JP7263735B2 - ショーケース - Google Patents

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Description

本発明は、ケース本体の内部に商品を載置するための商品載置棚を備えたショーケースに関するものである。
従来、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗では、販売商品を商品載置棚に載置させた状態でケース本体の内部に収納するようにしたショーケースが多く適用されている。商品載置棚は、例えば左右一対のブラケット部材の間に棚板を支持させることによって構成されたものである。この種のショーケースには、販売商品を見易くする目的で、あるいは商品載置棚の前方に載置された商品が取り出された場合に後方に載置された販売商品を前方に滑り出させる目的で、棚板の前端部が低くなるように傾斜して配置することができるものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-245170号公報
ところで、上述したショーケースでは、棚板の傾斜角度が決められており、設置されたロケーション事情や寸法誤差等により傾斜角度を変更することができなかった。
本発明は、上記実情に鑑みて、棚板の傾斜角度を所望の大きさに変更することができるショーケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るショーケースは、前面に開口を有したケース本体の内部に前方に向けてブラケット部材が配設され、該ブラケット部材にスライダを介して取り付けられた補助側壁部材の上部に棚板が支持されることによって、前記棚板が前記開口を通じて前後方向に沿ってスライド可能な商品載置棚が構成されたショーケースにおいて、前記棚板は、前端部が棚支持軸を介して前記補助側壁部材に支持され、前記棚支持軸を中心に後端部が前記補助側壁部材に対して上下に揺動可能に配設されており、前記前端部が低くなる態様で傾斜する前記棚板の傾斜角度を、予め決められた角度範囲の中から択一的に選択された大きさに可変させる角度可変機構を備え、前記角度可変機構は、前記棚板に設けられた選択ユニット及び前記ブラケット部材の一方に設けられたアーム部と、前記選択ユニット及び前記ブラケット部材の他方に突出する態様で設けられた突部とを備え、前記アーム部は、選択された傾斜角度の大きさに応じて前後方向に沿って変位しつつ傾斜姿勢が変化するものであり、前記角度可変機構は、前記アーム部が前記突部に接する場合に、前記棚板を選択された傾斜角度に傾斜させることを特徴とする。
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記アーム部は、前記選択ユニットに設けられており、前記角度可変機構は、該アーム部が前記ブラケット部材に突出する態様で設けられた突部に載置される場合に、前記棚板を選択された傾斜角度に傾斜させることを特徴とする。
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記突部は、前記ブラケット部材に外側に突出する態様で設けられたことを特徴とする。
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記棚板の前端部に、左右方向に沿って延在する軸部の軸心回りに回転可能に配設されたストッパを備え、前記ストッパは、前記ブラケット部材に設けられた孔部に自身のフック部が進入した場合には、前記棚板を後方にスライドした状態に保持する一方、前記孔部から前記フック部が離脱した場合には、前記棚板が前方にスライドすることを許容することを特徴とする。
本発明によれば、棚板は、前端部が棚支持軸を介して補助側壁部材に支持され、棚支持軸を中心に後端部が補助側壁部材に対して上下に揺動可能に配設されており、角度可変機構が、前端部が低くなる態様で傾斜する棚板の傾斜角度を、予め決められた角度範囲の中から択一的に選択された大きさに可変させるので、棚板の傾斜角度を所望の大きさに変更することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態であるショーケースを示す断面側面図である。 図2は、図1に示した1つの商品載置棚を示す斜視図である。 図3は、図1に示した1つの商品載置棚の要部を拡大して示す拡大斜視図である。 図4は、図1に示した1つの商品載置棚の要部の分解斜視図である。 図5は、図2~図4に示した商品載置棚の要部を示す側面図である。 図6は、図2~図4に示した商品載置棚の要部を示す斜視図である。 図7は、図6に示したストッパを示す側面図である。 図8は、図7に示したストッパのフック部がストッパ用孔に進入した状態を示す側面図である。 図9は、図7に示したストッパのフック部がストッパ用孔から離脱した状態を示す側面図である。 図10は、図2及び図4に示した角度可変機構を構成する選択ユニットの分解斜視図である。 図11の(a)~(c)は、それぞれ図10に示した選択ユニットに対する選択動作を示す説明図である。 図12は、棚板が収納状態にある商品載置棚の側面図である。 図13は、棚板が補充状態にある商品載置棚の側面図である。 図14は、補充状態にある棚板を後方にスライドさせた商品載置棚の側面図である。 図15は、棚板が収納状態にある商品載置棚の側面図である。 図16は、補充状態にある棚板を後方にスライドさせた商品載置棚の側面図である。 図17は、棚板が収納状態にある商品載置棚の側面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るショーケースの好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるショーケースを示す断面側面図である。ここで例示するショーケースは、例えばコンビニエンスストア等の店舗において販売商品をケース本体1の内部に収納するものである。本実施の形態では特に、要冷蔵商品を収納するための冷蔵用ショーケースを例示している。
すなわち、このショーケースでは、ケース本体1の内部に背面板2を設けることによって背面板2とケース本体1の後壁1aとの間に通風ダクト3を構成するとともに、背面板2よりも前方に収納室4を構成している。通風ダクト3の内部には、蒸発器5や送風ファン6を配設している。蒸発器5は、図示していないコンデンシングユニットとともに冷凍サイクルを構成し、通過する空気との間において熱交換を行うものである。このショーケースでは、図示せぬコンデンシングユニット及び送風ファン6を駆動すれば、蒸発器5を通過した空気が通風ダクト3を通じて収納室4に循環供給され、収納室4が所望の冷蔵温度に維持されることになる。
ケース本体1は、前面に開口(以下、前面開口ともいう)1bを有した箱状を成すもので、収納室4に複数段の商品載置棚10を備えている。収納室4の各段の商品載置棚10は、同様の構成を有したものであるから、以下では1つの商品載置棚10について説明を行う。
図2~図4は、それぞれ図1に示した1つの商品載置棚10を示すもので、図2は斜視図、図3は要部を拡大して示す拡大斜視図、図4は要部の分解斜視図である。商品載置棚10は、図2~図4に示すように、ブラケット部材20、補助側壁部材30、棚板40及び角度可変機構50を備えて構成してある。
ブラケット部材20は、背面板2の左右両側の前面に取り付けた棚支柱7から前方に突出するように配設したものである。つまり、ブラケット部材20は、ケース本体1の内部である収納室4に互いに離隔する態様で前方に向けて配設した左右一対のものである。以下においては便宜上、2つのブラケット部材20において互いに近接した方向を内側と称し、互いに離反した方向を外側と称して説明する。
ブラケット部材20は、板金等から形成したものであり、側壁部21及び上壁部22を一体に成形することによって構成してある。側壁部21は、ブラケット部材20の主要な構成要素であり、前後方向が長手方向となる長尺状部分である。この側壁部21は、後端部の上下寸法が該後端部よりも前方側の領域の上下寸法よりも大きく形成してあり、該後端部の後端部分には後方に突出する複数の係止片21aが形成してある。これら係止片21aは、棚支柱7の前面に設けられた図示せぬ係止孔の任意に挿入することが可能である。係止片21aを係止孔に挿入した場合には、側壁部21の後端部分が棚支柱7の前面に当接することになり、ブラケット部材20を棚支柱7の任意の高さに略水平の片持ち状態で支持させることが可能である。
この側壁部21の内側には、スライダ60の図示せぬ外側構成要素が取り付けてある。スライダ60は、従来公知のものであり、外側構成要素に対して該スライダ60を構成する図示せぬ内側構成要素が前後方向にスライドすることを許容するものである。かかるスライダ60については、適宜図示から省略する。上壁部22は、側壁部21の上端縁部より内側に向けて延在する水平延在部分である。
補助側壁部材30は、板金等から形成したものであり、前後方向が長手方向となる長尺状部材である。この補助側壁部材30の外側には、スライダ60の内側構成要素が取り付けてある。これにより、補助側壁部材30は、ブラケット部材20に対して前後方向に沿ってスライド移動可能である。
棚板40は、販売商品が載置される部分であり、矩形状を成す棚枠41の内部に載置板42を支持させることによって構成してある。載置板42は、例えばガラス板のように透明な矩形状の板状体である。
棚枠41は、それぞれ板金等から形成した前枠部411、後枠部412及び左右一対の側枠部413を四周枠組みして構成したものである。かかる棚枠41を構成する側枠部413には、図5に示すように、支持片部43が設けてある。
支持片部43は、前後方向が長手方向となる長尺状部材であり、側枠部413の内側下部に取り付けてある。この支持片部43の前端部分の外側には、補助側壁部材30の外側に配置される態様で下方に延在する下延部43aが形成してある。下延部43aには、棚支持貫通孔43a1が形成してある。
このような棚板40は、棚支持貫通孔43a1を外側から貫通する棚支持軸44が補助側壁部材30の前端部分に貫通して取り付けられることにより、棚支持軸44を中心に後端部が補助側壁部材30に対して上下に揺動可能に配設してある。
このように棚板40は、ブラケット部材20の内側にスライダ60を介して設けられた補助側壁部材30に取り付けられることで、ブラケット部材20間に架設され、図1に示したように、最も後方にスライドした収納状態と、最も前方にスライドした補充状態との間で、前面開口1bを通じて前後方向にスライド可能である。
上記棚板40の棚枠41を構成する前枠部411の左右両端部には、図6に示すように、下方に向けて延在する左右一対のストッパ支持片部45が形成してある。これらストッパ支持片部45には、図示せぬストッパ支持貫通孔が形成してある。
そして、これらストッパ支持片部45間において、左右方向が長手方向となる長尺状のストッパ46が、ストッパ46支持貫通孔を外側から貫通するストッパ支持軸47に取り付けられ、該ストッパ支持軸47の中心軸回りに回転可能となる態様で架設してある。ここでストッパ支持軸47は、左右方向に沿って延在する軸部である。
上記ストッパ46は、図7に示すように、ストッパ支持軸47の径方向外部に延在し、その延在端部が上方に屈曲されたフック部46aを有している。そして、ストッパ46は、図8に示すようにブラケット部材20の上壁部22に形成されたストッパ用孔(孔部)23にフック部46aが進入した場合には、棚板40を後方にスライドした状態に保持する一方、図9に示すようにストッパ用孔23から前記フック部46aが離脱した場合には、前記棚板40が前方にスライドすることを許容するものである。
角度可変機構50は、選択ユニット50aと突部50bとを備えて構成してある。選択ユニット50aは、図10に示すように、ベース部51及びアーム部52を備えて構成してある。ベース部51は、例えば板金等から形成したものであり、上下方向に沿って延在するベース基部511と、ベース基部511の上端縁部より内側に向けて水平延在するベース天壁部512とを有している。
ベース天壁部512は、棚板40の側枠部413の外側前端部分に例えば溶接等により接合されている。つまり、選択ユニット50aは、棚板40の前端部に設けられている。
ベース基部511は、前方から後方に亘って上下寸法が一様なものであり、前端部に第1選択孔53が形成してあり、後端部に第2選択孔54が形成してある。
第1選択孔53は、前後方向に沿って延在する異形孔である。この第1選択孔53は、詳細は後述するが、棚板40の傾斜角度を選択するための孔である。かかる第1選択孔53は、前後方向に沿って直線状に延在する第1連通部531と、この第1連通部531より前後方向に並ぶ態様で下方に向けて延在する複数(図示の例では7つ)の第1規制部532とが連続して形成されて構成してある。ここで、第1連通部531に連続する第1規制部532は、前方に形成されたものほど該第1連通部531から下方への延在長さが大きくなり、それぞれの下延端部532aは前方に向けて斜め下方に傾斜している。
第2選択孔54は、前後方向に沿って延在する異形孔である。この第2選択孔54は、詳細は後述するが、棚板40の傾斜角度を選択するための孔である。かかる第2選択孔54は、前後方向に沿って直線状に延在する第2連通部541と、この第2連通部541より前後方向に並ぶ態様で上方に向けて延在する複数(図示の例では7つ)の第2規制部542とが連続して形成されて構成してある。ここで、第2選択孔54を構成する第2連通部541は、第1連通部531と同一の高さレベルに形成してある。
アーム部52は、例えば板金等から形成したものであり、前後方向が長手方向となる長尺板状部材である。このアーム部52は、第1選択孔53を外側より貫通する第1選択ネジ55が前端部に取り付けられており、第2選択孔54を外側より貫通する第2選択ネジ56が後端部に取り付けられている。
そのような選択ユニット50aにおいては、図11の(a)に示すように、第1選択ネジ55が第1選択孔53における第1連通部531の前端部に配置されるとともに、第2選択ネジ56が第2選択孔54における最前の第2規制部542に配置される場合、アーム部52は、前後方向に沿って水平に延在する水平姿勢となる。一方、図11の(b)及び(c)に示すように、第1選択ネジ55が第1選択孔53におけるいずれかの第1規制部532の下延端部532aに配置されるとともに、第2選択ネジ56が第2選択孔54におけるいずれかの第2規制部542に配置される場合、アーム部52は、前方が漸次下方に傾斜する態様で延在する傾斜姿勢となる。
つまり、アーム部52は、傾斜角度の大きさに応じて前後方向に沿って変位しつつ傾斜姿勢が変化する態様で設けられている。
突部50bは、ブラケット部材20の側壁部21の前方部分の外側において、外方に突出する態様で設けてある。かかる突部50bは、棚板40が収納状態となる場合に、水平姿勢となるアーム部52には接せず、傾斜姿勢となるアーム部52に接する個所に設けてある。
以上のような構成を有するショーケースにおいては、図11の(a)に示したように第1選択ネジ55が第1選択孔53における第1連通部531の前端部に配置されるとともに、第2選択ネジ56が第2選択孔54における最前の第2規制部542に配置される場合、アーム部52が水平姿勢となる。この状態で棚板40を収納状態にさせると、図12に示すように、アーム部52が突部50bと接せず、棚板40は、側枠部413が補助側壁部材30の上端に載置された傾斜角度0°の水平延在姿勢になる。
このような水平延在姿勢にある棚板40を、前端部が低くなる態様で傾斜させる場合には、図9に示したようにストッパ46を回転させてフック部46aをストッパ用孔23から離脱させ、図13に示すように、棚板40を前方にスライドさせて補充状態にさせる。
図11の(b)に示したように第1選択ネジ55が第1選択孔53における最前の第1規制部532の下延端部532aに配置されるとともに、第2選択ネジ56が第2選択孔54における最前の第2規制部542の後端に配置される場合、アーム部52は、前方が漸次下方に傾斜する傾斜姿勢となる。
アーム部52が傾斜姿勢となる棚板40を、図14に示すように後方にスライドさせると、その後にアーム部52が突部50bに接して載置される。そして棚板40を収納状態にさせると、図15に示すように、棚板40は、前端部が低くなる態様で所定の傾斜角度に傾斜した傾斜延在姿勢となる。
ところで、図11の(c)に示したように、第1選択ネジ55が第1選択孔53における最も後方の第1規制部532の下延端部532aに配置されるとともに、第2選択ネジ56が第2選択孔54における最も後方の第2規制部542に配置される場合、アーム部52は、後方に変位しつつ前方が漸次下方に傾斜する傾斜姿勢となる。
アーム部52が傾斜姿勢となる棚板40を、図16に示すように後方にスライドさせると、アーム部52が後方に変位しているので、図14に示した場合よりも先にアーム部52が突部50bに接して載置される。これにより棚板40は、僅かではあるが、前端部が低くなる態様で傾斜する。その後に棚板40を更に後方にスライドさせることで収納状態にさせると、図17に示すように、棚板40は、図15に示したものよりも大きな傾斜角度に傾斜した傾斜延在姿勢となる。
このように本実施の形態であるショーケースにおいては、角度可変機構50が、棚板40の傾斜角度を、予め決められた角度範囲の中から択一的に選択された大きさに可変させることができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態であるショーケースによれば、商品載置棚10を構成する棚板40が、前端部が棚支持軸44を介して補助側壁部材30に支持され、棚支持軸44を中心に後端部が補助側壁部材30に対して上下に揺動可能に配設されており、角度可変機構50が、棚板40の傾斜角度を、予め決められた角度範囲の中から択一的に選択された大きさに可変させるので、棚板40の傾斜角度を所望の大きさに変更することができる。しかも、角度可変機構50を構成する選択ユニット50aが、棚板40の前端部に設けられているので、棚板40を前方にスライドさせることで容易に傾斜角度の選択動作を行うことができ、利便性の向上を図ることができる。更に、選択ユニット50aを構成するアーム部52が、選択された傾斜角度の大きさに応じて前後方向に沿って変位しつつ傾斜姿勢が変化し、ブラケット部材20に設けられた突部50bに載置される場合に、棚板40を選択された傾斜角度に傾斜させるので、傾斜角度によっては後方へスライドし始めた比較的早期のタイミングでアーム部52を突部50bに載置させることができ、その後における後方へのスライド可能量を十分に確保することで、棚板40を緩やかに傾斜させることができ、操作性の向上を図ることができる。
上記ショーケースによれば、アーム部52を載置させる突部50bがブラケット部材20に外側に突出する態様で設けられているので、ブラケット部材20間における商品を載置するための有効容積には影響を与えない。従って、商品を載置するための有効容積が低減されることを抑制することができる。
上記ショーケースによれば、棚板40の前端部にストッパ支持軸47の軸心回りに回転可能に配設されたストッパ46が、ブラケット部材20に設けられたストッパ用孔23にフック部46aが進入した場合には、棚板40を後方にスライドした状態に保持する一方、ストッパ用孔23からフック部46aが離脱した場合には、棚板40が前方にスライドすることを許容するので、ストッパ46をストッパ支持軸47の軸心回りに回転させるだけで操作を行うことができる。よって、操作者は、ストッパ46の任意の個所を持って回転させるだけでよく、操作性の向上を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、アーム部52が選択ユニット50aに設けられ、突部50bがブラケット部材20に設けられていたが、本発明においては、アーム部がブラケット部材に設けられ、突部が選択ユニットに設けられていてもよい。
1 ケース本体
1b 前面開口
4 収納室
10 商品載置棚
20 ブラケット部材
30 補助側壁部材
40 棚板
41 棚枠
42 載置板
43 支持片部
44 棚支持軸
50 角度可変機構
50a 選択ユニット
50b 突部
51 ベース部
53 第1選択孔
54 第2選択孔
55 第1選択ネジ
56 第2選択ネジ
60 スライダ

Claims (4)

  1. 前面に開口を有したケース本体の内部に前方に向けてブラケット部材が配設され、該ブラケット部材にスライダを介して取り付けられた補助側壁部材の上部に棚板が支持されることによって、前記棚板が前記開口を通じて前後方向に沿ってスライド可能な商品載置棚が構成されたショーケースにおいて、
    前記棚板は、前端部が棚支持軸を介して前記補助側壁部材に支持され、前記棚支持軸を中心に後端部が前記補助側壁部材に対して上下に揺動可能に配設されており、
    前記前端部が低くなる態様で傾斜する前記棚板の傾斜角度を、予め決められた角度範囲の中から択一的に選択された大きさに可変させる角度可変機構を備え、
    前記角度可変機構は、前記棚板に設けられた選択ユニット及び前記ブラケット部材の一方に設けられたアーム部と、前記選択ユニット及び前記ブラケット部材の他方に突出する態様で設けられた突部とを備え、
    前記アーム部は、選択された傾斜角度の大きさに応じて前後方向に沿って変位しつつ傾斜姿勢が変化するものであり、
    前記角度可変機構は、前記アーム部が前記突部に接する場合に、前記棚板を選択された傾斜角度に傾斜させることを特徴とするショーケース。
  2. 前記アーム部は、前記選択ユニットに設けられており、
    前記角度可変機構は、該アーム部が前記ブラケット部材に突出する態様で設けられた突部に載置される場合に、前記棚板を選択された傾斜角度に傾斜させることを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
  3. 前記突部は、前記ブラケット部材に外側に突出する態様で設けられたことを特徴とする請求項2に記載のショーケース。
  4. 前記棚板の前端部に、左右方向に沿って延在する軸部の軸心回りに回転可能に配設されたストッパを備え、
    前記ストッパは、前記ブラケット部材に設けられた孔部に自身のフック部が進入した場合には、前記棚板を後方にスライドした状態に保持する一方、前記孔部から前記フック部が離脱した場合には、前記棚板が前方にスライドすることを許容することを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載のショーケース。
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