JP2008217664A - コラボレーション支援装置、システム、方法及びプログラム - Google Patents

コラボレーション支援装置、システム、方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】施設内の入居者間のコラボレーション活動を容易、且つ安全に行える環境を実現できるようにする。
【解決手段】利用者端末52は、オフィスビルの入居者(アイデア発案者)の操作に従って、アイデア情報をコラボレーション支援サーバ10に送信する。コラボレーション支援サーバ10は、受信したアイデア情報をアイデア情報データベース11に蓄積する。また、アイデア発案者とは異なるオフィスビル内の他の入居者が電子掲示板システム44の近くを通りかかったときに、コラボレーション支援サーバ10は、センサ441が入力した利用者IDに基づいて、その入居者を認証する。認証に成功すると、コラボレーション支援サーバ10は、アイデア情報データベース11からアイデア情報を抽出し、オフィスビル内に設置された電子掲示板システム44に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、施設内の入居者間のコラボレーション活動を支援するコラボレーション支援装置、コラボレーション支援システム、コラボレーション支援方法、及びコラボレーション支援プログラムに関する。
昨今、企業の経営課題として社外組織とのコラボレーション活動(共同作業、共同開発、共同研究)の重要性が高まっている。例えば、非特許文献1には、主な企業の経営者が、将来の経営課題として「変革(イノベーション)」を重要視しており、変革の実現のためには社外の組織との協業(コラボレーション)が必要と考えていることが記載されている(図23、図24参照)。
また、非特許文献2には、団塊の世代が定年退職する2005年〜2010年に、例えば、東京23区内で約10万人(2005年時点におけるワーカ数の約3%相当) の労働力が減少することが記載されており、今後、オフィス市場の需要が減少していくことが予想されている。この「2010年問題」に対応するため、2010年に向けてオフィスビルの生き残りをかけた競争が始まると予測される。
また、例えば、特許文献1には、建物内等におけるコミュニケーション手段として、エレベータ内に電子掲示板を設置することが記載されている。
特開2005−263426号公報(段落0008、図1) IBMビジネスコンサルティングサービス著、「The Global CEO Study 2006 」、IBM出版 ニッセイ基礎研究所、調査「再考/東京オフィス市場の『2010年問題』」、2005年5月
しかし、現状では、社外組織との情報交換や情報共有の手段が乏しく、多くの企業がメンバ間の意思疎通やセキュリティの配慮に苦慮している。そのため、企業が社外組織とのコラボレーション活動を行いたいと思っても、社外組織との出会いの機会が少なく、情報交換や情報共有を行うことは難しい。
また、ソーシャルネットワークサービス(SNS)のようなインターネット上のコミュニティサービスを利用して、コラボレーション活動を行うことも考えられる。しかし、忙しいビジネスマンにとって、いちいちパーソナルコンピュータ(PC)等の端末を起動してインターネット上の情報にアクセスすることは、手間がかかって面倒である。また、ネットワーク上でのコミュニケーションが中心になるので、情報漏れの可能性があったり、相手企業の信頼性に不安がある場合もある。そのため、インターネット上ですぐに会って話したい相手企業が見つかっても、相手企業と気軽に会うことが困難である場合がある。
また、オフィスビル等の施設内の入居者間のコラボレーション活動を支援するために、特許文献1に記載されたように、エレベータ内に電子掲示板を設置する方法等を利用することも考えられるが、オフィスビルの入居企業の従業員以外の者に見られる可能性がある等、情報漏れや安全性の面で問題がある。
そこで、本発明は、施設内の入居者間のコラボレーション活動を容易、且つ安全に行える環境を実現できるコラボレーション支援装置、コラボレーション支援システム、コラボレーション支援方法、及びコラボレーション支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明によるコラボレーション支援装置は、施設内の入居者間のコラボレーション活動を支援するコラボレーション支援装置(例えば、コラボレーション支援サーバ10。又はコラボレーション支援サーバ10、入居者管理サーバ20及び施設管理サーバ30の機能を実現する情報処理装置)であって、施設内の入居者であるアイデア発案者が使用する端末(例えば、利用者端末52)から、アイデア発案者が発案したアイデアを示すアイデア情報を受信するアイデア情報受信手段(例えば、アイデア記録機能部1001によって実現される)と、アイデア情報受信手段が受信したアイデア情報を蓄積するアイデア情報蓄積手段(例えば、アイデア情報データベース11によって実現される)と、アイデア発案者とは異なる施設内の入居者を認証する認証手段(例えば、アイデア送信機能部1007によって実現される)と、認証手段による認証結果に基づいて、アイデア情報蓄積手段からアイデア情報を抽出するアイデア情報抽出手段(例えば、アイデア送信機能部1007によって実現される)と、アイデア情報抽出手段が抽出したアイデア情報を、施設内に設置された表示装置(例えば、電子掲示板システム44)に表示させるアイデア情報表示手段(例えば、アイデア送信機能部1007によって実現される)とを備えたことを特徴とする。
また、コラボレーション支援装置は、施設内の入居者を認証するための認証情報を予め記憶する認証情報記憶手段(例えば、利用者情報データベース22によって実現される)と、施設内に設置された検出装置(例えば、電子掲示板システム44が備えるセンサ441)から、アイデア発案者とは異なる施設内の入居者の認証情報(例えば、利用者ID)を受信する認証情報受信手段(例えば、アイデア送信機能部1007によって実現される)とを備え、認証手段は、認証情報受信手段が受信した認証情報が認証情報記憶手段が予め記憶するいずれかの認証情報と合致すると判定すると、アイデア発案者とは異なる施設内の入居者の認証に成功したと判定し、アイデア情報抽出手段は、認証手段がアイデア発案者とは異なる施設内の入居者の認証に成功したと判定すると、アイデア情報蓄積手段からアイデア情報を抽出するものであってもよい。
また、コラボレーション支援装置は、施設内に設置された入力装置(例えば、電子掲示板システム44が備える入力装置443)から、施設内に設置された表示装置に表示されたアイデア情報に対するコメントを示すコメント情報を受信するコメント情報受信手段(例えば、コメント記録機能部1002によって実現される)と、コメント情報受信手段が受信したコメント情報を蓄積するコメント情報蓄積手段(例えば、コメント情報データベース12によって実現される)と、コメント情報蓄積手段に蓄積したコメント情報を、アイデア発案者が使用する端末に送信するコメント情報送信手段(例えば、コメント記録機能部1002によって実現される)とを備えたものであってもよい。
また、コラボレーション支援装置は、施設内に設置された入力装置から、施設内に設置された表示装置に表示されたアイデア情報に対してコンタクトを希望する旨のコンタクト情報を受信するコンタクト情報受信手段(例えば、コンタクト記録機能部1003によって実現される)と、コンタクト情報受信手段が受信したコンタクト情報を蓄積するコンタクト情報蓄積手段(例えば、コンタクト情報データベース13によって実現される)と、コンタクト情報蓄積手段に蓄積したコンタクト情報を、アイデア発案者が使用する端末に送信するコンタクト情報送信手段(例えば、コンタクト記録機能部1003によって実現される)とを備えたものであってもよい。
また、コラボレーション支援装置は、施設内の入居者のスケジュールを示すスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶手段(例えば、スケジュール情報データベース23によって実現される)と、施設内の設備の予約状況を示す予約情報を記憶する予約情報記憶手段(例えば、予約情報データベース32によって実現される)と、アイデア発案者が使用する端末からコンタクトを許可する旨の情報を受信すると、スケジュール情報記憶手段が記憶するスケジュール情報と予約情報記憶手段が記憶する予約情報とに基づいて、アイデア情報に対してコンタクトを希望するコンタクト希望者とアイデア発案者とのコンタクトのスケジュールを決定するスケジュール決定手段(例えば、スケジュール問合せ機能部1004、予約問合せ機能部1005によって実現される)とを備えたものであってもよい。
また、コラボレーション支援装置は、コンタクト希望者とアイデア発案者とのコンタクトの開始時刻を取得する開始時刻取得手段(例えば、入退室装置45によって実現される)と、コンタクト希望者とアイデア発案者とのコンタクトの終了時刻を取得する終了時刻取得手段(例えば、入退室装置45によって実現される)と、開始時刻取得手段が取得した開始時刻と終了時刻が取得した終了時刻とに基づいて課金処理を実行する課金手段(例えば、課金機能部3002によって実現される)とを備えたものであってもよい。なお、開始時刻や終了時刻を取得するとは、例えば、入退室装置45が、タイマの時刻信号に基づいて現在時刻を求めることによって、入室時刻や退室時刻を求めることである。
本発明によるコラボレーション支援システムは、施設内の入居者間のコラボレーション活動を支援するコラボレーション支援システムであって、コラボレーション活動を支援するコラボレーション支援サーバ(例えば、コラボレーション支援サーバ10)を備え、コラボレーション支援サーバは、施設内の入居者であるアイデア発案者が使用する端末から、アイデア発案者が発案したアイデアを示すアイデア情報を受信するアイデア情報受信手段と、アイデア情報受信手段が受信したアイデア情報を蓄積するアイデア情報蓄積手段と、アイデア発案者とは異なる施設内の入居者を認証する認証手段と、認証手段による認証結果に基づいて、アイデア情報蓄積手段からアイデア情報を抽出するアイデア情報抽出手段と、アイデア情報抽出手段が抽出したアイデア情報を、施設内に設置された表示装置に表示させるアイデア情報表示手段とを含むことを特徴とする。
また、コラボレーション支援システムは、施設内の入居者を管理する入居者管理サーバ(例えば、入居者管理サーバ20)と、施設内の設備を管理する施設管理サーバ(例えば、施設管理サーバ30)とを備え、入居者管理サーバは、施設内の入居者のスケジュールを示すスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶手段を含み、施設管理サーバは、施設内の設備の予約状況を示す予約情報を記憶する予約情報記憶手段を含み、コラボレーション支援サーバは、アイデア発案者が使用する端末からコンタクトを許可する旨の情報を受信すると、スケジュール情報記憶手段が記憶するスケジュール情報と予約情報記憶手段が記憶する予約情報とに基づいて、アイデア情報に対してコンタクトを希望するコンタクト希望者とアイデア発案者とのコンタクトのスケジュールを決定するスケジュール決定手段を含むものであってもよい。
本発明によるコラボレーション支援方法は、施設内の入居者間のコラボレーション活動を支援するコラボレーション支援方法であって、施設内の入居者であるアイデア発案者が使用する端末から、アイデア発案者が発案したアイデアを示すアイデア情報を受信するステップと、受信したアイデア情報をデータベースに蓄積させるステップと、アイデア発案者とは異なる施設内の入居者を認証するステップと、アイデア発案者とは異なる施設内の入居者の認証結果に基づいて、データベースからアイデア情報を抽出するステップと、抽出したアイデア情報を、施設内に設置された表示装置に表示させるステップとを含むことを特徴とする。
本発明によるコラボレーション支援プログラムは、施設内の入居者間のコラボレーション活動を支援するためのコラボレーション支援プログラムであって、コンピュータに、施設内の入居者であるアイデア発案者が使用する端末から、アイデア発案者が発案したアイデアを示すアイデア情報を受信する処理と、受信したアイデア情報をデータベースに蓄積させる処理と、アイデア発案者とは異なる施設内の入居者を認証する処理と、アイデア発案者とは異なる施設内の入居者の認証結果に基づいて、データベースからアイデア情報を抽出する処理と、抽出したアイデア情報を、施設内に設置された表示装置に表示させる処理とを実行させるためのものである。
本発明によるコラボレーション支援装置及びシステムを用いれば、ネットワーク上のSNSサービスとビルセキュリティシステムとを連携させることができる。そのようにすることにより、入居者間で気軽にアイデアを交換したり、オフィスビル等の施設内で直接話し合ったりできる場を安全な方法で提供することができ、入居企業等の入居者が社外組織とのコラボレーション活動を容易に始められる環境を実現することができる。
本発明によれば、施設内の情報発信及び交換の仕組みを用いて登録されたアイデア情報を施設内に設置された表示装置に表示する。そのようにすることにより、施設内の入居者が常に他人のアイデアや意見を目にすることができる。また、忙しい入居者がわざわざ端末を起動してサービスにアクセスしなくても、発想のヒントとなるアイデア情報を入手することできる。また、施設内の入居者がアイデアを思い付いた時に、いつでも他の入居者との間でコミュニケーションを取ることができる。従って、施設内の入居者間のコラボレーション活動を容易に行うことができる。
また、本発明によれば、入居者の認証結果に基づいてアイデア情報を表示装置に表示するので、施設内の入居者間のコラボレーション活動を安全に行うことができる。従って、施設内の入居者間のコラボレーション活動を容易、且つ安全に行える環境を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、本発明によるコラボレーション支援システムの適用概念について説明する。本発明において、コラボレーション支援システムは、オフィスビルのサービスとして、入居者(例えば、入居企業)間のコミュニケーションの場をバーチャリティ及びリアリティそれぞれの利点を組み合わせて提供する。そのようにすることにより、入居企業が社内外組織とのコラボレーション活動を容易、且つ安全に行える環境を実現する。また、ビルオーナにとっても、付加価値サービスを提供することにより、単なる貸しオフィスではなく「他社とのコラボレーションを実現する場」というコンセプトオフィスの提供を実現することにより、その物件の競争力を高めることができる。
なお、この実施の形態では、コラボレーション支援システムをオフィスビルの入居企業間のコラボレーション活動を支援する用途に用いる場合を説明するが、複合商業施設の入居店舗間のコラボレーション活動を支援する用途に用いる等、他のコラボレーション活動支援の用途に用いてもよい。
次に、コラボレーション支援システムの構成について説明する。図1は、本発明によるコラボレーション支援システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、コラボレーション支援システムは、コラボレーション支援サーバ10、入居者管理サーバ20及び施設管理サーバ30を含む。なお、本実施の形態において、コラボレーション支援システムは、オフィスビルのビルフロア40に設置される。また、コラボレーション支援システムが適用されるオフィスビルのビルフロア40には、入居企業の従業員等の利用者が使用する利用者端末52や、電子掲示板システム44、入退室装置45も設置されている。
また、コラボレーション支援システムにおいて、コラボレーション支援サーバ10、入居者管理サーバ20及び施設管理サーバ30は、LAN等のネットワーク100を介して接続される。また、ビルフロア40に設置される利用者端末52や、電子掲示板システム44、入退室装置45も、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10、入居者管理サーバ20及び施設管理サーバ30と接続される。
コラボレーション支援サーバ10は、オフィスビルのビルオーナやビル管理会社によって運営されるサーバであり、具体的には、プログラムに従って動作するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって実現される。コラボレーション支援サーバ10は、利用者同士のアイデア交換やコンタクトの仕組みを提供するシステムを実現するためのサーバである。図1に示すように、コラボレーション支援サーバ10は、アイデア情報データベース11と、コメント情報データベース12と、コンタクト情報データベース13とを備える。
図2は、コラボレーション支援サーバ10の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、コラボレーション支援サーバ10は、アイデア記録機能部1001、コメント記録機能部1002、コンタクト記録機能部1003、スケジュール問合せ機能部1004、予約問合せ機能部1005、利用者ID受信機能部1006、アイデア送信機能部1007及び通知機能部1008を含む。
アイデア記録機能部1001は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。アイデア記録機能部1001は、オフィスビル等のビルフロア40内に設置される利用者端末52から送信されたアイデア情報を、ネットワーク100を介して受信する機能を備える。また、アイデア記録機能部1001は、受信したアイデア情報をアイデア情報データベース11に記憶させる機能を備える。なお、「アイデア情報」とは、オフィスビルに入居する企業の従業員等によって考案された各種アイデアの内容を示す情報である。
コメント記録機能部1002は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。コメント記録機能部1002は、オフィスビル内に設置される電子掲示板システム44(具体的には、後述する電子掲示板システム44が備える入力装置443)から送信されたコメント情報を、ネットワーク100を介して受信する機能を備える。また、コメント記録機能部1002は、受信したコメント情報をコメント情報データベース12に記憶させる機能を備える。なお、「コメント情報」とは、アイデア情報に対して、オフィスビルに入居する企業の従業員等によって書き込まれた各種コメントの内容を示す情報である。
コンタクト記録機能部1003は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。コンタクト記録機能部1003は、電子掲示板システム44から送信されたコンタクト情報を、ネットワーク100を介して受信する機能を備える。また、コンタクト記録機能部1003は、受信したコンタクト情報をコンタクト情報データベース13に記憶させる機能を備える。なお、「コンタクト情報」とは、アイデア情報に対して面会等の手段によってコンタクトを希望する旨の情報である。
スケジュール問合せ機能部1004は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。スケジュール問合せ機能部1004は、入居者管理サーバ20に、利用者50の本人認証、利用者50の連絡先照会、及び利用者50のスケジュール確認を依頼する機能を備える。例えば、スケジュール問合せ機能部1004は、本人認証や連絡先照会、スケジュール確認を依頼する旨の依頼情報を、ネットワーク100を介して入居者管理サーバ20に送信する。
予約問合せ機能部1005は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。予約問合せ機能部1005は、施設管理サーバ30に、オフィスビルの施設予約、及びオフィスビルの施設の利用者確認を依頼する機能を備える。例えば、予約問合せ機能部1005は、施設予約や利用者確認を依頼する旨の依頼情報を、ネットワーク100を介して施設管理サーバ30に送信する。
利用者ID受信機能部1006は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。利用者ID受信機能部1006は、オフィスビル内の電子掲示板システム44及び入退出装置45から送信された利用者IDを、ネットワーク100を介して受信する機能を備える。
アイデア送信機能部1007は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。アイデア送信機能部1007は、アイデア情報データベース11を参照して電子掲示板システム44にアイデア情報を送信する機能を備える。例えば、アイデア送信機能部1007は、要求に応じて、アイデア情報データベース11からアイデア情報を抽出し、抽出したアイデア情報をネットワーク100を介して電子掲示板システム44に送信する。
本実施の形態では、アイデア送信機能部1007は、アイデア情報の提示を行う際に、アイデア情報を要求した利用者50に対する認証処理を実行する。また、アイデア送信機能部1007は、利用者50の認証に成功したと判定すると、アイデア情報データベース11からアイデア情報を抽出する。そして、アイデア送信機能部1007は、抽出したアイデア情報を、ネットワーク100を介して電子掲示板システムに送信することによって、電子掲示板システム44にアイデア情報を表示させる。
通知機能部1008は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。通知機能部1008は、利用者端末52に、ネットワーク100を介して各種通知データを送信する機能を備える。
アイデア情報データベース11は、具体的には、磁気ディスク装置や光ディスク装置等のデータベース装置によって実現される。アイデア情報データベース11は、オフィスビルの入居企業から収集したアイデア情報を蓄積する。図3は、アイデア情報データベース11が記憶する情報の例を示す説明図である。アイデア情報データベース11は、データを記憶する外部記憶装置であり、図3に示すように、アイデアID110、タイトル111、内容112、添付ファイル113及び利用者ID114等の情報を記憶する。なお、アイデア情報データベース11は、コラボレーション支援サーバ10に内蔵されていてもよい。
アイデアID110は、アイデア情報データベース11に登録されたアイデアを識別するための識別子である。また、タイトル111は、アイデア情報データベース11に登録されたアイデアのタイトルを示す情報である。また、内容112は、アイデア情報データベース11に登録されたアイデアの具体的内容を示す情報である。また、アイデア情報データベース11は、登録されたアイデアに電子データのファイルが添付されている場合には、添付ファイル113として、その添付ファイルを格納する。また、利用者ID114は、アイデアを登録した人物(入居企業の従業員等。アイデア発案者ともいう)を識別するための識別子である。
コメント情報データベース12は、具体的には、磁気ディスク装置や光ディスク装置等のデータベース装置によって実現される。コメント情報データベース12は、アイデア情報に対するコメント情報を蓄積する。図4は、コメント情報データベース12が記憶する情報の例を示す説明図である。コメント情報データベース12は、データを記憶する外部記憶装置であり、図4に示すように、コメントID120、コメント121、利用者ID122及びアイデアID123等の情報を記憶する。なお、コメント情報データベース12は、コラボレーション支援サーバ10に内蔵されていてもよい。
コメントID120は、コメント情報データベース12に登録されたコメントを識別するための識別子である。また、コメント121は、コメント情報データベース12に登録されたコメントの具体的内容を示す情報である。また、利用者ID122は、コメントを登録した人物(入居企業の従業員等。コメント記入者ともいう)を識別する識別子である。また、アイデアID123は、コメント登録の対象となったアイデアを識別するための識別子である。なお、コメント情報データベース12が記憶するアイデアID123は、アイデア情報データベース111に登録されているいずれかのアイデアID110と対応する。
コンタクト情報データベース13は、具体的には、磁気ディスク装置や光ディスク装置等のデータベース装置によって実現される。コンタクト情報データベース13は、アイデア情報に対するコンタクト情報を蓄積する。図5は、コンタクト情報データベース13が記憶する情報の例を示す説明図である。コンタクト情報データベース13は、データを記憶する外部記憶装置であり、図5に示すように、コンタクトID130、アイデアID131、利用者ID132、コンタクト種別133及びメッセージID134等の情報を記憶する。なお、コンタクト情報データベース13は、コラボレーション支援サーバ10に内蔵されていてもよい。
コンタクトID130は、利用者(入居企業の従業員等)があるアイデアを登録した他の利用者(他の入居企業の従業員等)に対してコンタクトを希望した場合、そのコンタクトの希望を識別するための識別子である。また、アイデアID131は、コンタクトID130で識別されるコンタクト希望において、コンタクトの対象となるアイデアを識別するための識別子である。なお、コンタクト情報データベース13が記憶するアイデアID131は、アイデア情報データベース11に記憶されているいずれかのアイデアID110と対応する。また、利用者ID132は、コンタクト希望を登録した利用者(コンタクト希望者ともいう)を識別するための識別子である。
また、コンタクト種別133は、コンタクトを希望する利用者(コンタクト希望者)が、コンタクト対象となるアイデアを登録した他の利用者(アイデア発案者)とコンタクトする手段を特定するための識別子である。コンタクト情報データベース13は、例えば、コンタクトをとる手段として、電子メールや電話、面会等を示すコンタクト種別ID133を記憶する。従って、本実施の形態では、コラボレーション支援サーバ10は、コンタクト情報データベース13が記憶するコンタクト種別133に基づいて、コンタクト希望者がいずれのコンタクト手段を用いてアイデア発案者にコンタクトするのかを特定できる。
次に、メッセージID134について説明する。コンタクト希望を登録した利用者(コンタクト希望者)は、コンタクト希望登録の際に、コンタクト対象となるアイデアを登録した他の利用者(アイデア発案者)に対するメッセージを登録できる。図5において、メッセージID134は、このコンタクト希望者が登録したメッセージを識別するための識別子である。また、コンタクト情報データベース13は、メッセージID134に対応するメッセージ内容の情報を記憶している。
入居者管理サーバ20は、オフィスビルのビルオーナやビル管理会社によって運営されるサーバであり、具体的には、プログラムに従って動作するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって実現される。入居者管理サーバ20は、利用者の情報を管理するシステムを実現するためのサーバである。図1に示すように、入居者管理サーバ20は、入居企業情報データベース21と、利用者情報データベース22と、スケジュール情報データベース23とを備える。
図6は、入居者管理サーバ20の構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、入居者管理サーバ20は、入居企業登録機能部2001、利用者登録機能部2002、スケジュール登録機能部2003、認証機能部2004、スケジュール確認機能部2005及び連絡先確認機能部2006を含む。
利用者登録機能部2002は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。利用者登録機能部2002は、コラボレーション支援サーバ10から送信された利用者情報を、ネットワーク100を介して受信する機能を備える。また、利用者登録機能部2002は、受信した利用者情報を利用者情報データベース22に記憶させる機能を備える。なお、「利用者情報」とは、利用者(入居企業の従業員等)の各種属性を示す情報である。
スケジュール登録機能部2003は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。スケジュール登録機能部2003は、コラボレーション支援サーバ10から送信されたスケジュール情報を、ネットワーク100を介して受信する機能を備える。また、スケジュール登録機能部2003は、受信したスケジュール情報をスケジュール情報データベース23に記憶させる機能を備える。なお、「スケジュール情報」とは、利用者のスケジュールを示す情報である。
入居企業登録機能部2001は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。入居企業登録機能部2001は、入居企業に関する情報(入居企業の属性を示す情報。以下、入居企業情報ともいう)を入居企業情報データベース21に記憶させる機能を備える。
認証機能部2004は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。認証機能部2004は、利用者情報データベース22を参照して本人認証を行う機能を備える。例えば、認証機能部2004は、コラボレーション支援サーバ10から受信した本人認証の依頼情報に含まれる利用者情報(例えば、利用者IDやパスワード)に合致する情報が、利用者情報データベース22が記憶する情報に含まれるか否かを判断する。そして、認証機能部2004は、合致する利用者情報が含まれる場合には本人認証に成功したと判定し、合致する利用者情報が含まれない場合には本人認証に失敗したと判定する。また、認証機能部2004は、認証結果を、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する機能を備える。
スケジュール確認機能部2005は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。スケジュール確認機能部2005は、スケジュール情報データベース23を参照してスケジュールの確認を行う機能を備える。例えば、スケジュール確認機能部2005は、コラボレーション支援サーバ10から受信したスケジュール確認の依頼情報に基づいて、確認依頼されたスケジュール情報をスケジュール情報データベース23から抽出する。また、スケジュール確認機能部2005は、スケジュール確認の結果(例えば、抽出したスケジュール情報)を、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する機能を備える。
連絡先確認機能部2006は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。連絡先確認機能部2006は、利用者情報データベース22を参照して、利用者の連絡先をコラボレーション支援サーバ10に送信する機能を備える。例えば、連絡先確認機能部2006は、コラボレーション支援サーバ10から受信した連絡先照会の依頼情報に基づいて、照会依頼された利用者情報を利用者情報データベース22から抽出する。そして、連絡先確認機能部2006は、抽出した利用者情報を、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する。
入居企業情報データベース21は、具体的には、磁気ディスク装置や光ディスク装置等のデータベース装置によって実現される。図7は、入居企業情報データベース21が記憶する情報の例を示す説明図である。入居企業情報データベース21は、データを記憶する外部記憶装置であり、図7に示すように、企業ID210、企業名211、住所212及び電話番号213等の情報を記憶する。なお、入居企業情報データベース21は、入居者管理サーバ20に内蔵されていてもよい。また、これら入居企業情報データベース21が記憶する入居企業情報は、新たにオフィスビルに企業が入居した際等に、登録される情報である。
企業ID210は、オフィスビルに入居している企業を識別するための識別子である。また、企業名211は、企業ID210に対応する企業(すなわち、オフィスビルに入居している企業)の企業名称を示す情報である。また、住所212は、企業ID210に対応する企業の住所を示す情報である。また、電話番号213は、企業ID210に対応する企業の電話番号を示す情報である。
利用者情報データベース22は、具体的には、磁気ディスク装置や光ディスク装置等のデータベース装置によって実現される。図8は、利用者情報データベース22が記憶する情報の例を示す説明図である。利用者情報データベース22は、データを記憶する外部記憶装置であり、図8に示すように、利用者ID220、氏名221、連絡先222、パスワード225、企業ID223及びフロアID224等の情報を記憶する。なお、利用者情報データベース22は、入居者管理サーバ20に内蔵されていてもよい。
利用者ID220は、入居している各利用者を識別するための識別子である。また、氏名221は、利用者ID220に対応する利用者の氏名を示す情報である。また、連絡先222は、利用者ID220に対応する利用者の連絡先を示す情報である。例えば、利用者情報データベース22は、連絡先222として、電子メールアドレスや電話番号等を記憶している。
また、企業ID223は、利用者ID220に対応する利用者が所属する企業(入居企業)を識別するための識別子である。なお、利用者情報データベース22が記憶する企業ID223は、入居企業情報データベース21に記憶される企業ID210のいずれかと対応する。
フロアID224は、利用者ID220に対応する利用者が在席するフロアを識別するための識別子である。また、パスワード225は、利用者ID220に対応する利用者がユーザ認証時に使用するパスワードである。なお、利用者情報データベース22は、フロアID224として、利用者が執務するフロアのIDに加えて、フリーエリアのIDを記憶してもよい。
スケジュール情報データベース23は、具体的には、磁気ディスク装置や光ディスク装置等のデータベース装置によって実現される。図9は、スケジュール情報データベース23が記憶する情報の例を示す説明図である。スケジュール情報データベース23は、データを記憶する外部記憶装置であり、図9に示すように、スケジュールID230、利用者ID231、日付ID232、内容233、開始時間234及び終了時間235等の情報を記憶する。なお、スケジュール情報データベース23は、入居者管理サーバ20に内蔵されていてもよい。
スケジュールID230は、スケジュール情報データベース23に登録されているスケジュールを識別するための識別子である。また、利用者ID231は、スケジュールID230に対応するスケジュールを登録した利用者を識別するための識別子である。また、日付ID232は、スケジュールID230に対応するスケジュールの日付を識別するための識別子である。また、内容233は、スケジュールID230に対応するスケジュールの内容を示す情報である。また、開始時間234は、スケジュールID230に対応するスケジュールの開始時間を示す情報である。また、終了時間235は、スケジュールID230に対応するスケジュールの終了時間を示す情報である。
施設管理サーバ30は、オフィスビルのビルオーナやビル管理会社によって運営されるサーバであり、具体的には、プログラムに従って動作するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって実現される。施設管理サーバ30は、オフィスビル内の施設の利用状況を管理するシステムを実現するためのサーバである。図1に示すように、施設管理サーバ30は、設備情報データベース31と、予約情報データベース32と、入退出情報データベース33とを備える。
図10は、施設管理サーバ30の構成の一例を示すブロック図である。図10に示すように、施設管理サーバ30は、利用状況確認機能部3001、課金機能部3002及び入退室情報登録機能部3003を含む。
入退室情報登録機能部3003は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。入退室情報登録機能部3003は、コラボレーション支援サーバ10から送信された入退出情報を、ネットワーク100を介して受信する機能を備える。また、入退室情報登録機能部3003は、受信した入退室情報を入退出情報データベース33に記憶させる機能を備える。
予約機能部3004は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。予約機能部3004は、コラボレーション支援サーバ10から送信された予約情報を、ネットワーク100を介して受信する機能を備える。また、予約機能部3004は、受信した予約情報を予約情報データベース32に記憶させる機能を備える。
利用状況確認機能部3001は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU及びネットワークインタフェース部によって実現される。利用状況確認機能部3001は、設備情報データベース31と予約情報データベース32とを参照して、オフィスビルの施設の利用状況を確認する機能を備える。また、利用状況確認機能部3001は、施設の利用状況の確認結果を、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する機能を備える。
課金機能部3002は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。課金機能部3002は、設備情報データベース31と予約情報データベース32とを参照して、利用者ID毎に利用料金を課金する課金処理を実行する機能を備える。
設備情報データベース31は、具体的には、磁気ディスク装置や光ディスク装置等のデータベース装置によって実現される。図11は、設備情報データベース31が記憶する情報の例を示す説明図である。設備情報データベース31は、データを記憶する外部記憶装置であり、図11に示すように、設備ID310、設備名311及びフロアID312等の情報を記憶する。なお、設備情報データベース31は、施設管理サーバ30に内蔵されていてもよい。
設備ID310は、オフィスビル内の設備を識別するための識別子である。設備とは、例えば、ビルフロア40内の電子掲示板システム44や会議室等である。本実施の形態では、これらの設備それぞれに予め設備ID310が付与されている。また、設備名311は、設備ID310に対応する設備の名称を示す情報である。また、フロアID312は、設備ID310に対応する設備が設置されているフロアを示す情報である。
予約情報データベース32は、具体的には、磁気ディスク装置や光ディスク装置等のデータベース装置によって実現される。図12は、予約情報データベース32が記憶する情報の例を示す説明図である。予約情報データベース32は、データを記憶する外部記憶装置であり、図12に示すように、予約ID320、設備ID321、利用者ID322、利用者ID323、利用開始時間324及び利用終了時間325等の情報を記憶する。なお、予約情報データベース32は、施設管理サーバ30に内蔵されていてもよい。
予約ID320は、オフィスビル内の会議室等の設備に対する予約を識別するための識別子である。また、設備ID321は、予約ID320に対応する予約の対象となる設備を識別するための識別子である。なお、予約情報データベース32が記憶する設備ID321は、設備情報データベース31に記憶される設備ID310のいずれかと対応する。
次に、利用者ID322,323について説明する。予約ID320に対応する予約は、アイデアを登録した利用者(アイデア発案者)と、そのアイデアについてコンタクトを希望する利用者(コンタクト希望者)によりなされる。図12において、利用者ID322は、アイデア発案者を識別するための識別子である。また、利用者ID323は、コンタクト希望者を識別するための識別子である。
なお、予約情報データベース32が記憶する利用者ID322は、アイデア情報データベース11に登録されているいずれかの利用者ID114に対応する。また、利用者ID322は、利用者情報データベース22に登録されているいずれかの利用者ID220に対応する。また、予約情報データベース32が記憶する利用者ID323は、コンタクト情報データベース13に登録されているいずれかの利用者ID132に対応する。また、利用者ID323は、利用者情報データベース22に登録されているいずれかの利用者ID220に対応する。
利用開始時間324は、設備ID321に対応する設備(予約対象の設備)の利用開始時間を示す情報である。また、利用終了時間325は、設備ID321に対応する設備の利用終了時間を示す情報である。
入退室情報データベース33は、具体的には、磁気ディスク装置や光ディスク装置等のデータベース装置によって実現される。図13は、入退室情報データベース33が記憶する情報の例を示す説明図である。入退出情報データベース33は、データを記憶する外部記憶装置であり、図13に示すように、利用者ID330、フロアID331、入室時間332及び退室時間333等の情報を記憶する。なお、入退室情報データベース33は、施設管理サーバ30に内蔵されていてもよい。
利用者ID330は、会議室等の設備に入退出した利用者を識別するための識別子である。なお、入退室情報データベース33が記憶する利用者ID330は、予約情報データベース32に記憶される利用者ID322,323のいずれかと対応する。また、利用者ID330は、利用者情報データベース22に記憶される利用者ID220のいずれかと対応する。
フロアID331は、利用者ID330に対応する利用者が入退出した設備が設置されているフロアを識別するための識別子である。また、入室時間332は、利用者ID330に対応する利用者が設備に入室した時間を示す情報である。また、退室時間333は、利用者ID330に対応する利用者が設備から退出した時間を示す情報である。
次に、コラボレーション支援システムが適用されるオフィスビルのビルフロア40について説明する。ビルフロア40は、ビルオーナが所有するオフィスビル物件内のフロアである。図1に示すように、ビルフロア40は、クローズドエリア41と、オープンエリア42と、フリーエリア43とを含むものとする。また、図1に示すように、ビルフロア40には、電子掲示板システム44及び入退出装置45が設置されている。
クローズドエリア41は、入居企業の執務フロアであり、社外組織に所属する利用者の入室が禁止されているものとする。また、オープンエリア42は、会議室や応接室フロアであり、事前に許可された社外組織に所属する利用者の入室が可能であるとする。また、フリーエリア43は、入居者の共有フロアや廊下やエントランスであり、入居者又は外来者の入室が可能であるとする。
電子掲示板システム44は、オフィスビルの入居者間のアイデア交換を行う手段を提供するシステムであり、例えば、ビルフロア40の壁等に設置される。図14は、電子掲示板システム44の構成の例を示す説明図である。図14に示すように、電子掲示板システム44は、アイデア表示装置440と、センサ441と、入力装置442とを含む。
電子掲示板システム44は、センサ441が取得した利用者IDを、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する機能を備える。また、電子掲示板システム44は、コラボレーション支援サーバ10から送信されたアイデア情報を、ネットワーク100を介して受信する機能を備える。また、電子掲示板システム44は、受信したアイデア情報を表示装置440に表示する機能を備える。また、電子掲示板システム44は、入力装置442から入力したコメント情報やコンタクト情報を、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する機能を備える。
アイデア表示装置440は、具体的には、液晶ディスプレイ装置等であり、電子データを表示する大型の画像表示装置である。アイデア表示装置440は、表示された画面を操作するタッチセンサ機能を備える。
センサ441は、具体的には、ICカードリーダやRFIDタグリーダ、無線受信機等であり、利用者50の現在地を取得する受信装置である。センサ441は、ID発信端末51から発信された利用者IDを取得(受信)する機能を備える。
入力装置443は、具体的には、パーソナルコンピュータ等の情報処理端末である。入力端末443は、利用者の操作に従って、電子掲示板システム44本体にテキストデータや画像ファイル、音声ファイル等を送信することができる装置である。なお、入力端末443は、電子掲示板システム44に接続されるキーボードやマウス等でもよく、アイデア表示装置440上のソフトキーボードや無線機能を有する携帯端末等であってもよい。
入退出装置45は、オフィスビルのフロアの入り口付近に設置される入退出を管理するための装置である。図15は、入退室装置45の構成の例を示す説明図である。図15に示すように、入退室装置45は、センサ450と、ゲート451とを含む。
入退出装置45は、センサ450が取得した利用者IDと、利用者IDを取得した取得時間とを、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する機能を備える。また、入退出装置45は、コラボレーション支援サーバ10から送信された本人認証結果を、ネットワーク100を介して受信する機能を備える。また、入退室装置45は、受信した本人認証結果に基づいて、ゲート451の開閉制御を行う機能を備える。
例えば、入退室装置45は、制御装置(図示せず)を備え、入退室装置45が備える制御装置は、受信した本人認証結果に基づいてゲート451の開放を許可するか否かを判断する。そして、制御装置は、ゲート451の開放を許可すると判定すると、判定結果に基づいてゲート451を開放する。なお、入退室装置45が制御装置を備えるのではなく、コラボレーション支援サーバ10が、ネットワーク100を介して、ゲート451の開閉を指示する指示信号を送信するようにしてもよい。そして、ゲート451は、コラボレーション支援サーバ10からの指示信号に従って、開放又は閉鎖されるようにしてもよい。
センサ450は、具体的には、ICカードリーダやRFIDタグリーダ、無線受信機等であり、利用者50の現在地を取得する受信装置である。センサ450は、ID発信端末51から発信された利用者IDを取得(受信)する機能を備える。
ゲート451は、具体的には、自動ドアやフラッパーゲート等である。ゲート451は、入退室装置45が備える制御装置又はコラボレーション支援サーバ10の指示に従って、開放又は閉鎖される。
利用者50は、ビルフロア40の入居者(入居企業の従業員等)である。利用者50は、ID発信端末51や利用者端末52を操作して、コラボレーション支援システムを利用して、オフィスビルの他の入居企業とのコラボレーション活動を行う。
ID発信端末51は、具体的には、ICカードやRFIDタグ、携帯電話機等の端末である。ID発信端末51は、利用者IDを予めメモリ等の記憶部に記憶する。また、ID発信端末51は、予め登録されている利用者IDをセンサ441,450に送信する機能を備える。例えば、ID発信端末51がICカードやRFIDタグでる場合、ICカードリーダやRFIDタグリーダであるセンサ441,450に、利用者50がID発信端末51をかざすと、センサ441,450は、ID発信端末51から利用者IDを読み込む。また、例えば、ID発信端末51が携帯電話機である場合、ID発信端末51は、利用者50の操作に従って、利用者IDを無線信号としてセンサ441,450に送信する。
利用者端末52は、具体的には、パーソナルコンピュータや携帯電話機等のインターネット接続可能な情報処理端末である。利用者端末52は、利用者50の操作に従って、ネットワーク100を介して、コラボレーション支援サーバ10とデータを送受信する機能を備える。
なお、本実施の形態において、コラボレーション支援サーバ10の記憶装置(図示せず)は、オフィスビルの入居企業間のコラボレーション活動を支援するための各種プログラムを記憶している。例えば、コラボレーション支援サーバ10の記憶装置は、コンピュータに、施設内の入居者であるアイデア発案者が使用する端末から、アイデア発案者が発案したアイデアを示すアイデア情報を受信する処理と、受信したアイデア情報をデータベースに蓄積させる処理と、アイデア発案者とは異なる施設内の入居者を認証する処理と、アイデア発案者とは異なる施設内の入居者の認証結果に基づいて、データベースからアイデア情報を抽出する処理と、抽出したアイデア情報を、施設内に設置された表示装置に表示させる処理とを実行させるためのコラボレーション支援プログラムを記憶している。
次に、動作について説明する。まず、アイデア発案者がアイデア情報を登録する動作、及び登録されたアイデア情報に対するコメント情報を登録する動作を説明する。図16は、アイデア情報を登録する処理及びコメント情報を登録する処理の一例を示す流れ図である。
まず、利用者50(アイデア発案者)は、利用者端末52を用いて、例えば、図17に示すコラボレーション支援システムが開設するサイトのポータルページ60から、コラボレーション支援システムへのログイン操作を行う。利用者端末52は、アイデア発案者の操作に従って、利用者ID及びパスワードを入力し、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する。すると、コラボレーション支援サーバ10は、入居者管理サーバ20にネットワーク100を介して利用者ID及びパスワードを送信(転送)し、入居者管理サーバ20に本人認証を依頼する。
入居者管理サーバ20は、受信した利用者ID及びパスワードに基づいてアイデア発案者の本人認証を行う。そして、入居者管理サーバ20は、コラボレーション支援サーバ10に、ネットワーク100を介して本人認証の結果を送信する。
また、入居者管理サーバ20は、コラボレーション支援サーバ10から受信した利用者IDをキーに利用者情報データベース22を検索し、その利用者IDに合致する利用者ID220を利用者情報データベース22から抽出する。次いで、入居者管理サーバ20は、合致する利用者ID220が存在する場合、その利用者ID220に対応付けられているパスワード224と、受信したパスワードとのマッチング(照合)を実行する。パスワードが合致する場合、入居者管理サーバ20は、認証に成功したと判断する。パスワードが合致しなければ、入居者管理サーバ20は、認証に失敗したと判断する。
認証に成功したと判断すれば、コラボレーション支援サーバ10は、アイデア発案者にアイデア登録サービスの利用を許可すると判断し、例えば、ネットワーク100を介して、利用者端末52に、アイデア登録フォームを表示するための画面情報を送信する。すると、利用者端末52は、受信した画面情報に基づいて、図18に示すように、アイデア登録フォーム61を表示する。
アイデア発案者は、利用者端末52を用いて、アイデア登録フォーム61からアイデア情報の入力操作を行う。利用者端末52は、アイデア発案者の操作に従ってアイデア情報を入力し、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する(ステップA1)。この場合、利用者端末52は、アイデア情報とともに利用者IDをコラボレーション支援サーバ10に送信する。
コラボレーション支援サーバ10のアイデア記録機能部1001は、アイデア情報を受信すると、受信したアイデア情報を利用者ID110に対応付けてアイデア情報データベース11に記憶させる(ステップA2)。この場合、アイデア記録機能部1001は、アイデア情報として、タイトル111及び内容112をアイデア情報データベース11に記憶させる。また、アイデア記録機能部1001は、アイデア情報に添付ファイルが含まれる場合には、添付ファイル113もアイデア情報データベース11に記憶させる。
次いで、他の利用者50(コメント記入者)が電子掲示板システム44の前を通りかかる際に、センサ441は、コメント記入者のID発信端末51から利用者IDを取得する。例えば、コメント記入者がIDカードやRFIDタグであるID発信端末51を、IDカードリーダやRFIDタグリーダであるセンサ441にかざすと、センサ441は、ID発信端末51から利用者IDを読み取る。また、例えば、コメント記入者が携帯電話機であるID発信端末51を用いて発信操作を行うと、無線受信機であるセンサ441は、ID発信端末51から利用者IDを受信する。そして、電子掲示板システム44は、電子掲示板システム44自身の設備IDと、取得した利用者IDとを、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する(ステップA3)。
設備ID及び利用者IDを受信すると、コラボレーション支援サーバ10は、受信した設備IDを、ネットワーク100を介して施設管理サーバ30に送信することによって、電子掲示板システム44の設置フロアのフロアIDを取得する。この場合、施設管理サーバ30は、コラボレーション支援サーバ10から受信した設備IDをキーにして設備情報データベース31の設備IDを検索し、受信した設備IDと対応付けられているフロアIDを設備情報データベース31から抽出する。そして、施設管理サーバ30は、抽出したフロアIDを、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する。
また、コラボレーション支援サーバ10は、受信した利用者IDを、ネットワーク100を介して入居者管理サーバ20に送信することによって、コメント記入者の入居フロアのフロアIDを取得する。この場合、入居者管理サーバ20は、受信したコメント記入者の利用者IDをキーにして利用者情報データベース22を検索し、対応する利用者ID220を特定する。次いで、入居者管理サーバ20は、特定した利用者ID220に対応付けられているフロアID224を利用者情報データベース22から抽出する。そして、入居者管理サーバ20は、抽出したフロアID224を、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する。
次いで、コラボレーション支援サーバ10は、入居者管理サーバ20から受信したフロアIDと、施設管理サーバ30から受信したフロアIDとをマッチング(照合)する(ステップA4)。
次いで、コメント記入者が自分の入居フロア(又はフリーエリア43)にいると判断した場合(すなわち、フロアIDがマッチング(合致)した場合)、アイデア送信機能部1007は、電子掲示板システム44に、ネットワーク100を介して任意のアイデア情報を送信する(ステップS5)。例えば、アイデア送信機能部1007は、最新のアイデア情報をアイデア情報データベース11から抽出し、電子掲示板システム44に送信する。また、例えば、アイデア送信機能部1007は、コンタクト記入者による入力端末443を用いた検索指示に従って、アイデア情報データベース11からアイデア情報を検索して抽出し、電子掲示板システム44に送信する。この場合、アイデア送信機能部1007は、アイデア情報とともにアイデアID110を電子掲示板システム44に送信する。
一方、利用者IDが不明であると判断した場合、又はコメント記入者が入室を許可されていないエリアにいると判断した場合には、アイデア送信機能部1007は、電子掲示板システム44のアイデア情報の表示を非表示にする。例えば、アイデア送信機能部1007は、アイデア情報の参照を不許可とする旨の情報を電子掲示板システム44に送信する。
電子掲示板システム44は、アイデア情報を受信すると、受信したアイデア情報に基づいて、アイデアの内容をアイデア表示装置440に表示する。例えば、電子掲示板システム44は、図19に示すアイデア表示画面62をアイデア表示装置440に表示する。また、コメント記入者は、電子掲示板システム44を用いてアイデアに対するコメントの入力操作を行う。電子掲示板システム44は、コメント記入者の操作に従って、アイデアに対するコメントを入力する。
例えば、アイデア表示装置440がタッチパネルである場合、コメント記入者は、アイデア表示画面62のコメントボタンを押す。すると、電子掲示板システム44は、コメント記入者の操作に従って、図20に示すコメント入力フォーム63をアイデア表示装置440に表示する。次いで、コンタクト記入者は、入力装置443を用いてコメント記入欄へのコメントの入力操作を行い、登録ボタンを押す。すると、電子掲示板システム44は、コメント記入者の操作に従ってコメント情報を入力する。
そして、電子掲示板システム44は、入力したコメント情報を、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する(ステップA6)。この場合、電子掲示板システム44は、コメント情報とともに、コメントの入力対象となったアイデアのアイデアID110をコラボレーション支援サーバ10に送信する。
次いで、コラボレーション支援サーバ10のコメント記録機能部1002は、受信したコメント情報をコメント情報データベース12に登録する(ステップA7)。この場合、コメント記録機能部1002は、コメントに対してコメントID120を付与してコメント情報データベース12に記憶させる。また、コメント記録機能部1002は、コメントの内容、コメントを記入した利用者の利用者ID122、コメントの対象であるアイデアのアイデアID123を対応付けて、コメント情報データベース12に記憶させる。
次いで、コラボレーション支援サーバ10は、登録したコメント情報のアイデアIDに基づいて、アイデア情報データベース11を参照し、利用者50の利用者ID114を取得する。この場合、コラボレーション支援サーバ10は、コメント情報のアイデアIDに対応する利用者ID114をアイデア情報データベース11から抽出する。
次いで、コラボレーション支援サーバ10は、抽出した利用者ID114を、ネットワーク100を介して入居者管理サーバ20に送信することによって、利用者50の連絡先を取得する。この場合、入居者管理サーバ20の連絡先確認機能部2006は、受信した利用者ID114をキーに利用者情報データベース22を検索し、対応する利用者ID220を特定する。また、連絡先確認機能部2006は、特定した利用者ID220と対応付けられている連絡先222を検索して連絡先222から抽出する。また、連絡先確認機能部2006は、検索して抽出した連絡先222を、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する。
そして、コラボレーション支援サーバ10は、受信した連絡先222に基づいて、コメント情報を、ネットワーク100を介して利用者端末52に送信する(ステップA8)。例えば、連絡先がメールアドレスである場合、コラボレーション支援サーバ10の通知機能部1008は、利用者端末52に電子メールでコメント情報を送信する。
次に、コンタクト希望者が登録されたアイデア情報に対してコンタクトを希望する動作を説明する。図21は、コンタクト希望者が登録されたアイデア情報に対してコンタクトを希望する処理の一例を示す流れ図である。
まず、アイデア発案者とは別の利用者50(コンタクト希望者)は、ステップA3〜A5と同様の操作に従って、アイデア情報の表示操作を行う。すると、コラボレーション支援システムはステップA3〜A5と同様の処理を実行し、電子掲示板システム44は、アイデア情報をアイデア表示装置440に表示する。そして、コンタクト希望者は、電子掲示板システム44に表示されたアイデア発案者のアイデア情報の中から、アイデア発案者とコンタクトをとりたいアイデア情報を発見する。
コンタクト希望者は、電子掲示板システム44を用いてアイデア発案者にコンタクトを申し込む。例えば、コンタクト希望者は、図20に示すアイデア表示画面62のコンタクトボタンを押す。すると、電子掲示板システム44は、コンタクト希望者の操作に従って、図22に示すコンタクト申し込みフォーム64をアイデア表示装置440に表示する。次いで、コンタクト希望者は、入力装置442等を用いてコンタクト方法として「面会希望」を選択操作し登録ボタンを押す。すると、電子掲示板システム44は、コンタクト希望者の選択操作に従って、コンタクト情報を、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する(ステップB1)。
電子掲示板システム44が送信するコンタクト情報には、コンタクトID120、コンタクトの対象であるアイデアのアイデアID131、利用者50の利用者ID132、選択したコンタクト方法に対応するコンタクト種別133が含まれる。
次いで、コラボレーション支援サーバ10のコンタクト記録機能部1003は、受信したコンタクト情報をコンタクト情報データベース13に記憶させる(ステップB2)。次いで、コラボレーション支援サーバ10は、登録したコンタクト情報のアイデアID131に基づいて、アイデア情報データベース11を参照し、アイデア発案者の利用者ID114をアイデア情報データベース11から取得(抽出)する。
次いで、コラボレーション支援サーバ10は、抽出した利用者ID114を、ネットワーク100を介して入居者管理サーバ20に送信することによって、利用者50の連絡先を取得する。この場合、入居者管理サーバ20の連絡先確認機能部2006は、受信した利用者ID114をキーに利用者情報データベース22を検索し、対応する利用者ID220を特定する。また、連絡先確認機能部2006は、特定した利用者ID220と対応付けられている連絡先222を検索して抽出する。また、連絡先確認機能部2006は、検索して抽出した連絡先222を、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する。
コラボレーション支援サーバ10の通知機能部1008は、取得(受信)した連絡先222に基づいて、アイデア発案者の利用者端末52に、ネットワーク100を介してコンタクト情報を送信する(ステップSB3)。例えば、連絡先がメールアドレスである場合、コラボレーション支援サーバ10は、アイデア発案者の利用者端末52に、電子メールを用いて、コンタクト希望者がアイデア発案者のアイデアについて面会したいと希望していることを通知する通知情報を送信する。
次いで、アイデア発案者は、利用者端末52を用いて、コンタクト希望者との面会の可否情報の入力操作を行う。利用者端末52は、アイデア発案者の操作に従って、利用者50との面会の可否情報を入力し、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する(ステップB4)。例えば、利用者端末52は、面会の可否情報を電子メール等を用いて返信する。
コラボレーション支援サーバ10は、アイデア発案者の利用者端末52からの返信を受信し、面会を拒否する旨の情報を受信した場合には、面会が拒否された旨を示す通知情報を、電子メール等を用いてコンタクト希望者の利用者端末52に送信する。例えば、アイデア発案者は、利用者端末52に表示される予め定められた定型のフォーマットに従って面接の可否の入力操作を行えばよい。この場合、面接が可能な場合に用いるフォーマットと、面接が不可の場合に用いるフォーマットとを予め定めて用いれば、コラボレーション支援サーバ10は、既存のテキスト解析技術等を用いて面接の可否を判断できる。なお、コラボレーション支援サーバ10がコンタクトの可否を判断する手法は、本実施の形態で示した方法に限られない。
面会を許可する旨の情報を受信した場合には、コラボレーション支援サーバ10のスケジュール問合せ機能部1004は、コンタクト希望者及びアイデア発案者それぞれの利用者IDを、ネットワーク100を介して入居者管理サーバ20に送信することによって、双方のスケジュールが空いている日時を問い合わせる。この場合、入居者管理サーバ20のスケジュール確認機能部2005は、コンタクト希望者及びアイデア発案者のそれぞれの利用者IDをキーにしてスケジュール情報データベース23を検索し、対応する利用者ID231を特定する。また、スケジュール確認機能部2005は、特定した利用者ID231に対応付けられているに日付232、開始時刻234及び終了時間235をスケジュール情報データベース23から取得(抽出)する。
なお、上記の場合、取得した日時には、その利用者のスケジュールが空いていないということである。従って、スケジュール確認機能部2005は、コンタクト希望者及びアイデア発案者のそれぞれについて、スケジュールが登録されている日時を取得する。次いで、スケジュール確認機能部2005は、取得した日時に基づいて、コンタクト希望者及びアイデア発案者の両方についてスケジュールが登録されていない日時を算出する。そして、以上の処理に従って算出した日時情報を、スケジュール確認機能部2005は、ネットワーク100を介して施設管理サーバ30に送信する。
次いで、施設管理サーバ30の利用状況確認機能部3001は、予約情報データベース32を参照し、受信した日時情報に示される日時に空いているフロアのフロアIDを検索する。この場合、利用状況確認機能部3001は、予約情報データベース32が記憶する利用開始時間324及び利用終了時間325と、受信したに日時情報に示される日時とを比較する。例えば、利用状況確認機能部3001は、日時情報に示される日時と、利用開始時間324及び利用終了時間325とで示される期間とをマッチング(照合)する。また、利用状況確認機能部3001は、合致する日時に対応付けられているフロアID321を予約情報データベース32から取得(抽出)する。
利用状況確認機能部3001は、予約情報データベース32が記憶する全レコードに対して上記の処理を実行し、マッチング(合致)するフロアID321を予約情報データベース32から抽出する。
次に、利用状況確認機能部3001は、設備情報データベース31を参照し、抽出したフロアID321と合致しないフロアID312の有無を確認する。利用状況確認機能部3001は、抽出したフロアID321と合致しないフロアID312が存在する場合、そのフロアID312に対応する施設が、受信した日時情報に示される日時に空いていると判断する。
利用状況確認機能部3001は、上記の処理を実行することによって、対応する日時に空いているフロアのフロアID312を、アイデア情報データベース11から全て取得(抽出)する。そして、利用状況確認機能部3001は、抽出した全てのフロアID312を、ネットワーク100を介して、入居者管理サーバ20のスケジュール確認機能部2005に送信する。
次いで、スケジュール確認機能部2005は、受信したフロアID312を、ネットワーク100を介して、コラボレーション支援サーバ10のスケジュール問合せ機能部1004に送信する。
コラボレーション支援サーバ10は、取得(受信)した情報(フロアID312)の中で一番早い日時に対応するフロアID312を選択する。また、コラボレーション支援サーバ10は、選択したフロアID312と、対応する日時と、コンタクト希望者及びアイデア発案者の利用者IDを、ネットワーク100を介して施設管理サーバ30に送信することによって、施設予約を依頼する。施設管理サーバ30の予約機能部3004は、受信したフロアID312、日時、コンタクト希望者及びアイデア発案者の利用者IDに基づいて、予約情報データベース32に予約情報を登録する。
また、コラボレーション支援サーバ10は、コンタクト希望者及びアイデア発案者それぞれの利用者IDと、スケジュール情報とを、ネットワーク100を介して入居者管理サーバ20に送信する。すると、入居者管理サーバ20のスケジュール登録機能部2003は、スケジュール情報データベース23に、コンタクト希望者及びアイデア発案者それぞれのスケジュール情報を登録する。
そして、コラボレーション支援サーバ10は、コンタクト希望者及びアイデア発案者それぞれの利用者端末52に、面会等のコンタクトの日時を示す通知情報を、ネットワーク100を介して送信する(ステップB5)。この場合、コラボレーション支援サーバ10は、例えば、電子メール等を用いて、面会日時を示す通知情報を送信する。
コンタクト日時になると、コンタクト希望者及びアイデア発案者は、コンタクト場所(例えば、面会場所)のフロアに行き、入退室装置45を用いて入室操作を行う。面会場所がアイデア発案者の入居フロア内にあるオープンエリアである場合、コンタクト希望者は、アイデア発案者の入居フロアに行き入室操作を行う。この場合、アイデア発案者の入居フロアの入り口の入退出装置45のセンサ450は、コンタクト希望者のID発信端末51から利用者IDを取得(読み込み又は受信)する。そして、入退出装置45は、入退室装置45自身の設備IDと、取得した利用者IDとを、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する(ステップB6)。
次いで、コラボレーション支援サーバ10は、施設管理サーバ30に、ネットワーク100を介して設備ID及び利用者IDを送信(転送)する。設備管理サーバ30は、受信した設備IDに基づいて設備管理データベース31を参照し、入退出装置45の設置フロアのフロアIDを特定する。さらに、施設管理サーバ30は、特定したフロアIDに基づいて予約管理データベース32を参照し、対応するフロアに現在時刻に入室可能な利用者ID323を予約情報データベース32から抽出する。そして、施設管理サーバ30は、抽出した利用者ID323を、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する。
次いで、コラボレーション支援サーバ10は、ID発信端末51から取得した利用者IDと、施設管理サーバ30から取得(受信)した利用者ID323とをマッチング(照合)する。この場合、利用者IDが合致すれば、コラボレーション支援サーバ10は、フロアへの入室を許可すると判定する。また、利用者IDが合致しなければ、コラボレーション支援サーバ10は、フロアへの入室を許可しないと判定する。そして、コラボレーション支援サーバ10は、フロアへの入室の許否を示す入室可否情報を、ネットワーク100を介して入退出装置45に送信する(ステップB7)。
入室可否情報が入室を許可する旨の情報である場合、入退出装置45は、ゲート451を開錠するとともに現在時刻を取得する。例えば、入退室装置45は、タイマを備え、タイマの時刻信号に基づいて現在時刻を求める。そして、入退室装置45は、求めた現在時刻を、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する。
次いで、コラボレーション支援サーバ10は、フロアID、利用者ID及び現在時刻を、ネットワーク100を介して施設管理サーバ30に送信する。すると、コラボレーション支援サーバ10は、受信した現在時刻を、利用者50の入室時刻として、入退出情報データベース33に記憶させる。また、コラボレーション支援サーバ10は、受信した現在時刻を、利用開始時間として、予約情報データベース32に記憶させる。
なお、面会場所がコンタクト希望者とアイデア発案者との両者にとって入居フロア以外のフロア(例えば、オープンエリア)である場合、コラボレーション支援サーバ10は、アイデア発案者についても、コンタクト希望者と同様の処理に従って、入室可否の判定処理を行う。
次いで、面会が終了すると、コンタクト希望者は、フロアからの退出操作を行う。アイデア発案者の入居フロアの入り口の入退出装置45のセンサ450は、コンタクト希望者のID発信端末51から利用者IDを取得する。また、入退出装置45は、入退室装置45自身の設備IDと、取得した利用者IDとを、ネットワーク100を介してコラボレーション支援サーバ10に送信する(ステップB8)。また、入退室装置45は、タイマの時刻信号に基づいて現在時刻を求め、求めた現在時刻を設備ID及び利用者IDとともにコラボレーション支援サーバ10に送信する。
次いで、コラボレーション支援サーバ10は、施設管理サーバ30に、ネットワーク100を介して、設備ID、利用者ID及び現在時刻を送信(転送)する。すると、施設管理サーバ30は、受信した現在時刻を、利用者50の退室時間として入退出情報データベース33にに記憶させる。
なお、面会場所がコンタクト希望者とアイデア発案者との両者にとって入居フロア以外のフロア(例えば、オープンエリア)である場合、施設管理サーバ30は、アイデア発案者についても、コンタクト希望者と同様の処理に従って、退室時間を登録する。
次いで、コラボレーション支援サーバ10は、入室時間と退室時間とに基づいて、フロアの利用時間を算出する。また、コラボレーション支援サーバ10は、コンタクト希望者(又はアイデア発案者)との事前の契約によって定められた利用条件に従って、フロア利用に対する対価を算出し課金処理を行う(ステップB9)。例えば、面会場所がコンタクト希望者とアイデア発案者との両者にとって入居フロア以外のフロア(例えば、オープンエリア)である場合、コンタクト希望者とアイデア発案者とでフロア利用料金を折半するように対価を算出して課金処理を行う。
以上のように、本実施の形態によれば、オフィスビル内のネットワーク100上の情報発信及び交換の仕組みを用いて登録されたアイデア情報をフロアの壁等に設置された電子掲示板システム44に表示する。そのようにすることにより、オフィスビル内の入居者が常に他人のアイデアや意見を目にすることができる。また、忙しい入居者がわざわざパーソナルコンピュータ等の端末を起動してサービスにアクセスしなくても、発想のヒントとなるアイデア情報を入手することできる。また、オフィスビルの入居者がアイデアを思い付いた時に、いつでも他の入居者との間でコミュニケーションを取ることができる。
また、本実施の形態によれば、オフィスビル内のネットワーク100上の情報発信及び交換の仕組みと設備管理システムとを連携させることによって、入居者のみが電子掲示板システム44を用いたサービスを利用できるように制限することができる。そのため、サービス利用者は、オフィスビルの入居者以外の者に情報が漏れる心配をすることなく、情報発信及び交換をすることができる。
また、本実施の形態によれば、オフィスビル内のネットワーク上の情報発信及び交換の仕組みと設備管理システム(施設管理サーバ30)とを連携することによって、ネットワーク上で知り合った同じオフィスビル内の違う企業の従業員同士が簡単に面会のアポイントを取ることができる。また、相手企業のフロア内であってもセキュリティポリシを破ることなく、気軽に訪問してアイデアについて情報交換をすることができる。
従って、オフィスビル内の入居企業間のコラボレーション活動を容易、且つ安全に行える環境を実現することができる。
なお、本実施の形態では、コラボレーション支援サーバ10、入居者管理サーバ20及び施設管理サーバ30をそれぞれ別のサーバとして実現する場合を示したが、コラボレーション支援サーバ10、入居者管理サーバ20及び施設管理サーバ30のうちのいずれか2つ又は全部を、1つの情報処理装置を用いて実現するようにしてもよい。
例えば、コラボレーション支援サーバ10、入居者管理サーバ20及び施設管理サーバ30の全てを1つの情報処理装置を用いて実現する場合、情報処理装置は、図1に示した全てのデータベース11,12,13,21,22,23,31,32,33を備えるようにすればよい。また、情報処理装置は、図2、図6及び図10に示す全ての手段1001,1002,1003,1004,1005,1006,1007,1008,2001,2002,2003,2004,2005,2006,3001,3002,3003,3004を備えるようにすればよい。
本発明は、小規模なレンタルオフィスにおいて、入居企業間のコラボレーション活動を支援する用途に適用できる。また、サービスの機能を変えれば、複合商業施設等のオフィスビル以外のテナントビジネス分野において、コラボレーション活動を支援する用途に適用できる。例えば、複合商業施設に利用すれば、複合商業施設に入居する店舗に対するコラボレーションサービスによる新しい店舗作り等による施設の活性化に繋げることができる。
本発明によるコラボレーション支援システムの構成の一例を示すブロック図である。 コラボレーション支援サーバの構成の一例を示すブロック図である。 アイデア情報データベースが記憶する情報の例を示す説明図である。 コメント情報データベースが記憶する情報の例を示す説明図である。 コンタクト情報データベースが記憶する情報の例を示す説明図である。 入居者管理サーバの構成の一例を示すブロック図である。 入居企業情報データベースが記憶する情報の例を示す説明図である。 利用者情報データベースが記憶する情報の例を示す説明図である。 スケジュール情報データベースが記憶する情報の例を示す説明図である。 施設管理サーバの構成の一例を示すブロック図である。 設備情報データベースが記憶する情報の例を示す説明図である。 予約情報データベースが記憶する情報の例を示す説明図である。 入退室情報データベースが記憶する情報の例を示す説明図である。 電子掲示板システムの構成の例を示す説明図である。 入退室装置の構成の例を示す説明図である。 アイデア情報を登録する処理及びコメント情報を登録する処理の一例を示す流れ図である。 コラボレーション支援システムが開設するサイトのポータルページの例を示す説明図である。 アイデア登録フォームの例を示す説明図である。 アイデア表示画面の例を示す説明図である。 コメント入力フォームの例を示す説明図である。 コンタクト希望者が登録されたアイデア情報に対してコンタクトを希望する処理の一例を示す流れ図である。 コンタクト申し込みフォームの例を示す説明図である。 変革(イノベーション)を必要とする度合いを示すグラフである。 新規アイデアの創出やイノベーションへの貢献者を示すグラフである。
符号の説明
10 コラボレーション支援サーバ
11 アイデア情報データベース
12 コメント情報データベース
13 コンタクト情報データベース
20 入居者管理サーバ
21 入居企業情報データベース
22 利用者情報データベース
23 スケジュール情報データベース
30 施設管理サーバ
31 設備情報データベース
32 予約情報データベース
33 入退室情報データベース
40 ビルフロア
41 クローズエリア
42 オープンエリア
43 フリーエリア
44 電子掲示板システム
45 入退室装置
50 利用者
51 ID発信端末
52 利用者端末
441,450 センサ
443 入力装置
451 ゲート
1001 アイデア記録機能部
1002 コメント記録機能部
1003 コンタクト記録機能部
1004 スケジュール問合せ機能部
1005 予約問合せ機能部
1006 利用者ID受信機能部
1007 アイデア送信機能部
1008 通知機能部
2001 入居企業登録機能部
2002 利用者登録機能部
2003 スケジュール登録機能部
2004 認証機能部
2005 スケジュール確認機能部
2006 連絡先確認機能部
3001 利用状況確認機能部
3002 課金機能部
3003 入退室情報登録機能部
3004 予約機能部

Claims (10)

  1. 施設内の入居者間のコラボレーション活動を支援するコラボレーション支援装置であって、
    施設内の入居者であるアイデア発案者が使用する端末から、前記アイデア発案者が発案したアイデアを示すアイデア情報を受信するアイデア情報受信手段と、
    前記アイデア情報受信手段が受信したアイデア情報を蓄積するアイデア情報蓄積手段と、
    前記アイデア発案者とは異なる施設内の入居者を認証する認証手段と、
    前記認証手段による認証結果に基づいて、前記アイデア情報蓄積手段からアイデア情報を抽出するアイデア情報抽出手段と、
    前記アイデア情報抽出手段が抽出したアイデア情報を、前記施設内に設置された表示装置に表示させるアイデア情報表示手段とを
    備えたことを特徴とするコラボレーション支援装置。
  2. 施設内の入居者を認証するための認証情報を予め記憶する認証情報記憶手段と、
    施設内に設置された検出装置から、アイデア発案者とは異なる施設内の入居者の認証情報を受信する認証情報受信手段とを備え、
    認証手段は、前記認証情報受信手段が受信した認証情報が前記認証情報記憶手段が予め記憶するいずれかの認証情報と合致すると判定すると、前記アイデア発案者とは異なる施設内の入居者の認証に成功したと判定し、
    アイデア情報抽出手段は、前記認証手段が前記アイデア発案者とは異なる施設内の入居者の認証に成功したと判定すると、前記アイデア情報蓄積手段からアイデア情報を抽出する
    請求項1記載のコラボレーション支援装置。
  3. 施設内に設置された入力装置から、前記施設内に設置された表示装置に表示されたアイデア情報に対するコメントを示すコメント情報を受信するコメント情報受信手段と、
    前記コメント情報受信手段が受信したコメント情報を蓄積するコメント情報蓄積手段と、
    前記コメント情報蓄積手段に蓄積したコメント情報を、アイデア発案者が使用する端末に送信するコメント情報送信手段とを備えた
    請求項1又は請求項2記載のコラボレーション支援装置。
  4. 施設内に設置された入力装置から、前記施設内に設置された表示装置に表示されたアイデア情報に対してコンタクトを希望する旨のコンタクト情報を受信するコンタクト情報受信手段と、
    前記コンタクト情報受信手段が受信したコンタクト情報を蓄積するコンタクト情報蓄積手段と、
    前記コンタクト情報蓄積手段に蓄積したコンタクト情報を、アイデア発案者が使用する端末に送信するコンタクト情報送信手段とを備えた
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のコラボレーション支援装置。
  5. 施設内の入居者のスケジュールを示すスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶手段と、
    施設内の設備の予約状況を示す予約情報を記憶する予約情報記憶手段と、
    アイデア発案者が使用する端末からコンタクトを許可する旨の情報を受信すると、前記スケジュール情報記憶手段が記憶するスケジュール情報と前記予約情報記憶手段が記憶する予約情報とに基づいて、アイデア情報に対してコンタクトを希望するコンタクト希望者とアイデア発案者とのコンタクトのスケジュールを決定するスケジュール決定手段とを備えた
    請求項4記載のコラボレーション支援装置。
  6. コンタクト希望者とアイデア発案者とのコンタクトの開始時刻を取得する開始時刻取得手段と、
    前記コンタクト希望者と前記アイデア発案者とのコンタクトの終了時刻を取得する終了時刻取得手段と、
    前記開始時刻取得手段が取得した開始時刻と前記終了時刻が取得した終了時刻とに基づいて課金処理を実行する課金手段とを備えた
    請求項5記載のコラボレーション支援装置。
  7. 施設内の入居者間のコラボレーション活動を支援するコラボレーション支援システムであって、
    前記コラボレーション活動を支援するコラボレーション支援サーバを備え、
    前記コラボレーション支援サーバは、
    施設内の入居者であるアイデア発案者が使用する端末から、前記アイデア発案者が発案したアイデアを示すアイデア情報を受信するアイデア情報受信手段と、
    前記アイデア情報受信手段が受信したアイデア情報を蓄積するアイデア情報蓄積手段と、
    前記アイデア発案者とは異なる施設内の入居者を認証する認証手段と、
    前記認証手段による認証結果に基づいて、前記アイデア情報蓄積手段からアイデア情報を抽出するアイデア情報抽出手段と、
    前記アイデア情報抽出手段が抽出したアイデア情報を、前記施設内に設置された表示装置に表示させるアイデア情報表示手段とを含む
    ことを特徴とするコラボレーション支援システム。
  8. 施設内の入居者を管理する入居者管理サーバと、
    施設内の設備を管理する施設管理サーバとを備え、
    前記入居者管理サーバは、施設内の入居者のスケジュールを示すスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶手段を含み、
    前記施設管理サーバは、施設内の設備の予約状況を示す予約情報を記憶する予約情報記憶手段を含み、
    コラボレーション支援サーバは、アイデア発案者が使用する端末からコンタクトを許可する旨の情報を受信すると、前記スケジュール情報記憶手段が記憶するスケジュール情報と前記予約情報記憶手段が記憶する予約情報とに基づいて、アイデア情報に対してコンタクトを希望するコンタクト希望者とアイデア発案者とのコンタクトのスケジュールを決定するスケジュール決定手段を含む
    請求項7記載のコラボレーション支援システム。
  9. 施設内の入居者間のコラボレーション活動を支援するコラボレーション支援方法であって、
    施設内の入居者であるアイデア発案者が使用する端末から、前記アイデア発案者が発案したアイデアを示すアイデア情報を受信するステップと、
    受信した前記アイデア情報をデータベースに蓄積させるステップと、
    前記アイデア発案者とは異なる施設内の入居者を認証するステップと、
    前記アイデア発案者とは異なる施設内の入居者の認証結果に基づいて、前記データベースからアイデア情報を抽出するステップと、
    抽出した前記アイデア情報を、前記施設内に設置された表示装置に表示させるステップとを
    含むことを特徴とするコラボレーション支援方法。
  10. 施設内の入居者間のコラボレーション活動を支援するためのコラボレーション支援プログラムであって、
    コンピュータに、
    施設内の入居者であるアイデア発案者が使用する端末から、前記アイデア発案者が発案したアイデアを示すアイデア情報を受信する処理と、
    受信した前記アイデア情報をデータベースに蓄積させる処理と、
    前記アイデア発案者とは異なる施設内の入居者を認証する処理と、
    前記アイデア発案者とは異なる施設内の入居者の認証結果に基づいて、前記データベースからアイデア情報を抽出する処理と、
    抽出した前記アイデア情報を、前記施設内に設置された表示装置に表示させる処理とを
    実行させるためのコラボレーション支援プログラム。
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