JP6821856B2 - シフト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シフト装置に関する。
自動車等の車両に搭載される変速機のシフトチェンジを行うシフト装置に関し、シフトレバーのロックを必要とするシフト位置において、シフト装置を形成する筐体の内部にある凹部に対して、シフトレバー内を往復動するロッドの先端を嵌め込んでシフトレバーをロックするシフト装置が知られている。
国際公開2009/156797号パンフレット
しかしながら、凹部にロッドの先端を嵌め込んでシフトレバーをロックするシフト装置では、操作者がシフトレバーを勢いよく回動させた際に、シフトレバーがロックされるべきシフト位置を乗り越えてしまう恐れがある。
本開示は、シフトレバーの操作に際し、シフトレバーのロックを必要とするシフト位置にシフトレバーを確実にロックすることのできるシフト装置を提供する。
本開示の一態様によるシフト装置は、
筐体と、
前記筐体の内部に回動自在に取付けられ、一部が該筐体の外側に突設していて、複数のシフト位置に傾倒されるシフトレバーと、
前記シフトレバーを所定のシフト位置にロックするロック機構と、を有し、
前記ロック機構は、
前記シフトレバーの内部において、該シフトレバーの長手方向に往復動自在に付勢されている被ロック部材と、
前記筐体内において、前記被ロック部材の回動軌跡の径方向内側と径方向外側の間を移動自在に付勢されている一対のロック部材と、
前記被ロック部材を前記ロック部材側に付勢する第一付勢部材、及び、前記ロック部材を前記被ロック部材側に付勢する第二付勢部材と、を含む。
本開示によれば、シフトレバーの操作に際し、シフトレバーのロックを必要とするシフト位置にシフトレバーを確実にロックすることができる。
実施形態に係るシフト装置の外観斜視図である。 シフト装置におけるシフトパターンの一例を示す図である。 シフトレバーが所定のシフト位置に保持されている状態におけるシフト装置の内部構成を示す断面図である。 図3においてシフトレバーを取り外して被ロック部材を示す断面図である。 シフトレバーが所定のシフト位置に保持される保持機構の一例を説明する断面斜視図である。 図3及び図4に示すシフト位置におけるロックが解除された状態におけるシフト装置の内部構成を示す断面図である。 シフトレバーが所定のシフト位置にロックされている状態におけるシフト装置の内部構成を示す断面図である。 図7に示すシフト位置におけるロックが解除された状態におけるシフト装置の内部構成を示す断面図である。 シフトレバーが更に他の所定のシフト位置に保持されている状態におけるシフト装置の内部構成を示す断面図である。
以下、実施形態に係るシフト装置について添付の図面を参照しながら説明する。尚、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く場合がある。
[実施形態]
<全体構成>
図1は、実施形態に係るシフト装置の外観斜視図である。図1には、一例として、2つの傾倒方向D1,D2を示している。この傾倒方向D1,D2は同一平面内においてシフトレバーが回動軸を中心に回動する際の円弧方向に沿う方向であり、相互に反対方向である。図示例の傾倒方向は、シフトレバーの傾倒方向が平面視において直線方向であるために、直線方向において相互に逆方向のD1方向とD2方向の2つを有しているが、それ以外の傾倒方向を更に含んでいてもよい。具体的には、平面視においてD1方向とD2方向で規定される直線方向に対して、直交する方向を他の傾倒方向として含んでいてもよい。また、図1等には、相互に直交するX軸とY軸、及びZ軸の3軸を規定している。ここで、Z軸は高さ方向に対応し、X軸とY軸にて形成される平面はZ軸に直交する。尚、Z軸は重力方向に平行である場合もあるが、シフト装置が設置される状況に応じて重力方向以外の方向に平行な場合もある。
シフト装置100は、好適には自動車等の車両に適用されるが、航空機や鉄道、船舶等に適用されてもよいし、更には、ゲーム機のコントローラー等に適用されてもよい。シフト装置100が自動車に搭載される場合、シフト装置100は、運転席の側方のセンターコンソールやハンドルの例えば左奥の他、インストルメントパネル等に設置され得る。
シフト装置100は、筐体10と、筐体10の内部に回動自在に取付けられ、一部が筐体10の外側に突設していて、複数のシフト位置に傾倒されるシフトレバー20と、シフトレバー20を所定のシフト位置にロックするロック機構80とを有する。
筐体10は、2つの半割り体11,12を、接着や溶接、ボルト等にて接続することにより形成される。筐体10は、非磁性体材料から形成でき、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT:Polybutylene Terephthalate)等の樹脂材料を射出成形することにより、あるいは、アルミ合金等をアルミダイキャスト等することにより形成される。図1において、筐体10の底面は平坦面であり、例えば、X軸とY軸にて形成される平面に平行な面である。
シフトレバー20の頂部には、シフトノブ30が取付けられている。操作者は、このシフトノブ30を把持し、筐体10に対してシフトレバー20を傾倒操作する。シフトノブ30は、ABS樹脂(ABS:Acrylonitrile Butadiene Styrene)等の樹脂材料により形成される。
図2に示すように、図示例のシフト装置100は、4つのシフト位置である、ポジションF0乃至ポジションF3を有し、上から順に、ポジションF3,F0,F1,F2のシフトパターンを有する。
尚、本明細書において、変速機のシフトパターンにおける所定の「シフト位置」を、「シフトポジション」もしくは単に「ポジション」と称する場合もある。ポジションF3,F0,F1,F2のシフトパターンには、リバース(R)、ニュートラル(N)、オートマティック(A)、及びマニュアル(M)等のポジションを割り当てることができる。
オートマティック(A)ポジションでは、ドライブ状態において車両の加減速に応じて自動的に変速機の切り替えが実行される。マニュアル(M)ポジションでは、操作者の手動による変速機の切り替えが実行される。
また、図2のF2ポジションをマニュアルポジションとし、F2ポジションから更に傾倒方向D1,D2に直交する不図示のD3方向が設定され、このD3方向にシフトの切り替えが実行された際に、シフトアップするM+ポジションと、逆にシフトダウンするM−ポジションを有していてもよい。また、ポジションF3,F0,F1,F2のシフトパターンの他の例としては、ポジションF3,F0,F1,F2に、リバース(R)、ニュートラル(N)、ドライブ(D)、ロー(L)を有する形態であってもよい。また、パーキング(P)ポジションに対応する更に一つのポジションを有するシフトパターンであってもよい。
<シフト装置の保持機構とロック機構>
次に、図3乃至図9を参照して、シフト装置100の内部構成を説明すると共に、シフトレバー20を所定のシフト位置に保持する保持機構と、所定のシフト位置にロックするロック機構について詳説する。
ここで、本明細書における「保持」と「ロック」について説明する。本明細書において「保持」とは、シフトレバーを傾倒操作することにより、シフトレバー20を所定のシフト位置に位置決めすることを意味している。例えば、ニュートラル(N)ポジションやオートマティック(A)ポジション、リバース(R)ポジション等の各シフト位置において、操作者による傾倒操作後に、シフトレバー20が各シフト位置に自立して位置決めされることを「保持」とする。そして、シフトチェンジによって所定のシフト位置にシフトレバー20が保持される際に、操作者はクリック感(節度感)を得ることができる。このクリック感を創出させる機構については、以下で詳説する。
一方、本明細書において「ロック」とは、シフトレバー20がロック機構にて傾倒操作不可の状態とされることを意味しており、ロック解除ボタンを押してロック機構によるロック状態を解除することにより、シフトレバー20の傾倒操作が可能になる状態である。操作者がシフトレバー20を傾倒操作することにより、クリック感を得ながら各シフト位置に対してシフトレバー20を保持することができるが、その一方で、シフトレバー20の傾倒操作を不可とする必要のあるシフトチェンジが存在する。例えば、ニュートラル(N)ポジションからリバース(R)ポジションへのシフトチェンジや、ドライブ(D)ポジションからロー(L)ポジションへのシフトチェンジが一例である。前者は、車両の前進状態から後進状態へ変速されることを意味し、後者は、変速によって制動力が大きくなることを意味している。いずれのシフトチェンジも、車両の走行性や操作性に影響を与えることから、連続的なシフトチェンジを規制する必要があり、このように規制を要する所定のシフト位置からのシフトチェンジに際して「ロック」が設定される。
(シフト装置の内部構成)
まず、図3及び図4を参照して、シフト装置100の内部構成について説明する。尚、図3乃至図9はいずれも、シフト装置100の内部構成を視認できるように、シフトノブ30を縦断的に切断し、筐体10は半割り体11,12のいずれか一方を取り外した断面図である。また、図3及び図4に示すシフト位置は、図2に示すシフトパターンを形成するシフト位置F1に対応するポジションである。
図3は、シフトレバーが所定のシフト位置に保持されている状態におけるシフト装置の内部構成を示す断面図である。また、図4は、図3においてシフトレバーを取り外して被ロック部材を示す断面図である。
筐体10を形成する半割り体11は、中央位置において、平面視における輪郭が円弧状の円弧壁11aを有している。また、円弧壁11aからシフトノブ30と反対側にセットバックした外側の位置には、平面視における輪郭が同様に円弧状の別途の円弧壁11bを有する。そして、半割り体11の外側に位置する円弧壁11bには、周方向に間隔を置いて2つの収容溝11c、11dが設けられている。
収容溝11c、11dにはそれぞれ、第二付勢部材の一例である圧縮コイルばね81,83が収容された状態で取付けられており、それぞれの圧縮コイルばね81,83の端部には、ブロック状のロック部材82,84が当接している。ロック部材82,84は、例えば、筐体10と同様にポリブチレンテレフタレート等の樹脂材料から形成される。
ロック部材82,84は略直方体を呈し、圧縮コイルばね81,83に当接しているそれぞれの端部側の側面には、外側に張出す係合キー82a,84aが設けられている。ロック部材82,84はそれぞれ、圧縮コイルばね81,83にてシフトレバー20側にS2方向に付勢されているが、収容溝11c、11dの出口付近に設けられている係合溝11c1,11d1に対して、各係合キー82a,84aが係合されるようになっている。このように、係合溝11c1,11d1に対してそれぞれ係合キー82a,84aが係合されることにより、ロック部材82,84の円弧壁11bの内側への突設態様は、ロック部材82がフリーな状態で最も内側へ突設した場合でも、図3に示す状態までに規制される。また、ロック部材84もフリーな場合に、同様に突設した状態に規制される(図6参照)。
図3に示すように、シフトレバー20は、長尺の角管体22と、角管体22の一側面と面一の天面21aを備える円筒体21と、天面21aの中心にある回動軸23と、を有する。長尺の角管体22と、円筒体21と、回動軸23は、一体に成形されてもよいし、別体で成形された後に接着等されてもよい。シフトレバー20は、鉄や鋼等の金属材料から形成されてもよい。また、シフトレバー20が樹脂を射出成形等することにより形成されてもよい。
シフトレバー20の内部において、被ロック部材40は、シフトレバー20の長手方向であるS1方向(図6において、被ロック部材40の被ロック体42から軸体41へ向かう方向)に往復動自在に配設されている。例えば、図3において取り外されている筐体10の他方の半割り体12の内壁に設けられている軸受に対して、シフトレバー20の回動軸23が回動自在に装着される。
半割り体11の円弧壁11aには切欠き11eが形成されており、円弧壁11a内にはシフトレバー20の円筒体21が回動自在に収容され、切欠き11eを介して角管体22が筐体10の外側に突設している。
被ロック部材40は、長尺の軸体41と、軸体41に連続すると共にロック機構80にて直接ロックされる被ロック体42とを有する。図3に示すように、被ロック部材40がシフトレバー20内に収容されている状態において、軸体41は角管体22の端部開口から外側に突設し、被ロック体42は円筒体21に開設されている不図示の開口から外側に突設している。被ロック部材40は、シフトレバー20内を往復動してシフトレバー20をロック機構80に対してロックさせるアクチュエータとも言える。
シフトノブ30の下方には、ロック解除ボタン31が回動軸孔31aに挿通される不図示の回動軸を介して回動自在に取付けられている。図3に示すように、ロック解除ボタン31は、圧縮コイルばね32により付勢されている。操作者がロック解除ボタン31を押し込んでロック状態を解除した後、ロック解除ボタン31の押し込みを止めてシフトレバー20を傾倒操作する際には、圧縮コイルばね32により、ロック解除ボタン31が押し込み前の位置に戻されるようになっている。
また、図4に示すように、ロック解除ボタン31は、リンク機構60を介して被ロック部材40に連結されている。リンク機構60は、ロック解除ボタン31に連結される第一リンク61と、被ロック部材40に連結される第二リンク62とを有する。尚、リンク機構60が、3つ以上のリンク部材から形成される形態であってもよい。
図4に示すように、被ロック部材40は、筐体10を形成する半割り体11に取付けられている、第一付勢部材の一例である圧縮コイルばね70により、円弧壁11b側(ロック機構80側)にS3方向に付勢されている。
ここで、ロック機構80を形成する圧縮コイルばね81,83のそれぞれのばね荷重及びばね定数よりも、被ロック部材40を付勢する圧縮コイルばね70のばね荷重及びばね定数が大きくなるように設定されている。
このように各ばねのばね荷重及びばね定数が設定されていることにより、図3及び図4に示すように、被ロック部材40が所定のシフト位置にて一方のロック部材84を押圧している状態において、圧縮コイルばね70による付勢力が相対的に大きいことに起因して、被ロック部材40により、ロック部材84が収容溝11d内に押し込まれる。そして、このように被ロック部材40によってロック部材84が押し込まれた状態において、ロック部材84は収容溝11dに完全に収容される。尚、他のシフト位置において、同様に他方のロック部材82が被ロック部材40に押し込まれる場合も、ロック部材82は収容溝11cに完全に収容されることになる(図9参照)。
図3及び図4に示すように、シフトレバー20の円筒体21が半割り体11の円弧壁11a内を回動する際に、シフトレバー20から突設している被ロック部材40の端部は、更に外側に位置する円弧壁11bの内壁の輪郭である回動軌跡Tに沿って回動する。この被ロック部材40の端部の回動軌跡Tの途中位置には、図2に示すシフトパターンを形成する各シフト位置F3,F0,F1,F2が存在する。
以下の説明において、図2に示すシフトパターンを形成する各シフト位置F3,F0,F1,F2を図3以降に示す保持されたシフトポジションとして説明する。
図3及び図4に示すように、被ロック部材40によってロック部材84が収容溝11dに押し込まれている状態において、ロック部材84は被ロック部材40の回動軌跡Tの径方向外側に位置する。
一方、被ロック部材40にて収容溝11cに押し込まれていないロック部材82は、被ロック部材40の回動軌跡Tの径方向内側に突設している。
このように、ロック機構80を形成する圧縮コイルばね81,83に比べて、被ロック部材40を付勢する圧縮コイルばね70のばね荷重及びばね定数が大きく設定されていることにより、ロック部材84は被ロック部材40にて回動軌跡Tの径方向外側の収容溝11d内に押し込まれる。一方、被ロック部材40にて押し込まれていない他方のロック部材82は、回動軌跡Tの径方向内側に突設している。このように、被ロック部材40にて押し込まれている状態と、押し込まれていない状態において、ロック部材82,84は回動軌跡Tの径方向内側と径方向外側の間を移動することになる。
シフト装置100では、筐体10を形成する一方の半割り体11の内部において、シフトレバー20が回転自在に収容され、シフトレバー20内を往復動する被ロック部材40を付勢する圧縮コイルばね70や、被ロック部材40を所定のシフト位置でロックするロック機構80が取付けられている。このように、半割り体11をベース体として、一つのベース体に対して各構成部材が組み込まれていることにより、筐体10の小型化を図ることができ、シフト装置100の組み付け性も良好になる。この場合、各構成部材が組み込まれている半割り体11がベース体となり、他方の半割り体12がカバー体となる。
(シフトレバーを所定のシフト位置に保持する保持機構)
次に、図5を参照して、シフトレバー20を所定のシフト位置に保持する保持機構について説明する。図5は、シフトレバーが所定のシフト位置に保持される保持機構の一例を説明する断面斜視図であり、半割り体11を取り外して図3及び図4とは逆の向きからシフト装置100の内部を見た断面図である。
シフトレバー20の円筒体21は、円筒体21の径方向外側に突設し、円筒体21と一体に回転する一対のカム50を有する。一対のカム50の形状は、円筒体21の回転中心に対して点対称に設けられている。更に、半割り体11には、円筒体21の径方向外側から径方向内側に向かって付勢され、カム50の凹凸面に対して常時当接可能な一対の節度部材21aが設けられている。一対の節度部材21aも一対のカム50と同じく、円筒体21の回転中心に対して互いに点対称の位置に設けられている。更に、半割り体11の円筒体21の内部には、2つのヨーク15が1つの永久磁石14を両側から挟んだ略C字状のユニットが一対設けられ、互いの磁力により引き合った状態で対向する磁気吸引体16が配設されている。ヨーク15は、鉄や鋼から形成される。一方、永久磁石14は、ネオジム磁石やフェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、アルニコ磁石等から形成されるが、磁気吸引力に優れたネオジム磁石が好適である。
一対の節度部材21aは、磁気吸引体16の一対の略C字状のユニットにそれぞれ連結されている。従って、節度部材21aは磁気吸引体16により、円筒体21の中心側に向かって常時磁気吸引されている。尚、節度部材21aを永久磁石としておき、節度部材21aのみが円筒体21の中心側に向かって常時磁気吸引される形態であってもよい。
図5において、カム50には、各シフト位置F3,F0,F1,F2に対応する位置に、カムの谷V1、V2,V3,V4を順に有している。
例えば、カムの谷V3に節度部材21aが位置している状態、すなわちF1ポジションにある状態から、シフトレバー20をF0ポジション側に傾倒操作する場合を取り上げる。この場合、円筒体21の中央側に磁気吸引された状態の節度部材21aがカムの傾斜に沿ってカムの山を上る過程で、磁気吸引力に抗して節度部材21aを引き離そうとするために、操作者は一定の傾倒力をシフトノブ30に付与する。そして、節度部材21aがカムの山に達し、更にカムの山を越えた際に、傾斜に沿って節度部材21aがF0ポジションに相当する谷V2に達し、F0ポジションにおけるシフトレバー20の保持が実行される。
そして、このように、磁気吸引された状態の節度部材21aがカムの山を越えて谷に落ちる過程で、操作者はクリック感(節度感)を得ることができる。
尚、図示例のように、節度部材21aを磁気吸引体16にて磁気吸引させた状態でカム上を移動させ、クリック感を得る形態の他にも、節度部材21aに相当するアクチュエータを円筒体21の中央に配設された不図示の引張りコイルばね等で常時引っ張っておく形態であってもよい。このような形態においても、シフトレバー20が傾倒された際に、カムに沿ってアクチュエータが移動されることにより、シフトレバーの保持が実行される。そして、シフトレバーの保持の際にクリック感が創出される。尚、図示例では、一対のカム50に一対の節度部材21aを当接して、片側だけの場合に比べて2倍の強さのクリック感や保持力を得るようにしたが、片側だけで必要な強さのクリック感や保持力を得るようにしてもよい。
(シフトレバーを所定のロック位置にロックするロック機構)
次に、図4乃至図9を参照して、シフトレバー20を所定のロック位置にロックするロック機構について説明する。図4は、図2に示すシフト位置(F1ポジション)におけるロックが解除されて保持された状態におけるシフト装置100の内部構成を示す断面図である。また、図7は、シフトレバー20が図2に示すシフト位置(F0ポジション)にロックされている状態におけるシフト装置の内部構成を示す断面図である。
図2に示すF1ポジションからF0ポジションに向かってシフトレバーをD1方向に傾倒操作することにより、図4に示すロックが解除されてF1ポジションに保持された状態から図7に示すF0ポジションにロックされた状態へと状態変化する。傾倒操作前のF1ポジションでは、図4に示すように被ロック部材40は第一付勢部材70による付勢力によってロック部材84を収容溝11d内へと押し込んで円弧壁11bに当接した状態である。シフトレバーをD1方向に傾倒操作すると、被ロック部材40は回動軌跡T上の移動を開始し、被ロック部材40がロック部材84上を通過すると同時に、ロック部材84は被ロック部材40からの収容溝11dへの押し込み状態から解放され、第2付勢部材83に付勢されて図7に示すようにロック部材84が回動軌跡Tの径方向内側に突設していく。
更にシフトレバーの傾倒操作を継続すると直後に、被ロック部材40はロック部材82に当接すると共に、ロック部材84の回動軌跡Tの径方向内側への突設が完了する。そして、図7に示すように、F0ポジションで、被ロック部材40が第一付勢部材70にてS3方向に付勢され、被ロック部材40を形成する被ロック体42は、いずれも回動軌跡Tの径方向内側に突設している一対のロック部材82,84にて挟まれることにより、シフトレバーの更なる傾倒が規制される。このように、一対のロック部材82,84にて被ロック部材40が挟まれることにより、被ロック部材40とその周囲にあるシフトレバー20がロックされる。
図7からも明らかなように、被ロック体42の幅Bと、一対のロック部材82,84の間の離間幅Bとを同じ幅に設定しておくことにより、被ロック体42が一対のロック部材82,84の間に隙間なく嵌まり込むことができる。
図示するロック機構80によれば、例えば図2及び図3に示すF1ポジションにシフトレバー20が位置する際に、傾倒操作するD1方向の下流側にあるF3ポジションの手前位置において、ロック部材82が回動軌跡Tの径方向内側に突設している。従って、この状態から図7のF0ポジションにシフトチェンジしようとした際に、操作者がシフトレバー20を勢いよく回動させたとしても、シフトレバー20が本来的にはロックされるべきF0ポジションを乗り越えてF3ポジションに達してしまうといった問題は生じない。
例えば従来のシフト装置のように、凹部にアクチュエータの先端を嵌め込んでシフトレバーをロックさせる機構では、このようにシフトレバーがロックされるべきシフト位置を乗り越えてしまう危険性がある。この危険性を解消するためには、アクチュエータの先端が嵌まり込む凹部の幅をアクチュエータの回動方向(周方向)に広く設定することが必要になる。しかしながら、このように凹部の幅を広くすると、凹部にアクチュエータの先端が嵌まり込んだ際に、今度は凹部内でアクチュエータの先端ががたつくといった別の問題が生じ得る。
このような従来のシフト装置に対して、シフト装置100によれば、図7に示すように、ロック機構80にて被ロック部材40の回動が完全に規制されることに加えて、被ロック体42が一対のロック部材82,84の間に隙間なく嵌まり込むことにより、ロック状態においてロック機構80と被ロック部材40の間のがたつきの問題も生じない。
更に、図3に示すように、シフトレバー20が所定のシフト位置に保持されている状態と、図7に示すようにシフトレバー20がロック機構80にてロックされている状態を比較すると明らかなように、いずれの状態においても被ロック体42は円弧壁11bに当接している。図3に示すシフト装置では、第二付勢部材83に比べて第一付勢部材70のばね荷重及びばね定数が大きいことにより、図示する状態が形成される。
このように、シフトレバー20が所定のシフト位置にロック解除状態で保持されている状態と、ロック機構80にてロックされている状態のいずれの状態においても、被ロック部材40が円弧壁11bに接触すること(回動軌跡Tにおいて同じ位置にあること)により、それぞれの状態からシフトレバー20を更に傾倒操作しようとした際の操作者が感じる摺動負荷(操作フィーリング)を同程度にすることができる。
また、後述するシフトレバー20のロック解除ボタン31の押し上げ操作に関しては、いずれのポジションにおいて操作した場合でも、被ロック部材40が円弧壁11bに接触した状態から操作されるので、ロック解除ボタン31を操作する際の操作者が感じるFS特性(FS:Force Stroke)を同程度にすることができる。
(シフトレバーをロック状態からロック解除して所定の位置に保持する機構)
図7に示すF0ポジションにてシフトレバー20をロックさせた後、シフトレバー20をD2方向に傾倒して図4に示すF1ポジションにシフトチェンジしたい場合は、まず図8に示すように、圧縮コイルばね32の付勢に抗してロック解除ボタン31をS4方向に押し上げる。ロック解除ボタン31の押し上げにより、リンク機構60を介して被ロック部材40をロック機構80と反対側のS1方向に移動させ、ロック機構80による被ロック部材40のロック状態を解除する。
図8に示すシフトレバーがロック状態から解除された状態において、被ロック部材40の被ロック体42は、一対のロック部材82,84よりも回動軌跡Tの径方向内側に位置する。従って、ロック機構80による何等の抵抗もなく、次のシフトレバーの傾倒操作を実行することができる。
ロック機構80によるシフトレバーのロック状態が解除された後、更にシフトレバーをD2方向に傾倒操作することにより、図6に示すようにF1ポジションにシフトレバーを傾倒させ、保持させることができる。この傾倒操作の際には、操作者がロック解除ボタン31を押し上げていることから、被ロック体42はロック部材84の上に位置する。この状態からロック解除ボタン31の押し上げ操作を解除すると、被ロック体42は圧縮コイルばね32によって付勢され、図4に示すように、ロック部材84を回動軌跡Tの径方向外側へ押し下げ、ロック解除ボタン31は当初の位置に戻されることになる。
また、図7に示すように、F0ポジションにてシフトレバー20をロックさせた後、シフトレバー20をD1方向に傾倒して図9に示すF3ポジションにシフトチェンジしたい場合には、上記と同様に、まずロック解除ボタン31を押し上げて図8に示す状態としてから、シフトレバー20をD1方向に傾倒してF3ポジションにて保持する。これにより、被ロック体42がロック部材82の上に位置する。このような状態にしてからロック解除ボタン31の押し上げ操作を解除することにより、図9に示すように、被ロック体42がロック部材82を回動軌跡Tの径方向外側へ押し下げ、ロック解除ボタン31は当初の位置に戻されることになる。
図9に示すF3ポジションから今度は逆の向き(D2方向)でシフトレバーを傾倒操作する際においても、傾倒方向の下流側において、今度はロック部材84が回動軌跡Tの径方向内側に突設している。従って、操作者が勢いよくシフトレバーを傾倒操作しても、ロック部材84にてシフトレバーの更なる傾倒が規制される。そして、シフトレバーが傾倒規制されている例えばF0ポジションにおいて、他のロック部材82も回動軌跡Tの径方向内側に突設してくることにより、ロック機構80によるF0ポジションにおけるシフトレバーのロックが行われる。つまり、操作者がシフトレバー20を勢いよく回動させたとしても、シフトレバー20が本来的にはロックされるべきF0ポジションを乗り越えてF1ポジションに達してしまうといった問題は生じない。
尚、上記実施形態に挙げた構成等に対し、その他の構成要素が組み合わされるなどした他の実施形態であってもよく、また、本開示はここで示した構成に何等限定されるものではない。この点に関しては、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
例えば、図示例のシフト装置100は、一対のロック部材82,84を備えるロック機構80を有する形態であるが、二対のロック部材を備えるロック機構を有する形態であってもよい。具体的には、シフトポジションが順に、パーキング(P)ポジション、リバース(R)ポジション、ニュートラル(N)ポジション、ドライブ(D)ポジション、ロー(L)ポジションのシフトパターンを有する場合に、パーキング(P)ポジションとニュートラル(N)ポジションにロック機構が設けられている形態のシフト装置であってもよい。
本国際出願は、2018年3月23日に出願した日本国特許出願第2018−056516号に基づく優先権を主張するものであり、当該出願の全内容を本国際出願に援用する。
10 筐体
11,12 半割り体
14 永久磁石
15 ヨーク
16 磁気吸引体
20 シフトレバー
21 円筒体
21a 節度部材
22 角管体
23 回動軸
30 シフトノブ
31 ロック解除ボタン
32 圧縮コイルばね
40 被ロック部材(アクチュエータ)
41 軸体
42 被ロック体
50 カム
60 リンク機構
61 第一リンク
62 第二リンク
70 第一付勢部材
80 ロック機構
81,83 第二付勢部材
82,84 ロック部材
100 シフト装置

Claims (6)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に回動自在に取付けられ、一部が該筐体の外側に突設していて、複数のシフト位置に傾倒されるシフトレバーと、
    前記シフトレバーを所定のシフト位置にロックするロック機構と、を有し、
    前記ロック機構は、
    前記シフトレバーの内部において、該シフトレバーの長手方向に往復動自在に付勢されている被ロック部材と、
    前記筐体内において、前記被ロック部材の回動軌跡の径方向内側と径方向外側の間を移動自在に付勢されている少なくとも一対のロック部材と、
    前記被ロック部材を前記ロック部材側に付勢する第一付勢部材、及び、前記ロック部材を前記被ロック部材側に付勢する第二付勢部材と、を含み、
    前記一対のロック部材が前記回動軌跡の径方向内側に位置して前記被ロック部材が挟まれることにより、該被ロック部材のロック状態が形成され、
    前記一対のロック部材のいずれか一方が、前記被ロック部材によって前記回動軌跡の径方向外側に押されることにより、該被ロック部材のロック解除状態が形成され、
    前記ロック状態において、前記一対のロック部材の間に前記被ロック部材が隙間なく挟まれている、シフト装置。
  2. 前記第一付勢部材と前記第二付勢部材がいずれも圧縮ばねから形成され、該第二付勢部材に比べて該第一付勢部材のばね荷重及びばね定数が大きくなっている、請求項に記載のシフト装置。
  3. 前記ロック状態と前記ロック解除状態において、それぞれの前記被ロック部材は、前記シフトレバーの長手方向における位置が等しい、請求項に記載のシフト装置。
  4. 前記シフトレバーの端部にシフトノブを有し、
    前記シフトノブにロック解除ボタンが取付けられ、前記シフトノブの内部において、該ロック解除ボタンと前記被ロック部材がリンク機構を介して連結されている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシフト装置。
  5. 前記ロック解除ボタンが押されて前記ロック解除状態が形成された際に、前記被ロック部材が前記ロック部材よりも前記径方向内側に位置している、請求項に記載のシフト装置。
  6. 前記筐体は、ベース体と、該ベース体に装着されるカバー体と、を有し、
    前記ベース体に対して二つの前記第二付勢部材が取付けられ、それぞれの該第二付勢部材に当接して前記ロック部材が取付けられている、請求項1乃至のいずれか一項に記載のシフト装置。
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