JP6961555B2 - 入退室管理システム - Google Patents

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本発明は、入退室管理システム、特に入退室カードを利用しない入退室管理に関する。
入退室管理システムを導入しているビル等の施設においては、通常、施設利用者に入退室カードを携行させ、各部屋の出入口に設置されているカードリーダに読み取らせることで施設利用者の入退室を管理している。また、入室が制限されているユーザに対しては、入退室カードを読み取らせたとしても扉を施錠したままにして入室できないように制御する。
特開2017−033481号公報 特開2005−182403号公報
従来の入退室カードを利用した入退室管理システムは、入室の権限のあるユーザが入室したい場合でも入退室カードがないと入室することができない。仮に入退室カードを紛失した場合には再発行に伴う処理やコストがかかってしまう。
一方、入室の権限のないユーザであっても入室の権限のあるユーザの入退室カードを不正に入手してしまえば、入室することができてしまう。
このように、入退室カードに依存した入退室管理では、種々の不都合が生じてしまう場合が発生しうる。
本発明は、入退室カードを利用しないでもセキュリティ性を維持した入退室管理を実現しうる入退室管理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る入退室管理システムは、部屋の扉を識別する扉識別情報に、当該扉のある部屋への入室が許可されているユーザを識別するユーザ識別情報が対応付けされた認証情報を記憶する認証情報記憶手段と、ユーザの識別情報に、当該ユーザの画像及び当該ユーザの携帯端末への連絡先情報が対応付された個人情報を記憶する記憶手段と、部屋の扉の前にユーザが立つと当該ユーザを撮影する撮影手段からの撮影画像であって当該ユーザが前に立つ扉を識別する扉識別情報が付加されている撮影画像を取得する取得手段と、前記撮影画像を解析することによって人物画像を抽出する画像解析手段と、前記撮影画像から抽出された人物画像を前記個人情報に含まれる画像と照合することによって前記撮影手段により撮影されたユーザを特定する特定手段と、前記特定手段により特定されたユーザのユーザ識別情報及び前記撮影画像に付加されている扉識別情報を解読可能に含む認証コードを生成するコード生成手段と、前記コード生成手段により生成された認証コードを当該ユーザの携帯端末宛に送信するコード送信手段と、部屋の扉近傍に設置され、入室しようとするユーザによる操作に応じて入力される認証コードを受け付けるコード受付手段と、前記コード受付手段が認証コードを受け付けると、当該認証コードに含まれているユーザ識別情報及び扉識別情報の組を前記認証情報記憶手段に記憶されている認証情報と照合することでユーザ認証を行う認証手段と、前記ユーザ識別情報及び扉識別情報の組と一致する認証情報が前記認証情報記憶手段に記憶されている場合、当該部屋の扉の電気錠を解錠するよう制御する扉制御手段と、を有することを特徴とする。

また、前記コード受付手段は、前記認証コードとして生成されたデータコードであって前記携帯端末を携行するユーザによる操作に応じて前記携帯端末に画面表示されたデータコードを読み取るコードリーダであることを特徴とする。
また、前記コード受付手段は、前記認証コードとして生成された文字列であって前記携帯端末を携行するユーザに操作させることで文字列を入力させるキー入力手段であることを特徴とする。
また、前記コード受付手段は、前記認証コードとして生成されたデータコードであって前記携帯端末を携行するユーザによる操作に応じて前記携帯端末に画面表示されたデータコードを撮影する撮影手段であることを特徴とする。
また、外来者の個人情報を前記記憶手段に登録する個人情報登録手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが携行する携帯端末を有効利用することで、入退室カードを利用しないでもセキュリティ性を維持した入退室管理を実現することができる。
本発明に係る入退室管理システムの一実施の形態を示す概略的な全体構成図である。 本実施の形態においてビルに設置されている監視カメラシステム及び入退室管理システムと、データセンターの各ブロック構成を示す図である。 本実施の形態における入室制御処理を示すシーケンス図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る入退室管理システムの一実施の形態を示す概略的な全体構成図である。図1には、ビル管理会社の顧客となるビル1と、ビル管理会社のデータセンター2と、ビル1のLANシステムとデータセンター2とを接続するネットワーク3が示されている。なお、各ビル1は、同等のシステム構成を有していればよいので、図1では、1つのビル1のみLANシステムの構成を示した。
ビル1には、入退室管理システム4と、監視カメラシステム5と、外部のネットワーク3と接続するゲートウェイ(GW)6と、をLAN7で接続したLANシステムが構築されている。なお、図1には、本実施の形態の説明に用いない構成要素は省略している。
入退室管理システム4は、ビル1及びビル1内の各部屋のユーザの入退室を管理するためのシステムである。各部屋の出入口となる扉8には電気錠9が取り付けられており、また部屋の入口近傍には、扉8に対応させてQRコード(登録商標)リーダ10が設置される。
ビル1を利用する従業員や外来者等(以下、「ユーザ」と総称)は、ビル1を移動する際、個人使用する携帯端末11を携行する。本実施の形態では、電子メール機能等のコミュニケーションツールを有するスマートフォンを想定して説明するが、タブレット端末等他の種類の携帯端末でもよい。なお、本実施の形態では、各ユーザは各自が個人で持っている携帯端末11を利用することを想定しているが、個人所有の携帯端末11、すなわち私物でなくても会社から貸与された携帯端末11を利用するようにしてもよい。
データセンター2は、管理会社において顧客となる複数のビル1のユーザに関する情報を一括して管理するセンターであり、1又は複数のサーバコンピュータを用いて情報を管理する。なお、本実施の形態では、データセンター2において情報の管理に利用するサーバコンピュータを説明の便宜上、「データセンター」と称することにする。また、データセンター2は、各ビル1の入退室管理システム4と連携して各ビル1における入退室管理業務を支援する。そのため、本実施の形態では、各入退室管理システム4において共通する入退室管理機能をデータセンター2に持たせている。入退室管理システム4が1つの場合には、データセンター2が持つ機能を入退室管理システム4に持たせてもよい。このように、本実施の形態では、各入退室管理システム4が各ビル1において提供する入退室管理機能をデータセンター2及び各入退室管理システム4に分けて持たせているが、広義には、データセンター2及びビル1に設置の入退室管理システム4によって入退室管理システムが構築されるということができる。
監視カメラシステム5は、ビル1の内外に監視カメラ12を散在配置し、監視員が監視カメラ12による撮影画像(動画像)をモニタリングすることによってビル1の監視を行うシステムである。本実施の形態における監視カメラ12は、各部屋の扉8の近傍において、少なくとも扉の前に立つユーザを撮影範囲とする位置に設置されている。
ところで、現在、日本国内において仕事に従事している人で所有している人がいないといってよいほど、携帯端末は普及しており、ビル1の中にいても移動する際には携帯端末11を携行する場合がほとんどである。一般的な入退室管理システムでは、ビル1内を移動するときには入退室カードをユーザに携行させる。そして、ユーザが入室する際には、携帯している入退室カードを部屋の出入口に設定されているカードリーダに読み取らせる。
本実施の形態における入退室管理システム4(及びデータセンター2)は、監視カメラシステム5が保持管理する撮影画像を有効利用すると共に携帯端末11を利用して入退室管理を行うことを特徴としている。特に、携帯端末11を利用することによって入退室カードを各ユーザに携行させなくてもセキュリティ性を維持した入退室管理を実現できるようにした。なお、仮に監視カメラシステム5がビル1に導入されていない場合、部屋の扉8の前に立つユーザを撮影範囲とする位置にカメラを新規に設置するよう入退室管理システム4を構成する。
入退室管理システム4及びデータセンター2はそれぞれ、1又は複数のコンピュータにより実現される。コンピュータは、CPU、ROM、RAM、記憶手段として設けられたハードディスクドライブ(HDD)、通信手段として設けられたネットワークインタフェースを内部バスに接続して構成される。必要により、ユーザインタフェース手段(入力手段としてのマウスやキーボード、表示手段としてのディスプレイ)を設けてもよい。
図2は、本実施の形態においてビルに設置されている監視カメラシステム5及び入退室管理システム4と、データセンター2の各ブロック構成を示す図である。なお、本実施の形態の説明に用いない構成要素については、図から省略している。
監視カメラシステム5は、監視カメラ12の動作を制御する撮影制御部51と、監視カメラ12と当該監視カメラ12の設置位置に対応する扉8を識別する扉識別情報(扉ID)とを紐付けるテーブル52を有している。
入退室管理システム4は、QRコード読取部41、鍵制御部42、ユーザ認証部43及び認証情報記憶部44を有している。QRコード読取部41は、QRコードリーダ10により読み取られたQRコードを受け付ける。QRコード読取部41は、ユーザが携行している携帯端末11に所定の操作をすることで画面表示されたQRコードを読み取るが、そのQRコードには、当該ユーザの識別情報(ユーザID)及び当該ユーザが前に立つ扉8の識別情報(扉ID)がコード化されて解読可能に含まれている。
鍵制御部42は、電気錠9の開閉制御を行う。鍵制御部42は、通常、電気錠9を施錠しており、ユーザ認証部43による認証に成功した場合に電気錠9を解錠して入室できるような状態にする。ユーザ認証部43は、QRコード読取部41がQRコードを読み取ると、QRコードを解読して取得した情報に基づきユーザ認証を行う。認証に成功し、当該ユーザが入室しようとする部屋への入室権限がある場合、ユーザ認証部43は、上記の通り該当する部屋の扉8の電気錠9を鍵制御部42に解錠させる。
認証情報記憶部44には、ユーザ認証部43によるユーザ認証に用いられる認証情報が記憶される。認証情報は、扉IDに、当該扉8のある部屋への入室が許可されているユーザ、換言すると当該部屋への入室権限のあるユーザのユーザIDを対応付けして生成される。
入退室管理システム4における各構成要素41〜43は、入退室管理システム4を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、認証情報記憶部44は、入退室管理システム4に搭載されたHDDにて実現される。あるいは、RAM又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
データセンター2は、画像取得部21、画像解析部22、ユーザ特定部23、QRコード生成部24、QRコード送信部25、個人情報登録部26及びユーザ情報記憶部27を有している。画像取得部21は、扉8の前に立つユーザを撮影する監視カメラ12からの撮影画像を監視カメラシステム5から取得する。監視カメラシステム5から取得する撮影画像には、監視カメラ12に対応する扉8の扉IDが付加されている。画像解析部22は、画像取得部21が取得した撮影画像を解析することによって撮影画像から人物画像(扉8の前に立つユーザの画像)を抽出する。ユーザ特定部23は、画像解析部22が抽出した人物画像をユーザ情報記憶部27に登録されている各ユーザの顔画像と照合することによって、監視カメラ12により撮影されたユーザを特定する。QRコード生成部24は、画像解析部22が特定したユーザのユーザIDと監視カメラシステム5から取得した扉IDとを含むQRコードを生成する。QRコード送信部25は、ユーザ情報記憶部27を参照して、QRコード生成部24により生成されたQRコードを当該ユーザの携帯端末11へ送信する。
ユーザ情報記憶部27には、各ビルのユーザに関する個人情報(ユーザ情報)が記憶される。個人情報には、ユーザのユーザID、当該ユーザの顔画像、当該ユーザの連絡先情報として当該ユーザが使用する携帯端末11のメールアドレス及び電話番号が対応付けして設定される。
上記の通り、ユーザ情報記憶部27には各ビルのユーザに関する個人情報が記憶されるが、個人情報登録部26は、ユーザ情報記憶部27に個人情報、特に外来者についての個人情報を登録する機能を有している。
データセンター2における各構成要素21〜26は、データセンター2を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、ユーザ情報記憶部27は、データセンター2に搭載されたHDDにて実現される。あるいは、RAM又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやUSBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態における入室制御について図3に示すシーケンス図を用いて説明する。
ユーザは、部屋に入室するためにその部屋の出入口となる扉8の前に立つと、監視カメラ12は、扉8の前にいるユーザを撮影する(ステップ111)。監視カメラシステム5は、例えば監視カメラ12による撮影により得られる動画像の変化を検知することで扉8の前にいるユーザを検知する。監視カメラシステム5は、ユーザを検知した撮影画像(静止画像)に、撮影した監視カメラ12に対応する扉8の扉IDを付加してデータセンター2へ送信する(ステップ112)。
データセンター2において、画像取得部21が監視カメラシステム5から送信されてくる撮影画像を受信すると(ステップ121)、画像解析部22は、取得した撮影画像を画像解析することで、撮影されているユーザの画像、少なくとも顔画像を抽出する(ステップ122)。続いて、ユーザ特定部23は、抽出されたユーザの顔画像をユーザ情報記憶部27に登録されている各ユーザの顔画像と照合することで、撮影されたユーザを特定し、更に当該ユーザのユーザIDを取得する(ステップ123)。なお、取得した撮影画像からユーザを特定できない場合、その旨を入退室管理システム4に通知し、入退室管理システム4に何らかの対応を取らせるようにしてもよい。
続いて、QRコード生成部24は、画像解析部22が特定したユーザのユーザIDと監視カメラシステム5から取得した扉IDとを含むQRコードを生成する(ステップ124)。そして、QRコード送信部25は、当該ユーザのメールアドレスをユーザ情報記憶部27から読み出し、QRコード生成部24により生成されたQRコードを、読み出したメールアドレス宛、すなわち当該ユーザの携帯端末11へ送信する(ステップ125)。
扉8の前に立っているユーザが携行している携帯端末11がメールを受信すると(ステップ131)、ユーザは、所定の操作を行って受信メールに含まれているQRコードを携帯端末11の操作パネルに画面表示させる(ステップ132)。なお、QRコードを含むメールを受信してから画面に表示されるまでの時間に期限を設定してもよい。すなわち、QRコードの有効期限を設定しておき、その時間内、例えば1分以内にQRコードが表示されなければ、そのQRコードを無効としてもよい。
ユーザは、QRコードを携帯端末11の操作パネルに表示して、操作パネルをQRコードリーダ10の読取部に対向させる。QRコード読取部41は、このユーザ操作に応じてQRコードを読み取ると(ステップ141)、ユーザ認証部43は、QRコードを解読してユーザID及び扉IDを取得することで、扉IDに対応する扉8のある部屋に入室しようとするユーザを特定する(ステップ142)。続いて、ユーザ認証部43は、QRコードから得た扉IDとユーザIDとの組を、認証情報記憶部44に設定されている情報と照合することでユーザ認証を行う(ステップ143)。比較した結果、一致した場合、ユーザ認証部43は、当該ユーザには当該部屋の入室権限があると判断して、当該扉8の電気錠9を解錠するよう鍵制御部42に指示する。鍵制御部42は、この指示に応じて該当する扉8の電気錠9を解錠し、これにより、扉8はユーザが入室可能な状態になる(ステップ144)。なお、比較した結果、一致しない場合、ユーザ認証部43は、ユーザ認証に失敗したものとして、鍵制御部42に当該扉8の電気錠9を解錠させることなく当該扉8の閉状態を維持する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、携帯端末11を有効利用することで、入退室カードを利用しなくてもセキュリティ性を維持しつつ入退館管理を行うことができる。
上記説明では、ユーザの認証に用いる認証コードとしてQRコードを利用し、またコード受付手段としてQRコードを読み取るQRコードリーダ10を扉8の近傍に設置する場合を例にして説明した。この構成は一例であってこれに限る必要はない。例えば、QRコードの代わりに他の二次元コードデータあるいはバーコードを用いてもよい。この場合、コード受付手段として当該データコードを読取可能なコードリーダを利用する。
あるいは、認証コードとして文字列を生成してもよい。文字列を生成する場合、1回のみ使用できるワンタイムパスワードを生成するのが好適である。文字列を入力させる場合、コード受付手段としてコードリーダの代わりにキー入力手段を扉8の近傍に設置する。例えば、文字列が数字のみから構成される場合には、テンキーを設置すればよい。
あるいは、監視カメラ12をコード生成手段として利用してもよい。この場合、上記説明では、ユーザは、携帯端末11に表示されたQRコードをQRコードリーダ10に読み取らせていたが、監視カメラ12に撮影させる。この場合、入退室管理システム4は、その撮影画像を取得する機能及び画像解析機能及びQRコード解読機能を有することになる。入退室管理システム4は、監視カメラシステム5から取得した撮影画像を画像解析することでQRコードを検出すると共にQRコードを解読することでユーザID及び扉IDを抽出する。
なお、QRコードが送られてきた携帯端末11を他人に貸し渡して他人が監視カメラ12にQRコードを読み取らせると、他人が不正に入室できてしまう。これを解消するために、例えば、QRコードと顔を一緒に監視カメラ12に撮影させるようにしてもよい。この場合、撮影画像は、データセンター2に送られ、画像解析部22及びユーザ特定部23によってQRコードを使用しているユーザを特定させることで、QRコードを読み取らせたユーザを確認するようにしてもよい。
また、正当なユーザが認証を受けると、その正当なユーザが入室権限のない他のユーザを引き連れて入室してしまうことは防止できない。そこで、入室時の模様、例えば電気錠9を解錠してから所定時間(例えば10秒、あるいは施錠されるまでの間)、監視カメラ12に撮影させることで入室時における状況を記録するようにしてもよい。
ところで、本実施の形態においては、外来者がビル1を訪問する際にも適用できるようにした。例えば、ビル1に訪問することが事前にわかっている場合、訪問予定者等は、その訪問予定者の個人情報をデータセンター2に通知する。個人情報登録部26は、訪問者にユーザIDを割り振り、ユーザIDに外部から送られてきた個人情報を対応付けてユーザ情報記憶部27に登録する。一方、入退室管理システム4では、訪問予定者に対して入室を許可する部屋の扉8の扉IDと当該訪問者のユーザIDとを組にして認証情報記憶部44に登録する。これにより、訪問者に対しても入退室カードを渡さずに入退室管理及び入室制限を行うことができる。
また、本実施の形態においては、QRコード送信部25に、電子メールを利用してQRコードを携帯端末11へ送信させるようにしたが、QRコードの送信に利用するツールは電子メールに限らず、メッセージ機能やコミュニケーションアプリを利用してもよい。この場合、ユーザ情報記憶部27に登録する連絡先情報には、メールアドレスの代わりにメッセージ機能等においてユーザを特定する情報が連絡先情報として登録されることになる。
また、扉8の前に複数のユーザがいると、監視カメラ12による撮影画像に複数のユーザが映されている可能性がある。この場合、例えば撮影画像の中心にいるユーザ、扉8に最も近いユーザ等所定の条件に合致するユーザ1人を選出して、当該ユーザを上記入室制御対象としてもよい。あるいは、撮影画像から特定できるユーザ全員を上記入室制御対象としてもよい。映されたユーザ全員を入室制御対象とする場合、データセンター2は、撮影画像から特定できるユーザ全員に対してQRコードを生成してメール配信することになる。
なお、監視カメラシステム5は、監視の目的上、監視カメラ12を常時動作させて動画像を取得することを想定して説明したが、ユーザが扉8の前にいるときに、扉8の前にいることを手動操作、例えば別途設置されているボタンを操作することで監視カメラシステム5に通知して監視カメラ12に撮影させるようにしてもよい。
1 ビル、2 データセンター、3 ネットワーク、4 入退室管理システム、5 監視カメラシステム、6 ゲートウェイ(GW)、7 LAN、8 扉、9 電気錠、10 QRコードリーダ、11 携帯端末、12 監視カメラ、21 画像取得部、22 画像解析部、23 ユーザ特定部、24 QRコード生成部、25 QRコード送信部、26 個人情報登録部、27 ユーザ情報記憶部、41 QRコード読取部、42 鍵制御部、43 ユーザ認証部、44 認証情報記憶部、51 撮影制御部、52 テーブル。

Claims (5)

  1. 部屋の扉を識別する扉識別情報に、当該扉のある部屋への入室が許可されているユーザを識別するユーザ識別情報が対応付けされた認証情報を記憶する認証情報記憶手段と、
    ユーザの識別情報に、当該ユーザの画像及び当該ユーザの携帯端末への連絡先情報が対応付された個人情報を記憶する記憶手段と、
    部屋の扉の前にユーザが立つと当該ユーザを撮影する撮影手段からの撮影画像であって当該ユーザが前に立つ扉を識別する扉識別情報が付加されている撮影画像を取得する取得手段と、
    前記撮影画像を解析することによって人物画像を抽出する画像解析手段と、
    前記撮影画像から抽出された人物画像を前記個人情報に含まれる画像と照合することによって前記撮影手段により撮影されたユーザを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたユーザのユーザ識別情報及び前記撮影画像に付加されている扉識別情報を解読可能に含む認証コードを生成するコード生成手段と、
    前記コード生成手段により生成された認証コードを当該ユーザの携帯端末宛に送信するコード送信手段と、
    部屋の扉近傍に設置され、入室しようとするユーザによる操作に応じて入力される認証コードを受け付けるコード受付手段と、
    前記コード受付手段が認証コードを受け付けると、当該認証コードに含まれているユーザ識別情報及び扉識別情報の組を前記認証情報記憶手段に記憶されている認証情報と照合することでユーザ認証を行う認証手段と、
    前記ユーザ識別情報及び扉識別情報の組と一致する認証情報が前記認証情報記憶手段に記憶されている場合、当該部屋の扉の電気錠を解錠するよう制御する扉制御手段と、
    を有することを特徴とする入退室管理システム。
  2. 前記コード受付手段は、前記認証コードとして生成されたデータコードであって前記携帯端末を携行するユーザによる操作に応じて前記携帯端末に画面表示されたデータコードを読み取るコードリーダであることを特徴とする請求項1に記載の入退室管理システム。
  3. 前記コード受付手段は、前記認証コードとして生成された文字列であって前記携帯端末を携行するユーザに操作させることで文字列を入力させるキー入力手段であることを特徴とする請求項1に記載の入退室管理システム。
  4. 前記コード受付手段は、前記認証コードとして生成されたデータコードであって前記携帯端末を携行するユーザによる操作に応じて前記携帯端末に画面表示されたデータコードを撮影する撮影手段であることを特徴とする請求項1に記載の入退室管理システム。
  5. 外来者の個人情報を前記記憶手段に登録する個人情報登録手段を有することを特徴とする請求項1に記載の入退室管理システム。
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