JP6822353B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート本体と、車室内で前記シート本体を支持する支持テーブルと、前記シート本体を前記支持テーブル上の格納位置と乗降位置間で移動させる移動機構等とを備える車両用シート装置に関する。
これに関連する車両用シート装置が特許文献1に記載されている。特許文献1の車両用シート装置100は、図15に示すように、シート本体102と、シート本体102を車両前向きの着座位置とドア開口部側を向く横向き位置間で水平回動させる支持する支持テーブル104とを備えている。そして、支持テーブル104上にシート本体102を格納位置と乗降位置間で移動させるスライド昇降装置105が設けられている。スライド昇降装置105は、4節リンク機構105yを備えており、その4節リンク機構105yの後部に係合部材106が固定されている。
また、車両フロア側には、図16に示すように、支持テーブル104がシート本体102を車両前向きの着座位置まで回動させる過程で、係合部材106が非接触状態で入り込めるように構成された被係合部材108が設けられている。即ち、支持テーブル104がシート本体102と共に車両前向きの着座位置まで回動して回動ストッパ(図示省略)が動作した状態で、係合部材106と被係合部材108とは非接触状態で係合可能に保持される。そして、衝突荷重を受けてシート本体102が車両前方に移動を開始すると、係合部材106が被係合部材108と係合してシート本体102の前方移動が止められる。
特開2009−96282号公報
車両用シート装置100では、支持テーブル104がシート本体102と共に車両前向きの着座位置まで回動して回動ストッパ(図示省略)が動作した状態で、係合部材106と被係合部材108とは非接触で係合が可能な状態に保持される。ここで、例えば、前記回動ストッパ(図示省略)が動作するのと同時に係合部材106と被係合部材108とを係合させようとすると、支持テーブル104の回動動作と、被係合部材108に対する係合部材106の係合動作とを連動させる必要がある。このため、前記二つの動作を連動させるためのカム機構等が必要となり、構造が複雑化してコストアップになる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、シート本体が格納位置に戻される際、格納ストッパとシートロック装置とを簡単な構成で共に動作させられるようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。請求項1の発明は、シート本体と、車室内で前記シート本体を支持する支持テーブルと、前記シート本体を前記支持テーブル上の格納位置と乗降位置間で移動させる移動機構と、前記シート本体を前記格納位置で停止させる格納ストッパと、前記シート本体を前記格納位置でロックするシートロック装置とを備える車両用シート装置であって、前記シートロック装置は、前記シート本体側に設けられたストライカ、あるいはロック機構のいずれか一方と、前記支持テーブル側に設けられたストライカ、あるいはロック機構のいずれか他方とが係合することでロック状態となり、前記ストライカが変位可能な状態で前記シート本体、あるいは前記支持テーブルに対して取付けられていることで、前記シートロック装置ロック状態のときに、前記シート本体が前記支持テーブル上の前記格納位置の近傍と前記格納位置間で移動できるように構成されている。
本発明によると、シートロック装置は、前記ロック状態でシート本体が格納位置の近傍と前記格納位置間で移動するのを許容できるように構成されている。このため、格納ストッパが動作する前にシートロック装置のストライカとロック機構とが係合しても、シートロック装置がシート本体の移動を妨げることがない。したがって、シート本体の移動と、シートロック装置の係合動作とを連動させるカム機構等を設ける必要がなくなり、シート本体の格納位置で格納ストッパとシートロック装置とを共に動作させることができる。
即ち、シートロック装置がロック状態でシート本体が支持テーブル上の格納位置近傍から格納位置まで移動する際、ストライカが変位するようになる。
請求項2の発明によると、ストライカは付勢力により原位置に保持されており、前記ストライカに対して前記ロック機構を介して前記シート本体の移動に起因する力が加わることで、前記ストライカが前記付勢力に抗して原位置から変位する。このため、シートロック装置のストライカとロック機構との係合が解除されると、ストライカが付勢力で原位置に戻される。
請求項3の発明によると、支持テーブルは、格納位置にあるシート本体を車両前向きの着座位置と車両のドア開口部の方向を向く横向き位置間で水平回動可能に構成されている。
請求項4の発明によると、移動機構は、シート前後方向に配置されて、支持テーブルに対して上下回動可能に連結された前側リンクと後側リンクと、前記前側リンクと後側リンクとの回動自由端側をつなぐリンクで、前記シート本体を支持する支持リンクと、前記前側リンク、あるいは後側リンクを回動させる駆動装置とを備えている。
請求項5の発明によると、ストライカは、シート本体を支持する後部フレームに上下回動可能な状態で連結されており、ロック機構は、支持テーブルの後部に設けられて、前記ストライカと係合可能な位置に位置決めされている。即ち、ストライカを後部フレームに上下回動可能な状態で連結する構成のため、ストライカを変位可能な状態で連結する構成が簡単になる。
本発明によると、シート本体が格納位置に戻される際、格納ストッパとシートロック装置とを簡単な構成で共に動作させられるようになる。
本発明の実施形態1に係る車両用シート装置においてシート本体が車両前向きの着座位置にある状態の模式斜視図である。 前記車両用シート装置においてシート本体がドア開口部の乗降位置にある状態の模式側面図である。 前記車両用シート装置の全体側面図である。 前記車両用シート装置の動作側面図である。 前記車両用シート装置の動作側面図である。 前記車両用シート装置の4節リンク機構の分解斜視図である。 前記車両用シート装置の4節リンク機構の側面図である。 前記車両用シート装置の4節リンク機構の動作側面図である。 前記車両用シート装置の4節リンク機構の動作側面図である。 前記車両用シート装置の4節リンク機構における駆動装置の分解斜視図である。 前記車両用シート装置の格納ストッパを表す側面図である。 前記車両用シート装置のシートロック装置を表す側面図である。 前記シートロック装置のストライカの斜視図である。 前記シートロック装置のストライカの斜視図である。 従来の車両用シート装置の側面図である。 従来の車両用シート装置におけるシートロック装置の側面図である。
[実施形態1]
以下、図1〜図14に基づいて、本発明の実施形態1に係る車両用シート装置の説明を行なう。本実施形態に係る車両用シート装置は、図1等に示すように、乗用車Cの助手席等に使用されるシート装置である。ここで、図中に示す前後左右及び上下は、車両用シート装置10を備える乗用車Cの前後左右及び上下に対応している。また、図中のシート前後、シート左右は、車両用シート装置10のシート本体12における前後左右に対応している。
<車両用シート装置10の概要について>
車両用シート装置10は、図1、図2等に示すように、シート本体12と、そのシート本体12を車室内の着座位置とドア開口部Dの乗降位置間で移動させるシート移動装置200とから構成されている。シート本体12は、シートクッション14とシートバック16とを備えており、前記シートクッション14とシートバック16との連結位置にシートバック16の傾斜角度(リクライニング角度)を調整するリクライナ18が設けられている。シート移動装置200は、図3〜図5に示すように、車両フロアF上に設置された前後スライド機構20と、その前後スライド機構20の前後スライドベース21上に設置された回転機構30と、その回転機構30の回転テーブル35上に設置された4節リンク機構40とを備えている。そして、4節リンク機構40の支持リンク45等によってシート本体12が下方から支持されている。
<前後スライド機構20について>
前後スライド機構20は、車室内でシート本体12を車両前後方向に移動させる機構である。前後スライド機構20は、図3等に示すように、車両フロアFの固定ベース23上で車両前後方向に延びる左右一対の固定側レール22と、左右一対の固定側レール22に沿って摺動する左右の摺動体22sとを備えている。そして、左右の摺動体22sが前後スライドベース21の下面に固定されている。また、固定ベース23と前後スライドベース21間には、固定ベース23に対して前後スライドベース21を前後スライドさせるための駆動部(図示省略)が設けられている。
<回転機構30について>
回転機構30は、シート本体12を車両前向きの着座位置とドア開口部D側を向く横向き位置との間で約100°水平回転させる機構である。回転機構30は、図3等に示すように、前後スライドベース21上に固定された内輪31と、内輪31に対して回転可能に支持された外輪33と、外輪33上に固定された回転テーブル35とを備えている。そして、前後スライドベース21上に内輪31に対して外輪33を回転させる駆動部(図示省略)が設けられている。
<4節リンク機構40について>
4節リンク機構40は、シート本体12を回転テーブル35上の格納位置(前記横向き位置)とドア開口部Dの乗降位置間で移動させる機構であり、回転テーブル35の幅方向両側(シート左側と右側)とにそれぞれ設けられている。4節リンク機構40は、図3〜図5に示すように、シート本体12をシート前方向に移動させながら下降させ、さらにシート本体12を徐々に前傾させられるように構成されている。回転テーブル35上には、図6に示すように、幅方向両側(シート左右)にシート前側が低くシート後側高い山形の側壁部35wが設けられており、左右の側壁部35wが4節リンク機構40の固定リンクを構成している。
そして、回転テーブル35における左右の側壁部35wのシート前端部35fには、前側リンク44の一端部44dが上下回動可能な状態で連結されている。また、左右の側壁部35wの後部位置の頂部35tには後側リンク43の一端部43dが上下回動可能な状態で連結されている。即ち、前側リンク44と回転テーブル35の側壁部35wとの連結位置は、後側リンク43と回転テーブル35の側壁部35wとの連結位置よりも低い位置にある。さらに、前側リンク44の長さ寸法は後側リンク43の長さ寸法よりも大きく設定されており、両リンク43,44が起立した状態で前側リンク44と後側リンク43との回動自由端側(他端部)はほぼ等しい高さになる。
前側リンク44の他端部44u(回動自由端側)は、図6、図7に示すように、支持リンク45の中央部45cに上下回動可能な状態で連結されており、後側リンク43の他端部43u(回動自由端側)が前記支持リンク45の後端部45bに上下回動可能な状態で連結されている。そして、図7に示すように、前側リンク44が回転テーブル35に対して直角に起立した状態で、後側リンク43が回転テーブル35に対して後方に傾斜した状態で起立し、支持リンク45が水平に保持される。左右の支持リンク45の後端部は、図6に示すように、後梁部46によって連結されており、これにより平面コ字形の架台が形成される。そして、平面コ字形に形成された左右の支持リンク45と後梁部46とによってシート本体12が下方から支持されている。
<4節リンク機構40の駆動装置50について>
回転テーブル35上には、左右の4節リンク機構40の後側リンク43を同時に上下回動させる駆動装置50が設置されている。駆動装置50は、図10に示すように、回転テーブル35上を横断するように配置された直線状のドライブシャフト51を備えており、前記ドライブシャフト51の一端側と他端側とがそれぞれ左右の後側リンク43の係合溝43mと係合している。ドライブシャフト51は、補強ブラケット52によって補強されている。補強ブラケット52は、ドライブシャフト51と平行に設けられた補強板52bと、補強板52bとドライブシャフト51とを長さ方向において複数箇所で連結する連結板52cとから構成されている。
また、駆動装置50は、軸心が水平になるように配置された円板部54と、その円板部54を軸心回りに回動させるモータ55、及び歯車機構56とからなる駆動源を備えている。円板部54には、円周方向における一箇所にU字形の切欠54cが形成されており、その切欠54cにドライブシャフト51の長さ方向における中央部が径方向から嵌合している。これにより、駆動装置50の駆動源のモータ55が回転すると、円板部54が軸心回りに回動し、水平に保持されたドライブシャフト51が円板部54の軸心を中心に円弧運動するようになる。ここで、円板部54の軸心と後側リンク43の一端部43d(回転中心43d)とは同軸に保持されている。
駆動装置50のドライブシャフト51が係合する後側リンク43の係合溝43mは、図7に示すように、ドライブシャフト51が径方向から嵌め込まれるようにU字形の切欠状に形成されている。そして、係合溝43mは、後側リンク43の回動中心43dの近傍でその回動中心43dを通る直線に沿って形成されており、前記回動中心43dと反対側が開放されている。ここで、後側リンク43の幅寸法は、係合溝43mの深さ寸法を考慮して前側リンク44の幅寸法の約2倍程度に設定されている。
そして、図7に示す状態から駆動装置50の円板部54が左回動すると、ドライブシャフト51が円板部54の軸心回りに左回動方向に円弧運動して後側リンク43を回動中心43d回りに左回動させる。これにより、図8に示すように、4節リンク機構40の前側リンク44と後側リンク43とが前方に徐々に倒伏し、支持リンク45及びシート本体12がシート前方向に移動しながら下降し、さらに徐々に前傾するようになる。そして、図9に示すように、4節リンク機構40の前側リンク44と後側リンク43とが支持リンク45とほぼ一直線になる位置まで倒伏した段階で、駆動装置50が停止し、4節リンク機構40の左回動が止められる。
また、図9に示す状態から駆動装置50の円板部54が右回動すると、ドライブシャフト51が円板部54の軸心回りに右回動方向に円弧運動して後側リンク43を回動中心43d回りに右回動させる。これにより、図8に示すように、4節リンク機構40の前側リンク44と後側リンク43とが徐々に起立し、支持リンク45及びシート本体12がシート後方向に移動しながら上昇する。さらに、シート本体12は前傾の状態から徐々に水平状態まで戻るようになる。そして、図7に示すように、シート本体12が水平な横向き位置まで戻された状態で、図11に示すように、駆動装置50の補強ブラケット52の受け部Bが回転テーブル35の後壁部35sの格納ストッパSに当接して、4節リンク機構40の右回動が止められる。即ち、駆動装置50の補強ブラケット52の受け部Bが回転テーブル35の後壁部35sの格納ストッパSに当接した状態で、シート本体12が回転テーブル35上の格納位置に保持される。また、シート本体12が水平な格納位置まで戻される際に、図12に示すように、シートロック装置60が動作し、シート本体12が回転テーブル35にロックされる。即ち、回転テーブル35が本発明の支持テーブルに相当し、前記4節リンク機構40が本発明の移動機構に相当する。
<シートロック装置60について>
シートロック装置60は、図12に示すように、左右の支持リンク45の後端部をつなぐ後梁部46の下側に取付けられたストライカ61と、回転テーブル35の後壁部35sの支持部R(図6等参照)に取付けられたロック機構65とを備えている。ストライカ61は、図13、図14に示すように、ストライカシャフト62と、ストライカシャフト62を支持する可動ブラケット63と、可動ブラケット63を上下回動可能に支持し、前記後梁部46に固定される固定ブラケット64とから構成されている。
可動ブラケット63は、図12等に示すように、後梁部46に沿ってシート左右方向に延びる連結軸63jにより固定ブラケット64に対して上下回動可能な状態で連結されている。また、ストライカシャフト62は略U字形に折曲成形されており、そのストライカシャフト62の両端上部が可動ブラケット63内に収納された状態で可動ブラケット63の内壁面に固定されている。そして、可動ブラケット63から下方に突出した略U字形のストライカシャフト62がシート前後方向に沿うように配置されている。そして、可動ブラケット63が固定ブラケット64に対して連結軸63jを中心に上下回動することで、可動ブラケット63のストライカシャフト62はシート前後方向に変位するようになる。
可動ブラケット63と固定ブラケット64間には、図12等において、可動ブラケット63を左回動させるように付勢されたバネ(図示省略)と、左回動限位置で可動ブラケット63の左回動を止める回動ストッパ63s(図13参照)とが設けられている。可動ブラケット63が左回動限位置にある状態では、図12の二点鎖線に示すように、ストライカシャフト62は斜め前下方に突出しており、この位置がストライカシャフト62の原位置となる。そして、可動ブラケット63のストライカシャフト62に対してシート前方向の押圧力がロック機構65を介して加わると、可動ブラケット63は前記バネ力に抗して固定ブラケット64に対して右回動し、図12の実線に示すように、ストライカシャフト62は前方に変位する。ここで、前記バネによりストライカシャフト62を原位置に保持する例を示したが、前記バネ以外の弾性体によりストライカシャフト62を原位置に保持する構成でも可能である。
ロック機構65は、図12に示すように、ケース部66を備えており、そのケース部66に可動ブラケット63のストライカシャフト62が前方から挿入可能に構成された凹部66kが形成されている。ケース部66には、前記凹部66kに挿入されたストライカシャフト62と係合するフック67が収納されている。フック67は、ケース部66の凹部66kにストライカシャフト62が挿入されることで、ロックバネ(図示省略)のバネ力で回転し、ストライカシャフト62と係合する。この状態がシートロック装置60のロック状態である。また、前記フック67は、アクチュエータ68が動作することで係合位置から係合解除位置まで回動するようになる。これにより、シートロック装置60のロック状態が解除される。
<車両用シート装置10の動作について>
次に、車両用シート装置10の動作について説明する。先ず、車室内の着座位置(図1参照)にあるシート本体12をドア開口部Dの乗降位置(図2参照)まで移動させる場合について説明する。ここで、シート本体12が車室内にある状態では、シート本体12は回転テーブル35上の格納位置にあって、図11に示すように、駆動装置50の補強ブラケット52の受け部Bが回転テーブル35の後壁部35sの格納ストッパSに当接している。また、図12に示すように、シートロック装置60がロック状態に保持されている。これにより、4節リンク機構40は、図7に示すように、前側リンク44が回転テーブル35に対して直角に起立した状態で、後側リンク43が回転テーブル35に対して後方に傾斜した状態で起立し、支持リンク45、及びシート本体12が水平に保持されている。
この状態で、図1に示すように、乗用車Cのドア(図示省略)が開放され、降車スイッチ(図示省略)が操作されると、先ず、前後スライド機構20が動作して回転テーブル35及びシート本体12が回転位置まで車両前後方向にスライドする。次に、回転機構30が動作して回転テーブル35が水平回転し、シート本体12が車両前向きの着座位置からドア開口部D側を向いた横向き位置(図3参照)まで回転する。そして、この状態で、シートロック装置60のロック状態が解除される。
次に、4節リンク機構40の駆動装置50が駆動され、ドライブシャフト51が左回動方向に円弧運動して後側リンク43を回動中心43d回りに左回動させる。これにより、図4に示すように、4節リンク機構40の前側リンク44と後側リンク43とが前方に徐々に倒伏し、支持リンク45及びシート本体12がシート前方に移動しながら下降し、さらに徐々に前傾するようになる。そして、シート本体12の前傾に伴って、リクライナ18が動作してシートバック16がシートクッション14に対して後方に傾斜する。このようにして、図5に示すように、4節リンク機構40の前側リンク44と後側リンク43とが支持リンク45とほぼ一直線になる位置まで倒伏すると、駆動装置50が停止してシート本体12は乗降位置に保持される。
ドア開口部Dの乗降位置にあるシート本体12を車室内の着座位置まで移動させる場合には、乗車スイッチ(図示省略)を操作する。これにより、図5の状態から駆動装置50のドライブシャフト51が右回動方向に円弧運動して後側リンク43を回動中心43d回りに右回動させる。これにより、図4等に示すように、4節リンク機構40の前側リンク44と後側リンク43とが徐々に起立し、支持リンク45及びシート本体12がシート後方に移動しながら上昇し、さらにシート本体12が前傾の状態から徐々に水平に戻される。そして、シート本体12が水平に戻されるのに伴って、リクライナ18が動作してシートバック16がシートクッション14に対して徐々に起立する。
このようにして、シート本体12が格納位置の近傍まで戻されると、シート本体12側に取付けられたシートロック装置60のストライカ61のストライカシャフト62が回転テーブル35に取付けられたロック機構65のケース部66の凹部66kに挿入される。そして、図12に示すように、ストライカ61のストライカシャフト62とロック機構65のフック67とが係合し、シートロック装置60がロック状態となる。この状態からシート本体12が格納位置まで移動すると、ロック機構65が相対的にストライカシャフト62を前方に押圧する。これにより、ストライカ61の可動ブラケット63が固定ブラケット64に対してバネ力に抗して右回動するようになる。そして、ストライカ61の可動ブラケット63が固定ブラケット64に対してバネ力に抗して右回動することでストライカシャフト62がシート前方向に変位する。このため、シートロック装置60がシート本体12の後方移動を妨げることがない。
そして、図3に示すように、シート本体12が格納位置まで戻された状態で、図11に示すように、駆動装置50の補強ブラケット52の受け部Bが回転テーブル35の後壁部35sの格納ストッパSに当接して、4節リンク機構40の右回動が止められる。次に、回転機構30、及び前後スライド機構20が動作することでシート本体12が着座位置まで戻される。
<本実施形態に係る車両用シート装置10の長所について>
本実施形態に係る車両用シート装置10によると、シートロック装置60は、ロック状態でシート本体12が格納位置近傍から格納位置まで移動するのを許容できるように構成されている。このため、格納ストッパSが動作する前にシートロック装置60のストライカ61とロック機構65とが係合しても、シートロック装置60がシート本体12の移動を妨げることがない。したがって、シート本体12の移動と、シートロック装置60の係合動作とを連動させるカム機構等を設ける必要がなくなり、シート本体12の格納位置で格納ストッパSとシートロック装置60とを共に動作させることができる。また、ストライカ61のストライカシャフト62はバネ力で原位置に保持されており、ストライカシャフト62に対してロック機構65を介してシート本体12の移動に起因する力が加わることで、ストライカシャフト62がバネ力に抗して原位置から変位する。このため、シートロック装置60のストライカ61(ストライカシャフト62)とロック機構65との係合が解除されると、ストライカシャフト62がバネ力で原位置に戻される。
<変更例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、シートロック装置60のストライカ61をシート本体12側に取付け、ロック機構65を回転テーブル35側に取付ける例を示した。しかし、シートロック装置60のストライカ61を回転テーブル35側に取付け、ロック機構65をシート本体12側に取付けることも可能である。また、本実施形態では、シート本体12の移動機構として4節リンク機構40を使用し、ストライカシャフト62を備える可動ブラケット63を固定ブラケット64に対して上下回動可能に構成する例を示した。しかし、シート本体12の移動機構としてスライド機構と昇降機構とを使用し、ストライカシャフト62を備える可動ブラケット63を固定ブラケット64に対してスライド可能に構成しても良い。
10・・・・車両用シート装置
12・・・・シート本体
35・・・・回転テーブル(支持テーブル)
40・・・・4節リンク機構(移動機構)
43・・・・後側リンク
44・・・・前側リンク
45・・・・支持リンク
46・・・・後梁部(後部フレーム)
50・・・・駆動装置
60・・・・シートロック装置
61・・・・ストライカ
62・・・・ストライカシャフト(ストライカ)
63・・・・可動ブラケット
64・・・・固定ブラケット
65・・・・ロック機構
S・・・・・格納ストッパ
D・・・・・ドア開口部

Claims (5)

  1. シート本体と、車室内で前記シート本体を支持する支持テーブルと、前記シート本体を前記支持テーブル上の格納位置と乗降位置間で移動させる移動機構と、前記シート本体を前記格納位置で停止させる格納ストッパと、前記シート本体を前記格納位置でロックするシートロック装置とを備える車両用シート装置であって、
    前記シートロック装置は、前記シート本体側に設けられたストライカ、あるいはロック機構のいずれか一方と、前記支持テーブル側に設けられたストライカ、あるいはロック機構のいずれか他方とが係合することでロック状態となり、
    前記ストライカが変位可能な状態で前記シート本体、あるいは前記支持テーブルに対して取付けられていることで、前記シートロック装置ロック状態のときに、前記シート本体が前記支持テーブル上の前記格納位置の近傍と前記格納位置間で移動できるように構成されている車両用シート装置。
  2. 請求項1に記載された車両用シート装置であって、
    前記ストライカは付勢力により原位置に保持されており、前記ストライカに対して前記ロック機構を介して前記シート本体の移動に起因する力が加わることで、前記ストライカが前記付勢力に抗して原位置から変位する車両用シート装置。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された車両用シート装置であって、
    前記支持テーブルは、前記格納位置にある前記シート本体を車両前向きの着座位置と車両のドア開口部の方向を向く横向き位置間で水平回動可能に構成されている車両用シート装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された車両用シート装置であって、
    前記移動機構は、シート前後方向に配置されて、前記支持テーブルに対して上下回動可能に連結された前側リンクと後側リンクと、前記前側リンクと後側リンクとの回動自由端側をつなぐリンクで、前記シート本体を支持する支持リンクと、前記前側リンク、あるいは後側リンクを回動させる駆動装置とを備えている車両用シート装置。
  5. 請求項4に記載された車両用シート装置であって、
    前記ストライカは、前記シート本体を支持する後部フレームに上下回動可能な状態で連結されており、
    前記ロック機構は、前記支持テーブルの後部に設けられて、前記ストライカと係合可能な位置に位置決めされている車両用シート装置。
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