JP2020185268A - ショーケース - Google Patents

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【課題】商品陳列室の底部に配置されたスライドデッキを水平向きと後方上がりに傾斜する向きとに容易に切替えることができる角度操作レバーを備えたショーケースを提供する。【解決手段】水平方向で対向する左右一対のブラケット11に前後方向スライド可能に取付けられたスライドデッキ支持枠16と、スライドデッキ支持枠16に支持されて後端側が上下方向に回動可能なスライドデッキ17と、スライドデッキ支持枠16を後側にスライドさせる場合にスライドデッキ17を水平向きに進行させる第1切替位置とスライドデッキ17を後方上がりに傾斜する向きに進行させる第2切替位置とに切替え可能な切替機構18と、スライドデッキ17の手前側上面部又は手前側側面部に設けられて切替機構18を第1切替位置と第2切替位置とに切替操作する角度操作レバー19と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、商品陳列室内に上下方向に沿って複数段の商品陳列棚を有するとともに、商品陳列室内の底部にスライドデッキを有し、これらの商品陳列棚やスライドデッキに商品を陳列して販売するショーケースに関する。
従来、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗では、商品陳列室内に上下方向に沿って複数段の商品陳列棚が配置され、さらに、それらの商品陳列棚の下方である商品陳列室内の底部にスライドデッキが配置されたショーケースが使用されている。
このようなショーケースにおける商品陳列棚の構造に関しては、前後方向にスライド可能とし、及び、水平向きと後方上がりに傾斜した向きとに切替え可能としたものが知られている。商品陳列棚を前後方向にスライド可能とし、商品陳列棚を前方にスライドさせることにより商品陳列棚上に商品を陳列する作業が容易になる。また、商品陳列棚を水平向きと後方上がりに傾斜した向きとに切替え可能とし、後方上がりに傾斜した向きとすることにより、商品陳列棚上に陳列した商品を正面側から見易くすることができ、及び、手前側の商品を取り出した場合には後ろ側の商品が自動的に手前側に滑り落ちるので、商品陳列棚上からの商品の取出し性を向上させることができる。そして、商品陳列棚を水平向きと後方上がりに傾斜した向きとに切替える操作を容易に行えるようにした操作レバーを設け、その操作レバーを各商品陳列棚の下側に配置したショーケースとして、下記特許文献1に記載されたものが知られている。
また、スライドデッキに関しても、スライドデッキ上に陳列された商品を正面側から見易くし、及び、スライドデッキからの商品の取出し性を向上させるために、スライドデッキを商品陳列棚と同様に水平向きと後方上がりに傾斜した向きとに切替え可能とすることが望ましい。
特開2018-126484号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているように、スライドデッキの下側にはこのスライドデッキを水平向きと後方上がりに傾斜した向きとに切替える操作レバーを設けるスペースが無く、無理に設けたとしてもその操作レバーの操作性が悪くなる。しかも、操作レバーの操作位置が、スライドデッキを水平向きとする位置なのか後方上がりに傾斜した向きとする位置なのかを視認することが難しい。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、商品陳列室の底部に配置されたスライドデッキを水平向きと後方上がりに傾斜した向きとに容易に切替えることができる角度操作レバーを備えたショーケースを提供することである。
本発明に係るショーケースは、内部に商品陳列室を有し、前面に開口を有するショーケース本体と、前記商品陳列室内の底部に配置され、後端側が前記ショーケース本体に取付けられて前端側が前面側に延出し、水平方向で対向する左右一対のブラケットと、前記ブラケットに前後方向スライド可能に取付けられたスライドデッキ支持枠と、前記スライドデッキ支持枠に支持され、後端側が上下方向に回動可能なスライドデッキと、前記スライドデッキ支持枠を後側にスライドさせる場合に、前記スライドデッキを水平向きに進行させる第1切替位置と、前記スライドデッキを後方上がりに傾斜する向きに進行させる第2切替位置とに切替え可能な切替機構と、前記スライドデッキの手前側上面部又は手前側側面部に設けられ、前記切替機構を前記第1切替位置と前記第2切替位置とに切替操作する角度操作レバーと、を有する。
また、前述のショーケースでは、前記切替機構は、前記スライドデッキ支持枠に取付けられ、前記角度操作レバーの切替操作により後端側が水平に延出する水平位置と、後端側が上方向きに回動する傾斜位置とに回動可能であり、傾斜位置に回動した場合には前記スライドデッキの下面に当接して水平位置に回動した場合には前記スライドデッキの下面から離反する角度可変プレートと、前記ブラケットに取付けられ、前記スライドデッキ支持枠を後側にスライドさせる場合に傾斜位置に回動した前記角度可変プレートが乗り上げることにより前記角度可変プレートをさらに後方上がりに傾斜するようにスライドさせるスライド板と、を有することが望ましい。
また、前述のショーケースでは、前記スライドデッキ支持枠における前記角度操作レバーの近傍に、前記角度操作レバーの切替位置が第1切替位置であるか第2切替位置であるかを表示する表示部が設けられていることが望ましい。
本発明に係るショーケースでは、スライドデッキをスライドデッキ支持枠と共に前後方向にスライドさせることができ、前方にスライドさせたスライドデッキの上に商品を容易に陳列することができる。また、切替機構を第2切替位置に切替えておくことにより、スライドデッキ支持枠を後側にスライドさせる場合にスライドデッキを後方上がりに傾斜する向きに進行させることができる。そして、スライドデッキを後方上がりに傾斜させることにより、スライドデッキ上に陳列した商品を正面側から見易くすることができ、また、手前側の商品を取り出した場合に後側の商品を手前側にスライドさせてスライドデッキからの商品の取出し性を向上させることができる。しかも、切替機構を切替操作する角度操作レバーは、スライドデッキの手前側上面部又は手前側側面部に設けられているため、この角度操作レバーを操作してスライドデッキを水平向き又は後方上がりに傾斜する向きにする操作を、スライドデッキの上方側又は側方側から容易に行うことができる。
また、切替機構においては、角度操作レバーを操作して角度可変プレートを傾斜位置に回動させてスライドデッキの下面に当接させ、スライドデッキ支持枠を後側にスライドさせる場合に角度可変プレートをスライド板に乗り上げさせ、スライドデッキ支持枠を後側にスライドさせることに伴ってスライドデッキをさらに後方上がりに傾斜させることができ、商品が陳列されている状態でもスライドデッキを後方上がりに容易に傾斜させることができる。
また、スライドデッキにおける角度操作レバーの近傍に、角度操作レバーの切替位置が第1切替位置であるか第2切替位置であるかを表示する表示部が設けられているので、その表示部を容易に視認することでき、スライドデッキ支持枠を後側にスライドさせた場合にスライドデッキが後方上がりに傾斜し、又は、水平向きとなることの確認を容易に行うことができる。
中間仕切体が使用されていない状態の冷温蔵用ショーケースを示す断面側面図である。 中間仕切体が使用されている状態の冷温蔵用ショーケースを示す断面側面図である。 中間仕切体を示す斜視図である。 スライドデッキが水平向きで商品陳列室内に収容されている状態を示す斜視図である。 スライドデッキが手前側に引き出された状態を示す斜視図である。 角度可変プレートを後方上がりに傾斜させた状態を示す斜視図である。 スライドデッキを商品陳列室内にスライドさせ、後方上がりに傾斜させた状態を示す斜視図である。 角度操作レバーが手前側に操作され、切替機構が第1切替位置(水平位置)に切替えられている状態を示す斜視図である。 角度操作レバーが後側に操作され、切替機構が第2切替位置(傾斜位置)に切替えられている状態を示す斜視図である。
本発明の一実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗内に設置されるショーケースの一例である冷温蔵用ショーケース1を示す断面側面図である。図1は後述する中間仕切体2が使用されていない状態、図2は中間仕切体2が使用されている状態である。この冷温蔵用ショーケース1は、前面に開口3が形成された断面形状コの字型のショーケース本体4を有し、ショーケース本体4の内部には商品陳列室5が設けられている。さらに、ショーケース本体4内の後側には、下方から上方に向けて冷気が流れる冷気通路6が形成されており、この冷気通路6内には空気を冷却して冷気を生成するための冷却器7と、冷気を送風するためのファン8とが設けられている。
冷気通路6の正面側上端部には、冷気が下向きに吹出す吹出口9が形成されている。また、冷気通路6の正面側下端部には、吹出口9から吹出した冷気が吸い込まれる吸込口10が形成されている。吸込口10から冷気通路6内に吸い込まれた冷気は冷却器7により冷却され、再び吹出口9から吹出すようになっている。
商品陳列室5内には、水平方向で対抗する左右一対のブラケット11が上下方向に沿って複数組設けられている。これらのブラケット11の後端部は、ショーケース本体4内に設けられた左右の支柱(図示せず)に取付けられ、ブラケット11の前端部はショーケース本体4の前面側に延出している。左右の支柱の間には商品陳列室5と冷気通路6とを仕切る仕切板12が設けられており、この仕切板12の一部は後述するダンパー(図示せず)とされている。
商品陳列室5内の底部に位置する最下段のブラケット11を除く他のブラケット11には、水平向きと後方上がりに傾斜した向きとに回動可能な角度可変ブラケット13が取付けられており、この角度可変ブラケット13に前後方向にスライド可能であるとともに、角度可変ブラケット13と共に水平向きと後方上がりに傾斜する向きとに回動可能な商品陳列棚14が支持されている。
商品陳列室5内の底部に位置する最下段のブラケット11には、図4ないし図7に示すように、スライドレール15と、スライドデッキ支持枠16と、スライドデッキ17と、切替機構18と、角度操作レバー19とが支持されている。切替機構18は、角度可変プレート20とスライド板21とで構成されている。
商品陳列棚14は、販売する商品が陳列される棚板を備えた棚であり、この棚板には必要に応じて適宜オン、オフの切替えが行われるヒーター(図示せず)が設けられている。
中間仕切体2は、図3に示すような長方形の板状部材であり、内部にダクトが形成され、左右の幅方向の両側には内側に折り曲げられた引掛部22が形成されている。この中間仕切体2は、引掛部22を角度可変ブラケット13に形成された溝部(図示せず)に引っ掛けることにより前方から抜き差し可能に取付けられている。角度可変ブラケット13に取付けられた中間仕切体2は、図2に示すようにその後端部が仕切板12に設けられているダンパーを押し上げ、冷気通路6内に侵入している。中間仕切体2の後端部がダンパーを押し上げて冷気通路6内に侵入することにより、冷気通路6内を流れる冷気は中間仕切体2の挿入位置で遮断され、遮断された冷気が中間仕切体2の内部のダクトを通って商品陳列室5の正面側に流れるようになっている。
図1に示すように商品陳列棚14において中間仕切体2を使用しない場合には、その中間仕切体2は、スライドデッキ17の下側に収容されるようになっている。
つぎに、図4ないし図7に示すように、商品陳列室5内の底部に位置する最下段の左右一対のブラケット11には、前後方向に延出するスライドレール15を介してスライドデッキ支持枠16が前後方向スライド可能に取付けられている。スライドデッキ支持枠16にはスライドデッキ17が支持され、このスライドデッキ17は図示しない支軸により後端側が上下方向に回動するように支持されている。
また、図4ないし図7に示すように、商品陳列室5内の底部には、スライドデッキ支持枠16をスライドデッキ17と共に後側にスライドさせる場合に、スライドデッキ17を水平向きに進行させる第1切替位置と、スライドデッキ17を後方上がりに傾斜する向きに進行させる第2切替位置とに切替え可能な切替機構18が設けられている。この切替機構18は、スライドデッキ支持枠16に上下方向回動可能に取付けられた角度可変プレート20と、ブラケット11に位置固定に取付けられたスライド板21とを有している。そして、スライドデッキ支持枠16の手前側上面部には、角度操作レバー取付部23が設けられており、この角度操作レバー取付部23には、切替機構18を第1切替位置と第2切替位置とに切替操作する角度操作レバー19が設けられている。なお、切替機構18と角度操作レバー19とは、スライドデッキ17の横幅方向の両側にそれぞれ設けられている。
角度可変プレート20は長尺状に形成された部材であり、前後方向に延出してスライドデッキ支持枠16の側面に支軸24により取付けられている。この角度可変プレート20は、支軸24を支点として、後端側が水平に延出する水平位置と、後端側が上方向きに傾斜する傾斜位置との間で回動可能とされている。そして、角度可変プレート20が傾斜位置に回動している場合には、図6及び図7に示すように、角度可変プレート20の上縁部がスライドデッキ17の下面に当接している。一方、角度可変プレート20が水平位置に回動している場合には、図4及び図5に示すように、角度可変プレート20の上縁部がスライドデッキ17の下面から離反している。
角度可変プレート20における支軸24より手前側の部分には、前後方向に延出するとともに手前側に向かうにつれて下向きに傾斜したガイド溝25が形成されている。
角度操作レバー19は、スライドデッキ支持枠16に設けられた角度操作レバー取付部23に取付けられており、上向きに延出して前後方向にスライド可能とされている。この角度操作レバー19にはガイドピン26が設けられており、このガイドピン26は角度可変プレート20に形成されたガイド溝25にスライド可能に係合されている。そして、角度操作レバー19を前後方向にスライド操作することにより、ガイドピン26がガイド溝25に係合した状態でスライドし、ガイドピン26がガイド溝25内をスライドすることに伴って角度操作レバー19が支軸24を中心として上下方向に回動するようになっている。
スライド板21は、ブラケット11に位置固定に取付けられた三角形状をした板部材であり、上縁部が後方上がりに傾斜する向きに配置されている。そして、角度可変プレート20がスライドデッキ支持枠16と共に後側にスライドする場合において、角度可変プレート20が傾斜位置に回動している場合には、角度可変プレート20の下面側に内側に向けて折曲形成されているスライド部(図示せず)がスライド板21の上縁部に乗り上げるようになっている。一方、角度可変プレート20が水平位置に回動している場合には、角度可変プレート20のスライド部はスライド板21の下縁の下方を通過するようになっている。
スライドデッキ支持枠16に設けられた角度操作レバー取付部23には、図8及び図9に示すように、切替機構18の切替位置が第1切替位置であるか第2切替位置であるかを表示する表示部27a、27bが設けられている。これらの表示部27a、27bは角度操作レバー取付部23に形成された丸穴であり、角度操作レバー19と一体にスライドする部分に設けられた着色マーク28が表示部27a、27bに対向することにより、切替機構18の切替位置が第1切替位置であるか第2切替位置であるかを視認できるようになっている。図8は、角度操作レバー19が手前側に操作された状態であり、着色マーク28が手前側の表示部27aと対向しており、切替機構18が第1切替位置(水平位置)に切替えられていることを視認することができる。一方、図9は、角度操作レバー19が後側に操作された状態であり、着色マーク28が後側の表示部27bと対向しており、切替機構18が第2切替位置(傾斜位置)に切替えられていることを視認することができる。
このような構成において、図1は、この冷温蔵用ショーケース1において中間仕切体2を使用しない場合を示しており、商品陳列棚14の全段及びスライドデッキ17には、加温商品、又は、弁当等の弱冷商品、又は、チルド商品等が陳列されている。使用しない中間仕切体2は、スライドデッキ17の下側に収容されている。
図2は、この冷温蔵用ショーケース1において中間仕切体2を使用する場合を示しており、例えば、中間仕切体2を取付けた箇所より上側には加温商品が陳列され、中間仕切体2を取付けた箇所より下側には弱冷商品又はチルド商品が陳列されている。使用される中間仕切体2は角度可変ブラケット13に取付けられており、取付けられた中間仕切体2は、その後端部が仕切板12に設けられているダンパーを押し上げて冷気通路6内に侵入している。中間仕切体2の後端部が冷気通路6内に侵入することにより、冷気通路6内を流れる冷気はその侵入位置より上方へ流れることが遮断され、上方への流れを遮断された冷気は、図2の矢印で示すように、中間仕切体2の内部のダクトを通ってショーケース本体4の開口3側へ流れ、中間仕切体2より下側に位置する商品陳列棚14及びスライドデッキ17に陳列されている商品が冷却される。
ここで、スライドデッキ17を水平向きと後方上がりに傾斜する向きとに切替える操作について、図4ないし図7に基いて説明する。
図4は、スライドデッキ17が水平向きとなり、商品陳列室5内に収容されている状態を示している。この状態では、角度操作レバー19は手前側の位置にスライド操作されており、角度操作レバー19と一体にスライドするガイドピン26はガイド溝25の手前側端部に係合している。また、角度可変プレート20は、後端側が水平に延出する水平位置に回動しており、角度可変プレート20の上縁部がスライドデッキ17の下面から離反している。そして、スライドデッキ17は、水平向きとなっている。
図5は、図4に示す状態からスライドデッキ支持枠16とスライドデッキ17とをスライドレール15に沿って矢印方向(手前側)にスライドさせ、スライドデッキ17を商品陳列室5内から引き出した状態を示している。
図6は、図5に示す状態から、角度操作レバー19を後側の位置にスライド操作した状態を示している。角度操作レバー19を後側にスライドさせることにより、角度操作レバー19と一体にガイドピン26が後側にスライドし、ガイドピン26は角度可変プレート20に形成されたガイド溝25の後端側に向けてスライドする。ガイドピン26がガイド溝25の後端側に向けてスライドすることにより、角度可変プレート20における支軸24より手前側の部分が下向きに押し下げられ、角度可変プレート20が支軸24を支点として後端側が矢印で示すように上方に移動するように回動する。そして、角度可変プレート20のこの回動に伴い、スライドデッキ17が後方上がりに回動するように押し上げられ、角度可変プレート20の上縁部がスライドデッキ17の下面に当接する。
図7は、図6に示す状態からスライドデッキ支持枠16をスライドデッキ17と共に矢印方向(後側)にスライドさせた状態を示している。スライドデッキ支持枠16が後側にスライドすることにより、角度可変プレート20のスライド部がスライド板21の上縁部に乗り上げ、スライドデッキ支持枠16が後方にスライドするにつれて角度可変プレート20の傾き角度が次第に大きくなるとともにスライドデッキ支持枠16の傾き角度も次第に大きくなり、スライドデッキ17の傾き角度も次第に大きくなる。
スライド板21の上縁面は、直線状ではなく波打ち状に形成されている。このため、角度可変プレート20がスライド板21の上縁面に接触しながら後側にスライドする場合、角度可変プレート20とスライド板21とが点接触状態となり、摩擦抵抗が小さくなって角度可変プレート20がスムーズにスライドする。
ここで、スライドデッキ17を水平向きと後方上がりに傾斜する向きとに切替える角度操作レバー19は、スライドデッキ支持枠16の手前側上面部に設けられた角度操作レバー取付部23に設けられている。このため、スライドデッキ17を水平向き又は後方上がりに傾斜する向きにする操作を、スライドデッキ17の上方側から容易に行うことができる。
また、角度操作レバー取付部23には、角度操作レバー19の操作に伴う切替機構18の切替位置が第1切替位置であるか第2切替位置であるかを表示する表示部27a、27bが設けられているので、その表示部27a、27bを容易に視認することできる。このため、スライドデッキ17をスライドデッキ支持枠16と共に後側にスライドさせた場合に、スライドデッキ17が後方上がりに傾斜しているか、又は、水平向きとなっているかの確認を容易に行うことができる。
また、角度操作レバー19の操作によりスライドデッキ17を水平向き又は後方上がりに傾斜する向きに切替える切替機構18に関しては、角度操作レバー19の操作により上下方向に回動する部材である角度可変プレート20と、ブラケット11に位置固定に取付けられたスライド板21とからなる簡単な構成であり、簡単な構成によってスライドデッキ17を水平向き又は後方上がりに傾斜する向きに切替えることができる。
なお、本実施の形態では、スライドデッキ支持枠16の手前側上面部に角度操作レバー取付部23を設け、その角度操作レバー取付部23に角度操作レバー19を設けた場合を例に挙げて示しているが、この角度操作レバー19の設置位置に関しては、スライドデッキ支持枠16の手前側側面部としてもよい。
また、本実施の形態では、ショーケースの一例として冷温蔵用ショーケース1を例に挙げて説明したが、本発明のスライドデッキ17は冷温蔵用ショーケース1以外のショーケースにおいても適用できるものである。
1 ショーケース
2 中間仕切体
3 開口
4 ショーケース本体
5 商品陳列室
6 冷気通路
7 冷却器
8 ファン
9 吹出口
10 吸込口
11 ブラケット
12 仕切板
13 角度可変ブラケット
14 商品陳列棚
15 スライドレール
16 スライドデッキ支持枠
17 スライドデッキ
18 切替機構
19 角度操作レバー
20 角度可変プレート
21 スライド板
22 引掛部
23 角度操作レバー取付部
24 支軸
25 ガイド溝
26 ガイドピン
27a、27b 表示部
28 着色マーク

Claims (3)

  1. 内部に商品陳列室を有し、前面に開口を有するショーケース本体と、
    前記商品陳列室内の底部に配置され、後端側が前記ショーケース本体に取付けられて前端側が前面側に延出し、水平方向で対向する左右一対のブラケットと、
    前記ブラケットに前後方向スライド可能に取付けられたスライドデッキ支持枠と、
    前記スライドデッキ支持枠に支持され、後端側が上下方向に回動可能なスライドデッキと、
    前記スライドデッキ支持枠を後側にスライドさせる場合に、前記スライドデッキを水平向きに進行させる第1切替位置と、前記スライドデッキを後方上がりに傾斜する向きに進行させる第2切替位置とに切替え可能な切替機構と、
    前記スライドデッキの手前側上面部又は手前側側面部に設けられ、前記切替機構を前記第1切替位置と前記第2切替位置とに切替操作する角度操作レバーと、
    を有することを特徴とするショーケース。
  2. 前記切替機構は、
    前記スライドデッキ支持枠に取付けられ、前記角度操作レバーの切替操作により後端側が水平に延出する水平位置と、後端側が上方向きに回動する傾斜位置とに回動可能であり、傾斜位置に回動した場合には前記スライドデッキの下面に当接して水平位置に回動した場合には前記スライドデッキの下面から離反する角度可変プレートと、
    前記ブラケットに取付けられ、前記スライドデッキ支持枠を後側にスライドさせる場合に傾斜位置に回動した前記角度可変プレートが乗り上げることにより前記角度可変プレートをさらに後方上がりに傾斜するようにスライドさせるスライド板と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のショーケース。
  3. 前記スライドデッキ支持枠における前記角度操作レバーの近傍に、前記角度操作レバーの切替位置が第1切替位置であるか第2切替位置であるかを表示する表示部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のショーケース。
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