JP6799858B2 - 開封装置 - Google Patents

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本発明は、ブリスター包装体を開封する開封装置に関する。
ブリスター包装体は、複数の内容物(例えば錠剤)をパッケージしたものである。具体的には、複数のポケット部が二次元アレイ状に配列されるように第一シートに形成され、ポケット部が第一シートのおもて面側で凸状に設けられ、第一シートの裏面側で凹状に設けられ、これらポケット部に内容物が収容され、第一シートの裏面にカバーシートが貼着されることによってポケット部がカバーシートによって蓋をされている。ポケット部を押し潰すことによってカバーシートを内容物により突き破ると、内容物を簡単に取り出すことができる。
また、ブリスター包装体から内容物を自動的に取り出す装置が開発されている。例えば、特許文献1に記載の装置は、搬送されるブリスター包装体のポケット部をローラーによって押し潰すことによって、内容物を取り出すものである。
特許第4999612号公報
ところが、ブリスター包装体のポケット部が変形しにくい、内容物が破損しやすい等の理由によって、ブリスター包装体から内容物を良好に取り出すことができないことがある。そこで、カバーシートのうちポケット部を閉塞した部分を刃により切り取ることによって、内容物をポケット部から取り出せるようにすることが考えられる。
しかしながら、切り取りの際のブリスター包装体が起立した状態であったり、カバーシートが下に向けられていた状態であったりすると、刃によって切り取った部分(蓋部)が内容物と一緒に落下してしまう。そのため、切り取った部分と内容物を分別することが困難である。
また、切り取り際のカバーシートが上に向けられていると、刃によって切り取った部分がポケット部に落下して、その部分と内容物が一緒にポケット部に収容されてしまう。この場合も、切り取った部分と内容物を分別しづらい。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものである。本発明が解決しようとする課題は、ブリスター包装体のポケット部を閉塞した蓋部を内容物から簡単に分離できるようにすることである。
以上の課題を解決するための主たる発明は、回転可能な回転シャフトと、前記回転シャフトとともに回転しないようにして前記回転シャフトの端の位置に設けられ、ブリスター包装体のポケット部の開口を覆って閉塞した蓋部を吸着する吸着部と、前記回転シャフトの軸に対して前記吸着部よりも径方向外側へ偏心するとともに前記吸着部よりも軸方向に突き出るように、前記回転シャフトに取り付けられ、前記回転シャフトの回転によって前記吸着部の周りを旋回して前記ポケット部の前記開口の内側において前記開口に沿って前記蓋部を切断する切断刃と、を備える開封装置である。
吸着部が蓋部を吸着するので、その蓋部が鉛直上方に向けられた状態でその蓋部が切断刃によって切り取られると、その蓋部がポケット部に脱落しない。また、蓋部が水平又は鉛直下方に向けられた状態でその蓋部が切断刃によって切り取られると、ポケット部内の内容物がポケット部から落下するが、蓋部は吸着部から落下しない。それゆえ、ポケット部内の内容物と蓋部を容易に分離することができる。
また、吸着部が蓋部を吸着するので、ブリスター包装体と吸着部が互いに離間する際に、切り取った蓋部を開くことができる。それゆえ、切り取った蓋部と内容物を容易に分離することができる。
なお、切り取った蓋部がブリスター包装体から完全に切り取られる必要はなく、蓋部が切り残し部によってブリスター包装体に連結されていてもよい。
本発明によれば、ブリスター包装体から切り取った蓋部を内容物から簡単に分離できるようになる。
図1は、ブリスター包装体の斜視図である。 図2は、図1に示すII−II線の切断箇所の断面図である。 図3は、開封装置の断面図である。 図4は、開封装置の断面図である。 図5は、開封装置に設けられた回転シャフトの底面図である。 図6は、図3に示すVI−VI線で示した切断箇所の水平断面図である。 図7は、図3に示すVII−VII線で示した切断箇所の水平断面図である。 図8は、ブリスター包装体を吸着部及び切断刃に近づけた状態における開封装置の断面図である。 図9は、ブリスター包装体の蓋部を切り取った状態における開封装置の断面図である。 図10は、切断刃の軌跡を説明するための平面図である。 図11は、ブリスター包装体を吸着部及び切断刃から離間させた状態における開封装置の断面図である。 図12は、切り取った蓋部を吸着部から落下させた状態の開封装置の断面図である。 図13は、変形例の開封装置が備える切断刃を示した斜視図である。 図14は、別の変形例の開封装置が備える切断刃を示した斜視図である。 図15は、図14に示す切断刃によってブリスター包装体の蓋部を切り取った後の状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
<1. ブリスター包装体>
まず、図1及び図2を参照して、ブリスター包装体1について説明する。図1はブリスター包装体1の斜視図であり、図2は図1に示すII−II線の切断箇所の断面図である。なお、ブリスター包装体1はPTP(Press Through Pack)包装体1ともいう。
図1及び図2に示すように、ブリスター包装体1は、錠剤又はカプセル剤等の複数の固形物品2を収容する容器材3と、容器材3に貼着されたシート状のカバーシート6と、を備える。容器材3は、樹脂シート若しくは金属シート(例えばアルミシート)或いはこれらの複合シートを形状加工したものである。容器材3は、矩形型シート状の薄板部4と、薄板部4のおもて面側において凸状に設けられているとともに薄板部4の裏面側において凹状に設けられた複数のポケット部5と、から主に構成されている。ポケット部5は所定間隔を置いて二次元アレイ状に配列されており、より具体的には薄板部4の長辺方向にポケット部5が5列に配列され、薄板部4の短辺方向にポケット部5が2列に配列されている。容器材3の裏面にカバーシート6が貼着されることによって、ポケット部5の開口がカバーシート6によって閉塞されている。カバーシート6は樹脂シート若しくは金属シート(例えばアルミシート)或いはこれらの複合シートからなる。カバーシート6のうちポケット部5の開口を覆って閉塞した部分を蓋部7という。
ポケット部5が変形しにくい、カバーシート6が破れづらい、物品2が軟弱である、物品2が破損しやすい、といった理由によって、物品2をポケット部5側から蓋部7側に向かって押し出すことが難しい。そこで、図3及び図4に示す開封装置100を用いてブリスター包装体1を開封する。
<2. 開封装置の構成>
図3は、開封装置100の鉛直な断面図である。図4は、図3に示す断面に直交する鉛直な断面図である。図3及び図4に示すように、開封装置100は、トレイ50、ベース板11,12、クランプ板15、弾性部材17、複数の回転シャフト21、複数の切断刃24、複数の真空パッド(吸着部)27、複数の空気管28、昇降機構(接離駆動機構)55及び制御部99を備える。また、開封装置100は、複数の回転シャフト21を同一の向きに回転駆動する回転駆動機構30を備える。回転駆動機構30は、複数のタイミングプーリー25、複数のアイドルプーリー26、タイミングベルト31,32、駆動プーリー33,34、テンションプーリー35,36、ドライブシャフト37、シャフト38,39、駆動機40及び歯車機構41を有する。以下、これらの構成要素について詳細に説明する。
<2−1. トレイ>
矩形状のトレイ50の上面には複数の嵌合凹部(嵌合部)51が形成されている。これら嵌合凹部51は、ブリスター包装体1のポケット部5のピッチと同ピッチで、所定間隔を置いて二次元アレイ状にトレイ50の上面に沿って配列されている。より具体的にはトレイ50の長辺方向に嵌合凹部51が5列に配列され、トレイ50の短辺方向に嵌合凹部51が2列に配列されている。ブリスター包装体1はそのおもて面がトレイ50に向けられた状態でトレイ50に載置される。ブリスター包装体1がトレイ50に載置された状態では、薄板部4がトレイ50の上面に面接触し、ポケット部5が嵌合凹部51に嵌められる。トレイ50に載置されたブリスター包装体1はトレイ50とともに開封装置100に供給される。なお、嵌合凹部51の代わりに嵌合孔が形成され、ブリスター包装体1のポケット部5が嵌合孔に嵌められるものとしてもよい。
<2−2. アッパーベース板及びロアベース板>
ロアベース板11とアッパーベース板12は、これらの間に所定間隔を置いて上下に互いに対向するとともに、ねじ等によって互いに組み付けられている。これらベース板11,12は、機枠に取り付けられている。
<2−3. 昇降機構(接離駆動機構)>
昇降機構55は、ロアベース板11の下方に設けられている。この昇降機構55は、供給されたトレイ50を保持するとともに、そのトレイ50及びそれに載置されたブリスター包装体1を昇降させる。なお、昇降機構55によるトレイ50の移動方向は、後述の回転シャフト21の軸方向に対して平行な鉛直方向である。
<2−4. クランプ板及び弾性部材>
矩形状のクランプ板15は、ロアベース板11の下方に設けられている。クランプ板15は、機枠、アッパーベース板12又はロアベース板11に取り付けられたガイドによって上下方向に案内される。このクランプ板15には弾性部材17が連結されており、弾性部材17によってクランプ板15がロアベース板11から下方に離間した状態に弾性的に支持される。弾性部材17は、例えばクランプ板15とアッパーベース板12との間に挟まれた状態で、これらクランプ板15とアッパーベース板12に連結された圧縮ばねである。
クランプ板15には複数の開口16が形成されている。開口16は所定間隔を置いて二次元アレイ状に配列されており、より具体的にはクランプ板15の長辺方向に開口16が5列に配列され、クランプ板15の短辺方向に開口16が2列に配列されている。
ブリスター包装体1が載置されたトレイ50はクランプ板15の下方に搬送されて、ブリスター包装体1のカバーシート6がクランプ板15に対向する。その状態では、トレイ50の嵌合凹部51がクランプ板15の開口16に対して上下に対向する。
<2−5. 回転シャフト>
複数の筒状の回転シャフト21は、ベース板11,12に回転可能に取り付けられている。より具体的には、これら回転シャフト21がロアベース板11を上下に貫通して、ボールベアリング22によってロアベース板11に回転可能に取り付けられている。また、回転シャフト21の上部がアッパーベース板12の開口13に挿入されて、ボールベアリング23によってアッパーベース板12に回転可能に取り付けられている。
これら回転シャフト21は、ブリスター包装体1のポケット部5のピッチと同ピッチで、水平面に沿って二次元アレイ状に配列されている。具体的には、回転シャフト21は、水平方向に5列に配列されているとともに、その5列の配列方向に対して直交する水平方向に2列に配列されている。なお、回転シャフト21の軸方向は鉛直方向に対して平行である。
これら回転シャフト21はクランプ板15の開口16の直上に配置されており、回転シャフト21と開口16が同軸状に配置される。なお、昇降機構55によってトレイ50及びブリスター包装体1が上昇すると、ブリスター包装体1の蓋部7が回転シャフト21の下端面に近づき、昇降機構55によってトレイ50及びブリスター包装体1が下降すると、ブリスター包装体1の蓋部7が回転シャフト21の下端面から離間する。
<2−6. 切断刃>
一対の切断刃24は、回転シャフト21の下端面から下方に突き出るようにして、チャックによって回転シャフト21の下端に取り付けられている。切断刃24が回転シャフト21に対して着脱可能であるので、切断刃24を替え刃に交換することができる。
図5は、回転シャフト21の下面図である。図5に示すように、一対の切断刃24は、回転シャフト21の軸から偏心して、回転シャフト21の下端に取り付けられている。一対の切断刃24は、回転シャフト21の軸を中心にして同一円周上に配置されているが、同一直径上に配置されていない。従って、一方の切断刃24は、回転シャフト21の軸に関して他方の切断刃24の軸対称の位置から周方向にずれて配置されている。例えば、一方の切断刃24と回転シャフト21の軸を結ぶ半径と、他方の切断刃24と回転シャフト21の軸を結ぶ半径の成す中心角は90°である。
ここで、回転シャフト21の回転によって、切断刃24が後述の真空パッド27の周りの周方向に旋回する。
<2−7. 回転駆動機構>
図3及び図4に示すように、回転駆動機構30のタイミングプーリー25及びアイドルプーリー26は回転シャフト21に取り付けられている。タイミングプーリー25は周方向、径方向及び軸方向の何れの方向についても回転シャフト21に固定されている。一方、アイドルプーリー26は、径方向及び軸方向について回転シャフト21に固定されているが、周方向について回転シャフト21に固定されていない。従って、アイドルプーリー26は、玉軸受によって回転シャフト21に対して回転可能である。
複数の回転シャフト21の中には、タイミングプーリー25がアイドルプーリー26の上側に配置された回転シャフト21Aと、タイミングプーリー25がアイドルプーリー26の下側に配置された回転シャフト21Bがある。そして、図6及び図7に示すように、回転シャフト21Aがジグザグ配置され、回転シャフト21Bもジグザグ配置され、回転シャフト21Aと回転シャフト21Bが市松模様状に交互に配置されている。ここで、図6は図3に示すVI−VI線で示した切断箇所の水平断面図であり、図7は図3に示すVII−VII線で示した切断箇所の水平断面図である。
回転シャフト21Aは上側のタイミングベルト31によって回転し、回転シャフト21Bは下側のタイミングベルト32によって回転する。タイミングベルト31,32は以下のように掛け渡されていて、駆動機40によって周回させられる。
図3に示すように、回転シャフト21の2列の配列の先頭の前には、駆動プーリー33,34が上下に配置されている。これら駆動プーリー33,34は、共通の鉛直なドライブシャフト37に取り付けられ、同軸とされている。このドライブシャフト37は、ベアリングによってベース板11,12に回転可能に取り付けられている。ドライブシャフト37は、歯車機構41を介して駆動機40に連結されている。駆動機40は、例えば電動機、ロータリーエアシリンダ又はロータリー油圧シリンダである。
一方、回転シャフト21の2列の配列の末尾の後ろには、テンションプーリー35,36が上下に配置されている。これらテンションプーリー35,36は別々の鉛直なシャフト38,39に取り付けられている。シャフト38,39は、ベアリングによってアッパーベース板12に回転可能に取り付けられている。上側のタイミングベルト31が駆動プーリー33及びテンションプーリー35によって折り返され、下側のタイミングベルト32が駆動プーリー34及びテンションプーリー36によって折り返されている。
図6に示すように、回転シャフト21Aに取り付けられた上側のタイミングプーリー25が上側のタイミングベルト31の内側に配置されており、このタイミングベルト31がこれらタイミングプーリー25に掛け渡されている。回転シャフト21Bに取り付けられた上側のアイドルプーリー26は上側のタイミングベルト31の外側に配置されており、このタイミングベルト31がこれらアイドルプーリー26に掛け渡されている。タイミングベルト31は、上側のタイミングプーリー25とアイドルプーリー26との間を通って、葛折り状に連続している。そのため、上側のタイミングベルト31と上側のタイミングプーリー25の接触範囲を広くとることができる。また、上側の何れのタイミングプーリー25もタイミングベルト31の内面に接触しているので、何れの回転シャフト21Aも同一の向きに回転する。
図7に示すように、回転シャフト21Bに取り付けられた下側のタイミングプーリー25が下側のタイミングベルト32の内側に配置されており、このタイミングベルト32がこれらタイミングプーリー25に掛け渡されている。回転シャフト21Aに取り付けられた下側のアイドルプーリー26は上側のタイミングベルト32の外側に配置されており、このタイミングベルト32がこれらアイドルプーリー26に掛け渡されている。タイミングベルト32は、下側のタイミングプーリー25とアイドルプーリー26との間を通って、葛折り状に連続している。そのため、下側のタイミングベルト32と下側のタイミングプーリー25の接触範囲を広くとることができる。また、下側の何れのタイミングプーリー25もタイミングベルト32の内面に接触しているので、何れの回転シャフト21Bも同一の向きに回転する。更に、回転シャフト21Aと回転シャフト21Bも同一の向きに回転する。
<2−8. 空気管及び真空パッド(吸着部)>
図3及び図4に示すように、回転シャフト21が筒状に形成されており、空気管28が回転シャフト21及びアッパーベース板12の開口13に挿入されている。空気管28がブラケット29に取り付けられ、そのブラケット29がアッパーベース板12の開口13に取り付けられることによって、空気管28がアッパーベース板12に固定されている。
空気管28が回転シャフト21の下端まで至っており、空気管28の下端には真空パッド27が取り付けられている。空気管28の中空の下端は真空パッド27の下面で開口する。真空パッド27は、回転シャフト21の下端面よりも下に位置する。一方、回転シャフト21に取り付けられた切断刃24は、真空パッド27よりも下方に突き出ている。
真空パッド27が空気管28の下端に連結され、その空気管28がアッパーベース板12に固定されているので、空気管28及び真空パッド27は回転シャフト21と一緒に回転することがない。
空気管28は真空ポンプ及び電磁弁等からなる空圧回路に接続されており、その空圧回路によって真空パッド27の空気圧が正圧から負圧へ又はその逆に切り替えられる。
ここで、クランプ板15が弾性部材17によってロアベース板11から離間した状態では、クランプ板15が回転シャフト21の下端面、真空パッド27及び切断刃24から下に離れている。また、回転シャフト21の下端面及び真空パッド27がクランプ板15の開口16に対向して、切断刃24が開口16の直上に配置されている。
<3. 開封装置の動作>
続いて、開封装置100の動作について説明する。ここで、コンピューター(例えば、プログラマブルロジックコントローラ)からなる制御部99が真空パッド27の空圧回路、回転駆動機構30の駆動機40及び昇降機構55の動作タイミングを制御することによって、開封装置100が以下のような順序で動作する。
まず、トレイ50及びそれに載置されたブリスター包装体1が開封装置100に供給されて、そのトレイ50が昇降機構55に保持される(図3参照)。この際、カバーシート6のうちポケット部5の開口を覆った部分(蓋部7)がクランプ板15の開口16及び真空パッド27の直下に位置する。
次に、昇降機構55が作動すると、トレイ50及びブリスター包装体1が昇降機構55によって上昇する。そうすると、ブリスター包装体1のカバーシート6及び薄板部4がクランプ板15とトレイ50との間に挟まれて、クランプ板15が上方へ押される。引き続き、トレイ50及びブリスター包装体1がクランプ板15とともに上昇すると、切断刃24がカバーシート6のうちポケット部5の開口を覆った部分(蓋部7)に突き刺さるとともに、その蓋部7が真空パッド27に当接する。そして、昇降機構55が停止する。その状態では、弾性部材17が圧縮されており、弾性部材17の弾性力によってブリスター包装体1のブリスター包装体1のカバーシート6及び薄板部4がクランプ板15とトレイ50との間に挟持される(図8参照)。
次に、空圧回路によって真空パッド27に負圧が発生し、真空パッド27が蓋部7を吸着する。
次に、駆動機40が作動すると、何れの回転シャフト21も同一の向きに回転する。そうすると、切断刃24が回転シャフト21の軸回りに1周以上回転して、その後駆動機40が停止する。これにより、蓋部7が円盤状に切り取られる(図9参照)。切り取られた蓋部7は、真空パッド27に吸着された状態に維持されるので、ポケット部5内に脱落することはない。
ここで、1体の回転シャフト21につき2体の切断刃24が設けられているので、カバーシート6から蓋部7を確実に切り取ることができる。これについて、図10を参照して、具体的に説明する。図10に示すように、切断刃24が1周回転しても、カバーシート6から切断刃24への抵抗、切断刃24の微小な変形及び各種の誤差等によって切断刃24の軌跡α,βが真円の軌跡でないことがあり、一体の切断刃24では蓋部7を切り取ることができないことがある。同様の理由により、一方の切断刃24の円状軌跡αが他方の切断刃24の円状軌跡βに対して僅かに偏心する。そのため、両方の切断刃24の軌跡α,βが交差して、カバーシート6から蓋部7を確実に切り取ることができる。
次に、昇降機構55が作動すると、トレイ50が昇降機構55によって下降する(図11参照)。そうすると、ブリスター包装体1がトレイ50に追従して下降し、切り取られた蓋部7とブリスター包装体1が分離する。この際、弾性部材17の弾性力によってクランプ板15がブリスター包装体1を下方に押し下げるので、ブリスター包装体1が切断刃24によって蓋部7に残留することはない。従って、ブリスター包装体1が確実にトレイ50と一緒に下降する。
トレイ50及びブリスター包装体1が下降したら、トレイ50及びブリスター包装体1が回転シャフト21の群の下方から退避する。その後、空圧回路によって真空パッド27に正圧が発生し、真空パッド27による蓋部7の吸着が解除される。そうすると、蓋部7が真空パッド27から落下して(図12参照)、回転シャフト21の群の下方の回収部に廃棄される。ここで、一対の切断刃24が回転シャフト21の軸を中心にした同一直径上に配置されていないので、切り取られた蓋部7が一対の切断刃24の間に保持されることがない。それゆえ、蓋部7が真空パッド27から確実に落下する。
なお、空圧回路によって真空パッド27に高圧な空気が供給されることによって、真空パッド27から空気が噴射されてもよい。そうすれば、切り取られた蓋部7が真空パッド27から下方へ吹き飛ばされる。
開封装置100の後段では、蓋部7が切り取られたブリスター包装体1から固形物品2が取り出されて、そのブリスター包装体1が回収部に廃棄される。
<4. 効果>
以上の実施の形態によれば、次のような効果をもたらす。
(1) 真空パッド27が切断刃24よりも径方向内側に設けられているので、切断刃24によって切り取られた蓋部7が真空パッド27に吸着する。そのため、切り取られた蓋部7がポケット部5に脱落せず、蓋部7をブリスター包装体1及び固形物品2から容易に分離することができる。
(2) 真空パッド27が下方に向けられており、切断刃24が下方に突出しているので、ブリスター包装体1のポケット部5を下方に向けた状態でブリスター包装体1を上方へ真空パッド27に近接させることで、切断刃24による蓋部7の切り取りを行えるようになる。ポケット部5が下方に向けられているので、内側の固形物品2がポケット部5の周縁部に片寄って配置されることがなく、切断刃24によって固形物品2が損傷することがない。また、蓋部7とブリスター包装体1の分離後に固形物品2がポケット部5から脱落することもない。
(3) 切断刃24が回転シャフト21の軸を中心にした周方向の全周にわたって連続しているのではなく、その周の一部だけに設けられている。そのため、昇降機構55によってブリスター包装体1が上昇しただけでは、切断刃24が蓋部7に突き刺さるだけであって、蓋部7は未だ切り取られた状態とはならない。そのため、蓋部7の切り取り前に蓋部7を真空パッド27に接触させることができるとともに、蓋部7を真空パッド27に確実に吸着させることができる。つまり、ポケット部5に蓋部7が落下することを確実に防止できる。
(4) 昇降機構55によって上昇したブリスター包装体1はクランプ板15とトレイ50との間に挟持され、弾性部材17の弾性力がその挟持力として作用する。それゆえ、ブリスター包装体1が静止され、蓋部7を良好に切り取ることができる。また、昇降機構55によって上昇したブリスター包装体1が下降する際には、弾性部材17の弾性力によってブリスター包装体1が蓋部7から確実に分離する。
(5) 2体の切断刃24が回転シャフト21に設けられているので、これら切断刃24の取付誤差等を利用して(図10参照)、カバーシート6から蓋部7を確実に切り取ることができる。
(6) 回転シャフト21の2体の切断刃24は、回転シャフト21の軸を中心にした中心角が180度未満の範囲に配置されている。それゆえ、真空パッド27が正圧になった際に、切り取られた蓋部7が切断刃24から確実に落下する。
(7) 切断刃24は旋回により蓋部7を切断するものであるため、汎用の刃(例えば、カッターナイフ(utility knife)の刃)を切断刃24として使用することができる。つまり、切断刃24が専用品である必要はなく、安価な切断刃24を簡単に調達することができる。
(8) 回転シャフト21は何れも同一の向きに回転するので、何れの回転シャフト21でも、切断刃24の装着の姿勢が同じである。従って、切断刃24を回転シャフト21に装着する際に、切断刃24の装着の姿勢を回転シャフト21毎に考慮するという煩わしさから解放される。
(9) 空気管28が回転シャフト21に挿入されているので、回転シャフト21の内部空間を空気管28の設置スペースに有効利用することができ、シンプルな構成となる。また、その空気管28及び真空パッド27が回転シャフト21及び切断刃24と一緒に回転しないので、切断刃24の回転による切断時に蓋部7が捩れるように変形することはない。それゆえ、蓋部7を容易に切断することができる。
<5. 変形例>
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を上記実施形態に限定して解釈するものではない。また、本発明の趣旨を逸脱することなく、上記実施形態から変更或いは改良してもよく、本発明にはその等価物も含まれる。以下に、上記実施形態からの変更点について幾つか説明するが、以下に説明する幾つかの変更点を可能な限り組み合わせてもよい。
(1) 上記実施形態では、昇降機構55によってトレイ50及びブリスター包装体1が昇降するものであった。それに対して、昇降機構によってベース板11,12及びそれに取り付けられた部材が昇降するものとしてもよい。この場合、ベース板11,12が昇降機構によって下降することによって、ブリスター包装体1のカバーシート6及び薄板部4がクランプ板15とトレイ50との間に挟まれ、切断刃24が蓋部7に突き刺さり、更に蓋部7が真空パッド27に当接する。蓋部7の切り取り後、ベース板11,12が昇降機構によって下降することによって、切り取られた蓋部7とブリスター包装体1が分離する。
なお、昇降機構55によるトレイ50及びブリスター包装体1の上昇と、第二昇降機構によるベース板11,12等の下降が同期してもよい。また、蓋部7の切り取り後に、昇降機構55によるトレイ50及びブリスター包装体1の下降と、第二昇降機構によるベース板11,12等の上昇が同期してもよい。
(2) 上記実施形態では、空気管28及び回転シャフト21の軸が鉛直方向に延在し、真空パッド27が下方に向けられ、昇降機構55によってトレイ50及びブリスター包装体1を鉛直方向に移動するものであった。それに対して、空気管28及び回転シャフト21の軸が水平方向に延在し、真空パッド27が水平方向に向けられ、トレイ50及びブリスター包装体1が直動駆動機構によって水平方向に移動するものとしてもよい。この場合、ベース板11,12が直動駆動機構によって回転シャフト21に近づけられることによって、ブリスター包装体1のカバーシート6及び薄板部4がクランプ板15とトレイ50との間に挟まれ、切断刃24が蓋部7に突き刺さり、更に蓋部7が真空パッド27に当接する。蓋部7の切り取り後、ベース板11,12が直動駆動機構によって回転シャフト21から離間されることによって、切り取られた蓋部7とブリスター包装体1が分離するとともに、固形物品2が重力によってポケット部5から落下する。
(3) 上記実施形態では、切断刃24が周方向に移動することによって蓋部7が切り取られるものであった。それに対して、図13に示すように、切断刃24Aが回転せずに固定式であってもよい。この場合、回転シャフト21が設けられておらず、円筒状に形成された切断刃24Aがロアベース板11に下面に取り付けられる。切断刃24Aの下縁が刃先となる。そして、昇降機構55によってトレイ50及びブリスター包装体1が上昇すると、蓋部7が円筒状の切断刃24Aの下縁によって押し切りされて、切断刃24Aの内側に設けられた真空パッド27に蓋部7が吸着する。その後、昇降機構55が作動すると、トレイ50が昇降機構55によって下降することによって、切り取られた蓋部7とブリスター包装体1が分離する。続いて、トレイ50及びブリスター包装体1が真空パッド27の下方から退避した後、真空パッド27から空気が噴射されることによって、蓋部7が真空パッド27から吹き飛ばされる。
(3.1) ところで、円筒状の切断刃24Bの刃先に切欠き24Cが形成されていてもよい。この場合、昇降機構55によってトレイ50及びブリスター包装体1が上昇すると、蓋部7が円筒状の切断刃24Bの刃先によって押し切りされて、切断刃24Bの内側に設けられた真空パッド27に蓋部7が吸着する。切断刃24Bの刃先に切欠き24Cが形成されているので、蓋部7の周囲に切り残し部7aがあり、蓋部7が切り残し部7aによってカバーシート6に連結されている(図15参照)。
その後、昇降機構55が作動すると、トレイ50が昇降機構55によって下降することによって、真空パッド27に吸着した蓋部7が起立して開かれる(図15参照)。続いて、空圧回路によって真空パッド27に正圧が発生し、真空パッド27による蓋部7の吸着が解除される。続いて、トレイ50及びブリスター包装体1が真空パッド27の下方から退避する。
(4) 上記実施形態では、吸着部が、負圧によって蓋部7を吸着する真空パッド27であった。それに対して、カバーシート6が磁性体であれば、真空パッド27の代わりに電磁石が設けられてもよい。
1…ブリスター包装体, 2…固形物品(内容物), 5…ポケット部, 7…蓋部, 15…クランプ板, 16…開口, 17…弾性部材, 21…回転シャフト, 24…切断刃, 27…真空パッド(吸着部), 28…空気管, 30…回転駆動機構, 50…トレイ, 51…嵌合凹部(嵌合部), 55…昇降機構(接離駆動機構), 100…開封装置

Claims (8)

  1. 回転可能な回転シャフトと、
    前記回転シャフトとともに回転しないようにして前記回転シャフトの端の位置に設けられ、ブリスター包装体のポケット部の開口を覆って閉塞した蓋部を吸着する吸着部と、
    前記回転シャフトの軸に対して前記吸着部よりも径方向外側へ偏心するとともに前記吸着部よりも軸方向に突き出るように、前記回転シャフトに取り付けられ、前記回転シャフトの回転によって前記吸着部の周りを旋回して前記ポケット部の前記開口の内側において前記開口に沿って前記蓋部を切断する切断刃と、
    を備える開封装置。
  2. 空気管を更に備え、
    前記回転シャフトが筒状に設けられ、前記空気管が前記回転シャフトに挿入され、前記吸着部が前記空気管に連結され、前記空気管を通じて前記吸着部が負圧にされることによって前記吸着部が前記蓋部を吸着する
    請求項に記載の開封装置。
  3. 一対の前記切断刃が前記回転シャフトの軸を中心とした同一円周上に配されるよう前記回転シャフトに取り付けられている
    請求項1又は2に記載の開封装置。
  4. 一対の前記切断刃のうち一方が、前記回転シャフトの軸に関して他方の軸対称の位置から周方向にずれて、前記回転シャフトに取り付けられている
    請求項に記載の開封装置。
  5. 前記ブリスター包装体が軸方向に前記切断刃及び前記吸着部に対して相対的に接離するよう、前記切断刃及び前記吸着部と前記ブリスター包装体とのうち一方又は両方を軸方向に駆動する接離駆動機構を更に備える
    請求項1からの何れか一項に記載の開封装置。
  6. 前記吸着部及び前記切断刃の鉛直下方に送られるトレイを更に備え、
    前記ブリスター包装体が前記吸着部及び前記切断刃の鉛直下方において前記トレイに載置された状態で、且つ前記ポケット部が前記トレイに形成された嵌合部に嵌められた状態で、前記接離駆動機構が前記ブリスター包装体及び前記トレイを鉛直方向に前記切断刃及び前記吸着部に対して相対的に接離させる
    請求項に記載の開封装置。
  7. ブリスター包装体のポケット部の開口を覆って閉塞した蓋部を吸着する吸着部と、
    前記吸着部よりも外側に配置され、前記ポケット部の前記開口の内側において前記開口に沿って前記蓋部を切断する切断刃と、
    前記ブリスター包装体が軸方向に前記切断刃及び前記吸着部に対して相対的に接離するよう、前記切断刃及び前記吸着部と前記ブリスター包装体とのうち一方又は両方を軸方向に駆動する接離駆動機構と、
    前記吸着部及び前記切断刃の鉛直下方に送られるトレイと、を備え、
    前記ブリスター包装体が前記吸着部及び前記切断刃の鉛直下方において前記トレイに載置された状態で、且つ前記ポケット部が前記トレイに形成された嵌合部に嵌められた状態で、前記接離駆動機構が前記ブリスター包装体及び前記トレイを鉛直方向に前記切断刃及び前記吸着部に対して相対的に接離させる
    開封装置。
  8. 前記吸着部及び前記切断刃と前記トレイとの間において昇降可能に設けられ、前記吸着部及び前記切断刃の下方且つ前記嵌合部の上方の位置に開口が形成されたクランプ部と、
    前記クランプ部を前記吸着部及び前記切断刃から下方に離間させた状態で、前記クランプ部を弾性的に支持する弾性部材と、を更に備える
    請求項6又は7に記載の開封装置。
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