JP6793392B2 - 車両の2つ折戸における手摺 - Google Patents

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本発明は、バス等の車両の乗降口に設けた2つ折戸における手摺に関する。
特許文献1には、車両の乗降口に設けた2つ折戸において、手先扉の内側面に平行配置され、且つ折戸の開閉動作に連動して前記内側面との平行状態を維持しながら上下揺動する欄干を設け、該欄干は折戸の閉鎖状態で縦長に直立し、折戸の開放状態で前記直立時の下端を手先扉の開放側端部より斜め下向きに外方突出して傾倒させた手摺が開示されている。
この手摺によれば、折戸の開放状態で、その手先扉の内側面上に欄干を傾倒させ、該欄干の下端を乗降口の外部下方へ突出することにより、欄干を車両内部から乗降口を通してその外部下方へ斜めに掛け渡すことができ、よって車両乗降に際して常に伝い歩きの支えとして欄干を利用でき安全に乗降できる。
特許第5265990号公報
しかしながら、上記構成の手摺では、折戸が開放された使用状態で、欄干を車両内部から乗降口を通してその外部下方へ斜めに掛け渡すほどの長さを有し、折戸の閉鎖状態で手先扉の内側で縦長に直立させるために、折戸の可動範囲が広く、折戸の開度に応じて欄干を上下揺動させる欄干出没装置の外側に欄干を取付けねばならなかった。
すると、手先扉の内側面上に欄干出没装置と欄干を重ねて配置することになるので、折戸の開放状態における乗降口の有効幅(乗降口として有効に利用できる部分の幅)が車種によっては、旅客車両としての使用基準の600mm以上に適合できず、上記構成の手摺を取付けられないものもあった。
そこで、本発明では、欄干とその出没装置を重合配置することなく手先扉に取付けることにより、乗降口の有効幅を旅客車両としての使用基準に適合できる様にした手摺を提供することを目的としている。
上記課題に鑑み、本発明の車両の2つ折戸における手摺は、車両の乗降口に設けた手先扉と釣元扉とから成る2つ折戸において、手先扉の内側面上の上方に折戸の開放状態で乗降口に向かって下向きに傾斜配置した固定欄干と、該固定欄干の下端に連続すると共に、前記内側面との平行状態を維持しながら上下揺動する様に手先扉の内側面上に上端を枢着した可動欄干とを設け、手先扉の内側面上において可動欄干の可動範囲外には、他端が釣元扉に固定されたワイヤの一端を固着すると共に、折戸の開閉動作に連動してワイヤを巻取り及び繰り出し自在に揺動するドラムをワイヤの巻取り方向に付勢して取付け、可動欄干とドラムとは、該ドラムの揺動に応じ可動欄干を折戸の閉鎖状態で縦長に垂下し、折戸の開放状態で前記垂下時の下端側を手先扉の開放側端部より斜め下向きに外方突出して傾倒する様に上下揺動させるリンク機構部を介して連繋したことを特徴とする。
又、可動欄干は、折戸の開放状態で斜め下向きに緩斜させると共に、下端を所定の鈍角を以て下方屈曲形成するのが望ましい。
要するに本発明は、車両の乗降口に設けた手先扉と釣元扉とから成る2つ折戸において、手先扉の内側面上の上方に折戸の開放状態で乗降口に向かって下向きに傾斜配置した固定欄干と、該固定欄干の下端に連続すると共に、前記内側面との平行状態を維持しながら上下揺動する様に手先扉の内側面上に上端を枢着した可動欄干とを設けたので、手摺の可動部分が従来に比し短い可動欄干だけのため、可動部分(可動欄干)を小型化できると共に、その可動範囲を従来に比し小さくでき、よって可動欄干の出没装置を小型化できると共に、従来の様にその出没装置と可動欄干を手先扉の内側面に重合配置することなく、出没装置を可動欄干の配置箇所とは別所である可動欄干の可動範囲外に配置でき、折戸の開放状態における乗降口の有効幅を従来に比し広げることができる。
そして、手先扉の内側面上において可動欄干の可動範囲外には、可動欄干の出没装置として、他端が釣元扉に固定されたワイヤの一端を固着すると共に、折戸の開閉動作に連動してワイヤを巻取り及び繰り出し自在に揺動するドラムをワイヤの巻取り方向に付勢して取付け、可動欄干とドラムとは、該ドラムの揺動に応じ可動欄干を折戸の閉鎖状態で縦長に垂下し、折戸の開放状態で前記垂下時の下端側を手先扉の開放側端部より斜め下向きに外方突出して傾倒する様に上下揺動させるリンク機構部を介して連繋して設けたので、折戸の開閉動作に応じてワイヤが押し引きされることでドラムを揺動させられ、これよりリンク機構部を介して可動欄干を上下揺動させられる。
よって可動欄干を乗降口に出没させるための専用の駆動源が不要で、可動欄干を動作させる上記出没装置を従来に比しよりシンプルに構成でき、可動欄干とその出没装置を手先扉の内側面上に然程突出させることなく扁平的で納まり良くコンパクトに配置でき、より一層上記有効幅を広げることができる。
又、折戸の開放状態では、手先扉の内側面上に固定配置した固定欄干に連続して可動欄干を車両内部から乗降口の外部下方へ斜めに外方突出させられるため、この様に連続する可動欄干及び固定欄干を乗降口を通してその外部下方へ斜めに掛け渡すことができ、車両乗降に際して常に伝い歩きの支えとなる手摺として利用でき安全に乗降できる。
しかも、本発明によれば、可動欄干は、固定欄干と異なる傾斜とすることでより使い勝手の良い手摺を構成できると共に、動作可能な可動欄干は従来よりも上記の通り小型化できるため、従来に比し軽量化も可能であり、車両走行中等の振動による不快な異音が発生し難い。
又、可動欄干は、折戸の開放状態で斜め下向きに緩斜させると共に、下端を所定の鈍角を以て下方屈曲形成したので、乗降時には可動欄干の下端が乗降口より握りやすい角度で突出させられると共に、その先で連続するなだらかに上向き傾斜することで伝い歩きの支えとして安全に乗車でき、逆に降車の際には、可動欄干が下向きに緩斜してその傾斜に沿って乗降口下の地上までスムーズにして安全に降車できる等その実用的効果甚だ大である。
本発明に係る手摺を備えた折戸の閉鎖状態における平面断面図である。 図1のX矢視図である。 図2のY矢視図である。 図2のA−A断面図である。 上記折戸の半開き状態における平面断面図である。 図5のX矢視図である。 上記折戸の全開状態における平面断面図である。 図7のX矢視図である。
以下本発明の実施の一形態例を図面に基づいて説明する。
本発明に係る手摺は、バス等の車両の乗降口Gに設けた手先扉Daと釣元扉Dbとから成る2つ折戸FDの手先扉Daにおいて、手先扉Daの内側面D1上の上方に折戸FDの開放状態で乗降口Gに向かって下向きに傾斜配置した固定欄干1(図1、5、7では説明の都合上、下端側のみ図示。)と、該固定欄干1の下端に連続すると共に、内側面D1との平行状態を維持しながら上下揺動する様に手先扉Daの内側面D1上に上端2aを枢着した可動欄干2とを設けている。
折戸FDは、乗降口GのステップS上において、手先扉Daと釣元扉DbをヒンジHにて屈伸自在に連結すると共に、釣元扉Dbの一側縁(釣元)を車両に枢着し、車両に装備した図示しない自動開閉装置を釣元扉Dbに連繋して釣元扉Dbを揺動操作することにより、釣元扉Dbと手先扉Daとを屈伸させて、乗降口Gを開閉している。
図示しないが、乗降口Gの上端と下端(ステップS)には、その横手に上下平行な凹溝が形成され、該凹溝の夫々に手先扉Daの開放側端部(一側縁)aの上下端に突設した凹溝走行体を摺動自在に装着し、図1、5、7に示す如く、手先扉Daの開放側端部a側が常に同一線(凹溝の軸線に相当)上を往復直線運動する様に、折戸FDの開閉状態を規制している。
尚、折戸FDは、図示例のものに限らず、乗降口Gの左右に夫々設けて両開き状に成しても良く、この場合、当然ながら左右の折戸FDの各手先扉Daに上記手摺が備えられる。
又、折戸FDは、手動によって開閉するものであっても良い。
固定欄干1は、所定長さを有する中空丸棒状に形成され、手先扉Daの内側面D1上において所定高さ位置のヒンジ側端部a1側から開放側端部a側へ所定勾配を以て下向きに傾斜配置しており、その上端は内側面D1上のヒンジ側端部a1側に設けた固定金具3に固定されている。
又、窓W下部を被覆する様に内側面D1上に固定した基盤4において、窓W上で開放側端部a側からヒンジ側端部a1側へ下向き傾斜した斜辺4aの上部には、突片4bを外側へ起曲形成し、該突片4bに固定欄干1の下端面を固定している。
可動欄干2は、所定長さを有する中空丸棒の一端2b側を所定長さだけ所定の鈍角を以て「へ」字状に屈曲形成して成り、その他端2aを上端2aと成して基盤4において固定欄干1下端の延長線上の適所に枢軸2cを以て枢着して垂下される。
これにより、可動欄干2は、手先扉Daの内側面D1上に、該内側面D1との平行状態を常に維持しつつ上下揺動する様に取付けられる。
又、枢軸2cには、捩じりコイルバネ5(以下、単にバネ5と称する。)が外嵌され、該バネ5は、図示しない一端が可動欄干2の適所に掛止されると共に、他端が基盤4の適所に掛止され、可動欄干2の垂下状態を保持する方向(図2において左回り)に付勢している。
手先扉Daの内側面D1上において可動欄干2の可動範囲(図8において一点鎖線で示す扇形枠内)外となる窓Wの下方には折戸FDの開度に応じて可動欄干2を上下揺動操作する可動欄干2の出没装置6を取付けている。
出没装置6は、他端7bが釣元扉Dbに固定されたワイヤ7の一端7aを固着すると共に、折戸FDの開閉動作に連動してワイヤ7を巻取り及び繰り出し自在に揺動するドラム8をワイヤ7の巻取り方向(図2において右回り)に付勢して取付けている。
ドラム8が取付けられる内側面D1上には、ドラム8を付勢する捩じりコイルバネ9(以下、単にバネ9と称する。)を収納した扁平箱形のバネカバー10が基盤4下側縁に連続して固定される。
バネカバー10は、内側面D1と平行に配置された正面の中央に支軸11を突設し、該支軸11に半円に近い扇形板状に形成されたドラム8の中心を挿通し、該ドラム8を揺動自在と成している。
ドラム8は、手先扉Daの開放側端部aに近い側の円弧端部8aに一端7aを固定してその円弧周面に凹設した溝8bにワイヤ7の一端7a側を添わせている。
バネ9はその一端(図示せず)がバネカバー10の図示しない適所に掛止され、他端(図示せず)がドラム8において内側面D1に対向する背面よりバネカバー10内に突入したバネ止めピン8cに掛止される。
尚、バネ止めピン8cはドラム8と共に揺動するため、バネカバー10の正面には、バネ止めピン8cの軌道に対応した円弧溝10aが穿設されている。
ワイヤ7の他端7b側は、ドラム8の最下部に位置する溝8bと同一水平線に沿って釣元扉Db側へ延出して成り、その他端7bは釣元扉Dbのヒンジ側端部b寄りの内側面D2上の適所に接合されたブラケットベース12上のブラケット13に固定されている。
ブラケットベース12上には、上下一対の平行板12a(図1、5、7にあっては説明の都合上、上方の平行板12aの前端側のみを表し後方を破断している。)を水平配置し、該平行板12a間の後方のブラケットベース12上には、ブラケット13の基底部13aがこれに設けた長穴を挿通する固定ボルト14で前後に位置調整自在にボルト留めされ、基底部13a前端に起曲形成した前突片13bにワイヤ他端7bが固定され、基底部13a後端に起曲形成した後突片13cは、平行板12aの後端間に架設した支持板15を挿通する調節ボルト16の先端方を螺着している。
そして、固定ボルト14を緩め、調節ボルト16でブラケット13を前後させることにより、ワイヤ7の緊張状態を調整可能と成し、調整後は固定ボルト14を緊締することでワイヤ他端7bを位置決めしている。
平行板12aは、その前端が釣元扉Dbのヒンジ側端部a1より若干前方へ突出した位置に配置され、その前端間には、折戸FDの屈伸に対応してワイヤ7を案内支持するワイヤガイド17の後端部を枢着している。
ワイヤガイド17は、屈曲部を外側に突出させた曲臂状に形成された一対のガイド板17aを上下に平行配置して成り、ガイド板17a間の前後端部の夫々にワイヤ7を挿通可能に配置した一対のガイドプーリー18、18a、19、19aを設けると共に、ガイド板17a間の屈曲部にもワイヤ7を該屈曲部に対応して外側へ折曲案内するガイドプーリー20を配置している。
尚、ワイヤガイド17は、その後端部の内側に配置したプリー19の軸を上下に延出して平行板12aの前端間に枢着されている。
又、ワイヤガイド17の前端部は、手先扉Daの内側面D1上において平行板12aの夫々と同一高さに水平配置した上下一対の案内板21にスライド自在に装着されている。
案内板21には、その前後にわたって長穴21aを穿設し、ワイヤガイド17の前端部の上下に突出配置した転子(図示せず)を長穴21a内に転動可能に配置することにより、ワイヤガイド17を介して水平板12aと案内板21を連結している。
そして、可動欄干2とドラム8とは、該ドラム8の揺動に応じ可動欄干2を折戸FDの閉鎖状態で縦長に垂下し、折戸FDの開放状態で前記垂下時の下端2b側を手先扉Daの開放側端部aより斜め下向きに外方突出して傾倒する様に上下揺動させるリンク機構部22を介して連繋している。
尚、折戸FDの開放状態において、上記の通り「へ」字状に形成された可動欄干2は図示例では約10度の勾配を以て斜め下向きに緩斜させ、この時に外方突出する可動欄干2の下端2bは所定の鈍角(約130 度)を以て下方屈曲している。
リンク機構部22は、ドラム8において、その中心部から溝8bを形成した円弧周面とは逆方向に突設したアーム23と、該アーム23と可動欄干2の垂下状態で上端2a後方に突設した突片24とを枢着連結したリンク25とから成る。
尚、リンク25とアーム23とは、リンク25の下端から上端に向かって所定長さにわたり穿設した長穴25aにアーム23の先端に設けた転子23aを摺動自在に装着することで連結している。
又、手先扉Daの内側面D1上の適所には、折戸FDの全開時に傾倒(緩斜)する可動欄干2の上端2a側上部を当接支持する当止め26と、折戸FDの閉鎖時に垂下する可動欄干2の中間部後方を当接支持する当止め27を設けている。
尚、図中に示す符号28は、ドラム8の背面側で溝8bを構成する内側フランジの適所に外方突設した突片29を折戸FDの全開時に当接支持する様に突片29の軌道上であってバネカバー10の後方を切欠して設けたストッパーである。
更に、図中に示す符号30は、ワイヤガイド17の上方ガイド板17aの適所に上方突設した円柱体31を折戸FDの全開時に当接支持する様に上方案内板21の後端に直立させた起曲片より後方へ向かって突設したストッパーである。
次に、上記の様に構成された手摺の動作を図面に基づき説明する。
先ず、折戸FDの閉鎖(伸展)状態では、手先扉Daと釣元扉Dbとは同一線上にあり、平行板12aと案内板21は直列してワイヤガイド17の前端部は長穴21aの前端に位置し、ドラム8は円弧端部8aを上限に位置させてワイヤ7を巻取り、アーム23を後倒させてその先端の転子23aが長穴25a下端に位置してリンク25を後方へ引張し、該リンク25を介して可動欄干2を内側面D1上に沿って縦長に垂下させている(図1〜3参照)。
この時、垂下している可動欄干2はバネ5の付勢力により当止め27に当接支持され、走行中等の振動によってもガタつかない様に堅固に保持される。
そして、自動開閉装置等により、折戸FDを開放すべく、釣元扉Dbを開放方向へ回動すると、釣元扉Dbの回動位置に応じワイヤガイド17と共にワイヤ7が引張され、バネ5、9の付勢力に抗してドラム8と共にアーム23を左回りに回転させ、その先端の転子23aを長穴25aの上端に向かって摺動させ、転子23aが長穴25aの上端に当接すると、アーム25を介して可動欄干2を上方揺動させる(図5、6参照)。
その後、折戸FDが全開(屈曲)すると、ワイヤガイド17の前端部が長穴21aの後端に位置してワイヤ7の殆どはドラム8より繰り出され、円弧端部8aは下限に位置し、ドラム8の突片29はストッパー28に当止め支持される。
この時、それまでアーム23に対し屈曲していたリンク25がアーム23の延長線上に沿って伸長して可動欄干2を所定の勾配を以て傾倒(緩斜)させ、該可動欄干2の上端2a側上部が当止め26に当接支持されると共に、ワイヤガイド17上の円柱体31がストッパー30に当接支持され、その緩斜状態が強固に維持される(図7、8参照)
これにより、手先扉Daの内側面D1上において所定高さ位置のヒンジ側端部a1側から開放側端部a側へ所定勾配を以て下向きに傾斜配置した固定欄干1に連続して可動欄干2を車両内部から乗降口Gの外部下方へ斜めに外方突出させられ、この様に連続する可動欄干2及び固定欄干1によって車両乗降時の伝い歩きの支えとなる手摺を構成するできる。
そして、乗客は乗降口Gより握りやすい角度で下向きに突出させられた下端2bを握ることで乗降口GのステップSへ難なく踏み込め、その先で連続するなだらかに上向き傾斜する可動欄干2に添うことで足を車内へ踏み出し易くし、続く固定欄干1に寄り添うことで車内まで安全に入り込める。
又、降車の際には、車内から固定欄干1を支えの始端として伝って歩き、途中でなだらかに下向き傾斜する可動欄干2に沿って伝い歩くことで前のめりになることもなく、乗降口GのステップSから安全に降り立つことができる。
又、折戸FDを上記全開状態から閉鎖させると、折戸FDの閉鎖動作に連動して出没装置6及びリンク機構部22は上記と逆の手順で動作し、折戸FDが伸展し乗降口Gを閉鎖した状態で可動欄干2は手先扉Daの内側面D1上に沿って縦長に垂下し、その状態が上記の通り保持される。
1 固定欄干
2 可動欄干
2a 上端
2b 下端
7 ワイヤ
7a 一端
7b 他端
8 ドラム
22 リンク機構部
FD 折戸
Da 手先扉
D1 内側面
a 開放側端部
Db 釣元扉
G 乗降口

Claims (2)

  1. 車両の乗降口に設けた手先扉と釣元扉とから成る2つ折戸において、手先扉の内側面上の上方に折戸の開放状態で乗降口に向かって下向きに傾斜配置した固定欄干と、該固定欄干の下端に連続すると共に、前記内側面との平行状態を維持しながら上下揺動する様に手先扉の内側面上に上端を枢着した可動欄干とを設け、手先扉の内側面上において可動欄干の可動範囲外には、他端が釣元扉に固定されたワイヤの一端を固着すると共に、折戸の開閉動作に連動してワイヤを巻取り及び繰り出し自在に揺動するドラムをワイヤの巻取り方向に付勢して取付け、可動欄干とドラムとは、該ドラムの揺動に応じ可動欄干を折戸の閉鎖状態で縦長に垂下し、折戸の開放状態で前記垂下時の下端側を手先扉の開放側端部より斜め下向きに外方突出して傾倒する様に上下揺動させるリンク機構部を介して連繋したことを特徴とする車両の2つ折戸における手摺。
  2. 可動欄干は、折戸の開放状態で斜め下向きに緩斜させると共に、下端を所定の鈍角を以て下方屈曲形成したことを特徴とする請求項1記載の車両の2つ折戸における手摺。
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