JP6789560B1 - 脱輪・落下防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】脱輪や機械の落下を防止しつつ機械や設備の損傷を防止でき、しかも車輪の浮き上がりや機械を転倒も防止できる脱輪・落下防止装置を提供する。【解決手段】車輪によって走行する機械の脱輪・落下防止装置であって、脱輪・落下防止装置1が、車輪3の走行径路の側方に配置された、車輪3の走行径路と接触する接触面12fを有する接触部材12と、接触部材12に連結され車輪3の回転軸方向に沿って接触部材12を進退可能に保持する移動機構15と、第一端部20aを車輪3の走行径路に引っ掛ける引っ掛け部材20と、を備えており、移動機構15は、接触部材12が後退する方向の力を吸収する吸収部16を有しており、引っ掛け部材20は、接触部材12が後退すると第一端部21aが接触面12fよりも突出するように配設されている。【選択図】図1

Description

本発明は、脱輪・落下防止装置に関する。
天井クレーンや門型クレーン等の機械(軌条走行機械や無軌条走行機械等、以下単に機械という)は、機械の下端に設けられた車輪(鉄製車輪やウレタン車輪等)によって倉庫等の天井や地面に設置されたレールやランウェイガーダ等の上を走行して移動する。しかし、車輪はレール等に載せられているだけであり、地震等によって機械に対してレール等の幅方向に沿った力が加わると、車輪が脱輪してしまう可能性がある。
かかる脱輪を防止するために、機械にラグを設けることが行われている(例えば特許文献1等)。ラグは、機械に一端が固定され他端がレール等の側方に位置するように配置された部材であり、通常は、レール等との間に所定の隙間を有するように配置される。このようなラグを設けておけば、機械がレール等の幅方向に移動した際に、ラグがレール等に接触し、機械がそれ以上移動できなくなるので、脱輪や機械の落下を防ぐことができる。
特開平11-023779号公報
しかるに、地震による力が機械に加わった場合、機械の移動は不規則になりその移動を制御することは難しい。ラグがレール等に接触すればある程度は機械の移動が制限できるものの、機械の落下や脱輪を十分に防ぐことは難しい。
しかも、レールやランウェイガーダとラグとが衝突した際に発生する衝撃はそのままレールやランウェイ、ラグに加わることになる。すると、衝撃によってレールやランウェイ、ラグが損傷する可能性がある。この場合、機械の脱輪は防止できても、レール等の損傷が生じれば、レール等の補修や交換が必要になる。
また、ラグに加わった衝撃はラグを介して機械に加わるので、機械自体が損傷する可能性もある。
さらに、レールやランウェイガーダとラグとが衝突した際の衝撃により車輪の浮き上がりや機械を転倒させるような動きが発生した場合には、ラグではそのような動きを防止することはできない。
本発明はかかる事情に鑑み、脱輪や機械の落下を防止しつつ機械や設備の損傷を防止でき、しかも車輪の浮き上がりや機械の転倒も防止できる脱輪・落下防止装置を提供することを目的とする。
第1発明の脱輪・落下防止装置は、車輪によって走行する機械の脱輪・落下防止装置であって、該脱輪・落下防止装置が、前記車輪の走行径路の側方に配置された、該車輪の走行径路と接触する接触面を有する接触部材と、該接触部材に連結され前記車輪の回転軸方向に沿って該接触部材を進退可能に保持する移動機構と、第一端部を車輪の走行径路に引っ掛ける引っ掛け部材と、を備えており、前記移動機構は、前記接触部材が後退する方向の力を吸収する吸収部を有しており、前記引っ掛け部材は、前記接触部材が後退すると前記第一端部が接触面よりも突出するように配設されていることを特徴とする。
第1発明によれば、接触部材と走行径路が接触した際の衝撃力を吸収部が吸収するので、衝撃力に起因する走行径路や接触部材、機械の損傷を防止できる。また、接触部材が後退すると引っ掛け部材の第一端部が接触面よりも突出するので、引っ掛け部材の第一端部を走行径路に引っ掛けることができる。よって、車輪の浮き上がりや機械の転倒を防止できる。
(A)は本実施形態の脱輪・落下防止装置10を設けた天井クレーン1の概略正面図であって、(B)は本実施形態の脱輪・落下防止装置10の概略拡大説明図である。 本実施形態の脱輪・落下防止装置10の作動状態の概略説明図であり、(A)は接触部材12とランウェイガーダGとが接触した状態であって接触部材12が後退していない状態であり、(B)は接触部材12とランウェイガーダGとが接触した状態であって接触部材12が後退した状態である。 本実施形態の脱輪・落下防止装置10を設けた天井クレーン1がランウェイガーダG上に設けられたレールR上に載せられている状態の概略説明図である。
本実施形態の脱輪・落下防止装置は、走行径路を車輪によって走行する機械に取り付けられ、車輪の脱輪や機械の落下を防止するためのものであり、車輪の回転軸方向から力が加わった場合でも車輪が走行径路から脱輪したり機械が落下したりすることを防止できるようにしたことに特徴を有している。
さらに、本実施形態の脱輪・落下防止装置は、車輪の浮き上がりや機械の転倒も防止できるようにしたことに特徴を有している。
本実施形態の脱輪・落下防止装置が設けられる機械は、走行径路上を車輪(鉄製車輪やウレタン車輪等)によって走行する機械であればよく、とくに限定されない。例えば、天井クレーンや門型クレーン、片門型クレーン等であって車輪によって走行径路を走行する機械を挙げることができる。
本実施形態の脱輪・落下防止装置が走行する走行径路は、車輪が脱輪し機械が落下する可能性が有る径路であって、走行径路における車輪の走行面より下方に後述する引っ掛け部材が係合できる部分を有するものであればよく、とくに限定されない。例えば、側方に張り出した部分がある頭部を有するレールや、側方に張り出した部分がある頂板を有するランウェイガーダ等を走行径路として挙げることができる。
なお、レールが走行径路となる場合には、走行径路は、レールが設置されている設備(例えばランウェイガーダ等)も含む概念になる。つまり、特許請求の範囲にいう本実施形態の脱輪・落下防止装置の接触部材が接触する走行径路や、本実施形態の脱輪・落下防止装置の引っ掛け部材が引っ掛かる走行径路に、レールが設置されている設備(例えばランウェイガーダ等)も含まれる。
以下では、代表として、本実施形態の脱輪・落下防止装置を、側方に張り出した部分がある頂板を有するランウェイガーダ上を走行する天井クレーンに採用した場合を説明する。また、以下で説明する天井クレーンの各部構造は一般的な構造を示しており、本実施形態の脱輪・落下防止装置を採用する天井クレーンの構造は、以下の構造に限定されない。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
<天井クレーン1>
図1において符号Gは、工場や倉庫等の建物の天井に設けられたランウェイガーダを示している。図1(B)において符号GPはランウェイガーダGの頂板を示している。また、符号1は、一対のランウェイガーダG,G間に設けられた天井クレーンを示している。この天井クレーン1は、走行部2を介して一対のランウェイガーダG,G上に載せられている。具体的には、天井クレーン1の走行部2は、つば付車輪やつばの無い車輪等の公知の車輪3が回転可能に設けられており、この車輪3はランウェイガーダG上に載せられている。
天井クレーン1が上記のような走行部2を有しているので、走行部2の車輪3を転動させてランウェイガーダG上を移動させれば、天井クレーン1をランウェイガーダGの長手方向(図1では紙面に垂直な方向)に沿って移動させることができる。
なお、天井クレーン1は、側方に張り出した部分がある頭部を有するレールR上を車輪3が走行するようになっていてもよい(図3参照)。かかるレールR上を走行する場合には、本実施形態の脱輪・落下防止装置10に加えて、車輪3としてつば付き車輪を使用すれば脱輪や機械の落下を防止する効果を高くできる。
<本実施形態の脱輪・落下防止装置10>
さて、本実施形態の脱輪・落下防止装置10を説明する。
なお、図1(A)において天井クレーンにおける右側に位置する走行部2に設けられた脱輪・落下防止装置10と、左側に位置する走行部2に設けられた脱輪・落下防止装置10は実質的に左右対称の構造を有しており、左右対称の構造である点を除き実質的に同じ作動をする。したがって、以下の説明では、左側に位置する走行部2に設けられた脱輪・落下防止装置10を代表として、本実施形態の脱輪・落下防止装置10の構造を説明する。
図1(A)に示すように、天井クレーン1の走行部2には、本実施形態の脱輪・落下防止装置10が設けられている。図1および図2に示すように、本実施形態の脱輪・落下防止装置10は、本体部11と、接触部材12と、接触部材12を進退可能に保持する移動機構15と、車輪3のランウェイガーダGの頂板GPに引っ掛ける引っ掛け部材20と、を備えている。
<本体部11>
図1および図2に示すように、本体部11は天井クレーン1の走行部2に固定される部材である。この本体部11は、板状の保持部11aと、保持部11aの背面に保持部11aと略直交するように配置された支持板11bとによって、略T字状に形成されている。
この本体部11の保持部11aは、接触部材12を保持する移動機構15と、引っ掛け部材20が設けられる部材である。この保持部11aは、その上部が天井クレーン1の走行部2に連結されており、その下端部が天井クレーン1の走行部2の下方まで延びている。具体的には、保持部11aは、その上部を天井クレーン1の走行部2に取り付けた状態で天井クレーン1がランウェイガーダG上に載せられると、その下端がランウェイガーダGの頂板GPの側方(図1(B)、図2では左側)かつ下端に位置するように設けられている。
なお、本体部11の構造は上記構造に限られない。接触部材12をランウェイガーダGの頂板GPに衝突させることができ引っ掛け部材20をランウェイガーダGの頂板GPに引っ掛かけることができるように、移動機構15や引っ掛け部材20が取り付けられる構造を本体部11は有していればよい。また、接触部材12がランウェイガーダGの頂板GPに衝突したり、引っ掛け部材20がランウェイガーダGの頂板GPに引っ掛かったりしても損傷しない程度の剛性を本体部11は有していればよい。
<接触部材12および移動機構15>
図1および図2に示すように、本体部11の保持部11aの下部には、移動機構15が設けられている。この移動機構15は、保持部11aの背面側に設けられた中空なケース15aを有している。このケース15aは、保持部11aに設けられた貫通穴hを介して、内部の空間が保持部11aの前面側と連通されている。この貫通穴hは、本体部の保持部11aを天井クレーン1の走行部2に取り付けた状態において、車輪3の回転軸方向とほぼ平行になるように設けられている。この貫通穴hには、移動機構15の軸15sがその先端部を保持部11aの前面側に突出させた状態で移動可能に配置されている。つまり、貫通穴hの軸方向(図1(B)および図2では左右方向)に沿って、言い換えれば、車輪3の回転軸方向に沿って移動可能となるように軸15sは設けられている。なお、軸15sは、その後端部がケース15aの後端から突出するように配置されており、ケース15aの後端から突出している部分にはストッパー15cが設けられている。このストッパー15cは、軸15sが一定以上保持部11aの前面側から突出しないように制限するものである。
このケース15a内には吸収部16が設けられている。この吸収部16は、軸15sに対して後端側に移動させるような力が加わると、その力を吸収するものである。この吸収部16は、例えば、皿バネや糸巻きバネなどであり、軸15sに設けられたフランジ部fとケース15aの後端内面の間に配置されている。したがって、軸15sに対して後端側(図1(B)では左方向)に移動させるような力が加わると吸収部16が収縮して力を吸収でき、力が除去されると吸収部16の復元力によって軸15sを先端側に移動させて元の状態(つまり、力が加わる前の状態)に戻すことができる。
この軸15sの先端には、接触部材12が設けられている。つまり、接触部材12は、移動機構15によって車輪3の回転軸方向に沿って進退可能に設けられている。この接触部材12は、本体部11を天井クレーン1の走行部2に取り付けた状態で天井クレーン1がランウェイガーダG上に載せられると、ランウェイガーダGの頂板GPの側方に位置するように設けられている。この接触部材12の前側、つまり、ランウェイガーダGの頂板GP側には、ランウェイガーダGの頂板GPに接触する接触面12fが設けられている。具体的には、接触部材12の接触面12fは、本体部11を天井クレーン1の走行部2に取り付けた状態で天井クレーン1がランウェイガーダG上に載せられると、その上下端の間にランウェイガーダGの頂板GPが位置するように設けられている。この接触部材12は、例えば板状の部材で形成することができるが、上述するような接触面12fを有していればその形状や構造はとくに限定されない。
なお、天井クレーン1の走行部2に本体部11を取り付けた状態で天井クレーン1をランウェイガーダG上の所定の位置に載せると、接触部材12の接触面12fとランウェイガーダGの頂板GPの側端縁との間に隙間が形成されるように、接触部材12は設けられている。つまり、接触部材12は、通常は、接触面12fとランウェイガーダGの頂板GPの側端縁との間に、天井クレーン1の走行の邪魔にならない(つまり、ランウェイガーダGの頂板GPの側端縁等と接触しない)程度の隙間ができるように設けられている。しかも、その隙間が、車輪3がランウェイガーダGの頂板GPから脱輪するまえに、接触部材12の接触面12fがランウェイガーダGの頂板GPの側端縁と接触する程度の距離となるように、接触部材12は設けられる。この隙間、つまり、接触部材12の接触面12fからランウェイガーダGの頂板GPの側端縁までの距離は、例えば、20〜100mm程度が好ましいが、車輪3の幅およびランウェイガーダGの頂板GPの幅に応じて適切に設定すればよい。例えば、車輪3の幅が125mm、レールRの幅が65mmの場合であれば、接触部材12の接触面12fとランウェイガーダGの頂板GPとの距離は50mm程度が好ましい。
ここでいう、天井クレーン1をランウェイガーダG上の所定の位置に載せるとは、天井クレーン1の車輪3をランウェイガーダG上の頂板GP上で安定して走行させることができる位置に載せることを意味している。例えば、天井クレーン1の車輪3の幅方向(車輪3の回転軸方向)の中間線と、ランウェイガーダG上の頂板GPの幅方向(車輪3が走行する方向と直交する方向)の中間線と、がほぼ一致するように天井クレーン1をランウェイガーダG上に載せた状態が該当する。
また、上述した「天井クレーン1をランウェイガーダG上の所定の位置に載せる」には、天井クレーン1の車輪3がレールR上を走行する場合において、レールR上において天井クレーン1を安定して走行させることができる位置に載せることも含んでいる。
さらに、天井クレーン1の車輪3がレールR上を走行する場合には、接触部材12の接触面12fは、レールRが設置されている設備(例えばランウェイガーダG)と接触する。したがって、上述した接触部材12の接触面12fとランウェイガーダGの頂板GPの側端縁との間の隙間には、天井クレーン1の車輪3がレールR上を走行する場合において、レールRが設置されている設備との隙間も含んでいる。
<引っ掛け部材20>
図1および図2に示すように、本体部11の保持部11aの前面には、引っ掛け部材20が設けられている。この引っ掛け部材20は、本体部11を天井クレーン1の走行部2に取り付けた状態で天井クレーン1がランウェイガーダG上に載せられると、ランウェイガーダGの頂板GPの下端よりも下方に位置するように、保持部11aの前面に立設されている。接触部材12において引っ掛け部材20と対応する位置には貫通孔12hが設けられており、接触部材12が後退すると、引っ掛け部材20の第一端部20aが貫通孔12hを挿通するように設けられている(図2(B)参照)。より詳しくいえば、軸15sを軸方向に移動させるような力が加わっていない状態(図2(A)参照)の接触部材12に対して、接触部材12が一定以上(例えば10〜30mm程度)後退すると(図2では左方向に移動すると)、引っ掛け部材20は、その第一端部20aが接触面12fよりも突出するように設けられている(図2(B)参照)。しかも、車輪3が走行径路(ランウェイガーダGの頂板GP)から外れる(脱輪する)まえに、接触部材12の接触面12fからある程度の長さが突出するように引っ掛け部材20は設けられている。
<本実施形態の脱輪・落下防止装置10>
本実施形態の脱輪・落下防止装置10は以上のような構造を有するので、以下のように作動する。なお、図1(A)において天井クレーンにおける右側に位置する走行部2に設けられた脱輪・落下防止装置10と、左側に位置する走行部2に設けられた脱輪・落下防止装置10は実質的に左右対称の構造を有しており、左右対称の構造である点を除き実質的に同じ作動をする。したがって、以下の説明では、左側に位置する走行部2に設けられた脱輪・落下防止装置10を代表として、本実施形態の脱輪・落下防止装置10の作動を説明する。
まず、図1(B)に示すように、本実施形態の脱輪・落下防止装置10の本体部11が天井クレーン1の走行部2に取り付けられているとする。具体的には、天井クレーン1をランウェイガーダG上の所定の位置に載せると、接触部材12の接触面12fがランウェイガーダGの頂板GPの左側方に位置し、わずかに隙間を空けた状態となるように取り付けられているとする。この場合、天井クレーン1の走行部2がランウェイガーダGの軸方向(図1(B)では紙面と直交する方向)に沿って正常に移動していれば、接触部材12とランウェイガーダGは接触しない状態で、天井クレーン1は移動する。
一方、地震等によって、車輪3の回転軸方向に沿って天井クレーン1を右方向(図2では矢印Aの方向)に移動させる力が加わると、ランウェイガーダGの頂板GPに接触部材12の接触面12fが接触する。すると、接触部材12を左方向に移動させる力が加わるので、この力が接触部材12から軸15sのフランジfを介して吸収部16に加わる。すると、吸収部16は接触部材12の移動抵抗となる。天井クレーン1を移動させる力がそれほど大きくない場合には、吸収部16が収縮しなくても、吸収部16の抵抗だけで天井クレーン1の移動を停止することができる。したがって、天井クレーン1の車輪3がランウェイガーダGから脱輪することを防止することができる。
一方、天井クレーン1を移動させる力が大きい場合には、ランウェイガーダGの頂板GPに接触部材12の接触面12fが接触した後も、接触部材12と天井クレーン1はさらに右方向に移動する。すると、接触部材12を左方向に移動させる力が加わるが、吸収部16が収縮することによってンウェイガーダGの頂板GPから接触部材12の接触面12fに加わる力を吸収することができる。したがって、天井クレーン1の移動を制限するととともに、ランウェイガーダGと接触部材12との接触により発生する衝撃を軽減することができる。
また、接触部材12および天井クレーン1の移動量が一定以上になると、接触部材12の貫通孔12hに引っ掛け部材20の第一端部20aが挿通され、引っ掛け部材20の第一端部20aが接触部材12の接触面12fから突出する(図2(B)参照)。引っ掛け部材20はランウェイガーダGの頂板GPよりも下方に位置するように設けられているので、接触部材12の接触面12fから突出した引っ掛け部材20の第一端部20aはランウェイガーダGの頂板GPの下方に配置される。すると、車輪3を浮き上がらせたり天井クレーン1を転倒させたりするような力が加わっても、引っ掛け部材20の第一端部20aがランウェイガーダGの頂板GPに引っ掛かるので、車輪3の浮き上がりや天井クレーン1の転倒も防止できる。
以上のように、本実施形態の脱輪・落下防止装置10を設けておけば、車輪3の回転軸方向に沿って天井クレーン1を移動させる力が加わっても、天井クレーン1の車輪3がランウェイガーダGから脱輪したり天井クレーン1が落下したりすることを防止することができる。
しかも、ランウェイガーダGの頂板GPと接触部材12の接触面12fとが接触した際の衝撃力を吸収部16で吸収できるので、衝撃力に起因する天井クレーン1やランウェイガーダGの損傷を防止できる。
また、引っ掛け部材20をランウェイガーダGの頂板GPに引っ掛けることができるので、車輪3を浮き上がらせたり天井クレーン1を転倒させたりするような力が加わっても、車輪3の浮き上がりや天井クレーン1の転倒も防止できる。
なお、地震等が収まり天井クレーン1を移動させる力がなくなり接触部材12から加わっていた力がなくなると、吸収部16の復元力によって接触部材12は元の状態(つまり、力が加わる前の状態)に復帰するようになっている。つまり、天井クレーン1を移動させる力がなくなると、本実施形態の脱輪・落下防止装置10は、ランウェイガーダGの頂板GPと接触部材12の接触面12fとが接触する前の状態に復帰する。したがって、地震等によって天井クレーン1を移動させる力がある程度の範囲内であれば、本実施形態の脱輪・落下防止装置10や天井クレーン1等の修理などを行わなくても、操業できる状態に天井クレーン1を復帰させることができる。
<移動機構15ついて>
上記例では、移動機構15は、保持部11aに設けられた貫通穴hに軸15sが挿通されている場合を説明した。しかし、移動機構15の軸15sは必ずしも保持部11aに設けられた貫通穴hに挿通されていなくてもよい。軸15sの先端部が保持部11aの前面から前方に位置し、かつ、軸方向に沿って移動できるように設けられていればよい。例えば、ケース15aの前面が保持部11aの前面とほぼ面一になるように、移動機構15を保持部11aに設置してもよい。
また、移動機構15は、接触部材12を進退させることができ、接触部材12に加わる力を吸収できる機能と、力が除去された際に元の状態に復元する機能と、を有しているのであれば、必ずしも上述したような構造としなくてもよい。例えば、シリンダロッドが保持部11aの前面から突出するように配設された一般的な油圧ダンパ等を移動機構15として使用することができる。
移動機構15としてダンパを使用する場合には、一般的な油圧ダンパ等などのように、力が除去された際に元の状態に戻すためのある程度の反力を発生させるものだけでなく、力が加わると変形するが力が除去されても強い反力は発生させず徐々に元の形状に復帰するようなものを採用してもよい。
さらに、移動機構15としてダンパを使用する場合には、接触部材12がランウェイガーダGの頂板GPに接触した際に、触部材12に加わる力に応じた量だけ収縮するもの(例えば、リニアタイプのダンパ)に限らず、所定の力が加わるまでは収縮量が少なく、所定の力以上の力が加わると大きく収縮して力を吸収する機能を発揮するようなもの(例えば、バイリニアタイプのダンパ)を使用してもよい。この場合、天井クレーン1に対して(言い換えれば接触部材12に対して)加わる力が所定の力よりも小さい場合には、本実施形態の脱輪・落下防止装置10に従来のラグと同等の機能を発揮させることができる一方、天井クレーン1に対して加わる力が所定の力よりも大きくなった場合には、その力を移動機構15によって吸収することができる。かかる移動機構15を使用すれば、天井クレーン1に対して加わる力が小さい状態から移動機構15が力を吸収する場合に比べて、天井クレーン1の脱輪や落下を防止しやすくなる。
<吸収部16ついて>
移動機構15の吸収部16は、必ずしも力が除去された際に元の状態に復元する機能を有していなくてもよく、力が加わると変形するが元の形状に復帰しないものを採用してもよい。
<引っ掛け部材20>
引っ掛け部材20の長さはとくに限定されない。上述したように、ランウェイガーダGの頂板GPと接触部材12の接触面12fとが接触してから、車輪3が走行径路(ランウェイガーダGの頂板GP)から外れる(脱輪する)まえに、接触部材12の接触面12fからある程度の長さが突出するように設けられていればよい。ある程度の長さとは、ランウェイガーダGの頂板GPと引っ掛け部材20の第一端部20aとの引っ掛かりが外れない程度の長さを意味している。具体的には、ランウェイガーダGの頂板GPと引っ掛け部材20の第一端部20aとが引っ掛かった状態で、車輪3の浮き上がりや天井クレーン1の転倒を発生させるような力が発生しても、ランウェイガーダGの頂板GPと引っ掛け部材20の第一端部20aとの引っ掛かりが外れない程度の長さを意味している。この長さは、車輪3の幅と走行径路の幅(つまり、ランウェイガーダGの頂板GPの幅やレールRの幅)に応じて適切な長さを採用することができる。例えば、車輪3の幅を125mm、レールRの幅を65mmとする。そして、天井クレーン1をレールR上の所定の位置に載せた状態で、接触部材12の接触面12fとレールRが設置されているランウェイガーダGの頂板GPとの距離が50mmであるとする。この場合には、引っ掛け部材20がレールRの頭部に引っ掛かる長さ(つまり、接触部材12の接触面12fから突出する長さ)を45mm以下とすれば、車輪3がレールRから脱輪する前に、引っ掛け部材20の第一端部20aをレールRの頭部に引っ掛けることができる。
引っ掛け部材20の形状もとくに限定されず、その断面は円形でもよいし矩形でもよい。とくに、横方向(ランウェイガーダGの伸びる方向)に長い長方形状とすれば、引っ掛け部材20の第一端部20aとランウェイガーダGの頂板GPとの接触面積(つまり両者が係合する量)を大きくできるので、引っ掛け部材20の第一端部20aをランウェイガーダGの頂板GPに安定して引っ掛けることができる。
引っ掛け部材20は、上述したように、接触部材12に設けられた貫通孔12hに挿通するように配置しておけば、引っ掛け部材20に加わる力、つまり、天井クレーン1の走行部2を上方に持ち上げるような力を、接触部材12を介して移動機構15にも負担させることができる。この場合、接触部材12の貫通孔12hに引っ掛け部材20の第一端部20aが挿入されたときに、接触部材12の貫通孔12hの上面と引っ掛け部材20の第一端部20aの上面とが面接触した状態となるように、接触部材12の貫通孔12hおよび引っ掛け部材20の第一端部20aが形成されていることが望ましい。
引っ掛け部材20は、接触部材12の貫通孔12hに第一端部20aが挿通されるようになっていなくてもよい。引っ掛け部材20は、その第一端部20a(先端部)が接触部材12の接触面12fよりも突出し、かつ、ランウェイガーダGの頂板GPによりも下方に位置するように設けられていればよい。例えば、引っ掛け部材20を接触部材12の下端よりも下方に位置するように設けてもよい。
また、引っ掛け部材20は、1本だけ設けてもよいし、2本以上設けてもよい。複数本の引っ掛け部材20を設ければ、天井クレーン1の走行部2を上方に持ち上げるような力が大きくても、天井クレーン1の転倒などをより安定して防止できる。また、引っ掛け部材20がランウェイガーダGの頂板GPに引っ掛かったときに、各引っ掛け部材20の加わる力を低減できるの、引っ掛け部材20の損傷を防止しやすくなる。
また、2本以上の引っ掛け部材20を設ける場合には、天井クレーン1の走行方向に沿って間隔をあけて並ぶように設けてもよい。この場合、隣接する引っ掛け部材20の間隔(天井クレーン1の走行方向に沿った長さ)がランウェイガーダGに設けられている障害物の幅(天井クレーン1の走行方向に沿った幅)よりも長くなっていることが望ましい。すると、引っ掛け部材20の第一端部20aが接触部材12から突出したときに、引っ掛け部材20が障害物と干渉して、引っ掛け部材20の第一端部20aがランウェイガーダGの頂板GPの下方に配置できなくなることを防止できる。ここでいう障害物とは、引っ掛け部材20がランウェイガーダGの頂板GPの下方に位置する際に障害となる構造物を意味している。例えば、ランウェイガーダGの縦リブ(縦方向に延びるリブ)やレールRとランウェイガーダGの頂板GPを固定しているフックボルト、工場設備用配管などを意味している。
本発明の脱輪・落下防止装置は、車輪によってレールやランウェイガーダ上を走行する機械、例えば、天井クレーンや門型クレーン、片門型クレーン等の脱輪・落下防止装置として適している。
1 天井クレーン
2 走行部
3 車輪
10 脱輪・落下防止装置
11 本体部
12 接触部材
12f 接触面
12h 貫通孔
15 移動機構
15s 軸
16 吸収部
20 引っ掛け部材
20a 第一端部
G ランウェイガーダ
GP 頂板
R レール

Claims (5)

  1. 車輪によって走行する機械の脱輪・落下防止装置であって、
    該脱輪・落下防止装置が、
    前記車輪の走行径路の側方に配置された、該車輪の走行径路と接触する接触面を有する接触部材と、
    該接触部材に連結され前記車輪の回転軸方向に沿って該接触部材を進退可能に保持する移動機構と、
    第一端部を車輪の走行径路に引っ掛ける引っ掛け部材と、を備えており、
    前記移動機構は、
    前記接触部材が後退する方向の力を吸収する吸収部を有しており、
    前記引っ掛け部材は、
    前記接触部材が後退すると前記第一端部が接触面よりも突出するように配設されている
    ことを特徴とする脱輪・落下防止装置。
  2. 前記引っ掛け部材が、
    前記車輪の走行方向に沿って間隔を開けて複数本設けられており、
    該複数本の引っ掛け部材は、
    前記車輪の走行方向に沿った方向における隣接する引っ掛け部材の間隔が、前記引っ掛け部材を走行径路に引っ掛ける際に障害となる障害物の車輪の走行方向に沿った長さよりも長くなるように配設されている
    ことを特徴とする請求項1記載の脱輪・落下防止装置。
  3. 前記吸収部が、
    前記車輪の回転軸方向に沿って前記接触部材に加わる力が除去されると、該接触部材を元の状態に復帰させる機能を有している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の脱輪・落下防止装置。
  4. 前記接触部材の接触面には、
    前記接触部材が後退すると前記引っ掛け部材が挿通される貫通孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の脱輪・落下防止装置。
  5. 前記車輪の走行径路がランウェイガーダであり、
    前記引っ掛け部材は、
    前記ランウェイガーダの頂板よりも下方に位置するように設けられている
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の脱輪・落下防止装置。
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