JP6801563B2 - 雌端子 - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、雌端子に関する。
従来の雌端子の一例として、特開2014−53205号(下記特許文献1)に記載のメス端子が知られている。このメス端子は、板金をプレス加工、及び曲げ加工をして作られている。さらに、加工されたメス端子に対して、メッキ処理が施されている。メス端子は、オスタブ端子が挿入される角筒形のボックス部と、ボックス部の後側に電線の導体が圧着される導体圧着部とを有している。ボックス部の内部には、板バネと、タブ受部とが備えられている。板バネは、ボックス部の内部の上壁に設けられ、オスタブ端子と弾性的に接触する。タブ受部は、ボックス部の内部の下壁に設けられ、オスタブ端子と接触する。
オスタブ端子は、板金をプレス加工、及び曲げ加工して作られている。さらに、加工されたオスタブ端子に対して、メッキ処理が施されている。オスタブ端子は、棒状をなすオス側本体部を有している。
オス側本体部がメス端子のボックス部の内部に挿入されると、オス側本体部は板バネとタブ受部の間に挟まれる。これにより、オスタブ端子とメス端子とは弾性的に接触し、電気的に接続される。
特開2014−53205号公報
オスタブ端子をメス端子のボックス部に挿入する際、オスタブ端子のオス側本体部は、ボックス部の内部の板バネに弾性的に押さえつけられながら挿入されるため、オスタブ端子とメス端子との接触部では、オスタブ端子及びメス端子に施されたメッキが摩耗する。特に、オスタブ端子を多挿抜させる必要がある場合、メッキの摩耗が増大することとなる。このようなメッキの摩耗を防ぐためには、一般的に、メス端子の板バネの接圧を下げるか、又はメッキ厚を厚くする必要がある。しかしながら、メス端子の板バネの接圧を下げた場合、端子同士の接続信頼性が低下する。そのため、振動等により、端子同士の接続不良が生じやすくなるという問題があった。また、板バネの接圧を下げずに、メッキ厚を厚くした場合、メッキ処理のコストが増加するという問題があった。このように端子同士の接続信頼性を確保しつつメッキ処理のコストの増加を抑えることは困難であった。
本明細書で開示される雌端子は、雄端子と嵌合される雌端子であって、上下方向に対向する天井壁と底壁とを有し、前記雄端子が挿入され、前後方向に開口する箱状の雌側本体部と、前記雌側本体部の前記天井壁と前記底壁との間に設けられ前記雄端子に前記天井壁側から接触して接圧を付与する接圧付与部と、前記雌側本体部の前記天井壁と前記接圧付与部との間に挿入されることで、前記接圧付与部を前記底壁側に変位させる増圧板とを備える。
このような構成にすると、増圧板の挿入前は、接圧付与部は底壁側に変位されていないため、雄端子は、接圧付与部が雄端子に付与する接圧が低い状態又は接圧が無い状態で、雌側本体部の内部に挿入される。そのため、雄端子の雌側本体部の内部への挿入時に、雄端子が接圧付与部に摺動して雄端子及び雌端子に施されたメッキが摩耗することを防ぐことができる。また、雄端子を雌側本体部の内部に挿入する際の挿入力が低減することで、端子挿入の作業性を向上させることができる。
また、雄端子を雌側本体部の内部に挿入後に増圧板を雌側本体部の内部に挿入することで、接圧付与部を底壁側に変位させて雄端子に付与する接圧を高い状態にすることができる。よって、振動等により雄端子と雌端子との間で接続不良が起きることを防ぐことができる。
また、雄端子を雌側本体部の内部から離脱させる場合は、雄端子の離脱開始前に増圧板を雌側本体部の天井壁と接圧付与部との間から引き抜くことで、雄端子に付与する接圧が低い状態又は接圧が無い状態にしておき、もって雄端子の離脱時に雄端子が接圧付与部に摺動して雄端子及び雌端子に施されたメッキが摩耗することを防ぐことができる。
また、前記接圧付与部は、前記雌側本体部の前記天井壁の後端部から前方に延びて片持ち状に形成されており、前記増圧板は、前記雌側本体部の前方より挿入されることとしても良い。
このような構成にすると、増圧板が前方から挿入されるようにしたから、雄端子が保持された雄ハウジングを雌端子が保持された雌ハウジングに嵌合させる作業に続けて増圧板の挿入を行うことができる。また、雌側本体部と接圧付与部が一体となるので、雌端子のコストの削減ができる。
また、前記接圧付与部は、前記雄端子に接触する接点部と、前記天井壁に連なる基端部と、前記接点部と前記基端部を接続する後側傾斜部とを有し、前記増圧板の端部が前記後側傾斜部に摺動することで、前記接圧付与部を前記底壁側に変位させることとしても良い。
このような構成にすると、増圧板の雌側本体部の内部への挿入時、増圧板の端部が接圧付与部の後側傾斜部に当たって接圧付与部を底壁側に押し下げることで、接点部を底壁側に変位させて雄端子に付与する接圧を高い状態にすることができる。
また、前記増圧板の底面は、後方に向けてテーパー状をなしており、前記接圧付与部は、前記雄端子に接触する接点部と、前記接点部から前方に向けて上方に傾斜する前側傾斜部とを有しており、前記増圧板の前記底面が前記接圧付与部の前記前側傾斜部の先端部に摺動することで、前記接圧付与部を前記底壁側に変位させることとしても良い。
このような構成にすると、増圧板の底面のテーパー状の部分が接圧付与部の前側傾斜部の先端に当たって接圧付与部を底壁側に押し下げることで、接点部を底壁側に変位させて雄端子に付与する接圧を高い状態にすることができる。
本明細書に開示される雌端子によれば、端子同士の接続信頼性を確保しつつ、メッキ処理のコストの増加を抑えることができる。
実施形態1における雌端子の正面図 図1における雌端子の右側面図 図1における雌端子のA−A断面図 実施形態1における雄端子が嵌合した状態の雌端子の正面図 図4における増圧板挿入前の雌端子の右側面図 図4における増圧板挿入前の雌端子のB−B断面図 図4における増圧板挿入後の雌端子の右側面図 図4における増圧板挿入後の雌端子のB−B断面図 関連技術における雌端子の正面図 図9における雌端子の右側面図 図9における雌端子のC−C断面図 関連技術における雄端子が嵌合した状態の雌端子の正面図 図12における増圧板挿入前の雌端子の右側面図 図12における増圧板挿入前の雌端子のD−D断面図 図12における増圧板挿入後の雌端子の右側面図 図12における増圧板挿入後の雌端子のD−D断面図
<実施形態1>
図1から図8を参照して実施形態1を説明する。
実施形態1の雌端子10は、銅板金を打ち抜き加工及び曲げ加工することにより形成されている。さらに、加工された雌端子10に対して、銀等でメッキ処理が施されている。雌端子10は、図3に示すように、箱状の雌側本体部12と、雌側本体部12の内部に挿入される増圧板30と、雌側本体部12の後方に設けられた電線接続部40とを備えている。雌端子10は、雄端子50と嵌合される。
雄端子50は、板金を打ち抜き加工及び曲げ加工することにより形成されている。さらに、加工された雄端子50に対して、銀等でメッキ処理が施されている。雄端子50は、図6に示すように、板状をなす雄側本体部52を有している。
雌端子10及び雄端子50は、図示しないものの、雌ハウジング及び雄ハウジングにそれぞれ収容される。以降の説明では、雌端子10の雄端子50との嵌合方向を前方、雌側本体部12の底壁21から天井壁14に向かう方向を上方とする。
箱状の雌側本体部12は、前後方向に開口している。雌側本体部12の内部の上方にある天井壁14は、雄側本体部52に接圧を付与する接圧付与部16を備えている。
本実施形態における接圧付与部16は、図1に示すように、雌側本体部12への雄端子50の挿入方向と交差する方向に等間隔に設けられた3つの接触片とされている。接圧付与部16は、図3に示すように、雌側本体部12と一体となっている。接圧付与部16は、天井壁14の後端部から、天井壁14と連なる基端部17を介して、前方に延びて片持ち状に形成されている。接圧付与部16は、雄側本体部52に接触する接点部18と、天井壁14に連なる基端部17と、接点部18と基端部17とを接続する後側傾斜部19と、接点部18から前方に向けて上方に傾斜する前側傾斜部20とを有している。雌側本体部12の内部に雄側本体部52が挿入されると、図6に示すように、接圧付与部16の接点部18が雄側本体部52に接触することとなる。接圧付与部16の接圧は、雄側本体部52を雌側本体部12の内部に挿入する際、接点部18と雄側本体部52との摺動により雌側本体部12及び雄側本体部52に施されたメッキが摩耗しない程度の接圧に調整されている。
雌側本体部12の底壁21には、雄側本体部52と接触する底壁接点部22が設けられている。底壁接点部22は、図1に示すように、3つの接点部18のうち両端の接点部18に対応する位置に、底壁21から上方に突出する形で、ビード状に形成され、図に示すように、雄側本体部52と接触する。
増圧板30は、図3に示すように、板状をなす板本体部32と、押当部34とを備えている。増圧板30は、金属板を打ち抜き加工及び曲げ加工して作られており、雌側本体部12とは別体となっている。押当部34は、前端部を下方に直角に折り曲げることで形成されている。板本体部32の端部(押当部34とは反対側の端部)33には、R加工が施されている。増圧板30は、雌側本体部12の内部の天井壁14と、接圧付与部16との間に挿入されている。また、増圧板30は、端部33と後側傾斜部19とが接触しない位置まで、雌側本体部12の内部に挿入されている。
電線接続部40は、底壁21の後端から後方に突出して形成されている。電線接続部40には、図示しない電線が接続されており、雌端子10と電線とは電気的に導通している。
次に、実施形態1の作用について説明する。
図6に示すように、雄端子50の雄側本体部52を雌端子10の雌側本体部12の内部に挿入して、雄端子50と雌端子10とを嵌合する。雄端子50と雌端子10との嵌合時、雄端子50の雄側本体部52が、接圧付与部16の接点部18及び底壁接点部22に摺動しながら、雄端子50は雌側本体部12の内部に挿入されて行く。上述の通り、接圧付与部16の接圧は、メッキが摩耗しない程度の接圧に調整されているので、雄側本体部52及び雌側本体部12の内部に施されたメッキは摩耗することなく、雄側本体部52を雌側本体部12の内部に挿入することができる。また、雄端子50を雌側本体部12の内部に挿入する際の挿入力が低減することで、端子挿入作業性を向上させることができる。
図8に示すように、雄側本体部52を雌側本体部12の内部に挿入後、増圧板30の押当部34を雄側本体部52の挿入方向に押して、増圧板30を雌側本体部12の内部に挿入する。増圧板30の雌側本体部12の内部への挿入時、板本体部32の端部33が接圧付与部16の後側傾斜部19に摺動しながら、接圧付与部16は下方に変位する。これにより、接圧付与部16が雄側本体部52に付与する接圧が増圧され、雄端子50の雄側本体部52には、増圧された接圧付与部16によって高い接圧が付与される。この状態で雄端子50と雌端子10が通電される。雌雄両端子10、50に振動が加えられると、雄側本体部52との接点部18も揺れ動くこととなるが、上述の通り、接圧付与部16には雄側本体部52に高い接圧が付与されているので、雄端子50と雌端子10との電気的な接続が途切れることなく、持続されることとなる。このようにして、雄端子50と雌端子10との間で振動等の影響により接続不良が起きることを防ぐことができる。
次に、雄端子50を雌側本体部12の内部から離脱させるには、先ず増圧板30を引き抜く。これによって、接圧付与部16が天井壁14側に変位し、接圧付与部16が雄側本体部52に付与する接圧が減圧される。この状態で雄端子50を雌側本体部12の内部から離脱すると、雄側本体部52及び雌側本体部12の内部に施されたメッキが摩耗することなく、雄端子50を雌側本体部12の内部から離脱できる。
以上のように実施形態1によれば、増圧板30の挿入前は、接圧付与部16は底壁21側に変位されていないため、雄端子50は、接圧付与部16が雄端子50に付与する接圧が低い状態又は接圧が無い状態で、雌側本体部12の内部に挿入される。そのため、雄端子50の雌側本体部12の内部への挿入時に、雄端子50が接圧付与部16に摺動して雄端子50及び雌端子10に施されたメッキが摩耗することを防ぐことができる。また、雄端子50を雌側本体部12の内部に挿入する際の挿入力が低減することで、端子挿入の作業性を向上させることができる。
また、雄端子50を雌側本体部12の内部に挿入後に増圧板30を雌側本体部12の内部に挿入することで、接圧付与部16を底壁21側に変位させて雄端子50に付与する接圧を高い状態にすることができる。よって、振動等により雄端子50と雌端子10との間で接続不良が起きることを防ぐことができる。
また、雄端子50を雌側本体部12の内部から離脱させる場合は、雄端子50の離脱開始前に増圧板30を雌側本体部12の天井壁14と接圧付与部16との間から引き抜くことで、雄端子50に付与する接圧が低い状態又は接圧が無い状態にしておき、もって雄端子50の離脱時に雄端子50が接圧付与部16に摺動して雄端子50及び雌端子10に施されたメッキが摩耗することを防ぐことができる。
また、増圧板30が前方から挿入されるようにしたから、雄端子50が保持された雄ハウジングを雌端子10が保持された雌ハウジングに嵌合させる作業に続けて増圧板30の挿入を行うことができる。また、雌側本体部12と接圧付与部16が一体となるので、雌端子10のコストの削減ができる。
また、増圧板30の雌側本体部12の内部への挿入時、増圧板30の端部33が接圧付与部16の後側傾斜部19に当たって接圧付与部16を底壁21側に押し下げることで、接点部18を底壁21側に変位させて雄端子50に付与する接圧を高い状態にすることができる。
関連技術
次に、実施形態1の増圧板30の形状を変更した関連技術について、図9から図16を参照して説明する。
図11に示すように、関連技術の増圧板130は、挿入方向に向けて先細りとなるように、テーパー状に加工されたテーパー部131を備えている。図14に示すように、増圧板130は、接圧付与部116が底壁121側に変位しない位置まで、雌側本体部112の内部に挿入されている。その他の部位については、実施形態1と同様のため、説明を省略する。
次に、関連技術の作用について説明する。
図14に示すように、雄端子150の雄側本体部152を雌端子110の雌側本体部112の内部に挿入する。次に、図16に示すように、増圧板130を、雄側本体部152の挿入方向に押し込む。この時、増圧板130のテーパー部131が、接圧付与部116の前側傾斜部120の先端部に摺動しながら、接圧付与部116は底壁121側に変位していく。これによって、接圧付与部116の接点部118が雄側本体部152に付与する接圧が増圧される。
以上のように関連技術によれば、増圧板130のテーパー部131が接圧付与部116の前側傾斜部120の先端に当たって接圧付与部116を底壁121側に押し下げることで、接点部118を底壁121側に変位させて雄端子150に付与する接圧を高い状態にすることができる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)実施形態1では、増圧板30の形状は板状としていたが、増圧板30を天井壁14と接圧付与部16との間に挿入することで、接圧付与部16を底壁21側に変位させることができるものであれば、形状は何でも良い。例えば、増圧板の形状が棒状であっても良いし、又は増圧板の端部が球状となっていても良い。
(2)実施形態1では、接圧付与部16は雌側本体部12と一体としていたが、別体としても良い。
(3)実施形態1では、接圧付与部16は、雌側本体部12の天井壁14の後端部から前方に延びて片持ち状に形成されていたが、雄端子50に天井壁14側から接触して接圧を付与するものではれば何でも良い。例えば、又は、接圧付与部は、雌側本体部の天井壁の前端部から後方に延びて片持ち状に形成されても良い。さらに、それに伴い増圧板を後方から雌側本体部の内部に挿入することとしても良い。
(4)実施形態1では、増圧板30の挿入前における接圧付与部16の接圧は、端子のメッキが摩耗しない程度の接圧としていたが、接圧を付与していなくても良い。
10…雌端子
12…雌側本体部
14…天井壁
16…接圧付与部
17…基端部
18…接点部
19…後側傾斜部
20…前側傾斜部
21…底壁
22…底壁接点部
30…増圧板
32…板本体部
33…端部
34…押当部
40…電線接続部
50…雄端子
52…雄側本体部
110…雌端子
112…雌側本体部
116…接圧付与部
118…接点部
120…前側傾斜部
121…底壁
130…増圧板
131…テーパー部
150…雄端子
152…雄側本体部

Claims (2)

  1. 雄端子と嵌合される雌端子であって、
    上下方向に対向する天井壁と底壁とを有し、前記雄端子が挿入され、前後方向に開口する箱状の雌側本体部と、
    前記雌側本体部の前記天井壁と前記底壁との間に設けられ前記雄端子に前記天井壁側から接触して接圧を付与する接圧付与部と、
    前記雄端子とは個別に設けられ、前記雌側本体部の前記天井壁と前記接圧付与部との間に挿入されることで、前記接圧付与部を前記底壁側に変位させる増圧板とを備え
    前記接圧付与部は、前記雄端子に接触する接点部と、前記天井壁に連なる基端部と、前記接点部と前記基端部を接続する後側傾斜部と、前記接点部から前方に向けて上方に傾斜する前側傾斜部とを有しており、
    前記増圧板の端部が前記後側傾斜部に摺動することで、前記接圧付与部を前記底壁側に変位させる雌端子。
  2. 前記接圧付与部は、前記雌側本体部の前記天井壁の後端部から前方に延びて片持ち状に形成されており、
    前記増圧板は、前記雌側本体部の前方より挿入される請求項1に記載の雌端子。
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