JP2021126220A - 商品載置棚 - Google Patents

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JP2021126220A
JP2021126220A JP2020021510A JP2020021510A JP2021126220A JP 2021126220 A JP2021126220 A JP 2021126220A JP 2020021510 A JP2020021510 A JP 2020021510A JP 2020021510 A JP2020021510 A JP 2020021510A JP 2021126220 A JP2021126220 A JP 2021126220A
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秀一 宮田
Shuichi Miyata
秀一 宮田
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Abstract

【課題】利便性の向上を図ること。【解決手段】棚支柱7に配設されたブラケット部材20と、ブラケット部材20に収納位置Pと補充位置Qとの間でスライド可能に取り付けられた棚板50とを備え、棚板50の前端部分に、ブラケット部材20に設けられた緩衝部材23と係止可能な係止姿勢と、緩衝部材23との係止が解除される解除姿勢との間で揺動可能に設けられたストッパ70と、ストッパ70を係止姿勢となる態様で付勢するストッパバネ76とを備え、ストッパ70は、緩衝部材23と係止する場合、棚板50が収納位置Pから補充位置Qに向けてスライドすることを規制し、緩衝部材23との係止が解除される場合、棚板50が収納位置Pから補充位置Qに向けてスライドすることを許容するものであり、ストッパバネ76による付勢力に抗して係止姿勢から解除姿勢に揺動させるための操作入力領域がストッパ前端部73とストッパ後端部74とに形成されている。【選択図】図11

Description

本発明は、商品載置棚に関し、より詳細には、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗に設定されたショーケースに設けられた商品載置棚に関するものである。
従来、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗では、販売商品を商品載置棚に載置させた状態でケース本体の内部に収納するようにしたショーケースが多く適用されている。商品載置棚は、例えば左右一対のブラケット部材の間に棚板をスライド可能に支持させることによって構成したもので、棚板の上面に商品が載置されている。
この種の商品載置棚では、棚板が最も後方となる収納位置と最も前方となる補充位置との間で前後方向に沿ってスライド可能に設けられており、商品陳列時は棚板が収納位置に配置され、商品補充時は棚板が補充位置に配置される。
上記商品載置棚では、棚板に棚ストッパが設けられている。棚ストッパは、棚板が収納位置に配置された状態でブラケット部材に設けられた係止部材と係止する場合に、棚板が収納位置から補充位置に向けてスライドすることを規制する一方、係止部材との係止が解除される場合に、棚板が収納位置から補充位置に向けてスライドすることを許容するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−126501号公報
ところで、上記商品載置棚の棚ストッパでは、操作者により操作が行われる操作入力部が棚板から前方に突出する態様で設けられており、該操作入力部が上方に向けて押圧された場合に、係止部材との係止が解除されるように構成されていたので、次のような問題があった。
すなわち、商品載置棚は、ショーケースの収納室に上下方向に沿って複数段設けられているのが一般的であり、操作者にとっては、最上段の商品載置棚が自身の身長よりも高い位置に設けられており、最下段の商品載置棚が自身の膝よりも低い位置に設けられていることもある。そのため、操作者は、最上段の商品載置棚については自身の上腕を自身の頭よりも上方にして操作入力部を操作したり、最下段の商品載置棚については腰を屈めた姿勢にして操作入力部を操作したりする必要があった。つまり、高さの異なる商品載置棚のそれぞれに対して、一律に操作入力部が上方に向けて押圧された場合にのみ棚板を収納位置から補充位置へスライドできるようにすると、操作者にとっては、操作入力部に対する操作が面倒なものとなり、利便性に優れたものとはいえなかった。
本発明は、上記実情に鑑みて、利便性の向上を図ることができる商品載置棚を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る商品載置棚は、上下に延在する棚支柱に、前方に向かう態様で配設されたブラケット部材と、前記ブラケット部材に対して、収納位置と該収納位置よりも前方側の補充位置との間で前後方向に沿ってスライド可能に取り付けられ、かつ上面に商品を載置させる棚板とを備えた商品載置棚であって、前記棚板の前端部分に、前記ブラケット部材に設けられた係止部材と係止可能な係止姿勢と、前記係止部材との係止が解除される解除姿勢との間で揺動可能に設けられたストッパと、前記ストッパを前記係止姿勢となる態様で付勢する付勢手段とを備え、前記ストッパは、前記係止部材と係止する場合には、前記棚板が前記収納位置から前記補充位置に向けてスライドすることを規制する一方、前記係止部材との係止が解除される場合には、前記棚板が前記収納位置から前記補充位置に向けてスライドすることを許容するものであり、前記付勢手段による付勢力に抗して前記係止姿勢から前記解除姿勢に揺動させるための操作入力領域が前端部と後端部とに形成されていることを特徴とする。
また本発明は、上記商品載置棚において、前記ストッパは、前記係止部材に設けられた係止片が挿入されるための係止孔を備え、該係止孔に前記係止片が相対的に挿入される場合に前記係止部材と係止する一方、前記係止孔から前記係止片が相対的に離脱する場合に前記係止部材との係止が解除されることを特徴とする。
また本発明は、上記商品載置棚において、前記ストッパは、前記棚板の前端部分の下部において、該棚板の左右方向の全域に亘って設けられていることを特徴とする。
また本発明は、上記商品載置棚において、前記ストッパは、前記前端部が、前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する態様で延在する下方傾斜延在部と、該下方傾斜延在部の前端部分より前方に向けて水平に延在する水平延在部とを有していることを特徴とする。
また本発明は、上記商品載置棚において、前記ストッパは、前記前端部が、前記水平延在部の前端部分より前方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する態様で延在し、かつ下面に前記係止姿勢から前記解除姿勢に揺動させるための操作に関する表示が記載されたシート体が貼付された上方傾斜延在部を有することを特徴とする。
本発明によれば、棚板の前端部分に、ブラケット部材に設けられた係止部材と係止可能な係止姿勢と、係止部材との係止が解除される解除姿勢との間で揺動可能に設けられたストッパには、付勢手段による付勢力に抗して係止姿勢から解除姿勢に揺動させるための操作入力領域が前端部と後端部とに形成されているので、操作者は、自身の好ましい姿勢で前端部及び後端部のいずれか一方を操作すればよく、利便性の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である商品載置棚が適用されたショーケースを示す断面側面図である。 図2は、図1に示した1つの商品載置棚を示す斜視図である。 図3は、図1に示した1つの商品載置棚を示す斜視図である。 図4は、図1に示した1つの商品載置棚を示す断面側面図である。 図5は、図1に示した1つの商品載置棚を示す分解斜視図である。 図6は、図2等に示したブラケット部材を示す斜視図である。 図7は、図2等に示したブラケット部材を示す斜視図である。 図8は、図2等に示した商品載置棚の要部を拡大して示す分解斜視図である。 図9は、図2等に示した棚板の要部を拡大して示す分解斜視図である。 図10は、図9に示したストッパの斜視図である。 図11は、ストッパと前方側の緩衝部材との係止状態を示す側面図である。 図12は、図1等に示した商品載置棚の要部を拡大して示す断面側面図である。 図13は、図1等に示した商品載置棚の要部を拡大して示す断面側面図である。 図14は、ストッパと前方側の緩衝部材との係止が解除された状態を示す側面図である。 図15は、図10等に示したストッパの変形例を示す側面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る商品載置棚の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である商品載置棚が適用されたショーケースを示す断面側面図である。ここで例示するショーケースは、例えばコンビニエンスストア等の店舗において販売商品をケース本体1の内部に収納するものである。本実施の形態では特に、要冷蔵商品を収納するための冷蔵用ショーケースを例示している。
すなわち、このショーケースでは、ケース本体1の内部に背面板2を設けることによって背面板2とケース本体1の後壁1aとの間に通風ダクト3を構成するとともに、背面板2よりも前方に収納室4を構成している。通風ダクト3の内部には、蒸発器5や送風ファン6を配設している。蒸発器5は、図示していないコンデンシングユニットとともに冷凍サイクルを構成し、通過する空気との間において熱交換を行うものである。この商品載置棚では、図示せぬコンデンシングユニット及び送風ファン6を駆動すれば、蒸発器5を通過した空気が通風ダクト3を通じて収納室4に循環供給され、収納室4が所望の冷蔵温度に維持されることになる。
ケース本体1は、前面に開口(以下、前面開口ともいう)1bを有した箱状を成すもので、収納室4に複数段の商品載置棚10を備えている。収納室4の各段の商品載置棚10は、同様の構成を有したものであるから、以下では1つの商品載置棚10について説明を行う。
図2〜図5は、それぞれ図1に示した1つの商品載置棚10を示すもので、図2及び図3は斜視図、図4は断面側面図、図5は分解斜視図である。これら図2〜図5に示すように、商品載置棚10は、ブラケット部材20、補助側壁部材30、棚支持部材40及び棚板50を備えて構成してある。
ブラケット部材20は、背面板2の左右両側の前面に取り付けた上下方向に延在する棚支柱7に、該棚支柱7から前方に突出するように配設したものである。つまり、ブラケット部材20は、ケース本体1の内部である収納室4に互いに離隔する態様で前方に向けて配設した左右一対のものである。
以下においては便宜上、2つのブラケット部材20において互いに近接した方向を内側と称し、互いに離反した方向を外側と称して説明する。
ブラケット部材20は、板金等から形成したものであり、図6及び図7にも示すように、側壁部21及び上壁部22を一体に成形することによって構成してある。側壁部21は、ブラケット部材20の主要な構成要素であり、前後方向が長手方向となる長尺状部分である。この側壁部21は、後端部の上下寸法が該後端部よりも前方側の領域の上下寸法よりも大きく形成してあり、該後端部の後端部分には後方に突出する複数の取付片21aが形成してある。これら取付片21aは、棚支柱7の前面に設けられた図示せぬ取付孔の任意に挿入することが可能である。取付片21aを取付孔に挿入した場合には、側壁部21の後端部分が棚支柱7の前面に当接することになり、ブラケット部材20を棚支柱7の任意の高さに略水平の片持ち状態で支持させることが可能である。
この側壁部21の内側には、図8にも示すように、スライダ60の図示せぬ外側構成要素が取り付けてある。スライダ60は、従来公知のものであり、外側構成要素に対して該スライダ60を構成する図示せぬ内側構成要素が前後方向にスライドすることを許容するものである。
上壁部22は、側壁部21の上端縁部より内側に向けて延在する水平延在部分である。この上壁部22には、2つの緩衝部材23,24が、前後に離隔する態様で取り付けてある。これら緩衝部材23,24は、例えば樹脂等から成形されるもので、棚板50とブラケット部材20との間に介在するものである。これら緩衝部材23,24のうち前方側の緩衝部材23には、上壁部22よりも前方側において、下方に向けて突出する係止片231が形成してある。係止片231は、前端面231aが前方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する態様で延在する傾斜面となっている。つまり、前方側の緩衝部材23は、本発明の係止部材を構成している。
またブラケット部材20の後端部、すなわち側壁部21の後端部や上壁部22の後端部には、ネジ等の締結部材Nにより補強部材25,26が締結してある。補強部材25,26は、例えば板金等から形成したものであり、左右一対のブラケット部材20同士を連結することにより、該ブラケット部材20が変形等することを規制するものである。
補助側壁部材30は、板金等から形成したものであり、図8に示したように、補助側壁基部31及び補助側壁上部32を一体に成形することによって構成してある。補助側壁基部31は、補助側壁部材30の主要な構成要素であり、前後方向が長手方向となる長尺状部分である。この補助側壁基部31の外側には、スライダ60の内側構成要素が取り付けてある。これにより、補助側壁部材30は、ブラケット部材20に対して前後方向に沿ってスライド可能である。
補助側壁上部32は、補助側壁基部31の上端縁部より内側に向けて延在する水平延在部分である。この補助側壁部材30には、2つの連係用孔32aが形成してある。連係用孔32aは、それぞれ前後方向が長手方向となる長孔である。
棚支持部材40は、板金等から形成したものであり、図8に示したように、棚支持基部41及び棚支持片部42を一体に成形することによって構成してある。棚支持基部41は、棚支持部材40の主要な構成要素であり、前後方向が長手方向となる長尺状の水平延在部分である。この棚支持基部41には、各連係用孔32aを下方から貫通する連係用段付ネジ43が取り付けてある。これにより、棚支持部材40は、連係用段付ネジ43が連係用孔32aを相対的に変位する分だけ、補助側壁部材30に対して前後方向に沿ってスライド可能である。
棚支持片部42は、棚支持基部41の外側端部の前端部分より下方に向けて延在する部分である。この棚支持片部42には、左右方向に沿って棚支持貫通孔42aが形成してある。
棚板50は、販売商品が載置される部分であり、矩形状を成す棚枠51の内部に載置板52を支持させることによって構成してある。載置板52は、例えばガラス板のように透明な矩形状の板状体である。
棚枠51は、それぞれ板金等から形成した前枠部511、後枠部512及び左右一対の側枠部513を四周枠組みして構成したものである。かかる棚枠51を構成する側枠部513には、図8に示したように、取付片部53が設けてある。
取付片部53は、前後方向が長手方向となる長尺状部材であり、側枠部513の内側下部に取り付けてある。この取付片部53の前端部分の外側には、補助側壁部材30の外側に配置される態様で下方に延在する取付下延部531が形成してある。取付下延部531には、取付貫通孔531aが形成してある。
このような棚板50は、棚支持部材40の棚支持貫通孔42aを内側から貫通する棚支持軸54が取付貫通孔531aを内側から貫通して取り付けられることにより、棚支持部材40に配設してある。
このように棚板50は、補助側壁部材30に対して前後方向にスライド可能に設けられた棚支持部材40に配設され、この補助側壁部材30がブラケット部材20の内側にスライダ60を介して設けられていることで、ブラケット部材20に対して、図1に示したように、最も後方にスライドした収納位置Pと、最も前方にスライドした補充位置Qとの間で、前面開口1bを通じて前後方向にスライド可能である。
上記棚枠51を構成する前枠部511の左右両端部には、図9に示すように、下方に向けて延在する左右一対のストッパ支持片部511aが形成してある。これらストッパ支持片部511aには、ストッパ支持貫通孔511bが形成してある。
そして、これらストッパ支持片部511a間において、ストッパ70が設けてある。ストッパ70は、例えば板金等から形成したものであり、図10に示すように、ストッパ基部71、ストッパ係止部72、ストッパ前端部73及びストッパ後端部74を一体に成形することにより構成してある。ストッパ基部71は、ストッパ70の主要な構成要素であり、左右方向が長手方向となる長尺状の水平延在部分である。
ストッパ係止部72は、ストッパ基部71の左端縁部及び右端縁部よりそれぞれ上方に向けて延在する左右一対の部分である。これらストッパ係止部72の前端部には、左右方向に沿って貫通する被取付孔721が形成してある。またストッパ係止部72の後端部は、上端部分が内側に屈曲されており、該後端部と該上端部分とに跨る態様で係止孔722が形成してある。
ストッパ前端部73は、ストッパ基部71の前端部分より前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する態様で延在する下方傾斜延在部731と、この下方傾斜延在部731の前端部分より前方に向けて水平に延在する水平延在部732とを有している。
ストッパ後端部74は、ストッパ基部71の後端部分より後方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する態様で延在する下方傾斜後延部741と、この下方傾斜後延部741の後端部分より後方に向けて水平に延在する水平後延部742と、この水平後延部742の後端部分より前方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する上方傾斜前延部743とを有している。
そのようなストッパ70は、ストッパ支持片部511a間において、ストッパ支持貫通孔511bを外側から貫通するストッパ支持軸75が被取付孔721を挿通することにより取り付けられ、該ストッパ支持軸75の中心軸回りに揺動可能となる態様で架設してある。ここでストッパ支持軸75は、左右方向に沿って延在する軸部である。
またストッパ70とストッパ支持片部511a(棚枠51)との間には、ストッパ支持軸75を巻回する態様でストッパバネ76が介在している。ストッパバネ76は、ストッパ70を左方から見て時計回りの方向に付勢するものであり、ストッパ基部71が載置板52と平行となる係止姿勢に付勢する付勢手段である。このようにストッパ70は、棚板50の前端部分である前枠部511の下部において、該棚板50の左右方向の全域に亘って設けてある。
かかるストッパ70は、係止姿勢にあって棚板50が収納位置Pに配置される場合、図11に示すように、ブラケット部材20に設けられた前方側の緩衝部材23の係止片231が係止孔722に相対的に挿入されており、前方側の緩衝部材23と係止している。このようにストッパ70が前方側の緩衝部材23と係止している場合、棚板50が収納位置Pから補充位置Qに向けてスライドすることを規制する。
そして、ストッパ70は、ストッパ前端部73がストッパ基部71に連続する下方傾斜延在部731を有しているので、該ストッパ前端部73と棚板50との間に十分なスペースS1が確保され、図12に示すように、操作者の手によりストッパ前端部73を上方に押圧することが可能である。
またストッパ70は、ストッパ後端部74がストッパ基部71に連続する下方傾斜後延部741や上方傾斜前延部743を有しているので、該ストッパ後端部74と棚板50との間に手指の侵入を可能にするスペースS2が確保され、図13に示すように、操作者の手の指先を上方傾斜前延部743に引っ掛けることができ、ストッパ後端部74を下方に押圧することが可能である。
このようにストッパ前端部73を上方に押圧、あるいはストッパ後端部74を下方に押圧することにより、ストッパ70は、図14に示すように、ストッパバネ76の付勢力に抗して左方から見て反時計回り(右方から見て時計回り)に揺動し、ストッパ基部71が前方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する解除姿勢となり、係止孔722から係止片231が相対的に離脱して、前方側の緩衝部材23との係止が解除される。
このようにストッパ70を解除姿勢にさせたまま棚板50を前方に向けて引き出させると、図1に示したように、棚板50を補充位置Qまでスライドさせることができる。
つまり、ストッパ70は、前方側の緩衝部材23と係止する場合には、棚板50が収納位置Pから補充位置Qに向けてスライドすることを規制する一方、前方側の緩衝部材23との係止が解除される場合には、棚板50が収納位置Pから補充位置Qに向けてスライドすることを許容するものである。またストッパ70は、ストッパバネ76による付勢力に抗して係止姿勢から解除姿勢に揺動させるための操作入力領域がストッパ前端部73とストッパ後端部74とに形成されている。
ところで、棚板50を補充位置Qにスライドさせた後、ストッパ70に対する操作力が解除されることで、ストッパ70はストッパバネ76の付勢力により係止姿勢に揺動する。その後、棚板50に対する商品補充が完了すると、棚板50を補充位置Qから収納位置Pへ向けて後方にスライドさせることになる。この場合、ストッパ70は、係止姿勢のまま棚板50とともに後方に向けてスライドする。
一方、係止片231は、前端面231aが前方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する態様で延在する傾斜面となっているので、係止孔722の後縁部が係止片231と接する場合に、該後縁部が前端面231aを摺動する。これによりストッパ70が、ストッパバネ76の付勢力に抗して左方から見て僅かに反時計回りに揺動し、係止片231が該後縁部を相対的に乗り越えた後に、左方から見て僅かに時計回りに揺動して係止孔722に係止片231を相対的に挿入させて前方側の緩衝部材23と係止する。
以上説明したように、本発明の実施の形態である商品載置棚10によれば、棚板50に設けられたストッパ70には、ストッパバネ76による付勢力に抗して係止姿勢から解除姿勢に揺動させるための操作入力領域がストッパ前端部73とストッパ後端部74とに形成されているので、操作者は、自身の好ましい姿勢でストッパ前端部73及びストッパ後端部74のいずれか一方を操作すればよく、利便性の向上を図ることができる。
また商品載置棚10によれば、ストッパ70が棚板50の前端部分である前枠部511の下部において、該棚板50の左右方向の全域に亘って設けてあるので、操作者は、片手での操作が可能になり、利便性の向上を更に図ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、ストッパ70に係止孔722が形成され、前方側の緩衝部材23に係止片231が形成されていて、係止片231が相対的に係止孔722に挿入された場合に、ストッパ70と前方側の緩衝部材23とが係止するものであったが、本発明においては、ストッパに係止片が形成され、係止部材に係止孔が形成されていて、係止片が相対的に係止孔に挿入された場合に、ストッパと係止部材とが係止するものであってもよい。
上述した実施の形態では、ストッパ前端部73は、下方傾斜延在部731と水平延在部732とを有していたが、本発明においては、次のような構成であってもよい。すなわち、図15に示すように、ストッパ70′のストッパ前端部73′は、下方傾斜延在部731と、水平延在部732と、この水平延在部732の前端部分より前方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する態様で延在し、かつ下面に係止姿勢から解除姿勢に揺動させるための操作に関する表示(例えば「押す」等の表示)が記載されたシート体77が貼付された上方傾斜延在部733とを有していてもよい。
これによれば、操作者に対して、ストッパ前端部73′を上方に向けて押圧することを促すことができ、利便性の更なる向上を図ることができる。
上述した実施の形態では、ストッパ70が棚板50の左右方向の全域に亘って設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
1…ケース本体、1b…前面開口、4…収納室、7…棚支柱、10…商品載置棚、20…ブラケット部材、21…側壁部、22…上壁部、23,24…緩衝部材、231…係止片、30…補助側壁部材、31…補助側壁基部、32…補助側壁上部、40…棚支持部材、41…棚支持基部、42…棚支持片部、50…棚板、51…棚枠、511…前枠部、511a…ストッパ支持片部、52…載置板、60…スライダ、70…ストッパ、71…ストッパ基部、72…ストッパ係止部、721…被取付孔、722…係止孔、73…ストッパ前端部、74…ストッパ後端部、75…ストッパ支持軸、76…ストッパバネ、P…収納位置、Q…補充位置。

Claims (5)

  1. 上下に延在する棚支柱に、前方に向かう態様で配設されたブラケット部材と、
    前記ブラケット部材に対して、収納位置と該収納位置よりも前方側の補充位置との間で前後方向に沿ってスライド可能に取り付けられ、かつ上面に商品を載置させる棚板と
    を備えた商品載置棚であって、
    前記棚板の前端部分に、前記ブラケット部材に設けられた係止部材と係止可能な係止姿勢と、前記係止部材との係止が解除される解除姿勢との間で揺動可能に設けられたストッパと、
    前記ストッパを前記係止姿勢となる態様で付勢する付勢手段と
    を備え、
    前記ストッパは、前記係止部材と係止する場合には、前記棚板が前記収納位置から前記補充位置に向けてスライドすることを規制する一方、前記係止部材との係止が解除される場合には、前記棚板が前記収納位置から前記補充位置に向けてスライドすることを許容するものであり、前記付勢手段による付勢力に抗して前記係止姿勢から前記解除姿勢に揺動させるための操作入力領域が前端部と後端部とに形成されていることを特徴とする商品載置棚。
  2. 前記ストッパは、前記係止部材に設けられた係止片が挿入されるための係止孔を備え、該係止孔に前記係止片が相対的に挿入される場合に前記係止部材と係止する一方、前記係止孔から前記係止片が相対的に離脱する場合に前記係止部材との係止が解除されることを特徴とする請求項1に記載の商品載置棚。
  3. 前記ストッパは、前記棚板の前端部分の下部において、該棚板の左右方向の全域に亘って設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の商品載置棚。
  4. 前記ストッパは、前記前端部が、前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜する態様で延在する下方傾斜延在部と、該下方傾斜延在部の前端部分より前方に向けて水平に延在する水平延在部とを有していることを特徴とする請求項3に記載の商品載置棚。
  5. 前記ストッパは、前記前端部が、前記水平延在部の前端部分より前方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する態様で延在し、かつ下面に前記係止姿勢から前記解除姿勢に揺動させるための操作に関する表示が記載されたシート体が貼付された上方傾斜延在部を有することを特徴とする請求項4に記載の商品載置棚。
JP2020021510A 2020-02-12 2020-02-12 商品載置棚 Pending JP2021126220A (ja)

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