JP7155675B2 - ショーケース - Google Patents

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Description

本発明は、ショーケースに関し、より詳細には、例えばコンビニエンスストア等の店舗に設置され、ケース本体の内部に商品を載置するための商品載置棚を備えたショーケースの改良に関するものである。
従来、例えばコンビニエンスストア等の店舗では、販売商品を商品載置棚に載置させた状態でケース本体の内部に収納するようにしたショーケースが多く適用されている。商品載置棚は、左右一対のブラケット部材の間にスライダを介して棚板を支持させることによって構成されたものである。
この種のショーケースには、販売商品を見易くする目的で、あるいは商品載置棚の前方に載置された商品が取り出された場合に後方に載置された販売商品を前方に滑り出させる目的で、棚板の前端部が低くなるように傾斜して配置することができるものも提供されている。
すなわち、このショーケースでは、くさび形を成す傾斜支持部材がブラケット部材に対して上下に移動可能に配設されている。傾斜支持部材を突出させない状態では、棚板がブラケット部材に沿ってほぼ水平の状態となる。これに対して傾斜支持部材をブラケット部材よりも上方に突出させた場合には、棚板が傾斜支持部材に沿って傾斜し、前端縁が低くなった状態でブラケット部材に支持されることになる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-245170号公報
ところで、上述したショーケースにおいては、棚板を傾斜させるための傾斜支持部材を必要としていたので、部品点数の増大に伴う製造コストの増大化を招来していた。また、傾斜支持部材は、上面に棚板を載置させるので、ある程度の左右寸法が必要とされる。そのため、ブラケット部材間における商品を載置するための有効容積の低減化を招来していた。
本発明は、上記実情に鑑みて、製造コストの低減化を図りつつ、販売商品の収納容積の拡大化を図ることができるショーケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るショーケースは、前面に開口を有したケース本体の内部に前方に向けて左右一対のブラケット部材が配設され、該ブラケット部材にスライダを介して架設された棚板が前記開口を通じて前後方向に沿ってスライド可能な商品載置棚が構成されたショーケースにおいて、前記ブラケット部材は、上端面が後方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する態様で形成されており、前記棚板は、前端部が棚支持軸を介して前記スライダの構成要素に支持されることにより前記棚支持軸を中心に後端部が前記構成要素に対して上下に揺動可能に配設され、後方にスライドした場合、前記ブラケット部材の上端面に載置されて傾斜姿勢に成るものであり、左右方向が長手方向となるロッド状の形態を成しつつ前記棚板に上下方向に移動可能に配設され、かつ下方へ移動して前記ブラケット部材に設けられた凹所に進入した場合には、前記棚板を後方にスライドした状態に保持する一方、上方へ移動して前記凹所から離脱した場合には、前記棚板が前方にスライドすることを許容する1本のストッパを備え、前記ストッパは、左右一対のブラケット部材の間における操作者により操作が行われる操作領域と、前記操作領域の両端の少なくとも一方に連続する非操作領域とを有し、前記棚板は、前記ストッパの上方に、該ストッパが上下に移動することにより前記非操作領域と近接離反する態様で対向する非操作対向領域を有しており、前記非操作領域と前記非操作対向領域との一方に他方に向けて突出する態様で設けられ、かつ前記ストッパが前記凹所から離脱した場合に該他方に当接する突出部を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記棚板は、前方にスライドした場合、後端部が前記ブラケット部材の前方側上端面に載置されて略水平姿勢に成ることを特徴とする。
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記棚板は、前記ブラケット部材の上端面に接する態様で後端部の下部に配設された摺動部材を備え、前記摺動部材は、表面が平滑な樹脂により構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、ブラケット部材は、上端面が後方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する態様で形成され、棚板は、前端部が棚支持軸を介してスライダの構成要素に支持されることにより棚支持軸を中心に後端部が構成要素に対して上下に揺動可能に配設され、後方にスライドした場合、ブラケット部材の上端面に載置されて傾斜姿勢に成るので、従来のように、棚板を傾斜姿勢に支持するための傾斜支持部材をブラケット部材に設ける必要がなく、部品点数を低減させることができる。しかも、ある程度の左右幅を有する傾斜支持部材を割愛できるので、ブラケット部材間における商品を載置するための有効容積を拡大させることができる。従って、製造コストの低減化を図りつつ、販売商品の収納容積の拡大化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態であるショーケースを示す断面側面図である。 図2は、図1に示した1つの商品載置棚を示す斜視図である。 図3は、図1に示した1つの商品載置棚を示す斜視図である。 図4は、図1に示した1つの商品載置棚を示す縦断面図である。 図5は、図1に示した1つの商品載置棚を示す分解斜視図である。 図6は、図2~図4に示した棚板を構成する棚枠の斜視図である。 図7は、図1に示した1つの商品載置棚を示す斜視図である。 図8は、図1に示した1つの商品載置棚を示す斜視図である。 図9は、スライダの要部を拡大して示す拡大平面図である。 図10は、棚板が収納状態となる商品載置棚の側面図である。 図11は、棚板が補充状態となる商品載置棚の側面図である。 図12は、図2~図11に示した商品載置棚の変形例を示す説明図である。 図13は、図2~図11に示した商品載置棚の他の変形例を模式的に示す正面図である。 図14は、図2~図11に示した商品載置棚の他の変形例を模式的に示す正面図である。 図15は、図2~図11に示した商品載置棚の他の変形例を模式的に示す正面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るショーケースの好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるショーケースを示す断面側面図である。ここで例示するショーケースは、例えばコンビニエンスストア等の店舗において販売商品をケース本体1の内部に収納するようにしたものである。本実施の形態では特に、要冷蔵商品を収納するための冷蔵用ショーケースを例示している。
すなわち、このショーケースでは、ケース本体1の内部に背面板2を設けることによって背面板2とケース本体1の後壁1aとの間に通風ダクト3を構成するとともに、背面板2よりも前方に収納室4を構成している。通風ダクト3の内部には、蒸発器5や送風ファン6を配設している。蒸発器5は、図示していないコンデンシングユニットとともに冷凍サイクルを構成し、通過する空気との間において熱交換を行うものである。このショーケースでは、図示せぬコンデンシングユニット及び送風ファン6を駆動すれば、蒸発器5を通過した空気が通風ダクト3を通じて収納室4に循環供給され、収納室4が所望の冷蔵温度に維持されることになる。
ケース本体1は、前面に開口(以下、前面開口ともいう)1bを有した箱状を成すもので、収納室4に複数段の商品載置棚10を備えている。収納室4の各段の商品載置棚10は、同様の構成を有したものであるから、以下では1つの商品載置棚10について説明を行う。
図2~図5は、それぞれ図1に示した1つの商品載置棚10を示すもので、図2及び図3は斜視図、図4は縦断面図、図5は分解斜視図である。商品載置棚10は、図2~図5に示すように、ブラケット部材20及び棚板30を備えて構成してある。
ブラケット部材20は、背面板2の左右両側の前面に取り付けた棚支柱7から前方に突出するように配設したものである。つまり、ブラケット部材20は、ケース本体1の内部である収納室4に互いに離隔する態様で前方に向けて配設した左右一対のものである。以下においては便宜上、2つのブラケット部材20において互いに近接した方向を内側と称し、互いに離反した方向を外側と称して説明する。
ブラケット部材20は、板金等から形成したものであり、側壁部21及び上壁部22を一体に成形することによって構成してある。
側壁部21は、ブラケット部材20の主要な構成要素であり、前後方向が長手方向となる長尺状部分である。この側壁部21は、後端部の上下寸法が該後端部よりも前方側の領域の上下寸法よりも大きく形成してあり、該後端部の後端部分には後方に突出する複数の係止片21aが形成してある。これら係止片21aは、棚支柱7の前面に設けられた図示せぬ係止孔の任意に挿入することが可能である。係止片21aを係止孔に挿入した場合には、側壁部21の後端部分が棚支柱7の前面に当接することになり、ブラケット部材20を棚支柱7の任意の高さに略水平の片持ち状態で支持させることが可能である。
この側壁部21の内側には、スライダ40の外側構成要素41が取り付けてある。スライダ40は、従来公知のものであり、外側構成要素41に対して該スライダ40を構成する内側構成要素42が水平かつ前後方向にスライドすることを許容するものである。
上記側壁部21の後端部には、ネジ等の締結部材Nにより補強板50が締結してある。この補強板50は、例えば板金等から形成したものであり、左右一対のブラケット部材20同士を連結することにより、該ブラケット部材20が変形等することを規制するものである。
上壁部22は、側壁部21の上端縁部より内側に向けて延在する延在部分である。この上端部は、その上面である上端面22aが後方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する態様で形成されており、該上端面22aの水平面に対する傾斜角度は、例えば3°~5°とされている。
棚板30は、販売商品が載置される部分であり、矩形状を成す棚枠31の内部に載置板32を支持させることによって構成してある。載置板32は、例えばガラス板のように透明な矩形状の板状体である。
棚枠31は、それぞれ板金等から形成した前枠部311、後枠部312及び左右一対の側枠部313を四周枠組みして構成したものである。かかる棚枠31を構成する側枠部313には、図6に示すように、支持片部314及び摺動部(摺動部材)315が設けてある。
支持片部314は、側枠部313の前端部分において下方に突出する態様で形成された略矩形板状部分である。この支持片部314の中央部分には、棚支持貫通孔314aが形成してある。
摺動部315は、表面が平滑な樹脂により構成されており、側枠部313の後端部分の下面に取り付けてある。この摺動部315は、ブラケット部材20の上端部の上端面22aよりも僅かに大きい左右幅を有する摺動基部315aと、この摺動基部315aの左右両端部から下方に向けて延在する摺動ガイド部315bとが一体に成形することによって構成してある。
このような棚板30は、棚支持貫通孔314aを内側から貫通する棚支持軸316がスライダ40の内側構成要素42の前端部分に貫通して取り付けられることにより、棚支持軸316を中心に後端部が該内側構成要素42に対して上下に揺動可能に配設してある。
このように棚板30は、ブラケット部材20の内側にスライダ40を介して取り付けられ、摺動部315の摺動基部315aがブラケット部材20の上端面22aに載置されることでブラケット部材20間に架設され、図2及び図3に示すように最も後方にスライドした収納状態と、図7及び図8に示すように最も前方にスライドした補充状態との間で、前面開口1bを通じて前後方向にスライド可能である。
また棚板30は、棚枠31の前枠部311には、その前端部に上方に延在する前端上延部311aが形成され、棚枠31の側枠部313には、その端部に上方に延在する側端上延部313aが形成されている。そして、前端上延部311aの両端部分と、側端上延部313aの前端部分との間には、間隙Sが形成してある。
ところで、ブラケット部材20と棚板30との間に介在するスライダ40の内側構成要素42には、例えば樹脂等により構成されるストッパ43が設けてある。ストッパ43は、内側に突出するストッパ軸43aが内側構成要素42に形成されたストッパ支持孔42aを外側から内側に向けて貫通することで、該内側構成要素42にストッパ軸43aを中心として上下に揺動可能に設けられている。このストッパ43は、棚板30を収納状態にする場合、図9に示すように、外側に突出する態様で設けられた係止突起43bが、スライダ40の外側構成要素41に設けられた規制突起41aに当接して、内側構成要素42が外側構成要素41に対して前方にスライドすることを規制している。一方、ストッパ43は、ストッパ軸43aを中心として上方若しくは下方に揺動させられることで、係止突起43bが規制突起41aの後方域から離脱すると、内側構成要素42が外側構成要素41に対して前方にスライドすることを許容するものである。
以上のような構成を有するショーケースにおいては、棚板30は、前端部が棚支持軸316を介してスライダ40の内側構成要素42に支持されることにより棚支持軸316を中心に後端部が上下に揺動可能に配設され、後端部分に取り付けた摺動部315がブラケット部材20の上端面22aに載置されている。そして、ブラケット部材20の上端面22aが後方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する態様で形成されていることで、棚板30が収納状態となる場合、図10に示すように、ブラケット部材20の上端面22aに対応して傾斜姿勢となる。このとき、棚板30の前方へのスライドは、ストッパ43の係止突起43bが規制突起41aに当接して規制される。
その後、ストッパ43を上下に揺動させることで、棚板30を前方にスライドさせることができる。その際、摺動部315は、ブラケット部材20の上端面22aを摺動することになる。棚板30が補充状態となる場合、図11に示すように、摺動部315がブラケット部材20の上端面22aの前端部分に載置されることで、略水平姿勢となる。
以上説明したように、本発明の実施の形態であるショーケースによれば、ブラケット部材20は、上端面22aが後方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する態様で形成され、棚板30は、前端部が棚支持軸316を介してスライダ40の内側構成要素42に支持されることにより棚支持軸316を中心に後端部が内側構成要素42に対して上下に揺動可能に配設され、後方にスライドした場合、ブラケット部材20の上端面22aに載置されて傾斜姿勢に成るので、従来のように、棚板を傾斜姿勢に支持するための傾斜支持部材をブラケット部材に設ける必要がなく、部品点数を低減させることができる。しかも、ある程度の左右幅を有する傾斜支持部材を割愛できるので、ブラケット部材20間における商品を載置するための有効容積を拡大させることができる。従って、製造コストの低減化を図りつつ、販売商品の収納容積の拡大化を図ることができる。
上記ショーケースによれば、ブラケット部材20の上端面22aに接する態様で側枠部313の後端部分の下面に取り付けた摺動部315が、表面が平滑な樹脂により構成されているので、棚板30のスライドをスムーズなものとしつつ、板金等から形成した部材同士の摺接することによる異音や変形等を抑制することができる。
上記ショーケースによれば、棚板30における前端上延部311aの両端部分と、側端上延部313aの前端部分との間には、間隙Sが形成してあるので、該間隙Sを通じて載置板32の上面に付着した塵埃物を取り除くことができ、商品載置棚10の清掃を容易なものとすることができる。
上述した実施の形態では、左右一対のブラケット部材20の内側に設けられたスライダ40を介して棚板30が前後方向にスライドするものであったが、次のような構成を採用することもできる。
すなわち、少なくとも一方のブラケット部材20の内側に取り付けられたスライダ40を取り外し、棚板30の側端部が、該スライダ40を取り外したブラケット部材20の上面を摺動するようにしてもよい。これによれば、スライダ40を割愛することでブラケット部材20間の有効容積を更に拡大させることができる。
上述した実施の形態では、スライダ40の内側構成要素42の前端部分にストッパ43を設けていたが、次のような構成のストッパであってもよい。
すなわち、図12に示すように、棚枠31′の前枠部311′の下部におけるストッパ支持片311bに、左右方向が長手方向となるロッド状のストッパ431を設け、このストッパ431は、上下方向が長手方向となる矩形状長孔311cの内部を上下に移動可能なものとする。そして、棚板30が収納状態となる場合、ブラケット部材20′の前端部分に設けられた凹所23にストッパ431の両端部が進入することで、棚板30を収納状態に保持することができる。凹所23に進入したストッパ431を上方に移動させて該凹所23から離脱させることで、棚板30が前方にスライドすることを許容し、該棚板30を補充状態にさせることができる。
このようなストッパ431であれば、操作者は、片手で該ストッパ431を上下に移動させればよく、利便性の向上を図ることができる。
また本発明においては、以下のような構成を有していてもよい。尚、上述した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
図13に示すように、ロッド状のストッパ431は、ブラケット部材20′間に操作者により操作が行われる操作領域431aと、この操作領域431aの両端に連続する非操作領域431bとを有している。棚板30の前枠部311′には、ストッパ431の上方において、該ストッパ431が上下に移動することにより非操作領域431bと近接離反する態様で対向する非操作対向領域3111を有している。そして、この非操作対向領域3111には、非操作領域431bに向けて下方に突出する態様で突出部3112が設けられている。
このような構成によれば、ストッパ431の操作領域431aの例えば右側端部が操作された場合、図14に示すように、ストッパ431は、右側が上方、左側が下方となる態様で傾斜し、右側がブラケット部材20′の凹所23から上方に離脱する。このとき、ストッパ431の左側はブラケット部材20′の凹所23に進入した状態となっている。
そして、ストッパ431の右側の非操作領域431bが右側の突出部3112に当接すると、てこの原理により、ストッパ431の左側が上方に移動し、ブラケット部材20′の凹所23から離脱する。その後、図15に示すように、ストッパ431の左側の非操作領域431bが左側の突出部3112に当接することで、棚板30が前方にスライドさせることができる。
このように、非操作対向領域3111に設けられた突出部3112が、凹所23から離脱したストッパ431の一方の非操作領域431bに当接するので、てこの原理により、ストッパ431の他方を上方に移動させることができ、操作者は、ストッパ431の操作領域431aの任意の個所を片手で上方に押し上げることで、容易に凹所23からストッパ431を離脱させることができ、利便性の向上を図ることができる。
尚、図13においては、ストッパ431の操作領域431aの両端に連続して非操作領域431bが設けられていたが、本発明においては、非操作領域431bは、操作領域431aの一端に連続して設けられていてもよい。この場合、棚板30の非操作対向領域3111も左右両端ではなく、一端に設けられる。また突出部3112は、非操作対向領域3111に設けられていたが、本発明においては、ストッパの非操作領域に、非操作対向領域に向けて突出する態様で突出部が設けられていてもよい。
1 ケース本体
1b 前面開口
4 収納室
10 商品載置棚
20 ブラケット部材
21 側壁部
21a 係止片
22 上壁部
22a 上端面
30 棚板
31 棚枠
314 支持片部
315 摺動部
316 棚支持軸
32 載置板
40 スライダ
41 外側構成要素
42 内側構成要素
43 ストッパ
50 補強板

Claims (3)

  1. 前面に開口を有したケース本体の内部に前方に向けて左右一対のブラケット部材が配設され、該ブラケット部材にスライダを介して架設された棚板が前記開口を通じて前後方向に沿ってスライド可能な商品載置棚が構成されたショーケースにおいて、
    前記ブラケット部材は、上端面が後方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する態様で形成されており、
    前記棚板は、前端部が棚支持軸を介して前記スライダの構成要素に支持されることにより前記棚支持軸を中心に後端部が前記構成要素に対して上下に揺動可能に配設され、後方にスライドした場合、前記ブラケット部材の上端面に載置されて傾斜姿勢に成るものであり、
    左右方向が長手方向となるロッド状の形態を成しつつ前記棚板に上下方向に移動可能に配設され、かつ下方へ移動して前記ブラケット部材に設けられた凹所に進入した場合には、前記棚板を後方にスライドした状態に保持する一方、上方へ移動して前記凹所から離脱した場合には、前記棚板が前方にスライドすることを許容する1本のストッパを備え、
    前記ストッパは、左右一対のブラケット部材の間における操作者により操作が行われる操作領域と、前記操作領域の両端の少なくとも一方に連続する非操作領域とを有し、
    前記棚板は、前記ストッパの上方に、該ストッパが上下に移動することにより前記非操作領域と近接離反する態様で対向する非操作対向領域を有しており、
    前記非操作領域と前記非操作対向領域との一方に他方に向けて突出する態様で設けられ、かつ前記ストッパが前記凹所から離脱した場合に該他方に当接する突出部を備えたことを特徴とするショーケース。
  2. 前記棚板は、前方にスライドした場合、後端部が前記ブラケット部材の前方側上端面に載置されて略水平姿勢に成ることを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
  3. 前記棚板は、前記ブラケット部材の上端面に接する態様で後端部の下部に配設された摺動部材を備え、
    前記摺動部材は、表面が平滑な樹脂により構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のショーケース。
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