JPH0466379A

JPH0466379A - 自動二輪車のサイドスタンド

Info

Publication number: JPH0466379A
Application number: JP17899490A
Authority: JP
Inventors: Yoji Uchiumi; 洋司内海
Original assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Current assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Priority date: 1990-07-05
Filing date: 1990-07-05
Publication date: 1992-03-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、自動二輪車のサイドスタンドに関する。

（従来の技術）自動二輪車に設けられるサイドスタンドは、通常、車体
の一側下部に手下回動自在に枢支されるスタンドバーと
、このスタンドバーの回動端に取り付けられる接地部材
とで構成されでいる。

そして、スタンドバーを下方回動姿勢とした状態で、車
体を傾け、接地部材を接地させて地面とスタンドバーと
で車体を支えれば、この車体を地面上に自立させること
ができる。

この場合、地面が例えば砂地のように軟弱なところであ
ると、上記接地部材が地面に埋没して車体が不安定にな
るおそれがある。

そこで、接地部材の接地面積を大きくして上記埋没を防
ぐことが考えられるが、この接地部材を頓に大きくする
と、次のような問題がある。

（発明が解決しようとする問題点）即ち、地面に凸部があって、接地部材の一端がこれに乗
った状態で接地した場合には、この接地部材に作用する
曲げモーメントが大きくなって、容易に変形を生じるお
それがある。また、これに対応するには、強度を向上さ
せればよいが、このようにすると、重量が重くなるとい
う不都合をＬＬしる。

（発明の目的）この発明は、上記のような事情に注目しＣなされたもの
で、勺イドスタンドの接地部材が軟弱な地面に対しでも
埋没し７ないようにし、かつ、接地部材を凹凸のある地
面に接地させたときても、これが容易には変形しないよ
うにし、更に、重量が重くならないようにすることを目
的とする。

Ｃ発明の構成）上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、車体に上下回動自在にスタンドパーを枢支し、この
スタンドパーの回動端に弾性体ヲ介して接地部材を取り
付けた点にある。

（作　用）上記構成による作用は次の如くである。

接地部材２ｏの接地面積を大きくすれば、サイドスタン
ド１６によって車体２を軟弱な地面２１上に自立させた
場合でも、接地部材２ｏが地面２１に埋没することが防
止され、安定した自立状態が得られることとなる。

上記の場合、接地部材２ｏはスタンドパー１９に対し弾
性体２５を介して取り付けられている。

このため、仮に、地面２１に凸部３２があって、接地部
材２０の接地時にその一端がこれに乗ったときには、弾
性体２５が弾性変形してスタンドパー１９に対する接地
部材２ｏの相対姿勢が変化し、接地部材２ｏは少なくと
も二点で接地することとなる。よって、この接地部材２
ｏに作用する曲げモーメントは小さく抑えられる。

また、接地部材２０に作用する負荷は上記したように地
面２１の状態によらず小さく抑えられるため、これの強
度は小さくて済む。

（実施例）以下、この発明の実施例を図面により説明する。

第２図において、符号Ｉは自動二輪車で、その車体２は
フレーム３を有し、このフレーム３の後部には枢支軸５
によりリヤアーム６が上下揺動自在に枢支され、このリ
ヤアーム６の揺動端に後輪７が支承されている。８は緩
衝器である。

上記フレーム３にはエンジン】０が支持され。

このエンジン１０によって上記後輪７がチェーン巻掛式
伝動手段１１を介して駆動される。

その他、１２は前部燃料タンク、１３は後部燃料タンク
、１４はシートである。

第１図から第３図において、上記車体２の左側下部には
サイドスタンドＩ６が設けられている。

このサイドスタンド】６は、上記フレーム３左例の後下
部に突設されたブラケット１７と、このブラケット１７
に枢支軸１８により上下回動自在に枢支されたスタンド
パー１９と、このスタンドパー１９の回動端に取り付け
られた接地部材２゜とを有している６上記サイドスタンド１６を第２図中実線で示す位置にま
で上方回動させたときには、それ以上の上方回動が阻止
され、かつ、この姿勢にばね（図示せず）で保持される
。一方、同上第２図中仮想線で示す位置にまで下方回動
させたときには、それ以上の回動が阻止され、がっ、同
上ばゎで付勢されてこの下方回動姿勢に保持される。そ
して、サイドスタンド１６をこのように下方回動姿勢と
させ、車体２を傾けて接地部材２ｏを接地させれば、こ
の車体２を地面２１上に自立させることができる。

第１図と第３図において、上記接地部材２ｏは板金製で
、はぼ半円形状をなした平板部２３と、この平板部２３
の外縁から下方に向って折り曲げられた折曲部２４とで
構成されている。そして、前記のように接地部材２０を
接地させたときには、平板部２３の下面が地面２】に大
きい接地面積で面接触してこの接地部材２０が地面２１
に埋没することを防止し、一方、折曲部２４が地面２１
に食い込んで接地部材２０が地面２１上を摺動すること
を防止する。そして、これにより、安定した自立状態が
得られることとなっている。また、上記の場合、折曲部
２４は平板部２３を補強している。

Claims

【特許請求の範囲】

１、車体に上下回動自在にスタンドバーを枢支し、この
スタンドバーの回動端に弾性体を介して接地部材を取り
付けた自動二輪車のサイドスタンド。