JP5034858B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、シート本体と、車両フロアに沿って回転する回転ベースを有する回転機構と、前記回転ベース上に設置され、前記シート本体を前進後退させるスライドベースを有するスライド機構とを備え、前記シート本体を前記回転機構により車両前向きの着座位置からドア開口部側を向く横向き位置へ回転させ、前記スライド機構のスライドベースによりシート本体を後退位置から前進させて室外位置へ移動させ、逆の動作により前記シート本体を室外位置から前記着座位置へ戻す構成の車両用シートに関する。
上記した車両用シートに関する技術が特許文献1に示されている。
この車両用シートでは、図10に示すように、前後スライド機構102のスライドベース102tの側面には、縦に連結ブラケット110が固定されており、その上端に回転ロック用フック111が形成されている。一方、回転機構104の回転ベース105の側面には回転ロック用フック111に対応する位置に回転係合部105kが設けられている。そして、回転ベース105が車両前向きの着座位置まで戻される過程で、回転ロック用フック111が回転係合部105kの開口に挿通される。
車両フロアFには前後スライド機構102に沿ってアンカーブラケット114が固定されている。そして、そのアンカーブラケット114の上板部114yの真下位置に、図11に示すように、連結ブラケット110の下端に形成されたスライドロック112が位置決めされている。スライドロック112とアンカーブラケット114は、スライドベース102tの前後スライドを妨げず、かつ車両衝突時のシートベルト荷重によりシート本体101が前上方に移動しようとするときに係合するように構成されている。
このため、シート本体101が車両前向きの着座位置にある状態で、車両衝突時のシートベルト荷重によりシート本体101が前上方に移動しようとすると、回転ベース105の回転係合部105kが連結ブラケット110の回転ロック用フック111と係合し、さらに連結ブラケット110のスライドロック112が車両フロアFのアンカーブラケット114と係合する。これによって、シート本体101は車両フロアFに保持される。
特開2005−14672号
上記した車両用シートでは、通常の動作時にシート本体101の前進/後退が妨げられないように、アンカーブラケット114の上板部114yとスライドロック112とは上下方向に一定間隔Dを隔てた状態で配置されている。また、スライドロック112はシート本体101を支持する回転ベース105等と共に移動する構成である。このため、例えば、シート本体101がシートベルト荷重で水平前方に移動する場合等は、スライドロック112も図11においてほぼ水平前方(矢印方向)に移動するようになり、そのスライドロック112がアンカーブラケット114と係合し難くなる。このため、スライドロック112とアンカーブラケット114との係合が完了するまでに、シート本体101が移動する空走距離が大きくなる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、車両用シートの通常の動作時には、シート本体側の係合部材と車両フロア側の被係合部材とが車両用シートの動作を妨げないようにし、車両衝突時には、前記係合部材が被係合部材と確実、かつ速やかに係合できるようにして、車両衝突時のシート本体の空走距離を小さくすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、シート本体と、車両フロアに沿って回転する回転ベースを有する回転機構と、前記回転ベース上に設置され、前記シート本体を前進後退させるスライドベースを有するスライド機構とを備え、前記シート本体を前記回転機構により車両前向きの着座位置からドア開口部側を向く横向き位置へ回転させ、前記スライド機構のスライドベースによりシート本体を後退位置から前進させて室外位置へ移動させ、逆の動作により前記シート本体を室外位置から前記着座位置へ戻す構成の車両用シートであって、前記車両フロアに設けられた被係合部材と、係合位置と待機位置間を移動可能な状態で前記スライドベースと前進後退方向において一体化された部材に設けられており、前記待機位置では前記被係合部材に対して高さ方向に離隔して前記車両フロアに対する前記回転ベースの回転を許容し、前記シート本体が車両前向きの着座位置にあるときに前記待機位置から係合位置の方向に移動することで前記被係合部材と係合する係合部材と、前記係合部材を前記係合位置の方向に付勢する付勢手段と、前記回転ベースに設けられており、前記スライドベース及び前記係合部材が前記スライド機構の働きで前記回転ベースに対して後退近傍位置から後退位置まで後退する動作により、前記係合部材を前記付勢手段の力に抗して前記係合位置から前記待機位置まで移動させるガイド部材とを有し、前記シート本体が前記着座位置で車両衝突時のシートベルト荷重を受けると、前記係合部材が前記ガイド部材に対して前方に変位し、前記付勢手段の力により前記待機位置から係合位置の方向に移動することを特徴とする。
本発明によると、スライドベース及び係合部材がスライド機構の働きで回転ベースに対して後退近傍位置から後退位置まで後退する動作により、前記係合部材はガイド部材の働きで付勢手段の力に抗して待機位置まで移動する。これにより、前記係合部材が被係合部材に対して高さ方向に離隔し、車両フロアに対する回転ベースの回転が許容される。そして、回転ベース及びシート本体等(以下、シート本体という)は車両前向きの着座位置とドア開口部側を向く横向き位置との間で自由に回転できるようになる。
前記シート本体がドア開口部側を向く横向き状態で、スライドベースが後退位置から前進すると、前記係合部材がガイド部材に対して前進し、前記係合部材は付勢手段の力により係合位置の方向に移動する。しかし、前記回転ベースがドア開口部側を向く横向き状態では、係合部材が被係合部材に対してシート本体の回転方向に離れるため、前記係合部材が係合位置の方向に移動しても車両フロアの被係合部材と係合することはない。即ち、通常の運転時には、シート本体側の係合部材と車両フロアの被係合部材とが回転機構、スライド機構等の動作を妨げない。
一方、シート本体が車両前向きの着座位置にある状態で、前記シート本体が車両衝突時のシートベルト荷重を受けると、シートベルト荷重で前記係合部材が前記ガイド部材に対して前方に変位し、前記係合部材は付勢手段の力により待機位置から係合位置の方向に移動する。これにより、前記係合部材は車両フロアの被係合部材と確実、かつ速やかに係合する。
請求項2の発明によると、被係合部材は、水平な横板部と、その横板部に形成された貫通穴とを備えており、係合部材は、シート本体が着座位置にあるときに、前記被係合部材の横板部の真下に配置される平板部と、その平板部の上面に突出形成されたフックとを備えており、前記係合部材が前記付勢手段の力により前記待機位置から前記係合位置の方向に移動することにより、その係合部材の平板部及びフックは前上方に移動し、前記フックが前記被係合部材の横板部の貫通穴に通されることで両者が係合する構成であり、前記フックの上端は、凸曲面状で後側が低くなるように形成されており、前記フックの前端上部には、前方に突出する掛り部が形成されていることを特徴とする。
このように、係合部材のフックの上端は凸曲面状で後側が低くなるように形成されているため、そのフックの上端が被係合部材の貫通穴の周縁後部に当接した場合でも、前記フックがシートベルト荷重で前方に移動することで、付勢手段の力によりスムーズに貫通穴に挿入される。
また、フックの前端上部には、前方に突出する掛り部が形成されているため、そのフックが貫通穴に通された状態で、係合部材がシートベルト荷重によりシート本体と共に前方に移動しようとするときに、前記フックが貫通穴から外れ難くなる。
本発明によると、車両用シートの通常の動作時には、シート本体側の係合部材と車両フロア側の被係合部材とが車両用シートの動作を妨げることがない。一方、車両衝突時には、シート本体側の係合部材が車両フロア側の被係合部と確実、かつ速やかに係合するため、車両衝突時のシート本体の空走距離を小さくすることができる。
以下、図1〜図9に基づいて、本発明の実施形態1に係る車両用シートの説明を行なう。本実施形態に係る車両用シートは、車両の中央左席に使用されるシートであり、シート本体を室内の着座位置から室外位置へ移動させられるように構成されている。ここで、図1は車両用シートの模式背面図(図6のI−I矢視図)、図2は図1のII−II矢視図であり、図3〜図5は係合部材、被係合部材を表す側面図等である。また、図6〜図9は車両用シートの動作を表す平面図、及び側面図である。
なお、図中の前後左右及び上下は、車両における前後左右及び上下に対応している。
<車両用シート1の概要について>
本実施形態に係る車両用シート1は、図6の平面図に示すように、シート本体10を車両前向きの着座位置からドア開口部K側を向く横向き位置まで水平回転させ、ドア開口部Kから車室外に水平前進させて、さらに乗降位置まで前進下降させる装置であり、逆の動作によりシート本体10を着座位置に戻せるように構成されている。
車両用シート1は、図1に示すように、車両フロアF上に設置された前後スライド機構30と、その前後スライド機構30の前後スライドベース34上に設置された回転機構20と、その回転機構20の回転ベース25上に設置された昇降機構80、及び第2スライド機構50と、前記第2スライド機構50上に載置されたシート本体10とを備えている。
また、車両用シート1は、車両衝突時のシートベルト荷重によりシート本体10が前方に移動するのを規制する衝突ロック機構200を備えている。
<前後スライド機構30について>
前後スライド機構30は、シート本体10を車両前後方向に移動させる機構であり、左右一対の固定側レール32と、前後スライドベース34と、駆動機構35とから構成されている。左右一対の固定側レール32は、車両フロアFの固定ベースBF上で車両前後方向に平行に延びるように設置されている。前後スライドベース34は、その両端縁が左右一対の固定側レール32に前後摺動可能な状態で支持されている。駆動機構35は、固定側レール32に平行な状態で固定ベースBFに支持されたネジ軸35bと、そのネジ軸35bを軸心回りに回転させるモータ35aと、前記ネジ軸35bに螺合した状態で前後スライドベース34の下面に固定されたナット35nとを備えている。そして、駆動モータ35aによりネジ軸35bが正転、あるいは逆転することで、ネジ軸35bと螺合するナット35n及び前後スライドベース34が前後方向にスライドするように構成されている。
<回転機構20について>
前後スライドベース34上には、回転機構20が設置されている。回転機構20は、シート本体10を車両前向きの着座位置とドア開口部K側を向いた横向き位置との間で約90°回転させる機構である。
回転機構20は、相対回転可能な内輪22と外輪23とを有しており、その外輪23が前後スライドベース34に固定され、内輪22が回転ベース25に固定されている。また、回転ベース25の下面には、回転モータ27が固定されている。回転モータ27の回転出力は、歯車伝達機構27wを介して外輪23に伝達され、これにより回転ベース25が前後スライドベース34に対して回転する。
<昇降機構80について>
回転ベース25上には、昇降機構80を構成する第1スライド機構40が設置されている。第1スライド機構40は、昇降機構80の動作源として働く機構であり、ドア開口部K側を向いた横向き位置にあるシート本体10等を前進、あるいは後退させる。
第1スライド機構40は、図1に示すように、回転ベース25の左右両端縁に沿って平行に取付けられた一対のガイドレール42を備えている。そして、各々のガイドレール42に第1スライドベース44の下面に固定された複数の摺動子43がベアリングを介して嵌め込まれている。
また、回転ベース25上には、図1に示すように、ガイドレール42と平行にネジ軸45bが軸心回りに回転可能に支持されており、そのネジ軸45bの一端に駆動モータ45aの回転軸(図示省略)が同軸に連結されている。また、第1スライドベース44の下面には、前記ネジ軸45bと螺合するナット45nが固定されている。これにより、駆動モータ45aの働きでネジ軸45bが正転、あるいは逆転することで、ネジ軸45bとナット45nとの螺合作用により第1スライドベース44がガイドレール42に沿って回転ベース25上を前進、後退する。
第1スライドベース44には、図1、図2等に示すように、昇降機構80を構成する左右一対の四節リンク機構84が上下に傾動可能な状態で連結されている。左右一対の四節リンク機構84は、それぞれ内側リンクアーム84aと外側リンクアーム84bとを備えている。そして、両リンクアーム84a,84bの基端部がそれぞれ第1スライドベース44の側部に支軸(図番省略)を介して上下回動可能に支持されている。また、両リンクアーム84a,84bの先端側には、昇降ベース85の側壁部が支軸を介してそれぞれ上下回動可能な状態で連結されている。なお、両リンクアーム84a,84bの支軸はシート本体10の前後方向にずれている。
また、回転ベース25の左右両側にはガイドレール42の外側にガイド機構88が設けられている。ガイド機構88は、四節リンク機構84の前進、あるいは後退動作を昇降ベース85の下降、あるいは上昇動作に変換する機構であり、図2に示すように、前端側で低くなるように傾斜した上面88uを備えている。そして、ガイド機構88の上面88u上を四節リンク機構84の内側リンクアーム84aの基端部に装着されたローラ84cが転動可能なように構成されている。
上記構成により、第1スライドベース44の前進に伴って四節リンク機構84の両リンクアーム84a,84bが前進すると、内側リンクアーム84aのローラ84cがガイド機構88の前端部に近づくことで下方に変位し、四節リンク機構84は第1スライドベース44の支軸を中心にして下方に回動する。これにより、四節リンク機構84の先端に連結された昇降ベース85が前進しつつ水平に下降する。
また、第1スライドベース44の後退に伴って四節リンク機構84の両リンクアーム84a,84bが後退すると、内側リンクアーム84aのローラ84cがガイド機構88の前端部から離れて上方に変位し、四節リンク機構84は第1スライドベース44の支軸を中心にして上方に回動する。これにより、四節リンク機構51の先端に連結された昇降ベース85が上昇しつつ後退する。
<第2スライド機構50について>
昇降ベース85上には、図1に示すように、第2スライド機構50が設置されている。第2スライド機構50は、昇降ベース85上でシート本体10を前進、あるいは後退させる機構である。
第2スライド機構50は、シート本体10を支持するシート用ベース51を備えており、そのシート用ベース51が昇降ベース85に対してシート前後方向にスライド可能に構成されている。シート用ベース51の下面には、シート前後方向に延びる一対のガイドレール51aが固定されている。一方、昇降ベース85上には、シート用ベース51のガイドレール51aを摺動可能な状態で支持する摺動子86が固定されている。
また、シート用ベース51の下面には、ガイドレール51aと平行にネジ軸52jが軸心回りに回転可能に支持されており、そのネジ軸52jの一端に駆動モータ52aの回転軸(図示省略)が同軸に連結されている。また、昇降ベース85の上面には、前記ネジ軸52jと螺合するナット52cが固定されている。これにより、駆動モータ52aの働きでネジ軸52jが正転、あるいは逆転することで、ネジ軸52jとナット52cとの螺合作用でシート本体10及びシート用ベース51が昇降ベース85の対して前後にスライドするようになる。
<衝突ロック機構200について>
衝突ロック機構200は、シート本体10が車両前向きの着座位置にある状態で、車両前方衝突時にシートベルトを介して受ける着座者の慣性力(シートベルト荷重)又は自身の慣性力によってシート本体10を支持する第1スライドベース44(詳しくは四節リンク機構84)が車両フロアFに対して前方へ移動するのを規制する機構である。
衝突ロック機構200は、図1、図2等に示すように、第1スライドベース44と共に移動する四節リンク機構84に取付けられた係合部材210と、車両フロアFに設けられた被係合部材240と、回転ベース25上に設置されたガイド部材250とから構成されている。
<衝突ロック機構200の被係合部材240について>
衝突ロック機構200の被係合部材240は、係合部材210のフック222(後記する)が掛けられる部材であり、図1、図6等に示すように、車両フロアFの固定ベースBF上で右側の固定側レール32に沿って取付けられている。被係合部材240は、図1、図3(B)に示すように、底板部241、縦板部242及び横板部243により断面略コ字形に形成されており、横板部243がほぼ水平となるように、前記被係合部材240は固定ベースBF上に固定されている。そして、前記横板部243と縦板部242との境界位置に上下方向に貫通する角形の貫通穴244が形成されている。貫通穴244は、被係合部材240の縦板部242に沿って一定間隔で複数個形成されている。
<衝突ロック機構200の係合部材210について>
係合部材210は、被係合部材240と係合可能な係合位置より上方の上限位置(図5(B)参照)と、前記被係合部材240と係合不能な待機位置(下限位置 図5(A)参照)との間を上下回動可能な状態で、四節リンク機構84における右側の外側リンクアーム84bの基端部に取付けられている。係合部材210は、外側リンクアーム84bの外側面に沿う縦板部211と、縦板部211の下側に位置して外側リンクアーム84bから幅方向外側下方に張り出す張出板部212と、張出板部212の下端位置で幅方向内側に水平に折り曲げられた平板部213とから側面略C字形に形成されている(図1参照)。そして、前記平板部213の上面先端位置に後記する一対のフック222が上方に突出するように形成されている。
係合部材210の縦板部211には、図5(A)に示すように、前端位置にボルトBが通される回転中心孔211hが形成されており、その回転中心孔211hに挿通されたボルトBが外側リンクアーム84bに固定されている。また、係合部材210の縦板部211の後端位置には、同じくボルトBが通される円弧状長孔211eが縦方向に形成されており、その円弧状長孔211eに挿通されたボルトBが外側リンクアーム84bに固定されている。ここで、円弧状長孔211eの円弧中心は、回転中心孔211hの中心と一致している。このため、係合部材210は、円弧状長孔211eの長さ寸法分だけ回転中心孔211hを中心にして上下回動できる状態で、外側リンクアーム84bに取付けられている。
即ち、四節リンク機構84の外側リンクアーム84bが本発明におけるスライドベースと前進後退方向において一体化された部材に相当し、第1スライドベース44が本発明のスライドベースに相当する。
係合部材210の縦板部211には、円弧状長孔211eの上方に略L字形に折り曲げ成形された荷重受け部211fが後方に突出するように形成されている。荷重受け部211fは、外側リンクアーム84bが第1スライドベース44と共に後退近傍位置から後退位置まで後退する際に、後記するガイド部材250のガイド面253に当接可能なように構成されている。
また、係合部材210の縦板部211には、荷重受け部211fの近傍位置にバネ受け211xが設けられており、そのバネ受け211xにコイルばね224の一端が掛けられている。コイルばね224は、前記係合部材210を上方(上限位置の方向)に右回動させるように付勢されており、そのコイルばね224の他端が外側リンクアーム84bのバネ受け84xに掛けられている。
即ち、前記コイルばね224が本発明の付勢手段に相当する。
係合部材210の平板部213の上面に形成されたフック222は、シート本体10の前後方向に並んで配置されており、両フック222間の距離が前記被係合部材240の貫通穴244間の距離と等しい値に設定されている。
フック222は、シート本体10が車両前向きの着座位置にある状態で、係合部材210が図3(A)、図5(A)に示す待機位置(下限位置)から上方(係合位置方向)に回動することにより、被係合部材240の貫通穴244に下方から通されるように構成されている。即ち、図3(B)に示すように、係合部材210のフック222が被係合部材240の貫通穴244に下方から通された状態で、係合部材210は被係合部材240と係合するようになる。
フック222は、側面略角形に形成された板材であり、図4(A)(B)に示すように、上面222uが凸曲面状で後側が低くなるように形成されている。また、フック222の前面222fには、上端位置に前方に突出する掛り部223が形成されている。
シート本体10が車両前向きの着座位置にある状態で、係合部材210が待機位置(下限位置)にあるときには、図3(A)に示すように、フック222の上端は一定寸法Dだけ被係合部材240の横板部243(貫通穴244)の下方に位置している。したがって、係合部材210が待機位置(下限位置)にある状態では、回転ベース25、四節リンク機構84、及びシート本体10等(以下、シート本体10という)は車両前向きの着座位置とドア開口部K側を向いた横向き位置との間で水平回転可能になる。
なお、図5(A)(B)は、シート本体10がドア開口部K側を向く横向き位置まで回転する途中の係合部材210を表している。横向き位置の近傍では、図6の二点鎖線に示すように、係合部材210は被係合部材240からシート本体10の回転方向に離れているため、係合部材210が待機位置(下限位置)からから上方(係合位置方向)に回動しても、係合部材210は被係合部材240と係合することはない。
<衝突ロック機構200のガイド部材250について>
衝突ロック機構200のガイド部材250は、係合部材210が第1スライドベース44、四節リンク機構84の外側リンクアーム84bと共に回転ベース25に対して後退位置まで後退する動作により、その係合部材210をコイルばね224のばね力に抗して待機位置まで下回動させる部材である。ガイド部材250は、図2に示すように、回転ベース25の後端位置に固定されており、係合部材210の荷重受け部211fが当接可能な位置にガイド面253が形成されている。ガイド面253は、図5(A)(B)に示すように、側面凹円弧状に形成されており、前側が高く、後側が低くなるように位置決めされている。
そして、図5(B)に示す状態から係合部材210が第1スライドベース44等と共に後退することにより、係合部材210の荷重受け部211fがガイド面253に沿って下方に移動し、係合部材210はコイルばね224のばね力に抗して待機位置の方向(下方向)に左回動する。そして、係合部材210が第1スライドベース44等と共に回転ベース25に対して後退位置まで後退した段階で、図5(A)に示すように、その係合部材210は待機位置に保持される。
また、図5(A)に示す状態から係合部材210が第1スライドベース44等と共に前進すると、コイルばね224のばね力により係合部材210の荷重受け部211fがガイド部材250のガイド面253に沿って上方に移動し、係合部材210は係合位置の方向(上方向)に右回動する。そして、係合部材210が図5(B)に示す上限位置まで回動した後は、荷重受け部211fがガイド面253から離れた後も、係合部材210はコイルばね224のばね力により上限位置に保持される。
<車両用シート1の動作概要について>
次に、車両用シート1の動作について簡単に説明した後、衝突ロック機構200の働きについて説明する。
シート本体10が車両前向きの着座位置にあるときには、第1スライド機構40の働きで第1スライドベース44、四節リンク機構84及び係合部材210が回転ベース25に対する後退位置にあり、シート本体10は第2スライド機構50の働きで四節リンク機構84に対する後退位置にある。そして、係合部材210は、図3(A)に示すように、ガイド部材250のガイド面253の働きで、コイルばね224のばね力に抗して待機位置(下限位置)にある。即ち、係合部材210のフック222の上端は一定寸法Dだけ被係合部材240の横板部243(貫通穴244)の下方に位置している。このため、シート本体10は車両前向きの着座位置からドア開口部K側を向く横向き位置との間で水平回転が可能になる。
シート本体10を室外の乗降位置へ移動させる場合には、先ず、前後スライド機構30が動作してシート本体10が室内回転位置まで移動させられる。次に、回転機構20が動作して前記シート本体10がドア開口部K側を向く横向き位置方向に水平回転する(図6、図7参照)。
そして、シート本体10の回転途中で、かつ衝突ロック機構200の係合部材210が被係合部材240から水平方向に離れたタイミングで、回転ベース25上の第1スライド機構40が動作して第1スライドベース44、四節リンク機構84が回転ベース25に対して後退位置から後退近傍位置まで若干前進する。これにより、図5(B)に示すように、衝突ロック機構200の係合部材210が回転ベース25に取付けられたガイド部材250に対して前進し、係合部材210の荷重受け部211fはコイルばね224のばね力によりガイド部材250のガイド面253に沿って上方に移動する。即ち、係合部材210は、上限位置まで右回動する。これによって、係合部材210が四節リンク機構84の外側リンクアーム84bから下方に突出する突出寸法が最小になり、シート本体10の回転途中で前記係合部材210が車両フロアF上の部材と干渉し難くなる。
なお、係合部材210が被係合部材240から水平方向に離れたタイミングで、前記係合部材210が上限位置まで上回動するため、係合部材210が被係合部材240と係合することはない。
このようにして、シート本体10がドア開口部K側を向く横向き位置方向に近づいた状態で(図7参照)、四節リンク機構84の昇降ベース85上に設けられた第2スライド機構50が動作してシート本体10が、図8に示すように、室外方向に前進する。そして、第2スライド機構50の動作中に回転機構20が停止する。
次に、シート本体10が第2スライド機構50の動作により前進限位置に近づくと、再び回転ベース25上の第1スライド機構40が動作して第1スライドベース44、四節リンク機構84が回転ベース25に対して前進する。これにより、係合部材210の荷重受け部211fがガイド部材250のガイド面253から離れるが、係合部材210は荷重受け部211fがガイド部材250から離れた後もコイルばね224のばね力により上限位置に保持されている。
そして、第1スライドベース44、四節リンク機構84が回転ベース25に対して前進することにより、図9に示すように、四節リンク機構84の内側リンクアーム84aのローラ84cがガイド機構88の前端部に近づくことで下方に変位し、四節リンク機構84は第1スライドベース44の支軸を中心にして下方に回動する。これにより、四節リンク機構84の先端に連結された昇降ベース85が前進しつつ水平に下降する。
そして、第2スライド機構50の停止後に、第1スライド機構40が停止してシート本体10は室外の乗降位置に保持される。
また、室外の乗降位置からシート本体10を室内の着座位置まで移動させる場合には、上記動作と逆の動作(戻り動作)が行なわれる。
このとき、前記戻り動作の途中で、第1スライドベース44、四節リンク機構84及び衝突ロック機構200の係合部材210が回転ベース25に対して後退近傍位置から後退位置まで後退すると、前記係合部材210の荷重受け部211fがガイド部材250のガイド面253に当接しつつ後退する。これにより、係合部材210の荷重受け部211fは、図5(B)に示す状態からガイド面253に沿って下方に移動し、係合部材210はコイルばね224のばね力に抗して待機位置の方向(下方向)に左回動する。そして、係合部材210が第1スライドベース44等と共に回転ベース25に対して後退位置まで後退した段階で、図5(A)に示すように、その係合部材210は待機位置まで到達する。
次に、回転機構20、前後スライド機構30が動作してシート本体10は室内の着座位置まで戻される。
シート本体10が室内の着座位置にある状態では、前述のように、衝突ロック機構200の係合部材210は、図3(A)に示すように、コイルばね224のばね力に抗して待機位置(下限位置)にあり、フック222の上端は一定寸法Dだけ被係合部材240の横板部243(貫通穴244)の下方に位置している。
この状態で、シート本体10が車両衝突時のシートベルト荷重を受けると、シートベルト荷重で係合部材210がガイド部材250に対して前方に変位し、その係合部材210はコイルばね224のばね力により待機位置(下限位置)から係合位置の方向に上回動する。これにより、図3(C)に示すように、係合部材210のフック222は車両フロアF側の被係合部材240の貫通穴244に通されて、前記係合部材210と被係合部材240とが係合するようになる。そして、シート本体10がシートベルト荷重の方向に移動しようとしても、図3(D)に示すように、係合部材210と被係合部材240との係合作用で、シート本体10、四節リンク機構84等は車両フロアFに保持される。
ここで、係合部材210のフック222の上面222uは凸曲面状で後側が低くなるように形成されている。このため、図4(A)に示すように、係合部材210が上回動する際にフック222の上面222uが貫通穴244に後端縁に当接した場合でも、前記フック222がシート本体10等と共にシートベルト荷重により前方に移動する過程で、フック222はコイルばね224のばね力で貫通穴244にスムーズに挿入される。
さらに、フック222の前面222fには、上端位置に前方に突出する掛り部223が形成されているため、貫通穴244に挿入されたフック222がシートベルト荷重で前方に移動する際、その貫通穴244から抜け難くなる。
<本実施形態に係る車両用シート1の長所について>
本実施形態に係る車両用シート1によると、第1スライドベース44及び係合部材210が第1スライド機構40の働きで回転ベース25に対して後退近傍位置から後退位置まで後退する動作により、前記係合部材210はガイド部材250の働きでコイルばね224のばね力に抗して待機位置(下限位置)まで下回動する。これにより、係合部材210が被係合部材240に対して高さ方向に離隔し、車両フロアFに対するシート本体10の回転が許容される。そして、シート本体10は車両前向きの着座位置とドア開口部K側を向く横向き位置との間で自由に回転できるようになる。
シート本体10がドア開口部K側を向く方向に水平回転している状態で、第1スライドベース44が後退位置から前進すると、係合部材210がガイド部材250に対して前進し、係合部材210はコイルばね224のばね力により係合位置の方向に上回動する。しかし、この状態では、係合部材210が車両フロアF側の被係合部材240に対してシート本体10の回転方向に離れているため、係合部材210が係合位置の方向に上回動しても、係合部材210は被係合部材240と係合することはない。即ち、通常の運転時には、シート本体10側の係合部材210と車両フロアFの被係合部材240とが回転機構20、第1スライド機構40、リンク機構80等の動作を妨げない。
一方、シート本体10が車両前向きの着座位置にある状態で、シート本体10が車両衝突時のシートベルト荷重を受けると、シートベルト荷重で係合部材210がガイド部材250に対して前方に変位し、係合部材210はコイルばね224のばね力により待機位置から係合位置の方向に上回動する。これにより、係合部材210は車両フロアF側の被係合部材240と確実、かつ速やかに係合するようになる。
また、係合部材210のフック222の上面222uは凸曲面状で後側が低くなるように形成されている。このため、フック222の上面222uが貫通穴244に後端縁に当接した場合でも、前記フック222がシート本体10等と共にシートベルト荷重により前方に移動する過程で、フック222はコイルばね224のばね力で貫通穴244にスムーズに挿入される。
さらに、フック222の前面222fには、上端位置に前方に突出する掛り部223が形成されているため、貫通穴244に挿入されたフック222が抜け難くなる。
<車両用シート1の変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、衝突ロック機構200の係合部材210を四節リンク機構84の外側リンクアーム84bに取付ける例を示したが、第1スライドベース44に取付けることも可能である。
また、本実施形態では、四節リンク機構84、第2スライド機構50を備える車両用シート1に本発明を適用する例を示したが、両機構84,50を有しない車両用シートに本発明を適用することも可能である。
また、本実施形態では、係合部材210側にフック222を設け、被係合部材240側に貫通孔244を形成する例を示したが、係合部材210側に貫通穴244を形成し、被係合部材240側に下向きのフック222を形成することも可能である。さらに、貫通孔244及びフック222の個数は適宜変更可能である。
また、本実施形態では、車両の左席の右側に衝突ロック機構200の係合部材210及び被係合部240を設ける例を示したが、右席の左側に前記衝突ロック機構200を設けることも可能である。
本発明の実施形態1に係る車両用シートの模式背面図(図6のI-I矢視図)である。 図1のII-II矢視図である。 衝突ロック機構の係合部材及び被係合部材の側面図(A図)、被係合部材の断面図(B図)、及び衝突ロック機構の動作を表す側面図(C図、D図)である。 衝突ロック機構の動作を表す側面図(A図、B図)である。 係合部材の動作を表す側面図(A図、B図)である。 車両用シートの動作を表す平面図である。 車両用シートの動作を表す側面図である。 車両用シートの動作を表す側面図である。 車両用シートの動作を表す側面図である。 従来の車両用シートを表す模式側面図である。 従来の車両用シートの衝突ロック機構を表す側面図である。
符号の説明
F・・・・車両フロア
10・・・シート本体
20・・・回転機構
25・・・回転ベース
40・・・第1スライド機構
44・・・第1スライドベース(スライドベース)
80・・・昇降機構
84・・・四節リンク機構(スライドベースと前進後退方向において一体化された部材)
84b・・外側リンクアーム
200・・衝突ロック機構
210・・係合部材
213・・平板部
222・・フック
223・・掛り部
224・・コイルばね(付勢手段)
240・・被係合部材
243・・横板部
244・・貫通穴
250・・ガイド部材
253・・ガイド面

Claims (2)

  1. シート本体と、車両フロアに沿って回転する回転ベースを有する回転機構と、前記回転ベース上に設置され、前記シート本体を前進後退させるスライドベースを有するスライド機構とを備え、前記シート本体を前記回転機構により車両前向きの着座位置からドア開口部側を向く横向き位置へ回転させ、前記スライド機構のスライドベースによりシート本体を後退位置から前進させて室外位置へ移動させ、逆の動作により前記シート本体を室外位置から前記着座位置へ戻す構成の車両用シートであって、
    前記車両フロアに設けられた被係合部材と、
    係合位置と待機位置間を移動可能な状態で前記スライドベースと前進後退方向において一体化された部材に設けられており、前記待機位置では前記被係合部材に対して高さ方向に離隔して前記車両フロアに対する前記回転ベースの回転を許容し、前記シート本体が車両前向きの着座位置にあるときに前記待機位置から前記係合位置の方向に移動することで前記被係合部材と係合する係合部材と、
    前記係合部材を前記係合位置の方向に付勢する付勢手段と、
    前記回転ベースに設けられており、前記スライドベース及び前記係合部材が前記スライド機構の働きで前記回転ベースに対して後退近傍位置から前記後退位置まで後退する動作により、前記係合部材を前記付勢手段の力に抗して前記係合位置から前記待機位置まで移動させるガイド部材とを有し、
    前記シート本体が前記着座位置で車両衝突時のシートベルト荷重を受けると、前記係合部材が前記ガイド部材に対して前方に変位し、前記付勢手段の力により前記待機位置から係合位置の方向に移動することを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載された車両用シートであって、
    前記被係合部材は、水平な横板部と、その横板部に形成された貫通穴とを備えており、
    前記係合部材は、前記シート本体が着座位置にあるときに、前記被係合部材の横板部の真下に配置される平板部と、その平板部の上面に突出形成されたフックとを備えており、
    前記係合部材が前記付勢手段の力により前記待機位置から前記係合位置の方向に移動することにより、その係合部材の平板部及びフックは前上方に移動し、前記フックが前記被係合部材の横板部の貫通穴に通されることで両者が係合する構成であり、
    前記フックの上端は、凸曲面状で後側が低くなるように形成されており、
    前記フックの前端上部には、前方に突出する掛り部が形成されていることを特徴とする車両用シート。
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