JP2021051522A - 拡張オフィス支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】建物賃貸借契約に基づいて現在借りている専有スペースに対し、透過的にかつ簡易に専有のオフィススペースの拡張を行えるようにする。【解決手段】本発明のシステムは、建物賃貸借契約による各オフィススペースに入居するテナントが、利用契約のもとに利用可能な拡張オフィススペースを備える建物の拡張オフィス支援システムである。建物賃貸借契約に関連する情報と紐付けて拡張オフィススペースの利用登録を行い、拡張オフィススペースの利用契約を受け付けてテナント毎に拡張オフィススペース利用契約情報を登録する。オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者の識別IDを受け付けたり、利用者に関する情報を受け付けて利用者アカウントを発行したりし、拡張オフィススペースの入退出管理装置の入退出管理情報に、識別ID又は利用者アカウントを登録する。【選択図】図2

Description

本発明は、オフィススペースを建物賃貸借契約のもとに借りているテナントが、同じビル内で透過的に専有的なオフィススペースを拡張することが可能な拡張オフィス支援技術に関する。
企業等の事業者は、賃貸借契約のもとで建物(不動産)を借り受け、借り受けたスペースを専有的なオフィス空間として使用して事業を営んでいる。1つの建物(ビル等)には、複数のテナントが入居し、各スペースは、それぞれが独立した専有オフィススペースとなる。
テナント側は、建物賃貸借契約をビルオーナーと結ぶ際、現在の事業規模や今後の事業計画、事業見通しを考慮して、それに見合った大きさのスペースを借りるが、事業規模や事業計画は、借りた後に変化する。このため、例えば、事業拡大で現在のオフィススペースが手狭になれば、同じビル内の他の区画や他階のフロアを新たな賃貸借契約を結んで借りたり、他のオフィスビルに引っ越しをしたりするのが一般的である。
特開2002−150178号公報
しかしながら、専有のオフィススペースを拡張する場合、今の賃貸借契約とは個別の新たな賃貸借契約を結ぶ必要があり、敷金や保証金などを別途準備しなければならないと共に、専有スペースの管理(入退出管理、セキュリティ設備の設置など)も拡張して行わなければならない。つまり、賃貸借契約別に専有スペースに対する管理をテナント側が行わなければならない。
また、同じビル内の他の区画や他階のフロアに空きがあればよいが、空き状況は、賃貸オフィス市場の動向によって左右される。このため、専有のオフィススペースの拡張は、賃貸オフィス市場の動向の影響を受けた個別の賃貸借契約や拡張スペースに対する追加管理などを行わなければならず、コスト面及び管理面においてテナント側の負担が大きい。
一方で、近年、賃貸借契約が必要ないレンタルオフィスなどのスペース貸しが話題となっているが、例えば、在席管理や労務管理等が伴う執務環境を提供するオフィススペースの拡張としては、利用できない。
このような事業拡大等に応じたオフィススペースの増減への柔軟な対応は、ビルオーナー及びテナントの双方にメリットがある。つまり、ビルオーナーからすれば、テナントの事業拡大に伴う増床の要望に応えて、同ビル内に拡張スペースを提供できれば、テナントが引っ越しせずに、かつより多くのスペースを借りてくれるため、継続して安定した家賃収入を得ることができる。一方、テナントからしても、事業変化に合わせてオフィススペースを同ビル内で拡張できれば、移転に伴う費用(引っ越し費用、移転先の内装費用、新たな建物賃貸借契約の諸費用)を抑制することができる。
そこで、本発明は、建物賃貸借契約に基づいて複数のテナントが入居するビルにおいて、現在借りている専有スペースに対して透過的にかつ簡易に専有のオフィススペースの拡張を行うことができる拡張オフィス支援システムを提供することを目的とする。
(1)本発明は、建物賃貸借契約のもとに複数のテナントが借り受ける各オフィススペースと、利用契約のもとにテナントが利用可能な拡張オフィススペースと、を備える建物の拡張オフィス支援システムである。本システムは、建物賃貸借契約に関連する情報と紐付けた拡張オフィススペースの利用登録情報を記憶する記憶部と、利用登録情報に基づいて拡張オフィススペースの利用契約を受け付け、テナント毎に拡張オフィススペース利用契約情報を登録する拡張オフィス契約管理部と、オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者の識別IDを、拡張オフィススペースを利用するための入退出情報として受け付ける第1利用者管理処理、または、オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者に関する情報を受け付け、拡張オフィススペースを利用するための入退出情報を発行する第2利用者管理処理、を行う利用者管理部と、拡張オフィススペースの入退出管理装置の入退出管理情報に、上記入退出情報を登録するセキュリティ管理部と、を有する。
(2)上記(1)において、利用者管理部は、拡張オフィススペースの入退出管理装置又はICカード登録装置で読み込まれた未登録ICカードを登録するICカード登録処理を行うことができる。ICカード登録処理は、入退出管理情報に登録済の入退出情報を用いて利用者認証を行い、利用者認証がOKである場合に、読み込まれた未登録ICカードの識別IDを受け付けて、セキュリティ管理部において未登録ICカードの識別IDを入退出情報として入退出管理情報に登録するように制御することができる。
(3)上記(2)において、ICカード登録装置は、第1利用者管理処理又は第2利用者管理処理を通じて登録された入退出情報を用いて入退出が管理される領域内に設けるように構成することができる。
(4)上記(1)から(3)において、識別IDを含むICカードは、オフィススペースへの入退出管理で使用される社員証ICカード、建物への入館管理に登録されているビルセキュリティカード、利用者個人が所有する交通系ICカード、又は身分証明系ICカードを適用することができる。
(5)上記(1)から(4)において、拡張オフィス契約管理部は、契約された拡張オフィススペースの利用人数を受け付けるとともに、利用人数の増減を受け付け可能に制御することができる。そして、セキュリティ管理部は、入退出管理情報に利用人数を登録し、入退出記録に基づいてカウントされる拡張オフィススペース内への入室者数が、利用人数以下となる入室人数規制ルールを入退出管理装置が実行するように制御することができる。
(6)上記(5)において、入室人数規制ルールは、拡張オフィススペース内への入室者数が利用人数を超える場合に他の利用者の入室を許可しないとともに、入退出管理装置で受け付けた一時退出記録に基づく利用者を入室者数から減算せずに利用人数を超える他の利用者の入室を許可せずに、かつ一時退出記録に基づく利用者の再入室を許可するように設定することができる。
(7)上記(1)から(6)において、拡張オフィススペースは、複数の各テナントが利用可能な共有エリアの領域を区画して複数形成することができる。このとき、セキュリティ管理部は、共有エリアの入退出を管理する第1入退出管理装置と、共有エリア内の拡張オフィススペースの利用をテナント別に管理する第2入退出管理装置と、の各入退出管理情報に、識別ID又は利用者アカウントを登録するように構成することができる。
(8)上記(7)において、共有エリアは、複数の拡張オフィススペースと、共有エリアへの入退出が許可された複数のテナントの各利用者が利用可能なシェアスペースを複数含む共有利用スペースと、複数の会議室スペースと、を含むように構成することができる。
(9)上記(1)から(8)において、拡張オフィススペースに、または拡張オフィススペースを含む複数の各テナントが利用可能な共有エリアに設けられた人感センサによって検出された検出結果に基づいて、拡張オフィススペースまたは共有エリア内の利用状況を提供する利用状況分析部を、さらに備えるように構成することができる。
(10)本発明のプログラムは、建物賃貸借契約のもとに複数のテナントが借り受ける各オフィススペースと、利用契約のもとにテナントが利用可能な拡張オフィススペースと、を備える建物の拡張オフィス支援機能を提供するコンピュータによって実行される。本プログラムは、建物賃貸借契約に関連する情報と紐付けた拡張オフィススペースの利用登録情報を記憶する第1機能と、利用登録情報に基づいて拡張オフィススペースの利用契約を受け付け、テナント毎に拡張オフィススペース利用契約情報を登録する第2機能と、オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者の識別IDを、拡張オフィススペースを利用するための入退出情報として受け付ける第1利用者管理処理、または、オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者に関する情報を受け付け、拡張オフィススペースを利用するための入退出情報を発行する第2利用者管理処理、を行う第3機能と、拡張オフィススペースの入退出管理装置の入退出管理情報に、上記入退出情報を登録する第4機能と、をコンピュータに実現させる。
(11)本発明の装置は、建物賃貸借契約のもとに複数のテナントが借り受ける各オフィススペースと、利用契約のもとにテナントが利用可能な拡張オフィススペースと、を備える建物の拡張オフィス支援装置である。本拡張オフィス支援装置は、建物賃貸借契約に関連する情報と紐付けた拡張オフィススペースの利用登録情報を記憶する記憶部と、利用登録情報に基づいて拡張オフィススペースの利用契約を受け付け、テナント毎に拡張オフィススペース利用契約情報を登録する拡張オフィス契約管理部と、オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者の識別IDを、拡張オフィススペースを利用するための入退出情報として受け付ける第1利用者管理処理、または、オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者に関する情報を受け付け、拡張オフィススペースを利用するための入退出情報を発行する第2利用者管理処理、を行う利用者管理部と、拡張オフィススペースの入退出管理装置の入退出管理情報に、上記入退出情報を登録するセキュリティ管理部と、を有する。
本発明によれば、賃貸借契約のもとで専有的に使用及び自社管理するオフィススペースとは別に、入居する建物内に各テナントが利用可能な拡張オフィススペースが設けられており、拡張オフィススペースの利用は、賃貸借契約と紐付くことで可能となる。
そして、オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者の識別IDや入退出コードが、賃貸借契約と紐付いて管理され、拡張オフィススペースの入退出管理装置の入退出管理情報に登録される。このため、テナントは、利用契約を結ぶだけで自社管理領域を拡張オフィススペースに広げることができ、当該拡張オフィススペースを専有的に使用することができる。
したがって、建物賃貸借契約に基づいて入居するテナントは、現在借りている専有スペースに対して透過的に専有的なオフィススペースの拡張を行うことができ、事業拡大等に応じたオフィススペースの増床を、低コストでかつ柔軟に対処することができる。
第1実施形態の拡張オフィス支援システムの概略説明図である。 第1実施形態の拡張オフィス支援システムのネットワーク構成及び機能ブロックを示す図である。 第1実施形態で用いられる各種情報例を説明するための図である。 第1実施形態の共有エリア内に設けられた拡張オフィススペースの一例を示す図である。 第1実施形態の拡張オフィススペースの利用登録画面の一例である。 第1実施形態の拡張オフィス利用契約画面の一例を示す図である。 第1実施形態の拡張オフィススペースを利用する社員を利用者として登録する利用者管理処理の一例を示す図である。 第1実施形態のICカード登録機能を通じて登録されたICカードを含む利用者情報の一例を示す図である。 第1実施形態の一時退出記録を含む入退出記録の一例である。 第1実施形態の会議室スペースの予約機能を説明するための図である。 第1実施形態の招待メールの一例を示す図である。 第1実施形態の会議室スペースの予約管理情報の一例を示す図である。 第1実施形態の拡張オフィススペースの契約機能及び利用者管理機能を含む処理フローを示す図である。 第1実施形態のICカード登録機能の処理フローを示す図である。 第1実施形態の利用契約の更新に関する処理フローを示す図である。
(第1実施形態)
図1から図15は、第1実施形態に係る拡張オフィス支援システムを説明するための図であり、図1は、本実施形態の拡張オフィス支援システムの概略説明図である。
拡張オフィス支援システムが適用される建物は、ビルオーナーが複数の企業と建物賃貸借契約を結ぶ複数のオフィススペースと、入居しているテナントが利用契約のもとに利用可能な同ビル内の拡張オフィススペースと、を備えたオフィスビルであり、複数の異なるテナントが、同ビル内に入居している。
テナントとは、建物賃貸借契約のもとに、自社管理の範囲として専有的に使用可能なオフィススペース(所定のテナント契約面積)を借り受ける企業等であり、各テナントは、1フロアの一画、1フロア全体、複数のフロアに跨るスペースを、オフィススペースとして借り受けて事業活動を行う。テナントは、社員の在席管理や労務管理等が伴う執務環境であるオフィススペースを、建物賃貸借契約に基づいて借り受けて事業活動を行う。
入居するテナントは、事業の活動レベルに応じてオフィススペースの増床が必要となるが、専有的に使用可能なスペースを増床する場合、本実施形態では、同ビル内に利用契約のもとに利用可能な拡張オフィススペースを、現在のテナント契約面積に対する拡張オフィス契約エリア(テナント契約されたオフィススペースと同等の社員の管理(在席管理や労務管理等)が伴う執務環境)として使用できる。このため、専有的なオフィス空間の増床の手間及びコストの面でテナント側の負担を低減させることができ、各テナントが事業の活動レベルに応じて容易に拡張することができる。
<システム構成>
図2は、本実施形態の拡張オフィス支援システムのネットワーク構成及び機能ブロックを示す図である。
オフィス管理装置100は、入居するテナントの管理者が操作する管理者端末300及び拡張オフィススペースを利用する利用者端末400が、ネットワークを介して接続されている。管理者端末300は、デスクトップ型コンピュータやタブレット型コンピュータであり、IP(Internet protocol)網を通じたデータ通信機能及び演算機能(CPU等)を備えている。また、管理者端末300は、ディスプレイ装置(又はタッチパネル方式の表示装置)と共に、キーボードやマウス、タッチパネル方式の入力手段を備えている。
利用者端末400は、拡張オフィススペースを利用するテナント企業の社員等が携帯する移動通信端末であり、例えば、スマートフォンなどの多機能携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)、タブレット型端末などの持ち運び可能な携帯端末(モバイル端末)である。利用者端末400は、通信機能、演算機能及び入力機能を備え、IP(Internet protocol)網又は移動通信回線網(Mobile communication network)を通じて無線通信でオフィス管理装置100と接続し、データ通信を行う。
運営管理端末500は、オフィス管理装置100を通じた拡張オフィス支援機能を提供するビル管理会社が操作する端末であり、管理者端末300と同様にデスクトップ型コンピュータやタブレット型コンピュータなどで構成される。
オフィス管理装置100は、通信装置110、制御装置120及び記憶装置130を備えている。通信装置110は、管理者端末300、利用者端末400及び運営管理端末500との間の有線または無線でのデータ通信を行うと共に、拡張オフィススペースの入退出管理を行う複数の各入退出管理装置200等との間のデータ通信を行う。
制御装置120は、拡張オフィス契約管理部121、利用者管理部122、セキュリティ管理部123、及び利用状況分析部124を含んで構成されている。
図3は、記憶装置130に記憶されている各種情報の一例を示す図である。テナント契約マスタは、各テナント別の建物賃貸借契約に関連する情報であり、テナント名(企業名)、テナントID、契約面積、階数、区画、代表区画番号などが含まれる。
入退出管理装置250は、テナント契約に基づくオフィススペースとの境界に設けられた入退出扉の電気錠と接続され、カードリーダ部で読み取られた識別IDと、登録された入退出管理情報との照合結果OK/NGに応じて入退出扉の電気錠の施錠/解錠を制御する装置である。なお、カードリーダ部で読み取られた識別IDと、登録された入退出管理情報との照合処理は、入退出管理装置250が行ったり、オフィス管理装置100側で行って照合結果を入退出管理装置250に提供するように構成したりすることができる。
複数のテナントが入居する各区画には、それぞれ入退出管理装置250が設けられており、各入退出管理装置250の装置固有の識別情報とそれに対応する区画が対応付けられた入退出管理装置の識別情報が記憶される。
入退出セキュリティ情報は、テナント契約された区画への入退出管理及び建物自体への入館管理に登録されるビルセキュリティ管理情報であり、テナント企業の各社員に発行されるビルセキュリティカードの識別IDが登録される。ビル管理会社は、ビルの入館ゲート(入退出管理装置)及びテナント契約区画に設けられる入退出管理装置250の各入退出管理情報に登録する識別IDを含むビルセキュリティカード(ICカード)をテナント毎及びその社員毎に発行する。
図3の例において、固有の契約区画入退出ID(識別ID)、テナントID、氏名、社員番号、有効期限(始)、有効期限(終)、失効フラグ、許可される入退出管理装置が、入退出セキュリティ情報として登録され、契約区画入退出IDを含むビルセキュリティICカードが発行される。この入退出セキュリティ情報が、各入退出管理装置250に対して登録される入退出管理情報であり、入退出許可/不許可の判別(照合)に用いられる。
建物賃貸借契約のもとに借り受ける各テナントは、そのオフィススペースを専有的に自社管理のもとで使用することができ、例えば、上述のビル管理会社側が設けた入退出管理とは別に、オフィススペース内への入退出を独自に管理することもできる。この場合、テナント企業は、社員証ICカードを発行して社員セキュリティ情報の自社管理を行う。ビルセキュリティICカードとは別に社員証ICカードで管理されるテナント内入退出管理装置260を設置することができる。
社員セキュリティ情報は、入退出ID、氏名、社員番号、有効期限(始)、有効期限(終)、失効フラグを含み、入退出セキュリティ情報として利用・登録が行われる。社員証ICカードには、入退出IDが紐付けられ、テナント内の入退出管理装置260で使用される。なお、ビルセキュリティICカードも社員証ICカードも、テナント契約区画のオフィススペースへの入退出管理に登録されている社員(利用者)の識別IDであり、例えば、ICチップ固有の個体識別情報(UIDやIDm)が識別IDに相当する。
また、これらを統合して1枚のICカードでビル管理会社側の入退出管理装置250及びテナント側の入退出管理装置260における入退出管理を行うように構成することもできる。この場合、ビル管理会社側が発行する契約区画入退出IDとテナント企業が発行する入退出IDの双方と紐付く別の入退出IDを共有して使用したり、どちらか一方の入退出IDに統一したりして、一枚のICカードで一元管理するようにしてもよい。
図4は、本実施形態の共有エリア内に設けられた拡張オフィススペースの一例を示す図である。図4の例は、複数の各テナントが利用可能な1つの共有エリアをさらに複数に区画し、その各区画に拡張オフィススペースを割り当てている。
例えば、共有エリア(共有区画)は、テナント別に入退出が管理される複数の拡張オフィススペースA1からA7と、複数の会議室スペースM1からM10と、共有エリアへの入退出が許可された複数のテナントの各利用者が利用可能なシェアスペースを複数含む共有利用スペースSPと、を含むように構成することができる。
まず、共有区画全体の入退出を管理は、第1入退出管理装置200で行われる。会議室スペースM1からM10へは、第1入退出管理装置200による入退出許可により出入りすることができる。拡張オフィススペースA1からA7及び共有利用スペースSPは、第1入退出管理装置200によって入退出が許可された利用者を対象に、第2入退出管理装置200Aによってさらに入退出が管理される領域に設けられている。
拡張オフィススペースA1からA7は、それぞれ個室となっており、個室の出入口の扉が第3入退出管理装置200Bによって管理されている。共有利用スペースSPには、複数の間仕切り机や作業場所、打合せスペースが設けられている。図4の例の場合、共有区画内において拡張オフィススペースの利用をテナント別に管理する入退出管理装置は、第2入退出管理装置200A及び第3入退出管理装置200Bとなる。
なお、図4は一例であり、これに限定されるものではない。例えば、複数の拡張オフィススペースだけが設けられた区画であったり、1つの区画が1つの拡張オフィススペースとして割り当てられ、複数の各区画で構成された拡張オフィススペース群であったりしてもよい。つまり、複数のテナントが共有して利用するエリアである必要はなく、異なる複数のテナントが専有的に利用可能なスペースがそれぞれ設けられていればよい。
例えば、共有利用スペースSPがなく、第2入退出管理装置200Bで入退出が管理される領域に、1つ又は複数の拡張オフィススペースだけが設けられるように構成することもできる。この場合、拡張オフィススペースの利用をテナント別に管理する入退出管理装置は、各個室の第3入退出管理装置200Bだけでよい。さらに、1つの区画が1つの拡張オフィススペースである場合は、拡張オフィススペースの利用をテナント別に管理する入退出管理装置は、第1入退出管理装置200となる。
会議室スペースM1からM10は、社内会議や取引先との打ち合わせなどに使用する個室スペースであり、入退出管理装置200Cがそれぞれ設けられている。会議室スペースは、テナントによる事前の利用予約に基づいてテナント別に入退出管理が行われる。
<拡張オフィススペースの契約機能>
図5は、拡張オフィススペースの利用登録画面の一例であり、運営管理者が運営管理端末600から当該画面に各種情報を入力して、テナントが拡張オフィススペースを利用するための管理者アカウントを発行する。ビル名、賃貸借名義(テナント名)、テナントID(契約ID)は、図3に示したテナント契約マスタの情報が使用され、例えば、制御装置120は、利用登録画面制御において、テナント契約マスタを参照し、ビル名や賃貸借名義(テナント名)をリスト形式で選択可能に制御したり、選択された賃貸借名義に紐付くテナントID等の他の情報を抽出して表示するように構成することができる。
拡張オフィススペースの利用登録画面では、テナント側の利用管理者を登録するように制御し、運営管理者は、拡張オフィス利用管理者の部署名、氏名、社員番号、電話番号、メールアドレスなどの管理者情報を入力する。拡張オフィススペースの利用登録画面で入力された情報は、図5に示すように、拡張オフィス利用登録情報として記憶装置130に記憶される。このとき、制御装置120は、テナント毎に拡張オフィス利用登録IDを割り当て、管理者アカウントを発行する。
管理者アカウントは、本システムにログインするための、テナント毎に用意されるアカウント情報(メールアドレスや別途発行されるユーザIDなど)であり、運営管理者側又はテナント側で用意された本人確認用のパスワードなどと紐付く。このように賃貸借契約に関する情報と紐付けた拡張オフィス利用登録情報が登録(記憶)されることで、管理者アカウントが発行され、管理者アカウントに基づいて拡張オフィススペースの利用契約がテナントとの間で行われる。
図6は、拡張オフィス利用契約画面の一例を示す図である。制御装置120の拡張オフィス契約管理部121は、管理者端末300から入力された管理者アカウントに基づくログイン認証後、例えば、管理者アカウントに紐付くマイページを管理者端末300に提供し、マイページ内において拡張オフィス利用契約画面を提供することができる。
図6の例は、図4に示した拡張オフィススペースを含む共有エリアの概略見取り図、新規契約入力欄、及び契約履歴欄が含まれる拡張オフィス利用契約画面例である。テナントの管理者は、概略見取り図を見て利用契約を希望する拡張オフィススペースの区画No(部屋番号)を選択するとともに、拡張オフィススペースを利用する人数(利用人数)を選択又は入力する。図6に示すように、拡張オフィス料金マスタ情報が予め設定されており、拡張オフィス契約管理部121は、選択された区画Noに該当する基本使用料と、利用人数に応じた従量使用料を当該マスタ情報に基づいて算出し、拡張オフィス利用契約画面に表示する。また、利用期間の入力を受け付ける。
拡張オフィス契約管理部121は、契約(更新)ボタンが選択されると、図6に示すように拡張オフィス利用契約情報を拡張オフィス利用登録ID(管理者アカウント)別に、言い換えれば、テナント別に記録する。
ここで、図6に示すように、契約履歴欄では、利用契約が結ばれた拡張オフィススペース毎に、利用期間、区画No、契約人数(利用人数)、使用料(前月)などの契約内容が表示される。そして、契約人数については、人数増減ボタンが設けられ、利用契約後に利用人数を任意のタイミングで増減できるようにしている。このように、拡張オフィス契約管理部121は、拡張オフィススペースの利用人数を受け付けて利用契約を行いつつ、当該利用人数の増減を任意のタイミングで受け付け可能に制御することで、拡張オフィススペースの利用度合いが高いときは、より多くに社員が使用できるようにしたり、利用度合い低いときは利用人数を少なく設定したりすることで、利用コストの低減を図ることができる。
また、図6の例において、オプション契約などの多様な契約をサポートするように構成することもできる。例えば、利用契約の種別として、拡張オフィススペース、共有利用スペース及び会議室スペースをセットで契約するオプション契約や、拡張オフィススペースのみを契約したり、共有利用スペースのみを契約したりする種別も用意することができる。共有利用スペースについても、基本使用料+利用人数に応じた従量使用料が設定されている場合は、利用人数を設定したり、契約後に利用人数を任意に増減したりできるように構成することができる。
<利用者管理機能>
図7は、拡張オフィススペースを利用する社員を利用者として登録する利用者管理処理の一例を示す図である。図6の例と同様にマイページ内で利用者登録を行うことができる。この利用者登録は、利用者管理部122によって遂行される。マイページにおいて管理者は、自社管理のページを表示させることができ、自社管理ページには、拡張オフィス利用契約画面で契約処理を行った契約種別、利用設定、社員リストなどの項目が含まれる。
利用設定とは、拡張オフィススペースの入室可能な曜日(平日のみ、平日+土曜日のみなど)や利用時間帯(午前7時から午後10時まで)などを、テナントが独自に自社管理の範囲として設定することができる。この利用設定情報は、入退出管理装置200,200Aの入退出管理情報として利用され、設定された曜日外の入室、設定された時間帯外の入室を許可しないように制御することができる。
社員リストは、利用者登録された当該テナントの社員リストであり、社員リストボタンが選択されると、社員リスト画面が表示される。社員リスト画面には、一括登録ボタン、新規登録ボタン、一括ダウンロードボタンが設けられており、既に利用者登録されている一覧リスト表示欄が設けられている。
新規登録ボタンを押すと、社員登録画面が表示され、氏名、部署名等、社員番号、メールアドレス、利用者権限などの入力項目が表示され、社員を一人ずつ登録することができる。一方、一括登録ボタンは、社員登録画面の各入力項目に対応する情報を社員別にCSV形式で作成したデータを取り込む機能を提供するものであり、複数の社員を一括して登録することができる一括アップロード機能である。これに対して一括ダウンロードボタンは、利用者登録済みの利用者登録情報を一括して所定のデータ形式でダウンロードする機能を提供する。
新規登録機能や一括登録機能により登録された社員の登録情報は、図7に示すように、拡張オフィス利用者情報として、記憶装置130に記憶される。
利用者管理部122は、拡張オフィススペース(又は拡張オフィススペースを含む共有エリア)を利用するための、入退出管理装置200等の入退出管理情報に登録される入退出情報を登録する機能を提供する。
第1の利用者管理処理は、テナント契約されたオフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者の識別ID、例えば、ビル管理会社が発行するビルセキュリティICカード又は/及びテナントが独自に発行する社員証ICカードを、拡張オフィススペースを利用するための入退出情報として受け付ける機能である。
具体的には、図7の例において、一括登録機能及び個別入力の社員登録の際に、ビルセキュリティICカード又は/及びテナントが独自に発行する社員証ICカードのUIDやIDmを登録できるように制御する。管理者は、ビル管理会社から提供されるビルセキュリティICカードのUIDやIDm、自社管理している社員証ICカードのUIDやIDmを利用者情報として登録する。
第2の利用者管理処理は、テナント契約されたオフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者に関する情報、つまり、図7の例で示した一括登録機能や個別入力の社員登録機能で登録された利用者情報に対し、各利用者別に拡張オフィススペースを利用するための入退出情報を発行する機能である。
具体的には、利用者別に入退出コードを発行し、拡張オフィススペース(又は拡張オフィススペースを含む共有エリア)の入退出管理装置200等の入退出管理情報に登録される入退出情報として、入退出コードを利用する。入退出コードは、バーコードやQRコード(登録商標)などの入退出管理装置200等で読取可能なコード情報を用いることができる。
例えば、図8の例において、利用者管理部122が提供する利用者別プロフィール情報に、発行されたQRコード(登録商標)形式の入退出コードを利用者端末400で表示可能に制御し、利用者端末400に表示された入退出コードを入退出管理装置200等にかざすことで、入退出管理装置200等に読み取らせる。
したがって、本実施形態の拡張オフィス支援システムは、第1の利用者管理機能により、拡張オフィススペースの利用を初めからテナント契約されたオフィススペースへの入退出管理に登録されているICカードを入退出情報として拡張して利用することができる。また、ICカードの登録如何に関わらず、第2の利用者管理機能により、テナント契約されたオフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者に関する情報(社員情報)に基づいて、入退出コードを発行し、テナント契約されたオフィススペースへの入退出管理と同等の自社管理の範囲として、拡張オフィススペースを利用できるようにする。
<ICカードの新規登録機能>
本実施形態の拡張オフィス支援システムは、利用者本人が任意に、利用者登録された後に、ICカードを登録して拡張オフィススペースを利用できる機能を提供する。
まず、図4の例に示すように、入退出管理装置200で入室が許可される領域内に、ICカード登録装置600が設置されている。つまり、上述した第1の利用者管理処理又は第2の利用者管理処理を通じて登録された入退出情報を用いて入退出が管理される領域内に設けられている。ICカード登録装置600は、発行された入退出コード及びICカードのUIDやIDmを読み取る装置である。
利用者管理部122は、ICカード登録装置600で読み込まれた未登録ICカードを登録するICカード登録処理を行う。ICカード登録処理は、入退出管理装置200の入退出管理情報に登録済の入退出情報、つまり、管理者によって利用者情報として登録されたICカードのUIDやIDm、又は発行された入退出コードを用いて利用者認証を行う。利用者認証がOKである場合に、ICカード登録装置600で読み込まれた未登録ICカードのUIDやIDm(識別ID)を受け付けて、該当する利用者の利用者情報に追加する。そして、利用者管理部122は、セキュリティ管理部において未登録ICカードだったUIDやIDm(識別ID)を入退出情報として入退出管理情報200等に登録するように制御する。
登録可能なICカードの種類は、上述の建物への入館管理に登録されているビルセキュリティICカード、オフィススペースへの入退出管理で使用される社員証ICカードに加え、利用者個人が所有する交通系ICカードや身分証明系ICカードを含むように構成することができる。登録可能なICカードの種類は任意に設定することができ、登録可能なICカードの種類を制限することも可能である。
なお、ICカード登録装置600を設置せずに、ICカード登録処理における発行済入退出コード及び登録済みICカードのUIDやIDmを読み取り、新規登録される未登録ICカードのUIDやIDmを読み取る機能を、入退出管理装置200等が備えるように構成することも可能である。例えば、図4の例において、入退出管理装置200,200A,200Bを、ICカード登録装置600として構成することもできる。
図8は、ICカード登録機能を通じて登録されたICカードを含む利用者情報の一例を示す図である。利用者管理部122が提供する利用者別プロフィール情報に、発行されたQRコード(登録商標)形式の入退出コードと共に、ICカード登録の有無を表示する項目が設けられ、表示されている。また、利用者情報には、ICカード登録機能を通じて登録されたICカードのUIDまたはIDmが登録される。
なお、入退出コードには、有効期限を設定した入退出管理を行うように構成することができ、登録されたICカードにも有効期限を設定することも可能であるが、有効期限を設定しないで運用することも可能である。
<拡張オフィスのセキュリティ管理>
オフィス管理装置100のセキュリティ管理部123は、拡張オフィススペース及び拡張オフィススペースを含む共有アリアの入退出管理装置200,200A,200B,200Cの入退出管理情報に、利用者管理処理によって発行された又は登録された入退出情報を登録する。
各入退出管理装置200,200A,200B,200Cは、入退出情報に基づく入退出の許可/不許可の制御をすると共に、所定の入室人数規制ルールに従う入退出管理処理を行うことができる。
本実施形態では、セキュリティ管理部123が、拡張オフィス契約管理部によって、受け付けられた拡張オフィススペースの利用人数(増減操作後の利用人数を含む)を、入退出管理情報に登録し、各入退出管理装置200,200A,200B,200Cが、入退出記録に基づいて拡張オフィススペース内への入室者数をカウントし、入室者数が利用人数以下となる入室人数規制ルールを実行するように制御する。
例えば、入退出管理装置200Aでは、契約された拡張オフィススペースの利用人数と共有利用スペースの利用人数の合計人数を利用上限人数として、入退出記録でカウントされる入室者数(後述する一時退出者を除き、入室したが退出していない人数)以上の利用者の入室を許可しない入室人数規制を行うことができる。
図9は、後述の一時退出記録を含む入退出記録の一例である。入室記録に対して退室記録がない状態の利用者が入室者数としてカウントされ、入室記録に対して退室記録が記録された時点で、その利用者を入室者数から減算される。
入退出管理装置200Bでも同様に、契約された拡張オフィススペースの利用人数を利用上限人数として、一時退出者を除き入退出記録でカウントされる入室者数以上の利用者の入室を許可しない入室人数規制を行うことができる。
なお、入退出管理装置200は、入退出管理装置200Aでの入室人数規制ルールが行われているので、利用者登録された全ての利用者が人数制限なく入室が許可されるように構成することができる。したがって、入退出管理装置200が、入退出管理装置200Aの入室人数規制を行うこともでき、入退出管理に態様に合わせて任意に設定することができる。
会議室スペースについては、事前の予約時の人数や会議室スペース毎に予め設定された利用上限人数に基づいて、入退出管理装置200Cが同様の入室人数規制制御を行うことが可能である。また、会議室スペースへの入室人数規制を行わないように設定し、予約したテナント以外の他のテナントの利用者が入室できないように、通常の入退出管理を行う態様であってもよい。
そして、入室人数規制ルールの例外処理として、入室が許可された利用者が一時的に退出し、後に再入することができるように制御することもできる。入室人数規制ルールを厳密に運用すると、一時退出時から再入するまでの間に、同テナントの他の社員の入室が許可されてしまうと、利用上限人数によって一時退出者が入室できなくなることがある。
そこで、本実施形態では、例えば、入退出管理装置200Aが、一時退出ボタン等を備えるように構成し、利用者が一時退出ボタンを選択した後に発行された入退出コードやICコードをかざして、一時退出記録を蓄積可能に構成する。入室人数規制ルールは、拡張オフィススペース内への入室者数が上限の利用人数を超える場合に他の利用者の入室を許可しない通常の規制ルールに加え、入退出管理装置200Aで受け付けた一時退出記録に基づく利用者を入室者数から減算せずに上限の利用人数を超える他の利用者の入室を許可せずに、かつ一時退出記録に基づく利用者の再入室を許可するように設定することができる。図9の例において、一時退出の場合は、一時退出記録(出)及び再入記録を個別に保持し、入室者数の加減算処理の対象から外した管理が行われている。
このように構成することで、利用人数に上限を設けた拡張オフィスの利用契約において、利便性を確保しつつ、利用契約に基づく入室人数規制制御を適切に行うことができる。
<会議室スペースの予約機能>
図10は、会議室スペースの予約機能を説明するための図であり、図11は、取引先や商談相手などの利用者登録されてない外部招待者に提供される招待メールの一例を示す図である。また、図12は、会議室スペースの予約管理情報の一例を示す図である。会議室スペースの予約機能は、利用者管理部122によって遂行され、上述の拡張オフィス契約管理部121が提供する機能を通じ、会議室スペースの利用契約が締結されているものとする。なお、会議室スペースの利用契約は、1つの会議室スペースを複数の異なるテナントが時間単位で入れ替わりに利用できる態様を一例に説明する。
利用者登録された社員は、例えば、登録された利用者のメールアドレスを利用者アカウントとして、本システムにログインし、会議室スペースの予約機能を使用することができる。利用者管理部122は、図8の例で示したプロフィール情報などが表示される利用者マイページを各利用者に提供し、利用者マイページ内において、図10に示すカレンダー画面での予約日選択、予約スケジュール画面での予約可能時間帯の把握、予約編集画面での使用開始時間、使用終了時間、当該予約内容の編集を許可する利用者(メールアドレス)、外部招待者(メールアドレス)の入力、の各種機能を提供することができる。
予約機能において外部招待者に登録されたメールアドレスに対し、利用者管理部122は、図11に示す招待メールを送信する。招待メールは、予め定型データが作成されており、日程(日付、時間)、会議室スペースの部屋番号、オフィスビルの所在地を含む案内情報、招待者(予約者)、入退出コードの各定型欄に、予約編集画面を通じて予約された予約管理情報と、発行した入退出コードとを当てはめて作成することができる。
図12に示すように、予約管理情報には、予約ID、予約した会議室スペースの区画、利用日時、招待者数、招待者に発行した各入退出コード、予約者(利用者である社員)がそれぞれ記録される。セキュリティ管理部123は、予約管理情報に登録された会議室スペースの区画の入退出管理を行う入退出管理装置200Cの入退出管理情報に、当該予約管理情報を提供し、利用日時及び招待者の入退出コードに基づく入退出管理が行われるように制御する。
なお、外部招待者機能については、拡張オフィススペースにも適用することができる。例えば、あるプロジェクトを1つ又は複数の外部会社と行う際に、外部会社のプロジェクト参加者を拡張オフィススペースに招待するように構成することができる。この場合、管理者または利用者のマイページにおいて、上記予約機能と同様に利用契約済の拡張オフィススペースの区画No、招待者のメールアドレス、招待者が来訪する時間などの情報を設定できるように構成し、招待者に入退出コードを含む招待メールを配信すると共に、入退出管理装置200,200A,200Bに対して招待者の入退出コード及び時間を含む入退出管理情報を提供して入退出管理を行うように構成することができる。
<利用状況分析機能>
図4の例において、拡張オフィススペースや共有利用スペースには、センサ700(例えば、赤外線センサ、超音波センサ、画像センサ、ビーコンなど)を設置することができる。そして、センサによって検出された検出結果に基づいて、拡張オフィススペースや共有利用スペース(共有エリア)内の利用状況を分析し、分析結果を提供する利用状況分析部124を備えるように構成することができる。センサ700によって利用効率や混雑度を把握することができるので、利用契約を結んでいるテナント(管理者)に提供したり、各利用者のマイページにおいて利用者が共有利用スペースの混雑度を把握できるようにしたりして、利便性を向上させることができる。
<各処理のフロー説明>
図13は、拡張オフィススペースの契約機能及び利用者管理機能を含む処理フローを示す図である。
図13に示すように、運営管理者は、運営管理端末500からオフィス管理装置100に接続し、拡張オフィススペースの利用登録情報を入力する(S501)、オフィス管理装置100は、拡張オフィススペースの利用登録情報を受け付けて記憶(登録)すると共に(S101)、管理者アカウントを発行して管理者端末300に送信する(S102)。
管理者は、管理者端末300からオフィス管理装置100に接続し、管理者アカウントを用いてログインする(S301)。オフィス管理装置100は、管理者アカウントに紐付くマイページをログイン後の管理者端末300に提供する。
管理者は、図6に例示した拡張オフィス利用契約画面において、利用契約を希望する拡張オフィススペースの選択及び利用人数を選択して、利用契約申請を行う(S302)。オフィス管理装置100は、管理者による契約(更新)ボタンの選択操作に基づいて拡張オフィス利用契約情報を受け付けて、拡張オフィス利用登録ID(管理者アカウント)別に、拡張オフィス利用契約情報を登録する(S103)。
なお、オフィス管理装置100への拡張オフィス利用契約情報の入力は、テナント側でなく、本サービスの運営管理者が、テナントから受領した所定の利用契約申請書に基づいて、運営管理端末500から拡張オフィス利用契約画面に入力して(S502)、拡張オフィス利用契約情報を登録するように構成することもできる(S103)。
次に、管理者は、管理者用マイページにおいて、拡張オフィススペースの利用者登録を行う。図7に例示した利用者管理機能を用いて、一括登録又は個別登録によって拡張オフィス利用者情報を入力し(S303)、オフィス管理装置100に登録する(S104)。
オフィス管理装置100は、入退出コードを発行し、登録された各利用者のメールアドレス宛に送信する(S105)。オフィス管理装置100は、発行された入退出コードを、拡張オフィススペース(又は拡張オフィススペースを含む共有エリア)の入退出管理装置200等の入退出管理情報に登録する。また、入室人数規制ルールに利用される利用契約人数を、入退出管理装置200等の入退出管理情報に登録する(S106)。
図14は、ICカード登録機能の処理フローを示す図である。ICカード登録装置600は、利用者がかざした入退出コード又はICカードを読み取り、オフィス管理装置100に送信する(S601)。オフィス管理装置100は、受信した入退出コード又はICカードを用いて利用者情報を参照し、利用者認証を行う(S110)。
利用者認証がNGである場合は(S111のNO)、ICカード登録ができない旨をICカード登録装置600に送信し(S116)、ICカード登録装置600が利用者に、表示装置やランプ、音声等による伝達手段を通じて登録できない旨を通知しつつ、ICカード登録処理を中断して終了する。
利用者認証がOKである場合に(S111のYES)、オフィス管理装置100は、新規ICカードの読み取り処理を行う指示をICカード登録装置600に出力する(S112)。ICカード登録装置600は、利用者がかざす新規ICカードの読み取り処理を行い、オフィス管理装置100に送信する(S602)。
オフィス管理装置100は、新規登録を要請するICカードのUID又はIDmを受信すると、登録されている利用者情報を参照して、受信したUID又はIDmが登録済みであるか否かを判別する(S113)。登録済みである場合(S113のNO)、オフィス管理装置100は、登録済みのICカードである旨の通知をICカード登録装置600に送信する(S117)。一方、受信したUID又はIDmが未登録であると判別された場合(S113のYES)、ICカード登録装置600で読み込まれた未登録ICカードのUID又はIDmを、該当する利用者の利用者情報に追加する(S114)。また、オフィス管理装置100は、受け付けた新規ICカードのUID又はIDmを入退出情報として入退出管理情報200等に登録するように制御する(S115)。
図15は、利用契約の更新に関する処理フローを示す図である。まず、管理者は、管理者端末300をオフィス管理装置100に接続し、ログインする(S310)。オフィス管理装置100は、管理者用マイページを通じて管理者端末300に図6に示した拡張オフィス利用契約画面を提供する。
拡張オフィス利用契約画面において、管理者は、登録されている拡張オフィス利用契約情報を閲覧することができ、契約内容を変更する契約更新手続き及び解約手続きを行うことができる。
オフィス管理装置100は、拡張オフィス利用契約画面の人数増減ボタンの操作により契約人数が変更されると(S311)、変更後の契約人数を受け付けて、拡張オフィス利用契約情報を更新する(S120)。なお、契約人数の変更を一例に説明したが、例えば、利用期間を変更可能に制御し、変更された利用期間に契約内容を更新することができる。
また、オフィス管理装置100は、拡張オフィス利用契約画面において、拡張オフィススペースの利用契約の解除申請を受け付けるように構成することもできる。例えば、図6の例において、契約毎に契約解除(解除申請)ボタンを設け、管理者は、契約解除ボタンを選択することで、中途の利用停止を行うこともできる(S312)。なお、契約解除においても、テナント側でなく本サービスの運営管理者が、テナントから受領した所定の利用契約解除申請書に基づいて、運営管理端末500から拡張オフィス利用契約画面に入力するように構成してもよい(S510)。オフィス管理装置100は、契約解除ボタンの選択操作に基づいて、該当する契約の解約を受け付け、拡張オフィス利用契約情報を更新する(S121)。
オフィス管理装置100は、契約人数の増減や利用期間の変更などの契約更新、契約解除に伴い、該当の入退出管理装置の入退出管理情報を更新する(S122)。具体的には、契約内容が変更された場合、オフィス管理装置100は、該当の入退出管理装置の入退出管理情報において、入室人数規制ルールに利用される更新後の利用契約人数を登録するように制御する。解約された場合、解約したテナントの利用者が入室できないように、該当の入退出管理装置の入退出管理情報を更新するように制御する。
このように本実施形態の拡張オフィス支援システムは、賃貸借契約のもとで専有的に使用及び自社管理するオフィススペースを借りているテナントが、入居する建物内の拡張オフィススペースを賃貸借契約と紐付けて利用契約を結ぶ仕組みであるため、自社管理の領域を拡張オフィススペースに広げることができ、当該拡張オフィススペースを専有的に使用することができる。
特に、利用者情報として、オフィススペースにおいて既に使用しているビルセキュリティICカードや社員証ICカードを、そのまま拡張オフィススペースの入退出管理に使用でき、現在借りている専有スペースに対して透過的にオフィススペースの拡張(増床)を行うことができ、事業の活動レベルに応じて低コストでかつ柔軟に対処することができる。
また、ビルセキュリティICカードや社員証ICカードは、管理者による利用者情報の登録処理とは別に、社員自らがICカード登録装置600を通じて任意に登録することができると共に、その管理が利用者情報として一元管理されるので、拡張オフィススペースに対する自社管理の負担を低減させることができる。さらには、ICカード登録装置600を通じた一元管理により、テナント側が社員に発行する社員証ICカードのみならず、社員個人が保有する交通系ICカードや身分証明書系ICカードも、拡張オフィススペースの入退出管理に利用でき、セキュリティ性を担保しつつ、社員の利便性とテナント側の管理負担軽減とを実現することができる。
以上、本実施形態について説明したが、拡張オフィススペースの入退出管理において利用者の登録可能範囲は、適宜設定したり、利用契約内で取り決めを行うことができる。例えば、テナント契約されているオフィススペースの一部を、別法人の関連会社が使用する場合に、その関連会社の社員も利用登録できるようにしたり、親会社のテナント契約のもとに利用契約している拡張オフィススペースを、テナント契約していない子会社の社員が利用できる又は利用できないようにしたりするなど、利用契約上で適宜取り決めることもできる。また、その仕組みとして、上記説明のように、テナント契約と紐付かない社員は、システム上で登録できないようにするなど(例えば、ビルセキュリティICカードのUIDやIDmが登録されていない者は登録できない)、適宜設計することができる。
また、上述の拡張オフィス支援管理装置100を構成する各機能は、プログラムによって実現可能であり、各機能を実現するために予め用意されたコンピュータプログラムが補助記憶装置に格納され、CPU等の制御部が補助記憶装置に格納されたプログラムを主記憶装置に読み出し、主記憶装置に読み出された該プログラムを制御部が実行することで、各部の機能を動作させることができる。
また、上記プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された状態で、コンピュータに提供することも可能である。コンピュータ読取可能な記録媒体としては、CD−ROM等の光ディスク、DVD−ROM等の相変化型光ディスク、MO(Magnet Optical)やMD(Mini Disk)などの光磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスクやリムーバブルハードディスクなどの磁気ディスク、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、SDメモリカード、メモリスティック等のメモリカードが挙げられる。また、本発明の目的のために特別に設計されて構成された集積回路(ICチップ等)等のハードウェア装置も記録媒体として含まれる。
100 オフィス管理装置
110 通信装置
120 制御装置
121 拡張オフィス契約管理部
122 利用者管理部
123 セキュリティ管理部
124 利用状況分析部
130 記憶装置
200,200A,200B,200C 入退出管理装置
250,260 入退出管理装置
300 管理者端末
400 利用者端末
500 運営管理端末
600 ICカード登録装置
700 センサ

Claims (11)

  1. 建物賃貸借契約のもとに複数のテナントが借り受ける各オフィススペースと、利用契約のもとに前記テナントが利用可能な拡張オフィススペースと、を備える建物の拡張オフィス支援システムであって、
    前記建物賃貸借契約に関連する情報と紐付けた前記拡張オフィススペースの利用登録情報を記憶する記憶部と、
    前記利用登録情報に基づいて前記拡張オフィススペースの利用契約を受け付け、前記テナント毎に拡張オフィススペース利用契約情報を登録する拡張オフィス契約管理部と、
    前記オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者の識別IDを、前記拡張オフィススペースを利用するための入退出情報として受け付ける第1利用者管理処理、または、前記オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者に関する情報を受け付け、前記拡張オフィススペースを利用するための入退出情報を発行する第2利用者管理処理、を行う利用者管理部と、
    前記拡張オフィススペースの入退出管理装置の入退出管理情報に、前記入退出情報を登録するセキュリティ管理部と、
    を有することを特徴とする拡張オフィス支援システム。
  2. 前記利用者管理部は、前記拡張オフィススペースの入退出管理装置又はICカード登録装置で読み込まれた未登録ICカードを登録するICカード登録処理を行い、
    前記ICカード登録処理は、前記入退出管理情報に登録済の前記入退出情報を用いて利用者認証を行い、利用者認証がOKである場合に、読み込まれた未登録ICカードの識別IDを受け付けて、前記セキュリティ管理部において前記未登録ICカードの識別IDを前記入退出情報として前記入退出管理情報に登録するように制御することを特徴とする請求項1に記載の拡張オフィス支援システム。
  3. 前記ICカード登録装置は、前記第1利用者管理処理又は前記第2利用者管理処理を通じて登録された前記入退出情報を用いて入退出が管理される領域内に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の拡張オフィス支援システム。
  4. 前記識別IDを含むICカードは、前記オフィススペースへの入退出管理で使用される社員証ICカード、建物への入館管理に登録されているビルセキュリティカード、利用者個人が所有する交通系ICカード、又は身分証明系ICカードであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の拡張オフィス支援システム。
  5. 前記拡張オフィス契約管理部は、契約された前記拡張オフィススペースの利用人数を受け付けるとともに、前記利用人数の増減を受け付け可能に制御し、
    前記セキュリティ管理部は、前記入退出管理情報に前記利用人数を登録し、入退出記録に基づいてカウントされる前記拡張オフィススペース内への入室者数が、前記利用人数以下となる入室人数規制ルールを前記入退出管理装置が実行するように制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の拡張オフィス支援システム。
  6. 前記入室人数規制ルールは、前記拡張オフィススペース内への入室者数が前記利用人数を超える場合に他の利用者の入室を許可しないとともに、前記入退出管理装置で受け付けた一時退出記録に基づく利用者を入室者数から減算せずに前記利用人数を超える他の利用者の入室を許可せずに、かつ一時退出記録に基づく利用者の再入室を許可するように設定されていることを特徴とする請求項5に記載の拡張オフィス支援システム。
  7. 前記拡張オフィススペースは、複数の前記各テナントが利用可能な共有エリアの領域を区画して複数形成され、
    前記セキュリティ管理部は、前記共有エリアの入退出を管理する第1入退出管理装置と、前記共有エリア内の前記拡張オフィススペースの利用を前記テナント別に管理する第2入退出管理装置と、の各入退出管理情報に、前記識別ID又は前記利用者アカウントを登録することを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の拡張オフィス支援システム。
  8. 前記共有エリアは、複数の前記拡張オフィススペースと、前記共有エリアへの入退出が許可された複数の前記テナントの各利用者が利用可能なシェアスペースを複数含む共有利用スペースと、複数の会議室スペースと、を含むことを特徴とする請求項7に記載の拡張オフィス支援システム。
  9. 前記拡張オフィススペースに、または前記拡張オフィススペースを含む複数の前記各テナントが利用可能な共有エリアに設けられたセンサによって検出された検出結果に基づいて、前記拡張オフィススペースまたは前記共有エリア内の利用状況を提供する利用状況分析部を、さらに備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載の拡張オフィス支援システム。
  10. 建物賃貸借契約のもとに複数のテナントが借り受ける各オフィススペースと、利用契約のもとに前記テナントが利用可能な拡張オフィススペースと、を備える建物の拡張オフィス支援機能を提供するコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記建物賃貸借契約に関連する情報と紐付けた前記拡張オフィススペースの利用登録情報を記憶する第1機能と、
    前記利用登録情報に基づいて前記拡張オフィススペースの利用契約を受け付け、前記テナント毎に拡張オフィススペース利用契約情報を登録する第2機能と、
    前記オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者の識別IDを、前記拡張オフィススペースを利用するための入退出情報として受け付ける第1利用者管理処理、または、前記オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者に関する情報を受け付け、前記拡張オフィススペースを利用するための入退出情報を発行する第2利用者管理処理、を行う第3機能と、
    前記拡張オフィススペースの入退出管理装置の入退出管理情報に、前記入退出情報を登録する第4機能と、
    を前記コンピュータに実現させるプログラム。
  11. 建物賃貸借契約のもとに複数のテナントが借り受ける各オフィススペースと、利用契約のもとに前記テナントが利用可能な拡張オフィススペースと、を備える建物の拡張オフィス支援装置であって、
    前記建物賃貸借契約に関連する情報と紐付けた前記拡張オフィススペースの利用登録情報を記憶する記憶部と、
    前記利用登録情報に基づいて前記拡張オフィススペースの利用契約を受け付け、前記テナント毎に拡張オフィススペース利用契約情報を登録する拡張オフィス契約管理部と、
    前記オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者の識別IDを、前記拡張オフィススペースを利用するための入退出情報として受け付ける第1利用者管理処理、または、前記オフィススペースへの入退出管理に登録されている利用者に関する情報を受け付け、前記拡張オフィススペースを利用するための入退出情報を発行する第2利用者管理処理、を行う利用者管理部と、
    前記拡張オフィススペースの入退出管理装置の入退出管理情報に、前記入退出情報を登録するセキュリティ管理部と、
    を有することを特徴とする拡張オフィス支援装置。
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