JP6815348B2 - 自動二輪車のサイドスタンドおよびサイドスタンドの製造方法 - Google Patents

自動二輪車のサイドスタンドおよびサイドスタンドの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動二輪車のサイドスタンドおよびサイドスタンドの製造方法に係り、特に、停車中の車体を傾斜した状態で保持する自動二輪車のサイドスタンドおよびサイドスタンドの製造方法に関する。
従来から、自動二輪車のサイドスタンドを軽量化するため、その長尺部をパイプ材で構成することが知られている。また、サイドスタンドの長尺部を接地部側(先端側)に向かって徐々に細くなるテーパ形状とすることで外観性を高める構成も周知である。
特許文献1には、長尺部をパイプ材で構成するサイドスタンドにおいて、パイプ材の先端側を平坦につぶしてから、その断面形状が半円状となるように湾曲加工することで、テーパ状のパイプ材を用いているように外観させる構成が開示されている。
特開2001−80554号公報
ここで、サイドスタンドの外観性や質感をさらに高めるため、特許文献1の技術とは異なり、実際にテーパ形状を有するパイプ材で長尺部を構成することが考えられる。この点、パイプ材を回転させながら叩いて小径化するスウェージング加工によれば、比較的低いコストでテーパ状の長尺部を得ることができる。しかし、素材となるパイプ材に対してそのままスウェージング加工を施すと、テーパ部分の肉厚が増して長尺部の先端側に過剰な強度および重量が生じてしまうこととなる。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、テーパ状のパイプ材によって外観性の向上と軽量化の両立を図ることができる自動二輪車のサイドスタンドおよびサイドスタンドの製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、中空構造の長尺部(71)と該長尺部(71)の先端側に取り付けられる接地部(90)とを含み、前記長尺部(71)の外形が前記接地部(90)に向かって徐々に細くなるテーパ形状とされた自動二輪車(1)のサイドスタンド(70)において、前記サイドスタンド(70)を展開した状態で、前記長尺部(71)が、車体正面視で視認される形状より車体側面視で視認される形状の方が全体的に細くなるように構成されており、前記長尺部(71)の先端側の肉厚(T2)が、基端側の肉厚(T1)と同等または同等より小さい点に第1の特徴がある。
また、前記長尺部(71)は、丸パイプ材の先端側の内周部(73)を切削加工によって拡径した後に、外周部(71a)をスウェージング加工によって縮径してテーパ形状とすることで構成される点に第2の特徴がある。
また、前記長尺部(71)の断面形状が、前記スウェージング加工の後にプレス加工を施すことで、車幅方向に長軸(C1,C2)が指向する楕円形状とされる点に第3の特徴がある。
また、前記接地部(90)が中空構造とされており、前記接地部(90)の上部に、前記長尺部(71)の先端側を差し込む取付孔(94)が形成されている点に第4の特徴がある。
さらに、中空構造とされる長尺部(71)および該長尺部(71)の先端側に取り付けられる接地部(90)を含み、前記長尺部(71)の外形が前記接地部(90)に向かって徐々に細くなるテーパ形状とされた自動二輪車(1)のサイドスタンド(70)に適用されるサイドスタンドの製造方法において、前記長尺部(71)となる丸パイプ材の先端側の内周部(73)を切削加工によって拡径する第1工程(S1)と、前記長尺部(71)の外周部(71a)をスウェージング加工によって縮径してテーパ形状とする第2工程(S2)とを含む点に第5の特徴がある。
第1の特徴によれば、中空構造の長尺部(71)と該長尺部(71)の先端側に取り付けられる接地部(90)とを含み、前記長尺部(71)の外形が前記接地部(90)に向かって徐々に細くなるテーパ形状とされた自動二輪車(1)のサイドスタンド(70)において、前記サイドスタンド(70)を展開した状態で、前記長尺部(71)が、車体正面視で視認される形状より車体側面視で視認される形状の方が全体的に細くなるように構成されており、前記長尺部(71)の先端側の肉厚(T2)が、基端側の肉厚(T1)と同等または同等より小さいので、長尺部をパイプ材で構成すると共に外観性を高めるためにテーパ形状とした場合でも、長尺部の先端側に不要な肉厚および強度が発生することがなく、先端側の肉厚を適度な厚さに抑えて長尺部の軽量化を図ることが可能となる。これにより、軽量かつ外観性に優れたサイドスタンドを得ることができる。また、長尺部が、車体正面視で視認される形状より車体側面視で視認される形状の方が全体的に細くなるように構成されているため、視認される頻度の高い車体外方からの外観にシャープな印象を与えることができる。
第2の特徴によれば、前記長尺部(71)は、丸パイプ材の先端側の内周部(73)を切削加工によって拡径した後に、外周部(71a)をスウェージング加工によって縮径してテーパ形状とすることで構成されるので、長尺部をテーパ形状とするために丸パイプ材にそのままスウェージング加工を施すと、先端側の肉厚が基端側より厚くなってしまうところ、先端側の内周部を切削加工してからスウェージング加工を施すことで、先端側の肉厚を適度な厚さに仕上げることが可能となる。これにより、切削加工等で長尺部を製作する場合に比して、コストを抑えながら軽量かつ外観性に優れたサイドスタンドを得ることができる。
第3の特徴によれば、前記長尺部(71)の断面形状が、前記スウェージング加工の後にプレス加工を施すことで、車幅方向に長軸(C1,C2)が指向する楕円形状とされるので、簡単なプレス加工によって長尺部を楕円断面とすることで、車体正面視で視認される形状より車体側面視で視認される形状の方を細くすることができる。また、楕円の長軸が車幅方向に指向することで、サイドスタンドの耐荷重性も高められる。
第4の特徴によれば、前記接地部(90)が中空構造とされており、前記接地部(90)の上部に、前記長尺部(71)の先端側を差し込む取付孔(94)が形成されているので、接地部を中空構造としてサイドスタンドの先端側の重量をさらに低減することができる。これにより、サイドスタンドを収納状態に保持するスプリングのばね定数を小さくすることができる。
第5の特徴によれば、中空構造とされる長尺部(71)および該長尺部(71)の先端側に取り付けられる接地部(90)を含み、前記長尺部(71)の外形が前記接地部(90)に向かって徐々に細くなるテーパ形状とされた自動二輪車(1)のサイドスタンド(70)に適用されるサイドスタンドの製造方法において、前記長尺部(71)となる丸パイプ材の先端側の内周部(73)を切削加工によって拡径する第1工程(S1)と、前記長尺部(71)の外周部(71a)をスウェージング加工によって縮径してテーパ形状とする第2工程(S2)とを含むので、長尺部をテーパ形状とするためにパイプ材にそのままスウェージング加工を施すと、先端側の肉厚が基端側より厚くなってしまうところ、先端側の内周部を切削加工してからスウェージング加工を施すことで、先端側の肉厚を適度な厚さに仕上げることが可能となる。これにより、軽量かつ外観性に優れたサイドスタンドを得ることができる。
本発明の一実施形態に係るサイドスタンドを適用した自動二輪車の左側面図である。 展開状態のサイドスタンドを車幅方向左側から見た側面図である。 展開状態のサイドスタンドを車体前方から見た正面図である。 のIV−IV線断面図である。 のV−V線断面図である。 スウェージング加工前の長尺部の断面図である。 サイドスタンドの製造手順を示すフローチャートである。 接地部の拡大側面図である。 接地部の拡大底面図である。 本実施形態の変形例に係る接地部の斜視図である。 変形例に係る接地部の側面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るサイドスタンド70を適用した自動二輪車1の左側面図である。自動二輪車1は、動力源としてのエンジンEの駆動力をドライブチェーン21によって後輪WRに伝達して走行するデュアルパーパスタイプの鞍乗型車両である。車体フレームFを構成する左右一対のメインフレームF2の車体前方端部には、不図示のステアリング軸を揺動自在に軸支するヘッドパイプF1が設けられている。前輪WFを回転自在に軸支する左右一対のフロントフォーク13は、ヘッドパイプF1の上下でステアリング軸に固定されたトップブリッジ6およびボトムブリッジ11によって支持されている。トップブリッジ6に固定される操向ハンドル4には、左右一対のバックミラー5およびナックルガード22が取り付けられている。
操向ハンドル4の前方は、ヘッドライト12およびスクリーン8を支持するフロントカウル9で覆われている。フロントカウル9と操向ハンドル4との間には、左右一対の前側ウインカ装置16aが配設されている。ヘッドライト12の下方には、自動二輪車1のコーナリング時にそのリーン角度に応じて点灯して旋回方向を照射するコーナリングライト60が配設されている。フロントフォーク13には、前輪WFの上部を覆うフロントフェンダ14が固定されている。
エンジンEはメインフレームF2の下部に配設されており、エンジンEの下部には、クランクケース37や排気管36の前部および下部を保護するアンダカバー34が配設されている。エンジンEの燃焼ガスは、排気管36を介して車幅方向右側のマフラ24から排出される。
メインフレームF2の後端下部には、後輪WRを回転自在に軸支するスイングアーム20のピボット18を支持する左右一対のピボットフレームF3が連結されている。ピボット18は、スイングアーム20の前端部を揺動自在に軸支している。スイングアーム20は、ピボット18の後方の位置でリヤクッション19によってメインフレームF2に吊り下げられている。ピボットフレームF3の下端部には、左右一対の足乗せステップ23が取り付けられている。車幅方向左側の足乗せステップ23の後方には、サイドスタンド70が揺動可能に軸支されている。スイングアーム20の上部には、ドライブチェーン21の上方を覆うチェーンカバー39が取り付けられている。
ピボットフレームF3の前方で、メインフレームF2とエンジンEとの間の位置には、車載バッテリ等を収納する電装品ボックス30が配設されている。電装品ボックス30の上方で左右のメインフレームF2の間の位置には、車体のリーン角度を検知するリーン角度センサ17aが配設されている。後輪WRの車軸近傍には、後輪WRの回転速度に基づいて車速を検知する車速センサ17bが配設されている。
メインフレームF2の上部には燃料タンク2が配設されており、メインフレームF2の後部には、車体後方上方に延びるシートフレームSFが連結されている。シートフレームSFの下部には、ピリオンステップ32を支持するピリオンステップホルダ31が左右一対で取り付けられている。
燃料タンク2の後方には、シートフレームSFに支持される前側シート7および後側シート29が配設されている。シートフレームSFの車幅方向外側はリヤカウル28で覆われており、後側シート29の車幅方向外側には、シートフレームSFに支持されるリヤキャリア27が配設されている。リヤカウル28の後方には、尾灯装置26およびリヤフェンダ25が配設されており、リヤフェンダ25の基部には、左右一対の後側ウインカ装置16bが配設されている。
図2は、展開状態のサイドスタンド70を車幅方向左側から見た側面図である。また、図3は、展開状態のサイドスタンド70を車体前方から見た正面図である。サイドスタンド70は、図1に示した格納状態と、長尺部71が略上下方向に指向する展開状態との間を揺動自在に車体に軸支されている。よって、車体左側からサイドスタンド70を見た場合、格納状態でも図2とほぼ同じように外観される。一方、図3の正面図は、サイドスタンド70を格納した状態では車体上方から見る平面図となる。
機械構造用炭素鋼や高張力鋼等の金属からなるサイドスタンド70は、車体に軸支される揺動軸87が通る貫通孔85が形成された基部84と、パイプ状の長尺部71と、中空構造の接地部90とを溶接によって接合して構成される。基部84と長尺部71との間は、接合部の周囲を一周する溶接ビード86によって溶着され、長尺部71と接地部90との間は、接合部の周囲を一周する溶接ビード93によって溶着される。
長尺部71の外周部71aには、格納状態または展開状態を保持するスプリング(不図示)が係合する棒状のフック80と、中実部材からなる足かけ部82とが、それぞれ、溶接ビード83,81によって溶着されている。
長尺部71の外周部71aは、基部84に接合される基端側から接地部90に接合される先端側に向かって徐々に先細りとなるテーパ形状とされている。長尺部71の内周面に形成される基端側内周部72と先端側内周部73との間には、わずかな段差75が形成されている。
外周部71aの外形は、図3の平面視で外観される外形より、図2の側面視で外観される外形のほうが、全体的に細く形成されている。詳しくは、長尺部71は、基端側から先端側に向かって外周形状が徐々に小さくなる楕円断面形状を有しており、この形状により、側面視における細身な外観と十分な強度との両立を図ることを可能としている。
接地部90は、サイドスタンド70の先端側に向かって末広がり形状をなす本体部91の開口に底板92で蓋をした中空構造とされる。
図4は、図3のIV−IV線断面図である。また、図5は図3のV−V線断面図である。前記したように、長尺部71は、基端側から先端側に向かって徐々に先細りとなるテーパ形状の外形をなすと共に、基端部から先端部まで略相似形の楕円断面を有する形状とされる。換言すれば、基端側の外形は、長軸長さL1および短軸長さW1の楕円形とされ、先端側の外形は、いずれも基端側より短い長軸長さL2および短軸長さW2の楕円形とされる(L1>L2,W1>W2)。また、基端側と先端側のそれぞれの楕円断面において、長軸長さよりも短軸長さの方が短い(L1>W1,L2>W2)。図4に示す基端側の楕円の長軸C1および図5に示す先端側の楕円の長軸C2は、それぞれ車幅方向に指向している。これにより、車体左側から見た際に長尺部71が最も細く見える部分が外観されると共に、展開したサイドスタンド70に車重がかかる際には、強度の高い楕円断面の長軸側で曲げ応力を受けることが可能となる。
そして、先端側の肉厚T2は、基端側の肉厚T1と同等またはそれ以下の寸法とされている。換言すれば、長尺部71の肉厚が、基端側から先端側にかけて大きく変わらないように構成されている。
しかし、このような形状を有する長尺部71を鋳造によって製造するのは難しく、また、切削加工による製造では材料費や生産工数が大幅に増加してしまう。そこで、本願発明に係るサイドスタンド70においては、丸パイプ材の先端側の内周部を切削加工で拡径してから、丸パイプ材の全体にスウェージング加工を施すことによって、テーパ形状の外形を得ると共に先端側の軽量化を図ることを可能としている。
回転冷間鍛造加工としてのスウェージング加工は、回転中心にセットしたワークの外周面を複数金型によって回りながら叩く加工であり、NCスウェージング加工機等で容易に行うことができる。
図6は、スウェージング加工前の長尺部71の断面図である。前記したように、長尺部71には、外周部71aをテーパ形状とするスウェージング加工を行う前に、素材となる丸パイプ材の先端側の内周部を拡径する加工が行われる。この切削加工は、肉厚が均一の丸パイプ材の先端側の内周部を、NC旋盤等で中ぐり加工することで容易に行うことができる。これにより、基端側内周部72と先端側内周部73との間に、段差75が形成される。この中ぐり加工の深さおよび拡径量は、スウェージング加工後の仕上がり寸法等に応じて適宜設定することができる。
本実施形態に係るスウェージング加工は、長尺部71の基端側の直径をほぼ変えずに、先端側に向かって全体をテーパ形状とするものである。このため、先端側に向かうにつれて縮径率が高くなると共に肉厚の増加率が大きくなるが、前記した拡径加工が行われているため、スウェージング加工後の先端側の肉厚を基端側の肉厚と同等またはそれ以下に収められている。
仮に、先端側を拡径することなく素材の丸パイプ材にスウェージング加工を施すと、外形が所望の寸法となっても、先端側に向かって徐々に肉厚が増す形状となる。そうすると、先端側が過剰な強度および重量を有することとなり、乗員が足で行う格納状態と展開状態の切り替え操作が重くなったり、格納状態に保持するためのスプリングを強くする必要が生じることとなる。
図7は、サイドスタンド70の製造手順を示すフローチャートである。まず、第1工程としてのステップS1は、丸パイプ材の先端側の内周部を切削加工により拡径する。次に、第2工程としてのステップS2は、丸パイプ材の外周部をスウェージング加工によって縮径してテーパ形状とする。このステップS1,S2によって、テーパ状の外周部および円形断面を有する長尺部71が形成される。
続いて、第3工程としてのステップS3は、長尺部71の外周部にプレス加工を施すことで楕円断面形状とする。プレス加工は、所定圧力で上方から金型を押し付けるプレス機によって容易に行うことができる。この第3工程を終えた長尺部71によれば、長尺部71が最も細く見える部分を外観させると共に、サイドスタンド70の使用時には強度の高い楕円断面の長軸側で曲げ応力を受けることが可能となる。
そして、第4工程としてのステップS4では、長尺部71に、接地部90や基部84、フック80等が取り付けられて、サイドスタンド70が構成される。この第4工程のほか、溶接部のバリ取り工程や磨き工程、塗装工程等が加わってもよい。
図8は、接地部90の拡大側面図である。また、図9は同拡大底面図である。接地部90は、傘状の本体部91の底部に平板状の底板92を溶着して構成される。本体部91は、長尺部71の先端側が挿入される取付孔94が略中央に形成された薄板部材をプレス加工することで形成される。また、底板92は、本体部91の下端縁に設けられる平板状のフランジ部91aに対して、底板92の側縁を一周する溶接ビード95によって溶着される。これにより、接地部90を中空構造として、サイドスタンド70の先端側の重量をさらに低減することを可能としている。
図10は、本実施形態の変形例に係る接地部100の斜視図である。また、図11は同側面図である。接地部100は、傘状の本体部101の底部に、周縁部が上方に湾曲した底板103を溶着することで構成される。長尺部71の先端部と接地部100との間は、長尺部71の外周を一周する溶接ビード104によって溶着される。
本体部101は、長尺部71の先端側が挿入される取付孔が略中央に形成された薄板部材をプレス加工することで形成される。また、底板103は、本体部101の下端縁に設けられる平板状のフランジ部102に対し、複数の溶接部Aにおけるスポット溶接によって溶着される。これにより、簡単な溶接加工によって底板103を溶着できると共に、接地部の下端縁に湾曲形状を有する質感の高いサイドスタンドを得ることが可能となる。
上記したように、本発明に係る自動二輪車のサイドスタンドによれば、サイドスタンド70の長尺部71が、車体正面視で視認される形状より車体側面視で視認される形状の方が全体的に細くなるように構成されており、長尺部71の先端側の肉厚T2が、基端側の肉厚T1と同等または同等より小さく構成されるので、長尺部71をパイプ材で構成すると共に外観性を高めるためにテーパ形状とした場合でも、長尺部71の先端側に不要な肉厚および強度が発生することがなく、先端側の肉厚を適度な厚さに抑えて長尺部71の軽量化を図ることが可能となる。
また、長尺部71は、丸パイプ材の先端側の内周部73を切削加工によって拡径した後に、外周部71aをスウェージング加工によって縮径してテーパ形状とすることで構成されるので、長尺部71をテーパ形状とするために丸パイプ材にそのままスウェージング加工を施すと先端側の肉厚が基端側より厚くなってしまうところ、先端側の内周部を切削加工してからスウェージング加工を施すことで、先端側の肉厚を適度な厚さに仕上げることが可能となる。これにより、切削加工等で長尺部を製作する場合に比して、コストを抑えながら軽量かつ外観性に優れたサイドスタンド70を得ることができる。
なお、自動二輪車の形態、サイドスタンドの形状や材質、長尺部のテーパ形状や楕円断面形状、長尺部の素材となる丸パイプ部材の寸法や拡径加工の量、接地部の形状や構造、各溶接ビードの形状等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。例えば、長尺部は、切削加工とスウェージング加工を施した円形断面の状態でサイドスタンドとして組み立ててもよい。なお、プレス加工によって形成される楕円形状には、直線部を有する長円形状が含まれてもよい。
1…自動二輪車、70…サイドスタンド、71…長尺部、71a…外周部、72…基端側の内周部、73…先端側の内周部、90…接地部、94…取付孔、C1…基端側の楕円断面の長軸、C2…先端側の楕円断面の長軸、T1…長尺部の基端側の肉厚、T2…長尺部の先端側の肉厚、S1…第1工程、S2…第2工程

Claims (4)

  1. 中空構造の長尺部(71)と該長尺部(71)の先端側に取り付けられる接地部(90)とを含み、前記長尺部(71)の外形が前記接地部(90)に向かって徐々に細くなるテーパ形状とされた自動二輪車(1)のサイドスタンド(70)において、
    前記サイドスタンド(70)を展開した状態で、前記長尺部(71)が、車体正面視で視認される形状より車体側面視で視認される形状の方が全体的に細くなるように構成されており、
    前記長尺部(71)の先端側の肉厚(T2)が、基端側の肉厚(T1)と同等または同等より小さく、
    前記長尺部(71)は、丸パイプ材の先端側の内周部(73)を切削加工によって拡径した後に、外周部(71a)をスウェージング加工によって縮径してテーパ形状とすることで構成されることを特徴とする自動二輪車のサイドスタンド。
  2. 前記長尺部(71)の断面形状が、前記スウェージング加工の後にプレス加工を施すことで、車幅方向に長軸(C1,C2)が指向する楕円形状とされることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のサイドスタンド。
  3. 中空構造の長尺部(71)と該長尺部(71)の先端側に取り付けられる接地部(90)とを含み、前記長尺部(71)の外形が前記接地部(90)に向かって徐々に細くなるテーパ形状とされた自動二輪車(1)のサイドスタンド(70)において、
    前記サイドスタンド(70)を展開した状態で、前記長尺部(71)が、車体正面視で視認される形状より車体側面視で視認される形状の方が全体的に細くなるように構成されており、
    前記長尺部(71)の先端側の肉厚(T2)が、基端側の肉厚(T1)と同等または同等より小さく、
    前記接地部(90)が中空構造とされており、
    前記接地部(90)の上部に、前記長尺部(71)の先端側を差し込む取付孔(94)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のサイドスタンド。
  4. 中空構造とされる長尺部(71)および該長尺部(71)の先端側に取り付けられる接地部(90)を含み、前記長尺部(71)の外形が前記接地部(90)に向かって徐々に細くなるテーパ形状とされた自動二輪車(1)のサイドスタンド(70)に適用されるサイドスタンドの製造方法において、
    前記長尺部(71)となる丸パイプ材の先端側の内周部(73)を切削加工によって拡径する第1工程(S1)と、
    前記長尺部(71)の外周部(71a)をスウェージング加工によって縮径してテーパ形状とする第2工程(S2)とを含むことを特徴とするサイドスタンドの製造方法。
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