JP6812539B2 - エレベーター - Google Patents

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Description

本発明は、エレベーターに関する。
本技術分野の背景技術として、特許文献1にはブレーキ装置が左右非対称に計3個設置されるエレベータ用巻き上げ機が記載されている。また、特許文献2にはブレーキ装置の軸方向の長さが駆動シーブの上部まで来ている例が記載されている。
中国特許出願公開第102275791号明細書 特開2016−37336号公報
しかしながら、特許文献1のように巻き上げ機にブレーキ装置を複数個取り付ける際に、特許文献2のようなブレーキ装置がシーブにかかるような構成を採用しようとした場合、ブレーキ装置とシーブに巻き掛けられたロープが干渉する恐れがある。特に巻き上げ機の近辺にそらせ車を備えつけられる場合、そらせ車側のロープとブレーキ装置が干渉する可能性が高い。
乗りかごと、乗りかごを駆動する巻き上げ機と、巻き上げ機のシーブに巻き掛けられ乗りかごと釣合い重りとを接続するロープと、ロープを案内するそらせ車と、を備えるエレベータであって、巻き上げ機はモータフレームと、モータフレームにより支持されるモータと、駆動モータの回転軸に結合されたシーブと、シーブよりも径が大きく同軸で配置されるブレーキディスクと、ブレーキディスクの外周部に対応して配置され、かつブレーキディスクを挟み込んで制動力を与える3個のディスクブレーキと、を備え、3個のディスクブレーキは、シーブの回転軸における中心を通る鉛直線を中心線として非対称に配置され、そらせ車が配置されている側に3個のディスクブレーキのうち1つのディスクブレーキが、他方に3個のディスクブレーキのうち2つのディスクブレーキが配置され、3個のディスクブレーキは、シーブに対して、シーブの半径方向に重なり、3個のディスクブレーキはモーターフレームに接続され、モーターフレームにはシーブの回転軸における中心線を通る鉛直線を中心線としてそれぞれ2か所づつ計4か所のディスクブレーキの接続部が設けられる、ことを特徴とするエレベーターの提供。
本発明のエレベータ装置用巻上機によれば、主ロープの取り回しの制限を一部解除することができる。なお、上述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
一実施例によるエレベータ装置用巻上機の正面図である。 図1に示したエレベータ装置用巻上機の保守状態を示す正面図である。 他の構成によるエレベータ装置用巻上機の保守状態を比較のために示す正面図である。 一実施例によるエレベータ装置用巻上機の側面図である。 そらせ車を用いた場合の一実施例によるエレベータ装置用巻上機の正面図である。 そらせ車を図5とは逆側に置いた場合のエレベータ装置用巻上機の正面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例によるエレベータ装置用巻上機を示す正面図である。
エレベータ装置用巻上機はマシンベース1上に設置されており、マシンベース1にはモータフレーム2によって支持された図示されていない駆動モータと、駆動モータの回転軸に結合されたシーブ3と、シーブ3よりも径の大きなブレーキディスク4が同軸で配置されている。モータフレーム2には3個のディスクブレーキ5A,5B,5Cそれぞれ取り付けられている。シーブ3には図示しない乗りかごに連結された主ロープ6が巻き掛けられており、マシンベース1を載せた支持枠に取り付けられているそらせ車7に掛けられている。このため、シーブ3に巻き掛けられた主ロープ6のそらせ車が設けられている側は斜めにされている一方で、他方では鉛直に垂下されている。
各ディスクブレーキ5A,5B,5Cは、同一構成で通常知られた構造であるので詳細な説明を省略するが、駆動モータへの通電を断った後、ディスクブレーキ5A,5B,5Cを非励磁状態とし、ばね力によりブレーキシューをブレーキディスク4の両面に押し付けて、ブレーキディスク4に対して制動力を与えるように構成されている。
3個のディスクブレーキ5A,5B,5Cのうち、そらせ車7側に配置したディスクブレーキ5Aと、中間部に配置したディスクブレーキ5Bは、ブレーキディスク4の最も上方に位置する頂部を避けてほぼ同じ水平レベルで配置されている。そらせ車7と反対側に配置したディスクブレーキ装置5Cはディスクブレーキ5Aまたは5Bに隣接して配置されている。従って、シーブ3の回転軸における中心線を通る鉛直線を仮想したとき、3個のディスクブレーキ5A,5B,5Cはこの仮想鉛直線上を避けて配置されると共に、非対称配置となっている。また、そらせ車は7は昇降路の形状等により、ディスクブレーキ5A側に配される場合と、ディスクブレーキ5B側に配される場合がある。本実施例ではディスクブレーキ5A側にそらせ車7を配し、他方のディスクブレーキ5Bと隣接する形で、ディスクブレーキ5Cを配置した。しかし、そらせ車7の配置により、ディスクブレーキ5Aの隣に配されることもあるため、モーターフレーム2には、ディスクブレーキ5Aの隣にディスクブレーキ5Cを取り付ける用の、加工なり装置を付属しておくとよい。このようにすることで、そらせ車がいずれに配置される場合であっても、ディスクブレーキ5Cの取り付け位置を変更するだけで簡易に対応できる。
このようにディスクブレーキ5A,5B,5Cを配置することで、最も上部に配置しないことで、エレベータ装置用巻上機全体の高さH1を低くさせることができ。また、そらせ車7と反対側にディスクブレーキ5Cを配することで主ロープ6との干渉を容易に防ぐことができる。 図2は、保守時にディスクブレーキ5Bを開放している状態を示す正面図である。ディスクブレーキ5Bは、他のディスクブレーキ5A,5Cと同様に複数の支持ピン8によってモータフレーム2に取り付けられている。ディスクブレーキ5Bの保守時には、一方の支持ピンを取り外して図示のように残されている支持ピン8を中心に回転させて作業を行う。この作業時、ディスクブレーキ5Bの一部が最大高さとなるのは、図示の状態での高さH2となる
機械室内のリニューアルを行って巻上機を新設品と交換する場合、機械室そのものの高さを増大することはできないので、新設巻上機の高さを抑える必要がある。図1に示したように3個のディスクブレーキ5A,5B,5Cを配置して新設巻上機を構成すると、高さH2を抑えることができる。これは参考のために図3に示した巻上機のように、3個のディスクブレーキ5A,5B,5Cのうち中間部に配置されたディスクブレーキ装置5Bをシーブ3の回転軸における中心線を通る鉛直線を仮想し、この仮想鉛直線上にディスクブレーキ5Bを配置した場合と比較すると、その時の高さH3よりも十分低く抑えることができる。
図4は一実施例によるエレベータ装置用巻上機の側面図である。シーブ3とディスクブレーキ5は横からみて重なる関係にある。ディスクブレーキ5の軸方向の長さがシーブ3の上部までせり出しており、シーブ3の半径方向に重なるようになっている。これにより、シーブ3に巻きかけられる主ロープ6がそらせ車7により斜めに落ちる場合、そらせ車7のある側の巻き上げ機の側方にディスクブレーキ5Cを配すると、主ロープ6とディスクブレーキ5Cが干渉してしまう。そこで、そらせ車7と反対側にディスクブレーキ5Cを配することで主ロープ6との干渉を防ぐことができる。
図5は一実施例によるエレベータ装置用巻上機の正面図である。また、図1では示さなかった、ロープガード10が、ペデスタル9に接続され、ディスクブレ―キ5Bとディスクブレーキ5Cの間に配されている。このロープガード10はディスクブレーキ5Cのある側、つまりそらせ車7と反対側に配されている。ロープガード10の位置はシーブ3の中心軸より上且つ、シーブ3の中心軸の水平位置の高さを0度として、上方向に45度以内に設けることが望ましい。このロープガードは地震で揺れた時に、主ロープ6がシーブ溝から外れるのを防止するための部品である。本ロープガード10をそらせ車7のないディスクブレーキ5Cと同じ側に配置することで、主ロープ6がシーブ溝から外れるのを防止しつつ、主ロープ6とロープガード10の通常時の干渉を防ぐことができる。
図6はそらせ車を図5とは逆側に置いた場合のエレベータ装置用巻上機の正面図である。モーターフレーム2のそらせ車7が配されていない側にディスクブレーキ5Cを配置し、ロープガードはペデスタル9に接続され、そらせ車7が配されていない側であり、ディスクブレーキ5Aとディスクブレーキ5Cとの間に配されている。
尚、本発明は、上述した実施例に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。
3 シーブ
4 ブレーキディスク
5A〜5C ディスクブレーキ
6 主ロープ
7 そらせ車
10 ロープガード

Claims (3)

  1. 乗りかごと、前記乗りかごを駆動する巻き上げ機と、前記巻き上げ機のシーブに巻き掛けられ前記乗りかごと釣合い重りとを接続するロープと、前記ロープを案内するそらせ車と、を備えるエレベーターであって、
    前記巻き上げ機はモーターフレームと、前記モーターフレームにより支持されるモータと、前記モータの回転軸に結合された前記シーブと、前記シーブよりも径が大きく同軸で配置されるブレーキディスクと、前記ブレーキディスクの外周部に対応して配置され、かつ前記ブレーキディスクを挟み込んで制動力を与える3個のディスクブレーキと、を備え、
    前記3個のディスクブレーキは、前記シーブの回転軸における中心を通る鉛直線を中心線として非対称に配置され、前記そらせ車が配置されている側に前記3個のディスクブレーキのうち1つのディスクブレーキが、他方に前記3個のディスクブレーキのうち2つのディスクブレーキが配置され、
    前記3個のディスクブレーキは、前記シーブに対して、前記シーブの半径方向に重なり、
    前記3個のディスクブレーキは前記モーターフレームに接続され、
    前記モーターフレームには前記シーブの回転軸における中心線を通る鉛直線を中心線としてそれぞれ2か所づつ計4か所のディスクブレーキの接続部が設けられる、ことを特徴とするエレベーター。
  2. 請求項に記載のエレベーターであって、
    前記巻き上げ機はロープガードを備え、前記ロープガードは、前記そらせ車が配置されていない側に配された前記3個のディスクブレーキのうち2つのディスクブレーキの間に配される、
    ことを特徴とするエレベーター。
  3. 請求項に記載のエレベーターであって、
    前記シーブの回転軸における中心を通る鉛直線上を避けて、前記3個のディスクブレーキは配置されることを特徴とするエレベーター。
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