JP3163379U - 車輪組立体を備えた工場設備 - Google Patents

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慧男 永田
慧男 永田
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Abstract

【課題】 工場設備が作業者の歩行に支障が生じない大きさの間隔をおかれた軌条間を脱輪することなく移動できるようにすること。【解決手段】 工場設備(10)は、工場等の固定作業床(12)に設置された軌道(16)であって、その軸線方向及び該軸線方向に対して直角をなす横断方向へ間隔を置かれた複数の軌条(14)からなる軌道と、該軌道上に移動可能に配置された複数の車輪組立体(18)と、該車輪組立体に支持されたクレーン(20)とを備えている。各車輪組立体は、前記軌条の軸線方向に間隔を置いて前記軌条の上面に配置された少なくとも3つの車輪(26)を有し、隣り合う車輪の間隔(L2及びL3)は、前記軌条の前記軸線方向の間隔(L1)より大きい。【選択図】図1

Description

本考案は、クレーン、リフト、作業床等(以下「クレーン等」という。)を備えた可動の工場設備に関する。
工場は、一般に、クレーン等を備えた可動の工場設備を備え、種々の作業に使用している。この工場設備には、作業床に配置された対をなす複数の軌条からなる軌道と、該軌道に載る複数の車輪組立体と、該車輪組立体に支持されたクレーン等を備えるものがある。各車輪組立体は、前記軌条の軸線方向に間隔をおいて配置された前後一対の車輪を備えている。
特開2002−37585号公報
例えばクレーンで作業をする際、該クレーンを備えた工場設備は作業床面に設置された軌道の上を移動する。ところで、この作業床面に設置された軌道のために、工場の作業者は、該軌道を横切る方向への自由な移動を妨げられる。このため、軌道を横切る作業者の歩行に支障が生じない大きさの間隔を軌条間に該軌条の軸線方向の間隔(隙間)として設ける必要がある。
しかし、この隙間を前記軌条間に設けたとき、前記車輪組立体の車輪が前記隙間で脱輪し、前記工場設備は移動できなくなるおそれがある。このため、前記工場設備は、前記車輪組立体の車輪の脱輪を防止すべく、前記車輪の直径を大きくするか又は前記隙間を小さくする必要がある。
しかし、前記車輪の直径を大きくすると前記工場設備が大型化し、該車輪を駆動回転させるために大きな駆動力が必要となる。また、前記軌条間の隙間を小さくすると軌道を横切る作業者の歩行に支障が生じる。
このため、前記工場設備は、作業者の歩行に支障が生じない大きさの隙間が設けられた軌条間を移動するとき、脱輪しないようにする必要がある。
したがって、本考案の目的は、工場設備が作業者の歩行に支障が生じない大きさの間隔をおかれた軌条間を脱輪することなく移動できるようにすることにある。
本考案は、この目的を達成するために、複数対の軌条からなる軌道上に移動可能に配置された複数の車輪組立体のそれぞれに3つ以上の車輪を設け、隣り合う車輪の間隔を前記軌条間の隙間より大きくすることを基本構想とする。
本考案に係る工場設備は、工場の作業床に設置された軌道であって、その軸線方向へ間隔(隙間)を置かれた複数対の平行な軌条からなる軌道と、該軌道上に移動可能に配置された複数の車輪組立体と、該車輪組立体に支持されたクレーン等とを備える。各車輪組立体は、前記軌条の軸線方向に間隔を置いて前記軌条の上に配置された少なくとも3つの車輪を有し、隣り合う車輪の間隔は、前記軌条の前記軸線方向の間隔より大きい。
前記車輪組立体は、さらに、前記隣り合う車輪の間に1又は2以上の車輪を備える。前記車輪組立体の少なくとも1つは、前記車輪の少なくとも1つを駆動する駆動機構を備え、該駆動機構は、駆動源と、該駆動源の駆動力を前記車輪に伝達するチェーンと、前記車輪に設けられかつ前記チェーンに係合されたスプロケットとを備える。
前記軌条は、該軌条の端部の上部分に面取りを施す。
本考案によれば、工場設備は、車輪組立体の車輪の1つが軌条間の隙間に位置するとき、隣り合う他の車輪の間隔が軌条間の隙間より大きいことから、前記軌条上に残って該軌条に支持される。このため、前記1つの車輪は軌条間の隙間の落ち込む脱輪を生じることはない。
本考案に係る工場設備は軌条間の隙間を脱輪せずに移動することができるから、前記軌条間の隙間を横切る作業者の歩行に支障が生じない大きさとすることができ、作業者は軌道を横切る方向へ自由に移動することができる。
また、本考案は、車輪組立体が軌条の軸線方向の隙間を越えて移動するとき、軌条の端部の上部分に施された面取りにより、車輪と軌条との接触の衝撃を小さくし、車輪の円滑な隙間通過を保証する。
本考案に係る工場設備の側面図。 本考案に係る工場設備の左端面図。 本考案に係る工場設備の車輪組立体の拡大側面図。 本考案に係る工場設備の車輪組立体の拡大端面図。
図1を参照するに、本考案に係る工場設備10は、工場の屋内作業場の床面12に設置された複数対の軌条14からなる軌道16と、該軌道上に移動可能に配置された複数の車輪組立体18と、該車輪組立体に支持されたクレーン20とを備えている。
複数の軌条14は、図1ないし図3に示すように平行に配置され、間隔(隙間)L1を有している。隙間L1は、歩行者の軌道16の横断方向への歩行に支障がない大きさである。このため、隙間L1は、作業者の軌道16の横断方向への自由な移動を保証する。
軌条14は、図1及び図3に示すように、その端部の上部分に面取り22が施されている。
車輪組立体18は、フレーム24と、該フレームに回転可能に支承された、軌条14に載る3つ以上の車輪26を備える。説明の便宜のために、図面の左右方向の右から順に第1の車輪28、第2の車輪30、第3の車輪32とする。第2の車輪30は、第1の車輪28に対して間隔L2を隔てて軌条14の上面に配置されている。第3の車輪32は、第2の車輪に対して第1の車輪と反対側に間隔L3を隔てて軌条14の上面に配置されている。間隔L2及び間隔L3のそれぞれは、軌条14の軸線方向の隙間L1より大きくされている。図示の例では、間隔L2は、間隔L3と同じ間隔にされている。しかし、間隔L2は、間隔L3より大きくても小さくてもよい。また、車輪組立体18は、隣り合う車輪26の間に1又は2以上の車輪を備えてもよい(図示せず)。
クレーン20は、各車輪組立体18の上部に配置された柱34に支持された支持体36の下部に配置されている。
図3及び図4を参照するに、車輪組立体18は、駆動機構38を備える。駆動機構38は、モーター40と、スプロケット42と、チェーン44と、可逆制御装置(図示せず)とを備える。モーター40は、フレーム24の上部にボルト46及びナット48で取り付けられている。スプロケット42は、車輪26の軸部50に固定されている。モーター40は、チェーン44を介してスプロケット42に駆動力を伝達し、車輪26を駆動回転させる。
図示の例では、車輪26の1つにスプロケット42を設けているが、前記車輪の2つ以上に前記スプロケットをそれぞれ設けてもよい。駆動機構38は、車輪組立体18の1つに設けることができ、必要に応じて複数の車輪組立体18に設けることができる。
工場設備10は、その大きさや重量が小さいとき、作業者の人力で移動させることができ、その大きさや重量が大きいとき、車輪組立体18に設けられた駆動機構40によって移動させることができる。
図1のクレーン20に代えて、作業者及び資材等をその上面に乗せて昇降可能なリフト(図示せず)を設けることができる。このリフトは、油圧等の動力により上下方向に駆動することができる。
図1のクレーン20に代えて、作業者がその上面で作業できる作業床(図示せず)を設けることができる。
10 工場設備
12 床面
14 軌条
16 軌道
18 車輪組立体
20 クレーン
22 面取り
26 車輪
38 駆動機構
40 モーター
42 スプロケット
44 チェーン

Claims (5)

  1. 工場の作業床に設置された軌道と、
    該軌道上に移動可能に配置された複数の車輪組立体と、
    該車輪組立体に支持されたクレーン等の手段とを含み、
    前記軌道は、その軸線方向及び該軸線方向に対して直角をなす横断方向へ間隔を置かれた複数の軌条からなり、
    各車輪組立体は、前記軌条の軸線方向に間隔を置いて前記軌条の上面に配置された少なくとも3つの車輪を有し、隣り合う車輪の間隔は、前記軌条の前記軸線方向の間隔より大きい、工場設備。
  2. 前記車輪組立体は、前記隣り合う車輪の間に1又は2以上の車輪を含む、請求項1に記載の工場設備。
  3. 前記車輪組立体の少なくとも1つは、前記車輪の少なくとも1つを駆動する駆動機構を有する、請求項1及び2のいずれか1項に記載の工場設備。
  4. 前記駆動機構は、駆動源と、該駆動源の駆動力を前記車輪に伝達するチェーンと、前記車輪に設けられかつ前記チェーンに係合されたスプロケットとを有する、請求項3に記載の工場設備。
  5. 前記軌条は、該軌条の端部の上部分が面取りされている、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の工場設備。
JP2010005110U 2010-07-30 2010-07-30 車輪組立体を備えた工場設備 Expired - Fee Related JP3163379U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013035666A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Taihei Dengyo Kaisha Ltd 門型走行クレーン
WO2013179386A1 (ja) * 2012-05-29 2013-12-05 Shimizu Yuzo レール式クレーン

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