JP6794280B2 - ショーケース - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1では、傾斜板の役割をする棚板の後方に上下方向に延びる長孔を有し、長孔に固定部材を挿入させて棚板を所定角度に保持している。
陳列棚は、スライド孔をピンに沿って滑動させるとともに、支持部材の回動により傾斜板の後方側を上下方向に移動させて、第1傾斜状態または第2傾斜状態に変更される。
図1は、本実施形態のショーケース1の斜視図である。図2はショーケース1の一部を破断した側面図である。ショーケース1は前面を開口したショーケース本体2と、ショーケース本体2の開口部3に陳列室10と、ショーケース本体2内の上部、背面部、底部に形成されるダクト20(上部ダクト21、背面ダクト22、底部ダクト23)と、底部に機械室30とから構成される。
上部ダクト21は陳列室10の天板11、背面ダクト22は陳列室10の背面壁12、底部ダクト23は陳列室10の底板13によってショーケース本体2の開口部3とから仕切られる。
なお、一対のブラケット組み立て部70は左右対称の部材である。以下、ショーケース本体2の正面から見て右側に取り付けられるブラケット組み立て部70を説明する。
ブラケット50は短辺側50aと長辺側50bを有する略L字状の部材である。短辺側50aが陳列室10の後方に位置するように配置される。
短辺側50aの後端面52に係止爪56が備えられる。この係止爪56は、支持部15に配置された任意の係止孔16に挿入して係止される。後端面52の下端側には右側に折れ曲がったリブ58が形成される。リブ58が支持部15に当たることによりブラケット50の横方向の揺れを防ぎ、ブラケット50の強度を高めている。
ブラケット50を支持部15に取り付けたとき、ブラケット50の長辺側50bの上部51は常にほぼ水平となり、先端部55が前方に突出する状態となる。
傾斜板60の上部61には樹脂性のすべり用板68を複数のねじ68sで取り付けられている。傾斜板60の前方側の下端は下方に突出する段差部63bを有し、その先端は右側へ折れ曲がり、傾斜板60を前後及び上下方向に操作する操作部63aを形成している。
スライド孔67はブラケット50に設けられるピン57に滑動自在に支持され、スライド部67sの先端が、陳列棚18の自重によりピン57の上に載って支持されている。本実施形態のピン57は、ねじ57sとブッシュ57wとから成り、傾斜板60の右側からスライド孔67を通してねじ57sが締められている。このブッシュ57wは樹脂製であり、スライド孔67のスライドによる塗装の剥離を防ぐことができる。
また、ブラケット組み立て部70の左側側面73の後方には支持部材76を有し、この支持部材76は、軸支点76aにより一端をブラケット50に回動自在に軸支され、軸支点76bにより他端を傾斜板60に回動自在に軸支されている。これら軸支点76a,76bはねじ765s、766sとブッシュ765w、766wにより構成されている。それぞれを軸支している軸支点76a、76bの位置は、傾斜板60の後方側が上下方向に移動できる角度が必要なため、支持部材76とブラケット50との軸支点76aが支持部材76と傾斜板60との軸支点76bよりも低い位置で軸支されている。すなわち、第1傾斜状態において、傾斜板60を第2傾斜状態に移行する際に、作業者が傾斜板60の操作部63aを後方に押す方向(図3中矢印方向)に対して、軸支点76aから軸支点76bを結ぶ直線が上方に傾いた状態となっている。
引き出し機構80は、内レール81および外レール83と、内レール81と外レール83との間に中レール82が介在されてなる。図6は第2傾斜状態時の引き出し機構80が閉じた陳列棚18の斜視図である。図7は第2傾斜状態時の引き出し機構80が引き出された陳列棚18の斜視図である。内レール81に対して外レール83を最大限引き出した状態を示していて、内レール81と外レール83は互いに略同一長さに形成される。ブラケット50の右側に内レール81がねじ固定され、上部は傾斜板60の上部61にブラケット50とともに覆われている。外レール83及び中レール82が前後にスライド可能となっている。
陳列棚18を陳列室10内に戻すときは、同様にストッパーレバー86を押してスライドのロックを解除する。陳列棚18を後方へ押し、元の位置に戻るとスライドがロックされ、ストッパーレバー86は元の位置に戻る。
前述したように、ブラケット組み立て部と引き出し機構は陳列室10の背面壁12の左右両端に固定された支持部15に取り付けられ、左右1対のブラケット組み立て部70及び引き出し機構80により陳列棚18を支えている。この左右1対のブラケット組み立て部70及び引き出し機構80は左右対称の部品である。これらは左右の部品が連動していないため、片方毎の操作が可能で、作業者が1人であっても容易に操作できる。
また、陳列棚18の前方へスライドする際にも外レール83の前方にストッパーレバー86が備えられるので、前方のみの操作でスライドが可能となる。
また、上記実施形態では、陳列棚18及び傾斜板60の傾斜状態を固定する方法としてスライド孔67aに設けられた凹部にピン57を係止する方法としたが、ブラケット50と傾斜板60を係止するその他の方法を用いてよい。
また、第1傾斜状態及び第2傾斜状態のみではなく、第3、第4の傾斜状態に傾斜可能としてもよい。
また、上記実施形態では、ブラケット50にピン57を設け、傾斜板60にスライド孔67を形成しているが、反対にブラケット50にスライド孔を、傾斜板60にピンを設けても良い。この場合は、スライド孔に沿ってピンをスライドさせることにより傾斜板60の傾斜角度を変更する。
また、ブラケット50に対して傾斜板60前方側が前後方向にスライドする構成は、上記実施形態に示したスライド孔67とピン57による可動構造の他にも種々の可動構造を用いて良い。例えば、スライド孔67の代わりに切欠き状のレールを形成し、ピン57の代わりに切欠き状のレールにスライド可能に係止される把持部や係止部を用いてもよい。
また、ブラケット50に対して傾斜板60後方側が上下方向に移動する構成は、上記実施形態に示した支持部材76と軸支点76a,76bによる回動構造の他にも種々の可動構造を用いてよい。例えば、ブラケット50後方側に略上下方向に傾斜して形成されるスライド孔と、このスライド孔に傾斜板60後方側をスライド可能に支持するピンを用いてもよい。このようにブラケット50及び傾斜板60の前方側の可動係止部が前後方向に可動するのに伴い、後方側可動係止部が上下方向に可動する構成となっていればよい。
以上のように、上記実施形態に記載した特徴は、ショーケース1の陳列棚18の傾斜角度を変更する際に、使用者が傾斜板60の前方側を操作しこれに連動して陳列棚18後方側の高さが変更される構成とすることができる。これにより、陳列棚の傾斜角度を容易に変更することが可能となるショーケース1を提供するものであって、上記効果を奏するその他の具体的構成を用いてもよい。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (4)
- 前面を開口したショーケース本体と、前記ショーケース本体の庫内背面に後端面を係止支持されたブラケットと、前記ブラケットに取り付けられた傾斜板と、前記傾斜板上に配置される陳列棚と、を備えるショーケースにおいて、
一端を前記ブラケットの後方に回動自在に軸支され、他端を前記傾斜板の後方に回動自在に軸支された支持部材を有し、前記傾斜板は前方に前後方向に長いスライド孔を備え、前記ブラケットは前方に前記スライド孔を滑動自在に支持するピンを備え、
前記スライド孔を前記ピンに沿って滑動させるとともに、前記支持部材の回動により前記傾斜板の後方側を上下方向に移動させて、前記陳列棚を第1傾斜状態または第2傾斜状態に変更させるショーケース。 - 前記スライド孔の前方側に上向きの凹部が形成され、前記傾斜板の前方の下端に操作部を設け、
前記陳列棚がほぼ水平な状態である第1傾斜状態から前記陳列棚が前方に傾斜する状態の第2傾斜状態に変更するとき、前記操作部を操作して前記凹部が前記ピンに掛止され、
第2傾斜状態から第1傾斜状態に変更するとき、前記操作部を操作して前記凹部が前記ピンから外れる請求項1に記載のショーケース。 - 前記支持部材は、前記傾斜板の前方側が前後方向に移動するのに伴って、後方側が上下方向に移動可能な角度で備えられ、前記支持部材と前記ブラケットとの軸支点が前記支持部材と前記傾斜板との軸支点よりも低い位置で軸支された請求項1または請求項2に記載のショーケース。
- 第1傾斜状態および第2傾斜状態のいずれの状態であっても、前記ブラケットの下端が前記傾斜板の下端よりも突出しているまたは同じ高さであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のショーケース。
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