JPWO2020027186A1 - バッテリ利用システム、保管装置、バッテリ利用方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

バッテリ利用システム、保管装置、バッテリ利用方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

バッテリ利用システムは、電力を利用する電力装置に対して着脱自在に装着されるバッテリと、前記バッテリを保管する保管装置と、前記保管装置に保管された前記バッテリの利用可能性に関する情報を報知する報知部と、前記バッテリの利用を予約したユーザである予約ユーザを非接触又は接触で検出する検出部と、を備え、前記報知部は、前記予約ユーザが予約した前記バッテリである予約バッテリが前記保管装置に保管されているときに、前記検出部が前記予約ユーザを検出したことに基づいて、前記予約バッテリを利用可能と報知する。

Description

本発明は、バッテリ利用システム、保管装置、バッテリ利用方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
本願は、2018年7月31日に、日本に出願された日本国特願2018−143640に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、携帯型電気エネルギー貯蔵装置、例えば着脱式バッテリを電気スクータに搭載して使用し、電力を消費した際に、着脱式バッテリを収集、充電、分配する収集充電分配装置がある(例えば、特許文献1参照)。この収集充電分配装置は、着脱式バッテリを充電等のために着脱自在に収容する複数の収容器を有している。
ユーザは、充電が必要な着脱式バッテリを電気スクータから取り外し、収集充電分配装置の収容器に収容する。その一方で、充電済の着脱式バッテリを収容器から取り出し、電気スクータに取り付けて使用するというバッテリの交換を前提としたバッテリの共同利用サービスが提供されている。
また、バッテリの共同利用サービスにおいて、収容器に収容された着脱式バッテリをユーザが予約可能とされたサービスもある(例えば、特許文献2参照)。
また、移動体本体に対してバッテリを着脱可能に装填できる移動体の他の例として、バッテリと、バッテリを収容可能な収容室が形成された充電給電ユニットとを有する可搬型の充電給電装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。
日本国特表2014−527689号公報 日本国特表2014−529119号公報 日本国特開2019−068552号公報
上記の収集充電分配装置では、例えば、充電済の着脱式バッテリが収容器に収容されているが、充電済の着脱式バッテリが、この着脱式バッテリを予約したユーザ(以下、「予約ユーザ」という。)がいる場合がある。この場合、予約を行っていない他のユーザ(以下、「非予約ユーザ」という。)が、充電済の着脱式バッテリを取り出そうとした際に、初めて着脱式バッテリが予約済であり、取り出すことができないと認識できる場合がある。この場合には、非予約ユーザが着脱式バッテリの取り外しを試みた作業が無駄となり非予約ユーザに喪失感を与えるとともに、ユーザからの苦情につながるおそれがある。
本発明の態様は、着脱式バッテリの貸出を受けられない非予約者の無駄な作業を抑制できるバッテリ利用システム、保管装置、バッテリ利用方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することを目的の一つとする。
(1)本発明の一態様は、電力を利用する電力装置に対して着脱自在に装着されるバッテリと、前記バッテリを保管する保管装置と、前記保管装置に保管された前記バッテリの利用可能性に関する情報を報知する報知部と、前記バッテリの利用を予約したユーザである予約ユーザを非接触又は接触で検出する検出部と、を備え、前記報知部は、前記予約ユーザが予約した前記バッテリである予約バッテリが前記保管装置に保管されているときに、前記検出部が前記予約ユーザを検出したことに基づいて、前記予約バッテリを利用可能と報知するバッテリ利用システムである。
(2)の態様は、(1)の態様において、前記報知部は、前記予約バッテリが前記保管装置に保管されており、前記検出部が前記予約ユーザを検出しないときに、前記予約バッテリを利用不可と報知するものである。
(3)の態様は、(1)または(2)の態様において、前記ユーザから提供される予約情報に基づいて、前記バッテリの利用を予約する予約部と、前記予約部が前記バッテリの利用を予約した場合に、前記予約された予約バッテリの利用が不可であることを示す報知情報を前記ユーザに提供する情報提供部と、を更に備えるものである。
(4)の態様は、(3)の態様において、前記予約ユーザの操作入力を受け付ける入力部を更に備え、前記情報提供部は、前記入力部に対する前記予約ユーザの操作に応じて、前記報知情報を提供することをキャンセルするものである。
(5)の態様は、(1)から(4)のいずれか1つの態様において、前記報知部は、前記バッテリの利用可能性に関する前記情報を表示する表示部を有するものである。
(6)の態様は、(1)から(5)のいずれか1つの態様において、前記保管装置は、前記バッテリを収容する収容部と、前記収容部から前記バッテリが取り出される場合、又は前記収容部に前記バッテリが収容される場合に前記収容部の開口を開閉する開閉部材とを有するものである。
(7)の態様は、(3)または(4)の態様において、前記ユーザから提供される前記予約情報に基づいて、前記バッテリの予約に伴う課金の金額を決定する決定部を更に備えるものである。
(8)の態様は、(7)の態様において、前記予約ユーザが前記予約バッテリの利用を予約してから経過した時間を計測する計時部を更に備え、前記決定部は、前記計時部によって計測された前記時間が長いほど、前記課金の金額を大きくするものである。
(9)本発明の他の態様は、電力を利用する電力装置に対して着脱自在に装着されるバッテリを収容する収容部と、前記収容部に収容された前記バッテリの利用可能性に関する情報を報知する報知部と、前記収容部に収容された前記バッテリの利用を予約したユーザである予約ユーザを非接触又は接触で検出する検出部と、を備え、前記報知部は、前記予約ユーザが予約した前記バッテリである予約バッテリが前記収容部に収容されているときに、前記検出部が前記予約ユーザを検出したことに基づいて、前記予約バッテリを利用可能と報知する、
保管装置である。
(10)本発明の他の態様は、電力を利用する電力装置に対して着脱自在に装着されるバッテリを収容する収容部と、前記収容部に収容された前記バッテリの利用可能性に関する情報を報知する報知部と、前記収容部に収容された前記バッテリの利用を予約したユーザである予約ユーザを非接触又は接触で検出する検出部とを備えるコンピュータが、前記予約ユーザが予約した前記バッテリである予約バッテリが前記収容部に収容されているときに、前記検出部が前記予約ユーザを検出したことに基づいて、前記報知部に、前記予約バッテリを利用可能と報知させるステップを含むバッテリ利用方法である。
(11)本発明の他の態様は、電力を利用する電力装置に対して着脱自在に装着されるバッテリを収容する収容部と、前記収容部に収容された前記バッテリの利用可能性に関する情報を報知する報知部と、前記収容部に収容された前記バッテリの利用を予約したユーザである予約ユーザを非接触又は接触で検出する検出部とを備えるコンピュータに、前記予約ユーザが予約した前記バッテリである予約バッテリが前記収容部に収容されているときに、前記検出部が前記予約ユーザを検出したことに基づいて、前記報知部に、前記予約バッテリを利用可能と報知させるプログラムである。
(12)本発明の他の態様は、(11)の態様のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
上記の態様によれば、例えば、バッテリの利用を予約したユーザが保管装置に近づくことにより、検出部がそのユーザを検出して、報知部がバッテリを利用可能と報知する。このため、バッテリの利用を予約していない非予約者が管理装置に近づいたとしても、報知部は、バッテリを利用可能と報知しないので、バッテリの貸出を受けられない非予約者は、保管装置に近づくことなく、バッテリの貸出が受けられないことを認識できる。したがって、非予約者の無駄な作業を抑制できる。
本発明の一実施形態における着脱式バッテリ貸出システムの全体構成図である。 図1に示す着脱式バッテリ貸出システムのブロック図である。 表示器の表示の一例を示す図である。 着脱式バッテリ貸出システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 充電ステーションでの処理を流れの一例を示すフローチャートである。 表示器の表示の変化の一例を示す図である。 表示器の表示の変化の他の一例を示す図である。 表示器の表示の変化の他の一例を示す図である。
以下、本発明に係るバッテリ利用システム、保管装置、バッテリ利用方法、プログラム、及び記憶媒体について、添付の図面を参照しながら説明する。
[着脱式バッテリ貸出システム10の構成]
<全体構成>
図1は、本発明の一実施形態におけるバッテリ利用システムを適用した着脱式バッテリ貸出システム10の全体構成図である。図2は、図1に示す着脱式バッテリ貸出システム10のブロック図である。
図1に示すように、着脱式バッテリ貸出システム10(バッテリ利用システムの一例)は、鞍乗り型の自動二輪車12(電動車両)の駆動源である着脱式バッテリ14を、複数のユーザで共同利用するシェアサービスを提供可能なシステムである。この着脱式バッテリ貸出システム10は、基本的には、複数の着脱式バッテリ14と、複数の充電ステーション16と、管理サーバ18と、を備える。自動二輪車12は「電力装置」の一例であり、充電ステーション16は「保管装置」の一例である。
「電力装置」は、自動二輪車12に限られず、例えば、電力により走行可能かつ着脱自在に着脱式バッテリ14が装着可能な車両(一輪、三輪、四輪等)、またはアシスト式の自転車等であってもよい。これら車両型の移動体に代えて、「電力装置」は、日本国特開2019−068552号公報に記載の、人や車両によって運ばれる可搬型の充電給電装置であってもよい。また「電力装置」は、移動ロボット、自律走行装置、電動自転車、自律走行車、その他の電動車両、ドローン飛行体、又はその他の電動式移動装置(電動モビリティ)であってもよい。以下、一例として、「電力装置」が自動二輪車12であるものとして説明する。
着脱式バッテリ14は、少なくとも電力により走行可能な自動二輪車12に対して着脱自在に装着されるカセット式の蓄電装置である。以下、説明の便宜上、充電が必要になった着脱式バッテリ14を「使用済バッテリ14u」、充電が完了した着脱式バッテリ14を「充電済バッテリ14c」と区別する場合がある。
充電ステーション16は、着脱式バッテリ14の保管及び充電を行うための設備であり、複数の場所に設置されている。充電ステーション16の筐体20は、第1スロット部21及び第2スロット部22を備えている。第1スロット部21及び第2スロット部22は、それぞれ4個のスロットとして、第1−1スロット21−1〜第1−4スロット21−4及び第2−1スロット22−1〜第2−4スロット22−4を備えている。第1−1スロット21−1〜第1−4スロット21−4及び第2−1スロット22−1〜第2−4スロット22−4の奥側には、着脱式バッテリ14を充電可能な充電器26(図2)がそれぞれ設けられている。
第1スロット部21(第1−1スロット21−1〜第1−4スロット21−4)は、筐体20の上段に配置されている。第1−1スロット21−1の右側に第1−2スロット21−2が配置され、第1−1スロット21−1の下側に第1−3スロット21−3が配置されている。第1−3スロット21−3の右側であって第1−2スロット21−2の下側に第1−4スロット21−4が配置されている。
第2スロット部22(第2−1スロット22−1〜第2−4スロット22−4)は、筐体20の下段に配置されている。第2−1スロット22−1の右側に第2−2スロット22−2が配置され、第2−1スロット22−1の下側に第2−3スロット22−3が配置されている。第2−3スロット22−3の右側であって第2−2スロット22−2の下側に第2−4スロット22−4が配置されている。
第1−1スロット21−1は、収容部21−1A及び開閉蓋21−1Bを備えている。収容部21−1Aには、着脱式バッテリ14が収容可能である。収容部21−1Aは、前面開口部を有しており、前面開口部を介して着脱式バッテリ14を出し入れ可能となっている。開閉蓋21−1Bは、開閉可能であり、閉鎖することによって収容部21−1Aの前面開口を封鎖する。収容部21−1Aに収容された着脱式バッテリ14は、開閉蓋21−1Bを開放したときに出し入れ可能となる。開閉蓋21−1Bは「開閉部材」の一例である。
第1−2スロット21−2〜第1−4スロット21−4、第2−1スロット22−1〜第2−4スロット22−4は、第1−1スロット21−1と同様に、収容部及び開閉蓋をそれぞれ備えている。第1−2スロット21−2〜第1−4スロット21−4、第2−1スロット22−1〜第2−4スロット22−4の収容部及び開閉蓋は、それぞれ収容部21−1A及び開閉蓋21−1Bと同様の機能を備えている。
充電ステーション16は、ネットワークNWを介して、管理サーバ18と通信可能に接続されている。ユーザが携行する携帯端末28は、ネットワークNWを介して、管理サーバ18と通信可能に接続されている。これにより、充電ステーション16及び携帯端末28は、ネットワークNWを経由して、管理サーバ18に対して通信データを送受信可能である。
携帯端末28は、充電ステーション16の所在地を示す地図情報(以下、「ステーションマップ」という)を記憶している。携帯端末28は、ステーションマップに参照して、ユーザの現在位置を基に、ユーザの周辺の充電ステーション16に関する周辺ステーション情報を取得できる。携帯端末28は、充電ステーション16で貸し出される着脱式バッテリ14を予約するためのプログラム(以下、「予約プログラム」という)を記憶している。携帯端末28は、各種の情報や画像を表示する表示装置と、ユーザの操作を受け付ける入力装置を兼ねるタッチパネル(タッチセンサ付き表示パネル)を備える。携帯端末28のタッチパネルは「入力部」の一例である。
携帯端末28が予約プログラムを実行した場合、ユーザはタッチパネルを操作することにより、着脱式バッテリ14の貸出の予約を行うことができる。着脱式バッテリ14の貸出の予約が行われることにより、予約された着脱式バッテリ14の予約ユーザ以外の非予約ユーザに対する貸出が不可とされる。
ユーザは、例えば、携帯端末28によって近隣の充電ステーション16を検索し、検索された充電ステーション16に貸出可能な着脱式バッテリ14がある場合に、その着脱式バッテリ14を予約することが可能である。複数の充電ステーション16が検索されたときには、利用する充電ステーション16をユーザが選択可能である。携帯端末28は、着脱式バッテリ14の予約を行う際に、予約希望情報や予約情報を管理サーバ18に送信する。着脱式バッテリ14の予約から貸出までの手順は後に説明する。
<着脱式バッテリ14の構成>
図2に示すように、着脱式バッテリ14は、具体的には、蓄電部30と、測定センサ32と、バッテリ管理ユニット(Battery Management Unit;以下、「BMU」という。)34と、接続部36と、を備える。
蓄電部30は、二次電池(リチウムイオン電池や鉛蓄電池)を含む、電力を充放電可能に構成された電池コアパックである。蓄電部30の構成はこれ以外であってもよく、他の種類の二次電池、キャパシタ、又はこれらを組み合わせた複合電池であってもよい。
測定センサ32は、蓄電部30の電圧、電流又は温度を測定する各種センサから構成される。これにより、測定センサ32は、自動二輪車12に装着された状態下での使用環境又は使用状態の履歴を示す情報(以下、「使用履歴情報」という。)を取得可能である。
BMU34は、例えばCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)を含んで構成され、蓄電部30の充放電制御を司る装置である。また、BMU34は、着脱式バッテリ14の識別情報(以下、「バッテリID」という。)、ユーザの識別情報(以下、「ユーザID」という。)、測定センサ32からの使用履歴情報、充電ステーション16からの劣化推定情報を記憶可能である。
使用履歴情報の一例として、充電時又は放電時の内部温度、放電時の電圧、充電率(SOC;State Of Charge)の時系列データ、貸出から返却までの使用容量・使用期間・走行距離、又は、通算の使用容量・使用期間・走行距離が挙げられる。劣化推定情報の一例として、容量維持率、内部抵抗増加率、放置時SOC、放置時バッテリ温度、製造時点からの経過時間、通算充電回数が挙げられる。
<充電ステーション16の構成>
充電ステーション16は、具体的には、第1表示器23と、第2表示器24と、認証器25と、充電器26と、通信モジュール40と、メモリ42と、制御装置44と、を備える。
第1表示器23及び第2表示器24は、少なくとも表示機能を有する機器であり、例えば、タッチパネル(タッチセンサ付き表示パネル)から構成される。これにより、ユーザの操作に応じて必要な情報を入力可能であると共に、ユーザに対して様々な可視情報を提供可能である。
第1表示器23は、第1スロット部21の右側に配置されており、第2表示器24は、第2スロット部22の右側に配置されている。第1表示器23は、第1−1スロット21−1〜第1−4スロット21−4における着脱式バッテリ14の収容状態を表示する。第2表示器24は、第2−1スロット22−1〜第2−4スロット22−4における着脱式バッテリ14の収容状態を表示する。
図3は、表示器の表示の一例を示す図である。第1表示器23の第1−1表示領域23A〜第1−4表示領域23Dは、それぞれ第1−1スロット21−1〜第1−4スロット21−4における着脱式バッテリ14の収容状態を表示している。第2表示器24の第2−1表示領域24A〜第2−4表示領域24Dは、それぞれ第2−1スロット22−1〜第2−4スロット22−4における着脱式バッテリ14の収容状態を表示している。
第1表示器23及び第2表示器24は、着脱式バッテリ14の収容状態として、収容されている着脱式バッテリ14が充電済バッテリ14cであるときには利用可能状態、使用済バッテリ14uであるときに利用不可状態を表示し、着脱式バッテリ14が収容されていないときには未収容状態を表示する。未収容状態のスロットは、充電を必要とする着脱式バッテリ14を待っている状態である。第1表示器23及び第2表示器24は、第1−1スロット21−1〜第1−4スロット21−4及び第2−1スロット22−1〜第2−4スロット22−4のそれぞれにおける着脱式バッテリ14の収容状態を表示することによって、充電ステーション16に保管されている着脱式バッテリ14の利用の可否をユーザに報知する。第1表示器23及び第2表示器24は、「報知部」の一例である。
図3に示す例において、第1表示器23及び第2表示器24は、第1−1表示領域23A、第2−1表示領域24A、及び第2−2表示領域24Bに利用可能状態を表示し、第1−2表示領域23B、第1−3表示領域23C、及び第2−3表示領域24Cに利用不可状態を表示し、第1−4表示領域23D及び第2−4表示領域24Dに未収容状態を表示している。
第1表示器23及び第2表示器24の表示を参照すると、第1スロット部21は、第1−1スロット21−1、第2−1スロット22−1、及び第2−2スロット22−2に充電済バッテリ14cを収容し、第1−2スロット21−2、第1−3スロット21−3、及び第2−3スロット22−3に使用済バッテリ14uを収容し、第1−4スロット21−4及び第2−4スロット22−4には、着脱式バッテリ14を収容していないことになる。
使用済バッテリ14uが収容されたスロットでは、使用済バッテリ14uに対する充電が充電器26によって行われる。充電が行われた結果、使用済バッテリ14uが充電済バッテリ14cとなった場合、表示領域に表示される収容状態が利用不可状態から利用可能状態に変更される。
第1−1スロット21−1〜第1−4スロット21−4のうちの1つのスロット及び第2−4スロット22−1〜第2−4スロット22−4のうちの1つのスロットは、未収容状態となっている。ユーザは、未収容状態のスロットに使用済バッテリ14uを収容し、他のスロットから充電済バッテリ14cを抜き出すことによって着脱式バッテリ14の交換を行う。
認証器25は、例えば近距離通信(NFC;Near Field Communication)を用いて、ユーザが携行するNFCカード(不図示)の記録情報を読取可能な機器である。これにより、充電ステーション16は、この記録情報に含まれるユーザIDを用いて、シェアサービスの利用権限を有するユーザを認証する。認証器25は、ユーザが所持する電波発信機が発信する電波を検出可能である。認証器25は、ユーザが操作した電波発信機が発信した電波の検出結果に基づいて、充電ステーション16に近づく着脱式バッテリ14の利用を予約したユーザを検出する。認証器25は、「検出部」の一例である。
また、認証器25は、ユーザの生体情報を検出し、検出した生体情報と、予めメモリ42等の記憶装置に格納しておいた、シェアサービスの利用権限が与えれたユーザの生体情報とを比較することで、シェアサービスの利用権限を有するユーザの認証を行ってもよい。生体情報には、例えば、指紋や声紋、虹彩、顔画像などが含まれる。また、認証器25は、タッチパネルである第1表示器23や第2表示器24に入力されたパスワードを基に、シェアサービスの利用権限を有するユーザの認証を行ってもよい。
充電器26は、接続部36、54同士を接続した状態下に着脱式バッテリ14を充電する機器である。充電器26には、着脱式バッテリ14に電力を供給するための電源(不図示)が接続されている。
通信モジュール40は、有線又は無線により、外部装置との間で通信可能なモジュールである。これにより、充電ステーション16は、管理サーバ18との間で、シェアサービスに関わる各種データの遣り取りが可能である。
メモリ42は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリから構成される不揮発性メモリである。これにより、充電ステーション16に保管されている各々の着脱式バッテリ14に関する情報、例えば第1スロット部21に収容される各着脱式バッテリ14のバッテリIDなどの情報や、充電ステーション16自体に関する情報、例えば充電ステーションの識別情報(以下、「ステーションID」という。)などの情報を記憶可能である。
制御装置44は、例えば、CPU又はMPUを含んで構成される。制御装置44は、メモリ42に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、充電制御部46、表示制御部48、予約制御部50、及び通信制御部52として機能する。予約制御部50は「予約部」の一例である。
充電制御部46は、充電器26を用いた着脱式バッテリ14に対する充電の制御を行う。例えば、充電制御部46は、充電器26に接続された使用済バッテリ14uから必要な情報を取得する。充電制御部46は、取得した情報に基づいて、使用済バッテリ14uに対する充電を行い、充電済バッテリ14cとする。
表示制御部48は、第1表示器23及び第2表示器24に対する表示制御を行う。具体的に、表示制御部48は、第1スロット部21の第1−1スロット21−1〜第1−4スロット21−4にそれぞれ収容される着脱式バッテリ14の利用可否を第1表示器23に表示する。第2−1スロット22−1〜第2−4スロット22−4にそれぞれ収容される着脱式バッテリ14の利用可否を第2表示器24に表示する。
表示制御部48は、充電ステーション16が充電済バッテリ14cを保管している場合でも、予約ユーザによって予約されている場合には、予約された充電済バッテリ14cを収容するスロットの収容状態を利用不可状態として表示する。さらに、この状態から、認証器25が、予約ユーザの電波発信機から発信された電波を受信したときに、表示制御部48は、予約された充電済バッテリ14cを収容するスロットの収容状態を利用不可状態から利用可能状態に変更して表示する。
予約制御部50は、第1スロット部21に収容される各着脱式バッテリ14の予約に関する情報を管理して制御する。予約制御部50は、管理サーバ18から送信される利用状況照会情報に基づいて、予約可能となる着脱式バッテリ14の有無に関する利用状況情報を生成する。
予約制御部50は、管理サーバ18から送信される予約情報に基づいて、着脱式バッテリ14の貸出の予約についての予約処理を行う。予約処理では、着脱式バッテリ14の予約ユーザのユーザIDと、予約する着脱式バッテリ14のバッテリIDとの対応付けや予約ユーザが所有する電波発信機が発信する電波に関する電波情報を記憶する処理を行う。
予約制御部50は、予約ユーザの予約時間を計時するタイマを備えている。予約制御部50は、予約処理を行うにあたり、予約情報を受信したときにタイマをONにし、予約ユーザによる着脱式バッテリの予約時間を計測する。言い換えれば、予約制御部50は、ユーザが着脱式バッテリ14の貸出の予約したときにタイマをONにし、ユーザが着脱式バッテリ14の貸出の予約してから経過した時間を計測する。
予約制御部50は、着脱式バッテリの予約処理において、貸出式バッテリの予約金額を設定して調整(決定)する。予約金額は、予約時間が長くなるほど高くなるように、例えば、所定時間刻みで予約金額が高くなるように設定されている。こうして、予約時間が長いほど、着脱式バッテリ14の予約に伴う課金度合を大きくする。予約制御部50は、「決定部」の一例である。
通信制御部52は、管理サーバ18との間における情報の送受信についての制御を行う。例えば、通信制御部52は、管理サーバ18から送信される利用状況照会情報や予約情報を受信する。通信制御部52は、予約制御部50が生成した利用状況情報や予約完了情報を管理サーバ18に送信する。通信制御部52は、バッテリIDやステーションIDなどの情報を管理サーバ18に送信する。
<管理サーバ18の構成>
管理サーバ18は、サーバ側通信部60と、サーバ側制御部62と、を備えるコンピュータである。サーバ側通信部60は、外部装置に対して電気信号を送受信するインターフェースである。これにより、管理サーバ18は、充電ステーション16との間で、シェアサービスに関わる各種データ(例えば、サービス利用情報の一部)の遣り取りが可能である。サーバ側通信部60は携帯端末28との間で、着脱式バッテリ14の予約に関する各種データの遣り取りが可能である。
サーバ側制御部62は、CPU又はMPUから構成されており、サーバ側記憶部(不図示)により格納されたプログラムを読み出し実行することで、データ処理部70として機能する。データ処理部70は、例えば、NFCカードの記録情報に含まれるユーザIDと、貸出している着脱式バッテリ14のバッテリIDを紐付けして、着脱式バッテリ14の貸出先としてのユーザを管理する。
データ処理部70は、ユーザIDと、充電ステーション16の第1スロット部21に収容されている着脱式バッテリ14のバッテリIDを対応付けて、着脱式バッテリ14の予約管理を行う。データ処理部70は、携帯端末28から送信される予約希望情報や予約情報を充電ステーション16に送信し、充電ステーション16から送信される利用可能情報や予約完了情報を携帯端末28に送信する。
[着脱式バッテリ貸出システム10の動作]
本実施形態における着脱式バッテリ貸出システム10は、以上のように構成される。続いて、図1及び図2に示す着脱式バッテリ貸出システム10の動作について、図4のシーケンス図及び図5のフローチャートを参照しながら説明する。より詳しくは、ユーザが着脱式バッテリ14を予約するまでの動作を図4により説明し、予約ユーザに着脱式バッテリ14の貸出を行う際の動作を図5により説明する。
図4は、着脱式バッテリ貸出システムの処理の一例を示すシーケンス図である。図4に示すように、着脱式バッテリ貸出システム10では、まず、ユーザが所持する携帯端末28のタッチパネルを操作することにより、ユーザの周辺における充電ステーションの情報を取得する(ステップS112)。
充電ステーション情報を取得したら、ユーザは、携帯端末28に予約希望情報を入力する(ステップS114)。ユーザは、予約希望情報としては、例えば、着脱式バッテリ14の予約を行う充電ステーション16の名称(所在地)、受取希望時間などを入力する。入力する充電ステーション16は、1つでもよいし複数でもよい。ユーザが予約希望情報を入力したら、携帯端末28は、入力された予約希望情報にユーザのID等を付加して、管理サーバ18に送信する(ステップS116)。
管理サーバ18は、予約希望情報を取得すると(ステップS118)、予約希望情報に含まれる充電ステーション16に対して利用状況(収容状態)の照会を行う(ステップS120)。利用状況の照会を受けた充電ステーション16は、利用状況情報を生成し(ステップS122)、管理サーバ18に対して、着脱式バッテリ14の利用状況を送信する(ステップS124)。充電ステーション16は、第1スロット部21における着脱式バッテリ14の収容状態を所定時間毎、あるいは変更があった場合などに利用状況情報生成して管理サーバ18に送信するようにしてもよい。この場合には、ステップS118からS124の処理を省略してもよい。
管理サーバ18は、利用状況情報を受信したら、利用可能情報を生成し(ステップS126)、携帯端末28に送信する(ステップS128)。利用可能情報には、携帯端末28から送信された予約希望情報に含まれる充電ステーション16における着脱式バッテリ14の利用の可否に関する情報が含まれている。
利用可能情報を受信した携帯端末28は、利用可能情報を表示した後、ユーザが予約を実行したか否かを判断する(ステップS130)。ここで、ユーザが予約を実行した場合には、予約情報が入力される(ステップS132)。ユーザが予約を実行していない場合には、ステップS114に戻って予約希望情報の入力が行われるかそのまま処理が終了する。
ユーザが予約情報を入力した場合、携帯端末28は、入力された予約情報を管理サーバ18に送信する(ステップS134)。予約情報を受信した管理サーバ18は、予約情報に含まれる充電ステーション16に対して、送信された予約情報を転送する(ステップS136)。
続いて、充電ステーション16は、管理サーバ18から転送された予約情報を受信する(ステップS138)。それから、充電ステーション16は、予約処理を行う(ステップS140)。充電ステーション16は、予約処理では、予約情報を送信したユーザが所有する電波発信機が発信する電波に関する電波情報を記憶する。予約処理を行う際に、タイマをONにして、予約時間の計測を開始する。予約金額は、例えば、予約ユーザに対して着脱式バッテリ14の貸し出しが行われた時点で決定されてよい。充電ステーション16は、充電が完了して利用可能となっている着脱式バッテリ14が収容されているスロットを確認し、そのスロットに収容された着脱式バッテリ14のバッテリIDと予約情報を送信したユーザのユーザIDの対応付けを行う。充電ステーション16は、ユーザIDが対応付けられたバッテリIDを含む予約完了情報を管理サーバ18に送信する(ステップS142)。
管理サーバ18は、充電ステーション16から送信された予約完了情報を受信し、予約情報を送信した携帯端末28に対して、ユーザIDが対応付けられたバッテリIDを含む予約完了情報を転送する(ステップS144)。そして、携帯端末28は、予約完了情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS146)。
携帯端末28は、予約完了情報を受信し、表示装置に表示する際、充電ステーション16においては、予約された着脱式バッテリ14が収容されたスロットの収容状態として利用不可状態が表示されている旨を示す情報(以下、「報知態様情報」という)を表示する。これによって、報知態様情報が予約ユーザに提供される。携帯端末28は、「情報提供部」の一例である。
携帯端末28には、報知態様情報を表示させない非表示設定が可能であり、報知態様情報の提供をキャンセル可能とされている。非表示設定がなされることにより、携帯端末28は、予約完了情報を受信したときにも、報知態様情報を表示しない。非表示設定は、例えば、携帯端末28の所有者の操作に基づいて設定できるようにしてもよいし、予約完了情報の受信履歴に基づいて、例えば、予約完了情報を過去に1回または数回受信したときに設定されるようにしてもよい。こうして、着脱式バッテリ貸出システム10の処理が完了する。
次に、予約ユーザに着脱式バッテリ14の貸出を行う際の動作について説明する。図5は、充電ステーションでの処理を流れの一例を示すフローチャートである。図5に示すように、充電ステーション16の制御装置44は、第1スロット部21及び第2スロット部22に収容される着脱式バッテリ14の予約が済んでいるか否かを判断する(ステップS212)。着脱式バッテリ14の予約が済んでいないと判断した場合(ステップS212:NO)、制御装置44は、ステップS212の処理を繰り返す。
着脱式バッテリ14の予約が済んでいると判断した場合(ステップS212:YES)、制御装置44は、第1スロット部21及び第2スロット部22における予約された着脱式バッテリ14を収容するスロットに対応する第1表示器23及び第2表示器24の表示を貸出不可であることを示す利用不可状態の表示にする(ステップS214)。
例えば、第1−1スロット21−1〜第1−4スロット21−4のうち、第1−1スロット21−1に収容された着脱式バッテリ14が充電済バッテリ14c、第1−2スロット21−2及び第1−3スロット21−3に収容された着脱式バッテリ14が使用済バッテリ14uであり、第1−4スロット21−4は着脱式バッテリ14が収容されていないとする。この場合には、図6(A)に示すように、第1表示器23には第1−1表示領域23Aにおいて利用可能状態が表示され、第1−2表示領域23B及び第1−3表示領域23Cには利用不可状態が表示され、第1−4表示領域23Dには未収容状態が表示される。ここで、第1−1スロット21−1に収容された充電済バッテリ14cの予約が完了すると、図6(B)に示すように、第1−1表示領域23Aの表示が利用可能状態から利用不可状態に変化する。
続いて、制御装置44は、予約ユーザが充電ステーション16に接近しているか否かを判断する(ステップS216)。予約者が接近しているか否かの判断は、予約者が電波発信機を操作することによって発信される電波を認証器25が受信したか否かに基づいて行われる。
認証器25が電波を受信せず、予約ユーザが充電ステーション16に接近していないと判断した場合(ステップS216:NO)、制御装置44は、ステップS216の処理を繰り返す。認証器25が電波を受信し、予約者が充電ステーション16に接近したと判断した場合(ステップS216:YES)、制御装置44は、第1スロット部21における予約された着脱式バッテリ14を収容するスロットに対応する第1表示器23及び第2表示器24の表示を貸出可能であることを示す利用可能状態の表示にする(ステップS218)。
図6(B)に示す状態で第1−1表示領域23Aにおいて利用不可状態が表示されたときに、図7(A)に示すように、予約者が操作する電波発信機から発信された電波を認証器25が受信した場合には、制御装置44は、第1−1スロット21−1に収容された着脱式バッテリ14を利用可能とし、図7(B)に示すように、第1−1表示領域23Aの表示が利用不可状態から利用可能状態に変化する。
第1表示器23の表示を見た予約者は、第1−1表示領域23Aに対応する第1−1スロット21−1に収容された着脱式バッテリ14が予約済の着脱式バッテリであることを認識することができる。予約ユーザは、認証器25にNFCカードをかざすことで着脱式バッテリ14の交換を開始する。
制御装置44は、予約ユーザがかざしたNFCカードを用いて予約ユーザの認証処理を行うと共に、シェアサービスの利用権限を有するか否かを判定する。具体的には、制御装置44は、認証器25を通じてユーザIDを取得した後、管理サーバ18に対して予約ユーザの照合を要求する。これにより、着脱式バッテリ14の交換を要求する予約ユーザが特定される。
制御装置44は、これに代えて、認証器25を使用することなく予約ユーザの認証処理を行ってもよい。例えば、制御装置44は、ユーザIDとバッテリIDを予め紐付けしておき、使用済バッテリ14uが充電ステーション16に装填された際に、バッテリIDと紐付けされたユーザIDから予約ユーザを認証してもよい。
この場合、制御装置44は、予約ユーザの認証が完了した後、このユーザIDと、使用済バッテリ14uのバッテリIDとの紐付けを解除する。そして、制御装置44は、このユーザIDを、貸し出される充電済バッテリ14cのバッテリIDと新たに紐付けする。これにより、ユーザの認証を繰り返し行うことができる。
その後、制御装置44は、取得した情報(例えば、バッテリID・使用履歴情報)とユーザIDを対応付けた状態にて、通信モジュール40及びネットワークNWを介して管理サーバ18に向けて送信する。
制御装置44は、予約ユーザがNFCカードをかざしてから充電済バッテリ14cを取り出すことにより、予約された着脱式バッテリ14の貸出が完了したか否かを判断する(ステップS220)。予約された着脱式バッテリ14の貸出が完了していないと判断した場合(ステップS220:NO)、制御装置44は、ステップS220の処理を繰り返す。予約された着脱式バッテリ14の貸出が完了したと判断した場合(ステップS220:YES)、制御装置44は、予約済の着脱式バッテリ14が収容されていたスロット及び着脱式バッテリ14が収容されていなかったスロットの利用状況の表示を調整する(ステップS222)。
具体的には、制御装置44は、予約済の着脱式バッテリ14が収容されていた第1−1スロット21−1の収容状態を示す第1−1表示領域23Aの表示を、図7(B)に示す利用可能状態から図8に示す未収容状態に変更する。制御装置44は、着脱式バッテリ14が収容されていない状態から使用済バッテリ14uが収容された状態となる第1−4スロット21−4の収容状態を示す第1−4表示領域23Dの表示を、図7(B)に示す未収容状態から図8に示す利用不可状態に変更する。こうして、予約ユーザに対する着脱式バッテリ14の貸出が行われる。
このように、上記の着脱式バッテリ貸出システム10においては、充電ステーション16に保管されている着脱式バッテリ14の貸出を予約することができる。ここで、例えば、予約済の着脱式バッテリ14が保管されている際に、収容状態として利用可能状態が表示されていると、非予約ユーザが充電ステーション16で着脱式バッテリ14の貸出操作を行うことが考えられる。しかし、着脱式バッテリ14は予約された状態であるので、非予約ユーザは、貸出操作を開始した後、例えば自動二輪車12から使用済バッテリ14uを取り外し、充電ステーション16まで運んできた後に着脱式バッテリ14の貸出を受けられない旨を知ることになる事態が想定される。特に、スロット(例えば第1−1スロット21−1)に開閉蓋(例えば開閉蓋21−1B)が設けられている場合には、非予約ユーザは、開閉蓋を開けて収容部(例えば収容部21−1A)に使用済バッテリ14uを収容した後、充電済バッテリ14cの貸出を受けられないことを知ることがある。
この点、上記の着脱式バッテリ貸出システム10では、着脱式バッテリ14の貸出が予約された際には、充電済バッテリ14cが収容されたスロットであっても、その収容状態の表示としては、第1表示器23又は第2表示器24の表示領域(例えば第1−1表示領域23A)には、利用不可状態が表示されている。非予約ユーザが貸出を受けられる使用済バッテリ14uが充電ステーション16に保管されていないと認識させることができる。したがって、充電済バッテリ14cが収容されたスロットがある場合でも、着脱式バッテリの貸出を受けられない非予約ユーザは、充電ステーション16に近づくことなく、着脱式バッテリの貸出が受けられないことを認識でき、非予約ユーザの無駄な作業を抑制できる。
また、単に貸出が予約された着脱式バッテリ14を収容するスロットの収容状態の表示として利用不可状態が表示されていると、予約ユーザが着脱式バッテリ14の貸出を受けられないと誤解する懸念がある。この点、上記の着脱式バッテリ貸出システム10では、予約ユーザの電波発信機が発信する電波を認証器25が検出することにより、着脱式バッテリ14を収容するスロットの収容状態の表示を利用不可状態から利用可能状態に変更する。このため、予約ユーザは、充電ステーション16の近傍において、電波発信機を操作することにより、貸出を受ける着脱式バッテリ14が利用可能状態であることを認識できるので、予約ユーザが着脱式バッテリ14の貸出を受けられないという誤解を抱かせないようにできる。
また、予約ユーザが所有する携帯端末28は、予約された着脱式バッテリ14が収容されたスロットの収容状態として利用不可状態が表示されている旨を表示している。このため、予約ユーザは、予約した着脱式バッテリ14が保管された充電ステーション16において、第1表示器23及び第2表示器24に利用不可状態が表示されている場合でも、予約ユーザが着脱式バッテリの貸出が可能であることを認識できる。
また、着脱式バッテリ貸出システム10による着脱式バッテリ14の貸出を複数回利用しているユーザは、着脱式バッテリ14の貸出を予約することにより、第1表示器23及び第2表示器24の収容状態の表示が利用不可状態となっていることを認識していることが多い。この場合には、ユーザは、報知態様情報の提供をキャンセルすることができるので、利用不可状態が表示されていても着脱式バッテリ14の貸出が可能であることをすでに認識している予約ユーザに対する無駄な情報の提供を抑制できる。
また、利用可能状態や利用不可状態は、第1表示器23又は第2表示器24の表示領域に表示される。このため、予約ユーザや非予約ユーザは、着脱式バッテリ14の利用の可否を目視によって認識できる。
また、上記の着脱式バッテリ貸出システム10では、スロット(例えば第1−1スロット21−1)に収容部(例えば収容部21−1A)及び開閉蓋(例えば開閉蓋21−1B)が設けられている。このため、収容部に収容された着脱式バッテリ14の表面の汚損等を開閉蓋によって抑制できる。また、スロットに収容された着脱式バッテリ14の収容状態が第1表示器23及び第2表示器24に表示されているので、開閉蓋が閉鎖されて収容部に収容された着脱式バッテリを視認できない場合でも、ユーザは、利用可能となっている着脱式バッテリ14を認識できる。
また、上記の着脱式バッテリ貸出システム10では、予約制御部50において、予約ユーザによる着脱式バッテリ14の予約時間を計時し、予約時間が長いほど予約金額を高く調整している。このため、着脱式バッテリ14の不使用時における特定のユーザによる占有が行われるときには、当該ユーザに対する課金額が高くなるので、着脱式バッテリ14の不使用時における特定のユーザによる占有を抑制できる。このため、着脱式バッテリ14の貸出の滞留を抑制できる。
この発明は、上述した実施形態及び変形例に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。或いは、技術的に矛盾が生じない範囲で各々の構成を任意に組み合わせてもよい。
上述した実施形態では、充電ステーション16の第1スロット部21及び第2スロット部22における各スロットの着脱式バッテリ14の収容状態について、第1表示器23及び第2表示器24に表示しているが、他の表示器に表示するようにしてもよい。例えば、スロットに応じたランプを設けて、ランプの点灯や点滅によって各スロットの収容状態を報知してもよいし、各スロットの外枠を電飾で囲み、電飾の点灯や点滅によって各スロットの収容状態を報知してもよい。
また、着脱式バッテリ14の収容状態を表示装置等以外の他の装置(例えば表示装置やスピーカ等)を使って報知するようにしてもよい。例えば、着脱式バッテリ14の収容状態を音声によって報知するようにしてもよいし、手などで触れることで変化を感じ取れるデバイスであってもよい。これらを組み合わせ、例えば表示装置による表示とスピーカからの音声出力によって着脱式バッテリ14の収容状態を報知してもよい。
また、上述した実施形態では、スロットごとにおける着脱式バッテリ14の収容状態を報知しているが、複数のスロットにおける着脱式バッテリ14の収容状態を報知するようにしてもよい。この場合、複数のスロットのいずれかに充電済バッテリ14cが収容されていれば、利用可能状態を表示し、収容状態の表示対象となる着脱式バッテリ14のすべてが使用済バッテリ14uであるときに、利用不可状態を表示してもよい。
また、上述した実施形態では、複数のスロットがそれぞれ固定されているが、複数のスロットが移動機構によって移動可能であり、それぞれのスロットが保管場所と出し入れ場所との間を移動可能とされていてもよい。この場合、複数のスロットにおける着脱式バッテリ14の収容状態を報知するようにすればよい。また、移動機構としては、例えば回転式のターンテーブルでもよいし、いわゆるパズル式の移動構造であってもよい。
また、上述した実施形態では、開閉蓋が設けられているが、開閉蓋は設けられていなくてもよい。また、複数のスロットが保管場所と出し入れ場所との間を移動可能とされている例では、出し入れ場所に開閉ゲートを設けて、開閉ゲートが開放しているときに着脱式バッテリ14の出し入れを行い、開閉ゲートが閉鎖している時に各スロットの移動を行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、認証器25が、ユーザが操作した電波発信機が発信した電波が電波を受信したときに第1−1表示領域23Aに表示される収容状態を利用不可状態から利用可能状態に変化するが、その他の条件が揃ったときに収容状態を変化させてもよい。例えば、認証器25に人感センサを設け、ユーザが操作した電波発信機が発信した電波を認証器25が受信し、人感センサが人を検出したときに収容状態を変化させてもよい。あるいは、ユーザが操作した電波発信機が発信した電波を認証器25が受信し、さらにNFCカードの記録情報を読み取ったときに収容状態を変化させてもよい。
また、上述した実施形態では、着脱式バッテリ14の予約時間が長いほど予約金額を高くするようにしているが、他の態様によって、予約時間が長いほど着脱式バッテリの予約に伴う課金度合を大きくするようにしてもよい。例えば、予約時間が長いほど、着脱式バッテリ14の利用料金自体を高くしてもよい。利用料金を高くする例としては、例えば、予約時間に応じて、利用料金に乗算する係数を調整してもよいし、予約時間に応じた金額テーブルを設定しておいて、利用料金を決定するようにしてもよい。この場合に、予約金額は設定してもよいし設定しなくてもよい。また、着脱式バッテリ14を予約した後にキャンセルを行った場合には、次回に着脱式バッテリ14を利用する際の課金度合を大きくするようにしてもよい。この場合にも、キャンセルを行うまでの予約時間が長いほど、課金度合大きくするようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、着脱式バッテリ貸出システム10は、使用済バッテリ14uを装填した後に、充電済バッテリ14cを取り出す交換手順(返却→貸出)に従って動作しているが、逆の交換手順(貸出→返却)に従って動作してもよい。また、この着脱式バッテリ貸出システム10は、着脱式バッテリ14を1つずつ交換するのみならず、複数の着脱式バッテリ14を同時に交換可能に構成されてもよい。
また、上述した実施形態では、着脱式バッテリ貸出システム10を自動二輪車12(電動車両)に適用しているが、適用対象は四輪車を含む移動体であってもよい。また、着脱式バッテリ14を装着することで利用可能な装置(電力利用装置)であれば、装置の種類又は使用目的を問わない。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
(1)実施形態の一態様は、電力利用装置に対して着脱自在に装着される着脱式バッテリと、前記着脱式バッテリの保管及び充電を行う充電ステーションと、前記充電ステーションに保管される前記着脱式バッテリの利用の可否を報知する報知手段と、前記着脱式バッテリの利用を予約した予約ユーザを検出する検出手段と、を備え、前記報知手段は、前記予約ユーザが予約した前記着脱式バッテリが保管されている場合に、前記着脱式バッテリを利用不可と報知し、前記検出手段が前記予約ユーザを検出することを条件として、前記着脱式バッテリを利用可能と報知することを特徴とする着脱式バッテリの貸出システムである。
(2)の態様は、(1)の態様において、予約ユーザから提供される予約情報に基づいて、前記着脱式バッテリの予約を行う予約手段と、前記予約部による予約が完了した場合に、前記着脱式バッテリの利用の可否として、利用不可の報知されている旨の報知態様情報を前記予約ユーザに提供する情報提供手段と、を備える。
(3)の態様は、(2)の態様において、前記情報提供手段による前記報知態様情報の提供をキャンセルするキャンセル手段を備える。
(4)の態様は、(1)から(3)のいずれか1つの態様において、前記報知手段は、前記着脱式バッテリの利用の可否を表示する表示手段を備える。
(5)の態様は、(1)から(4)のいずれか1つの態様において、前記充電ステーションは、前記着脱式バッテリの保管および充電を行うスロットを備えており、前記スロットには、前記着脱式バッテリの出入時に開放される開閉部材が取り付けられている。
(6)の態様は、(1)から(5)のいずれか1つの態様において、前記予約ユーザによる着脱式バッテリの予約時間を計測する計時手段と、予約ユーザから提供される予約情報に基づいて、前記着脱式バッテリの予約に伴う課金度合を調整する課金調整手段と、備え、前記課金調整手段は、前記計時手段によって計測された前記予約時間が長いほど、前記課金度合を大きくする。
(7)実施形態の他の態様は、電力利用装置に対して着脱自在に装着される着脱式バッテリと、前記着脱式バッテリの保管及び充電を行う充電ステーションと、前記充電ステーションに保管される前記着脱式バッテリの利用の可否を報知する報知手段と、前記着脱式バッテリの利用を予約した予約ユーザを検出する検出手段と、を備える着脱式バッテリの貸出システムによって前記着脱式バッテリを貸し出すにあたり、前記報知手段は、前記予約ユーザが予約した前記着脱式バッテリが保管されている場合に、前記着脱式バッテリを利用不可と報知し、前記検出手段が前記予約ユーザを検出することを条件として、前記着脱式バッテリを利用可能と報知することを特徴とする着脱式バッテリの貸出方法である。
10…着脱式バッテリ貸出システム(バッテリ利用システム)
12…自動二輪車(電力装置)
14…着脱式バッテリ
14c…充電済バッテリ
14u…使用済バッテリ
16…充電ステーション(保管装置)
18…管理サーバ
21,22…スロット部
21−1〜21−4,22−1〜22−4…スロット
21−1A…収容部
21−1B…開閉蓋
23,24…表示器
23A〜23D,24A〜24D…表示領域
25…認証器
26…充電器
28…携帯端末
NW…ネットワーク

Claims (12)

  1. 電力を利用する電力装置に対して着脱自在に装着されるバッテリと、
    前記バッテリを保管する保管装置と、
    前記保管装置に保管された前記バッテリの利用可能性に関する情報を報知する報知部と、
    前記バッテリの利用を予約したユーザである予約ユーザを非接触又は接触で検出する検出部と、を備え、
    前記報知部は、
    前記予約ユーザが予約した前記バッテリである予約バッテリが前記保管装置に保管されているときに、前記検出部が前記予約ユーザを検出したことに基づいて、前記予約バッテリを利用可能と報知する、
    バッテリ利用システム。
  2. 前記報知部は、前記予約バッテリが前記保管装置に保管されており、前記検出部が前記予約ユーザを検出しないときに、前記予約バッテリを利用不可と報知する、
    請求項1に記載のバッテリ利用システム。
  3. 前記ユーザから提供される予約情報に基づいて、前記バッテリの利用を予約する予約部と、
    前記予約部が前記バッテリの利用を予約した場合に、前記予約された予約バッテリの利用が不可であることを示す報知情報を前記ユーザに提供する情報提供部と、を更に備える、
    請求項1または2に記載のバッテリ利用システム。
  4. 前記予約ユーザの操作入力を受け付ける入力部を更に備え、
    前記情報提供部は、前記入力部に対する前記予約ユーザの操作に応じて、前記報知情報を提供することをキャンセルする、
    請求項3に記載のバッテリ利用システム。
  5. 前記報知部は、前記バッテリの利用可能性に関する前記情報を表示する表示部を有する、
    請求項1から4のうちいずれか一項に記載のバッテリ利用システム。
  6. 前記保管装置は、前記バッテリを収容する収容部と、前記収容部から前記バッテリが取り出される場合、又は前記収容部に前記バッテリが収容される場合に前記収容部の開口を開閉する開閉部材とを有する、
    請求項1から5のうちいずれか一項に記載のバッテリ利用システム。
  7. 前記ユーザから提供される前記予約情報に基づいて、前記バッテリの予約に伴う課金の金額を決定する決定部を更に備える、
    請求項3または4に記載のバッテリ利用システム。
  8. 前記予約ユーザが前記予約バッテリの利用を予約してから経過した時間を計測する計時部を更に備え、
    前記決定部は、前記計時部によって計測された前記時間が長いほど、前記課金の金額を大きくする、
    請求項7に記載のバッテリ利用システム。
  9. 電力を利用する電力装置に対して着脱自在に装着されるバッテリを収容する収容部と、
    前記収容部に収容された前記バッテリの利用可能性に関する情報を報知する報知部と、
    前記収容部に収容された前記バッテリの利用を予約したユーザである予約ユーザを非接触又は接触で検出する検出部と、を備え、
    前記報知部は、
    前記予約ユーザが予約した前記バッテリである予約バッテリが前記収容部に収容されているときに、前記検出部が前記予約ユーザを検出したことに基づいて、前記予約バッテリを利用可能と報知する、
    保管装置。
  10. 電力を利用する電力装置に対して着脱自在に装着されるバッテリを収容する収容部と、前記収容部に収容された前記バッテリの利用可能性に関する情報を報知する報知部と、前記収容部に収容された前記バッテリの利用を予約したユーザである予約ユーザを非接触又は接触で検出する検出部とを備えるコンピュータが、
    前記予約ユーザが予約した前記バッテリである予約バッテリが前記収容部に収容されているときに、前記検出部が前記予約ユーザを検出したことに基づいて、前記報知部に、前記予約バッテリを利用可能と報知させるステップを含む、
    バッテリ利用方法。
  11. 電力を利用する電力装置に対して着脱自在に装着されるバッテリを収容する収容部と、前記収容部に収容された前記バッテリの利用可能性に関する情報を報知する報知部と、前記収容部に収容された前記バッテリの利用を予約したユーザである予約ユーザを非接触又は接触で検出する検出部とを備えるコンピュータに、
    前記予約ユーザが予約した前記バッテリである予約バッテリが前記収容部に収容されているときに、前記検出部が前記予約ユーザを検出したことに基づいて、前記報知部に、前記予約バッテリを利用可能と報知させる、
    プログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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