JP7306166B2 - 金銭処理装置及び金銭処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、金銭処理装置及び金銭処理方法に関する。
近年、ホテル、旅館等の宿泊施設において、フロントの省人化及びチェックイン手続きの効率化を図るために、利用者がフロント付近に設置されたチェックイン端末を自ら操作して前記チェックイン手続きを行うチェックインシステムが利用されている(例えば特許文献1参照)。
特開2018-190308号公報
また、前記チェックイン端末には、チェックイン又はチェックアウトの際に利用者の前記宿泊施設の利用代金の決済処理を行う機能が搭載されている。また、前記チェックイン端末には、前記決済処理を行うためのカード決済機能及び現金決済機能が搭載されている。
ここで、前記宿泊施設では、係員が、前記チェックイン端末から売上金などの金銭を回収する回収作業、前記チェックイン端末に釣銭などの金銭(硬貨、紙幣)を補充する補充作業などを行っている。例えば、係員は、前記回収作業を行う場合、前記チェックイン端末の操作画面においてID及びパスワードを入力して金銭の出金指示を行う。すると、前記チェックイン端末は前記出金指示に応じた金銭を金銭払出口から出金させ、係員は出金された金銭を回収する。
このように、従来の前記チェックイン端末では、前記作業において、係員がID及びパスワードを入力することにより前記チェックイン端末から金銭を出金させることが可能となっている。このため、例えば前記ID及びパスワードを不正に取得した第三者により前記チェックイン端末から金銭が不正に引き出されるおそれがある。
本発明の目的は、不正な出金処理を防ぐことが可能な金銭処理装置及び金銭処理方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る金銭処理装置は、装置本体と、前記装置本体に設けられ、顧客が金銭を投入可能な金銭投入口と、前記装置本体に設けられ、前記顧客に前記金銭を払い出し可能な金銭払出口と、前記装置本体に設けられ、物理キーを介して施錠及び解錠を行うロック機構と、係員の認証処理を実行する認証処理部と、前記ロック機構が施錠状態であるか又は解錠状態であるかを検出する検出処理部と、前記認証処理部により前記係員の認証に成功し、且つ、前記検出処理部により前記ロック機構が前記解錠状態であることを検出された場合に、前記係員の操作に基づいて前記金銭払出口から前記金銭を出金する出金処理を実行する金銭処理部と、を備える。
この構成によれば、係員が金銭払出口から出金処理を行う場合に、係員の認証に加えて、物理キーによるロック機構の解錠を、前記出金処理を実行可能にする条件としている。このため、係員の認証が成功されただけでは、出金処理が実行されない。よって、例えば係員のID及びパスワードを不正に取得した第三者により金銭処理装置から金銭が不正に引き出される盗難を防止することができる。
本発明に係る金銭処理装置では、前記顧客が操作可能な顧客用操作画面と、係員が操作可能な係員用操作画面とを表示部に表示させる表示処理部と、前記認証処理部により前記係員の認証に成功し、且つ、前記検出処理部により前記ロック機構が前記解錠状態であることを検出された場合に、前記係員用操作画面において前記係員から前記出金処理の操作を受け付ける受付処理部と、をさらに備え、前記金銭処理部は、前記受付処理部により受け付けられる前記操作に基づいて前記出金処理を実行してもよい。これにより、悪意の第三者が前記係員用操作画面を操作することを防止することができる。
本発明に係る金銭処理装置では、さらに、前記金銭処理部は、前記認証処理部により前記係員の認証に成功し、且つ、前記検出処理部により前記ロック機構が前記施錠状態であることを検出された場合に、前記係員の操作に基づいて前記金銭投入口から前記金銭を補充する入金処理を実行してもよい。
これにより、係員の認証に成功しただけでは入金処理が実行されない。よって、例えば金銭収容部の扉のロック機構を開放して金銭を入金する作業と、金銭投入口から金銭を入金する作業とを並行して実行されることを防ぐことができるため、入金作業の作業ミスなどを防ぐことができる。
本発明に係る金銭処理装置では、前記顧客が操作可能な顧客用操作画面と、係員が操作可能な係員用操作画面とを表示部に表示させる表示処理部と、前記認証処理部により前記係員の認証に成功し、且つ、前記検出処理部により前記ロック機構が前記施錠状態であることを検出された場合に、前記係員用操作画面において前記係員から前記入金処理の操作を受け付ける受付処理部と、をさらに備え、前記金銭処理部は、前記受付処理部により受け付けられる前記操作に基づいて前記入金処理を実行してもよい。
本発明に係る金銭処理装置では、前記ロック機構は、前記金銭を収容可能な金銭収容部の開口を開閉する扉の施錠及び解錠を行うものでもよい。
本発明に係る金銭処理装置では、前記ロック機構は、前記物理キーが挿入される鍵穴を備える機械式ロック機構でもよい。これにより、ロック機構を解錠するキーの複製を防止することができる。
本発明に係る金銭処理装置では、前記金銭処理部は、前記出金処理において、前記金銭収容部に収容されている前記金銭を前記金銭払出口から出金し、前記入金処理において、前記金銭投入口から補充される前記金銭を前記金銭収容部に収容する構成であってもよい。
本発明に係る金銭処理装置では、前記検出処理部は、前記金銭処理装置に設けられる検知センサーにより前記金銭処理装置の前に人が存在するか否かを検出し、前記金銭処理部は、前記認証処理部により前記係員の認証に成功し、且つ、前記検出処理部により前記ロック機構が前記解錠状態であることを検出されるとともに前記金銭処理装置の前に前記人が検出された場合に、前記係員の操作に基づいて前記出金処理を実行してもよい。
これにより、金銭処理装置の前に無人の状態で前記出金処理が行われることを防止することができる。
本発明に係る金銭処理装置では、前記受付処理部は、前記顧客用操作画面において、宿泊施設に宿泊する前記顧客のチェックイン手続き及びチェックアウト手続きの少なくともいずれかの操作を受け付け可能であり、且つ、前記顧客の前記宿泊施設の利用代金の決済処理の操作を受け付ける構成であってもよい。これにより、本発明に係る金銭処理装置は、宿泊施設のチェックイン端末に適用可能である。
本発明の他の局面に係る金銭処理方法は、装置本体と、前記装置本体に設けられ、顧客が金銭を投入可能な金銭投入口と、前記装置本体に設けられ、前記顧客に前記金銭を払い出し可能な金銭払出口と、前記装置本体に設けられ、物理キーを介して施錠及び解錠を行うロック機構と、を備える金銭処理装置において実行される金銭処理方法であって、係員の認証処理を実行する認証ステップと、前記ロック機構が施錠状態であるか又は解錠状態であるかを検出する検出ステップと、前記認証ステップにおいて前記係員の認証に成功し、且つ、前記検出ステップにおいて前記ロック機構が前記解錠状態であることを検出された場合に、前記係員の操作に基づいて前記金銭払出口から前記金銭を出金する出金処理を実行する金銭処理ステップと、を一又は複数のプロセッサーにより実行する。
なお、本発明は、前記各ステップを一又は複数のプロセッサーに実行させるための金銭処理プログラムであってもよい。
本発明によれば、不正な出金処理を防ぐことが可能な金銭処理装置及び金銭処理方法が提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムの概略構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムの具体的構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムにおいて利用される予約情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムにおいて利用される作業者情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムにおいて利用される入出金処理情報の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末の一例を示す外観図である。 図7は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される操作画面の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される保守画面の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される保守画面の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される保守画面の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末の解錠状態の一例を示す外観図である。 図12は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される保守画面の一例を示す図である。 図13は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される保守画面の一例を示す図である。 図14は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される保守画面の一例を示す図である。 図15は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される保守画面の一例を示す図である。 図16は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムのチェックイン端末に表示される保守画面の一例を示す図である。 図17は、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステムの入出金処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[宿泊施設チェックインシステム100]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステム100は、管理装置10と、複数のチェックイン端末20とを含む。宿泊施設チェックインシステム100は、ホテル、旅館等の宿泊施設に導入される。管理装置10は、例えば宿泊施設のフロント、事務室等に配置され、予約を管理する。宿泊施設の管理者、従業員などは、管理装置10を操作することが可能である。チェックイン端末20は、本発明の金銭処理装置の一例であり、例えば宿泊施設のフロント付近に配置され、宿泊客である利用者(本発明の顧客の一例)によるチェックイン手続き、チェックアウト手続き、利用代金の支払い手続き(決済手続き)などの操作を受け付ける。管理装置10と複数のチェックイン端末20とは、宿泊施設に設置される有線LAN又は無線LANなどの通信網N1を介して通信可能である。チェックイン端末20は、宿泊施設に1台設置されてもよいし複数台設置されてもよい。図1では、一例として、3台のチェックイン端末20を示している。利用者は、所望のチェックイン端末20を操作可能である。
ここで、宿泊施設の利用者は、自身の利用者端末(不図示)を使用して、例えば、前記宿泊施設が運営するWEBサイトの宿泊予約ページにアクセスして宿泊予約を行う。管理装置10は、宿泊予約された予約情報を取得して予約を管理する。なお、予約処理は、管理装置10で実行されてもよいし、管理装置10に通信網N1を介して接続された予約サーバ(不図示)で実行されてもよい。例えば前記予約サーバーは、利用者から予約要求を受け付けて予約処理を実行し、予約が完了した場合に前記予約情報を管理装置10に通知する。前記利用者端末及び管理装置10は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網を介して通信可能である。宿泊予約した利用者は、宿泊日に前記宿泊施設を訪れ、チェックイン端末20を操作してチェックイン手続きを行う。また利用者は、必要に応じてチェックイン端末20を操作してチェックアウト手続きを行う。また利用者は、チェックイン又はチェックアウトの際に、利用代金の決済手続きを行う。
[管理装置10]
図2に示されるように、管理装置10は、制御部11、記憶部12、操作表示部13、通信インターフェース14などを備える。管理装置10は、例えばパーソナルコンピュータ又はタブレット端末のような情報処理装置であってもよい。また、管理装置10は、所謂ホテル管理システム(Property Management System)を構築する情報処理装置又はクラウドサーバであってもよい。管理装置10は、予約管理に加えて、客室管理、会計管理、及び顧客管理などの機能を備えてもよい。
通信インターフェース14は、管理装置10を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介してチェックイン端末20との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行する。また、通信インターフェース14は、管理装置10を有線又は無線で通信網(不図示)に接続し、当該通信網を介して前記利用者端末などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部13は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部12は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部12には、制御部11に各種処理を実行させるための制御プログラムが記憶されている。例えば、前記制御プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、管理装置10に電気的に接続されるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部12に記憶される。
また、記憶部12には、前記利用者端末から受け付けた宿泊予約の情報を表す予約情報121(予約情報データベース)と、チェックイン端末20の保守作業を行う作業者(本発明の係員の一例)に関する作業者情報122(作業者情報データベース)と、入出金処理に関する入出金処理情報123とが記憶される。前記保守作業には、チェックイン端末20から売上金などの金銭の回収を行う金銭回収作業(以下、出金処理という。)、チェックイン端末20に釣銭(硬貨、紙幣)などの金銭を補充する金銭補充作業(以下、入金処理という。)、ルームキーの回収を行うキー回収作業、ルームキーの補充を行うキー補充作業、レシートの回収を行うレシート回収作業、レシートの補充を行うレシート補充作業、各種の設定作業、各種の修理、点検、メンテナンス作業などが含まれる。前記保守作業を行う作業者は、前記宿泊施設の管理者、従業員の他、前記宿泊施設から保守作業を依頼される保守会社の従業員なども含まれる。保守作業を行う資格を有する作業者の情報は、作業者情報122に登録される。
図3は、予約情報121の一例を示す図である。図3に示す例では、2019年7月1日に宿泊施設を利用する利用者(宿泊者)の予約情報121を示している。予約情報121には、利用者の属性を表す情報が含まれる。図3では、説明の便宜上、一部の情報、具体的には、宿泊日、宿泊者名、予約者名、到着予定時刻、使用言語を示している。
図4は、作業者情報122の一例を示す図である。作業者情報122には、保守作業を行う資格を有する作業者ごとに、作業者ID、作業者名、パスワード、入出金権限などの情報が登録される。前記作業者ID及び前記パスワードは、前記保守作業を行う際に操作画面に入力される情報であり、作業者の認証処理に利用される。前記入出金権限は、前記保守作業のうち前記出金処理及び前記入金処理を行う権限の有無を示す情報である。前記入出金権限を有する作業者は、前記出金処理及び前記入金処理に関する作業資格を有し、前記入出金権限を有しない作業者は、前記出金処理及び前記入金処理に関する作業資格に有しない。作業者情報122の各情報は、例えば前記宿泊施設の管理者により登録される。
図5は、入出金処理情報123の一例を示す図である。入出金処理情報123には、前記入金処理及び前記出金処理の作業履歴(ログ)に関する情報が登録される。端末IDは、チェックイン端末20の識別情報である。制御部11は、前記入金処理及び前記出金処理が行われたチェックイン端末20から送信される作業者ID、作業名、端末ID、作業日時などの情報を取得して、入出金処理情報123に登録する。
制御部11は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部11は、前記ROM又は記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより管理装置10を制御する。
制御部11は、予約管理、客室管理、会計管理、及び顧客管理などに応じた処理を実行する。また制御部11は、複数のチェックイン端末20を管理及び制御する。
[チェックイン端末20]
図6は、チェックイン端末20の一例を示す外観図である。図2及び図6に示されるように、チェックイン端末20は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、人感センサー24、金銭投入口25、金銭払出口26、ロック機構27、鍵センサー28、通信インターフェース29、カメラ33などを備える。また、これらの構成要素は、チェックイン端末20の装置本体30に搭載される。また装置本体30の下部には、後述(図11参照)のように、金銭(硬貨、紙幣)を収容する金銭収容部40と、金銭収容部40の開口を開閉(閉塞及び開放)する扉31とが設けられている。なお、硬貨及び紙幣は、収容庫41(収容カセット)(図11参照)に個別に収容されてもよい。
また扉31にはロック機構27が搭載されており、ロック機構27は物理キー(不図示)を介して扉31の施錠及び解錠を行う。ロック機構27は、前記物理キーが挿入される鍵穴を備える機械式ロック機構である。例えば、ロック機構27の鍵穴に前記物理キーが挿入されて回転駆動された場合に、ロック機構27の留め具(不図示)が装置本体30の金銭収容部40に設けられた係止片32(図11参照)に係合することにより、扉31が装置本体30にロックされ、金銭収容部40の開口が閉塞する。前記物理キーは、例えば宿泊施設の管理室などに保管されており、前記宿泊施設では、例えば作業者が保守作業を行う際に前記物理キーを貸し出す運用が行われる。前記物理キーは、チェックイン端末20ごとに異なる鍵であってもよいし、共通の鍵であってもよい。
鍵センサー28は、ロック機構27が施錠状態であるか又は解錠状態であるかを検出するためのセンサーである。鍵センサー28は、例えば係止片32に設けられており、係止片32の係合状態を検出し、検出信号を制御部11に送信する。
なお、ロック機構27は、カードキー、電子キーを介して扉31の施錠及び解錠を行う電子式ロック機構であってもよい。
またチェックイン端末20には、クレジットカードなどのカード類を挿入するカード挿入部、ルームキーを発行するカード発行部、チェックイン手続きに関する操作案内を音声で出力するスピーカ、二次元コードなどの情報コード、利用者の旅券(パスポート)及び身分証明書などを読み取る読取部などが含まれてもよい。
図6に示すように、チェックイン端末20において、利用者は操作表示部23をタッチ操作することが可能となっている。利用者は、操作表示部23に表示される操作画面を操作しながらチェックイン手続き及びチェックアウト手続きを行う。また作業者も、操作表示部23をタッチ操作することが可能となっている。作業者は、操作表示部23に表示される保守画面を操作しながら保守作業(出金処理、入金処理など)を行う。前記操作画面は本発明の顧客用操作画面の一例であり、前記保守画面は本発明の係員用操作画面の一例である。
カメラ33は、操作表示部23の上部に設けられており、例えば利用者、作業者の顔画像を撮像する。カメラ33は、画像を撮像してデジタル画像データとして出力するデジタルカメラである。カメラ33は、ネットワークカメラであってもよい。
通信インターフェース29は、チェックイン端末20を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して管理装置10との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。操作表示部23は、利用者及び作業者の操作を受け付け可能である。
人感センサー24は、扉31の上部に設けられており、チェックイン端末20の前の人(利用者、作業者など)を検知する。人感センサー24は、例えば赤外線、超音波などを利用して人の所在(有無)を検知する。人感センサー24は、本発明の検知センサーの一例である。
金銭投入口25は、金銭を投入可能な投入口である。金銭投入口25は、硬貨を投入する硬貨投入口25Aと紙幣を投入する紙幣投入口25Bとを含む。例えば、利用者は、宿泊施設の利用代金の支払い(決済処理)を行う際に操作画面を操作して利用代金の金銭を金銭投入口25に投入する。また例えば、作業者は、金銭収容部40(図11参照)に金銭(硬貨、紙幣)を補充(入金処理)する際に保守画面を操作して金銭を金銭投入口25に投入する。金銭投入口25に金銭を投入して前記入金処理を行うことにより、金銭の真贋判定、投入金額の計数処理などを実行することが可能となる。なお、作業者は、装置本体30の扉31(図11参照)を開けて金銭収容部40に硬貨を補充することも可能である。例えば、大量の硬貨を金銭収容部40に補充する場合、作業者は、扉31を開けて、金銭収容部40に接続される硬貨受容皿(不図示)に硬貨を投入してもよい。前記硬貨受容皿に投入された硬貨は、前記計数処理などが実行されて金銭収容部40に収容される。ここで、前記入金処理において、扉31を開けて金銭収容部40に硬貨を補充する方法では、装置本体30内において前記硬貨受容皿から硬貨がこぼれ落ちて当該硬貨を見失う可能性がある。これに対して、金銭投入口25から硬貨を補充する方法では、金銭投入口25から硬貨が床面などにこぼれ落ちる可能性はあるものの、一般的に装置本体30の下部には床面との隙間を塞ぐ処理が施されているため、床面にこぼれ落ちた硬貨を容易に見つけることができ、また容易に回収することができる。よって、前記入金処理では、金銭投入口25から硬貨を補充する方法を実施することが好ましい。
金銭払出口26は、金銭を払い出し可能な払出口(放出口)である。金銭払出口26は、硬貨を払い出す硬貨払出口26Aと紙幣を払い出す紙幣払出口26Bとを含む。なお、紙幣投入口25B及び紙幣払出口26Bは一体に形成されてもよい。例えば、利用者が宿泊施設の利用代金の支払いにおいて金銭投入口25に投入した金額に対して釣銭がある場合に、前記釣銭が金銭払出口26から払い出される。また例えば、作業者が所定の金銭(例えば売上金)の回収(出金処理)を行う際に、前記金銭が金銭払出口26から払い出される。前記出金処理では、前記入金処理と同様に作業者は、装置本体30の扉31(図11参照)を開けて金銭収容部40から所定の金銭を回収する場合もあるが、セキュリティ確保及び業務効率化のため、金銭払出口26から金銭を回収する作業(出金処理)を行う。
記憶部22は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部22には、制御部21に後述の入出金処理(図17参照)を実行させるための入出金処理プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記入出金処理プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、チェックイン端末20に電気的に接続されるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。尚、前記入出金処理プログラムは、通信網N1を介してチェックイン端末20の記憶部22にダウンロードされてもよい。
また、記憶部22に、予約情報121(図3参照)、作業者情報122(図4参照)、及び入出金処理情報123(図5参照)の一部又は全部が記憶されてもよい。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりチェックイン端末20を制御する。
具体的に、制御部21は、図2に示すように、受付処理部211、表示処理部212、認証処理部213、検出処理部214、判定処理部215、入出金処理部216などの各種の処理部を含む。尚、制御部21は、前記CPUで前記入出金処理プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。尚、前記入出金処理プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受付処理部211は、宿泊施設の利用者がチェックイン端末20の操作表示部23の操作画面において操作した操作情報を取得する。例えば、利用者が図7に示す操作画面において前記チェックイン手続きの操作を行うと、受付処理部211は、当該操作情報を取得する。前記チェックイン手続きには、利用者が外国人の場合に旅券をスキャンする手続き、予約番号、氏名、電話番号、住所など宿泊者情報を入力する手続き、決済手続き、ルームキーを選択する手続きなどが含まれる。尚、利用者が、前記チェックイン手続きにおいて、前記利用者端末(携帯端末)に表示された前記二次元コードを読取部(不図示)に翳した場合に、受付処理部211が、読み取った前記二次元コードに含まれる前記宿泊者情報を取得してもよい。受付処理部211は、前記操作画面において、宿泊施設に宿泊する利用者のチェックイン手続き及びチェックアウト手続きの少なくともいずれかの操作を受け付け可能であり、且つ、利用者の前記宿泊施設の利用代金の決済処理の操作を受け付けることが可能である。
また受付処理部211は、作業者がチェックイン端末20の操作表示部23の保守画面において操作した操作情報を取得する。例えば、作業者が図9等に示す保守画面において保守作業(出金処理、入金処理など)の操作を行うと、受付処理部211は、当該操作情報を取得する。また受付処理部211は、前記保守作業に関する操作の内容(作業内容)、作業日時などの情報(作業履歴)を取得して管理装置10に送信する。管理装置10は、前記情報を入出金処理情報123(図5参照)に登録する。受付処理部211は、本発明の受付処理部の一例である。
表示処理部212は、各種の情報を操作表示部23に表示させる。例えば、表示処理部212は、チェックイン手続きに必要な情報を入力させるための操作画面を順次、操作表示部23に表示させる。またチェックイン端末20がチェックアウト手続きを行う機能を備える場合、表示処理部212は、チェックアウト手続きに必要な情報を入力させるための操作画面を順次、操作表示部23に表示させる。また例えば、表示処理部212は、保守作業に必要な情報を入力させるための保守画面を順次、操作表示部23に表示させる。表示処理部212は、本発明の表示処理部の一例である。
認証処理部213は、保守作業において入力された情報に基づいて、作業者の認証処理を実行する。認証処理部213は、本発明の認証処理部の一例である。例えば、認証処理部213は、管理装置10に記憶される作業者情報122(図4参照)を参照して、作業者が保守画面に入力した作業者ID及びパスワードが作業者情報122に登録された作業者ID及びパスワードに一致する場合に当該作業者を認証して保守作業を許可する。
例えば、保守作業を行う作業者は操作画面(図7参照)において保守画面へ移行するための選択ボタンK1を選択する。なお、前記保守画面に移行させるための操作方法はこれに限定されず、他の公知の方法であってもよい。表示処理部212は、操作表示部23に認証画面(図8参照)を表示させる。作業者が前記認証画面に作業者ID及びパスワードを入力すると、認証処理部213は、前記認証処理を実行する。作業者の認証に成功すると、表示処理部212は、操作表示部23に保守作業の受付画面(図9参照)を表示させる。認証された作業者は、前記受付画面において、例えばメンテナンス、出金処理、入金処理などの目的に応じた選択ボタンK2,K3,K4のいずれかを選択して、保守作業を実行する。
なお、認証処理部213は、作業者ID及びパスワードのいずれか一方を用いて前記認証処理を行ってもよいし、他の認証情報(生体情報など)を加えて前記認証処理を行ってもよい。
検出処理部214は、ロック機構27が施錠状態であるか又は解錠状態であるかを検出する。検出処理部214は、本発明の検出処理部の一例である。具体的には、検出処理部214は、鍵センサー28(図11参照)から出力される検出信号に基づいてロック機構27が施錠状態であるか又は解錠状態であるかを検出する。例えば、検出処理部214は、ロック機構27の留め具が係止片32(図11参照)に係合することにより扉31が装置本体30に密着してロックされた状態のときに施錠状態であると検出する。また検出処理部214は、ロック機構27の留め具が係止片32から外れた状態のときに解錠状態であると検出する。このため、検出処理部214は、ロック機構27の留め具が係止片32から外れていれば、外見上は扉31が装置本体30に密着している状態であっても解錠状態であると検出する。なお、図11では、説明の便宜上、扉31が開放された解錠状態を示している。
判定処理部215は、認証処理部213により作業者の認証に成功されたか否か、及び、検出処理部214により検出されるロック機構27の施解錠状態(施錠状態又は解錠状態)を判定する。判定処理部215は、判定結果を管理装置10に送信してもよい。管理装置10は、前記判定結果を取得することにより、各チェックイン端末20におけるロック機構27の施解錠の状態を把握することができる。なお、管理装置10は、ロック機構27の施解錠の状態を入出金処理情報123(図5参照)に登録してもよい。
受付処理部211は、判定処理部215の判定結果に基づいて作業者による前記保守作業の受け付けを許可又は拒否する。具体的には、受付処理部211は、認証処理部213により作業者の認証に成功し、且つ、検出処理部214によりロック機構27が解錠状態であることを検出された場合に、前記保守画面において作業者から、金銭払出口26から金銭を出金する前記出金処理の操作の受け付けを許可する。一方、受付処理部211は、認証処理部213により作業者の認証に失敗した場合、又は、検出処理部214によりロック機構27が施錠状態であることを検出された場合には、前記出金処理の操作の受け付けを拒否する。
また、受付処理部211は、認証処理部213により作業者の認証に成功し、且つ、検出処理部214によりロック機構27が施錠状態であることを検出された場合に、前記保守画面において作業者から、金銭投入口25から金銭を補充する前記入金処理の操作の受け付けを許可する。一方、受付処理部211は、認証処理部213により作業者の認証に失敗した場合、又は、検出処理部214によりロック機構27が解錠状態であることを検出された場合には、前記入金処理の操作の受け付けを拒否する。
入出金処理部216は、認証処理部213により作業員の認証に成功し、且つ、検出処理部214によりロック機構27が解錠状態であることを検出された場合に、作業員の操作に基づいて金銭払出口26から金銭を出金する前記出金処理を実行する。例えば入出金処理部216は、受付処理部211により受け付けられる前記操作に基づいて入出金処理を実行する。入出金処理部216は、本発明の金銭処理部の一例である。具体的には、入出金処理部216は、前記出金処理の操作の受け付けを許可された場合に、受付処理部211により受け付けられる前記出金処理に応じた操作に基づいて前記出金処理を実行する。例えば、入出金処理部216は、金銭収容部40に収容された所定の金銭を金銭払出口26から払い出させる。
また、入出金処理部216は、認証処理部213により作業員の認証に成功し、且つ、検出処理部214によりロック機構27が施錠状態であることを検出された場合に、作業員の操作に基づいて金銭投入口25から金銭を補充する前記入金処理を実行する。例えば入出金処理部216は、前記入金処理の操作の受け付けを許可された場合に、受付処理部211により受け付けられる前記入金処理に応じた操作に基づいて前記入金処理を実行する。例えば、入出金処理部216は、金銭投入口25から投入された金銭を金銭収容部40に収容する。
このように、入出金処理部216は、前記出金処理において、金銭収容部40に収容されている前記金銭を金銭払出口26から出金し、前記入金処理において、金銭投入口25から補充された前記金銭を金銭収容部40に収容する。
また入出金処理部216は、前記出金処理及び前記入金処理に応じた金額、例えば払出金額、入金金額、金銭収容部40の残金額の情報、前記出金処理及び前記入金処理の操作に関する情報(作業者、作業内容(操作内容)、作業日時など)を含む保守情報(ログ情報)を記憶部22に記録する。これらの保守情報は、保守画面において閲覧することが可能である。なお、記憶部22には、利用者(顧客)の決済処理に対応する操作情報も記憶され、当該操作情報は管理装置10でも記憶及び管理される。
その他、制御部21は、利用者に対するチェックイン及びチェックアウトに関する処理を実行する。例えば、制御部21は、読取部(不図示)においてスキャンした旅券画像と、カメラ(不図示)により撮像された利用者の顔画像とが一致する場合に当該利用者を認証して宿泊を許可する。また、制御部21は、利用者によるチェックインに必要な情報の入力が完了し、利用者の認証に成功した場合に、利用代金の支払い関する決済を行う。例えば、利用者がクレジットカードをチェックイン端末20のカード挿入部に挿入すると、制御部21は、利用者が利用する決済事業者の決済サーバーに決済要求を送信して決済処理を行う。決済処理が完了すると、チェックイン端末20は、例えば、ルームキー(カードキー)を利用者に対して発行してチェックイン手続きを完了する。
[入出金処理]
以下、チェックイン端末20の操作表示部23に表示される図7~図16に示す表示画面の具体例を参照しつつ、宿泊施設チェックインシステム100において実行される入出金処理の一例について説明する。図17は、前記入出金処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記入出金処理は、チェックイン端末20の制御部21により実行される。例えば、制御部21は、作業者から保守作業の操作指示を取得した場合に前記入出金処理プログラムの実行を開始することによって、前記入出金処理の実行を開始する。尚、前記入出金処理は、チェックイン端末20における所定の操作に応じて途中で終了されることがある。尚、本発明は、前記入出金処理に含まれる一又は複数のステップを実行する入出金方法(本発明の金銭処理方法の一例)の発明として捉えることができる。
また、ここで説明する前記入出金処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。また、前記入出金処理における各ステップは、同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部21によって前記入出金処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、他の実施形態では、複数のプロセッサーによって当該入出金処理における各ステップが分散して実行されてもよい。
先ずステップS11において、制御部21は、利用者が利用するための操作画面(図7参照)を操作表示部23に表示させる。利用者は、前記操作画面において、チェックイン手続き、チェックアウト手続きなどを行うことが可能である。ステップS11は、本発明の表示ステップの一例である。
次にステップS12において、制御部21は、前記操作画面において保守画面に移行するための指示を取得したか否かを判定する。具体的には、制御部21は、前記選択画面に表示される選択ボタンK1が選択(押下)されたか否かを判定する。選択ボタンK1が選択されない場合(S12:No)、処理はステップS13に移行する。選択ボタンK1が選択された場合(S12:Yes)、処理はステップS15に移行する。
ステップS13では、制御部21は、前記操作画面において利用者操作を受け付けたか否かを判定する。具体的には、制御部21は、前記操作画面(図7参照)において、利用者からチェックアウト手続き、チェックアウト手続きなど、利用者による宿泊施設の利用に関する操作を受け付けたか否かを判定する。前記利用者操作を受け付けた場合(S13:Yes)、処理はステップS14に移行し、制御部21は、前記利用者操作に応じた処理を実行する。例えば、制御部21は、チェックアウト処理、チェックアウト処理を実行する。前記利用者操作を受け付けない場合(S13:No)、処理はステップS12に戻り上記処理を繰り返す。
ステップS15において、制御部21は、操作表示部23に前記認証画面(図8参照)を表示させて、作業者により入力される前記作業者ID及び前記パスワードを取得する。制御部21は、前記作業者ID及び前記パスワードを取得するまで待機する(S15:No)。制御部21が前記作業者ID及び前記パスワードを取得すると(S15:Yes)、処理はステップS16に移行する。
ステップS16において、制御部21は、前記作業者ID及び前記パスワードに基づいて作業者の認証処理を実行する。制御部21は、管理装置10に記憶される作業者情報122(図4参照)を参照して、作業者が認証画面に入力した前記作業者ID及び前記パスワードが作業者情報122に登録された前記作業者ID及び前記パスワードに一致する場合に当該作業者を認証する。作業者の認証に成功した場合(S16:Yes)、処理はステップS17に移行する。一方、作業者の認証に失敗した場合(S16:No)、処理はステップS15に戻る。なお、前記作業者ID及び前記パスワードの認証処理を所定回数連続して失敗した場合は、制御部21は、前記入出金処理を終了させてもよい。ステップS16は、本発明の認証ステップの一例である。
ステップS17において、制御部21は、操作表示部23に前記保守作業の受付画面(図9参照)を表示させる。前記受付画面には、例えばメンテナンス、出金処理、入金処理などの目的に応じた選択ボタンK2,K3,K4が表示され、作業者は作業目的に応じていずれかを選択する。ステップS17は、本発明の表示ステップの一例である。
次にステップS18において、制御部21は、前記受付画面(図9参照)においていずれの操作(保守操作)を受け付けたかを判定する。制御部21は、前記受付画面において「出金処理」を受け付けた場合、作業者に対して、前記物理キーによりロック機構27を解錠するように促すメッセージを操作表示部23に表示させる(図10参照)。なお、図10に示す画面は一例であって、表示内容はこれに限定されない。例えば、「ロック機構の解錠を検出中」のメッセージが省略されてもよい。
ステップS19において、制御部21は、ロック機構27が解錠されたことを検出するまで待機する。例えば作業者は、宿泊施設の管理室などに保管されている物理キー(鍵)を借りてチェックイン端末20まで持参して扉31のロック機構27を解除する。図11に示すように、ロック機構27が解錠された場合(S19:Yes)、処理はステップS20に移行する。ステップS19は、本発明の検出ステップの一例である。
ステップS20において、制御部21は、前記出金処理の受け付けを許可する。例えば、制御部21は、図12に示すように、出金する金額を入力する入力画面を操作表示部23に表示させる。作業者は、前記入力画面において出金する金額を入力して「OK」ボタンを選択する。ステップS20は、本発明の受付ステップの一例である。
次にステップS21において、制御部21は、前記入力された金額について前記出金処理を実行する。例えば、制御部21は、金銭収容部40に収容された金銭のうち前記入力された金額に応じた金銭を金銭払出口26から払い出させる。作業者は、金銭払出口26に払い出された金銭を回収する。これにより前記出金処理が完了する。制御部21は、前記出金処理が終了すると、作業者に対して、前記物理キーによりロック機構27を施錠するように促すメッセージを操作表示部23に表示させる(図13参照)。なお、図13に示す画面は一例であって、表示内容はこれに限定されない。例えば、図13に示す画面において、「ロック機構の施錠を検出中」のメッセージが省略されてもよい。ステップS21は、本発明の金銭処理ステップの一例である。
なお、ステップS19、S20の処理は、ステップS21の前記出金処理に含まれてもよい。例えば、作業者が前記受付画面において「出金処理」を選択して出金する金額を入力した場合に、制御部21が、ロック機構27が解錠されているか否かを判定し、ロック機構27が解錠されていない場合には、作業者に対して、前記物理キーによりロック機構27を解錠するように促すメッセージを操作表示部23に表示させる。制御部21は、ロック機構27が解錠されていることを検出した場合に、前記入力された金額に応じた金銭を金銭払出口26から払い出させる。このように、前記出金処理の際にロック機構27が解錠されているか否かの判定処理は、作業者が前記出金処理に関する操作(例えば金額を入力する操作)を行う前に実行されてもよいし、作業員が当該操作を行った時点で実行されてもよい。
すなわち、制御部21は、作業員の認証に成功し、且つ、ロック機構27が前記解錠状態であることを検出したことを条件として、作業員の操作に基づいて前記出金処理を実行可能とする。
次にステップS22において、制御部21は、ロック機構27が施錠されたか否かを判定する。ロック機構27が施錠された場合(S22:Yes)、制御部21は前記保守作業を終了させて、処理はステップS11に戻る。
一方、ロック機構27が施錠されない場合(S22:No)、すなわち例えば作業者が図13に示す画面において「受付画面へ」を選択した場合、処理はステップS18に戻る。ステップS18において、制御部21は、再度、前記受付画面(図9参照)においていずれの操作(保守操作)を受け付けたかを判定する。ここで制御部21が再度「出金処理」を受け付けた場合、前記出金処理を継続して実行する。これにより、作業者は、連続して前記出金処理を実行することが可能となる。
またステップS18において、制御部21が前記受付画面(図9参照)において「入金処理」を受け付けた場合、処理はステップS23に移行する。また制御部21は、前記受付画面において「入金処理」を受け付けた場合、作業者に対して、前記物理キーによりロック機構27を施錠するように促すメッセージを操作表示部23に表示させる(図14参照)。なお、図14に示す画面は一例であって、表示内容はこれに限定されない。例えば、図14に示す画面において、「ロック機構の施錠を検出中」のメッセージが省略されてもよい。
ステップS23において、制御部21は、ロック機構27が施錠されたことを検出するまで待機する。ロック機構27が施錠された場合(S23:Yes)、処理はステップS24に移行する。
ステップS24において、制御部21は、前記入金処理の受け付けを許可する。例えば、制御部21は、図15に示すように、金銭(現金)を金銭投入口25に投入するように促すメッセージを操作表示部23に表示させる。作業者は、入金する金銭を金銭投入口25に投入して「OK」ボタンを選択する。制御部21は、前記投入された金銭の合計金額を算出して操作表示部23に表示させる(図16参照)。作業者は、金額が正しければ「OK」ボタンを選択し、金額が正しくなければ「再入金」の操作を行う。
次にステップS25において、制御部21は、前記投入された金銭について前記入金処理を実行する。例えば、制御部21は、前記投入された金銭を金銭収容部40に収容する。これにより前記入金処理が完了する。前記入金処理が終了すると、処理はステップS18に戻り上述の処理を繰り返す。
なお、ステップS23、S24の処理は、ステップS25の前記入金処理に含まれてもよい。例えば、作業者が前記受付画面において「入金処理」を選択して金銭を投入した場合に、制御部21が、ロック機構27が施錠されているか否かを判定し、ロック機構27が施錠されていない場合には、作業者に対して、前記物理キーによりロック機構27を施錠するように促すメッセージを操作表示部23に表示させる。制御部21は、ロック機構27が施錠されていることを検出した場合に、前記投入された金銭を金銭収容部40に収容する。このように、前記入金処理の際にロック機構27が施錠されているか否かの判定処理は、作業者が前記入金処理に関する操作(例えば金銭を投入する操作)を行う前に実行されてもよいし、作業員が当該操作を行った時点で実行されてもよい。
すなわち、制御部21は、作業員の認証に成功し、且つ、ロック機構27が前記施錠状態であることを検出したことを条件として、作業員の操作に基づいて前記入金処理を実行可能とする。
なお、ステップS18において、制御部21は、前記受付画面(図9参照)において「キャンセル」を受け付けた場合、処理はステップS11に戻る(S18:No)。また、図示は省略するが、ステップS18において、制御部21は、前記受付画面(図9参照)において「メンテナンス」を受け付けた場合、メンテナンス処理に関する操作画面を表示させてメンテナンス処理を実行する。
以上のように、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステム100では、作業者が金銭払出口26から前記出金処理を行う場合に、前記作業者ID及び前記パスワードの認証に加えて、前記物理キーによるロック機構27の解錠を、前記出金処理を実行可能にする条件としている。このため、前記作業者ID及び前記パスワードが認証されただけでは、前記出金処理が実行されない。よって、前記作業者ID及び前記パスワードを不正に取得した第三者によりチェックイン端末20から金銭が不正に引き出される盗難を防止することができる。
また、本発明の実施形態に係る宿泊施設チェックインシステム100では、作業者が金銭投入口25から前記入金処理を行う場合に、前記作業者ID及び前記パスワードの認証に加えて、前記物理キーによるロック機構27の施錠を、前記入金処理を実行可能にする条件としている。このため、前記作業者ID及び前記パスワードが認証されただけでは、前記入金処理が実行されない。よって、例えば扉31を開放して金銭を入金する作業と、金銭投入口25から金銭を入金する作業とを並行して実行されることを防ぐことができるため、前記入金作業の作業ミスなどを防ぐことができる。
また、前記出金処理及び前記入金処理を続けて実行する場合に、作業者は、前記物理キーによりロック機構27を解錠して前記出金処理を実行した後に、ロック機構27を施錠して前記入金処理を実行する。このように、前記出金処理及び前記入金処理それぞれの処理を、ロック機構27の解錠及び施錠の状態により区別することができるとともに、一連の操作の流れで実行することができる。よって、前記出金処理及び前記入金処理の作業ミスを防ぐことができるとともに、作業効率を向上させることができる。
本発明の宿泊施設チェックインシステム100は、上述の実施形態に限定されず、以下に示す形態であってもよい。
他の実施形態として、チェックイン端末20の制御部21は、前記作業者ID及び前記パスワードの認証及び前記物理キーによるロック機構27の施解錠の状態に関する条件に加えて、作業者の入出金権限(図4参照)に基づいて、前記保守操作の受け付けを許可又は拒否してもよい。例えば、作業者A(作業者ID「00001」)は前記入出金権限を有するため、図9に示す前記保守作業の受付画面において「出金処理」又は「入金処理」を選択した場合に、制御部21は、これらの処理の受け付けを許可する。一方、例えば、作業者B(作業者ID「00002」)は前記入出金権限を有しないため、図9に示す前記保守作業の受付画面において「出金処理」又は「入金処理」を選択した場合に、制御部21は、これらの処理の受け付けを拒否する。なお、作業者Bが前記受付画面において「メンテナンス」を選択した場合には、当該処理の受け付けを許可する。
また、他の実施形態として、制御部21は、前記作業者ID及び前記パスワードの認証及び前記物理キーによるロック機構27の施解錠の状態に関する条件に加えて、人感センサー24による検知結果に基づいて、前記保守操作の受け付けを許可又は拒否してもよい。例えば、制御部21は、前記作業者ID及び前記パスワードの認証に成功し、前記物理キーによりロック機構27が解錠され、チェックイン端末20の前に人が検出された場合に、前記出金処理の受け付けを許可する。これにより、チェックイン端末20の前に無人の状態で前記出金処理が行われることを防止することができる。
また、制御部21は、人感センサー24による検知結果とカメラ33により撮像される撮像画像とに基づいて前記保守操作の受け付けを許可又は拒否してもよい。例えば、制御部21は、前記作業者ID及び前記パスワードの認証に成功し、前記物理キーによりロック機構27が解錠され、人感センサー24により人が検知され、カメラ33により撮像された顔画像が予め登録された作業者の顔画像と一致する場合に、前記出金処理の受け付けを許可する。
また、他の実施形態として、管理装置10が複数のチェックイン端末20の保守処理の状況を管理して各チェックイン端末20を制御してもよい。例えば、複数のチェックイン端末20のうち1台のチェックイン端末20において前記出金処理が実行されている間は、管理装置10は、他のチェックイン端末20において前記出金処理及び前記入金処理の受け付けを拒否させる。また、この場合、管理装置10は、他のチェックイン端末20において、前記物理キーによるロック機構27の解錠操作を無効に設定してもよい。
本発明に係るチェックイン端末20は、操作表示部23を利用者及び作業者が操作可能であるため、例えば作業者が操作中(保守作業中)は利用者の利用が制限されてしまう。そこで、利用者の利便性が損なわれないように、作業者が操作可能な時間を予め設定してもよい。制御部21は、前記設定された時間帯だけ、操作画面(図7参照)に前記保守画面の選択ボタンK1を表示させて、前記保守操作の受け付けを可能とする。
また、他の実施形態として、チェックイン端末20の制御部21に含まれる受付処理部211、表示処理部212、認証処理部213、検出処理部214、判定処理部215、入出金処理部216などの各種の処理部は、管理装置10の制御部11に含まれてもよい。
また、他の実施形態として、ロック機構27は、装置本体30において扉31とは異なる場所に設けられてもよい。また、ロック機構27は、金銭収容部40の開閉を行う機能を備えていなくてもよい。例えば、ロック機構27は、前記物理キーを単に鍵穴に挿入するものであってもよい。この場合、制御部21は、前記物理キーがロック機構27に挿入されたか否かを検出すればよい。また前記物理キーは、鍵状に形成されたものでなくてもよい。
上述の実施形態に示したように、本発明の金銭処理装置は、宿泊施設に設置されるチェックイン端末20に適用することができる。また、本発明の金銭処理装置は、チェックイン端末に限定されず、駅に設置される券売機及び精算機、その他の各種施設に設置される自動販売機、現金自動預け払い機、精算機などに適用することもできる。
10 :管理装置
20 :チェックイン端末
21 :制御部
23 :操作表示部
24 :人感センサー
25 :金銭投入口
26 :金銭払出口
27 :ロック機構
28 :鍵センサー
30 :装置本体
31 :扉
32 :係止片
40 :金銭収容部
41 :収容庫
100 :宿泊施設チェックインシステム
211 :受付処理部
212 :表示処理部
213 :認証処理部
214 :検出処理部
215 :判定処理部
216 :入出金処理部

Claims (10)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に設けられ、顧客が金銭を投入可能な金銭投入口と、
    前記装置本体に設けられ、前記顧客に前記金銭を払い出し可能な金銭払出口と、
    前記装置本体に設けられ、物理キーを介して施錠及び解錠を行うロック機構と、
    係員の認証処理を実行する認証処理部と、
    前記ロック機構が施錠状態であるか又は解錠状態であるかを検出する検出処理部と、
    前記認証処理部により前記係員の認証に成功し、且つ、前記検出処理部により前記ロック機構が前記施錠状態であることを検出された場合に、前記係員の操作に基づいて前記金銭投入口から前記金銭を補充する入金処理を実行する金銭処理部と、
    を備える金銭処理装置。
  2. さらに、前記金銭処理部は、前記認証処理部により前記係員の認証に成功し、且つ、前記検出処理部により前記ロック機構が前記解錠状態であることを検出された場合に、前記係員の操作に基づいて前記金銭払出口から前記金銭を出金する出金処理を実行する、
    請求項1に記載の金銭処理装置。
  3. 前記顧客が操作可能な顧客用操作画面と、前記係員が操作可能な係員用操作画面とを表示部に表示させる表示処理部と、
    前記認証処理部により前記係員の認証に成功し、且つ、前記検出処理部により前記ロック機構が前記解錠状態であることを検出された場合に、前記係員用操作画面において前記係員から前記出金処理の操作を受け付ける受付処理部と、
    をさらに備え、
    前記金銭処理部は、前記受付処理部により受け付けられる前記操作に基づいて前記出金処理を実行する、
    請求項に記載の金銭処理装置。
  4. 前記顧客が操作可能な顧客用操作画面と、前記係員が操作可能な係員用操作画面とを表示部に表示させる表示処理部と、
    前記認証処理部により前記係員の認証に成功し、且つ、前記検出処理部により前記ロック機構が前記施錠状態であることを検出された場合に、前記係員用操作画面において前記係員から前記入金処理の操作を受け付ける受付処理部と、
    をさらに備え、
    前記金銭処理部は、前記受付処理部により受け付けられる前記操作に基づいて前記入金処理を実行する、
    請求項1から3のいずれかに記載の金銭処理装置。
  5. 前記ロック機構は、前記金銭を収容可能な金銭収容部の開口を開閉する扉の施錠及び解錠を行う、
    請求項1から4のいずれかに記載の金銭処理装置。
  6. 前記ロック機構は、前記物理キーが挿入される鍵穴を備える機械式ロック機構である、
    請求項5に記載の金銭処理装置。
  7. 前記金銭処理部は、前記出金処理において、前記金銭を収容可能な金銭収容部に収容されている前記金銭を前記金銭払出口から出金し、前記入金処理において、前記金銭投入口から補充される前記金銭を前記金銭収容部に収容する、
    請求項又はに記載の金銭処理装置。
  8. 前記検出処理部は、前記金銭処理装置に設けられる検知センサーにより前記金銭処理装置の前に人が存在するか否かを検出し、
    前記金銭処理部は、前記認証処理部により前記係員の認証に成功し、且つ、前記検出処理部により前記ロック機構が前記解錠状態であることを検出されるとともに前記金銭処理装置の前に前記人が検出された場合に、前記係員の操作に基づいて前記出金処理を実行する、
    請求項2又は3に記載の金銭処理装置。
  9. 前記受付処理部は、前記顧客用操作画面において、宿泊施設に宿泊する前記顧客のチェックイン手続き及びチェックアウト手続きの少なくともいずれかの操作を受け付け可能であり、且つ、前記顧客の前記宿泊施設の利用代金の決済処理の操作を受け付け、
    前記金銭投入口は、前記顧客から前記利用代金に応じた前記金銭が投入され、前記金銭払出口は、前記顧客が投入した前記金銭の釣銭を払い出す、
    請求項又は4に記載の金銭処理装置。
  10. 装置本体と、
    前記装置本体に設けられ、顧客が金銭を投入可能な金銭投入口と、
    前記装置本体に設けられ、前記顧客に前記金銭を払い出し可能な金銭払出口と、
    前記装置本体に設けられ、物理キーを介して施錠及び解錠を行うロック機構と、
    を備える金銭処理装置において実行される金銭処理方法であって、
    係員の認証処理を実行する認証ステップと、
    前記ロック機構が施錠状態であるか又は解錠状態であるかを検出する検出ステップと、
    前記認証ステップにおいて前記係員の認証に成功し、且つ、前記検出ステップにおいて前記ロック機構が前記施錠状態であることを検出された場合に、前記係員の操作に基づいて前記金銭投入口から前記金銭を補充する入金処理を実行する金銭処理ステップと、
    を一又は複数のプロセッサーにより実行する金銭処理方法。
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