JP6704162B1 - 時間貸設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者からの予約を受け付けやすくして利便性を高めるとともに、設備の運用効率を高めることができる時間貸設備を提供。【解決手段】利用時間を設定して利用者に設備を貸与するための時間貸設備の管理機器であるホスト1は、利用者に関する利用者情報、および利用者に対して予め付与され所定期間中に予約可能な上限時間を設定した予約上限時間を管理する利用者情報管理部31と、予約上限時間を超えない範囲の利用時間および予約日時を予約情報として管理する予約情報管理部32と、予約を受け付けた際に利用時間を差し引いて予約上限時間の情報を更新する予約時間更新部33と、を備える。予約時間更新部33は、予約情報の予約日時を経過した場合、または予約情報を消去した場合に、予約情報における利用時間を予約上限時間に加えて予約上限時間の情報を更新する。【選択図】図2

Description

本発明は、利用時間を設定して利用者に設備を貸与するための時間貸設備に関する。
従来、ビルやオフィス、ホテル等の空会議室(設備)を一般の利用者に向けてレンタルするためのシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたレンタルシステムは、インターネット等の通信ネットワークに公開された管理サーバと、会議室の情報が保存された複数の予約サーバと、を備え、利用者が管理サーバを介して予約サーバの会議室情報にアクセスするとともに、所望の会議室を予約することができるように構成されている。さらに、レンタルシステムは、課金機能も備えており、レンタル料金の支払もオンラインで実行できるようになっている。
一方、ホテルやレンタルスペース等の空間(設備)の利用調整に電子チケット(回数券)を用いる方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載された空間の利用調整方法では、回数券である電子チケットの用い方は3通りあり、空間を指定時間で時間貸しする第1電子チケットと、空間を時間指定無しで利用可能な第2電子チケットと、空間を現時点で時間貸しする際、すなわち、第2電子チケットを利用する際に利用者に送信される第3電子チケットと、が利用される。このように3通りの電子チケットを用いることで、予め時間を指定して電子チケットを使いたい場合と、時間を指定せずに回数券として電子チケットを保持したい場合と、で電子チケットを使い分けることができ、利用者は、電子チケット(回数券)を、予約券または当日利用可能な空間利用券として使うことができる。
特開2002−150178号公報 特開2017−84181号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載されたような従来のシステムでは、設備を利用するごとに利用料金が課金されることから、利用者は、予約を行う際に慎重にならざるを得ず、予約することを躊躇してしまうことがあり、利用者の利便性を高めることが難しかった。また、従来のシステムでは、特定の曜日や時間帯に予約が集中し、他の時間帯には予約が入らず、設備の運用効率低下を招いてしまうこともあった。
本発明の目的は、利用者からの予約を受け付けやすくして利便性を高めるとともに、設備の運用効率を高めることができる時間貸設備を提供することである。
本発明の時間貸設備は、利用時間を設定して利用者に設備を貸与するための時間貸設備であって、利用者からの入力を受け付ける利用者入力手段と通信回線を介して接続されるとともに当該設備を管理するための管理機器を備え、前記管理機器は、所定の利用者に関する利用者情報、および当該利用者に対して予め付与され所定期間中に予約可能な上限時間を設定した予約上限時間を管理する利用者情報管理部と、前記予約上限時間を超えない範囲の利用時間を前記利用者入力手段から受け付けた場合に、当該利用時間および予約日時を予約情報として管理する予約情報管理部と、前記予約情報管理部が予約を受け付けた際に前記利用時間を差し引いて前記予約上限時間の情報を更新するとともに、前記予約情報の予約日時を経過した場合に必ず当該予約情報における前記利用時間を前記予約上限時間に加えて当該予約上限時間の情報を更新する予約時間更新部と、を備えることを特徴とする。
このような本発明によれば、時間貸設備の管理機器は、利用者情報および予約上限時間を管理する利用者情報管理部と、利用時間および予約日時を予約情報として管理する予約情報管理部と、予約上限時間から利用時間を差し引いて予約上限時間の情報を更新する予約時間更新部と、を備え、予約時間更新部は、予約情報の予約日時を経過した場合、または予約情報を消去した場合に、予約情報における利用時間を予約上限時間に加えて予約上限時間の情報を更新することで、利用者は、所定期間中に繰り返し設備を利用することができる。したがって、利用者は、予約上限時間を超えない範囲であれば気軽に予約を行うことができ、時間貸設備は、利用者の利便性を高めることができる。また、予約日時を経過した場合や予約情報を消去(キャンセル)した場合には、その分の利用時間が加えられて予約上限時間が更新されるので、利用者の積極的な予約行動を促すことになり、設備の運用効率を高めることができる。
この際、本発明では、前記管理機器は、所定期間中における前記予約上限時間の長さに応じて貸与料金を課金する課金管理部を備えることが好ましい。
このような構成によれば、管理機器は、所定期間中における予約上限時間の長さに応じて貸与料金を課金する課金管理部を備えることで、利用者は、予約上限時間を超えない範囲で時間貸設備を繰り返し定額にて利用することができる。
本発明の一実施形態に係る時間貸設備の概略構成図 前記時間貸設備の管理機器の構成を示すブロック図 前記時間貸設備の管理機器の動作を示すフローチャート 前記時間貸設備における予約動作を示す図 前記時間貸設備における他の予約動作を示す図 前記時間貸設備におけるさらに他の予約動作を示す図
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る時間貸設備の概略構成図である。
時間貸設備は、図1に示すように、当該設備を管理するための管理機器であるホスト1と、利用者に貸与するための設備である複数の部屋20と、を備え、複数の部屋20を有した複数の建物2が存在している。ホスト1および建物2と、利用者が所持する携帯電話やスマートフォン、パーソナルコンピュータ等の端末装置3と、部屋20のレンタルを予約するための予約サイト4と、は通信回線としての公衆ネットワークであるインターネット5を介して相互に接続可能になっている。利用者は、利用者入力手段である端末装置3を用いてインターネット5を介して予約サイト4にアクセスし、目的に応じた部屋20を探し、利用時間を指定して予約を実行することができる。予約サイト4は、利用者からの予約を受け付けると、予約が確定した部屋20と予約時間を含む予約情報をホスト1に送信する。
建物2は、会議室やトレーニングルーム等の複数の部屋20を備え、各部屋20には、出入口21と、出入口21を施解錠するための錠装置22とが設けられている。錠装置22は、予約サイト4から利用者の端末装置3に発行される暗証番号やバーコード等の認証キーによって解錠可能になっており、この認証キーは、利用するたびにランダムに変更され、その時間に予約した利用者だけが固有の認証キーを用いて錠装置22を解錠できるようになっている。各部屋20には、LAN(Local Area Network)を介してモデムやルータ等の通信端末装置23が接続されており、この通信端末装置23を介して各部屋20の錠装置22や、部屋20の内部に設けられる付属機器がインターネット5に接続されている。なお、本実施形態では、解錠キーは、暗証番号や、バーコード等を採用しているが、例えば、顔認証や、指紋認証や、網膜認証などの生体認証を採用してもよく、錠装置22を解錠可能とすることができれば、どのようなものであってもよい。
図2は、時間貸設備の管理機器の構成を示すブロック図である。
管理機器であるホスト1は、サーバ装置によって構成され、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)等からなる制御手段30と、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置からなる記憶手段40と、を備える。
制御手段30は、予め登録された所定の利用者に関する利用者情報を管理する利用者情報管理部31と、利用者から予約サイト4を介して予約された予約情報を管理する予約情報管理部32と、とを備える。利用者情報管理部31は、登録された利用者に対して予め付与され所定期間中に予約可能な上限時間を設定した予約上限時間を管理する。予約情報管理部32は、予約上限時間を超えない範囲の利用時間を端末装置3から受け付けた場合に、利用時間および予約日時を予約情報として管理する。制御手段30は、予約情報管理部32が予約を受け付けた際に利用時間を差し引いて予約上限時間の情報を更新する予約時間更新部33を備える。予約時間更新部33は、予約情報の予約日時を経過した場合、または予約情報を消去した場合に、その予約情報における利用時間を予約上限時間に加えて予約上限時間の情報を更新する。さらに、制御手段30は、予約情報に基づいて貸与する部屋20の割り当てを行う空間割当部34と、貸与する部屋20の貸与料金を課金する課金管理部35と、通信端末装置23や予約サイト4、利用者の端末装置3との通信を制御する通信部36と、を備えている。
課金管理部35は、利用者からの都度予約に応じて貸与する部屋20の貸与料金を課金する従量課金部351と、所定期間中における予約上限時間の長さに応じて定額の貸与料金を課金する定額課金部352と、を備える。従量課金部351は、予約サイト4を介して利用者から受け付けた部屋20の利用日時や利用時間、部屋20の広さなどに応じて、貸与料金を算出して課金する。定額課金部352は、予約サイト4を介して利用者から定額利用の登録を受け付けた場合、例えば利用開始から1カ月間等の所定期間を定め、この所定期間中における所定の予約上限時間を設定し、予約上限時間に基づいて定額の貸与料金を課金する。
記憶手段40は、管理する全ての部屋20の情報を記憶する空間情報記憶部41と、所定の利用者の利用者情報を記憶する利用者情報記憶部42と、所定の利用者の利用者情報と関連付けて予約上限時間を記憶する予約上限時間記憶部43と、部屋20を利用する利用時間および予約日時を含む予約情報を記憶する予約情報記憶部44と、予約情報に関連付けて部屋20の割り当て情報を記憶する割当情報記憶部45と、予約情報に関連付けて部屋20の貸与料金を記憶する課金情報記憶部46と、を備える。制御手段30は、利用者情報管理部31が登録された利用者の利用者情報を利用者情報記憶部42に記憶させ、予め利用者が設定した予約上限時間を予約上限時間記憶部43に記憶させる。また、制御手段30の予約情報管理部32は、利用者からの予約を受け付けたら、予約情報を予約情報記憶部44に記憶させるとともに、貸与する部屋20の割り当てを空間割当部34に実行させて部屋20の割り当て情報を割当情報記憶部45に記憶させる。さらに、制御手段30の課金管理部35は、都度予約を受け付けた場合は従量課金部351が貸与料金を算出して課金し、定額利用の利用者に対しては定額課金部352が所定期間中における予約上限時間の長さに応じて貸与料金を課金し、それぞれ課金情報を課金情報記憶部46に記憶させる。
なお、利用者情報管理部31、予約情報管理部32、予約時間更新部33、空間割当部34、課金管理部35および通信部36は、サーバ装置のCPUによりプログラムとして実行されてもよいし、それぞれ独立した機器で構成されてもよいし、クラウドコンピューティングを利用して構成されてもよい。また、記憶手段40は、HDD等の記憶装置によって構成されてもよいし、クラウドサービスの記憶手段を利用したものであってもよい。また、利用者入力手段として機能する端末装置3としては、利用者からの入力を受け付ける入力部、利用者に情報を報知するための表示部、ホスト1との間で情報を送受信するための通信部、これらの入力部や表示部、通信部等を制御する制御部を備えたスマートフォン等の機器であってもよいし、入力部、表示部、通信部および制御部がそれぞれ独立した機器で構成されたものであってもよい。
図3は、時間貸設備の管理機器の動作を示すフローチャートである。
図3のフローチャートでは、所定期間として1カ月間の設備利用の予約に係るホスト1の動作手順が示され、定額利用に係るホスト1の動作手順が示されている。ホスト1の制御手段30は、利用者が登録した所定期間(例えば、1カ月間)の定額利用の利用開始とともに、登録利用者について予め設定された予約上限時間を、利用者情報記憶部42に記憶された利用者情報と関連付けて予約上限時間記憶部43に記憶させる(予約上限時間設定工程:ステップST11)。予約上限時間としては、例えば、5時間や10時間など任意に設定可能であり、以降では予約上限時間として3時間に設定した場合について説明する。次に、制御手段30の定額課金部352は、所定期間の予約上限時間(3時間)に応じて貸与料金を課金し、その課金情報を課金管理部35が課金情報記憶部46に記憶させるとともに、登録利用者に請求する(貸与料金課金工程:ステップST12)。
次に、制御手段30は、予約サイト4からの予約の受け付けを待機する待機状態となる。待機状態において、予約サイト4からの予約を予約情報管理部32が受け付けると(ステップST13でYES)、その予約情報に含まれる利用時間と、予約上限時間記憶部43に記憶された予約上限時間と、に基づき、利用時間が予約上限時間以内であるか否かを判断する(ステップST14)。予約された利用時間が予約上限時間以内である場合(ステップST14でYES)、制御手段30は、予約情報管理部32によって予約情報を予約情報記憶部44に記憶させる(予約情報入力工程:ステップST15)。次に、制御手段30は、予約情報と空間情報記憶部41に記憶された全部屋20の情報とに基づき、空間割当部34によって貸与する部屋20の割り当て情報を設定させ、割り当て情報を割当情報記憶部45に記憶させる(割り当て情報設定工程:ステップST16)。次に、制御手段30は、受け付けた予約情報に含まれる利用時間に基づき、予約時間更新部33によって予約上限時間から利用時間を差し引いて予約上限時間の情報を更新し、更新した予約上限時間を予約上限時間記憶部43に記憶させる(予約上限時間更新工程:ステップST17)。
図4は、時間貸設備における予約動作を示す図である。
図4(A)に示すように、ある時点T1において、3時間の予約上限時間を有する登録利用者に関して、それぞれ利用時間が1時間の第1および第2の予約R1,R2が既に入力されており、他の利用者の他の予約RXが入力されている。このとき、予約上限時間としては、初期の3時間から第1および第2の予約R1,R2の合計である2時間が差し引かれて1時間になっている。ここで、図4(B)に示すように、利用者から利用時間が1時間の新たな第3の予約R3を受け付け(ステップST13)、第3の予約R3が他の予約RXと重複しない場合、予約情報管理部32は、第3の予約R3の利用時間(1時間)が予約上限時間(1時間)以内であると判断し(ステップST14でYES)、第3の予約R3を予約情報記憶部44に記憶させる(ステップST15)。さらに、予約時間更新部33は、予約上限時間から第3の予約R3の利用時間を差し引いて予約上限時間の情報を更新し、更新した予約上限時間(0時間)を予約上限時間記憶部43に記憶させる(予約上限時間更新工程:ステップST17)。
一方、ステップST14において、利用時間が予約上限時間を超えていると判断した場合(ステップST14でNO)、予約情報管理部32は、予約を受け付け不能として処理し(ステップST18)、制御手段30は、待機状態に戻る。すなわち、図4(C)に示すように、既に第1〜第3の予約R1,R2,R3が入力され、予約上限時間が0時間となっている状態において、新たな第4の予約R4を受け付けたとしても、予約情報管理部32は、第4の予約R4の利用時間(1時間)が予約上限時間(0時間)を超えていると判断する(ステップST14でNO)。したがって、新たな第4の予約R4は入力されず、予約上限時間も更新されずに待機状態となる。
また、図3に示すように、制御手段30は、待機状態において、新たな予約を受け付けず(ステップST13でNO)、予約の取り消しを受け付けた場合(ステップST19でYES)、予約情報管理部32は、取り消しを受け付けた予約に係る予約情報を予約情報記憶部44から削除する。さらに、制御手段30は、予約情報に含まれる利用時間に基づき、予約時間更新部33によって予約上限時間に利用時間を加えて予約上限時間の情報を更新し、更新した予約上限時間を予約上限時間記憶部43に記憶させる(予約上限時間更新工程:ステップST17)。さらに、制御手段30は、待機状態において、新たな予約を受け付けず(ステップST13でNO)、予約の取り消しも受け付けない場合(ステップST19でNO)、最も近い予約の予約日時を経過した場合(ステップST20でYES)、予約情報管理部32は、その予約に係る予約情報を予約情報記憶部44から削除する。さらに、制御手段30は、削除した予約情報に含まれる利用時間に基づき、予約時間更新部33によって予約上限時間に利用時間を加えて予約上限時間の情報を更新し、更新した予約上限時間を予約上限時間記憶部43に記憶させる(予約上限時間更新工程:ステップST17)。最も近い予約の予約日時を経過していなければ(ステップST20でNO)、制御手段30は、待機状態に戻る。
図5は、時間貸設備における他の予約動作を示す図である。
図5(A)は、図4(B)と同様に、ある時点T1において、3時間の予約上限時間を有する利用者に関して、利用時間がそれぞれ1時間の第1〜第3の予約R1,R2,R3が既に入力され、予約上限時間として0時間になっている状態が示されている。この状態から、図5(B)に示すように、第1の予約R1が取り消された場合(ステップST19でYES)、予約情報管理部32は、第1の予約R1を予約情報記憶部44から削除するとともに、予約時間更新部33は、予約上限時間に第1の予約R1の利用時間を加えて予約上限時間の情報を更新し、更新した予約上限時間(1時間)を予約上限時間記憶部43に記憶させる(ステップST17)。したがって、利用時間が1時間を超えない範囲の新たな第4の予約R4を受け付け可能となる。
図6は、時間貸設備におけるさらに他の予約動作を示す図である。
図6(A)は、図4(B)と同様に、ある時点T1において、3時間の予約上限時間を有する利用者に関して、利用時間がそれぞれ1時間の第1〜第3の予約R1,R2,R3が既に入力され、予約上限時間として0時間になっている状態が示されている。この状態から、図6(B)に示すように、第1の予約R1の予約日時を経過した時点T2になると(ステップST20でYES)、予約情報管理部32は、第1の予約R1を予約情報記憶部44から削除するとともに、予約時間更新部33は、予約上限時間に第1の予約R1の利用時間を加えて予約上限時間の情報を更新し、更新した予約上限時間(1時間)を予約上限時間記憶部43に記憶させる(ステップST17)。したがって、利用時間が1時間を超えない範囲の新たな第4の予約R4を受け付け可能となる。
以上のようにして制御手段30は、予約の受け付け、予約の取り消し、または予約日時の経過に基づいて、予約時間更新部33が予約上限時間を更新することで、利用者は、新たな予約を繰り返し入力することができる。そして、制御手段30は、定額利用の所定期間が終了する時期(例えば、利用開始から1カ月経過する日)になるまで上述の各工程(ステップST13〜ST20)を繰り返し、所定期間を過ぎて利用期限切れと判断したら(ステップST21でYES)、処理を終了する。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)時間貸設備のホスト1は、利用者情報および予約上限時間を管理する利用者情報管理部31と、利用時間および予約日時を予約情報として管理する予約情報管理部32と、予約上限時間から利用時間を差し引いて予約上限時間の情報を更新する予約時間更新部33と、を備え、予約時間更新部33は、予約情報の予約日時を経過した場合、または予約情報を消去した場合に、予約情報における利用時間を予約上限時間に加えて予約上限時間の情報を更新することで、利用者は、所定期間中に繰り返し部屋20を予約して利用することができる。したがって、利用者は、予約上限時間を超えない範囲であれば気軽に予約を行うことができ、利用者の利便性を高めることができる。また、予約日時を経過した場合や予約情報を消去(キャンセル)した場合には、その分の利用時間が加えられて予約上限時間が更新されるので、利用者の積極的な予約行動を促すことになり、部屋20の運用効率を高めることができる。
(2)ホスト1は、所定期間中における予約上限時間の長さに応じて貸与料金を課金する課金管理部35の定額課金部352を備えることで、利用者は、予約上限時間を超えない範囲で時間貸設備の部屋20を繰り返し定額にて利用することができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、時間貸設備として建物2の部屋20をレンタルするレンタルルームを例示したが、時間貸設備としては、会議室等のレンタルルームに限らず、屋外のスペースであるテニスコートや野球場、競技場、駐車場等のレンタルスペースであってもよいし、カラオケルームやレンタルオフィス、読書スペース等であってもよい。また、貸与する設備としては、建物2等の不動産に付帯するものに限らず、様々な物品などの動産であってもよい。
また、前記実施形態では、時間貸設備は、複数の建物2の各部屋20をグループ化し、利用者は、予約上限時間を超えない範囲で時間貸設備の部屋20を繰り返し定額にて利用することができていたが、建物2は、1つであってもよく、部屋20は、1つであってもよい。
前記実施形態では、管理機器としてのホスト1は、建物2および予約サイト4と通信回線であるインターネット5を介して接続されたサーバ装置によって構成される場合を例示したが、管理機器としては、このような集中管理型のサーバ装置によって構成されるものに限られない。すなわち、管理機器としては、分散管理型のものであってもよく、例えば、ブロックチェーンに代表される分散型取引台帳を利用したものなどが利用可能であり、利用者情報や予約情報を管理できるものであればよい。また、前記実施形態では、管理機器としてのホスト1と予約サイト4とが別個に設けられるとともに、互いにインターネット5を介して接続されていたが、これに限らず、ホスト1と予約サイト4とが単一のサイトに設けられていてもよいし、管理機器の機能と予約サイトの機能とがインターネット上に分散された複数の機器によって構成されていてもよい。
前記実施形態では、制御手段30は、所定期間としての1カ月間を単位として予約上限時間を設定するとともに、この予約上限時間に基づいて貸与料金を課金することとしたが、所定期間としては、1カ月間に限らず、1週間でもよいし、半年や1年あるいは無期限でもよく、所定期間の長さは適宜に設定することが可能である。また、前記実施形態では、所定期間中においては予約上限時間が変更できないものとなっていたが、これに限らず、所定期間中に予約上限時間を変更できるようにしてもよい。その場合には、貸与料金の課金方法を日割りなどの適宜な手法によって算出する機能を課金管理部が有していればよい。
以上のように、本発明は、利用者からの予約を受け付けやすくして利便性を高めるとともに、設備の運用効率を高めることができる時間貸設備に好適に利用できる。
1 ホスト(管理機器)
3 端末装置(利用者入力手段)
5 インターネット(通信回線)
20 部屋(設備)
30 制御手段
31 利用者情報管理部
32 予約情報管理部
33 予約時間更新部
35 課金管理部
352 定額課金部

Claims (2)

  1. 利用時間を設定して利用者に設備を貸与するための時間貸設備であって、
    利用者からの入力を受け付ける利用者入力手段と通信回線を介して接続されるとともに当該設備を管理するための管理機器を備え、
    前記管理機器は、
    所定の利用者に関する利用者情報、および当該利用者に対して予め付与され所定期間中に予約可能な上限時間を設定した予約上限時間を管理する利用者情報管理部と、
    前記予約上限時間を超えない範囲の利用時間を前記利用者入力手段から受け付けた場合に、当該利用時間および予約日時を予約情報として管理する予約情報管理部と、
    前記予約情報管理部が予約を受け付けた際に前記利用時間を差し引いて前記予約上限時間の情報を更新するとともに、前記予約情報の予約日時を経過した場合に必ず当該予約情報における前記利用時間を前記予約上限時間に加えて当該予約上限時間の情報を更新する予約時間更新部と、を備える
    ことを特徴とする時間貸設備。
  2. 請求項1に記載の時間貸設備において、
    前記管理機器は、
    所定期間中における前記予約上限時間の長さに応じて貸与料金を課金する課金管理部を備える
    ことを特徴とする時間貸設備。
JP2019553138A 2019-05-20 2019-05-20 時間貸設備 Active JP6704162B1 (ja)

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