JP6809842B2 - 多層管及び配管 - Google Patents

多層管及び配管 Download PDF

Info

Publication number
JP6809842B2
JP6809842B2 JP2016160105A JP2016160105A JP6809842B2 JP 6809842 B2 JP6809842 B2 JP 6809842B2 JP 2016160105 A JP2016160105 A JP 2016160105A JP 2016160105 A JP2016160105 A JP 2016160105A JP 6809842 B2 JP6809842 B2 JP 6809842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
pipe
multilayer tube
outer layer
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016160105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018028350A (ja
Inventor
圭吾 栃尾
圭吾 栃尾
圭亮 下野
圭亮 下野
久保 喜弘
喜弘 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2016160105A priority Critical patent/JP6809842B2/ja
Publication of JP2018028350A publication Critical patent/JP2018028350A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6809842B2 publication Critical patent/JP6809842B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、管状の内層と外層と接着層とを備える多層管に関する。また、本発明は、上記多層管を用いた配管に関する。
マンション、アパート、戸建住宅等の建築物には、給水及び排水をするためにプラスチック管が多く使用されている。また、屋外で使用する必要があるプラスチック管の場合や、酸素の透過を防止する必要があるプラスチック管の場合には、内層と機能性の高い樹脂組成物により形成された外層とが一体化されたプラスチック管が用いられている。例えば、積水化学工業社製「カラーパイプ」においては、内層がポリ塩化ビニル(PVC)であり、外層が耐候性に優れた樹脂であることにより、屋外での使用が可能となっている。
また、配管の必要な長さが1つのプラスチック管の長さよりも長い場合や、配管に曲がり等がある場合には、複数のプラスチック管が直接又は継手を介して接続される。この際には、プラスチック管の端部に接着層を形成し、プラスチック管が接着層により接続されることがある。
下記の特許文献1には、パイプ本体の外周が外層で被覆された塩化ビニル樹脂パイプが開示されている。上記パイプ本体は、塩素化塩化ビニル樹脂と塩化ビニル樹脂との混合樹脂組成物により形成されている。上記外層は、アクリル系共重合体に塩化ビニルモノマーをグラフト重合させたアクリル−塩化ビニル系共重合体樹脂組成物により形成されており、上記外層の厚さは20〜200μmである。
特開2002−254576号公報
特許文献1に記載のような従来のプラスチック管では、プラスチック管本体を被覆している外層の外表面上に配置された接着層を介してプラスチック管同士が接続されている。このプラスチック管では、上記外層と上記接着層との接着性が悪く、十分な接続信頼性が得られない場合がある。結果として、通水等によって内圧が上昇した場合に、接続されたプラスチック管が外れる場合がある。
本発明の目的は、接続信頼性に優れており、圧力下で使用することができる多層管を提供することである。また、本発明の目的は、上記多層管を用いた配管を提供することである。
本発明の広い局面によれば、接続対象部材が接続されて用いられる多層管であって、管状の内層と、外層と、接着層とを備え、前記外層は、前記内層の外表面上に配置されており、前記接着層は、前記外層の外表面上に配置されており、前記外層の前記接着層が外表面上に配置されている部分の、多層管の軸方向における引張強さが、10MPa以上である、多層管が提供される。
本発明に係る多層管のある特定の局面では、前記内層の、多層管の軸方向における引張強さが、10MPa以上である。
本発明に係る多層管のある特定の局面では、前記外層の材料が、耐候性を有する樹脂である。
本発明に係る多層管のある特定の局面では、前記接着層は、多層管の端部において、前記外層の外表面上に配置されている。
本発明に係る多層管のある特定の局面では、前記接着層の多層管の軸方向における長さが、20mm以上、132mm以下である。
本発明に係る多層管のある特定の局面では、前記接着層は、多層管の末端に至るように、前記外層の外表面上に配置されている。
本発明の広い局面によれば、上述した多層管と、前記多層管に接続された接続対象部材とを備える、配管が提供される。
本発明に係る配管のある特定の局面では、前記多層管における前記外層のSP値と、前記接続対象部材のSP値との差の絶対値が、1.0(cal/cm 1/2 以下である。
本発明に係る多層管は、接続対象部材が接続されて用いられる多層管であって、管状の内層と、外層と、接着層とを備え、上記外層は、上記内層の外表面上に配置されており、上記接着層は、上記外層の外表面上に配置されており、上記外層の上記接着層が外表面上に配置されている部分の、多層管の軸方向における引張強さが、10MPa以上であるので、接続信頼性を高めることができる。本発明に係る多層管は、圧力下で使用することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る多層管を示す断面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る多層管を用いた配管の一例を示す断面図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
(多層管)
本発明に係る多層管は、接続対象部材が接続されて用いられる。本発明に係る多層管は、管状の内層と外層と接着層とを備える。本発明に係る多層管では、上記外層が、上記内層の外表面上に配置されている。本発明に係る多層管では、上記接着層が、上記外層の外表面上に配置されている。上記内層は、上記外層よりも内側に位置している層であり、管本体である。上記外層は、上記内層よりも外側に位置している層である。
本発明に係る多層管では、上記外層の上記接着層が外表面上に配置されている部分の、多層管の軸方向における引張強さが、10MPa以上である。
本発明では、上記の構成が備えられているので、多層管の接続信頼性を高めることができ、多層管を圧力下で使用することができる。例えば、多層管と接続対象部材とを接続した配管を作製した際に、多層管と接続対象部材との接着性を十分に高めることができ、上記多層管の配管の軸方向における接続信頼性を十分に高めることができる。また、上記配管内において給水等により圧力が作用したとしても、上記多層管と上記接続対象部材との脱離が生じ難く、上記多層管と上記接続対象部材とが接続された状態で配管を使用することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明する。なお、以下の図面において、大きさ、厚み及び形状等は、図示の便宜上、実際の大きさ、厚み及び形状等と異なる場合がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る多層管を示す断面図である。
図1に示す多層管1は、接続対象部材に接続されて用いられる。具体的には、多層管1の端部には、他の管又は管継手等が接続される。多層管1の端部は、接続対象部材を接続するための接続領域である。上記他の管は、単管であってもよく、多層管であってもよい。
多層管1は、内層11と、外層12と、接着層13とを備える。内層11は、管状である。内層11は、多層管1の両側の末端に至っている。内層11は多層管1の第1の層であり、外層12は多層管1の第2の層である。多層管1は、内層11と外層12とで形成される多層管である。
外層12は、内層11の外表面上に配置されている。外層12は、内層11の外表面の全体に配置されている。外層12は、多層管1の両側の末端に至っていることが好ましい。外層12は、管状に配置されていることが好ましい。
接着層13は、外層12の外表面上に配置されている。接着層13は、管状に配置されていることが好ましい。接着層13は、多層管1の端部において、外層12の外表面上に配置されていることが好ましい。接着層は、外層の外表面上に配置されていればよく、多層管の端部において、外層の外表面上に配置されていなくてもよい。接着層は、外層の外表面の全体に配置されていてもよく、外層の外表面の一部の領域に配置されていてもよい。
本実施形態においては、接着層13は、多層管1の端部において、外層12の外表面上に配置されている。接着層13は、多層管1の末端1aに至るように、外層12の外表面上に配置されている。接着層は、多層管の端部において、多層管の末端に至るまでの外層の外表面の全体に配置されていなくてもよく、多層管の端部の一部の領域に配置されていてもよい。
上記多層管では、内層と外層との間に、内層、外層及び接着層とは異なる層が配置されていてもよい。内層、外層及び接着層とは異なる層としては、特に限定されず、熱可塑性樹脂層、繊維強化樹脂層、ガスバリア層、金属層及び接着剤層等が挙げられ、これらの層を目的とする機能に応じて適宜選定して組み合わせることができる。
上記熱可塑性樹脂層の材料としては、オレフィン系樹脂及び塩化ビニル樹脂等が挙げられる。上記オレフィン系樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン−酢酸ビニル共重合体及びエチレン−α−オレフィン共重合体等が挙げられる。
上記繊維強化樹脂層としては、熱可塑性樹脂と強化用繊維とを組み合わせた層等が挙げられる。上記強化用繊維は無機繊維であってもよく、有機繊維であってもよい。上記無機繊維としては、ガラス繊維、炭素繊維、シリコン−チタン−炭素繊維、ボロン繊維及び微細な金属繊維等が挙げられる。上記有機繊維としては、アラミド繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊維及びポリアミド繊維等が挙げられる。これら強化用繊維は、連続繊維が長手方向に配される場合、長手方向に配された連続繊維とこの連続繊維と直交又は交差する連続繊維とが配される場合、並びに有限長さの繊維が配される場合等で用いられる。
接続信頼性を十分に高める観点からは、上記外層の上記接着層が外表面上に配置されている部分の、多層管の軸方向における引張強さは、10MPa以上である。接続信頼性をより一層高める観点からは、上記外層の上記接着層が外表面上に配置されている部分の、多層管の軸方向における引張強さは、好ましくは12MPa以上、より好ましくは13MPa以上であり、好ましくは60MPa以下、より好ましくは40MPa以下である。
多層管の変形をより一層抑制する観点からは、上記内層の、多層管の軸方向における引張強さは、好ましくは10MPa以上、より好ましくは12MPa以上であり、好ましくは50MPa以下、より好ましくは40MPa以下である。上記内層の、多層管の軸方向における引張強さは、上記内層の上記外層を介して上記接着層が外表面上に配置されている部分における値であることが好ましい。
接続信頼性をより一層高める観点からは、上記接着層の多層管の軸方向における長さは、好ましくは15mm以上、より好ましくは20mm以上であり、好ましくは200mm以下、より好ましくは150mm以下、更に好ましくは132mm以下である。なお、上記接着層が、多層管の両側の端部などに複数配置されている場合に、上記長さは、1つの接着層における長さを意味する。
実使用上の観点、及び水理特性、施工性を良好にする観点からは、上記多層管の外径は、好ましくは10mm以上、より好ましくは15mm以上であり、好ましくは600mm以下、より好ましくは400mm以下である。
実使用上の観点、及び耐候性を良好にする観点からは、上記外層の厚みは、好ましくは20μm以上、より好ましくは40μm以上であり、好ましくは500μm以下、より好ましくは300μm以下である。
(配管)
本発明に係る配管は、上述した多層管と、上記多層管に接続された接続対象部材とを備える。上記接続対象部材としては、上記多層管に接続されて用いられる部材であれば特に限定されず、他の単管、多層管又は管継手等が挙げられる。
図2は、本発明の一実施形態に係る多層管を用いた配管の一例を示す断面図である。
図2に示す配管21は、多層管1と接続対象部材31とを備える。多層管1は、図1に示す多層管1である。多層管1と接続対象部材31とは、多層管1の端部において接続されている。多層管1と接続対象部材31とは、多層管1の端部に配置されている接着層13を介して接続されている。
上記配管における上記接着層は、上記接続対象部材の上記多層管側の末端から露出していてもよく、上記接続対象部材の上記多層管側の末端から露出していなくてもよい。
接続信頼性をより一層高める観点からは、上記多層管における上記外層のSP値と、上記接続対象部材のSP値との差の絶対値は、好ましくは1.0(cal/cm 1/2 以下、より好ましくは0.6(cal/cm 1/2 以下である。上記SP値は、物質間の親和性の尺度を表し、溶解度パラメータとも呼ばれる。上記SP値の差の絶対値が小さいほど、親和性が高くなることが知られている。
上記SP値は、文献情報から得ることができるほか、HansenやHoyの計算方法、Fedorsの推算法等により得ることができる。
以下、多層管の他の詳細を説明する。
(内層)
多層管の変形をより一層抑制する観点からは、上記内層の材料は、上記内層の多層管の軸方向における引張強さが10MPa以上となる材料であることが好ましい。上記内層の材料としては、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、及びポリフッ化ビニリデン(PVDF)等が挙げられる。上記内層の材料は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記ポリ塩化ビニル(PVC)としては特に限定されず、従来公知の任意の塩化ビニル系樹脂を用いてもよい。上記塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニルモノマーの単独重合体、塩化ビニルモノマーと塩化ビニルモノマーと共重合可能な不飽和結合を有するモノマーとの共重合体、並びに、塩化ビニル以外の重合体及び共重合体に塩化ビニルがグラフト重合されたグラフト重合体等が挙げられる。上記塩化ビニル系樹脂は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記塩化ビニルモノマーと共重合可能な不飽和結合を有するモノマーとしては特に限定されず、エチレン、プロピレン、ブチレン等のα−オレフィン化合物;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル化合物;ブチルビニルエーテル、セチルビニルエーテル等のビニルエーテル化合物;メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル化合物;スチレン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル化合物;N−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド等のN−置換マレイミド化合物等が挙げられる。上記塩化ビニルモノマーと共重合可能な不飽和結合を有するモノマーは、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
塩化ビニルをグラフト共重合する重合体及び共重合体としては特に限定されず、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−ブチルアクリレート−一酸化炭素共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、ポリウレタン、塩素化ポリエチレン、及び塩素化ポリプロピレン等が挙げられる。塩化ビニルをグラフト共重合する重合体及び共重合体は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記塩化ビニル系樹脂の重合度は、好ましくは100以上、好ましくは10000以下である。上記重合度が上記下限以上であると、疲労特性等の長期性能が損なわれ難い。上記重合度が上記上限以下であると、成形時に高温下にする必要がなくなり、加工性がより一層良好になる。
上記塩化ビニル系樹脂は、本発明の効果を損なわない範囲で、他の有機材料と併用してもよい。例えば、機械的強度をより一層向上させるために、アクリル樹脂等を、上記塩化ビニル系樹脂と併用してもよい。
また、上記塩化ビニル系樹脂は、後塩素化塩化ビニル系樹脂であってもよい。
(外層)
接続信頼性をより一層高める観点からは、上記外層の材料は、上記外層の上記接着層が外表面上に配置されている部分の、多層管の軸方向における引張強さが10MPa以上となる材料であることが好ましい。実使用上の観点からは、上記外層の材料は、耐候性を有する材料であることが好ましく、耐候性を有する樹脂であることがより好ましい。
樹脂が耐候性を有するか否かに関しては、樹脂を10年間相当の暴露試験を実施した時の色差が5以下である場合に、樹脂が耐候性を有すると判断する。
暴露試験は、ダイプラウインテス社製「METALWEATHER」を用いて、以下の条件で800時間実施する。
運転モード:L+D
L:照射強度75mW/cm、ブラックパネル温度50℃、湿度50%、4時間
D:照射なし、ブラックパネル温度30℃、湿度98%、4時間
シャワー:Dの前後に各30秒
色差とは、日本電色工業株式会社製の色差計「NR−300」を用いて、暴露試験前のL,a,b値をJIS−Z8730に基づき測定し、以下の式を用いて計算されたΔEである。
ΔE=[(ΔL)+(Δa)+(Δb)1/2
上記外層の材料としては、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、アクリロニトリル−スチレン樹脂(AS樹脂)、アクリロニトリル−エチレン−プロピレン−スチレン樹脂(AES樹脂)、及びアクリロニトリル−スチレン−アクリレート樹脂(ASA樹脂)等が挙げられる。上記外層の材料は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記外層は、本発明の効果を損なわない範囲で、他の材料と併用してもよい。例えば、耐衝撃性や機械的強度をより一層向上させるために、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂)、アクリルゴム、ポリイミド樹脂等を、上記外層の材料と併用してもよい。
(接着層)
上記接着層の材料としては特に限定されず、積水化学工業社製「エスロン接着剤 No.73S」、「エスロン接着剤 No.100S」等が挙げられる。また、上記接着層の材料としては、THF、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、アセトン、シクロヘキサン、酢酸エチル、及びエタノール等の溶剤を用いることができる。
(多層管の他の詳細)
上記多層管には、必要に応じて、各種の添加剤を用いてもよい。上記添加剤としては、安定剤、安定化助剤、滑剤、加工助剤、衝撃改質剤、耐熱向上剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、充填剤、顔料及び可塑剤等が挙げられる。上記添加剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記安定剤としては特に限定されず、熱安定剤及び熱安定化助剤等が挙げられる。上記熱安定剤としては特に限定されず、有機錫系安定剤、鉛系安定剤、カルシウム−亜鉛系安定剤、バリウム−亜鉛系安定剤、及びバリウム−カドミウム系安定剤等が挙げられる。上記有機錫系安定剤としては、ジブチル錫メルカプト、ジオクチル錫メルカプト、ジメチル錫メルカプト、ジブチル錫メルカプト、ジブチル錫マレート、ジブチル錫マレートポリマー、ジオクチル錫マレート、ジオクチル錫マレートポリマー、ジブチル錫ラウレート、及びジブチル錫ラウレートポリマー等が挙げられる。上記熱安定剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記熱安定化助剤としては特に限定されず、例えば、エポキシ化大豆油、りん酸エステル、ポリオール、ハイドロタルサイト、及びゼオライト等が挙げられる。上記熱安定化助剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記滑剤としては、内部滑剤、及び外部滑剤が挙げられる。上記内部滑剤は、成形加工時の溶融樹脂の流動粘度を下げ、摩擦発熱を防止する目的で使用される。上記内部滑剤としては特に限定されず、ブチルステアレート、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、エポキシ大豆油、グリセリンモノステアレート、ステアリン酸、及びビスアミド等が挙げられる。上記外部滑剤は、成形加工時の溶融樹脂と金属面との滑り効果を上げる目的で使用される。上記外部滑剤としては特に限定されず、パラフィンワックス、ポリオレフィンワックス、エステルワックス、及びモンタン酸ワックス等が挙げられる。上記滑剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記加工助剤としては特に限定されず、アクリル系加工助剤等が挙げられる。上記アクリル系加工助剤としては、重量平均分子量が10万〜200万であるアルキルアクリレート−アルキルメタクリレート共重合体等が挙げられ、具体的には、n−ブチルアクリレート−メチルメタクリレート共重合体、及び2−エチルヘキシルアクリレート−メチルメタクリレート−ブチルメタクリレート共重合体等が挙げられる。上記加工助剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記衝撃改質剤としては特に限定されず、メタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン共重合体(MBS)、塩素化ポリエチレン、及びアクリルゴム等が挙げられる。上記衝撃改質剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記耐熱向上剤としては特に限定されず、α−メチルスチレン系、及びN−フェニルマレイミド系樹脂等が挙げられる。上記耐熱向上剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記酸化防止剤としては特に限定されず、フェノール系酸化防止剤等が挙げられる。上記酸化防止剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記紫外線吸収剤としては特に限定されず、サリチル酸エステル系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、及びシアノアクリレート系紫外線吸収剤等が挙げられる。上記紫外線吸収剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記光安定剤としては特に限定されず、ヒンダードアミン系光安定剤等が挙げられる。上記光安定剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記充填剤としては特に限定されず、炭酸カルシウム、及びタルクなどが挙げられる。上記充填剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記顔料としては特に限定されず、有機顔料及び無機顔料が挙げられる。上記有機顔料としては、アゾ系有機顔料、フタロシアニン系有機顔料、スレン系有機顔料、及び染料レーキ系有機顔料等が挙げられる。上記無機顔料としては、酸化物系無機顔料、クロム酸モリブデン系無機顔料、硫化物・セレン化物系無機顔料、及びフェロシアニン化物系無機顔料等が挙げられる。上記顔料は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記可塑剤は、成形時の加工性を高める目的で添加されていてもよい。可塑剤の添加により成形品の耐熱性が低下することがあるため、可塑剤の添加量は少ない方が好ましい。上記可塑剤としては特に限定されず、ジブチルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、及びジ−2−エチルヘキシルアジペート等が挙げられる。上記可塑剤は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。本発明は以下の実施例のみに限定されない。
多層管の材料として、以下の材料を用意した。
内層:
(1)ポリ塩化ビニル(PVC)(徳山積水工業社製「TS−1000R」)
外層:
(1)アクリロニトリル−エチレン−プロピレン−スチレン樹脂(AES樹脂)(日本エイアンドエル社製「UB700A」)
(2)ポリメタクリル酸メチル(PMMA)(三菱レイヨン社製「VH」)
(3)AES樹脂+ポリイミド樹脂(日本エイアンドエル社製「UB−860」)
(4)PMMA+アクリルゴム(三菱レイヨン社製「IRH50」)
(5)AES樹脂+アクリロニトリル−スチレン−アクリレート樹脂(ASA樹脂)(テクノポリマー社製「MW266」)
接続対象部材として、以下の材料を用意した。
(1)TSソケット(積水化学工業社製「TS50」)
接着層の材料として、以下の材料を用意した。
(1)エスロン接着剤(積水化学工業社製「No.100S」)
(2)シクロヘキサノン(溶剤、和光純薬工業社製)
(実施例1)
(1)多層管の作製
下記の表1に示す構成において、以下の押出条件で多層管の成形を行った。内層の外表面が外層により被覆された多層管を得た。なお、外層の材料としては、AES樹脂とポリイミド樹脂の混合材料を用いた。外層のSP値は10.0(cal/cm 1/2 であった。得られた多層管の外径は60mm、内層の厚み4.1μm、外層の厚みは60μmであった。
[押出条件]
押出機:長田製作所社製「SLM50」(2軸異方向パラレル押出機)
副押出機:長田製作所社製「OPEH−40」(単軸押し出し機)
金型:パイプ用金型、呼び径50A用多層パイプ作製用
全体押出量:20kg/h
樹脂温度:配管本体(内層)190℃(金型入口部での温度)、被覆層(外層)220℃(金型入口部での温度)
(2)接着層の作製
得られた多層管の一方の端部の外層の外表面上に下記表1に示す接着層の材料を塗布することで接着層を作製した。上記接着層の多層管の軸方向における長さ(上記接着層の上記外層の外表面上に位置する部分について、該部分の多層管の軸方向における長さ)は、45mmであった。
(3)配管の作製
得られた多層管と接続対象部材(TSソケット)とを接合させることによって、配管を作製した。接続対象部材(TSソケット)のSP値は、9.5(cal/cm 1/2 であった。
(実施例2)
外層の材料として、PMMAを用いたこと以外は、実施例1と同様にして配管を作製した。外層のSP値は、9.3(cal/cm 1/2 であった。
(実施例3)
外層の材料として、PMMAとアクリルゴムの混合材料を用いたこと以外は、実施例1と同様にして配管を作製した。外層のSP値は、9.3(cal/cm 1/2 であった。
(比較例1)
外層の材料としてAES樹脂を用いたこと、接着層の材料としてシクロヘキサノンを用いたこと以外は、実施例1と同様にして配管を作製した。外層のSP値は、9.3(cal/cm 1/2 であった。
(比較例2)
外層の材料として、AES樹脂を用いたこと以外は、実施例1と同様にして配管を作製した。外層のSP値は、9.3(cal/cm 1/2 であった。
(比較例3)
外層の材料として、AES樹脂とASA樹脂の混合材料を用いたこと以外は、実施例1と同様にして配管を作製した。外層のSP値は、9.5(cal/cm 1/2 であった。
(評価)
(1)外層強度
得られた配管の接続部分から、外層のみを切り出して、195℃でロールプレス加工を行い、ダンベル形状のサンプルを得た。サンプルのダンベル形状は、具体的には、JISK7113における1号試験片の形状とした。
得られたサンプルを用いて、JIS K7113に準拠して、60℃及び引張速度10mm/minの条件で、引張試験を実施した。得られた試験結果から、引張強さを算出し、外層強度(外層の引張強さ)とした。引張試験機としては、島津製作所社製「卓上形精密万能試験機 AGS−X」を用いた。
(2)内層強度
得られた配管の接続部分から、内層のみを切り出して、195℃でロールプレス加工を行い、ダンベル形状のサンプルを得た。サンプルのダンベル形状は、具体的には、JISK7113における1号試験片の形状とした。
得られたサンプルを用いて、JIS 7113に準拠して、60℃及び引張速度10mm/minの条件で、引張試験を実施した。得られた試験結果から、引張強さを算出し、内層強度(内層の引張強さ)とした。引張試験機としては、島津製作所社製「卓上形精密万能試験機 AGS−X」を用いた。
(3)破壊時間(接続信頼性)
得られた配管を用いて、60℃で1MPaの水圧を管内に負荷し、上記配管が破壊されるまでの時間を測定した。破壊時間を下記の基準で判定した。
[破壊時間の判定基準]
○:配管が破壊されるまでの時間が、100時間以上
△:配管が破壊されるまでの時間が、50時間以上、100時間未満
×:配管が破壊されるまでの時間が、50時間未満
(4)耐衝撃性保持率
得られた配管を下記の条件で800時間の耐候性試験を実施した。耐候性試験機として、ダイプラウインテス社製「METALWEATHER」を用いた。耐候性試験終了後、3kgの錘を用いて、0℃で落錘試験を実施した。落錘試験機として、安田精機製作所社製「FALLING DART IMPACT TESTER」を用いた。耐候性試験前後の衝撃強度から、耐衝撃性保持率を下記式によって算出した。耐衝撃性保持率を下記の基準で判定した。
耐衝撃性保持率(%)=(耐候性試験後の衝撃強度)/(耐候性試験前の衝撃強度)×100
[耐候性試験条件]
運転モード:L+D
L:照射強度75mW/cm、ブラックパネル温度50℃、湿度50%、4時間
D:照射なし、ブラックパネル温度30℃、湿度98%、4時間
シャワー:Dの前後に各30秒
[耐衝撃性保持率の判定基準]
○:耐衝撃性保持率が、80%以上
△:耐衝撃性保持率が、50%以上、80%未満
×:耐衝撃性保持率が、50%未満
結果を表1に示す。
Figure 0006809842
1…多層管
1a…末端
11…内層
12…外層
13…接着層
21…配管
31…接続対象部材

Claims (9)

  1. 接続対象部材が接続されて用いられる多層管であって、
    管状の内層と、外層と、接着層とを備え、
    前記外層は、前記内層の外表面上に配置されており、
    前記接着層は、前記外層の外表面上に配置されており、
    前記外層の材料が、アクリロニトリル−エチレン−プロピレン−スチレン樹脂とポリイミド樹脂との混合材料であるかポリメタクリル酸メチルとアクリルゴムとの混合材料であるか、又はポリメタクリル酸メチルであり、
    前記外層の前記接着層が外表面上に配置されている部分の、多層管の軸方向における引張強さが、10MPa以上である、多層管。
  2. 前記内層の、多層管の軸方向における引張強さが、10MPa以上である、請求項1に記載の多層管。
  3. 前記外層の材料が、耐候性を有する樹脂である、請求項1又は2に記載の多層管。
  4. 前記接着層は、多層管の端部において、前記外層の外表面上に配置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の多層管。
  5. 前記接着層の多層管の軸方向における長さが、20mm以上、132mm以下である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の多層管。
  6. 前記接着層は、多層管の末端に至るように、前記外層の外表面上に配置されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の多層管。
  7. 前記内層の材料がポリ塩化ビニルである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の多層管。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の多層管と、
    前記多層管に接続された接続対象部材とを備える、配管。
  9. 前記多層管における前記外層のSP値と、前記接続対象部材のSP値との差の絶対値が、1.0(cal/cm1/2以下である、請求項8に記載の配管。
JP2016160105A 2016-08-17 2016-08-17 多層管及び配管 Active JP6809842B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016160105A JP6809842B2 (ja) 2016-08-17 2016-08-17 多層管及び配管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016160105A JP6809842B2 (ja) 2016-08-17 2016-08-17 多層管及び配管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018028350A JP2018028350A (ja) 2018-02-22
JP6809842B2 true JP6809842B2 (ja) 2021-01-06

Family

ID=61248184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016160105A Active JP6809842B2 (ja) 2016-08-17 2016-08-17 多層管及び配管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6809842B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7065726B2 (ja) * 2018-08-08 2022-05-12 積水化学工業株式会社 多層管及び多層管接続体

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07317972A (ja) * 1994-05-31 1995-12-08 Sekisui Chem Co Ltd 繊維強化樹脂受口付き管
GB2323556B (en) * 1995-01-18 1999-02-03 Uponor Ltd Method of manufacture of plastics pipe
JP3760631B2 (ja) * 1998-05-15 2006-03-29 旭硝子株式会社 積層体
JP4435934B2 (ja) * 1999-04-23 2010-03-24 川澄化学工業株式会社 多層チューブ及び多層チューブからなる医療用具
JP2003207087A (ja) * 2002-01-09 2003-07-25 Sekisui Chem Co Ltd 複層管の接合構造および接合方法
JP2003278957A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Tokai Rubber Ind Ltd ホース構造体およびその製法
CN1186553C (zh) * 2002-07-25 2005-01-26 甘国工 非交联耐高温聚乙烯管道连接件连接的复合塑料管网
US20040145180A1 (en) * 2003-01-15 2004-07-29 Mayer Martin G. Reinforced composite boom pipe with bonded sleeves
JP2004322620A (ja) * 2003-04-30 2004-11-18 Bridgestone Corp 油圧配管用ホース
JP2005180567A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Nissan Motor Co Ltd 樹脂製チューブ
DE102005002072A1 (de) * 2005-01-14 2006-07-20 Röhm GmbH & Co. KG Witterungsstabile Folie zur Gelbeinfärbung retroreflektierender Formkörper
JP2007070383A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Kobelco Eco-Solutions Co Ltd 塩化ビニル系樹脂製品の処理方法及び前記処理方法により得られる塩化ビニル系樹脂組成物
JP2007090673A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Kyokuto Kogen Concrete Shinko Kk ポリエチレン管接着方法及びポリエチレン管
JP4800815B2 (ja) * 2006-03-31 2011-10-26 未来工業株式会社 樹脂パイプ
JP2008030471A (ja) * 2006-06-29 2008-02-14 Japan Gore Tex Inc 積層型弾性チューブ
CN101581138B (zh) * 2009-04-27 2010-10-06 浙江中财管道科技股份有限公司 Asa/pvc共挤超耐候彩色雨水管道
JP5641515B2 (ja) * 2010-03-04 2014-12-17 住友理工株式会社 自動車用耐熱ホース
CN102128315B (zh) * 2010-10-29 2013-11-06 广东联塑科技实业有限公司 多层共挤低压输水管及其制造方法
JP5959836B2 (ja) * 2011-12-05 2016-08-02 未来工業株式会社 流体管接続装置、および流体管の接続方法
US20130190714A1 (en) * 2012-01-19 2013-07-25 Tekni-Plex, Inc Multi-layered tubing
US9851026B2 (en) * 2012-12-28 2017-12-26 Eaton Corporation Layered tube and layer for use in same
US9062803B2 (en) * 2013-03-22 2015-06-23 Tekni-Plax, Inc. Extrudable multilayer tubing
CN103511760A (zh) * 2013-10-08 2014-01-15 四川省管塑达塑胶有限公司 改性Pvc塑料排水管及其生产方法
JP6825804B2 (ja) * 2015-03-30 2021-02-03 積水化学工業株式会社 配管の接続構造及び接続方法
US10807342B2 (en) * 2015-12-15 2020-10-20 Agc Chemicals Americas, Inc. Layered tube and layer for use in same
EP3437850B1 (en) * 2016-03-31 2021-05-12 UBE Industries, Ltd. Multilayer tube
JP6211153B1 (ja) * 2016-08-08 2017-10-11 株式会社森武工務店 パイプの接続構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018028350A (ja) 2018-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008180367A (ja) 複層耐火配管材
JP4440287B2 (ja) 建築用配管材およびこの建築用配管材の成形方法
AU2014369588B2 (en) Uninflammable PVDF film that is resistant to tearing at low temperatures
CA2650023A1 (en) Rigid polyvinyl chloride polymer compositions having improved impact properties
JP7120829B2 (ja) 多層管の接続方法
JP6809842B2 (ja) 多層管及び配管
JP7103872B2 (ja) 多層管及び多層管接続体
JP2019173794A (ja) 樹脂管、多層管、樹脂管の製造方法、及び多層管の製造方法
JP2009057994A (ja) 脚部継手
JP2009057995A (ja) 樹脂ライニング鋼管およびこの樹脂ライニング鋼管を用いた排水配管構造
JP7103873B2 (ja) 多層管接続体
JP2018003877A (ja) 配管及び配管接続体
JP7065726B2 (ja) 多層管及び多層管接続体
JP7136596B2 (ja) 多層管の接続方法
JP5150170B2 (ja) 排水管継手
JP7078419B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂成形体
JP2022049363A (ja) 多層管及び多層管と継手との接続方法
JP2019027520A (ja) 管接続構造体及び管接続構造体の製造方法
JP2022050110A (ja) 多層管及び多層管と継手との接続方法
JP5238383B2 (ja) 排水配管構造
JPH11223283A (ja) 塩化ビニル系管路構成部材
JP7271168B2 (ja) 更生管用塩化ビニル系樹脂組成物、および更生管
JP2022053128A (ja) 多層管
JP2021173305A (ja) 多層管
JP7235520B2 (ja) 融着管の製造方法及び融着管

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201210

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6809842

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250