロッカー、510:携帯電話キャリアネットワーク、520:インターネット、530:駅構内ネットワーク、601:ロッカー設置駅名入力欄、602:ロッカーサイズ選択欄、603:ロッカー使用開始予定時刻入力欄、604:検索開始ボタン、801:設置駅名表示欄、802:駅内場所表示欄、803:サイズ表示欄、804:使用開始予定時刻表示欄、805:予約料金表示欄、806:OKボタン、807:Cancelボタン、360:メール通知部、370:メール通知サービス管理データベース、1000:ロッカー予約システム、1401:連絡先電子メールアドレス入力欄、1402:送信ボタン、1403:希望しないボタン、1501:希望予約条件、1502:仮確保終了予定時刻、1503:仮確保検索パスワード、1701:仮確保検索パスワード入力欄、1702:確定ボタン、1703:Cancelボタン。

Claims (9)

  1. 使用開始予定時刻を指定して予約することのできるロッカーと、
    前記ロッカーの使用状況および予約状況を管理する管理サーバと、
    前記ロッカーを予約すべき旨の指示を前記管理サーバに送信するロッカー予約端末と、
    を有するロッカー予約システムであって、
    前記ロッカー予約端末は、
    前記ロッカーを予約すべき旨の指示、および当該ロッカーの使用開始予定時刻を前記管理サーバに送信し、
    前記ロッカーを予約する時刻から前記使用開始予定時刻までの時間分の予約料金の金額を前記管理サーバより受信すると、その予約料金を決済した上で決済が完了した旨を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、
    前記ロッカーを予約すべき旨の指示、前記予約時刻、および前記使用開始予定時刻を前記ロッカー予約端末より受信すると、予約の可否を判断した上で、前記予約料金の金額を前記ロッカー予約端末に送信し、
    前記予約料金の決済が完了した旨を前記ロッカー予約端末より受信すると、前記使用開始予定時刻まで当該ロッカーを施錠不可にすべき旨の指示を前記ロッカーに送信し、
    前記ロッカーは、
    前記使用開始予定時刻まで当該ロッカーを施錠不可にすべき旨の指示を前記管理サーバより受信すると、前記使用開始予定時刻まで当該ロッカーを施錠不可とする
    ことを特徴とするロッカー予約システム。
  2. 前記ロッカーは、
    利用者の識別情報を用いて施錠または解錠することができるように構成されており、
    前記ロッカー予約端末は、
    前記予約料金の決済が完了した旨を前記管理サーバに送信する際に、当該利用者の識別情報を併せて送信し、
    前記管理サーバは、
    前記使用開始予定時刻まで前記ロッカーを施錠不可にすべき旨の指示を当該ロッカーに送信する際に、前記識別情報を併せて送信し、
    前記ロッカーは、
    前記管理サーバより前記識別情報を受信すると、
    前記使用開始予定時刻までの時間帯であっても、当該識別情報を用いる場合のみ当該ロッカーを施錠できるように設定する
    ことを特徴とする請求項1記載のロッカー予約システム。
  3. 前記管理サーバは、
    前記ロッカーの使用状況を収集する手段と、その情報を蓄積するデータベースと、
    を備え、
    前記使用開始予定時刻以降に使用するよう予約することのできる前記ロッカーを検索すべき旨の指示を前記ロッカー予約端末より受信すると、
    前記ロッカーのうち、その時点で使用されておらず、かつ使用開始予定時刻が設定されていないものを前記データベースから検索し、
    その結果得られた前記ロッカーをその時点で予約可能であると判断して前記ロッカー予約端末に返信する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のロッカー予約システム。
  4. 前記ロッカー予約端末は、前記管理サーバに連絡先電子メールアドレスを送信し、
    前記管理サーバは、
    前記ロッカーのうち、その時点で使用されておらず、かつ使用開始予定時刻が設定されていないものが前記データベース上で見つからなかったときは、
    前記連絡先電子メールアドレスを前記データベースに格納しておき、
    前記使用開始予定時刻までに空きロッカーが生じると、前記連絡先電子メールアドレスにその旨の電子メールを送信する
    ことを特徴とする請求項3記載のロッカー予約システム。
  5. 前記管理サーバは、
    前記連絡先電子メールアドレスに前記電子メールを送信する際に、
    その時点から所定時間が経過するまで前記空きロッカーを施錠不可にすべき旨の指示を当該空きロッカーに送信し、
    前記空きロッカーは、その時点から前記所定時間が経過するまで当該空きロッカーを施錠不可に設定する
    ことを特徴とする請求項4記載のロッカー予約システム。
  6. 前記管理サーバは、
    前記連絡先電子メールアドレスに前記電子メールを送信する際に、
    その時点から前記所定時間が経過するまで前記空きロッカーを仮確保した旨を前記データベースに記録するとともに、仮確保検索パスワードを当該空きロッカーに対応付けて前記データベースに記録し、
    前記電子メールに前記仮確保検索パスワードを記載して送信し、
    前記ロッカー予約端末より前記仮確保検索パスワードを受け取った場合は、その仮確保検索パスワードが対応付けられている前記空きロッカーを前記データベースより検索し、
    前記ロッカー予約端末より前記仮確保検索パスワードを受け取らなかった場合は、その仮確保検索パスワードが対応付けられている前記空きロッカーを検索対称から除外する
    ことを特徴とする請求項4または請求項5記載のロッカー予約システム。
  7. 前記ロッカー予約端末は、
    ICチップに記録された情報を読み取るICチップリーダを備え、
    前記識別情報として、前記ICチップに記録されている当該ICチップのIDを用いる
    ことを特徴とする請求項2から請求項6までのいずれか1項に記載のロッカー予約システム。
  8. 前記ロッカー予約端末は、
    前記予約料金の決済手段として、電子マネー機能を備えた前記ICチップを用いる
    ことを特徴とする請求項7記載のロッカー予約システム。
  9. 前記ロッカー予約端末は、
    前記ロッカーの場所またはサイズの少なくともいずれかを1以上指定して、前記ロッカーを予約すべき旨の指示を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、
    指定された場所またはサイズを条件として予約の可否を判断する
    ことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のロッカー予約システム。
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